平成 26 年 6 月 26 日 富山県東部消防組合 管理者澤﨑義敬様 富山県東部消防組合 監査委員 石倉勝巳 監査委員 竹島貴行 平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計決算審査意見について 地方自治法第 233 条第 2 項及び第 292 条の規定により 審査に付された平成 25 年度富山 県

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岩広連監第 1 1 号 平成 2 1 年 9 月 3 日 岩手県後期高齢者医療広域連合長谷藤裕明様 岩手県後期高齢者医療広域連合監査委員小沢昌記 同 浅 平成 20 岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計及び後期高齢者医療特別会計 決算審査意見について 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

議第    号

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平 成 23 年 度

1★⑥H26決算概要公表

Web用-広報4月号-Vol.169.indd

Ⅱ平成13年度上半期の財政状況


平成11年度

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1

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平成 20 年度下半期 (10 10~3 月 ) 財政状況の公表 府中町企画財政部財政課

139 1 総括 歳入歳出予算事項別細書 ( 歳 入 ) 単位 千円 款 本年度予算額 前年度予算額 比 較 1 後期高齢者医療保険料 1,355,580 1,247, ,802 2 使用料及び手数料 繰入金 411, ,773 24,473 4 諸収入 6,

平成 26 年度 川島町歳入歳出決算 基金運用状況及び財政 経営健全化審査意見書 川島町監査委員

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~ わかりやすい決算報告をめざして ~ 市ではさまざまな事業を行っています どのような事業を行うのか 資金調達はどうするか どのように支出するかを 歳入 歳出 という形でお金で表し とりまとめた計画が 予算書 です その予算に沿って事業を行った一年間の結果を報告したものが 決算書 です 決算書 には

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

2 決算収支 実質収支は 59 億 63 百万円の黒字で 11 年連続で全団体黒字となった 単収支は 9 億 92 百万円の黒字となった また 赤字団体は35 団体中 15 団体となり 前と比べて8 団体減少した 実質単収支は 189 億 82 百万円の赤字となり 前と比べて41 億 47 百万円赤

1. 財政状況の年度推移 ( 一般会計 ) (1) 決算概況 ( 単位 : 億円 ) グラフの解説 一般会計の歳入 歳出の規模は増加傾向にあり 平成 27 年度の決算規模は 歳入 歳出ともに過去最大規模となっています 実質収支は 黒字を継続しており 27 年度は約 49 億円 前年度と比べると約 1

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2. 歳入の状況 ( 単位 : 億円 ) 1,8 1,6 1,4 1, 1, 1, 市債 国庫 県支出金 地方交付税 地方譲与税 交付金 市税以外の自主財源 市税 自主財源総額 比率 1,384 1,525 1,529 1,539 1, ,564

資金収支計算書 平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると 収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり 前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると 収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

平成27年度 決算の概要

目 次 1. 平成 20 年度岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算 ( 第 3 号 ) に関する書 1 2. 平成 20 年度岩手県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算 ( 第 3 号 ) に関する書 11

議題1 介護納付金課税額に係る税率及び課税限度額について(諮問)

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9 地方歳入中に占める地方税収入の割合の推移 ( その 1) 区 都道府県 分 昭和 2 年度昭和 5 年度昭和 10 年度昭和 15 年度 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 地方税


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貝監第  号

沖縄県の財政2017


12決算概要1

⑸ 老人保健拠出金については 平成 25 年度当初予算と同額の7 万 5 千円を計上した ⑹ 介護納付金については 平成 25 年度当初予算に比べ3.8% 減の1 億 8,4 03 万 9 千円を計上した ⑺ 共同事業拠出金については 平成 25 年度当初予算に比べ7.0% 増の3 億 7, 793

( 写 ) 稲監第 号 平成 2 4 年 8 月 2 4 日 稲城市長髙橋勝浩様 稲城市監査委員 稲城市監査委員 軍司信一 北浜けんいち 平成 23 年度稲城市一般会計 各特別会計歳入歳出決算 及び各基金の運用状況を示す書類の審査意見について 地方自治法第 233 条第 2 項及び同法第

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沖縄県の財政2015検討(最終)

沖縄県の財政2018

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2007財政健全化判断比率を公表いたします

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平成 28 年度西粟倉村一般会計及び特別会計歳入歳出決算等について 決算額 歳入総額歳出総額差引額 一般会計 ( 単位 : 千円 ) 平成 27 年度 平成 28 年度 前年比較 2,255,329 2,772, ,864 2,077,021 2,630, , ,

外部監査

資料 3 平成 26 年度 神奈川県競輪組合 主要施策説明書 神奈川県

決算審査意見書/北海道市営競馬組合…表紙・審査意見・目次

平成 29 年度高山村会計決算の概要 平成 29 年度の主要事業 高山ふれあいパーク整備事業 大型複合遊具 健康遊具 パーク内遊歩道 幼児向け遊具 平成 30 年 10 月 群馬県高山村総務課

平成22年度 国民健康保険歳入歳出決算の概要について

2 決算規模及び収支 (1) 決算規模 特別の平成 26 年度普通会計決算は 歳入総額 3 兆 5,779 億 31 百万円 歳出総額 3 兆 4,423 億 40 百万円となった 決算規模は 前年度に比べて歳入は8.0% の増 歳出は8.3% の増となり 歳入 歳出ともに4 年連続の増となった (

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

繰出金 6 億 1585 万円 3.9%( 対前年度 100.4%) 農業集落排水特別会計繰出金等の増 積立金 68 億 3643 万円 43.1%( 対前年度 140.5%) ふるさと寄附金基金積立金等の増 維持補修費 1625 万円 0.1%( 対前年度 78.6%) 町営住宅等修繕費の減 補助

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

平成 26 年度 東京都各会計歳入歳出決算審査意見書 東京都監査委員

さぬき市普通会計決算状況 普通会計決算状況及び財政指標等 1P 普通会計歳入決算状況 普通会計歳出決算状況 主な一般財源の推移 ( 市税及び地方交付税 ) 普通建設事業費と義務的経費の推移 基金 市債及び元利償還金等の状況 2P 3P 4P 5P 6~8P

目 次 1. 作成の目的 P2 2. 推計方法 P2 3. 歳入の推移 P4 4. 歳出の推移 P5 5. 歳入歳出の比較 P6 6. 基金の状況 P7 7. 地方債残高の状況 P8 8. 経常収支比率の状況 P9 9. 実質公債費比率の状況 P まとめ P11-1 -


2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の概要 ページ Ⅰ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の内容 1 Ⅱ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算書の概要 3

第 5 入出年次総合計画 1 一般会計等の実質収支 (1) 一般会計 区分 年度 一般財源の前年一般財源の前年一般財源の前年一般財源の前年一般財源の前年入入額一般財源度対比増減額入額一般財源度対比増減額入額一般財源度対比増減額入額一般財源度対比増減額入額一般財源度対比増減額 1 地方税 859,15

田川市水道事業会計

平成 29 年度介護保険特別会計歳入予算執行状況 款項目節当初予算額補正額 1 介護保険料 813,812, ,812, ,269, % 761,603, % 1 介護保険料 813,812, ,812, ,2

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

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1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め



平成28年度

財産目録の概要 資産の部では 基本財産が前年度末に比べて 8 億 6,711 万 7,226 円減の 208 億 9,949 万 9,939 円となり 運用財産が前年度末に比べて 9 億 8,029 万 2,610 円増の 211 億 2,209 万 88 円となりました 資産の部合計は 420 億

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等


国地方公共団体まとめ.indb

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財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201

平成 25 年度 東京都各会計歳入歳出決算審査意見書 東京都監査委員

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

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29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

① H22一般会計と特別会計決算

様式 20( つづき ) ( 事業年報 )B 表集計表 ( 続き ) 都道府県番号 13 計 2. 保険料 ( 税 ) 収納状況 ( 一般被保険者分 ) 調 定 額 収 納 額 還付未済額 ( 別掲 ) 不納欠損額 未 収 額 居所不明者分調定額 収納率 ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円

平成 28 年度上半期 (4 月 ~9 月 ) の財政事情 ( 平成 28 年 9 月 30 日現在 ) 1 歳入及び歳出の概況 (1) 一般会計 1 歳入 ( 単位 : 千円 ) 区 分 予算現額 収入済額 予算に対する収入率 (%) 1 2 市地 方 譲 与 税税 4,276, ,0

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

地方公共団体財政健全化法

( 歳 入 ) ( 単位 : 千円 ) 款 項補正前の額補正額計説明区分金額目 20. 農林水産業費補 270,3 58, , 農業費,026 農業生産体制強化総合推進対策事業費,026 助金 0. 林業費 47,330 林業振興対策費 47, 財産収入 40,

15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

連結実質赤字比率 ) 実質赤字比率 =A/B*100が負一般会計等 2 会計名学童等災害共済学童等災害共済事業 数の場合における A/B*100の絶対 一般会計等 2 実質収支額 値 一般会計等 3 会計名 中小企業従業員中小企業従業員退職金等


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社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

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学校法人加計学園平成 28 年度財務の概要 貸借対照表 ( 表 1) 資産の部 科 目 平成 29 年 3 月 31 日 ( 単位 : 円 ) 本年度末前年度末増減 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 土 地 建 物 その他の有形固定資産 特 定 資 産 そ の 他 の 固 定 資 産 流動資産

平成 30 事業年度予算の概要 平成 30 事業年度予算は 拠出金収入 手数料収入 運営費交付金等により実施する救済 審査 安全対策の各業務に係る所要経費を適切に上し 国の平成 30 年度予算に上されている事業を盛り込むとともに 中期画に掲げた目標達成に必要な経費を上している 予算 29 年度 (

Transcription:

平成 25 年度 富山県東部消防組合一般会計 決算審査意見書 富山県東部消防組合監査委員

平成 26 年 6 月 26 日 富山県東部消防組合 管理者澤﨑義敬様 富山県東部消防組合 監査委員 石倉勝巳 監査委員 竹島貴行 平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計決算審査意見について 地方自治法第 233 条第 2 項及び第 292 条の規定により 審査に付された平成 25 年度富山 県東部消防組合一般会計歳入歳出決算及び証書類その他政令で定める書類について審査し たので その結果について意見を提出します 1

平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計決算審査意見 1 審査の対象 (1) 歳入歳出決算書平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計歳入歳出決算 (2) 付属書類平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計歳入歳出決算事項別明細書平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計実質収支に関する調書平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計財産に関する調書 2 審査の期日と場所 期日 平成 26 年 6 月 26 日 場所 富山県東部消防組合消防本部 2 階会議室 3 審査の方法審査は 平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計歳入歳出決算書 同事項別明細書 実質収支に関する調書 財産に関する調書 収支月計表 現金出納簿並びに関係諸帳簿 証書類について照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して 計数の正確性 予算執行の適正性 収入支出の合法性及び執行内容の妥当性について審査した 4 審査の結果審査に付された歳入歳出決算書及び付属書類等は いずれも関係法令に準拠して作成され その計数は関係諸帳簿と符合し正確であり また 決算内容 予算執行状況についても適正であると認められた 財産に関する調書と事務局及び各施設で保管する台帳等関係書類とを照合した結果 財産の管理状況は良好であると認められた なお 審査結果の概要と意見は 以下のとおりである 5 決算の概要平成 25 年度の一般会計の決算額は 予算総額 2,334,629,000 円に対し 歳入 1,654,3 80,985 円 ( 予算対比 70.9%) 歳出 1,645,431,726 円 ( 予算対比 70.5%) であり 差引形式収支額は8,949,259 円である 前年度決算額と比較して歳入で1,654,199,985 円 歳出で1,645,347,095 円それぞれ増となっている この結果 歳入歳出差引残額は 8,949,259 円となり 翌年度へ繰り越すべき財源はなく 実質収支 8,949,259 円の黒字となった なお 当年度実質収支 8,949,259 円から前年度実質収支 15,369 円を差し引いた当年度の単年度収支は 8,933,890 円の黒字となっている 2

決算収支状況 年 度 会計 歳 A 入 歳 B 出 差引残額 C(A-B) 翌年度へ 繰越すべ き財源 D 実質収支 E(C-D) 前年度 実質収支 F 単年度収支 G(E-F) 25 24 増減 一般 1,654,380,985 1,645,431,726 8,949,259 0 8,949,259 15,369 8,933,890 計 1,654,380,985 1,645,431,726 8,949,259 0 8,949,259 15,369 8,933,890 一般 181,000 84,631 96,369 81,000 15,369 0 15,369 計 181,000 84,631 96,369 81,000 15,369 0 15,369 一般 1,654,199,985 1,645,347,095 8,852,890 81,000 8,933,890 15,369 8,918,521 計 1,654,199,985 1,645,347,095 8,852,890 81,000 8,933,890 15,369 8,918,521 6 一般会計平成 25 年度の一般会計総額は 次のとおりである 歳入 1,654,380,985 円 ( 予算対比 70.9%) 歳出 1,645,431,726 円 ( 予算対比 70.5%) この差引残額 ( 形式収支 )8,949,259 円から 翌年度に繰り越すべき財源はなく 実質収支 8,949,259 円の黒字となっている なお 当年度実質収支 8,949,259 円から前年度実質収支 15,369 円を差し引いた当年度の単年度収支は 8,933,890 円の黒字となっている (1) 歳入 歳入決算状況は 次のとおりとなっている 不納収入予算現調定額 欠損額未済額額対比対比 25 年度 2,334,629,000 1,654,380,985 1,654,380,985 0 0 70.9% 100.0% 24 年度 504,279,000 181,000 181,000 0 0 0.1% 100.0% 1 収入状況予算現額に対する収入割合は70.9% であり 前年度の収入済額と比較して 1,654, 199,985 円の増となっている 収入の主なものは 分担金及び負担金で 収入額は875,483,018 円で全体の52.9% を占めている 以下 組合債が677,600,000 円で40.9% 国庫支出金が91,928,000 円で5. 5% 県支出金が7,224,688 円で0.4% 使用料及び手数料が2,074,650 円で0.1% 諸収入が55,260 円で0.1% 繰越金が15,369 円で0.1% となっている また 調定額に対する収入割合は100.0% で は0 円となっている 3

収入状況は 次の表のとおりである 収入状況 区分予算現額調定額 金 額 収入済額 構成比 予算対 (%) 比 (%) 調定対 比 (%) 不納 欠損額 収入 未済額 1. 分担金及び 924,347,000 875,483,018 875,483,018 52.9 94.7 100.0 0 0 負担金 2. 使用料及び 1,900,000 2,074,650 2,074,650 0.1 109.2 100.0 0 0 手数料 3. 県支出金 7,141,000 7,224,688 7,224,688 0.4 101.2 100.0 0 0 4. 繰越金 15,000 15,369 15,369 0.1 102.5 100.0 0 0 5. 諸収入 28,000 55,260 55,260 0.1 197.4 100.0 0 0 6. 組合債 1,307,000,000 677,600,000 677,600,000 40.9 51.8 100.0 0 0 7. 国庫支出金 94,198,000 91,928,000 91,928,000 5.5 97.6 100.0 0 0 計 2,334,629,000 1,654,380,985 1,654,380,985 100.0 70.9 100.0 0 0 2 財源構成歳入総額を使用料及び手数料 繰越金 諸収入からなる自主財源と 分担金及び負担金 県支出金 組合債 国庫支出金からなる依存財源に分類してみると 自主財源は 2,145,279 円 依存財源は 1,652,235,706 円となっており その構成比は 自主財源 0.1% 依存財源 99.9% となっている また 財源構成を一般財源と特定財源に分類してみると その構成比は 一般財源 5 2.9% 特定財源 47.1% となっている 第 1 款分担金及び負担金 25 年度 924,347,000 875,483,018 875,483,018 0 0 94.7% 100.0% 24 年度 181,000 181,000 181,000 0 0 100.0% 100.0% 収入済額は 875,483,018 円で 歳入総額に占める割合は全体の 52.9% となっており 収入済額の内訳は 各市町村からの組合運営費負担金 865,030,018 円 施設整備費負担 金 10,372,000 円 繰越明許費 81,000 円となっている 4

第 2 款使用料及び手数料 25 年度 1,900,000 2,074,650 2,074,650 0 0 109.2% 100.0% 24 年度 0 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 2,074,650 円で 歳入総額に占める割合は全体の 0.1% となっており 収入済額の内訳は 危険物施設設置許可検査手数料等で魚津市分 766,200 円 滑川市分 754,000 円 上市町分 554,150 円 舟橋村 300 円となっている 第 3 款県支出金 25 年度 7,141,000 7,224,688 7,224,688 0 0 101.2% 100.0% 24 年度 0 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 7,224,688 円で 歳入総額に占める割合は全体の 0.4% となっており 収入済額の内訳は 消防防災航空隊員派遣助成金 1,121,000 円 同派遣等人件費負担金 6,103,688 円となっている 第 4 款繰越金 25 年度 15,000 15,369 15,369 0 0 102.5% 100.0% 24 年度 0 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 15,369 円で 歳入総額に占める割合は全体の 0.1% となっており 収入済 額の内訳は 平成 24 年度繰越金となっている 第 5 款諸収入 25 年度 28,000 55,260 55,260 0 0 197.4% 100.0% 24 年度 0 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 55,260 円で 歳入総額に占める割合は全体の 0.1% となっており 収入済 額の内訳は 気象観測謝礼 29,860 円 雑入 25,400 円となっている 第 6 款組合債 5 25 年度 1,307,000,000 677,600,000 677,600,000 0 0 51.8% 100.0% 24 年度 409,900,000 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 677,600,000 円で 歳入総額に占める割合は全体の 40.9% となっており

収入済額の内訳は 一般補助施設整備費事業債 ( 繰越明許費 )385,200,000 円 緊急防 災 減災事業債 292,400,000 円となっている 第 7 款国庫支出金 25 年度 94,198,000 91,928,000 91,928,000 0 0 97.6% 100.0% 24 年度 94,198,000 0 0 0 0 0% 0% 収入済額は 91,928,000 円で 歳入総額に占める割合は全体の 5.5% となっており 収 入済額の内訳は 高機能消防指令センター総合整備事業補助金 ( 繰越明許費 ) となっ ている (2) 歳出歳出決算状況は 次のとおりとなっている 25 年度 2,334,629,000 1,645,431,726 600,000,000 89,197,274 70.5% 24 年度 504,279,000 84,631 504,179,000 15,369 0.1% 1 支出状況予算現額に対する執行率は70.5% であり 前年度の支出済額と比較して 1,645,347, 095 円の増となっている 支出の主なものは 職員給与費 773,926,018 円 魚津署運営費 34,282,622 円 滑川署運営費 23,680,889 円 上市署運営費 18,990,261 円 魚津署施設費 10,281,235 円 本部運営費 6,043,366 円 組合議会費 263,908 円 組合運営費 127,676 円 監査委員費 55, 754 円 公債費 ( 一時借入金利子 )223,551 円 消防本部施設整備費 300,331,446 円 消防本部施設整備費 ( 繰越明許費 )477,225,000 円である (P11 参照 ) 決算額を性質別 ( 構成比 ) にみると 義務的経費では 人件費で774,279 千円 (47. 1%) 物件費で130,759 千円 (7.9%) 維持補修費で5,562 千円 (0.3%) 補助費等で15,314 千円 (0.9%) で 公債費 ( 一時借入金利子 ) で224 千円 (0.1%) 義務的経費全体では926,138 千円となり 決算総額の56.3% を占めている 投資的経費では 普通建設事業費で 719,294 千円となり 決算総額の 43.7% を占めている 6

性質別経費の状況 ( 単位 : 千円 ) 区 分 25 年度決算額 構成比 1 人件費 774,279 47.1% 2 物件費 130,759 7.9% 3 維持修繕費 5,562 0.3% 4 補助費等 15,314 0.9% 5 公債費 224 0.1% うち元金 0.0% うち利子 0.0% うち一時借入金利子 224 0.0% 計 926,138 56.3% 6 投資的経費 719,294 43.7% 普通建設事業 719,294 43.7% うち単独事業 242,069 14.7% 歳出合計 1,645,432 100.0% 支出状況は 次の表のとおりである 支出状況 区分 予算現額 金額 支出済額 構成比 (%) 執行率 (%) 翌年度 繰越額 不用額 1. 議会費 303,000 263,908 0.1% 87.1% 0 39,092 2. 総務費 301,000 183,430 0.1% 60.9% 0 117,570 3. 消防費 2,333,127,161 1,644,760,837 99.7% 70.5% 600,000,000 88,366,324 4. 公債費 500,000 223,551 0.1% 44.7% 0 276,449 5. 予備費 397,839 0 0.0% 0.0% 0 397,839 計 2,334,629,000 1,645,431,726 100.0% 70.5% 600,000,000 89,197,274 第 1 款議会費 25 年度 303,000 263,908 0 39,092 87.1% 24 年度 45,000 40,447 0 4,553 89.9% 7

支出済額は 263,908 円で 歳出総額に占める割合は全体の 0.1% となっており 不用 額は 39,092 円で 予算現額に対する執行率は 87.1% となっている 第 2 款総務費 25 年度 301,000 183,430 0 117,570 60.9% 24 年度 55,000 44,184 0 10,816 80.3% 支出済額は183,430 円で 歳出総額に占める割合は全体の0.1% となっており 支出 済額の内訳は 組合運営費 127,676 円 監査委員費 55,754 円となっている 不用額は 117,570 円で 予算現額に対する執行率は60.9% となっている 第 3 款消防費 25 年度 2,333,127,161 1,644,760,837 600,000,000 88,366,324 70.5% 24 年度 504,179,000 0 504,179,000 0 0% 支出済額は1,644,760,837 円で 歳出総額に占める割合は全体の99.7% となってお り 支出済額の内訳は 職員給与費 773,926,018 円 本部運営費 6,043,366 円 魚津署 運営費 34,282,622 円 滑川署運営費 23,680,889 円 上市署運営費 18,990,261 円 消防 本部施設整備費 300,331,446 円 魚津署施設費 10,281,235 円 消防本部施設整備費 ( 繰 越明許費 )477,225,000 円となっている 不用額は 88,366,324 円で 予算現額に対する執行率は70.5% となっている 第 4 款公債費 25 年度 500,000 223,551 0 276,449 44.7% 24 年度 0 0 0 0 0% 支出済額は223,551 円で 歳出総額に占める割合は全体の0.1% となっており 支 出済額の内訳は 一時借入金利子である 不用額は 276,449 円で 予算現額に対する執行率は44.7% となっている 第 5 款予備費 25 年度 397,839 0 0 397,839 0% 24 年度 0 0 0 0 0% 当初予算額は 1,000,000 円であり 3 款消防費へ602,161 円を充当している 8

7. 財産管理 (1) 土地について 該当なし (2) 建物について 本部通信指令センター 上市消防署舟橋分遣所 延床面積 579 m2 延床面積 273 m2 (3) 物品について 区分決算年度末現在高 ( 本部 ) 会議テーブル 18 肘付チェアー 35 演壇 (4 分割 2 段式 ) 1 ( 魚津署 ) 消防吏員用防火衣 36 消防用ホース 10 高圧空気容器 10 ( 滑川署 ) 空気呼吸器用軽量ボンベ 1 空気呼吸器 1 潜水救助資器材 3 消防用携帯無線機 1 ( 上市署 ) 舟橋分遣所高規格救急自動車 1 舟橋分遣所消防ポンプ自動車 ( 無償譲渡 ) 1 8. 意見 (1) 施設の整備関係等について平成 25 年度において 通信指令センター建築工事 高機能消防指令センター指令台整備工事等を行い 消防隊及び救急隊等の効率的で迅速な運用に努めているものと思われる 国の方針では 平成 28 年 5 月 31 日までに すべての消防本部が消防 救急無線のデジタル化を進めることになっていることから 当初の計画に基づき 整備され 9

ることを望むものである 9. むすび以上で平成 25 年度富山県東部消防組合一般会計歳入歳出決算審査について概要と意見を述べたが 予算の執行に際してはその重要性を認識され 関係諸帳簿等は正確に処理されており 事務事業についても内容の充実した執行が行われていた 組合債の発行額が多額になっており 今後 計画的な発行及び返済に努めていただきたい 各施設の運営管理について 経費の節減等効率的 合理的運営に努力がなされていると思われるが なお一層の効率的運営 組織の一体感の醸成を図られ 今後も消防広域化のメリットを十分に生かし 地域住民が安心して安全に暮らせるよう努力されることを望むものである 10