第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

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第5章 その他

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

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附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

新起案様式例           様式A4縦

また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

( 別式第 7 ) をもって 当該所有者等に対し代執行の内容を通知するものとする 5 町長は 法第 14 条第 9 項に基づき行政代執行法による特定空家等の処分を行う場合は その代執行の現場に責任者を派遣し 当該責任者に対し行政代執行法第 4 条に基づく証票として 執行責任者証 ( 別式第 8 )

( その他 ) 第 11 条この規則に定めるもののほか, 必要な事項は, 市長が別に定める 附則この規則は, 平成 30 年 4 月 1 日から施行する

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

平成11年6月8日

別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面

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名張市地域振興券交付事業特別会計条例

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

<4D F736F F D E97A793FC82E88AD68C DF2E646F63>

⑶ 特定空家等法第 2 条第 2 項に規定する特定空家等をいう ⑷ 居住建築物等区内に存する居住の用に供されている建築物その他の建築物またはこれに付属する工作物およびその敷地 ( 立木その他の土地に定着する物を含む ) であって 空家等に該当しないものをいう ただし 国または地方公共団体が所有し ま

( 2 ) 建築物建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 号 ) 第 2 条第 1 号に掲げる建築物をいう ( 3 ) 工作物景観地区の景観に支障を及ぼすおそれがあるものとして 次に掲げるもの ( 鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関するものを除く ) をいう ア高さが 6 メートルを超

6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

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海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律施行令案参照条文目次 海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(平成三十年法律第八十九号)(抄)1 国土交通省組織令(平成十二年政令第二百五十五号)(抄)4

<4D F736F F D E6D8E DBB939982C982E682E E82CC968497A782C CC8B4B90A782C98AD682B782E98FF097E181698A6D92E8816

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( 空家等対策計画 ) 第 6 条町は 空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため 法第 6 条第 1 項に規定する空家等対策計画 ( 以下 空家等対策計画 という ) を定めなければならない 2 法で定めるもののほか 空家等対策計画の策定等に関し必要な事項は 町長が別に定める ( 協議会

する 2 行政代執行に係る行政代執行法 3 条 2 項の規定による通知は 代執行令書 ( 式 8 ) により行うものとする 3 行政代執行に係る行政代執行法 4 条の証票の式は 執行責任者証 ( 式 9 ) のとおりとする 4 行政代執行に係る行政代執行法 5 条の規定による納付の命令は 代執行費用

1 法の目的

空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく立入検査の実施について ( 通知 ) 貴の所有 ( 管理 ) する下物件 ( 建築物又はそれに付属する工作物及びその敷地を含む 以下同じ ) について 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 12 7 号 以下 法 という ) 第 9

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

3-1 土地立入関係法令一覧

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厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

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第 8 条市長は 法第 14 条第 2 項の規定による勧告をするに当たり 条例第 7 条の規定により意見を述べる機会を与える場合は 当該勧告に係る特定空家等の所有者等に対し勧告に係る事前の通知書 ( 別第 8 号様式 ) を送付するものとする 2 前項の通知書の送付を受けた者は 当該勧告について意見

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Taro-議案第13号 行政手続条例の

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飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

様式 1 P3-(1) 空家等相談受付台帳 : 裏面 不動産登簿又は固定資産税台帳による所有者等の確認 所在地番地目地積 土 東伊豆町 東伊豆町 東伊豆町 m2 m2 m2 地 所有権 そ の 他 の 権 利 無 有 ( 有の場合 権利の内容を下欄に入 ) 家屋番号 1 種類 2 構造 床面積 原因

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

5-1から3許可・不許可

1 現地及び所有者等の調査現地調査及び所有者等の調査は 以下の記載順によらず事案に応じて判断するものとする ( 同時並行も可 ) 実施手順 現地調査 (1) 現地調査による空家等の状態の把握事案の発生を受け 当該事案に係る空家等が特定空家等に該当するか否かを判定するために必要な調査を行う 1 特定空

(6) 不利益処分広域連合長等が 条例等に基づき 特定の者を名宛人として 直接に これに義務を課し 又はその権利を制限する処分をいう ただし 次のいずれかに該当するものを除く ア略イ申請により求められた許認可等を拒否する処分その他申請に基づき当該申請をした者を名宛人としてされる処分ウ名宛人となるべき

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愛知県事務処理特例条例 ( 抄 ) 平成 11 年 12 月 17 日愛知県条例第 55 号 沿革 平成 12 年 3 月 28 日条例第 24 号 14 年 12 月 20 日第 61 号 15 年 3 月 25 日第 9 号 15 年 12 月 19 日第 76 号 16 年 10 月 8 日第

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

弘前市告示第   号

第 4 編行政通則型内 4 市 ' リサイクル施設組合聴聞及び弁明の機会の付与の手続 に関する規則ノ 0 北河内 4 市リサイクル施設組合聴聞及び 弁明の機会の付与の手続に関する規則 ( f ) ( 趣旨 ) 第 1 条 行政手続法 ( 平成 5 年法律第 88 号 以下 法 とい) う

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 空き家等本市の区域内に所在する建物その他の工作物で 正当な権限を有する者の用に現に継続して供されていないもの及びその敷地並びに空き地 ( 原則として農林業用地を除く 以下同じ ) を

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

- 2 - ⑷ 保育所又は学童クラブにおいて 保育又は学童クラブの目的を達成するために 児童又はその保護者に対してされる行政指導 ⑸ 市の職員 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員に該当する職員をいう 以下同じ ) 又は市の職員であった者に対して

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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山陽小野田市空き家等の適正管理に関する条例 ( 素案 ) ( 目的 ) 第 1 条この条例は 空き家等が管理不全な状態となることを防止し 又は管理不全な状態にある空き家等を適正な管理状態に導くことにより 生活環境の保 全及び安全で安心なまちづくりの推進に寄与することを目的とする この条は この条例の

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7 この法律において建設資材廃棄物について 縮減 とは 焼却 脱水 圧縮その他の方法により建設資材廃棄物の大きさを減ずる行為をいう 8 この法律において建設資材廃棄物について 再資源化等 とは 再資源化及び縮減をいう 9 この法律において 建設業 とは 建設工事を請け負う営業 ( その請け負った建設

練馬区空き家等対策に関する基本的な方針

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

処分に関する規則(案)

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

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第 9 章監督処分等 第 1 節 報告 勧告等 ( 報告 勧告 援助等 ) 第 80 条 国土交通大臣は国の機関以外の施行者に対し 都道府県知事は施行者である市町村又はこのの規定による許可 認可若しくは承認を受けた者に対し 市長はこのの規定による許可又は承認を受けた者に対し このの施行のため必要な限度において 報告若しくは資料の提出を求め 又は必要な勧告若しくは助言をすることができる 本条は 本法の規定による許可又は承認を受けた者に対し 必要な報告若しくは資料の提出をを求め 又は勧告若しくは助言をする権限について規定したものです なお 本条の規定により報告又は資料の提出を求められ それに応ぜず 又は虚偽の報告を若しくは資料の提出をした者は 法第 93 条第 2 号の規定により処罰されます - 114 -

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事その他の行為の停止を命じ 若しくは相当の期限を定めて 建築物その他の工作物若しくは物件 ( 以下この条において 工作物等 という ) の改築 移転若しくは除却その他違反を是正するため必要な措置をとることを命ずることができる 一この若しくはこのに基づく命令の規定若しくはこれらの規定に基づく処分に違反した者又は当該違反の事実を知って 当該当該違反に係る土地若しくは工作物等を譲り受け 若しくは賃貸借その他により当該違反に係る土地若しくは工作物等を使用する権利を取得した者二この若しくはこのに基づく命令の規定若しくはこれらの規定に基づく処分に違反した工事の注文主若しくは請負人 ( 請負工事の下請人を含む ) 又は請負契約によらないで自らその工事をしている者若しくはした者三このの規定による許可 認可又は承認に付した条件に違反している者四詐欺その他不正な手段により このの規定による許可 認可又は承認を受けた者 2 前項の規定により必要な措置をとることを命じようとする場合において 過失がなくて当該措置を命ずべき者を確知することができないときは 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は その者の負担において 当該措置を自ら行い 又はその命じた者若しくは委任した者にこれを行わせることができる この場合においては 相当の期限を定めて 当該措置を行うべき旨及びその期限までに当該措置を行わないときは 国土交通大臣 都道府県知事若しくは市長又はその命じた者若しくは委任した者が当該措置を行う旨を あらかじめ 公告しなければならない 3 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 第 1 項の規定による命令をした場合においては 標識の設置その他国土交通省令で定める方法により その旨を公示しなければならない 4 前項の標識は 第 1 項の規定による命令に係る土地又は工作物等若しくは工作物等の敷地内に設置することができる この場合においては 同項の規定による命令に係る土地又は工作物等若しくは工作物等の敷地の所有者 管理者又は占有者は 当該標識の設置を拒み 又は妨げてはならない 政令 ( 公告の方法等 ) 第 42 条 法第 52 条の3 第 1 項 ( 法第 57 条の4において準用する場合を含む ) 第 57 条第 1 項 第 60 条の2 第 2 項 第 66 条又は第 81 条第 2 項の公告は 官報 公報その他所定の手段により行われなければならない 2 ( 略 ) 3 都道府県知事又は市長は 法第 81 条第 2 項の公告をしたときは 国土交通省令で定めるところにより その公告の内容その他必要な事項を当該公告に係る措置を行おうとする土地の付近その他の適当な場所に掲示しなければならない - 115 -

規則 ( 公告の内容等の掲示 ) 第 59 条 法第 81 条第 2 項の公告をした場合における令第 42 条第 3 項の規定による掲示は その公告をした日から10 日間しなければならない ( 公示の方法 ) 第 59 条の2 法第 81 条第 3 項の国土交通省令で定める方法は 国土交通大臣の命令に係るものにあっては官報への掲載 都道府県知事又は市長の命令に係るものにあっては当該都道府県又は市の公報への掲載とする 1. 法第 81 条の趣旨本条は 都市計画上必要な限度において本法に違反した者等に対し 許可の取り消しを行ったり 違反を是正するのに必要な措置をとることを命じることができること いわゆる監督処分について定めたものです また 無許可の開発行為や予定建築物等の用途変更を行った者が 当該違反物を第 3 者に譲渡した場合 当該違反の事実を知って取得した者についても監督処分がなされます 監督処分を行った際には その旨が県報に掲載され かつ 現場の見やすいところに標識が設置されることになります 2. 聴聞監督処分は 行政庁が行う不利益処分に該当するため 行政手続法に定める聴聞又は弁明の機会の付与の手続を経て行われることとなります なお 聴聞の手順の概要は次のとおりです (1) 行政庁は 聴聞を行うにあたって当事者に対し 聴聞を行うまで相当な期間をおいて 予定される処分の内容及び根拠となる法令の条項 原因となる事実 聴聞の期日及び場所 聴聞に関する事務を所掌する組織の名称及び所在地を書面により通知することとなります この際 聴聞の期日に出頭して意見を述べ 証拠書類等を提出し 又は出頭に代えて陳述書及び証拠書類等を提出することができること 聴聞が終結するまでの間 処分の原因となる事実を証する資料の閲覧を求めることができることを教示することとなります (2) 当事者は 代理人を選任することができますが 代理人の資格は書面で証明する必要があります (3) 当事者は 聴聞の通知があった時から聴聞が終結するまでの間 処分の原因となる事実を証する資料の閲覧を求めることができます (4) 聴聞は 行政庁が指名する職員が主宰します (5) 主宰者が必要と認めるときは 当事者以外の関係者に対し聴聞に関する手続に参加することを求め 又は参加を求める者の請求を許可することがあります (6) 聴聞は 原則として非公開で行われ 行政庁の職員が行う 予定される処分の内容及び根拠となる法令の条項 原因となる事実の説明から始まります 当事者は主宰者の指示にしたがって意見を述べ 証拠書類等を提出し 行政庁の職員に質問を発することができます また 必要に応じ 主宰者から質問を発し 証拠書類等の提出を求めることがあります (7) 主宰者は 当事者の陳述の要旨等聴聞の審理の経過を記載した調書を作成し 聴聞の終結後は報告書 - 116 -

を作成し 行政庁に提出します 当事者は当該証書及び報告書の閲覧を求めることができます 3. 代執行法第 81 条の規定による措置を命じられた者が命令を履行しない場合で 他の手段による義務履行の確保が困難であり かつ 放置することが著しく公益に反する場合は 行政代執行法に基づき代執行を行うことになります 代執行の手続は 次のとおりです 1 一定期限までに履行されない時は 代執行をする旨予め文書で戒告する 2 指定の期限までに義務を履行しない時は 代執行命令書により 代執行をなすべき時期 執行責任者 費用の概算額などを義務者に通知する 3 家屋 その他工作物の除却の場合には 家屋の動産の搬出及び解体資材の引き取りについて その所有者に通知する 4 関係機関 ( 警察等 ) に対する協力の依頼をする 5 代執行の実施 6 代執行費用を義務者から徴収する また 義務者を過失がなくて確知できないときは 行政庁は 自らその措置を行い 又はその命じた者 若しくは委任した者に行わせることができますが この場合においては 相当の期限を定めて当該措置を行うべき旨及びその期限までに行わないときは 行政庁等がその措置を行う旨を あらかじめ公報等により公告しなければなりません また その措置を行おうとする土地の付近に 公告の内容等を公告の日より10 日間掲示しなければなりません - 117 -

第 3 節 立入検査 ( 立入検査 ) 第 82 条 国土交通大臣 都道府県知事若しくは市長又はその命じた者若しくは委任した者は 前条の規定による権限を行うため必要がある場合においては 当該土地に立ち入り 当該土地若しくは当該土地にある物件又は当該土地において行われている工事の状況を検査することができる 2 前項の規定により他人の土地に立ち入ろうとする者は その身分を示す証明書を携帯しなければならない 3 前項に規定する証明書は 関係人の請求があったときは これを提示しなければならない 4 第 1 項の規定による立入検査の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解してはならない 監督処分を行おうとする場合には ほとんどの場合に当該土地に立ち入ることが必要となりますが この場合 土地の所有者 占有者等との話し合いにより立ち入ることが望ましい訳ですが 話し合いが成立せず 又はそれができない場合には 所有者 占有者等の同意が得られなくても 必要な限度において これらの権限を行う者が 強制的に当該土地に立ち入り 必要な検査をすることができるようにしたものです なお 立入検査を拒み 妨げ 又は忌避した者は 法第 93 条第 3 号の規定により処罰されます 関連通知 通達等 平成 6 年 6 都第 963 号都市計画課長通知 ( 行政手続法の施行に伴う留意事項 ) 平成 5 年 5 都第 686 号土木部長通知 ( 記 6 監督処分の改善 ) 昭和 50 年 50 都第 558 号土木部長通知 ( がけくずれ又は土砂の流出による災害防止 ) - 118 -