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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

指定管理者制度の導入に係る当面の方針

平成 25 年度指定管理者モニタリングレポート 施設名 所在地 指定管理者 モニタリングの実施方針 方法等 担当部課 ( 問合せ先 ) 四日市市障害者体育センター 四日市市西日野町 4070 番地 1 名称特定非営利活動法人障害者福祉チャレンジド ネット 代表者理事長山本征雄 住所四日市市小林町 3

指定管理者制度導入施設に係るモニタリングマニュアル 平成 22 年 4 月 総務部

別添 2 宝塚市指定管理者 モニタリングマニュアル 平成 30 年 (2018 年 )3 月 宝塚市

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平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

2 管理運営状況 (1) 特筆すべき事項 ( 地域貢献等の実績 取組 成果等 ) ア利用者数 ( 人 ) イ稼働率 (%) ウ利用者満足度 (%) 1 (3) 収支状況 ア収入 ( サッカー ナショナルトレーニングセンター ) 全国規模の大会やなでしこジャパン J クラブの利用のほか海外選手団など国

2 使用料について

様式 1 年度尾張旭市 施設事業計画書 指定管理者 責任者 担当者 1 事業計画 施設の利用率向上に関する計画 管理業務の実施計画及び利用計画 維持 管理業務に関する計画 施設特有の事項に関する計画 自主事業の実施計画及び利用計画 自主事業の日程 募集人数 事業内容等の計画 1

数値目標は選定時に設定した数値であり 市設定の数値を上回る目標を指定管理者が設定している場合 市設定の数値は括弧書きで表している (2) その他利用状況を示す指標指標選定時は未設定選定時は未設定 実績 4 収支状況 (1) 必須業務収支状況 その他収入 合計 ア収入 指定管理料 費目 利用料金収入

4 収支状況 (1) 必須業務収支状況 ア収入 指定管理料 利用料金収入 その他収入 合計 差異 実績 269, ,857 実績 - 計画 0 計画 269, ,981 計画 - 提案 0 提案 269,425 実績 66,253 70,970 実績 - 計画 2,170 計

指定管理者評価実施要領(素案)

初版 ( 平成 22 年 9 月 ) 最近改正 ( 平成 29 年 7 月 ) 指定管理者制度導入施設における モニタリング実施要領 羽曳野市

堺市監査委員公表第 40 号 地方自治法第 199 条の規定に基づき公の施設の指定管理者監査を執行したので その結果に関する報告を次のとおり公表する 平成 29 年 12 月 21 日 堺市監査委員池田克史 同 吉川 守 同 藤坂正則 同 小杉茂雄

3 事業の必要性 (1) 地域の状況 (2) 利用予定者数 確保策 就労継続支援 B 型の新設については 利用予定者名簿を添付すること 確保策は具体的に記載すること ( 日中活動系サービス 児童発達支援 放課後等デイサービスの場合 ) 4 訓練や作業の具体的な内容 ( 様式任意 ) 多機能型の場合は

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

特別養護老人ホーム外川園

福井市地域活動支援センター事業実施業務委託仕様書 この仕様書は 福井市 ( 以下 委託者 という ) が委託する福井市地域活動支援センター ( 以下 セ ンター という ) 事業の実施業務に関して 受託者が履行するために必要な事項を定めるものとする 1 事業目的障害者の日常生活及び社会生活を総合的に

指定管理者モニタリングレポート

平成 24 年度 指定管理者評価シート 1 基本情報 施設名千葉市ビジネス支援センター指定管理者財団法人千葉市産業振興財団 指定期間平成 24 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日所管課産業支援課 2 管理運営の実績 (1) 主な実施事業 指定管理事業 事業名実施時期事業の概要 施

平成 29 年度指定管理者制度導入施設の管理運営業務の年度評価 様式 1 施設名 市営西谷住宅ほか 26 団地及びこれらの共同施設 所管部 ( 局 ) 課名指定管理者 事業期間 指定管理者の状況 1. 設立年 2. 基本財産 ( 資本金 ) 3. 従業員数 4. 所在地 5. 関連施設 業務の管理実

1. 趣旨この基本方針は 市がネーミングライツの付与に関する事業 ( 以下 ネーミングライツ事業 という ) を実施するにあたり 郡山市広告事業実施要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日制定 )( 以下 実施要綱 という ) 第 19 条 ネーミングライツ スポンサーの募集 に基づき ネーミングラ

(2) 平成 29 年度における取組内容の見直し等 県民の交通安全につながる実践 体験型の教育を効果的に推進するという目的のもと 研修所の存在と研修内容の広報 関係機関に協力を求めた利用促進活動 利用者ニーズを踏まえた魅力ある施設や設備及び研修内容への改善活動 を通じて利用を促進し 利用者数が前年度

要綱

() 施設の効用を最大限に発揮する取組み 事業計画通りに管理運営をしているか 項目 管理状況指標 特色ある広報活動等により 新規利用者の増加に向けた 効果的な取り組みを行っているか開館時間の延長や新規事業の実施等により 利用者の増加に向けた 効果的な取り組みを行っているか地域の住民や関係団体等との連

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東京都江戸東京博物館

平成30年度収支予算

モニタリング結果報告書 ( 平成 24 年度下半期 ) 施設指定管理者指定期間施設所管課 西湘地区体育センター BSC 三洋装備グループ H ~ H スポーツ課 ( ) 1 今期の指定管理者の管理運営状況 (2~10 の結果を踏まえた判定 ) A < 判定理由 > 施設の魅

2 事業計画の実施状況 ( 計画に沿った事業実施 サービスの質 利用促進のための取組みと効果 利用者満足度の把握 反映状況 自主事業等の実施状況 ) 3 施設の有効利用 ( 他施設との連携状況 地域との連携状況 市民 NPO との協働状況等 ) 修繕や備品の交換等が適切に実施されている 平等利用の確

(2) 平成 28 年度における取組内容の見直し等 2 中期経営目標の進捗状況 実施内容 県民の交通安全につながる実践 体験型の教育を効果的に推進するという目的のもと 研修所の存在と研修内容の広報 関係機関に協力を求めた利用促進活動 利用者ニーズを踏まえた魅力ある施設や設備及び研修内容への改善活動

11 2019年度当初予算書(案)【表紙】

災害等の緊急時の利用者の避難 誘導 安全確保及び必要な通報等についてマニュアルを作成し 緊急時には的確に対応すること また 災害時に 市が緊急に防災拠点 避難場所等として本施設を使用する必要があるときは 市の指示により優先して避難者等を受け入れること (6) 廃棄物処理施設から発生する廃棄物の発生抑

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平成18年度標準調査票


う ) において定めた民間事業者が確保すべきサービスの質の達成状況に対する当機構 の評価は 以下のとおり 評価事項 測定指標 評価 業務の内容 対象公共サービスの内容に示す運用業務を適切に実施すること 月次報告による業務内容を確認したところ 運用業務は適切に実施されており サービスの質は確保されてい

2014 年 6 月 2 日 Page: 2 勘 定 科 目 地域活動支援センター作業所型 第 3かたるべ社 ( 地 活支援 ) 短期入所事業第 3 かたるべ社 ( 短期入所 ) 移動支援事業あそび本舗 共同生活介護事業 グリーンハイツ ビーンズ アムール ハイツマモル フォレスト 就労支援事業収入

平成 29 年度指定管理者制度導入施設の管理運営状況についてスポーツ推進課 1 施設の概要等 施設名広島県総合グランド ( 愛称 : コカ コーラボトラーズジャパン広島総合グランド H30.4.1~) 所在地広島県広島市西区観音新町二丁目 11 番 124 号 設置目的スポーツの普及発展と県民の体位

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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【最終】平成28年度活動状況調査結果


公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金交付要綱 ( 通則 ) 第 1 条公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 山梨県補助金等交付規則 ( 昭和 38 年山梨県規則第 25 号 ) に定めるもののほか この要綱の定めるところによる (

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

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Fukuoka Johkasou Association KAIHOU 2015 SPRING No.135 INDEX

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目 次 事業計画 1 全般的な管理運営について (1) 管理 運営の基本姿勢について 3 (2) サービス向上と経費縮減の考え方について 3 (3) サービス向上面でのポイントについて 3 (4) 経費縮減面でのポイントについて 3 (5) 規制緩和の提案について 4 (6) 施設の利用促進を図るた

質問 2 アンケートについて 内容は適正か アンケートは 結果を元にどういった改善策が必要なのかを具体的に検討できるような内容で実施すべきである また 回収率も上げられるように努力する必要があるのではないか 回答 : アンケートの内容や 回収方法等については今後検討したい 質問 3 国際会議の件数が

(4) 指定管理者が行った処分の件数 < 処分の状況 > 処分の種別 処分根拠 件数 使用許可 都市公園条例第 10 条 162,869 使用不許可 都市公園条例第 11 条 0 使用の制限 都市公園条例第 12 条 0 (5) 市への不服申立て < 件数 > 0 件 < 概要 > (6) 情報公開

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14 1 関係団体との連携について 港区スポーツふれあい文化健康財団 港区体育協会の事業を実施する際 施設利用に協力してくださいとありますが 利用回数 ( 件数 ) における上限 または 下限は設定されていますか ご教示ください 利用回数における上限 下限は設定していませんが 指定管理者が選定された

会計名 : 一般会計 平成 26 年度当初予算 ( 会計別収支予算書 ) ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当初予算額 前年度予算額 増減 1 基本財産運用収入 7,021 7,021 0 基本財産利息収入 7,021 7,021 0 基本財産 (417,

正味財産計算書 科目当年度前年度 諸謝金 32,854,572 委託料 5,334,818 広告宣伝費 134,400 雑費 2,481,375 受託事業費 1,567,353,872 生涯学習総合センター中央図書館事業費 1,110,625,083 給料手当 579,334,190 賞与 100,

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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太白区まちづくり活動助成事業申込書

特定個人情報取扱細則 ( 目的 ) 第 1 条この細則は 当組合の個人情報保護方針及び特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) 等に基づき 当組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この細則で

14個人情報の取扱いに関する規程

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者


評価(案)「財務省行政情報化LANシステムの運用管理業務」

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施策吊

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

太田宿中山道会館

保健福祉局地域福祉課

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5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

平成 29 年度指定管理者モニタリングレポート 施設名 所在地 四日市市すわ公園交流館 四日市市諏訪栄町 22 番 25 号 名称アクティオ株式会社 指定管理者 代表者代表取締役社長鈴木悟 住所東京都目黒区下目黒 1 丁目 1 番 11 号目黒東洋ビル 4 階 モニタリングの実施方針 方法等 担当部

特定個人情報取扱要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は この組合の 個人情報保護方針 および 特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) に基づき この組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条

( 仮称 ) 浜見平生涯学習施設の設置に関する条例 ( 素案 ) の考え方について 文化生涯学習部文化生涯学習課

上場会社監査事務所登録制度に係る規定要綱案

議第    号

議事録(沖縄IT津梁パーク)

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() 施設の効用を最大限に発揮する取組み 施設の設置目的に基づいた事業計画通りに管理運営をしているか 要素 管理状況指標 広報活動等 ( 広報紙 ケーブル TV ホームページ SNS 等 ) による新規利用者の増加に向けた 効果的な取組みを行っているか開館時間の延長及び新規事業等による新規利用者の増

平成 29 年度指定管理者業務実績シート 作成年月日平成 30 年 6 月 5 日 部 教育委員会生涯学習部 課 生涯学習文化課 施設名 所在地 函館市公民館函館市青柳町 12 番 17 号函館市亀田公民館函館市富岡町 1 丁目 18 番 3 号 設置条例 函館市公民館条例 指定管理者名 公益財団法

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新規文書1

平成 27 年度上期 米子市美術館 モニタリング評価表 平成 27 年 11 月 ( 別紙 2) 施設名 米子市美術館 施設所管課 教育委員会事務局文化課 指定管理者名 団体名 一般財団法人米子市文化財団 所在地 米子市末広町 293 番地 指定期間 平成 23 年 4 月 1 日 ~ 平成 33

札幌市及び関係機関との連絡調整 ( 運営協議会等の開催 ) 開催回第 1 回第 2 回第 3 回 協議 報告内容議員視察の受け入れに関する件について北農ビル前路上駐輪場移設について WEアンケートからの苦情対応について 冬期保管枠 機械警備 電気料金の誤送付 5-1パソコ第 4 回ンの件について <

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

事業番号 3-1 事業概要説明書 1 事務事業名 ひとり暮らし高齢者の安否確認 関連事業 1 在宅高齢者緊急通報サービス事業 担当部局福祉保健部担当所属長寿福祉課担当班 係 事業開始年度昭和 63 年度根拠法令等 実施方法 直接実施 高齢者福祉サービス担当班 大分市在宅老人コミュニケーションシステム

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軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

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Transcription:

平成 20 年度指定管理者モニタリングレポート 施設名 四日市市楠プラザ運動施設 所在地四日市市楠町北五味塚 1211-1 名称特定非営利活動法人楠スポーツクラブ 指定管理者 代表者理事長福田晃太郎 住所四日市市楠町北五味塚 1215-1 モニタリングの実施方針 方法等 担当部課 ( 問合せ先 ) 本施設の管理運営業務の確認にあたっては 事業計画書を基に 管理運営状況を年間事業報告書 実地調査 指定管理者へのヒヤリング等により把握しました その後 指定管理者の選定に用いた選定基準等に示されたごとに 次葉の通り 具体的な業務の履行状況等についての確認結果をコメントしたうえで モニタリングの総合コメント 及び 今後の業務改善に向けた考え方 を記載しました 楠総合支所 楠プラザ TEL:059-397-2277 E-mail:kusu-plaza@city.yokkaichi.mie.jp モニタリングの総合コメント楠プラザ運動施設の目的は 社会教育の振興及び地域における生活文化の向上 スポーツ等の振興を図るため施設として楠町当時に設置された 四日市市との合併により 運動施設のみを指定管理者として管理運営し 指定管理者導入の目的である市民サービスの向上と経費の削減を果たしながら 事業運営や施設の維持管理を切に行ったので総合的に判断して良好と評価する 管理運営については 計画どおり運営され 総利用率で前年比で約 7% の増加と 500 人以上の事業参加を達成された 業務内容については 条例 規則を遵守し 募集要項 仕様書等に定める業務を正に実施した 自主事業については 当初計画以外の追加事業を行うなど 利用率の向上に努めた 経費については 地域総合型スポーツクラブの利点を活かした管理運営方針で経費削減に努めた 今後の業務改善に向けた考え方楠プラザ運動施設は 指定管理者の導入及び指定管理者の事業努力により 四日市市の運動施設として周知されたことや魅力ある事業 イベントの展開と広報活動を積極的に行うことで利用者の増につながったと考えられる その他に顧客満足度を高めるため アンケートの実施及び利用者の声を反映させるなど 利用者の視点に立った効率的な運営を引き続き求めていくことで 更なる利用者の拡大を図る取組みに期待したい また 2 年間の指定管理業務の中で ハード面において積極的な施設修繕や備品購入を行い 市民の利便性が高まったと考えられるが 利用者が増加したことで 利用者に支障をきたすことの無いよう注意する必要がある

基本的な考え方 ( 施設の性格 目的等との合致 市民の平等な利用の確保 施設の効用発揮 ) 合目的性 公平性 効果性 スポーツ活動を行う団体への貸館 スポーツ振興事業 体力相談 大会及びイベントの実施等施設の目的に沿った実施方針に基づき切に管理運営が行われていました 施設運営や利用者への対応については 市民が公平 平等に利用できるよう規定に基づき運用されていました 施設の効用については 当初計画より延べ利用者数 利用率ともに増加しました 管理経費については 当初計画の範囲内で効率的に執行されていました また 四日市市楠プラザ条例並びに四日市市楠プラザ条例施行規則など関係法令に基づき運営が行われるなど 法令順守の管理が行われていた 特に施設の使用申請から許可まで迅速で正な事務が行われていた 業務内容機能性 独創性 ( 事業への具体的な取組み方 ) スポーツ振興の向上のため 事業運営に関する業務や自主事業を事業計画に則って切に実施されていました 2 年目ということもあり 利用者数 利用率の増加については 新たな自主事業を展開することで大幅な増につながったといえます その他に 事業アンケートに反映して 参加者がステップ アップできるような事業を行うなどの創意工夫や施設利用者の声に迅速に対応するなどの取り組みがなされていた また 施設管理を行う職員に対しても 指導者研修会として ニュースポーツ普及のための研修や運動正テストの講習員の研修など施設管理者のレベルアップを目的に開催したり サブクラブマネジャーを配置するなどの工夫がみられた 責任性 実行性 ( 施設の運営体制や組織 ) 運営状況については 職員の勤務体制や開館時間を遵守し切に運営されていました 施設の維持管理についても毎月の計画と結果を月に一度の連絡調整会議に報告し 計画通り実施されていました 明瞭性 規律性 ( 正な事務や経理 ) 貸館利用料や事業参加費等の利用料金などの収入 施設管理費等の支出について正に処理され 領収書や経理関係調書も整理されていた 施設の利用に関する許可申請書 保守点検等に関する報告書類も整理されていた 四日市市楠プラザ条例等の法令を遵守し 利用者に対し公平公正な事務手続きがされ 税務処理も正な処理がされていた 安全性 ( 安全管理 緊急時等の対応 ) 災害等の各種対応マニュアルを作成し 訓練を実施していた 個人情報保護についても研修会を行い 犯罪防止 秘密保持に努めていた 施設賠償責任保険の加入もされていた また 業務開始前には 施設や設備の点検を行い利用者が安全に利用できるよう心がけていた また スポーツ施設では 急病やケガなどの事案が発生するため あらかじめ備え付けの AED の操作や緊急時の対応 職員研修として普通救命講習の実施などが行われており 体育施設管理士 普通救命講習修了証取得の職員を正に配置していた 社会性 ( 環境等への配慮 ) 不要個所の照明の消灯等の省力化 冷暖房温度の省エネ設定の徹底等について それぞれ創意工夫をして実施されていた 体育施設は 市民の皆さんが気軽に訪れることができる施設であるため ゴミ処理については リサイクルの観点から分別を行っていた また 利用者によるゴミの持ち帰り制度や施設内のゴミ箱や灰皿の撤去を行っており 施設利用者への周知を引き続き行っていた 事業収支経済性 事業収支について当初計画の範囲内において正に執行された 利用料収入が計画よりも増加するなど収入が確保された 支出においては 委託料などの削減が図られ 施設修繕 備品購入は 計画的なもの 利用者の声を積極的に取り入れ切に執行された 経済性については 良好と判断した 団体の経営状態経営の健全性 提出された財務諸表を分析した結果 黒字を計上するなど特に問題となる指標は見受けられず 経営は安定しているものと判断している

施設概要調書 1. 施設の概要平成 20 年度 施設名 四日市市 楠プラザ運動施設 所管課 : 楠総合支所 楠プラザ 所在地 四日市市楠町北五味塚 1215 番地 1 設置年月 : 平成 17 年 2 月 設置目的 社会教育の振興及び地域における生活文化の向上 スポーツ等の振興を図るため設置 設置の根拠 ( 法令 条例等 ) 四日市市楠プラザ条例 敷地面積 ( m2 ) 7.55 ha 延床面積 ( m2 ) 2,760 m2 施設の概要 2. 運営状況 設備の概要 事業概要 楠緑地多目的運動場 面積 13,200m2野球 1 面サッカー 1 面陸上 (200mトラック) 楠緑地体育館アリーナ 面積 2,604m2 アリーナ面積 1,152m2 (32m 36m) バスケットボール1 面バレーボール2 面バドミントン6 面卓球台 9 台 楠緑地体育館武道場 面積 240.25m2 (15.5m 15.5m) 楠緑地体育館ミーティングルーム 面積 84m2 (7m 12m) 楠緑地テニスコート 面積 2,640m2 砂入り人工芝 4 面 ( オムニコート ) 楠緑地ゲートボール場 面積 1,030 m2 コート 2 面 スポーツ教室 大会およびイベントの実施 個人利用料を用いた一般公開事業の実施 スポーツ体力相談事業に関すること その他スポーツ振興事業の企画運営に関すること 実施計画 実施内容 ( 事業報告書 ) 計画対比 開館日数 359 日 359 日 0 日 開館時間 8:30~21:00 8:30~21:00-3. 利用実績 実施計画 実施内容 ( 事業報告書 ) 計画対比 施設利用者数 利用者件数 当初計画では件数設定なし 7,002 - 利用者数 当初計画では人数設定なし 107,199 - 稼働率 26.60% 33.7% 7.1% 事業参加者実績スポーツ教室事業 3 教室 全 24 回 7 教室 全 58 回 (131 人 ) 4 教室 34 回 大会及びイベント 2 大会 2 大会 (305 人 ) 体力相談事業 運動正テストの実施 運動正テスト メタボ体操 (110 人 ) 1 事業 スポーツ振興事業 3 種目 年間 9 回 4 種目 年間 11 回 (73 人 ) 1 種目 年間 2 回 一般公開事業 年間 4 回 参加者数 (200 人 ) 年間 52 回参加者数 (317 人 ) 48 回 117 人

4. 事業収支 ( 単位 : 円 ) 実施計画 実施内容 ( 事業報告書 ) 計画対比 利用料金収入 4,306,028 7,239,170 2,933,142 指定管理料 23,400,000 23,400,000 0 雑収入 0 109,464 109,464 自主事業収入 354,000 665,070 311,070 収入計 28,060,028 31,413,704 3,353,676 人件費 8,286,320 6,958,074 1,328,246 管理費 消耗品費 470,062 282,828 187,234 燃料費 0 0 0 印刷製本費 0 0 0 光熱水道費 8,133,637 9,809,346 1,675,709 修繕料 2,359,736 2,277,740 81,996 通信運搬費 242,240 46,434 195,806 広告料 0 0 手数料 17,170 24,660 7,490 委託料 5,789,938 4,777,723 1,012,215 使用料及び賃借料 383,040 462,542 79,502 備品購入費 1,350,000 1,593,820 243,820 保険費 367,478 228,600 138,878 予備費 340,807 0 340,807 事業費 319,600 761,368 441,768 支出計 収支 28,060,028 27,223,135 836,893 0 4,190,569 4,190,569

チェックシート1 平成 20 年度 四日市市楠プラザ運動施設 運営状況 チェックシート 1. 運営企画 実施計画 実施内容 計画対比 検証 分析等 否 開館日数 開館時間 359 359 計画通り 8:30~21:00 8:30~21:00 計画通り 管理運営 利用の増大 稼働率の向上 広報宣伝 スポーツ教室の実施による施設利用の増 くすぽホームページ等での PR 計画通り 計画通りの運営企画が行われた 業務 コスト縮減等の経営方針 人件費の削減 利用者による施設管理の実現 計画通り 利用者の安全を施設維持管理確保するための取組 点検マニュアルの作成 計画通り 2. 利用実績 実施計画実施内容検証 分析等否計画対比 利用者件数 当初計画では件数設定なし 7,002 ー 施設利用実績 利用者数 当初計画では人数設定なし 107,199 ー 事業参加者実績 稼働率 26.60% 33.7% 7.10% スポーツ教室事業 3 教室全 24 回 7 教室全 58 回 4 教室 全 34 回 大会及びイベント 2 大会 2 大会計画通り 体力相談事業 運動正テストの実施 運動正テスト メタボ体操 1 事業 スポーツ振興事業 3 種目年間 9 回 4 種目年間 11 回 1 種目 年間 2 回 総利用率 1% アップの達成目標を大幅に上回り正に達成された 実施計画よりも多くの事業を行い 年間延べ 500 人以上の参加者の達成目標を大幅に上回り正に達成した 一般公開事業年間 4 回年間 52 回 48 回

3. 事業収支 実施計画 実施内容 計画対比 検証 分析等 否 利用料金収入 使用料 4,306,028 7,239,170 2,933,142 指定管理料 23,400,000 23,400,000 0 雑収入 自主事業収入 0 109,464 年間の事業収支においては 施設 109,464 PRを積極的に行うことで 四日市 スポーツ教室の実施 365,300 市の運動施設のひとつとして利用 11,300 者拡大に努め 当初計画より使用 料収入が大幅に増加した また 大会及びイヘ ントの実施 61,000 61,000 事業収入についても 当初計画を 354,000 上回った スポーツ振興事業 201,230 201,230 一般公開事業 37,540 37,540 収入計 28,060,028 31,413,704 3,353,676 人件費 8,286,320 6,958,074 1,328,246 勤務体制:12 人 消耗品費 470,062 282,828 187,234 支出については 人件費の削減や 利用者による利用者のための 燃料費 0 0 施設管理を基本方針として行うこ 0 とで 委託料の削減に努め 全体 印刷製本費 0 0 的な経費の削減につながった 0 光熱水道費 8,133,637 9,809,346 この人件費の削減に対して 勤務 1,675,709 体制について確認したところ正 修繕料 2,359,736 2,277,740 な配置がなされていた 施設管理 81,996 上必要な有資格者についても正 通信運搬費 242,240 46,434 に配置されていた 195,806 管理費 広告料 0 0 光熱水費や事業費に関しては 施 0 設利用者の増や自主事業を積極的 手数料 17,170 24,660 に開催することで参加者が計画よ 7,490 り多くなった その分 経費がか 委託料 5,789,938 さむ結果となったが 施設利用料 4,777,723 1,012,215 の増により多くの収入を得ること ができた 使用料及び賃借料 383,040 462,542 79,502 備品購入費 1,350,000 1,593,820 243,820 保険費 367,478 228,600 138,878 予備費 340,807 0 340,807 事業費 319,600 761,368 441,768 支出計 28,060,028 27,223,135 836,893 収 支 0 4,190,569 4,190,569 総合コメント楠プラザ運動施設は 指定管理者制度導入以前は 自主事業を行ってこなかった経緯があり 指定管理者制度導入のメリットとして事業による利用者の確保を仕様内容に記載して選定を行った 指定管理者である楠スポーツクラブは 昨年度の反省点を活かし 施設の有効な利用を図るために スポーツ教室などの自主事業を多く展開し 広報などによる PR に努め 更なる利用者の拡大に努めた また 教室アンケートなどを利用することで 柔軟な発想で事業を展開できたことが事業参加者実績の大幅な増につながったのではと考えられる 施設の修繕 整備などは 利用者の声を聞きながら積極的に行うことで 利用者アンケートでの好評価につながったと考えられる また 文書編さん保存規定により人事書類 経理書類 財産書類等を正に整理 保管されていた

チェックシート 1-2 平成 20 年度四日市市楠プラザ運動施設運営状況チェックシート 1-2 事業分析 否判断 利用実績 施設利用実績については 前年度からの業務改善を進め 広報活動や PR 事業の積極的な運営などにより 多くの利用者を獲得することができたと思われる また アンケートや窓口相談を積極的に行うことで 利用者の声を反映した事業や有効的な施設利用の提案など数字として現れない窓口職員の努力が評価される その結果がアンケートの職員対応の満足度にも現れている 収入 収入については 施設使用料が大幅に増加した これらは 日常の練習などで使用している団体と競合して 施設を利用するのではなく あえて施設の空き時間や利用の少ない時間帯に教室 イベントなどの事業を展開するなどの工夫があったこと また 新たなスポーツサークルや団体が申し込みに来た時には 施設の空き時間を利用者に知ってもらい アドバイスをするなど 有効的な施設利用に向けた取組みを行うことで この結果につながったと思われる 事業収支 支出 12 名の職員が交代で勤務しており 的確な管理業務を行うために職員研修や事務局ミーティングを行うなどサービスの向上に努めた また サブクラブマネージャーを窓口職員として配置するなど 人件費の削減に努めながらもサービスの低下を招かないよう工夫していた また 利用者登録の更新などの案内を通知するのではなく 施設を利用する時に更新手続きができるよう工夫し 通信運搬費などの削減に努めた また 委託料については 仕様内容の見直しや 清掃など事務職員で対応できる範囲について検討し自ら実施するなど 経費の削減に努めた 施設利用料の収入が伸びたことによる電気代 水道代の増加が見られた しかし トイレの電気をセンサーライトに変更するなど経費の削減についての工夫が感じられた 備品購入については 利用者からの意見などを取り入れ積極的に行っていた