遠隔実験センター用 テープライブラリ装置操作用サーバの購入 仕様書 平成 28 年 10 月 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門六ヶ所核融合研究所 1
1. 件名 遠隔実験センター用テープライブラリ装置操作用サーバの購入 2. 目的 六ヶ所核融合研究所では 幅広いアプローチ活動 ( 以下 BA) 協定に基づく国際核融合エネルギー研究センター ( 以下 IFERC) 活動の一環として遠隔実験センター活動 (REC) を実施している 遠隔実験センターでは 外部から転送される大容量のデータを高速にかつ効率よく保存管理するデータストレージシステムが必要となる 本仕様書は データストレージシステムの整備として サーバの購入および既設テープライブラリ装置の操作設定について定めるものである 3. 納期 平成 29 年 3 月 28 日 ( 火 ) 4. 作業実施場所 039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字表舘 2 番地 166 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー研究開発部門六ヶ所核融合研究所計算機 遠隔実験棟 5. 仕様内容 別紙 1 に示す 6. 提出図書 表 1 のとおり 2
[ 作業開始前 ] 表 1 ( すべて 3 部提出のこと ) 書類提出時期摘要 作業工程表作業体制表連絡体制表概略構成図物理結線図試験検査要領書打合せ議事録その他 [ 作業実施後および納入時 ] 試験検査成績書納入物品リスト作業報告書設定書管理 操作マニュアル類電子データ 契約後速やかに提出 作業開始 2 週間前まで 検査の2 週間前まで打合せ後速やかに随時試験実施後 1 週間以内納入時 作業開始前に確認を行うこと作業開始前に確認を行うこと必要に応じ機器類の設定情報 提出書類の電子データ等 電子データのファイル形式は Microsoft Word,Microsoft Excel などとする ページ数の多いものは協議の上 電子ファイル (CD-ROM 等 ) で提出すること 3
7. 検収 6. 提出図書 の確認及び仕様書別紙 1 に定める業務が全て実施されたと認めたことをもって完了する 8. 保証内容 本作業で整備した機能および設定した装置類は 検収後 1 年間その性能について瑕疵のないことを保証するものとする 検収後 1 年間に 装置類に故障や障害が発生した場合は 速やかに交換等対処を行うこと 9. 品質管理 本作業に係る品質保証について 当機構が監査等を実施する場合はこれに協力すること 10. 秘密保持 受注者は 本業務の実施にあたり知り得た情報を厳重に管理し 本作業遂行以外の目的で 受注者および下請会社等の作業員を除く第三者への開示 提供を行ってはならない 11. 安全管理 (1) 国際核融合エネルギー研究センターサイト内では 作業期間内に本作業以外の案件が進行することから 作業工程等について事前に十分な確認を行うこと (2) 物品の搬入や据え付け調整においては 作業内容の確認および安全性等について事前に十分な確認を行うこと なお 必要に応じ機構指定の申請手続きを行うこと (3) 本作業で高所作業等を実施する場合は 転倒防止策等安全対策について検討し 必要に応じ対策を施すこと 12. その他 本作業の実施においては 機構側担当者と十分協議のうえ実施することとする 以上 4
別紙 1 遠隔実験センター用テープライブラリ装置操作用サーバの購入作業内容 1. サーバの購入 (1) 概要 テープライブラリ装置の操作用サーバとして 下記サーバを購入する サーバは 既設ネットワークに 10GbE で接続し かつ 既設テープライブラリ装置 (IBM TS3500) の操作が可能な構成仕様とする (2) 仕様 サーバの仕様詳細 数量は表 2 に示す サーバは 表 2 に示す機器と同等もしくは同等以上の機能を有する同等品でも可とする サーバ本体は 別途指示するラックに据付する 据付において 必要となる部材等はすべて本仕様に含む システムディスクには 表 2 に示す OS をインストールする データディスクは 表 2 に示す構成とし 利用可能なよう設定を行う 既設テープライブラリ装置 (IBM TS3500) について 500TB まで操作可能な DMF ライセンスをインストールする サーバ自身の管理として SGI Foundation software をインストールし 適宜設定する 機器保守および DMF ライセンス使用に基づく保守サポートは 1 年間とする 設定作業は事前に機構担当者に確認のうえ実施することとする 表 2 導入サーバの仕様詳細 想定機器 ソフト類 メーカー型番 仕様詳細数量 Rackable CH-C2112-GP2-EX C2112-GP2 base node: サーバ SGI 2U chassis with 1 x PCIe x16 and 6 x PCIe x8, 12 3.5" HDDs (SAS Expander Backplane), 一式 two 1000W power supplies CPU : Intel Xeon E5-2620v4 2(Dual) 5
Memory : 64GB (8GB DDR4 RDIMM, Reg-2400, SR, 1.2v,No H/S 8) BOOT drive : SSD Intel DC S3610 Series 1.6TB, 2.5in SATA6Gb/s, 3 Drive Writesper Day, 20nm, MLC, 7mm 2 Hardware RAID 1 hard drive configuration DataDisk : HDD 6TB 3.5", 4K sector, SAS, 7.2K RPM 10 Hardware RAID 6 hard drive configuration FC card : Quadport 16Gb FC PCIE Gen3 HBA 10GLAN : Dual port optical 10G Ethernet adapter card from Silicom with SRFinisar transceiver Drive sled for 2.5" drives for Rackable Standard Depth servers 12 8 internal ports, low-profile, 12Gb/s per port- Gen-3, 240HDD -RAID 0,1,10,5,6,50,60 1 Supercap/TFM Unit for cached data protection with remote mountingpci bracket 1 SAS cable for use with PCIE-SAS-3008-8I and PCIE-SAS-3108-8I 1 Destination Kit (Japan) 2 1 yr RHEL HPC 2 socket Server Standard 5x9 Support. RH CustomerForm reqd with order. 1 RHEL 7 SOFTWARE DOWNLOAD 1 SGI Foundation Software 2 software download license for RHEL 6, 7.Order 1 per system. (Support contract reqd) 1 DMF 6.x Server License. Reqrs Capacity License. 1 DMF 6 MEDIA DVD FOR USE WITH RHEL (x86_64) REQRS SR5-DMF6-SVR AND CAPACITY LICENSES 1 DMF 6.x Capacity License for 500TB. Reqrs Server 6
ケーブル - License. 1 RHEL XFS & XVM per socket license, qty 1 2 RHEL7 XFS & XVM Media Kit 1 ラックマウント用レールキット 1 10G 対応マルチモード光ケーブル (optical OM3 FC 10Gb enet cable with LCConnectors, LC-LC, 3m) 2 FC 接続用光ケーブル (optical OM3 FC 10Gb enet cable with LCConnectors, LC-LC, 50m) 5 一式 2. 既設テープライブラリ装置の操作設定 (1) 概要 1. で導入するサーバに 既設テープライブラリ装置の操作が可能なよう結線および設定を実施する (2) 結線作業 結線は 既設 Switch との 10GbE での結線 (1 本 ) から既設テープライブラリ装置 (IBM TS3500) との FC 接続 (4 本 ) までの詳細を物理結線図として作成し 事前に機構担当者と協議のうえ結線作業を実施する 7
(3) 設定作業 DMF を用い 既設テープライブラリ装置への自動データマイグレーション設定 自動データ呼び戻し設定 データマイグレーション中のファイルコピーなどの自動操作および手動での各種操作に関する設定を実施する 設定概要は 概略構成図としてその内容を示し 事前に機構担当者と協議のうえ設定作業を実施する 設定内容は 設定書としてまとめる 管理作業や操作に必要となる手順等は 管理 操作マニュアルとして簡便にまとめる 上記 (2) (3) の作業実施においては 効率的な手順や実施スケジュールなど十分に検討し 事前に機構担当者と協議すること 以上 8