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NetSpotAccountant for MEAP imageware Accounting Manager for MEAP imageware Accounting Manager for MEAPLite 抽出マクロツール Ver.3.6.0 操作マニュアル 第 1.0 版作成日 :2017 年 10 月 24 日 キヤノンマーケティングジャパン株式会社

目次 1 はじめに... 2 2 商標 略称について... 2 3 抽出マクロツールの概要... 3 4 確認事項 / 事前準備... 3 4.1 確認事項... 3 4.2 事前準備... 4 4.3 デバイス情報ファイルの準備... 5 4.4 初期設定ファイルの準備... 6 5 操作手順... 7 6 抽出データについて... 15 1

1 はじめに この操作マニュアルには 抽出マクロツールの各機能の説明と使用方法についての説明が記載されています この操作マニュアルをよくお読みのうえ 正しくお使いください また この操作マニュアルはお読みいただいた後も大切に保存しておいてください おことわり ソフトウェアの改良変更等により 本書の記載事項とお客様のソフトウェアとが一部異なる場合がありますので ご了承ください 本書の内容は万全を期して作成しておりますが 万一ご不審な点や誤りまたは記載漏れなどお気付きのことがありましたら ご連絡ください 本書の内容を無断で記載することは禁止されています Copyright 2017 Canon Marketing Japan Inc. All rights reserved. 2 商標 略称について 商標について Canon Canon ロゴ ir LASER SHOT は キヤノン株式会社の日本における商標です LIPS imageware imageware Accounting Manager NetSpot NetSpot Accountant Anyplace Print imagerunner は キヤノン株式会社の商標です Microsoft Windows Windows 7 Windows 8.1 Windows 10 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 は 米国 Microsoft Corporation の米国および他の国における登録商標および商標です その他 本文中の社名や商品名は 各社の登録商標または商標です 略称について このドキュメントでは 以下の略称を使用しています Microsoft Windows 7 日本語版 Windows 7 Microsoft Windows 8.1 日本語版 Windows 8.1 Microsoft Windows 10 日本語版 Windows 10 Microsoft Windows Server 2008 R2 日本語版 Windows Server 2008 R2 Microsoft Windows Server 2012 日本語版 Windows Server 2012 Microsoft Windows Server 2012 R2 日本語版 Windows Server 2012 R2 Microsoft Windows Server 2016 日本語版 Windows Server 2016 imageware Accounting Manager iwam 2

3 抽出マクロツールの概要 本マクロファイルは iwam for MEAP の " ジョブ履歴自動エクスポート " 機能で収集されたジョブ履歴の CSV ファイル を使用し 複数個のジョブ履歴から必要情報を抽出します データ収集アプリケーションで収集した " 集計結果の CSV ファイル " と異なります 4 確認事項 / 事前準備 4.1 確認事項 本マクロファイルをご利用になる前に 次のことを確認します 起動方法について本マクロファイルは [AMDCAPP] フォルダ内の [TOOLS]-[ 抽出マクロ ] フォルダにあります データ収集アプリと同様 CD からは起動せずご使用の PC のハードディスクにコピーしてからご利用ください ご使用になる PC の OS 確認本マクロファイルは 以下の OS で動作確認しています Windows 7 (32bit) Windows 7 (64bit) Windows 8.1 (32bit) Windows 8.1 (64bit) Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows 10 (32bit) Windows 10 (64bit) Windows Server 2016 ご使用になる Excel のバージョン確認本マクロファイルは 以下の Microsoft Office で動作確認しています Microsoft Excel 2010 (32bit) Microsoft Excel 2010 (64bit) Microsoft Excel 2013 (32bit) Microsoft Excel 2013 (64bit) Microsoft Excel 2016 (32bit) Microsoft Excel 2016 (64bit) 3

4.2 事前準備 Excel のセキュリティレベルの設定本マクロファイルを実行するためには 以下の操作を行う必要があります Excel2016 の場合 1. Excel を起動し メニューの [ ファイル ]-[ オプション ] で Excel のオプション画面を開く 2. 左メニューより [ セキュリティセンター ] を選択後 右画面より [ セキュリティセンターの設定 (T)] ボタンをクリック 3. 左画面 [ マクロの設定 ] を選択後 右画面の [ マクロの設定 ]-[ 警告を表示してすべてのマクロを無効にする (D)] を選択し [OK] で終了 4. [OK] で Excel のオプション画面を終了する VBA 機能のインストール本マクロファイルを実行するためには VBA 機能がインストールされている必要があります VBA 機能がインストールされていない場合は ファイルを開いたときに このブックにある VBA プロジェクト ActiveX コントロール およびその他のプログラミング関連の機能は失われています とメッセージが表示されご使用できません VBA 機能をインストールするには Office プログラムのインストーラから [Visual Basic for Applications] を追加する必要があります マクロの有効化本マクロファイルを実行時 マクロを有効にするかを問うダイアログが表示された場合は [ マクロを有効にする (E)] をクリックする必要があります 4

4.3 デバイス情報ファイルの準備 iwamformeap 抽出マクロツールは [ デバイス参照ファイル ] から情報を収集するデバイスを指定します その為 指定するデバイス情報ファイルを事前準備が必要です デバイス情報ファイル ( 例 :AMDCApp.csv) のフォーマットは 1 レコードがデバイス 1 台の情報となります ファイル形式 : csv 形式ファイルファイル名 : AMDCApp.csv 対応フォーマット定義 (1 行目定義 ) は以下の 2 通りです V3.4.0 からフォーマット定義は 2 通り フォーマット定義 説明 サポート状況 (1 行目の定義 ) ##CA010002 AMDCApp V3.4.xのデバイス参照ファイルフォー V3.4.0からサポート ( 例 :4.3.1.1) マット なし (1 行目の最初が # 製品名 ) ( 例 :4.3.1.2) AMDCApp V3.3.x 以前のデバイス参照ファイルフォーマット V3.3 以前からサポート 上記フォーマット以外は 不正なファイルとなり 非サポートとなります フォーマット定義 ##CA010002 の場合は 2 行目の最初が # 製品名 以外は不正なファイルとな り 非サポートとなります 5

4.4 初期設定ファイルの準備 iwamformeap 抽出マクロツールは 初期設定ファイルで 出力内容などを指定することが可能です 本ファイルが存在しない場合は 抽出処理開始前に生成されます ファイル名 : Extract.ini 事前に設定が必要なものは以下の通りです [FuncSwitch] セクション設定キー DisableMeapAppliScan DisableBillingCodeId 意味 MEAP アプリスキャン項目を非表示にする 1 : 非表示にする (MEAP アプリスキャン項目を出力しない ) 1 以外またはキーなし : 非表示にしない (MEAP アプリスキャン項目を出力する ) ホチキス数 /Billing Code ID (1)/ Billing Code ID (2)/ Billing Code ID (3) の項目を非表示にする 1: 非表示にする ( 上記項目を出力しない ) 1 以外またはキーなし : 非表示にしない ( 上記項目を表示する ) 4.4.1.1 フォーマット定義 ##CA010002 の場合 8 カラム目の項目 [MEAP-Type] の設定値が 対応機種により変わります 設定値 0:MEAP 機 1:MEAP-SFP 機 2:MEAP-Lite 機 カラム無しは 0 とみなす 例 ) "##CA010002" # 製品名, デバイス名, コメント,IP アドレス, システム管理部門 ID, 暗証番号, シリアル番号,MEAP-Type Canon ir C3220,iR C3220,1 階,192.168.24.1,9999,9999,JNB00138,0 Canon LBP9650C,LBP9650C,2 階,192.168.24.2,9999,9999,JNB01753,1 Canon LBP5900,LBP5900,3 階,192.168.24.3,9999,9999,JAY00303,2 Canon ir3350i,ir3350i,4 階,192.168.24.4,9999,9999,JAN01878,0 Canon ir3350i,ir3350i,5 階,192.168.24.5,9999,9999,JAN01880,0, 4.4.1.2 フォーマット定義 なし または # 製品名 の場合 8 カラム目の項目 [MEAP-Lite] の設定値が MEAP 機 MEAP-Lite 機によって変わります 設定値 0:MEAP-Lite 機以外 1:MEAP-Lite 機 カラム無しは 0 とみなす 例 ) # 製品名, デバイス名, コメント,IP アドレス, システム管理部門 ID, 暗証番号 1, シリアル番号,MEAP-Lite, 暗証番号 2 Canon ir C3220,iR C3220,1 階,192.168.24.1,9999,,JNB00138,0,cd7a715aea18d162, Canon LBP9650C,LBP9650C,2 階,192.168.24.2,9999,,JNB01753,0,, Canon LBP5900,LBP5900,3 階,192.168.24.3,9999,,JAY00303,1,, Canon ir3350i,ir3350i,4 階,192.168.24.4,9999,,JAN01878,0,, Canon ir3350i,ir3350i,5 階,192.168.24.5,9999,,JAN01880,0,, 6

5 操作手順 集計手順 1 [AMDCApp]>[TOOLS]>[ 集計ツール ]>[ 集計マクロ ] フォルダを マクロツールを実行する環境へコピーします 2 [ 抽出マクロ ] フォルダから [iwam 抽出マクロツール.xls] をダブルクリックします 図 1 iwam 抽出マクロツール.xls 3 Excel が起動されるとセキュリティ警告が表示されます コンテンツの有効化 をクリックし 起動します 図 2 マクロ有効確認画面 7

4 iwam for MEAP の " ジョブ履歴自動エクスポート " 機能で収集したジョブ履歴の CSV ファイルが保存されているフォルダを指定し [ 次へ ] ボタンを押下します 図 3 ジョブ履歴の CSV ファイルの保存先フォルダ選択 [ 参照 ] ボタンで フォルダ選択ダイアログを表示することができます 次回以降 指定されたフォルダが自動的に表示されます 5 データ収集アプリケーションで使用しているデバイス参照ファイル ( 例 :AMDCApp.csv] ファイルを選択します 図 4-1 デバイス参照ファイルの選択 [ 参照 ] ボタンで ファイル選択ダイアログを表示することができます 次回以降 指定されたデバイス参照ファイル ( 例 :AMDCApp.csv) の内容が自動的に表示されます 8

デバイスファイルを読み込み時エラーが検出されたとき 以下のエラーメッセージが表示されます 図 4-2 デバイスファイルエラーメッセージ 6 デバイスの一覧が表示されるので ジョブ履歴の CSV ファイルの存在を確認したいデバイスを選択し [ 次へ ] ボタンを押下します 存在確認はジョブ履歴の CSV ファイル名の IP アドレスにて行います ジョブ履歴の CSV ファイル内のデータでは確認していませんので ご注意ください 図 5-1 デバイス一覧 [ 抽出対象の期間を自動チェックする ] のチェックをオフにすると 次画面の抽出期間 ( 開始日 / 終了日 開始時刻 / 終了時刻 ) が表示されなくなります ( ジョブ履歴の CSV ファイルが多いときはオフにされると素早く次画面へ移動できます ) [ 抽出対象の期間を自動チェックする ] のチェックをオンにすると 次画面の開始日 / 終了日は抽出対象のジョブ履歴から自動で設定されます 開始時刻 / 終了時刻に関しては 前回時間帯指定をした際の開始時刻と終了時刻となります ( 初回起動時の開始時刻 / 終了時刻は 時間帯指定チェック項目にチェックは入っておらず 開始時刻 0:00:00 終了時刻 23:59:59 でグレーアウトされています ) [ 抽出対象をデバイス一覧で選択したデバイスに絞り込む ] のチェックをオンにすると 抽出対象が選択デバイスに絞り込まれ オフにすると選択デバイスに関わらず全てのデバイスが対象となります 9

[ 次へ ] ボタンを押した際に 以下のメッセージが表示される場合があります デバイス一覧の選択状態は 次へ 戻る で画面が変わった場合 参照 ボタンでファイルが読み込まれたときに解除されます 抽出対象として選択されたデバイスのジョブ履歴の CSV ファイルが存在するか確認を行っています 以下のメッセージが表示された場合は ジョブ履歴の CSV ファイル保存先フォルダをご確認ください 図 5-2 ジョブ履歴の CSV ファイルが全く見つからないとき 手順 4 で指定した [ ジョブ履歴の CSV ファイルの保存先フォルダ選択 ] が間違っている場合に表示されます 継続する場合は [ はい ] を デバイス一覧に戻る場合は [ いいえ ] を押してください 図 5-3 ジョブ履歴の CSV ファイルの一部が見つからないとき 選択されたデバイスに対応するジョブ履歴の CSV ファイルが 正しくエクスポートされていない場合に表示されます デバイス一覧に戻る場合は [ はい ] を 継続する場合は [ いいえ ] を押してください 7 ジョブ履歴の CSV ファイルから 抽出対象の期間 抽出対象とするジョブタイプ を選択し [ 次へ ] ボタンを押下します 図 6 抽出期間指定 抽出ジョブタイプ指定画面 10

前画面で 抽出対象の期間を自動チェックする にチェックしている場合は 前画面に戻り 本画面に進んだときに 再度日付が取得されます 項目説明 1) 抽出対象の期間指定開始日 / 終了日 時間帯指定 開始時刻 / 終了時刻 ジョブ履歴ファイルから抽出対象とする期間を設定します 抽出対象の期間を自動チェックする がオンの場合 ジョブ履歴ファイルから取得した日付が入ります オフの場合は 空となります 開始日 / 終了日ともに YYYY/MM/DD の形式で入力します 抽出対象とする期間の時間帯指定を設定します 初回起動時は オフの状態です ジョブ履歴ファイルから抽出対象とする期間の時間帯を指定します 抽出対象の期間を自動チェックする がオンの場合 前回時間帯指定を行った際の時刻が入ります ( 初回起動時 開始時刻は 0:00:00 終了時刻は 23:59:59 表示となります) 開始時刻 / 終了時刻ともに HH:MM:SS の形式で入力します 開始日 終了日および開始時刻 終了時刻は 集計に含まれます 時間帯指定にチェックを入れた場合 開始日 / 終了日期間内の日毎の時間帯を指定することができます 例えば 以下のように指定した場合は 下記図の赤い部分のジョブ履歴のみ抽出して集計します < 例 1> 開始日 :2017/09/04 終了日 :2017/09/08 時間帯指定にチェック開始時刻 :9:00:00 終了時刻 :17:30:00 2017/09/04 2017/09/05 2017/09/06 2017/09/07 2017/09/08 9:00:00~17:30:00 9:00:00~17:30:00 9:00:00~17:30:00 9:00:00~17:30:00 9:00:00~17:30:00 < 例 2> 開始日 :2017/09/04 終了日 :2017/09/08 時間帯指定にチェック開始時刻 :21:00:00 終了時刻 :08:59:59 2017/09/04 2017/09/05 2017/09/06 2017/09/07 2017/09/08 0:00:00~8:59:59 21:00:00~8:59:59 21:00:00~8:59:59 21:00:00~8:59:59 21:00:00~8:59:59 21:00:00~23:59:59 2017/09/04 00:00:00~2017/09/08 23:59:59 の間で 21:00:00~08:59:59 のジョブを抽出します 11

2) 抽出対象とするジョブタイプ コピー チェックオンでコピーを抽出対象にします プリント チェックオンでプリントを抽出対象にします ボックス チェックオンでボックスを抽出対象にします 受信 チェックオンで受信を抽出対象にします レポート チェックオンでレポートを抽出対象にします ファクス送信 チェックオンでファクス送信を抽出対象にします ファクス受信 チェックオンでファクス受信を抽出対象にします スキャン チェックオンでスキャンを抽出対象にします デフォルトは ジョブタイプ全てチェックオフ状態です 8 ジョブ履歴の CSV ファイルから 抽出対象と 抽出条件 を指定します 抽出対象とする項目がある場合は 条件を指定する を選択します 項目は 比較項目の選択 リストのプルダウンから選択します 抽出条件は 空欄またはキーワードから選択します キーワードは カンマ区切りで複数指定することができます キーワードは比較の際 完全一致 か 部分一致 を選択することができます 抽出対象とする項目がない場合は 条件を指定しない を選択します 選択すると 比較項目 と 抽出条件が グレーアウトとなり選択できません 抽出結果の CSV ファイル格納フォルダを指定します 選択 指定後に [ 次へ ] ボタンを押下します 図 7-1 抽出条件 出力指定画面 図 7-2 比較項目の選択リスト 12

9 設定内容に問題が無ければ [ 抽出 ] ボタンを押下します 図 8 設定内容確認画面 10 抽出が終了すると出力先フォルダに [YYYYMMDD_hhmmss.csv( 抽出結果 CSV ファイル )] が作成されます また 自動的に抽出結果 CSV ファイルがオープンされます 図 9 抽出結果 csv ファイル ( 例 ) 図 10 抽出結果の表示 13

11 一度抽出を行うと [iwam 抽出マクロツール.xls] と同じフォルダに [Extract.ini] が作成されます 最後に操作した際の情報が記録されていますので 次回起動時にはより容易に抽出作業を行うことができます また [iwam 抽出マクロツール.xls] を起動するたびに [iwamextract.log] が作成され 抽出作業状況が記録されます 図 11 Extract.ini ファイル 抽出作業状況ファイル 14

6 抽出データについて 抽出が終了すると 抽出結果が表示され CSV ファイルが自動的に作成されます また 抽出結果の 1 行目で どういう条件設定で抽出実行したか確認できます 図 12 抽出結果 15