新起案様式例           様式A4縦

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第5章 その他

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第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

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都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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資料1-1 多頭飼育の適正化について

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附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

法律第三十三号(平二一・五・一)

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

○職員の育児休業等に関する条例(平成四年大阪府条例第一号)新旧対照表

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

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弘前市告示第   号

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

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自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

医療法等の一部を改正する法律(平成二十九年法律第五十七号)広告規制の見直し関係抜粋


して弁明の機会を与えるものとする 2 前項の弁明の機会の付与に当たり 会長は 処分にかかる会員に対して 別紙様式第 1 号により処分の対象となる事実 弁明のための日時及び場所をその1 週間前までに通知するものとする 3 弁明の機会の主宰者は 会長の指名する役職員とする 4 弁明に当たり当該会員は 指

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

法律第八十五号(平二一・七・一七)

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

( 空家等対策計画 ) 第 6 条町は 空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため 法第 6 条第 1 項に規定する空家等対策計画 ( 以下 空家等対策計画 という ) を定めなければならない 2 法で定めるもののほか 空家等対策計画の策定等に関し必要な事項は 町長が別に定める ( 協議会

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

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●農地法の一部を改正する法律案

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律施行令案参照条文目次 海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(平成三十年法律第八十九号)(抄)1 国土交通省組織令(平成十二年政令第二百五十五号)(抄)4

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

平成14年8月  日

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飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

第三条県は 薬物の濫用の防止に関する施策 ( 薬物の依存症及び中毒症状からの患者の回復並びに薬物の依存症の予防 ( 以下 薬物の依存症等の回復等 という ) に関する施策を含む 第八条第一項を除き 以下同じ ) を総合的かつ計画的に推進するものとする ( 県民及び事業者の責務 ) 第四条県民及び事業

- 2 - 第三十七条の三を第三十七条の十一とし 第三十七条の二の次に次の八条を加える (公募対象施設等の公募占用指針)第三十七条の三港湾管理者は 第三十七条第一項の許可(長期間にわたり使用される施設又は工作物の設置のための同項第一号の占用に係るものに限る 第三項 第三十七条の八第二項及び第三項並び

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

個人情報保護法と 行政機関個人情報保護法の 改正点概要

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

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個人情報の取扱いに関する規則 平成 12 年 9 月 29 日 奈良県規則第 2 2 号 改正 平成 13 年 3 月 30 日 規則第 68 号 改正 平成 17 年 3 月 29 日 規則第 30 号 改正 平成 18 年 3 月 31 日 規則第 38 号 改正 平成 27 年 9 月 25

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物品売買契約書

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

名張市地域振興券交付事業特別会計条例

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

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平成11年6月8日

個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

上野原市規則第××号

7 この法律において建設資材廃棄物について 縮減 とは 焼却 脱水 圧縮その他の方法により建設資材廃棄物の大きさを減ずる行為をいう 8 この法律において建設資材廃棄物について 再資源化等 とは 再資源化及び縮減をいう 9 この法律において 建設業 とは 建設工事を請け負う営業 ( その請け負った建設

( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

Taro-議案第13号 行政手続条例の

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

個人情報保護規程

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●労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

貨物自動車運送事業法の改正 ( 概要 ) 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 36 年度から時間外労働の限度時間が設定される (= 働き方改革法施行 ) こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

( その他 ) 第 11 条この規則に定めるもののほか, 必要な事項は, 市長が別に定める 附則この規則は, 平成 30 年 4 月 1 日から施行する

5-1から3許可・不許可

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Transcription:

6. 農地法 農振法違反指導フローチャート (1) 農地法および農振法違反指導のフローチャート 違反の発見 ( 違反の証拠 開始時の証拠の収集 ) 違反是正指導案件か許可案件かの整理 ( とで調整 ) の口頭指導 処遇困難である場合 に違反連絡 ( 文書で連絡 ) の口頭指導 農振法第 14 条による勧告 ( へ文書で連絡 ) 農地法 農振法違反の勧告 ( 他法と連携を行う ) 命令を行うための弁明の機会の付与 ( 弁明書の提出又は聴聞会の開催 ) 農振法第 15 条の3による命令 ( 他法と連携を行う ) 農地法第 51 条による命令 命令後の行政指導 催促 ( 月 1 回以上 ) 命令違反に対する刑事告発農地法第 51 条による行政代執行の実施 継続違反指導案件については行政指導を継続 ( 命令は可能 刑事告発も可能であるが 憲法の2 重処罰の禁止により受理されるかどうかは 警察 検察の判断による ) - 1 -

(2) 農地法違反指導のフローチャート 違反の発見 ( 違反の証拠 開始時の証拠の収集 ) 違反是正指導案件か許可案件かの整理 の口頭指導 ( 許可権者がである場合 ) 処遇困難である場合 に違反連絡 ( 文書で連絡 ) の口頭指導 勧告 ( 他法との連携 ) 命令を行うための弁明の機会の付与 ( 弁明書の提出 聴聞会の開催 ) 農地法第 51 条による命令 ( 他法との連携 ) 命令後の行政指導 催促 ( 月 1 回以上 ) 命令違反に対する刑事告発農地法第 51 条による行政代執行の実施 継続違反指導案件については行政指導を継続 ( 命令は可能 刑事告発も可能であるが 憲法の2 重処罰の禁止により受理されるかどうかは 警察 検察の判断による ) - 2 -

7. 事務所 本庁の役割 実施機関 内 容 違反の発見 発見した場合 あらゆる角度から 写真撮影を行う また違反開始時期 違反者が分かるよう証拠を収集 し 聞き取りを行い 行政指導を行う 違反の指導 ( 許可分で処遇困難である場合 に文書で連 絡 ) 各機関が連携して行政指導を実施 勧告 は農振法第 14 条の勧告可能 勧告文は直接本人 に手渡し 受領書をもらう ( 内容証明及び配達証明 はできるだけ使用しない ) 弁明 聴聞 命令を行う場合 農振法違反の命令文 農地法違反の命令文を発出する前に弁明の機会又は聴聞の機会の付与について通知する 弁明は書面で行うが 口頭でも可能なため 弁明会でも可能 ( 弁明会の場合 内容の証拠を残すこと ) 聴聞会は行政手続法に基づきおこなう 聴聞は基本的に許可の取り消し等重大な不利益を与える際のみ行う 命令 命令文には異議申し立てができる旨を教示する 命令文は 直接本人に手渡し 受領書を徴収する 命令前 命令期限後についてあらゆる角度から写真を撮り 証拠を備える また 事前に地元警察と刑事告発についても打ち合わせる 催促 命令後 履行が滞っている場合は催促をおこなう 催 促は行政指導または 指導会議にて行う 刑事告発 公表 地元警察と協議の上 刑事告発を行う 公表は警察と公表内容 日時を調整して行う 行政代執行 許可権者 必要性が認められれば行政代執行を行う - 3 -

8. 法的根拠 (1) 農業振興地域の整備に関する法律ア. 法第 14 条 ( 土地利用についての勧告 ) 村長は 農用地区域内にある土地が農用地利用計画において指定した用途に供されていない場合において 農業振興地域整備計画の達成のため必要があるときは その土地の所有者又はその土地について所有権以外の権原に基づき使用及び収益をする者に対し その土地を当該農用地利用計画において指定した用途に供すべき旨を勧告することができる 2 村長は前項の規定による勧告をした場合において その勧告を受けた者がこれに従わないとき 又は従う見込みがないと認めるときは その者に対し その土地を農用地利用計画において指定した用途に供するためその土地について所有権又は使用及び収益を目的とする権利を取得しようとする者で村長の指定を受けたものとその土地についての所有権移転又は使用及び収益を目的とする権利の設定若しくは移転に関し協議すべき旨を勧告することができる イ. 法第 15 条の3( 監督処分 ) 都道府知事は 開発行為に係る土地及びその周辺の農用地等の農業上の利用を確保するために必要な限度において 前条第 1 項の規定に反した者若しくは同項の許可に付した同条第 5 項の条件に違反して開発行為をした者又は偽りその他不正な手段により同条第 1 項の許可を受けて開発行為をした者に対し その開発行為の中止を命じ 又は期間を定めて復旧に必要な行為をすべき旨を命ずることができる ウ. 法第 15 条の4( 農用地区域以外の区域内における開発行為についての勧告等 ) 都道府知事は 農業振興地域の区域のうち農用地区域以外の区域内において開発行為を行っている者がある場合において その開発行為により 農用地区域内にある農用地等において土砂の流出若しくは崩壊その他の耕作若しくは養畜の業務に著しい支障を及ぼす災害を発生させ 又は農用地区域内にある農用地等に係る農業用用排水施設の有する機能に著しい支障を及ぼすことにより 農業振興地域整備計画の達成に支障を及ぼす恐れがあると認められるときには 農用地区域内にある農用地等の農業上の利用を確保するために必要な限度において その者に対し その事態を除去するために必要な措置を講ずべきことを勧告することができる 2 都道府知事は 前項の規定による勧告をした場合において その勧告を受けた者がその勧告に従わないときは その旨及びその勧告の内容を公表することができる エ. 法第 26 条 ( 罰則 ) 次の各号の一に該当する者は 1 年以下の懲役又は50 万円以下の罰金に処する 一法第 13 条の5において準用する土地改良法第 109 条の規定に違反した者二法第 15 条の2 第 1 項の規定に違反した者三法第 15 条の3の規定による命令に違反した者オ. 法第 27 条 ( 罰則 ) 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者がその法人又は人の業務又は財産に関して前条の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか その法人又は人に対して同条の罰金刑を科する - 4 -

(2) 農地法ア. 第 51 条第 1 項都道府知事等は 政令で定めるところにより 次の各号のいずれかに該当する者に対して 土地の農業上の利用の確保及び他の公益並びに関係人の利益を衡量して特に必要があると認めるときは その必要の限度において 第 4 条若しくは第 5 条の規定によってした許可を取り消し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事その他の行為の停止を命じ 若しくは相当の期限を定めて原状回復その他違反を是正するため必要な措置をとるべきことを命ずることができる 一第 4 条第 1 項若しくは第 5 条第 1 項の規定に違反した者又はその一般承継人二第 4 条第 1 項又は第 5 条第 1 項の許可に付した条件に違反している者三前 2 号に掲げる者から当該違反に係る土地について工事その他の行為を請け負つた者又はその工事その他の行為の下請人四偽りその他不正の手段により 第 4 条第 1 項又は第 5 条第 1 項の許可を受けた者イ. 第 51 条第 2 項命令を行うときは 省令で定める事項を記載した命令書を交付しなければならない 施行規則第 99 条命令書に記載すべき事項一停止すべき行為又は講ずべき措置の内容二命令の年月日及び措置を講ずるべき旨の命令の場合は履行期限三命令を行う理由四法第 51 条第 3 項第 1 号に該当すると認められるときは 同項の規定により原状回復等の措置の全部又は一部を自ら講ずることがある旨及び当該原状回復等の措置に要した費用を徴収することがある旨ウ. 第 51 条第 3 項都道府知事等は 第 1 項に規定する場合において次の各号のいずれかに該当すると認めるときは 自らその原状回復等の措置の全部又は一部を講ずることができる この場合において 第 2 号に該当すると認めるときは 相当の期限を定めて 当該原状回復等の措置を講ずべき旨及びその期限までに当該原状回復等の措置を講じないときは 自ら当該原状回復等の措置を講じ 当該措置に要した費用を徴収する旨を あらかじめ 公告しなければならない 一第 1 項の規定により原状回復等の措置を講ずべきことを命ぜられた違反転用者等が 当該命令に係る期限までに当該命令に係る措置を講じないとき 講じても十分でないとき 又は講ずる見込みがないとき二第 1 項の規定により原状回復等の措置を講ずべきことを命じようとする場合において 過失がなくて当該原状回復の措置を命ずべき違反転用者等を確知することができないとき 三緊急に原状回復等の措置を講ずる必要がある場合において 第 1 項の規定により原状回復等の措置を講ずべきことを命ずるいとまがないときエ. 第 52 条の4 は 必要があると認めるときは 都道府知事等に対し 第 51 条第 1 項の規定による命令その他必要な措置を講ずべきことを要請することができる - 5 -

オ. 第 64 条 ( 罰則 ) 次の各号のいずれかに該当する者は 3 年以下の懲役又は300 万円以下の罰金に処する 一第 3 条第 1 項 第 4 条第 1 項 第 5 条第 1 項 第 18 条第 1 項の規定に違反した者二偽りその他不正の手段により 第 3 条第 1 項 第 4 条第 1 項 第 5 条第 1 項又は第 1 8 条第 1 項の許可を受けた者カ. 第 65 条第 49 条の規定による職員の調査 測量 除去又は移転を拒み 妨げ 又は忌避した者は6 月以下の懲役又は30 万円以下の罰金に処する キ. 第 66 条第 44 条第 1 項の規定による村長の命令に違反した者は 30 万円以下の罰金に処する ク. 第 67 条法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者が その法人又は人の業務又は財産に関し 次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか その法人に対して当該各号に定める罰金刑を その人に対して各本条の罰金刑を科する 法第 64 条第 1 号若しくは第 2 号 ( これらの規定中法第 4 条第 1 項又は法第 5 条第 1 項に係る部分に限る ) 又は第 3 号 1 億円以下の罰金刑ケ. 第 68 条第 6 条第 1 項の規定に違反して 報告をせず 又は虚偽の報告をした者は30 万円以下の過料に処する コ. 第 69 条第 3 条の3 第 1 項の規定に違反して 届出をせず 又は虚偽の届出をした者は 10 万円以下の過料に処する - 6 -