PCA ソフト (V.11) による 仕訳処理の手引 ( 単位会用 ) 平成 23 年 4 月版 公益財団法人全国法人会総連合
Ⅰ. 基本的な留意点 1. 収支予算作成のポイント 1 移行後の収支予算は 事業計画と併せ 2 月 ~3 月の理事会において決定しなければ ならない [ モデル定款 / 事業計画及び収支予算 ] 本会の事業計画書 収支予算書 資金調達及び設備投資の見込みを記載 した書類については 毎事業年度の開始の日の前日までに会長が作成し 理事会の承認を受けなければならない これを変更する場合も同様とする 2 収支予算は 事業計画とともに定款における事業と連動している必要がある 事業計画 報告 ( 事業区分 ) 認定法第 2 条別表定款 ( 公益目的事業 ) ( 事業 ) 収支予算 決算 ( 事業費 ) [ モデル定款 / 事業 ] 本会は 前条の目的を達成するため 次の事業を行う (1) 税知識の普及を目的とする事業 (2) 納税意識の高揚を目的とする事業 (3) 税制及び税務に関する調査研究並びに提言に関する事業 (4) 地域企業の健全な発展に資する事業 (5) 地域社会への貢献を目的とする事業 (6) 会員の交流に資するための事業 (7) 会員の福利厚生等に資する事業 (8) その他 本会の目的を達成するために必要な事業 3 収支予算は 損益計算ベースかつ事業別に区分する必要がある 申請時の収支予算が事業別に区分されていない場合には 別途 [ 別表 G( 内訳表 )] を作成することとなる < 注 1> 旧基準における投資活動の部 ( 基本財産 特定資産の積立 取り崩し ) 及び財務活動の部 ( 借入金の借入 返済 ) については 必要に応じて別途 資金計画表 ( 仮称 ) を作成する - 1 -
4 経常費用については 直接費用 ( 特定の一事業のみに発生する経費 ) と共通費用 ( 複数の事業に共通して発生する経費 ) とに区分 整理する 5 収益及び直接費用は該当する事業区分にそのまま計上し 共通費用は [ 別表 F] によって該当する事業区分に配賦の上 計上する 収益及び直接費用は 該当する事業損益計算書区分にそのまま計上内訳表 ( 正味財産増減計算書 ) ( 予算書は別表 G) 収益 直接費用共通費用は [ 別表 F] によって該当する事業区分に配賦の上 計上公益目的事業収益事業等共通費用各事業に関連する費用額法人の配賦計算表 ( 別表 F) に区分 6 勘定科目については 事業費 として計上するのではなく 具体的な使途が分かるよう費目の内訳を記載する必要がある < 例 > 会場費 ( 借上料 ) 研修会費印刷製本費 ( 資料費 ) 諸謝金 ( 講師謝金 ) etc [ 目的別分類 ] [ 形態別分類 ] - 2 -
2.PCA ソフトの特長 1 新たに 事業区分 という概念が用いられ 全法連の標準設定は以下のとおりと なっている 名 ( 区分 ) 事業グループ名 事業名 ( 事業区分 ) 勘 定 科 目 公益共通 公益共通 公 1 研修相談事業 各事業別 税環境の整備改善等を 租税教育事業 図るための事業 税制提言事業 経常収益 公益目的事業 税の広報事業 基本財産運用益 ( 公 1 共通 ) 特定資産運用益 公 2 < 注 2> 社会貢献事業 受取会費 地域の経済社会環境の 経営支援事業 : 整備改善を図るための 雑収益 事業 ( 公 2 共通 ) 収益等共通 収益等共通 経常費用 収 1 < 注 3> 福利厚生事業 事業費 会員のための福利厚生 役員報酬 の推進に関する事業 ( 収 1 共通 ) 給料手当 収益事業等 他 1 会員増強事業 福利厚生費 組織基盤の拡充並びに 会員支援事業 : 会員支援のための親睦 雑 費 交流等に関する事業 ( 他 1 共通 ) 経常収益 法 人 会 計 法人 経常費用 管理費 < 注 2> 公 2 を経営支援事業 ( 公 2) と社会貢献事業 ( 公 3) に分けることも可 < 注 3> 独自の収益事業がない場合は 福利厚生事業を 他 1 に含めることも可 2 仕訳伝票入力に際しては 上記の区分と事業区分を選択入力する必要がある 借方科目 貸方科目 大科目 ( 科目コード ) 大科目 ( 科目コード) 区分中科目 ( 科目コード ) 中科目 ( 科目コード) [ 小科目 ] 事業区分 [ 小科目 ] 事業区分 科目コード は 法人会標準 3 給料手当等の共通費用は 自動配賦機能 により各事業に配賦することが可能 ただし 予算については各事業別の勘定科目毎に直接入力する必要がある - 3 -
Ⅱ. 具体的な仕訳例 1. 経常収益 該当する 区分 に直接計上 1 基本財産運用益 - 基本財産受取利息 基本財産の 定期預金 を公益目的保有財産に設定した場合 公益普通預金 (131) 基本財産運用益 (501) < 注 4> 基本財産受取利息 (5010) 公益共通 < 注 4> 資金科目については省略が可能 ( 共通 で自動処理 ) 2 基本財産運用益 - 基本財産受取賃貸料 基本財産の 建物 を公益目的保有財産に設定した場合 公益 普通預金 (131)/ 現金 (111) 基本財産運用益 (501) 基本財産受取賃貸料 (5030) 公益共通 3 特定資産運用益 - 特定資産受取利息 特定資産の 特定費用準備資金 等を公益目的保有財産に設定した場合 公益 普通預金 (131) 特定資産運用益 (505) 特定資産受取利息 (5050) 公益共通 4 特定資産運用益 - 特定資産受取利息 特定資産の 周年行事積立資産 等を公益目的外の財産に設定した場合 法人 普通預金 (131) 特定資産運用益 (505) 特定資産受取利息 (5050) 法人 5 受取会費 - 正会員受取会費 定款において正会員と賛助会員等を区分している場合 法人普通預金 (131)/ 現金 (111) 受取会費 (515) < 注 5> 正会員受取会費 (5100) 法人 定款または会費規程において公益目的事業に計上 する会費の割合が定められている場合は 期末において その金額を振り替える ( 特段の定めがない場合は50%) - 4 -
6 事業収益 - 研修事業収益 研修会等において徴収する 参加費 公益 現 金 (111) 事業収益 (521) 研修事業収益 (5150) 研修相談事業 7 事業収益 - 広報事業収益 会報に掲載する広告の 広告料 公益 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事業収益 (521) 広報事業収益 (5160) 税の広報事業 8 事業収益 - 福利厚生事業収益 簡易保険 等 独自の収益事業に伴う手数料収入 収益 普通預金 (131) 事業収益 (521) 等 福利厚生事業収益 (5170) 福利厚生事業 9 事業収益 - 会員親睦事業収益 支部等において行う各種親睦事業に伴う収入 収益 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事業収益 (521) 等 会員親睦事業収益 (5180) 会員支援事業 10 受取補助金等 - 受取全法連助成金 全法連からの 助成金 (A) ( 使途が公益事業に限定 ) 公益普通預金 (131) 受取補助金等 (661) 受取全法連助成金 (6860) [ 指定 ] 公益共通 < 注 6> 受け入れた際は 指定正味財産 ( 公益共通 ) の増加とし 目的である支出が行われたときに 当該金額を 一般正味 財産 ( 公 1 または公 2) に振り替えることとなる 公益一般正味財産への振替額 (679) 受取補助金等 (525) 一般正味財産への振替額 (6970) 受取全法連助成金振替額 (5310) [ 指定 ] 公益共通 [ 一般 ] 公 1 共通 ( または公 2 共通 ) - 5 -
11 受取補助金等 - 受取県連補助金 県連からの 補助金 (B) ( 使途の限定なし ) 収益普通預金 (131) 受取補助金等 (525) 等受取県連補助金 (5270) または 法人普通預金 (131) 受取補助金等 (525) 他 1 共通 受取県連補助金 (5270) 法人 12 受取負担金 - 青年女性部会受取負担金 青年部会 女性部会の 会費収入 収益普通預金 (131)/ 現金 (111) 受取負担金 (531) 等青年女性部会受取負担金 (5360) 会員支援事業 13 受取寄附金 - 募金収益 社会貢献事業における 募金収入 公益 現 金 (111) 受取寄附金 (535) 募金収益 (5410) 社会貢献事業 14 雑収益 - 受取利息 流動資産である普通預金の 利息収入 法人 普通預金 (131) 雑収益 (541) 受取利息 (5450) 法人 15 雑収益 - 雑収益 総会時の ご祝儀 等 法人 現 金 (111) 雑収益 (541) 雑収益 (5470) 法人 - 6 -
2. 経常費用 ( 直接費用 ) 該当する 区分 に直接計上 (1) 事業費 1 事業費 - 会場費 研修相談事業に係る決算説明会等の 会場費 会場費 (6240) 研修相談事業 2 事業費 - 諸謝金 研修相談事業に係る 講演料 や 報酬 諸謝金 (6170) 研修相談事業 < 注 7> 講演料等に伴う 源泉所得税 の預り金は法人で 一括処理する 法人 普通預金 (131) 預り金 (326) 3 事業費 - 委託費 研修相談事業に係る外部機関への 委託費 公益 事業費 (611) 普通預金 (131) 委託費 (6230) 研修相談事業 4 事業費 - 会議費 研修委員会の 会議費 ( 弁当代のみ 旅費交通費は含まない ) 公益事業費 (611) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 会議費 (6050) 研修相談事業 5 事業費 - 消耗品費 租税教育事業に係る 絵はがきコンクール の記念品代 消耗品費 (6100) 租税教育事業 - 7 -
6 事業費 - 消耗品費 租税教育事業に係る けんたグッズ 等の購入費用 公益 事業費 (611) 普通預金 (131) 消耗品費 (6100) 租税教育事業 7 事業費 - 通信運搬費 税制提言事業に係る アンケート の発送 回収費用 通信運搬費 (6070) 税制提言事業 8 事業費 - 通信運搬費 税の広報事業に係るほうじん 会報の 発送費 通信運搬費 (6070) 税の広報事業 9 事業費 - 印刷製本費 税の広報事業に係る会報の 印刷代 公益 事業費 (611) 普通預金 (131) 印刷製本費 (6120) 税の広報事業 10 事業費 - 委託費 税の広報事業に係るホームページ作成に係る 外注費 公益 事業費 (611) 普通預金 (131) 委託費 (6230) 税の広報事業 11 事業費 - 臨時雇賃金 社会貢献事業に係るアルバイト等の 賃金 公益 事業費 (611) 現 金 (111) 臨時雇賃金 (6020) 社会貢献事業 - 8 -
12 事業費 - 支払寄附金 社会貢献事業に係る 募金 等の寄附 寄贈 公益 事業費 (611) 現 金 (111) 支払寄附金 (6200) 社会貢献事業 13 事業費 - 会場費 経営支援事業に係る簿記講座等の 会場費 会場費 (6240) 経営支援事業 14 事業費 - 諸謝金 経営支援事業に係る講演会等の 講演料 諸謝金 (6170) 経営支援事業 15 事業費 - 印刷製本費 福利厚生事業に係るチラシ等の 印刷代 収益 事業費 (611) 普通預金 (131) 等 印刷製本費 (6120) 福利厚生事業 16 事業費 - 会議費 福利厚生事業に係る連絡協議会等の 会議費 ( 弁当代のみ ) 収益事業費 (611) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 等会議費 (6050) 福利厚生事業 17 事業費 - 印刷製本費 会員増強事業に係る加入のお奨め等の 印刷代 収益 事業費 (611) 普通預金 (131) 等 印刷製本費 (6120) 会員増強事業 - 9 -
18 事業費 - 支払負担金 全法連全国大会等の 登録料 ( 公益部分のみ 旅費は含まない ) 公益事業費 (611) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 支払負担金 (6190) 税制提言事業 または租税教育事業 19 事業費 - 会議費 会員支援事業に係る親睦会等の 飲食費 収益 事業費 (611) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 等 会議費 (6050) 会員支援事業 (2) 管理費 1 管理費 - 会議費 総会 理事会等に係る 会場費 や 飲食費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 会議費 (6050) 法人 2 管理費 - 支払負担金 県連や関係団体等への 会費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 支払負担金 (6190) 法人 3 管理費 - 支払負担金 全法連全国大会等の 登録料 ( 懇親会部分 旅費は含まない ) 法人管理費 (621) 普通預金 (131) 支払負担金 (6190) 法人 4 管理費 - 支払寄附金 町村の祭り等に対する 寄附金 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 支払寄附金 (6200) 法人 - 10 -
5 管理費 - 渉外慶弔費 役員等に対する 香典 等 法人 管理費 (621) 現 金 (111) 渉外慶弔費 (6260) 法人 6 管理費 - 表彰費 役員功労者表彰 及び 職員永年勤続表彰 に係る記念品 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 表彰費 (6270) 法人 (3) その他 1 法人税 住民税及び事業税 収益事業に関する 法人税 等 収益 法人税 住民税及び事業税 未払法人税等 (338) 等 (644) < 注 8> 収益事業がある場合は 未払法人税等を負債の部に追加 - 11 -
3. 経常費用 ( 共通費用 ) 法人 に計上 期末に 自動配賦機能 により 各区分に配賦 1 管理費 - 給料手当 職員の 給料手当 法人 管理費 (621) 普通預金 (131) 給料手当 (6010) 法人 2 管理費 - 退職給付費用 役職員に対する 退職手当 の当期増加分 法人 管理費 (621) 退職給付引当金 (351) 退職給付費用 (6030) 法人 3 管理費 - 減価償却費 運搬具や什器備品等の 減価償却費 法人 管理費 (621) 車両運搬具 (215)/ 減価償却費 (6080) 什器備品 (216) 法人 4 管理費 - 事務委託費 商工会等に対する支部等の 事務委託費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事務委託費 (6045) 法人 < 注 9> 事業費の 委託費 と区別するため別途追加 以下同様 ( 仕訳は省略 ) 役員報酬 (6000) 福利厚生費 (6040) 旅費交通費 (6060) 通信運搬費 (6070) 消耗什器備品費 (6090) 消耗品費 (6100) 修繕費 (6110) 印刷製本費 (6120) 燃料費 (6130) 光熱水料費 (6140) 賃借料 (6150) 保険料 (6160) 諸謝金 (6170) 租税公課 (6180) 支払利息 (6220) リース料 (6280) 事務所管理費 (6290) 支払手数料 (6300) 雑 費 (6310) - 12 -
< 個別事項 1> 支部 部会の処理 1. 支部等 (1) 会費収入 各法人会の会費規程に定める 通常会費 は 法人会が直接徴収することが基本 であるが 支部等において徴収する場合においても その都度法人会の受取会費と して計上する 受取会費 - 正会員受取会費 正会員から徴収した 会費 法人普通預金 (131)/ 現金 (111) 受取会費 (515) < 注 > 正会員受取会費 (5100) 法人 定款または会費規程において公益目的事業に計上 する会費の割合が定められている場合は 期末において その金額を振り替える ( 特段の定めがない場合は50%) (2) 事業収入 支部等が実施する各種事業に伴う収入も その都度法人会の事業収益として計上 する 事業収益 - 研修事業収益 支部等で実施した研修会等の 参加費 公益 現 金 (111) 事業収益 (521) 研修事業収益 (5150) 研修相談事業 事業収益 - 会員親睦事業収益 支部等で実施した親睦旅行等の 参加費 収益 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事業収益 (521) 等 会員親睦事業収益 (5180) 会員支援事業 - 13 -
(3) 事業費 支部等が実施する事業に伴う費用は 法人会が直接支払うことが基本であるが 支部等において支払う場合においても その都度法人会に連絡し 法人会において 該当する事業区分に応じて計上する 事業費 - 会場費 支部等で実施した税務研修会の 会場費 会場費 (6240) 研修相談事業 事業費 - 支払寄附金 支部等で実施した社会貢献事業における 募金 等の寄附 公益 事業費 (611) 現 金 (111) 支払寄附金 (6200) 社会貢献事業 (4) 管理費 支部等の会議に伴う費用や商工会などに対する事務委託費も その都度法人会の 法人 ( 管理費 ) に計上する 管理費 - 会議費 支部等における会議の 会場費 や 飲食費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 会議費 (6050) 法人 管理費 - 事務委託費 支部等が商工会などに支払う 事務委託費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事務委託費 (6045) 法人 - 14 -
2. 青年部会 女性部会 (1) 会費収入 青年部会 女性部会の 会費 は 法人会が直接徴収することが基本であるが 部会において徴収する場合も その都度法人会の受取負担金として計上する 受取負担金 - 青年女性部会受取負担金 青年部会 女性部会の 会費収入 収益普通預金 (131)/ 現金 (111) 受取負担金 (531) 等青年女性部会受取負担金 (5360) 会員支援事業 (2) 事業収入 青年部会 女性部会が実施する各種事業に伴う収入も その都度法人会の事業収 益として計上する 事業収益 - 会員親睦事業収益 青年部会で実施した親睦ゴルフコンペ等の参加費 収益 普通預金 (131)/ 現金 (111) 事業収益 (521) 等 会員親睦事業収益 (5180) 会員支援事業 (3) 事業費 青年部会 女性部会が実施する事業の費用は 法人会が直接支払うことが基本で あるが 部会において支払う場合においても その都度法人会に連絡し 法人会に おいて該当する事業区分に応じて計上する 事業費 - 諸謝金 青年部会で実施した講演会の 講演料 諸謝金 (6170) 研修相談事業 事業費 - 消耗品費 女性部会で実施した絵はがきコンクールの 記念品代 消耗品費 (6100) 租税教育事業 - 15 -
(4) 管理費 青年部会 女性部会の会議に伴う費用も その都度法人会の法人 ( 管理費 ) に計上する 管理費 - 会議費 青年部会の役員会に伴う 会場費 や 飲食費 法人 管理費 (621) 普通預金 (131)/ 現金 (111) 会議費 (6050) 法人 - 16 -
< 個別事項 2> 助成金の処理 1. 単位会分の 助成金 (A) ) (1) 予算段階 一般正味財産の部 公益事業 - 公益共通 受取補助金等 (525) 受取全法連助成金振替額 (5310) 指定正味財産の部 公益事業 - 公益共通 < 注 > 受取補助金等 (661) 受取全法連助成金 (6860) 一般財産へ振替 (679) 一般正味財産への振替額 (6970) 金額 ( ) は 3 カ所とも同額 (2) 仕訳段階 全法連からの収入時 公益普通預金 (131) 受取補助金等 (661) 受取全法連助成金 (6860) [ 指定 ] 公益共通 < 注 > 受け入れた際は 指定正味財産 ( 公益共通 ) の増加とし 目的である支出が行われたときに 当該金額を 一般正味 財産 ( 公 1 または公 2) に振り替えることとなる ただし 現実的には期末時に纏めて行うことも可とする 公益一般正味財産への振替額 (679) 受取補助金等 (525) 一般正味財産への振替額 (6970) 受取全法連助成金振替額 (5310) [ 指定 ] 公益共通 [ 一般 ] 公 1 共通 ( または公 2 共通 ) - 17 -
2. 単位会分の 激変緩和分 を含む県連補助金 (1) 予算段階 一般正味財産の部収益事業等 - 収益等共通受取補助金等 (525) 受取県連補助金 (5270) (2) 仕訳段階 県連からの収入時 収益 普通預金 (131) 受取補助金等 (525) 等 受取県連補助金 (5270) 他 1 共通 または法人 普通預金 (131) 受取補助金等 (525) 受取県連補助金 (5270) 法人 - 18 -