ひと くらし みらいのために資料 3 厚生労働省 Ministry of Health Labour and Welfare 小児医療に関するデータ 平成 27 年 9 月 2 日
15 歳未満人口の推移 万人 3, 2,751 2,63 2,5 2, 2,249 2,1 1,847 1,752 1,68 1,5 1, 5 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 昭和 55 年昭和 6 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年 出所 : 総務省統計局国勢調査 2
15 才未満の小児患者数 ( 入院 ) 千人 5. 45. 45.1 4. 37. 35. 3. 33.4 31.4 29.5 25. 2. 15. 1. 5.. 平成 11 年平成 14 年平成 17 年平成 2 年平成 23 年 厚生労働省大臣官房統計情報部患者調査を基に作成 3
15 才未満の小児患者数 ( 外来 ) 千人 9. 8. 7. 6. 733.7 14.2 635.1 93.5 744.6 119.7 698.7 112.9 医科 789.7 19.1 歯科 5. 4. 3. 629.5 541.6 624.9 585.8 68.6 2. 1.. 平成 11 年平成 14 年平成 17 年平成 2 年平成 23 年 厚生労働省大臣官房統計情報部患者調査を基に作成 4
15 才未満の傷病分類別推計入院患者数 ( 入院 ) 千人 1. 9. 9.4 9. 8.1 呼吸器系の疾患 周産期に発生した病態 神経系の疾患 8. 7. 6. 5. 6. 6.3 6.2 6.6 6.1 6.3 6. 4. 4.5 3. 2. 1. 3.6 3.6 3. 3.1. 平成 11 年平成 14 年平成 17 年平成 2 年平成 23 年 厚生労働省大臣官房統計情報部患者調査を基に作成 5
15 才未満の傷病分類別推計入院患者数 ( 外来 ) 千人 4. 呼吸器系の疾患 消化器系の疾患 35. 皮膚及び皮下組織の疾患 3. 341.1 31.8 327.2 312.6 25. 272.5 2. 15. 1. 5. 1.1 55.3 9.9 37.1 112.1 11.1 15.1 47.5 43. 44.9. 平成 11 年平成 14 年平成 17 年平成 2 年平成 23 年 厚生労働省大臣官房統計情報部患者調査を基に作成 6
15 歳未満の時間外 休日 深夜受診の推移 ( 初診 ) 4, < 時間外加算 休日加算 深夜加算の算定回数 (15 歳未満 )> 35, 3, 25, 2, 15, 時間外 休日 深夜 1, 5, 平成 18 年平成 19 年平成 2 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 出典 : 社会医療診療行為別調査 ( 各 6 月審査分 ) 時間外 ; 時間外加算 乳幼児時間外加算 乳幼児時間外加算 ( 小児科 ) 休日加算 ; 休日加算 乳幼児休日加算 乳幼児休日加算 ( 小児科 ) 深夜加算 ; 深夜加算 乳幼児深夜加算 乳幼児深夜加算 ( 小児科 ) 7
15 歳未満の時間外 休日 深夜受診の推移 ( 再診 ) 12, < 時間外加算 休日加算 深夜加算の算定回数 (15 歳未満 )> 1, 8, 6, 4, 時間外 休日 深夜 2, 平成 18 年平成 19 年平成 2 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 出典 : 社会医療診療行為別調査 ( 各 6 月審査分 ) 時間外 ; 時間外加算 乳幼児時間外加算 乳幼児時間外加算 ( 小児科 ) 休日加算 ; 休日加算 乳幼児休日加算 乳幼児休日加算 ( 小児科 ) 深夜加算 ; 深夜加算 乳幼児深夜加算 乳幼児深夜加算 ( 小児科 ) 8
( 件 ) 5,5, 5,, 4,5, 4,, 3,5, 3,, 年齢区分別救急搬送件数の推移 5,25,32 5,34,117 5,178,862.3%.2%.3% 4,978,76.3% 4.8% 4.9% 4.7% 4,678,636 4,682,991 3.9% 3.8% 3.8%.3%.3% 5.% 5.1% 5.2% 3.8% 4.1% 4.3% 36.9% 39.% 38.% 39.9% 42.2% 4.9% 2,5, 2,, 1,5, 1,, 5, 48.3% 49.3% 51.% 52.% 53.1% 54.3% 平成 2 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年高齢者成人少年乳幼児新生児出典 : 救急 救助の現況 9
救急搬送人員の変化 ( 年齢 重症度別 ) 救急搬送人員の増加率は 年齢別では高齢者が高く 重症度別では軽症 中等症が高い 小児 成人 ( 万人 ) ( 万人 ) ( 万人 ) 高齢者 14 12 平成 2 年平成 25 年 14 12 平成 2 年平成 25 年 14 12 平成 2 年平成 25 年 1 1 1 8 8 8 6 6 6 4 4 4 2 2 2 軽症中等症重症 軽症中等症重症 軽症中等症重症 平成 2 年中 全体小児成人高齢者 重症 1.3 万人 14.5 万人 37.9 万人 平成 25 年中 全体 重症 小児 (18 歳未満 ) 1.2 万人.1 万人減 -5% 成人 (18 歳 ~64 歳 ) 13.4 万人 1.1 万人減 -8% 高齢者 (65 歳以上 ) 4.6 万人 2.7 万人増 +7% 中等症 9.4 万人 59.8 万人 16.5 万人 軽症 33.8 万人 122.9 万人 81.1 万人 救急 救助の現況 ( 総務省消防庁 ) のデータを基に分析したもの 中等症 軽症 1.8 万人 1.3 万人増 +2% 34.5 万人.1 万人増 +2% 62.6 万人 2.7 万人増 +5% 12.8 万人 2.2 万人減 -2% 137.5 万人 31.1 万人増 +29% 111.5 万人 3.4 万人増 +37% 1
小児二次救急医療機関を訪れる 9% 以上は軽症者 東京都の小児二次救急施設における患者数 ( 平成 24 年 ) 入院患者 入院を要しなかった患者 来院患者総数 251,12 人うち入院を要しなかった患者数 234,331 人 (93.3%) 休日 全夜間診療事業 出典 : 平成 25 年度東京都小児初期救急医療体制検討部会報告書 11
長期入院児 * 発生数の推移 ( 改 ) 中医協総 - 2 2 3. 1. 1 9 ( 人 ) 16 14 * 長期入院児とは新生児期から 1 年以上継続して同一の新生児医療施設に入院した あるいは入院中の症例 135 N=136 施設 12 1 8 6 87 76.4 17 9.5 115 94.2 17.4 114 86.6 94 92 69. 69.5 4 2 17.7 2.8 23.4 25.2 3. 3.6 3.8 4.3 3.5 2.9 3. 2.8 17.3 18.7 23 24 25 26 27 28 29 長期入院児発生数 NICU 1 床あたりの長期入院児発生数 NICU 入院 1 人あたりの長期入院児発生数極低出生体重児入院 1 人あたりの長期入院児発生数 ( 出生年 ) NICU の長期入院児は 26 年を境に減少傾向であるが近年はおおむね横ばいとなっている 出典 : 平成 22 年度成育疾患克服等次世代育成基盤研究 NICU 長期入院児の動態調査 より 12
病院 小児科を標榜している施設数 45 4 35 3 25 2 15 1 5 3 25 2 15 1 5 4,26 3,844 病院総数 8,116 3,528 3,359 3,154 病院総数 7,528 2,95 2,745 平成 5 年 平成 8 年 平成 11 年 平成 14 年 平成 17 年 平成 2 年 平成 23 年 診療所 病院総数 8,752 診療所総数 84,128 診療所総数 94,819 27,37 27,95 26,788 25,862 25,318 22,53 診療所総数 99,547 19,994 平成 5 年平成 8 年平成 11 年平成 14 年平成 17 年平成 2 年平成 23 年出典 ) 医療施設 ( 静態 動態 ) 調査 病院報告 13
診療科別医師数の推移 ( 平成 6 年を 1. とした場合 ) 多くの診療科で医師は増加傾向にある 減少傾向にあった産婦人科 外科においても 増加傾向に転じている 1.8 1.7 1.6 1.5 麻酔科 精神科 皮膚科 1.4 総 数 1.3 眼科 1.2 小児科 1.1 内科 1) 1..9 外科 2).8 平成 6 年 (1994) 8 ('96) 1 ('98) 12 (2) 14 ('2) 16 ('4) 18 ('6) 2 ('8) 22 ('1) 24 ('12) 産科 産婦人科 内科 1) ( 平成 8~18 年 ) は内科 呼吸器科 循環器科 消化器科 ( 胃腸科 ) 神経内科 アレルギー科 リウマチ科 心療内科 ( 平成 2~24 年 ) 内科 呼吸器 循環器 消化器 腎臓 糖尿病 血液 感染症 アレルギー リウマチ 心療内科 神経内科 外科 2) ( 平成 6~18 年 ) 外科 呼吸器外科 心臓血管外科 気管食道科 こう門科 小児外科 ( 平成 2~24 年 ) 外科 呼吸器 心臓血管 乳腺 気管食道 消化器 肛門 小児外科 ( 出典 ) 医師 歯科医師 薬剤師調査 14
(平成6年を1とした場合小児科医数の推移 小児科医師数 及び 15 歳未満人口に対する小児科医数 は 近年一貫して増加している小児科医数 ( 人 ) 小児科医数 16,34 人 15 歳未満人口 1 万対 ( 1) 1.6 14,481 人病院 8,429 人診療所 6,52 人 1.5 15 歳病院 7,714 人 13,346 人診療所 5,632 人未1.4 満人1.3 口1.2 1 万1.1 対医1 師.9 数)の.8 推移.7.6.5 病院 9,744 人診療所 6,596 人 ( 人 ) 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2,.4 H6 H8 H1 H12 H14 H16 H18( 2) H2 H22 H24 1 各年の人口は 総務省統計局発表の1 月 1 日現在推計人口を 平成 12 22 年については 国勢調査を用いた 2 H18に 臨床研修医 という項目が新設され 小児科を選択した 後期研修医 の一部が臨床研修医として登録された影響によりグラフが横ばいとなっている ( 出典 ) 平成 24 年大臣官房統計情報部医師 歯科医師 薬剤師調査 15
小児科医師 ( 主たる ) 数の年次推移 ( 千人 ) 各年 12 月 31 日現在 18 16 14 13,346 13,781 13,989 14,156 14,481 14,677 14,7 15,236 15,87 16,34 12 7 歳以上 1 8 6~69 5~59 4~49 6 4 3~39 29 歳以下 2 平成 6 年 8 年 1 年 12 年 14 年 16 年 18 年 2 年 22 年 24 年 (1994) (2) (212) 出所 : 厚生労働省大臣官房統計情報部医師 歯科医師 薬剤師調査 16
4 歳未満の小児科医師 ( 主たる ) における女性比率の年次推移 6, 人 女性男性 24 歳 ~29 歳 3 歳 ~34 歳 35 歳 ~39 歳 6% 5, 人 5% 4, 人 43.8% 4% 3, 人 3% 2, 人 1, 人 56.2% 2% 1% 人 % 厚生労働省大臣官房統計情報部医師 歯科医師 薬剤師調査を基に作成 平成 24 年の小児科医以外を含む 4 歳未満の医師総数では 女性 31.4% 男性 68.6% 17
小児人口は 総務省統計局発表の平成 24 年 1 月 1 日現在推計人口医師数は平成 24 年大臣官房統計情報部医師 歯科医師 薬剤師調査を用いた 平成 24 年における 15 未満の人口に対する小児科医数を示す 最少は茨城県の 72 人 最大は東京都の 15 人と 2.1 倍の格差がある 都道府県別小児科医数 (15 歳未満人口 1 万人対 ) 平成 24 年 2 4 6 8 1 12 14 16 全国北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄 18
都道府県別に見た二次医療圏内小児科医師数 ( 小児人口 1 万人対 ) 全国的に小児科医師数は 増加傾向にある ただし 都道府県別に見た場合 地域内二次医療圏格差が存在している ( 最大群馬県 15 倍 ) 同様に 都道府県間の格差も存在している 小児人口 1 万人当たり小児科医師数 ( 常勤換算 ) 県内格差 ( 倍 ) 小児人口 1 万人当たり小児科医師数 ( 常勤換算 ) 県内格差 ( 倍 ) 最大 最小 最大 最小 北海道 162. 2.9 7.7 滋賀県 16. 41.5 3.9 青森県 142.8 38.7 3.7 京都府 161.1 72.2 2.2 岩手県 125.6 53.5 2.3 大阪府 137. 74. 1.9 宮城県 19.7 25.4 4.3 兵庫県 129.8 45.3 2.9 秋田県 146. 39.2 3.7 奈良県 16.1 46.3 2.3 山形県 113.7 47.4 2.4 和歌山県 129.7 38.1 3.4 福島県 117.8 33.7 3.5 鳥取県 21.4 7.2 2.9 茨城県 121.2 34.2 3.5 島根県 155.7 41.3 3.8 栃木県 158.9 56. 2.8 岡山県 123.4 16. 7.7 群馬県 213.6 14.3 15. 広島県 142.5 68.5 2.1 埼玉県 17.7 37.3 2.9 山口県 122. 49.7 2.5 千葉県 156. 36.6 4.3 徳島県 18.6 64.7 1.7 東京都 442.5 56. 7.9 香川県 123.5 6.6 2. 神奈川県 151.8 61.3 2.5 愛媛県 121.8 59.2 2.1 新潟県 18.4 5. 2.2 高知県 137.4 45. 3.1 富山県 141.6 44.3 3.2 福岡県 212.3 31.7 6.7 石川県 125.6 57.3 2.2 佐賀県 135.2 43.4 3.1 福井県 153.2 4.9 3.7 長崎県 137.4 26.3 5.2 山梨県 128.7 63.7 2. 熊本県 298.1 29.1 1.3 長野県 29.8 29.2 7.2 大分県 119.6 54.3 2.2 岐阜県 14.4 41.5 2.5 宮崎県 18.2 3.1 3.6 静岡県 116.7 5.9 2.3 鹿児島県 14.2 28.3 3.7 愛知県 119.1 33.1 3.6 沖縄県 115.9 52.4 2.2 三重県 137.9 53.6 2.6 都道府県間東京 442.5 群馬 14.3 3.9 人口静態統計 ( 平成 22 年 1 月 ) および 医師 歯科医師 薬剤師調査 ( 平成 24 年 12 月 ) を基に作成 19
常勤医師の月平均勤務時間および当直回数 < 常勤医師 1 人あたりの月平均勤務時間 > 時間 2 4 6 8 1 12 14 16 18 2 < 常勤医師 1 人あたりの当直回数 (1 か月分 )> 1 2 3 4 5 回 病院全体 (n=241) 181.1 172.9 病院全体 (n=371) 1.92 1.91 内科 (n=255) 176.2 169.2 内科 (n=32) 1.69 1.72 外科 (n=159) 183.5 178.3 外科 (n=211) 2.3 2.7 整形外科 (n=176) 18. 173.1 整形外科 (n=183) 1.79 1.86 脳神経外科 (n=11) 184.6 176.3 脳神経外科 (n=125) 2.82 2.79 小児科 (n=116) 179.9 172.6 小児科 (n=122) 2.98 3.3 産婦人科 産科 (n=13) 178.2 17.9 産婦人科 産科 (n=117) 2.98 3.1 精神科 (n=19) 168. 16.3 精神科 (n=121) 2.13 2.19 救急科 (n=67) 183.9 175.8 救急科 (n=72) 4.43 4.8 麻酔科 (n=124) 181.4 173.4 麻酔科 (n=122) 2.45 2.41 平成 23 年 6 月平成 25 年 6 月平成 23 年 6 月平成 25 年 6 月 出典 : 平成 25 年 11 月 29 日中医協資料 病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善についての状況調査結果概要 ( 速報 ) 2
小児救急電話相談事業 (#8) 地域の小児科医師等による小児患者の保護者等向けの電話相談地域の小児救急医療体制の補強と医療機関の機能分化の推進全国どこでも患者の症状に応じた適切な医療が受けられるようにする 小児患者の症状に応じた迅速な対応 緊急性を伝えることによる保護者の不安解消 休日 夜間における地域の小児救急医療体制の充実のひとつ 平成 26 年度より地域医療介護総合確保基金により支援 実施 ( 深夜も実施 ) 実施 平成 27 年 4 月 1 日現在 21
#8 の実績 ( 平成 16-25 年度における相談件数 ) ( 注 ) 電話相談を受けた小児科医 看護師等による回答ぶりについて集計したものであって 実際の受療行動ではない 6 5 すぐ 119 番通報するか 病院へ 4 今晩でなくても昼間かかりつけへ 3 2 心配はないが何かあれば病院へ 1 その他 ( 主に育児相談 ) 実施 都道府県 13 26 33 43 44 46 47 47 47 年間件数 34,162 件 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 99,968 件 141,575 件 213,412 件 297,518 件 428,368 件 465,976 件 526,81 件 547,16 件 47 568,24 件 出典 : 厚生労働省医政局指導課調べ 22