地域福祉の理論と方法 Ⅰ 担当社会福祉学科教員坂田周一 1. オリエンテーション欧米の地域福祉の源流 <4/18> 教科書第 1 章 2. 日本の地域福祉の発展過程 <4/25> 教科書第 1 章 3. 社会福祉法と地域福祉 <5/2> 教科書第 1 章 4. 地域福祉の基本的考え方 <5/9> 教科書第 2 章 5. 社会福祉士試験過去問研究 (1) 6. 地方自治と地方分権 <5/23> 教科書第 4 章 1 7. 社会福祉法人 社会福祉協議会 <6/6> 教科書第 4 章 2 3 8. 地域福祉計画 <6/13> 教科書第 4 章 1 9. 教科書第 4 章まとめ 小テスト <6/20> 10. コミュニティ オーガニゼーション論の補足 <6/27> 教科書第 13 章 2 節 11. コミュニティソーシャルワーク <7/4> 教科書第 5 章 第 13 章 1 節 12. 共同募金 ( 教科書記載わずか )<7/11> 13. 小テスト未受験者への再テスト 小テスト解説 <7/16 補講として > 14. 民生委員 児童委員 ( 第 4 章第 5 節 ) <7/25> 15. 地域福祉に関する政策の近年の動向 <8/1>
社会福祉士国家試験出題基準 地域福祉の理論と方法 大項目 中項目 1. 地域福祉の基本的考え方 1) 概念と範囲 2) 地域福祉の理念 3) 地域福祉の発展過程 4) 地域福祉における住民参加の意義 5) 地域福祉におけるアウトリーチの意義 2. 地域福祉の主体と対象 1) 地域福祉の主体 2) 地域福祉の対象 3) 社会福祉法 3. 地域福祉に係る組織 団体 及び専門職や地域住民 1) 行政組織と民間組織の役割と実際 2) 専門職や地域住民の役割と実際 4. 地域福祉の推進方法 1) ネットワーキング 2) 地域における社会資源の活用 調整 開発 3) 地域における福祉ニーズの把握方法と実際 4) 地域ケアシステムの構築方法と実際 5) 地域における福祉サービスの評価方法と実際
欧米の地域福祉の源流 教科書 2 頁 救貧法改正 ( 新救貧法 )<1834> 劣等処遇原則 院内救助原則 慈善事業の高まりロント ンに慈善組織協会が設立 <1869> (Charity Organization Society: COS) セツルメントの設置 : ロント ン東地区にハ ーネットがトインヒ ーホールを開設 <1884> COS やセツルメントはアメリカにも普及した COS: ニューヨーク州ハ ッファロー市 <> セツルメント : シカコ 市にシ ェーン アタ ムスがハル ハウスを設置 <1889> これらがケースワーク ク ルーフ ワーク コミュニティオーカ ニセ ーションなどのソーシャルワークに発展した
意義 教科書 3 頁 産業革命以降の近代資本主義の発展とともに拡大した貧困問題やスラムに対する 民間の活動家による地域を基盤とした先駆的な社会福祉実践 公的な制度だけでは対応が難しい問題に対し 先駆的 開発的に地域を基盤として取り組まれた実践として 今日の地域福祉の源流とされる
日本の地域福祉の源流 教科書 3 頁 セツルメント運動 : アメリカの宣教師アタ ムスが岡山博愛会を設立 <1891> 片山潜が東京神田三崎町にキンク スレー ホールを開設 <1897> 民生委員制度の源流となる岡山県済世顧問制度の設置 <1917> 大阪府方面委員制度の設置 <1918> 方面委員令公布 <1936> 慈善事業の組織化としては 中央慈善協会設立 <1908>: 調査 団体相互の連絡 行政との調整などの活動 現在の全国社会福祉協議会の源流
戦後日本の地域福祉 教科書 4 頁 第 2 次世界大戦終了後 1951 年に中央社会福祉協議会が設立 その後 都道府県 市町村社会福祉協議会の組織化が進む アメリカのコミュニティ オーカ ニセ ーション理論が移入され 社会福祉協議会活動の地域組織化の理論基盤となる 社会福祉協議会基本要綱の制定 <1962> 市町村社会福祉協議会に福祉活動専門員の国庫補助制度 <1966>
社会福祉協議会基本要綱教科書 4 頁 1962 年 一定の地域において 住民が主体となり 社会福祉 保健衛生その他生活の改善向上に関連のある公私関係者の参加 協力を得て 地域の実情に応じ 住民の福祉を増進することを目的とする民間の自主的な組織
コミュニティケアへの流れ教科書 4 6 頁
社会福祉法と地域福祉 (1) 教科書 9 頁 社会福祉法 (2000 年 ) 第一条この法律は 社会福祉を目的とする事業の全分野における共通的基本事項を定め 社会福祉を目的とする他の法律と相まつて 福祉サービスの利用者の利益の保護及び地域における社会福祉 ( 以下 地域福祉 という ) の推進を図るとともに 社会福祉事業の公明かつ適正な実施の確保及び社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図り もつて社会福祉の増進に資することを目的とする
社会福祉法と地域福祉 (2) 教科書 9 頁 第 4 条地域住民 社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者は 相互に協力し 福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み 社会 経済 文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるように 地域福祉の推進に努めなければならない
社会福祉法と地域福祉 (3) 教科書 7 頁 第十章地域福祉の推進第一節地域福祉計画 第百七条 ( 市町村地域福祉計画 ) 第百八条 ( 都道府県地域福祉支援計画 ) 第二節社会福祉協議会 第百九条 ( 市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会 ) 第百十条 ( 都道府県社会福祉協議会 ) 第百十一条 ( 社会福祉協議会連合会 ) 第三節共同募金
地域福祉の課題 教科書 21 頁 福祉サービスを必要としている人やその家族が どうしたら地域での自立生活が可能になるのかを家族全体の生活や近隣のソーシャルサポートネットワーク ( 情緒的支援 評価的支援 手段的支援 情報的支援 ) の有無も含めてアセスメントし ( 診断 評価 ) し 求める必要と合意 に基づき支援方針を立て 支援プログラムを作成することが重要 そこではニーズをどう把握するかが大きな実践的 政策的課題になる
地域福祉の推進主体 教科書 9 10 頁 地域福祉は 制度的福祉サービスの提供だけ実現できるものではない 制度的福祉サービス 非制度的福祉サービス 福祉活動 環境 制度改善整備 住民の理解 支援の広がりが必要になる このようなことから 地域福祉を推進する主体については 1 地域住民 2 社会福祉を目的とする事業を経営する者 3 社会福祉に関する活動を行う者の三者に定め 相互に協力し て 地域福祉の推進に努めなければならない と規定された
地域における 教科書 10 頁 新たな支え合い ( 共助 ) 厚生労働省 これからの地域福祉のあり方に関する研究会報告書 (2008 年 3 月 ) 1 制度では拾いきれないニーズや制度の谷間にある者への対応 2 問題解決能力が不十分で 公的サービスがうまく使えない人への対応 3 公的なサービスの総合的な対応の不十分さから生まれる問題 4 社会的排除や低所得の問題 5 知的障害や精神障害の施設 病院からの 地域移行 要請への対応
地域における 新たな支え合い ( 共助 ) の概念について各自 メモを作成しましょう 教科書 10~13 ページ教科書の他の場所にも関連した記述がある (50, 66, 83, 146) 新たな公 とは何か? 新たな支え合いと行政の役割行政と住民の協働による地域福祉推進の条件
生活困窮者自立支援制度 2013 年 12 月成立 生活困窮者自立支援法 2015 年 4 月施行 第 1のセーフティネット : 家族 地域 企業第 2のセーフティネット : 社会保障制度第 3のセーフティネット : 生活保護
第 2 章 1 地域福祉理論の発展と広がり 1 1960 年代の動向 ~2 つの流れ p.36 A. 住民を主体に公私関係者の連携によって 住民の福祉増進を図る考え方 地域組織化活動 ( コミュニティ オーカ ニセ ーション ) 地域社会開発 ( コミュニティ テ ィヘ ロッフ メント ) B. 要援護者の地域生活支援 コミュニティケア 1969 年東京都社会福祉審議会答申 東京都におけるコミュニティケアの進展について この二つの流れの統合化が以後の課題となった
地域福祉理論のはじめての体系化 岡村重夫の地域福祉理論の確立 岡村重夫 ( おかむらしげお ) p.36~37 1963 年 社会福祉学 ( 各論 ) 1 地域性の原則 2 福祉性の原則 1970 年 地域福祉研究 1 地域組織化 2 予防的社会福祉サービス 3コミュニティケア 4 収容保護サービス 1974 年 地域福祉論 1 直接的具体的援助活動としてのコミュニティケア 2コミュニティケアを可能にするための地域組織化活動 地域福祉組織化活動 3 予防的社会福祉
1970 年前後の政府審議会文書 1969 年国民生活審議会 コミュニティ 生活の場における人間性の回復 生活の場において, 市民としての自主性と責任を自覚した個人および家庭を構成主体として, 地域性と各種の共通目標をもった, 開放的でしかも構成員相互の信頼感のある集団 1971 年中央社会福祉審議会 コミュニティ形成と社会福祉 コミュニティ とは, 地域社会という生活の場において, 市民としての自主性と主体性と責任とを自覚した住民によって, 共通の地域への帰属意識と共通の目標をもって, 共通の行動がとられようとする地域社会の条件であり, またこれを支えるその態度のうちに見出されるものである 生活環境を等しくし, かつ, それを中心に生活を向上せしめようとする方向に一致できる人々が作り上げる地域集団活動にこそ, コミュニティが醸成される
地域福祉論の展開 1970 80 年代 右田紀久恵 ( うだきくえ ) 1973 年 現代の地域福祉 三浦文夫 1977 年 地域福祉論 全国社会福祉協議会 1979 年 在宅福祉サービスの戦略 永田幹夫 1981 年 地域福祉組織論 1 在宅福祉サービス 2 環境改善サービス 3 組織活動の 3 要素 p.38
4. 地域福祉論の新たな展開 深化 1990 年代以降の動向 1990 年福祉関係八法改正 p.39 市町村中心の福祉サービス体制 自治型地域福祉論 ( 右田紀久恵 ) コミュニティソーシャルワーク理論 ( 大橋謙策 ) 地域福祉論の四つの志向性 ( 岡本栄一 :2002) 1 福祉コミュニティ 地域主体志向 2 在宅福祉志向 3 政策制度 ( 自治 ) 志向 4 住民の主体形成参加志向
第 2 章第 2 節 p.44 地域自立生活支援と地域福祉の理念 地域福祉の考え方自立困難な 福祉サービスを必要としている個人および家族が 地域において自立生活が可能になるように在宅福祉サービスと保健 医療 その他関連サービスとを有機的に結び付けるとともに 近隣住民等によるソーシャルサポートネットワークを組織化し 活用し 必要なサービスをその個人および家族の主体的生活 主体的意欲を尊重しつつ 求めと必要と合意 に基づき統合的に提供し支援する活動であり その営みに必要な住宅 都市構造等の物理的環境の整備 ともに生きる精神的環境醸成とを有機化し 統合的に展開すること
地域福祉計画 p.78~79 広義には 地域の福祉計画といった意味で 幅広く使われた言葉 例 1: 地域福祉計画 全社協 (1982 年 ) 例 2: 東京都地域福祉推進計画 (1991 年 ) 狭義には 社会福祉事業法から社会福祉法への改正 (2000 年 ) の際に法制化された計画を指す 社会福祉法第 107 条 第 108 条
社会福祉法の地域福祉計画条文
地域福祉計画 支援計画の考え方と実 際 ( 地域福祉計画に関する調査研究報告書 2002 全社協) p.83 〇共通理念 方針として 地域の個別性の尊重 利用者主体 ネットワーク 公民協働 住民参加 計画に記載される事項 教科書 表 4-1 (p.84) 参照
これからの地域福祉のあり方に関す る研究会報告書 ( 厚生労働省 2008 年 ) 〇地域福祉の要素 p.83~86 住民主体を確保する条件があること 地域の生活課題発見する方策があること 適切な圏域を単位としていること 情報共有 活動拠点 活動資金 コーテ ィネーター 活動の核となる人材 後継者の確保 住民地域福祉活動の基盤整備
共同募金 ( 社会福祉法の規定 )
コミュニティソーシャルワーク 第 5 章 社会福祉士試験の事例問題を手掛かりに 第 26 回 (2013 年度 ) 問題 34(1 4) 問題 38(3) 第 27 回 (2014 年度 ) 問題 34(3 5) 問題 35(1 4) 第 28 回 (2016 年度 ) 問題 37(2 4) 問題 40(4 5) イギリスのバークレー報告 (1982 年 ) の影響教科書 p.316
共同募金の歴史
共同募金実績の年次推移
募金方法別実績 (2014 年度 )
共同募金の 都道府県別実績 (2014 年度 )
共同募金の助成分野
共同募金の法的根拠 社会福祉法 テキスト p.9, p.232
共同募金の認可
共同募金 : 配分委員会
共同募金 : 準備金
共同募金の配分と募金計画
共同募金 : 結果の公告
共同募金 : 解散命令等
民生委員 児童委員 テキスト p.116~123 民生委員制度の起源 1917( 大正 6) 年 : 岡山県の済世顧問制度 ( 岡山県知事笠井信一 ) 翌年大阪府で方面委員制度がつくられた ドイツのエルバーフェルト制度を参考に小河滋次郎が考案 1936( 昭和 11) 年には方面委員令が制定されたことで全国的な制度になった 第 2 次世界大戦後の1946( 昭和 21) 年 民生委員令により方面委員は民生委員と改称され 市町村長の補助機関として生活保護 ( 公的扶助 ) 実施体制の一翼を担った 1947( 昭和 22) 年 児童福祉法制定により民生委員が児童委員を兼務することとなる 1948( 昭和 23) 年 民生委員法制定 1953 年の改正により 行政機関の補助機関から協力機関に変更された 1993( 平成 5) 年 主任児童委員制度が設けられ 2001( 平成 13) 年の児童福祉法改正により法定化された 主任児童委員は 児童の福祉に関する機関と児童委員との連絡調整 児童委員の活動に対する援助および協力を行う 2000( 平成 12) 年の民生委員法の改正 第 1 条が 保護指導のことに当たり から 常に住民の立場に立って相談に応じ 及び必要な援助を行い へと変更された
民生委員の職務は次のように規定されている ( 民生委員法第 14 条 ) 1. 住民の生活状態を必要に応じ適切に把握しておくこと 2. 援助を必要とする者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように生活に関する相談に応じ 助言その他の援助を行うこと 3. 援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うこと 4. 社会福祉を目的とする事業を経営する者又は社会福祉に関する活動を行う者と密接に連携し その事業又は活動を支援すること 5. 社会福祉法に定める福祉に関する事務所 ( 以下 福祉事務所 という ) その他の関係行政機関の業務に協力すること 同第 15 条において 民生委員は その職務を遂行するに当つては 個人の人格を尊重し その身上に関する秘密を守り 人種 信条 性別 社会的身分又は門地によって 差別的又は優先的な取扱をすることなく 且つ その処理は 実情に即して合理的にこれを行わなければならない とされている
民生委員 児童委員は 都道府県知事の推薦により厚生労働大臣が委嘱する 任期は 3 年 都道府県知事は 市町村に設置された民生委員推薦会で選考が行われた者について厚生労働大臣に推薦する この場合 都道府県知事は 都道府県に設置された社会福祉審議会の意見を聴くように努めるものとする ( 第 5 条 ) 民生委員推薦会の委員は 市町村議会議員 民生委員 社会福祉事業実施関係者 市町村の区域を担当する社会福祉関係団体代表者 教育関係者 関係行政機関職員 学識経験者から それぞれ 2 名以内を市町村長が委嘱する
民生委員は 無報酬のボランティアである ( 活動費は支給される ) 職務は民生委員法に定められた公務とされ 非常勤特別職の地方公務員である 民生委員は市町村の各区域におかれ 当該市町村の区域の実情に通ずる者のうちから選任され その市町村の区域内において 担当の区域または事項をさだめて その職務を行うこととする ( 第 13 条 ) 民生委員の定数は 厚生労働大臣の定める基準を参酌して 前条の区域ごとに 都道府県の条例で定める 全国一律ではない 4 区分 ( 東京都区部 指定都市 220~440 世帯 中核市及び人口 10 万以上市 170~360 世帯 人口 10 万未満市 120~280 世帯 町村 170~ 360 世帯ごとに1 人 ) 民生委員は 一定の地域ごとに民生委員協議会を組織しなければならず 互選により会長が1 名選出される 民生委員協議会は民生委員の職務に関して必要な意見を関係各庁に意見具申する権限を有している 民生委員の総数は2001 年度以降 22~23 万人台で推移しており 男女比はおよそ6:4で女性が多い
社会福祉士試験過去問による知識確認 1 市町村社会福祉協議会の財源構成について全国的な平均をみると 会費 寄付金 共同募金配分金を合計した割合は 5 割程度である 2 共同募金の方法別割合で 最も大きな割合を占めているのは戸別募金である 3 都道府県及び市町村が設置する地域福祉基金の残高は 1991 年度からの地方交付税措置もあいまって 一貫して増大してきた 4 特定非営利活動法人は社会福祉法人と同等の税制上の優遇措置がある 5 社会福祉法人が寄付金募集を行うことは かつては自由に行われていたが 現在では都道府県知事の許可が必要となっている 6 共同募金は地域福祉活動を推進するための財源でもあるが 配分を受けた事業に伴う職員の人件費に充てることは認められていない 7 共同募金会は 寄付金の配分を行うに当たっては 地方公共団体の意見を聴かなければならない 8 共同募金の約 70% は市町村を超えた広域的な課題を解決するために都道府県単位で使われ 残りの 30% は募金を行った地域で使われることになっている 9 子育てサロン活動を普及させていくため 民生委員 児童委員がその活動の立ち上げや運営に携わることが法的に義務付けられている ➉ 児童福祉法に児童委員に関しては別途推薦の要件があるため 民生委員と兼務できないことがある
社会福祉士試験過去問による知識確認 11 民生委員は その職務を遂行するに当たり 個人の人格を尊重し その身上に関する秘密を守り 差別的又は優先的な取扱いをすることなく 実情に即して合理的にこれを行わなければならない 12 民生委員は 住民の身近な相談 支援者として 自立支援や福祉サービスの利用支援などを行うことから 行政の補助機関とされている 13 不登校の生徒に対する民生委員 児童委員の関与は プライバシー保護の観点から 必要最小限にとどめるべきであるとされている 14 2012 年度現在の民生委員 児童委員の男女比は およそ 6:4 で男性の方が多い 15 民生委員 児童委員の定数は 主任児童委員も併せると 2001 年度以降 2014 年度まで 22~23 万人台で推移している 16 民生委員 児童委員の定数を定める配置基準は 全国一律で 150 から 250 世帯ごとに 1 人とされている 17 2000 年の民生委員法の改正により 民生委員の任期は 3 年から 5 年に延長されている 18 2014 年度の民生委員 児童委員の 相談支援件数 は 分野別にみると 障害者に関すること が最も多い 19 民生委員は 担当地区内のすべての住民について その生活状態を把握しておくこととされている 20 民間の篤志家が個別的援助と社会測量を行う方面委員制度は 小河滋次郎がドイツのエルバーフェルト制度を参考に考案した制度とされている
厚生労働省における地域福祉政策の動向 社会福祉法制定 (2000 年 ) スライド 地域における新たな支え合いを求めて 住民と行政の協働による新しい福祉 ( これからの地域福祉のあり方に関する研究会報告書 :2008 年 3 月 31 日 厚生労働省社会 援護局地域福祉課地域福祉係 ) スライド 誰もが支え合う地域の構築に向けた福祉サービスの実現ー新たな事態に対応した福祉の提供ビジョンー (2015 年 9 月 17 日厚生労働省発表 )
第 26 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より
第 26 回社会福祉士試験問題地域福祉の理論と方法より
第 26 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より 2
第 26 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より 2
第 27 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より 2
第 27 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より 4
第 28 回社会福祉士試験問題 地域福祉の理論と方法より 1