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Arcserve Backup r17.5 下位互換サポート 2017/03/03 下位互換サポートについて Arcserve Backup は 同一バージョン間だけではなく 下位バージョンのエージェント製品を利用したバックアップも可能です 下位互換を利用することで バージョンアップができない環境や アップグレードに時間がかかる環境において バックアップ運用を継続できます 下位互換とは バックアップサーバから下位バージョンのエージェントに接続する環境を指します (Arcserve Backup 本体製品が上位バージョン 各エージェント製品はバックアップサーバよりも下位のバージョンになります ) 下位互換の対象製品や注意事項は本文書で確認してください 下位互換サポートの対象製品と対象バージョンについて Arcserve Backup r17.5 では 下記エージェント製品の下位互換をサポートします Client Agent for Windows Client Agent for Linux Agent for Open Files Agent for Virtual Machines (Guest Based Virtual Machines Agent Bundle と VM Agent per Host License) 対象バージョンは サポート期間中のバージョンになります サポート期間終了とともに 該当バージョンの下位互換サポートも終了となります Arcserve 各製品のサポート終了日や終了予定日は Arcserve Japan のサポートサイトか 下記 URL から確認できます (Arcserve Backup r17.5 リリース時点では r17 と r16.5 が対象になります ) 製品サポートライフサイクル関連情報 : https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/sections/200455219-product-release-and-support-lifecycle-dates 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 1

下位互換サポートの注意点 下位互換サポートにはいくつか注意点があります 1. 全体的な注意点 と 利用する各製品の注意点 最後に 7. そのほかの注意点 をすべて確認してください 1. 全体的な注意点 ライセンスキーの登録 ( 重要 ) 利用中の環境で Arcserve Backup の上書きインストールを行うと 旧バージョンのライセンスキーをそのまま引き継ぎますが r16.5 は r17.5 とライセンスモジュールのパスが異なるため r17.5 の環境に r16.5 のライセンスを登録する必要があります r17.5 のバックアップサーバ (Arcserve Backup ドメイン環境の場合は プライマリサーバ ) のライセンスモジュールを起動し r16.5 のライセンスキーを登録してください Arcserve Backup r17.5 ライセンスモジュールのパス 64bit OS: C:\Program Files (x86)\arcserve\sharedcomponents\ca_lic\calicnse.exe 32bit OS: C:\Program Files\Arcserve\SharedComponents\CA_LIC\CALicnse.exe サポート対象の OS とアプリケーションバージョン ( 重要 ) 下位互換でサポートとなる OS やアプリケーションは バックアップサーバ側の動作要件と エージェント側の動作要件の両方に掲載しているバージョンと SP の組み合わせが対象になります 同一ノードでのバージョン混在 1つのノードに導入できる Arcserve Backup の製品 ( ベース本体 / オプション / エージェント ) は 1 つのバージョンのみです 下位互換対象の製品と 下位互換に対応していない製品が混在しているノードでは すべての製品をバックアップサーバのバージョンに合わせてください Arcserve Backup 製品を上書きでアップグレードを行うと 導入しているすべての製品を自動的に r17.5 にアップグレードします 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 2

下位バージョンの Arcserve 製品の Service Pack / 累積モジュール 下位互換では 最新 Service Pack や累積モジュールの適用は必須ではありませんが 下位互換の エージェントで問題が発生した場合 問題解決や調査のために Arcserve Backup 各バージョン の最新 Service Pack や累積モジュールなどの適用をお願いすることがあります 上位バージョンの機能 Arcserve Backup r17.5 でサポートしている機能でも 下位互換の各バージョンで対応していない機能は利用できません r17.5 および r17 ( 下位互換で r16.5 を利用する場合 ) の新機能 / 拡張機能は 各バージョンのリリースノートを参照してください マニュアルページ : https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/209760713 Arcserve シリーズ製品との混在環境 1 つのノードに Arcserve シリーズの別製品 Arcserve UDP / Replication / HA を導入し そ れぞれの連携機能を利用しているケースでは Arcserve シリーズすべての製品のアップグレード が必要になる場合もあります 各製品のマニュアルやサポートサイトを参照してください 2. Client Agent for Windows の注意点 下位互換サポート範囲の OS バージョン サポート範囲の OS は 前述 1. 全体的な注意点 の サポート対象の OS とアプリケーショ ンバージョン 範囲内の OS と SP の組み合わせになります Disaster Recovery Option Disaster Recovery Option を利用している場合は 下位互換環境でバックアップした後に復旧キ ット (WinPE DR の起動メディアやマシン固有情報など ) を再作成してください 3. Client Agent for Linux の注意点 下位互換サポート範囲の OS バージョン サポート範囲の OS は 前述 1. 全体的な注意点 の サポート対象の OS とアプリケーショ ンバージョン 範囲内の OS とアップデートの組み合わせになります 4. Agent for Open Files の注意点 VSS ライタ機能 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 3

Agent for Open Files に含まれる VSS ライタによるオンラインバックアップの対象アプリケ ーションは 前述 1. 全体的な注意点 の サポート対象の OS とアプリケーションバージョ ン 範囲内のバージョンと SP の組み合わせになります 5. Agent for Virtual Machines (vsphere 環境 ) の注意点 下位互換サポート範囲の vsphere 環境 サポート範囲の vsphere 環境は 前述 1. 全体的な注意点 の サポート対象の OS とアプリ ケーションバージョン 範囲内のバージョンと Update の組み合わせになります ライセンスバージョン vsphere から仮想マシンのデータを受け取るバックアップ方式 (raw モード 混在モード ファイルモード ) を利用している場合 仮想マシンとバックアッププロキシに導入している Agent for Virtual Machines はすべて同じバージョンのライセンスキーを用意してください 仮想マシンへの Agent 製品導入状態にかかわらず バックアップ対象の仮想マシンにはすべて バックアッププロキシと同じバージョンの Agent for Virtual Machines のライセンスが必要です バックアッププロキシに r16.5 を導入している場合 バックアッププロキシには r16.5 の Service Pack 1 もしくは Update 2 の適用が必要です 物理方式のバックアップ Agent for Virtual Machines に含んでいる Client Agent や Agent for Open Files の機能を使って 仮想マシンを物理環境と同じ方法でバックアップを行っている環境では 前述 1. 全体的な注意点 2. Client Agent for Windows の注意点 3. Client Agent for Linux の注意点 そして 4. Agent for Open Files の注意点 を参照してください この環境ではバックアッププロキシの機能を利用しないため 各仮想マシンに導入している Agent のバージョンが不揃いでも サポート対象になります 6. Agent for Virtual Machines (Hyper-V 環境 ) の注意点 Hyper-V ホストと各仮想マシンでのバージョン混在 バックアップソースの選択で Hyper-V から仮想マシンを選択し さらに下記の条件に該当する 場合は Hyper-V ホストと各仮想マシンに導入している Agent for Virtual Machines を すべ て同じバージョンで利用してください 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 4

ファイル単位のリストアを行う [ ファイルレベルリストアを許可する ] にチェックを入れ た raw モードや 同じくファイル単位のリストアを行う混在モードを利用する場合 ドライブ単位のバックアップやファイル単位のリストアを行うファイルモードを利用する場合 ライセンスバージョン Hyper-V から仮想マシンのデータを受け取るバックアップ方式 (raw モード 混在モード ファイルモード ) を利用している場合 仮想マシンと Hyper-V ホストに導入している Agent for Virtual Machines はすべて同じバージョンのライセンスキーを用意してください 仮想マシンへの Agent 製品導入状態にかかわらず バックアップ対象の仮想マシンにはすべて Hyper-V ホストと同じバージョンの Agent for Virtual Machines のライセンスが必要です 物理方式のバックアップ Agent for Virtual Machines に含んでいる Client Agent や Agent for Open Files の機能を使って 仮想マシンを物理環境と同じ方法でバックアップを行っている環境では 前述 1. 全体的な注意点 2. Client Agent for Windows の注意点 3. Client Agent for Linux の注意点 そして 4. Agent for Open Files の注意点 を参照してください この環境では Hyper-V ホストからデータを受け取らないため 各仮想マシンに導入している Agent のバージョンが不揃いでも サポート対象になります 7. そのほかの注意点 Arcserve Backup マネージャ Arcserve Backup をリモート環境から操作する場合は 同じバージョンの Arcserve Backup マ ネージャを導入してください Arcserve Backup ドメイン環境 (Central Management Option 利用環境 ) ドメインを構成するプライマリサーバとメンバーサーバでは 全台同じバージョンの Arcserve Backup 製品を利用してください プライマリサーバやメンバーサーバから接続するエージェントでは 下位互換の対象製品を利用できます SAN 上のテープ装置や VTL を共有する SAN Option 利用環境も Arcserve Backup ドメイン 環境となるため テープ装置や VTL を共有するすべてのサーバに 同じバージョンの Arcserve Backup 製品を導入してください 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 5

Global Dashboard 複数の Arcserve Backup ドメイン環境やスタンドアロンのバックアップサーバ環境を一元管理する Global Dashboard では 同じバージョン間での管理をサポートしています 各バックアップサーバに導入する Arcserve Backup 製品のバージョンは セントラルプライマリサーバにあわせてください 2017 Arcserve (USA) LLC. All rights reserved. 6