Microsoft Word - 【9.12改正】ウイルス性肝炎患者等の重症化予防要領

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01_県実施要領

京都府ウイルス性肝炎患者等の重症化予防推進事業実施要領 第 1 目的この要領は ウイルス性肝炎患者等の重症化予防推進事業の実施について ( 平成 26 年 3 月 31 日健肝発 0331 第 1 号厚生労働省健康局疾病対策課肝炎対策推進室長通知 ) に基づき 京都府民の利便性に配慮した肝炎ウイルス

「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

通知(写入)

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

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愛媛県肝炎治療特別促進事業実施要綱(改正案全文)

第 6 知事は第 5の規定による申請があつたとき インターフェロンフリー治療の変更届があったとき及び核酸アナログ製剤治療の更新申請があったときは 内容を審査し 適当と認めたときは ウイルス肝炎医療費受給者証 ( 以下 受給者証 という ) を申請者に交付するものとし 不適当と認めたときは その旨を申

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

法第二十六条において準用する場合及び法第五十三条第一項の規定に基づく政令によって適用される場合を含む ) 及び法第四十六条第二項の規定により入院の措置を行うとき 又は行ったときは 別記第五号様式により通知しなければならない ( 平一六規則二三 平二四規則五 一部改正 ) ( 入院の延長勧告書 ) 第

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

実務上の取扱い(改正)

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

要旨 平成 30 年 2 月 21 日新潟県福祉保健部 インターフェロンフリー治療に係る診断書を作成する際の注意事項 インターフェロンフリー治療の助成対象は HCV-RNA 陽性の C 型慢性肝炎又は Child-Pugh 分類 A の C 型代償性肝硬変で 肝がんの合併のない患者です 助成対象とな

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

01 鑑文

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

宇部市乳幼児医療費助成要綱

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

平成10年度綾瀬市犬猫環境対策事業補助金交付決定通知書

2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

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号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

資料2-1(国保条例)

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

6 平成 30 年度 ( 平成 29 年所得分 ) 市町村民税課税証明書 ( 全項目証明 ) 受診者 ( 患者 ) の加入保険 市町村国保後期高齢者医療保険 社会保険等の被用者保険 ( 健康保険組合 協会けんぽ等 ) 書類を提出していただく対象者 同一医療保険に加入している全員 ( 中学生以下は不要

をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当

○国民健康保険税について

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf

沖縄市こども医療費助成要綱

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

情報提供の例

第 4 条市は 助成対象者に係る医療費 ( 入院時食事療養費を除く ) のうち医療保険各法に定める一部負担金 ( 法令の規定に基づく国若しくは地方公共団体の負担による医療に関する給付又は保険者等の負担による高額療養費及び高額介護合算療養費の支給若しくは附加給付がある場合は その額を控除した額とする

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

資料集 1 肝がんや重度肝硬変患者への制度の説明フロー ( 都民の方の場合 ) 1 制度の概要の説明 まず B 型 C 型肝炎ウイルスによる肝がんや重度肝硬変の入院 通院患者さんがいらっしゃいましたら 医療費の助成を受けることができる制度がある旨を伝えてください 伝えていただくことは次のとおりです

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

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1. ウイルス性肝炎とは ウイルス性肝炎とは 肝炎ウイルスに感染して 肝臓の細胞が壊れていく病気です ウイルスの中で特に肝臓に感染して肝臓の病気を起こすウイルスを肝炎ウイルスとよび 主な肝炎ウイルスには A 型 B 型 C 型 D 型 E 型の 5 種類があります これらのウイルスに感染すると肝細胞

福井県肝炎治療特別促進事業実施要綱(案)

( 注意 ) 1 用紙の規格は 日本工業規格 A 列 4 番とする 2 1~3 の欄は 申請に係る疾病について医療を受けた者の氏名 性別 生 現住所及び電話番号を記入する 3 4~11 の欄は PMDA( 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 ) から障害児養育年金 障害年金の認定において疾病に係る医

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( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定するなど 地域の実情に応じた肝炎対策を推進することが明記された さらに 近年の状況等を踏まえ 平成 28 年 6 月に基本指針の改正を行い 肝炎対策の全体的な施策目標を設定すること等が追記された 都は 肝炎をめぐる都内の状況や基本指針の改正を踏まえ

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

乳幼児医療費助成要綱_H280101_docx

介護福祉施設サービス

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

肝炎対策と今後の方向性について

高額医療貸付等規則

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成


健保連業務支援 G 補足資料 高額療養費の制度改正事項 平成 29 年 8 月施行 1 の引き上げ ( 対象 :70 歳以上の者 ) 1 70 歳以上の外来におけるの引き上げ 70 歳以上の外来におけるが これまでの一般ので 12,000 円 現役並みので 44,400 円だったものが 一般ので 1

静岡市の耐震対策事業

( 市町村の条例で定めるところにより当該市町村民税を免除された者を含む ) をいう (6) 所得を有しない者その属する世帯の世帯主及びすべての世帯員につき 医療保険各法の給付が行われた月の属する年度分の地方税法の規定による市町村民税に係る同法第 313 条第 1 項に規定する総所得金額及び山林所得金

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

場合又は受取代理を利用する必要がなくなった場合は 出産育児一時金等受取代理申請取下書 ( 第 2 号様式 以下 取下書 という ) を市長に提出しなければならない 2 前項の場合において 新たに出産することとなった医療機関等で受取代理の利用を希望する者は 改めて前条に規定する申請書を提出しなければな

第 3 提出期限について要綱第 6 条第 1 項の規定による申請書及び添付書類 ( 以下 申請書等 という ) の提出期限は 次のとおりとする ただし 北海道教育委員会教育長及び教育局長 ( 以下 教育長等 という ) がやむを得ない理由があると認める場合は この限りではない (1) 北海道立の高等

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

監 事 監 査 規 程

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例


堺市身体障害者等自動車運転免許取得費助成要綱

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その額に老人扶養親族 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき ) 60,000 円を加算した額 ) (3) 条例第 3 条第 2 項第 4 号に規定する心身障害者に 扶養親族等がないときは 3,604,000

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

法第二十六条において準用する場合及び法第五十三条第一項の規定に基づく政令によって適用される場合を含む ) 及び法第四十六条第二項の規定により入院の措置を行うとき 又は行ったときは 別記第五号様式により通知しなければならない ( 平一六規則二三 平二四規則五 一部改正 ) ( 入院の延長勧告書 ) 第

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

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世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

届出 _ 根拠規範 46_ 鹿児島県鹿児島市 _1_5 ア 15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者 ( イに該当する者を除く ) イ 6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者で 療養の給付等に係る診療が行われた月の属する年度 ( 当該診療の行われた月が4

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

(7) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第 245 号 ) 3 この要綱において 社会保険各法 とは 前項第 3 号から第 7 号までに掲げる法律をいう ( 受給資格者 ) 第 3 条 福祉医療費の支給を受けることができる者 ( 以下 受給者 とい う ) は 秋田市に居住地を有する前条

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第 8 条この要綱に規定するもののほか この要綱の施行に関し必要な事項は市長が定める 附則 1 この要綱は 平成 7 年 10 月 1 日から施行し 平成 7 年 7 月 1 日から適用する 附則 1 この要綱は 平成 14 年 10 月 1 日から適用する 附則 1 この要綱は 平成 18 年 4

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

ウ精子の事前採取から人工授精当日までの凍結保存料 ( 通常 人工授精施行当日に採取するが 夫の都合により人工授精当日に採取できない場合に限る ) エ精子の濃縮 精子の洗浄等に要する費用オ排卵誘発のためのHCG 注射に係る費用カ精子を子宮内に注入するために要する費用キ人工授精後 感染予防のため 服用す

富山市妊産婦医療費助成条例 平成 1 7 年 4 月 1 日富山市条例第 号改正平成 1 8 年 3 月 3 0 日富山市条例第 4 4 号平成 1 9 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 4 号平成 2 0 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 7 号平成 2 0 年 3 月 2

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

第 3 条海陽町は 海陽町の区域内に居住地を有する重度心身障害者等の疾病又は負傷について医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付 ( 前条第 1 項第 3 号に該当する者 ( 以下 ひとり親家庭の父母等 という ) のうち母子家庭の母又は父子家庭の父にに係るものにあ

2 税金から控除される額 市区町村や都道府県に対する寄附金は 特定寄附金 と呼ばれ 所得税や住民税を計算するときに 寄附金控除が適用され 税が軽減されます 所得税の控除 総所得金額等の 40% が限度 2,000 円 所得税率 住民税の控除基本控除 総所得金額等の 30% が限度 2

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沖縄県ウイルス性肝炎患者等の重症化予防推進事業実施要領 第 1 事業目的この事業は 利用者の利便性に配慮した肝炎ウイルス検査 ( 以下 本検査 という ) を実施することにより 肝炎ウイルス陽性者を早期に発見するとともに 相談や啓発及び陽性者のフォローアップにより早期治療に繋げ ウイルス性肝炎患者等の重症化予防を図ることを目的とする 第 2 事業内容 1 肝炎ウイルス検査 (1) 対象者本検査の受検を希望する者とする (2) 検査費用の免除本検査に係る費用は 下記に掲げるアからウに該当しない者及び再検査の必要性のある者に限りこれを免除するものとする ア過去に本検査を受けたことがある者 イ医療保険各法その他の法令に基づく保健事業等のサービスを受ける際に 併せて 当該肝炎ウイルス検査に相当する検査を受けた者又は当該検査を受けることを予定 している者 ウ健康増進事業の対象者 ( 結果的に当該肝炎ウイルス検査に相当する検査を受けら れなかった者を除く ) (3) 検査の実施等本検査において実施する項目は 以下のとおりとする ア HBs 抗原検査凝集法等による定性的な判断のできる検査方法を用いること イ HCV 抗体検査 HCV 抗体検査として体外診断用医薬品の承認を受けた測定範囲が広く 高力価群 中力価群及び低力価群に適切に分類することのできる HCV 抗体測定系を用いること ウ HCV 核酸増幅検査 HCV 抗体検査により 中力価及び低力価とされた検体に対して行うこと なお 肝炎ウイルス検査の結果の判定については 別紙により行うこととする 2 B 型及び C 型肝炎ウイルスに関する相談事業

3 陽性者フォローアップ事業 (1) 陽性者のフォローアップア実施方法 ( ア ) 同意の確認について県保健所はフォローアップの対象者を把握した場合は 本事業の内容を説明し フォローアップの参加同意書 ( 様式 1) または 肝炎ウイルス検査費用請求書 ( 様式 3) の提出により同意とすることができる ( イ ) フォローアップの実施県保健所は 対象者に対し 年 1 回調査票 ( 様式 2) を送付する等により 医療機関の受診状況や診療状況を確認し 未受診の場合は 必要に応じて電話等により受診勧奨する イ対象者以下のいずれかに該当する者 ( ア ) 第 2の1により 陽性 又は 現在 C 型肝炎ウイルスに感染している可能性が高い と判定された者 ( イ ) 第 2の3(2) 検査費用の助成 により把握した者 ( ウ ) その他 市町村や医療機関などからの情報提供等により把握した陽性者なお フォローアップの対象者を市町村等へ情報提供することにより 市町村が実施する健康増進事業における陽性者フォローアップの対象とすることができる (2) 検査費用の助成ア実施方法 ( ア ) 対象者が保険医療機関 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に規定する保健医療機関をいう ) において初回精密検査又は定期検査を受診し 医療保険各法 ( 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) に規定する医療保険各法をいう 以下同じ ) 又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付を受けた場合 対象者が負担した費用を交付する ( イ ) 前項の金額は 医療保険各法の規定による医療又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養に要する費用の額の算定方法の例により算定した検査費用の額の合計額から医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付に関し 保険者が負担すべき額を控除した額とする ただし イの ( イ ) に該当する者については 1 回につき 次のaに規定する額から bに規定する額を控除した額とする a 医療保険各法の規定による医療又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養に要する費用の額の算定方法の例により算定した検査費用の額の合計額から医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付に関し保険者が負担すべき額を控除した額

b 別表に定める自己負担限度額この際 別表甲または乙に該当するかについては 本要領の第 2 3 (2) オ ( イ ) eにより申請者から提出された課税証明書等により確認するものとする なお 別表に該当しない場合 又は当該控除した額が零以下となる場合には 助成は行わない イ対象者 ( ア ) 初回精密検査以下の全ての要件に該当する者 a 沖縄県内に住所を有する者 b 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者並びに高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者 c 1 年以内に特定感染症検査事業の肝炎ウイルス検査又は健康増進事業の肝炎ウイルス検診において陽性と判定された者 d (1) の陽性者のフォローアップに同意している者なお 市町村が行う健康増進事業における陽性者フォローアップに同意している者も対象とすることができる ( イ ) 定期検査以下の全ての要件に該当する者 a 沖縄県内に住所を有する者 b 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者並びに高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者 c 肝炎ウイルスの感染を原因とする慢性肝炎 肝硬変及び肝がん患者 ( 治療後の経過観察を含む ) d 住民税非課税世帯に属する者又は世帯全員の市町村民税 ( 所得割 ) 課税年額が 235,000 円未満の世帯に属する者 e (1) の陽性者のフォローアップに同意している者なお 市町村が行う健康増進事業における陽性者フォローアップに同意している者も対象とすることができる f 沖縄県肝炎治療促進事業の受給者証の交付を受けていない者 ウ助成対象費用 ( ア ) 初回精密検査初診料 ( 再診料 ) ウイルス疾患指導料及び下記の検査に関連する費用として知事が認めた費用 ただし 医師が真に必要と判断したものに限る a 血液形態 機能検査 ( 末梢血液一般検査 末梢血液像 ) b 出血 凝固検査 ( プロトロンビン時間 活性化部分トロンボプラスチン時間 ) c 血液化学検査 ( 総ビリルビン 直接ビリルビン 総蛋白 アルブミン ALP ChE γ-gt 総コレステロール AST ALT LD ZTT) d 腫瘍マーカー (AFP AFP-L3% PIVKA-Ⅱ 半定量 PIVKA-Ⅱ 定量 )

e 肝炎ウイルス関連検査 (HBe 抗原 HBe 抗体 HCV 血清群別判定 HBV ジェノタイプ判定等 ) f 微生物核酸同定 定量検査 (HBV 核酸定量 HCV 核酸定量 ) g 超音波検査 ( 断層撮影法 ( 胸腹部 )) ( イ ) 定期検査初診料 ( 再診料 ) ウイルス疾患指導料及び上記の検査に関連する費用として知事が認めた費用 ただし医師が真に必要と判断したものに限る なお 肝硬変 肝がん ( 治療後の経過観察を含む ) の場合は 超音波検査に代えて CT 撮影又は MRI 撮影を対象とすることができる また いずれの場合も造影剤を使用した場合の加算等の関連する費用も対象とする エ助成回数 ( ア ) 初回精密検査は 1 回 ( イ ) 定期検査は 1 年度 2 回 ( アの検査を含む ) オ検査費用の助成を受けようとする者 ( 以下 申請者 という ) は下記に掲げる書類を添えて 居住地を管轄する保健所長を経由して知事に申請するものとする ( ア ) 初回精密検査 a 肝炎検査費用請求書 ( 様式 3) b 医療機関の領収書 c 診療明細書 d 肝炎ウイルス検査の結果通知書等 ( イ ) 定期検査 a 肝炎検査費用請求書 ( 様式 3) b 医療機関の領収書 c 診療明細書 d 申請者が属する住民票上のすべての構成員 ( 以下 世帯構成員 ) の住民票の写し e 世帯構成員の地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 ) の規定による市町村民税の課税年額を証明する書類 f 医師の診断書 ( 様式 4) ただし 以前に定期検査費用の支払いを受けた者 ( 慢性肝炎から肝硬変への移行 など病態に変化があった者は除く ) については様式 4 による医師の診断書の添付を 省略することができる カ検査費用の支払いについて 知事は請求を受けたときは その内容を審査して支払額を決定し 速やかに支払 うものとする

第 3 実施に当たっての留意事項 本事業の実施に際しては 個人のプライバシー等人権の保護に十分配慮すること 第 4 その他 る この要領に定めのない事項及び疑義が生じたときは 関係者が協議のうえ定めるものとす この要領は 平成 27 年 6 月 1 日から施行する この要領は 平成 28 年 2 月 23 日から施行する この要領は 平成 28 年 4 月 1 日から施行する この要領は 平成 29 年 9 月 12 日から施行する

別表 自己負担限度額 階層区分 (1 回につき ) 慢性肝炎 肝硬変 肝がん 甲 市町村民税 ( 所得割 ) 課税年額が 235,000 円未 2,000 円 3,000 円 満の世帯に属する者 乙 住民税非課税世帯に属する者 0 円 0 円

( 別紙 ) 判定結果 (HBs 抗原検査 ) 陽性 医療機関の受診を強く勧めます 一度は専門医を受診しましょう 今回検査を受けた日を覚えておきましょう 自覚症状などがあれば 再度検査を受けましょう 判定結果 (C 型肝炎ウイルス検査 ) HCV 抗体の検出 ( 省略可能 ) 陽性 HCV 抗体検査 高力価 中 低力価 HCV 核酸増幅検査 陽性 現在 C 型肝炎ウイルスに感染している可能性が高い と判定 現在 C 型肝炎ウイルスに感染している可能性が低い と判定 医療機関の受診を強く勧めます 一度は専門医を受診しましょう 今回検査を受けた日を覚えておきましょう 自覚症状などがあれば 再度検査を受けましょう 注意事項 HBs 抗原検査がとなった場合にも 身体のだるさ等の症状や肝機能異常を指摘された場合などには 必ず医師に相談してください また 日常生活の場では C 型肝炎ウイルス (HCV) に感染することはほとんどないことがわかっています したがって 毎年くり返して C 型肝炎ウイルス検査を受けなくても 現在のところ 上図に示す手順を踏んだ検査を1 回受ければよいとされています なお 現在 C 型肝炎ウイルスに感染している可能性が低い と判定された場合でも C 型肝炎ウイルス (HCV) 以外の原因による肝炎になる可能性があること 検査後新たに C 型肝炎ウイルス (HCV) に感染する場合 ( きわめてまれとされています ) があること 検査による判定には限界があることなどもありますので 身体のだるさ等の症状や肝機能異常を指摘された場合などには 必ず医師に相談してください