第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 )

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

ICTを軸にした小中連携

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

総合的な学習の時間とカリキュラム・マネジメント


(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

愛媛県学力向上5か年計画

自己点検・評価表

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

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持続可能な教育の質の向上をめざして ~ 教員の多忙化解消プラン に基づく取組について ~ 平成 30 年 3 月 愛知県教育委員会

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

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22 県立米沢興譲館高等学校 ( 全日制 ) 理数科求める生徒像 出願要件 1 キャリア形成に係る要件 選抜規準 (A 調査書学習の記録 :B 調査書学習の記録以外 :C 面接 : D 作文 :E 基礎学力検査 ) 2 成績評定概況に係る要件 面接の評価の観点 評価の段階 推薦入学者選抜 3 特別活

目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) ものづくりに興味や関心があり 将来は工業に関する知識や技術を活かした分野で活躍することを強く望む者 評定合計が 27 以上の者 志望動機が明確であり 志望学科に関する学習やものづくりに強い

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

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資料1 骨子案(たたき台) 

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

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平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

2021 年度入学者選抜について ~ ひとりひとりの個性と可能性を見つめる入試へ ~ 4 月 4 日 関西学院大学 関西学院の使命は キリスト教主義教育によって Mastery for Service を体現する世界市民 を育み 世に輩出することにあります 世界市民 とは 他者と対話し共感する能力を

訂されている 幼稚園 小 中学校学習指導要領改訂の基本的な考え方として 次の 3つがあげられる 1. 子供たちに求められる資質 能力を明確にし それらを社会と共有していくという社会に開かれた教育課程を実現していく 2. 現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で 知識の理解の質を高めていく 3

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ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

メディアデザイン学科ディプロマ ポリシー メディアデザイン学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業 科目を履修して卒業に必要な単位を修得した学生に 学士 ( 工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力

受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) 次のいずれかに該当する者 1 文化的活動や体育的活動において地区大会を経て 県大会に出場した者 2 部長 副部長 選抜選手として活動した者で 部活動 研究活動で活躍することを強く望む者 3

23 県立米沢工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 生産デザイン科 電気情報科 建築科 環境工学科 ) 当該類 ( 学科 ) を志望する動機及び目的意識が明確 適切であり ものづくり や創意工夫することに強い興味 関心を持ち 将来の工業界を担うことが期 A 25 : B 25 : C 3

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

参考資料 文科初第 49 号 中央教育審議会 次に掲げる事項について, 別添理由を添えて諮問します 新しい時代の初等中等教育の在り方について 平成 31 年 4 月 17 日 文部科学大臣 柴山昌彦

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

平成 30 年 4 月 1 日 平成 30 年度 第 70 回 日本連合教育会研究大会 桐生大会 大会主題 分科会研究協議題 等 Ⅰ 大会主題及び大会主題設定の趣旨 Ⅱ 分科会研究協議題 研究協議題設定の理由 研究協議の視点 (1) 第 1 分科会国語 (2) 第 2 分科会 社会 (3) 第 3

人権教育の推進のためのイメージ図

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

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玉川大学教職大学院 教授 小松 郁夫氏

スライド 1

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

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解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5


Taro-自立活動とは

Microsoft Word 第2報2020年度以降の大学入学者選抜‐山梨大

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

第4章 道徳

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

61.8%

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

第 1 部 施策編 4

造を重ねながら取り組んでいる 人は, このような自分の役割を果たして活動すること, つまり 働くこと を通して, 人や社会にかかわることになり, そのかかわり方の違いが 自分らしい生き方 となっていくものである このように, 人が, 生涯の中で様々な役割を果たす過程で, 自らの役割の価値や自分と役割

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

資料1 第1回会議のポイントについて

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

工業教育資料347号

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

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第 3 期県立高校将来構想答申 ( 案 ) 新旧対照表 資料 2 修正後 ( 答申案 ) 修正前 ( 前回答申案 ) 第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 1 本県の高校教育改革の取組 (2) 新県立高校将来構想 期間中の主な動き 1 県立高校教育の在り方ア学力の向上 - 学び続けるための基礎力づくり- ( ウ ) 人間関係を構築する力の育成コミュニケーション能力や自省的な態度, 自尊感情等を育成するため, 人間関係を構築する基礎力の育成, 学校行事やホームルーム活動, 生徒会活動の充実, 部活動の促進, みやぎアドベンチャープログラム (MAP)( ), いじめ問題などへの取組を強化しました 第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 1 本県の高校教育改革の取組 (2) 新県立高校将来構想 期間中の主な動き 1 県立高校教育の在り方ア学力の向上 - 学び続けるための基礎力づくり- ( ウ ) 人間関係を構築する力の育成コミュニケーション能力や自省的な態度, 自尊感情等を育成するため, 人間関係を構築する基礎力の育成, ホームルーム活動や生徒会活動における話合いの充実, 部活動の促進, みやぎアドベンチャープログラム (MAP)( ), いじめ問題などへの取組を強化しました コミュニケーション能力は話合いの充実によりできるものではなく, 学校行事などに参加し活動したことで出来ていくと考えるので, 学校行事 という言葉も入れ それを含めた活動の充実としてはどうか 学校行事 の文言を加え, 学校行事やホームルーム活動, 生徒会活動の充実 と修正します 1

第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的に支援していく体制づくりが必要です 加えて, 定時制 通信制課程については, 不登校経験者や中途退学者を始めとする全日制課程からの転 編入学者など, 様々な入学動機や学習歴を持つ生徒が増加していることを踏まえた在り方を検討していく必要があります 第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者への対応 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的に支援していく体制づくりが必要です 加えて, 定時制 通信制課程については, 不登校 中途退学者や全日制課程からの転入学者など, 様々な入学動機や学習歴を持つ生徒が増加していることを踏まえた在り方を検討していく必要があります タイトルの語尾について文言整理が必要ではないか 退学してからの編入を加え, 転 編入となるのではないか タイトルの統一化を図り, 3 不登校生徒や中途退学者の状況 と修正します 文言を整理するとともに, 転 編入学者 に修正します 2

第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 5 新学習指導要領 の実施 平成 31 年度から先行実施され, 平成 34 年度から年次進行での実 施となる 新学習指導要領 において, 主体的 対話的で深い学び の視点からの学習 指導方法の改善や, カリキュラム マネジメン ト ( ) の推進等が求められています 知識 技能の習得だけでな く思考力 判断力 表現力等を身に付け, 学びに向かう力等を育成す る観点から, 本県においても, 適切に対応する必要があります カリキュラム マネジメント 各学校の教育目標の実現に向け, 生徒や地域の実情等を踏まえ総合的に編成した教育課程を実施 評価 改善することや, 社会に開かれた教育課程 の実現等を効果的に組み合わせ, 各学校の教育活動や組織運営の在り方を不断に見直し, 改善すること 第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 5 新学習指導要領 への対応 平成 31 年度から先行実施され, 平成 34 年度から年次進行での実 施となる 新学習指導要領 において, 主体的 対話的で深い学び の視点からの学習 指導方法の改善や, 学校の教育目標の実現に向け, 教育課程を編成 実施 評価し, 改善を図る一連のサイクルである カ リキュラム マネジメント ( ) の推進等が求められており, 本県 においても, 適切に対応する必要があります カリキュラム マネジメント 学校の教育目標の実現に向け, 生徒や地域の実態を踏まえ, 教育課程を編成 実施 評価し, 改善を図る一連のサイクルを計画的 組織的に推進していくこと タイトルの語尾について文言整理が必要ではないか カリキュラム マネジメントの説明が と本文で重複している 少しあっさりしすぎている 将来構想という観点からもう少し深めて書いた方がよい タイトルの統一化を図り, 新学習指導要領 の実施 と修正します 本文中のカリキュラム マネジメントの説明部分を削除します 新学習指導要領 の対応への視点を明確にするため, 知識 技能の習得だけでなく思考力 判断力 表現力等を身に付け, 学びに向かう力等を育成する観点から と追加します P12 のカリキュラム マネジメントの記載内容の修正に合わせて, 用語の意味をより明確にするため説明文を修正します 3

第 2 章新たな県立高校将来構想の策定について 2 構想の基本的な考え方 このような状況を踏まえて, 学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力, 課題解決能力等を含めた確かな学力, 豊かな人間性, 健やかな体を持ち, 国際社会の中で活躍できる人材の育成等に努めるとともに, 生徒一人一人の 志 の実現に向けて充実した高校生活を送ることができるよう, 様々な社会の変化に対応した高校づくりを目指します ( 以下略 ) 第 2 章新たな県立高校将来構想の策定について 2 構想の基本的な考え方 このような状況を踏まえて, 学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力, 課題解決能力等を含めた確かな学力, 豊かな人間性や社会性を持ち, 国際社会の中で活躍できる人材の育成等に努めるとともに, 生徒一人一人の 志 の実現に向けて充実した高校生活を送ることができるよう, 様々な社会の変化に対応した高校づくりを目指します ( 以下略 ) 確かな学力, 豊かな人間性 と生きる力の 3 本柱のうち 2 本が書いてあり, 健やかな体 が抜けている 生きる力の 3 本柱を採用し 健やかな体 を追加します 4

1 志教育の更なる推進小 中 高等学校 特別支援学校の全時期を通じ, 社会的存在としての人間の生き方の観点を重視し, 社会の中で自分が出来ることや果たすべき役割や, その実現のために必要な取組などについて深く考えさせる志教育を一層推進します 特に高等学校は, 社会に出る直前の教育段階でもあり, 学校の内外において社会との結びつきを強めるような教育活動が求められていることから, インターンシップ等の体験的な学習を通して社会的 職業的自立に必要な能力や態度を育成するとともに, 他者と協働しながら, より良い社会づくりに参画するために必要な資質能力等を育成するシチズンシップ教育を推進し, 生徒の志を育みます 1 志教育の更なる推進小 中 高等学校 特別支援学校の全時期を通じた志教育を一層推進し, インターンシップ等の体験的な学習を通して社会的 職業的自立に必要な能力や態度を育成します また, 他者と協働しながら, より良い社会づくりに参画するために必要な資質能力等を育成するシチズンシップ教育を推進し, 生徒の志を育みます 志教育について職業的自立やキャリア教育の観点からでなく, 全人教育の観点から強く書き込んでもよいのではないか 小 中 高等学校 特別支援学校の全時期を通じた志教育の趣旨を明確にするため, 社会的存在としての人間の生き方の観点を重視し, 社会の中で自分が出来ることや果たすべき役割や, その実現のために必要な取組などについて深く考えさせる志教育 と修正します キャリア教育やシチズンシップ教育については, 高等学校段階において取り組む必要性があることを明確にするため, 特に高等学校は, 社会に出る直前の教育段階でもあり, 学校の内外において社会との結びつきを強めるような教育活動が求められていることから, を追加します 5

4 課題解決能力の育成社会が必要とする人材を育てるという視点に立った教育内容や方法を検討 実施し, 主体的 創造的に学習に取り組む態度を身に付けるため, 課題を設定する力, 学びの手段としてのICTを適切に活用し必要な情報を収集 判断 処理する力, 多様な価値観を持つ人々と協働し合意形成を図るコミュニケーション能力, 主体的に解決に導くリーダーシップ, 困難な課題にも果敢に粘り強く挑むチャレンジする意欲などを育成します 4 課題解決能力の育成社会が必要とする人材を育てるという視点に立った教育システムや教育内容を検討 実施し, 創造的な課題発見 解決のため,ICT を適切に活用し必要な情報を収集 判断 処理する力, 多様な価値観を持つ人々と協働し合意形成を図るコミュニケーション能力, 主体的に解決に導くリーダーシップ, 困難な課題にも果敢に粘り強く挑むチャレンジする意欲などを育成します 課題解決能力について 創造的な課題発見 解決のため だけなのか整理した方がよい 課題発見 解決のためICTを使わなくてはならないような書きぶりであり, あくまでも手段としてのICTだということを示した方がよい 課題解決能力の育成の目的及び文言を整理するとともに, 育成する力に 課題を設定する力 を追加します ICTを適切に活用し必要な情報を収集 判断 処理する力に 学びの手段としての を追加します 6

5 教科指導におけるICT 活用の推進生徒の 確かな学力 を育成するため,ICTを活用して授業を行う環境を早期に整備するとともに, 教科指導における活用を段階的 発展的に進める取組である MIYAGI Style ( ) により,ICT 機器を効果的な場面で活用し, 従来の指導法と併用しながら授業を展開します また, 特別支援教育において障害を補うツールとしてICTを活用することにより, 障害のある児童生徒が個性を伸ばしながら, 自立と社会参加を促す @MIYAGI Style ( ) を推進します 5 教科指導におけるICT 活用の推進 ICTを活用して授業を行う環境を早期に整備し, 教科指導における活用を段階的 発展的に進める取組である MIYAGI Sty le ( ) により,ICT 機器を効果的な場面で活用し, 従来の指導法と併用しながら授業を展開します また, 特別支援教育において障害を補うツールとしてICTを活用することにより, 障害のある児童生徒が個性を伸ばしながら, 自立と社会参加を促す @MIYAG I Style ( ) を推進します ICT 教育について吟味する内容を入れてもよいのではないか ICTについて優先すべきことやツールとしての教材の方向性を具体的にした方がよい 教科指導におけるICT 活用の目的を明確にするため, 生徒の 確かな学力 を育成するため を追加します 7

7 防災教育の推進東日本大震災の経験 教訓を踏まえ, 自らの身を守る力, 知識を備え行動する力, 地域の安全に貢献する心等の自助 共助 公助の力と心を育成します また, 科学的な視点から防災 減災を考える教育を実践し, 将来国内外で発生する災害から多くの命と暮らしを守ることができる人材を育成し, 震災から学んだ教訓を風化させないよう, 次世代に伝承していくための取組を推進します 7 防災教育 安全教育の推進東日本大震災の経験 教訓を踏まえ, 地域の特性や学校の実情等に応じ, 地域に根差した学校安全教育を推進し, 自らの身を守る力, 知識を備え行動する力, 地域の安全に貢献する心, 安全安心な社会づくりに貢献する心等の自助 共助 公助の力と心を育成します 一般的な防災教育に加えて, 震災の経験を後世に伝える取組やそのような人材を育成するなども文言として加えてはどうか 宮城県ならではの視点を明確にするためタイトルを 防災教育の推進 と変更します 県全体で推進する防災教育に加え, 多賀城高校災害科学科において取り組んでいる内容を追加します 8

8 カリキュラム マネジメントの推進国際教育や防災教育等の様々な教育内容を効率的かつ効果的に実施し, 生徒や地域の実情等を踏まえて, 各学校の教育目標を達成するため, 教科横断的な視点の導入や, 教育課程の改善を図るための PDCAサイクルの確立, 地域等の人的 物的資源の活用を効果的に組み合わせるなど, 教育活動や組織運営を改善することで, 社会に開かれた教育課程 を実現し, 生徒の資質能力の育成を図ります 8 カリキュラム マネジメントの推進国際教育や防災教育等の様々な教育内容を効率的かつ効果的に実現させるため, 各学校において教科横断的な視点等でのカリキュラム マネジメントの理念を取り入れ, 生徒の資質能力の育成を図ります カリキュラム マネジメントについて, 効果の測定という観点から学力を上げることだけに教育が特化し, 全人教育という部分が抜けてしまう可能性があるのではないか カリキュラム マネジメントの推進の目的を整理するとともに, カリキュラム マネジメントで実施すべき内容を明確にするため, 教科横断的な視点の導入 のほか, 教育課程改善のPDCAサイクルの確立, 人的 物的資源の活用 の三つの視点を追加します 9

9 部活動の質的充実部活動は, 生徒の自主的 自発的な参加により行われるものであるという認識の下, スポーツや文化等に親しませ, 学ぶ意欲の向上や責任感, 連帯感等の育成を図ります また, 部活動での指導ガイドライン 等を踏まえ, 具体的な指導の在り方や活動内容 方法について見直し, 外部指導者等も活用しながら研究を進め, 研修等を通して科学的な根拠に基づいた適切で効果的な指導を推進します 9 部活動の質的充実部活動は, 生徒の自主的 自発的な参加により行われるものであるという認識の下, スポーツや文化等に親しませ, 学習意欲の向上や責任感, 連帯感の涵養等を図ります また, 部活動の具体的な指導の在り方, 内容や方法についての必要な検討, 外部指導者の導入等に関して見直し, 創意工夫, 改善, 研究を進め, 科学的な根拠に基づいた適切で効果的な指導を行う等, 部活動での指導ガイドライン に示した内容を着実に実施します 外部指導者の導入等に関して見直し とあるが, どの方向性の見直しなのか分からない 科学的な根拠に基づいた と明記されても, そういう指導を研究する時間があるのか 現場の状況を踏まえ御検討いただきたい 部活動での指導ガイドライン 等を踏まえて実施する取組内容及び文言を整理するとともに, 科学的な根拠に基づいた指導の推進の手段として, 研修等を通して を追加します 10

(1) 社会的ニーズに応じた高校, 学科の在り方 (1) 社会的ニーズに応じた高校, 学科の在り方 2 他機関との連携 2 他機関との連携高校教育の質の向上を図り, 生徒の豊かな学びを実現するため, 地域, 大学, 企業等と連携した特色ある教育活動に取り組みます また, 地域, 大学, 企業等の多様な専門性や経験を有する外部人材との一層の連携 協働を図りながら, チームとしての学校運営 ( チーム学校 ) を推進します ア イ ア イ ウ地域や企業等との連携の在り方ウ地域や企業等との連携の在り方地域社会や企業,NPO 等の教育資源や地域人材の更なる活用のた地域社会や企業,NPO 等の教育資源や地域人材の更なる活用のため, 地域パートナーシップ会議 等を設置するとともに, 学校の地め, 地域パートナーシップ会議 等を設置するとともに, 学校の地域連携担当を核とした地域や企業,NPO 等との一層の連携を推進し域連携担当を核とした地域や企業,NPO 等との一層の連携を図り, ます チーム学校 を推進します ( 以下略 ) ( 以下略 ) チーム学校というところは職業教育の観点で書かれているが, もう少し意識改革の観点で書いてもよいのではないか 他機関との連携の趣旨を明確にするため, 取組内容について整理し本文に追加します チーム学校の趣旨を明確にするため, 多様な専門性や経験を有する外部人材との連携の視点を追加します 11

(3) 少子化の中での高校の在り方 1 学校配置の考え方 2 適正な学校規模 3 地区別の高校配置の方向性 (3) 少子化の中での高校の在り方 1 学校配置の考え方 2 地区別の高校配置の方向性 3 適正な学校規模 (3) 少子化の中での高校の在り方の構成を整理し, 2 適正な学校規模, 3 地区別の高校配置の方向性 と記載順を変更する 12

(3) 少子化の中での高校の在り方 2 適正な学校規模 現状で適正規模を満たさない学校については, その学校が所在する地域における高校の在り方を検討した上で, 学習環境や課外活動の充実を図ることを目的として再編を検討します ただし, その検討に当たっては, 地域の実情等を十分に考慮し, 特例的な取扱いも含めて検討します (3) 少子化の中での高校の在り方 3 適正な学校規模 現状で適正規模を満たさない学校については, その学校が所在する地域における高校の在り方を検討した上で, 学習環境や課外活動の充実を図ることを目的として再編を検討します ただし, その検討に当たっては, 地域の実情を十分に考慮し, 特例的な取扱いも含めて検討します 適正規模での再編についてのただし書きのメッセージが弱いのではないか 何か知恵を出すことで地域に学校を残す再編の在り方を担保できるような形をお願いしたい 検討に当たっての配慮事項の記載を 地域の実情等を十分に考慮し と修正します 13

(4) 魅力ある学校づくり 1 特色ある取組本県においては, これまでも学校の再編や新たな学科の設置等を通して, 特色ある学校づくりを推進してきました 学校の活力を維持していく上では, 学校規模の観点からだけではなく, 社会的要請や地域における県立高校への期待等を踏まえて, 生徒にとって魅力ある高校の在り方を検討していく必要があります これまでのような特色ある学校や学科の設置のほか, 新しい学習形態の導入や専門性の高い特徴的な教育を行う学科に関しては地域の実情や学びの継続性に配慮した上で学級規模や募集方法等の特例について検討します (4) 魅力ある学校づくり 1 特色ある取組本県においては, これまでも学校の再編や新たな学科の設置等を通して, 特色ある学校づくりを推進してきました 学校の活力を維持していく上では, 学校規模の観点からだけではなく, 社会的要請や地域における県立高校への期待等を踏まえて, 高校の在り方を検討していく必要があります これまでのような特色ある学校や学科の設置のほか, 新しい学習形態の導入や特定の学科に関しては学級規模や募集方法等の特例を設けることなどを検討します 一人一人に丁寧な対応をしていくため, 少人数学級について御検討いただきたい 高校の在り方の検討においては, 生徒にとって魅力のある高校づくりをするという視点が重要であり, その趣旨が伝わるよう 生徒にとって魅力ある高校の在り方を検討 と修正します 学級規模の特例を検討する対象をより明確にするため, 専門性の高い特徴的な教育を行う学科に関して と修正します 留意事項として 地域の実情や学びの継続性に配慮した上で と追加します 14

第 5 章将来構想の推進 1 家庭 地域 学校の協働の必要性本構想に掲げる高校教育改革を着実に推進するためには, 家庭 地域 学校が協働し, 地域の教育力を向上させることが重要です 家庭において生活習慣や自立心を育み, それを地域が支え, 学校教育においては体系的な知識 技能の習得と集団で学ぶことにより社会性が育まれることから, 家庭 地域とともにある学校づくりの一層の推進は, 今後ますます重要になります こうしたことから, 家庭 地域 学校が適切にその役割を分担して, 相互の連携を図り, 高校教育を展開します 学校は家庭 地域との協働の場づくりのため, 地域パートナーシップ会議 の設置を推進するとともに, 地域への学校施設の開放や学習機会の提供, 情報発信などを積極的に行い, 地域の拠点としての様々な活動に取り組んでいきます 第 5 章将来構想の推進 1 家庭 地域 学校の協働の必要性本構想に掲げる高校教育改革を着実に推進するためには, 家庭 地域 学校が協働し, 地域の教育力を向上させることが重要です 家庭において生活習慣や自立心を育み, それを地域が支え, 学校教育においては体系的な知識 技能の習得と集団で学ぶことにより社会性が育まれることから, 家庭 地域とともにある学校づくりの一層の推進は, 今後ますます重要になります こうしたことから, 家庭 地域 学校が適切にその役割を分担して, 相互の連携を図り, 高校教育を展開します 学校は, 家庭 地域との協働の場づくりのため, 地域への学校施設の開放や学習機会の提供, 情報発信などを積極的に行い, 地域の拠点としての様々な活動に取り組んでいきます 住民から積極的に意見を出す機会を広げるような取組をお願いしたい 情報発信について, 例えば 地域パートナーシップなどを好例として など具体的なものを入れつつ多様なやり方で情報発信を拡充するというニュアンスが伝わるように御検討いただきたい 学校と家庭 地域との協働の場づくりとして 地域パートナーシップ会議 の設置の推進を追加します 15