8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

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直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

Ⅲ 第 43 期監査報告書等 監査報告書 私たち監事は 平成 27 年 9 月 1 日から平成 28 年 8 月 31 日までの第 43 期事業年度にお ける理事の職務の執行を監査いたしました その方法及び結果につき以下のとおり報告い たします 1. 監査の方法及びその内容私たち監事は 理事及び使用


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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

平成27年規程第20号_内部統制基本方針

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

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【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

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個人情報保護規定

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ

PYT & Associates Attorney at law

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

安全管理規程

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

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特定個人情報の取扱いの対応について

まず 取締役会は委員会及び執行役の人事を決定する すなわち 各委員会の委員は取締役の中から取締役会の決議で選定する (400Ⅱ) 各委員会の委員の人数は3 人以上でなければならず (400Ⅰ) 過半数は社外取締役でなければならない 3 (400Ⅲ) 委員会の委員は他の委員及び執行役を兼ねることはでき

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14個人情報の取扱いに関する規程

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

告 と 計算書類等に係る監査報告 を一体化して作成し 別途 連結計算書類に係る監査報告 を作成する方法のほか 事業報告等に係る監査報告 を独立して作成し 別途 計算書類等に係る監査報告 及び 連結計算書類に係る監査報告 を一体化して作成することや これら三つの監査報告をすべて別々に作成することも可能

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

このガイドラインは 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する留意事項 ( 制定 発出時点において最適と考えられる法令解釈 運用等 ) を示したものである 第一章 総則 1-1 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令 ( 平成 19 年

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個人情報の保護に関する規程(案)

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また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

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岩手医科大学医学部及び附属病院における人を対象とする医学系研究に係るモニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学医学部及び附属病院における 人を対象とする医学系研究に係る モニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学 第 1.0 版平成 29 年 10 月 1 日

直前事業年度における ( 連結 ) 売上高 100 億円未満 直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

情報信託機能の認定に係る指針 ver1.0 に基づく データ倫理審査会 ( 仮 ) ( 以下 データ倫理審査会 という ) に相当するものを記載 に説明を行い 助言を受けること (4) 注 : 受任者が委任者に対し第三者提供に係る条件等を個別に指定できる機能を提供する場合には その旨を記載 第 条

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直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情該当事項はありません

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

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平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

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( ) ( ) 182

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親会社の上場取引所 補足説明 3. 企業属性 上場予定市場区分決算期業種直前事業年度末における ( 連結 ) 従業員数直前事業年度における ( 連結 ) 売上高直前事業年度末における連結子会社数 マザーズ 6 月サービス業 100 人以上 500 人未満 100 億円未満 10 社未満 4. 支配株


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スに関する基本方針 の第 2 条に開示しておりますので ご参照ください 3) 当社における取締役報酬の決定方針と手続は 当社ホームページに開示しております コーポレートガバナンスに関する基本方針 の第 1 条第 3 項に記載しておりますので ご参照ください 4) 当社における取締役の選解任と取締役候

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5. 内部統制推進部内部統制推進部は NEC グループ企業行動憲章 および NEC グループ行動規範 の周知をはじめとしたコンプライアンス徹底のための各種施策を企画立案し 実施しています また 事業部門およびスタッフ部門が実施するリスクマネジメントが体系的かつ効果的に行われるように 必要な支援 調整

第 2 分科会 / 分科会 B 監査役会の運営 期中監査活動について ディスカッションポイント ( 例 ) 1. グループ討議の要領 グループ討議では 以下 (1)~(7) の事項から各グループそれぞれにおいて取り上げる事項を決め 各社の実例について情報交換を行ってください (1) 会議の運営等に関

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3 参照基準次に掲げる基準は この基準に引用される限りにおいて この基準の一部となる - プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 - プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 (JIPDEC) 4 一般要求事項 4.1 組織 審査業務の独立性審査機関は 役員の構成又は審査業務

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2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

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内部統制システム構築の基本方針 サントリー食品インターナショナル株式会社 ( 以下 当社 という ) は 下記のとおり 内部統制システム構築の基本方針を策定する Ⅰ. 当社の取締役 執行役員及び使用人並びに当社子会社の取締役 執行役員その他これ らの者に相当する者 ( 以下 取締役等 という ) 及び使用人の職務の執行が法令及び定款 に適合することを確保するための体制 1. 当社及び当社子会社 ( 以下 当社グループ という ) は 人と自然と響きあう という企業理念を共通の志として 国際的企業市民としての自覚をもとに 市民社会のルールを尊重し コンプライアンスを最優先にする組織と風土を何よりも重視し 当社グループの取締役 執行役員及び従業員等一人ひとりが 企業市民として 社会的な倫理の上に組織の意思決定を行い 事業活動を展開する 2. 上記理念の実践のため サントリーグループ企業倫理綱領に基づき 法令遵守 社会倫理の遵守を当社グループの全ての取締役 執行役員及び従業員等の行動規範とする 取締役及び執行役員は 法令 定款並びに企業倫理の遵守を率先垂範して行うとともにコンプライアンス経営の維持 向上に積極的に努めるものとする 3. 当社グループの取締役 執行役員及び従業員等の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため リスクマネジメントコミッティにおいて 当社グループ全体のコンプライアンス活動の推進を行い コンプライアンス推進に関する重要課題を審議する また コンプライアンス担当部門により 定期的に教育 研修活動を行うとともに 当社グループ全体のコンプライアンス体制の構築 推進を行う 4. リスクマネジメントコミッティは 審議内容及び活動を 適宜 取締役会及び監査等委員会に報告するものとする 5. 取締役及び執行役員が当社グループのコンプライアンス上の問題を発見した場合は 速やかにリスクマネジメントコミッティに報告するものとする また コンプライアンス ホットラインを社内 社外に設置し 当社グループの従業員等がコンプライアンス上の問題点について 直接報告できる体制とし 情報の確保に努めた上で 報告を受けたリスクマネジメントコミッティは その内容を調査し 必要に応じて関連部署と協議し 是正措置を取り 再発防止策を策定し 当社グループ全体にこれを実施させるものとする 6. 必要に応じて 当社子会社に取締役を派遣し 適正な業務執行 意思決定や監督を実施する また 当社の関連部署は 必要に応じて 当社子会社に対する助言 指導又は支援を実施するものとする 7. 必要に応じて 当社子会社に監査役を派遣し 監査を実施するものとする - 1 -

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は 当社グループにおいて 反社会的勢力との関係断絶及び不当要求への明確な拒絶のための体制を構築し 推進するものとする Ⅱ. 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1. 取締役及び執行役員は 株主総会議事録 取締役会議事録 重要な意思決定に関する文書等 ( 電磁的記録を含む 以下同じ ) その他取締役の職務の執行に係る重要な情報を法令及び社内規程に従い保存 管理するものとする 2. 上記の文書等は 取締役が必要に応じて閲覧可能な状態を維持するものとする 3. リスクマネジメントコミッティにおいて 個人情報を含む情報の保護 保存のみならず 情報の活用による企業価値向上を含めた情報セキュリティ ガバナンス体制を構築 推進する Ⅲ. 当社及び当社子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制 1. 当社グループのリスクマネジメントの基本方針は 取締役会において決定されるものとする 2. 業務執行におけるリスクは 各業務執行取締役及び執行役員がその対応について責任を持ち 重要なリスクについて 取締役会において 分析 評価を行い 改善策を審議 決定するものとする 3. グループ経営上重要なリスクは リスクマネジメントコミッティ及び品質保証委員会において 当社グループ全体の業務遂行上のリスク及び品質リスクをそれぞれ網羅的 総括的に管理する また 必要に応じ 当該リスクの管理に関する規程の制定 ガイドラインの策定 研修活動の実施等を行うものとする 4. 新たに生じたグループ経営上重要なリスクについては 取締役会において 速やかに対応の責任を持つ業務執行取締役又は執行役員を選定し 対応について決定するものとする Ⅳ. 当社の取締役及び当社子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保 するための体制 - 2 -

1. 当社グループの経営の基本方針は 取締役会において決定されるものとする 2. 当社は 当社グループの取締役 執行役員及び従業員等が共有すべき全社的目標を定め 担当取締役は 全社的目標達成のための具体的目標及び権限の適切な配分等 当該目標達成のための効率的な方法を定める 3. 担当取締役は 目標達成の進捗状況について 取締役会において確認し 具体的な対応策を報告しなければならないものとする 4. 各取締役の業務執行の適切な分担を実施し 責任権限規程に基づき 効率的な意思決定を図るものとする Ⅴ. 当社子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制 1. 当社子会社の業務執行の状況については 定期的に取締役会において報告されるものとする 2. 当社子会社を担当する業務執行取締役及び執行役員は 随時当社子会社から業務執行の状況の報告を求めるものとする 3. 責任権限規程において 当社子会社の経営に関わる一定の事項については 当社の関連部署との協議 報告又は当社の取締役会の承認を義務付けるものとする 4. 内部監査部門は 当社子会社に対する内部監査の結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする Ⅵ. その他の当社並びにその親会社及び当社子会社からなる企業集団における業務の適正 を確保するための体制 親会社を含む当社グループ間の取引については 取引の実施及び取引条件の決定等に関 する内部手続を定め これらの取引の客観性及び合理性を確保する 特に 親会社との取 引に関しては 親会社からの独立性を確保するよう留意する Ⅶ. 当社の監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項 当該取締役及び使用人の他の取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) からの独立性に関する事項並びに監査等委員会の当該取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 1. 監査等委員会の職務は 内部監査部門においてこれを補助する 内部監査部門の使用人の異動 評価等は 監査等委員会の意見を尊重して行うものとし 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) からの独立性を確保するものとする 2. 内部監査部門の使用人は 監査等委員会の職務を補助するに際しては もっぱら監査 - 3 -

等委員会の指揮命令に従うものとする Ⅷ. 当社の取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 執行役員及び使用人並びに当社子会社の取締役 執行役員 監査役その他これらの者に相当する者及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が当社の監査等委員会に報告するための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制 1. 代表取締役及び業務執行取締役は 取締役会において 随時その担当する業務執行の報告を行うものとする 2. 当社グループの取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 執行役員及び従業員等は 監査等委員会が事業の報告を求めた場合又は業務及び財産の調査を行う場合は 迅速かつ的確に対応するものとする 3. 当社の取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 執行役員及び従業員等は 法令等の違反行為等 当社グループに重大な損害を及ぼすおそれのある事実が発見された場合は 直ちに監査等委員会に対して報告を行うものとする 4. 内部監査部門及びリスクマネジメントコミッティは 定期的に監査等委員会に対し 当社グループにおける内部監査の結果その他活動状況の報告を行うものとする 5. コンプライアンス担当部門は 定期的に監査等委員会に対し 当社グループにおける内部通報の状況の報告を行うものとする Ⅸ. 当社の監査等委員会へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱い を受けないことを確保するための体制 当社グループの取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 執行役員及び従業員等は 監査等委員会に直接報告を行うことができるものとし 当該報告を行ったことを理由 として不利な取扱いを行うことを社内規程等において禁止する Ⅹ. 当社の監査等委員の職務の執行 ( 監査等委員会の職務の執行に関するものに限る ) について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 1. 当社は 監査等委員会がその職務の執行について 当社に対し会社法第 399 条の2 第 4 項に基づく費用の前払等の請求をした場合 当該費用又は債務が監査等委員の職務の執行に必要でない場合を除き 速やかに当該費用又は債務を処理する 2. 当社は 監査等委員会が 独自に外部専門家を監査等委員の職務の執行のために利用 - 4 -

することを求めた場合 監査等委員の職務の執行に必要でない場合を除き その費用を負担する 3. 監査等委員会は 当社子会社の監査役 ( 若しくはこれらに相当する者 ) 又は内部監査部門との意思疎通及び情報の交換がなされるように努めるものとする 4. 監査等委員会は 定期的に代表取締役社長及び会計監査人と意見を交換する機会を設けるものとする - 5 -