平成 29 年度第 1 回徳島県医療審議会 質疑 調整会議での議論を待たずしてかなりの病床の移動が起こりつつある それをコントロールできないと 調整会議そのものが意味をなさなくなるのではないか 1 当会議の運営要領を定めてはどうか 2 病床機能分化 連携推進体制整備事業について当会議の審議事項として

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一般会計負担の考え方

全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

医療機能分化連携推進事業 1 対象事業者 病床を有する医療機関 2 支援対象 既存病床を回復期病床に転換する際に必要となる施設 設備整備費 設備整備 H27~ 継続対象リハビリを行うための治療機器や訓練機器等の導入経費 物理療法を実施するための 超音波治療器や温浴療法用装置の導入事業例 運動療法を実

01 【北海道】

03_資料1_活性化_0614再確定

別添 2 地域医療再生計画作成指針 第 1 地域医療再生計画作成の趣旨 国としては 円高 デフレ対応のための緊急経済対策 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 ) において 都道府県に設置されている地域医療再生基金を拡充し 高度 専門医療や救命救急センターなど都道府県 ( 三次医療圏 ) の

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

Microsoft Word - 公布通知(医政発0725第10号)

Microsoft Word - 通知(医政発0725第22号)

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

消費税 5% 引上げによる社会保障制度の安定財源確保 消費税率 ( 国 地方 ) を 2014 年 4 月より 8% へ 2017 年 4 月より 10% へ段階的に引上げ 消費税収の使い途は 国分については これまで高齢者 3 経費 ( 基礎年金 老人医療 介護 ) となっていたが 今回 社会保障

vol.355

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

 

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

地域医療構想の概要 1 地域医療構想の位置づけ 平成 25 年 3 月に 医療法に基づき 本県の疾病対策及び医療提供体制の基本方針である第 6 期岐阜県保健医療計画を策定した 平成 27 年 4 月に施行された改正医療法に基づき 保健医療計画の一部として 将来 (2025 年 ) あるべき医療提供体

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

Microsoft Word 新基金・通知

04_資料1_(修正版)地域医療構想調整会議の役割等の整理

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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3 募集要件 (1) 新規事業については, 別表 1に掲載する関係団体等に限り募集します (2) 継続事業については, 平成 30 年度に実施した事業を継続する場合のみ募集するものとします 事業の実施期間は原則として3 年とし, 平成 31 年度で通算 4 年以上となる事業の内, 区分 Ⅰの事業につ

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

障害児・発達障害支援_

スライド 1

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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県医労.indd

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

Microsoft PowerPoint 地域医療構想策定GL(本)

山梨県地域医療再生計画 ( 峡南医療圏 : 救急 在宅医療に重点化 ) 現状 社保鰍沢病院 (158 床 ) 常勤医 9 名 実施後 社保鰍沢病院 峡南病院 (40 床 ) 3 名 市川三郷町立病院 (100 床 ) 7 名 峡南病院 救急の重点化 県下で最も過疎 高齢化が進行 飯富病院 (87 床

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

保発 第 9 号 平成 28 年 12 月 16 日 国民健康保険中央会長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 標記については 別添のとおり 全国健康保険協会理事長 健康保険組合理事長及 び都道府県知事あて通知し

スライド 1

構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき

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Taro-施行通知

政策評価書3-3(4)

( 別紙 ) 地域ケア会議 に関する Q&A 問 1 今般 地域ケア会議 を通知に位置づけた背景は何か 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年へ向けて 高齢者が尊厳を保ちながら 住み慣れた地域で自立した生活をおくることができるよう 国は 医療 介護 予防 住まい及び生活支援サービスが 日常生

13 (参考資料4-5)松下参考人資料(三菱総研)

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厚生労働省における医療 ICT 化の取り組み 日本の医療が抱える課題 医療需要 財政負担の増加高齢化の進行 疾病構造の変化医療改革の方向性 健康の維持増進 疾病の予防及び早期発見の促進 医療機能の分化 連携の推進 地域包括ケアシステムの構築 解決ツールとしての医療 ICT 化 健康づくり ビッグデー

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老人医療給付費等の国庫負担(補助)について

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

(頭紙)公布通知

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老発第    第 号

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認知症医療従事者等向け研修事業要領

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第 2 部 医療圏と基準病床数 ( 第 1 章医療圏 ) 第 2 部 医療圏と基準病床数 医療圏とは 地域の医療需要に対応して包括的な医療を提供していくための区域であり 具体的には 医療資源の適正な配置と医療提供体制の体系化を図るための 地域的単位のこ とです 医療圏は 医療法により 初期の診断 治

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地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

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富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

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Microsoft Word 新基金・通知

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

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2. 今後の主な検討事項 1 高濃度 PCB 廃棄物に係る行政代執行費用に対する支援の必要性 高濃度 PCB 廃棄物の処分は 排出事業者責任の観点から その保管事業者が行 うことが原則 このため 都道府県市による行政代執行に要する費用についても 保管事業者が負担することが原則 しかしながら 高濃度

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目的状 況予算の 資金の流使れ途 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 救急医療は 国民が安心して暮

Microsoft PowerPoint 地域医療構想について

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お知らせ 柔道整復師の資格を取得される皆さま 関係の皆さまへ 平成 30 年 4 月から 柔道整復療養費の受領委任を取り扱う 施術管理者 になる場合は 実務経験と研修の受講が必要となる方向で 以下のとおり検討しています 柔道整復療養費の受領委任の取扱いを管理する 施術管理者 になるための要件について

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計画の今後の方向性

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

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体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

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規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案)

資料3

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

Transcription:

平成 2 9 年度第 1 回徳島県地域医療構想調整会議 平成 2 9 年 1 0 月 1 3 日 資料 4 地域医療構想調整会議における 協議の取扱いについて 徳島県保健福祉部医療政策課

平成 29 年度第 1 回徳島県医療審議会 質疑 調整会議での議論を待たずしてかなりの病床の移動が起こりつつある それをコントロールできないと 調整会議そのものが意味をなさなくなるのではないか 1 当会議の運営要領を定めてはどうか 2 病床機能分化 連携推進体制整備事業について当会議の審議事項としてはどうか 1

Ⅰ 地域医療構想調整会議運営要領について 2

徳島県地域医療構想調整会議設置要綱 第 2 条 ( 所掌事項 ) 1 地域の病院 有床診療所が担うべき病床機能に関する協議 2 病床機能報告制度による情報等の共有 3 地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律第 4 条の規定に基づく県計画に盛り込む事業に関する協議 4 その他の地域医療構想の達成の推進に関する協議 第 10 条 ( その他 ) この要綱に定めるもののほか 調整会議の運営に関し必要な事項は 議長が調整会議に諮って定める ( 参考 ) 医療法第 30 条の 14( 構想区域等との協議 ) 都道府県は 構想区域その他の当該都道府県の知事が適当と認める区域ごとに 診療に関する学識経験者の団体その他の医療関係者 医療保険者その他の関係者との協議の場を設け 関係者との連携を図りつつ 医療計画において定める将来の病床数の必要量を達成するための方策その他の地域医療構想の達成を推進するために必要な事項について協議を行うものとする 3

徳島県地域医療構想調整会議運営要領 ( 案 )1 協議を要する事項 1 地域医療支援病院及び特定機能病院の医療機能の大幅な変更医療機能の大幅な変更等を予定している場合には 変更前に当会議において 変更の趣旨 変更後の医療機能等を説明することとする 大幅な変更等 : 回復期機能 慢性期機能を有しない地域医療支援病院等が新たに回復期機能 慢性期機能を有することや 従来有していた回復期機能 慢性期機能の病床を増床するなど 地域の医療機関との機能分化 連携に影響を及ぼすおそれがあるもの 2 地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律第 4 条の規定に基づく県計画に盛り込まれた病床機能分化 連携推進体制整備事業病床機能分化 連携推進体制整備事業への申請を予定している医療機関の開設者等は 当会議において 事業の概要や転換後の医療機能等を説明することとする 4

徳島県地域医療構想調整会議運営要領 ( 案 )2 協議を行うことができる事項 1 医療機関の求めによる協議自らの医療機能の大幅な変更等に伴い地域の他の医療機関の理解を求めることが必要と判断する場合には 医療機関の開設者等は 変更前に当会議において 変更の趣旨 変更後の医療機能等を説明することができる 2 県の求めによる協議地域医療構想の達成を推進するために必要があると認めるときは 医療機関に対して 当会議に出席し 説明するよう求めることができる 3 委員の求めによる協議地域医療構想の達成を推進するために必要があると認めるときは 関係する医療機関が当会議において説明 協議を行うよう 県に求めることができる 5

( 参考 )WG の進め方について 6

WG の基本方針 開催区分 まずは 高度急性期 ( 全県一区 ), 東部急性期, 南部, 西部の 4 区分での開催とする 東部回復期, 東部慢性期 在宅等については 介護医療院等の情報を待って開催を検討する 非公開での開催とする 参加メンバー WGのメンバーは固定せず 各回の議題 エリアごとに決定する 各 WGの開催ごとに 必要とされるメンバーについて これまでの意見を踏まえ 議長と調整の上 決定する 開催時期 第 2 回調整会議における公的医療機関等 2025 プラン等の報告を待って 決定する 7

Ⅱ 病床機能分化 連携推進体制 整備事業について 8

地域医療介護総合確保基 平成 29 年度政府予算 : 公費で 1,628 億円 ( 医療分 904 億円 介護分 724 億円 ) 団塊の世代が75 歳以上となる2025 年を展望すれば 病床の機能分化 連携 在宅医療 介護の推進 医療 介護従事者の確保 勤務環境の改善等 効率的かつ質の い医療提供体制の構築 と 地域包括ケアシステムの構築 が急務の課題 このため 平成 26 年度から消費税増収分等を活 した財政 援制度 ( 地域医療介護総合確保基 ) を創設し 各都道府県に設置 各都道府県は 都道府県計画を作成し 当該計画に基づき事業を実施 都道府県 申請 国 消費税財源活用 基金 国と都道府県の負担割合 2/3 1/3 交付 交付 交付 市町村 交付 提出 都道府県計画 ( 基 事業計画 ) 提出 市町村計画 ( 基 事業計画 ) 申請 事業者等 ( 医療機関 介護サービス事業所等 ) 都道府県計画及び市町村計画 ( 基金事業計画 ) 基金に関する基本的事項 公正かつ透明なプロセスの確保 ( 関係者の意見を反映させる仕組みの整備 ) 事業主体間の公平性など公正性 透明性の確保 診療報酬 介護報酬等との役割分担 都道府県計画及び市町村計画の基本的な記載事項医療介護総合確保区域の設定 1 / 目標と計画期間 ( 原則 1 年間 ) / 事業の内容 費用の額等 / 事業の評価方法 2 1 都道府県は 二次医療圏及び老人福祉圏域を念頭に置きつつ 地域の実情を踏まえて設定 市町村は 日常生活圏域を念頭に設定 2 都道府県は 市町村の協力を得つつ 事業の事後評価等を国は都道府県の事業を検証し 基金の配分等に活用 都道府県は市町村計画の事業をとりまとめて 都道府県計画を作成 地域医療介護総合確保基金の対象事業 1 地域医療構想の達成に向けた医療機関の施設又は設備の整備に関する事業 2 居宅等における医療の提供に関する事業 3 介護施設等の整備に関する事業 ( 地域密着型サービス等 ) 4 医療従事者の確保に関する事業 5 介護従事者の確保に関する事業 9

病床の機能分化 連携に向けた地域医療介護総合確保基金の重点配分 ( 案 ) ( 医療分の事業区分 ) ( 配分方針 ) 地域医療介護総合確保基金 Ⅰ 病床の機能 分化連携 Ⅱ 在宅医療の推進 Ⅲ 医療従事者の確保 地域医療構想調整会議の議論の結果を踏まえて 具体的な整備計画を策定している都道府県に対して重点的に配分 地域の実情に応じた配分 Ⅱ 及び Ⅲ の事業を含めた全体の配分についても 整備計画の策定状況を踏まえたメリハリをつけた配分を行うことを検討 先行的に在宅医療等の整備を進めていかないと 退院後の在宅移行の受け皿ができず かえって病床の機能分化 連携が進まない Ⅱ 及び Ⅲ の事業には 地域医療支援センターの運営費や看護師養成所の運営費 整備費 病院内保育所の運営費等 ( ) の継続的な実施が必要な事業も含まれている これらの事業は 基金創設前より国庫補助で実施 経済財政運営と改革の基本方針 2016 ( 平成 28 年 6 月 2 日 ) 抄 地域医療介護総合確保基金のメリハリある配分等により 病床の機能分化 連携を推進する 10

[ 保健福祉部 ] 課 題 病床機能分化 連携推進体制整備事業 平成 29 年度当初予算額 166,242 千円 2020 年に向けた病床機能の分化 連携体制の強化が必要 課題解決に向けて 地域医療情報ネットワーク体制整備事業 より質の高い医療 介護サービスを提供するために ICT を活用した医療情報連携体制をさらに加速! (1) 新医療と介護の空きサービス情報共有化推進事業 2,720 千円 (2) 新医療ネットワーク基盤整備支援事業 4,282 千円 (3) 脳卒中急性期遠隔診断支援システム整備事業 5,864 千円 病床や介護サービスの利用状況が共有可能なシステムを構築し 迅速かつ効率的に患者のニーズに対応する体制を整備する 効率的な医療 介護の提供! 医師が不足する海部 那賀地域の医療機関間をテレビ会議システムでつなぎ 若手医師でも安心して勤務できる環境を整備する 海部 那賀モデル の推進! 脳卒中遠隔診断支援システムを脳卒中専門医不在地域に対して展開し 医師不足地域に対する診療支援充実を図る 脳卒中遠隔診断支援の充実! 病床機能分化 連携推進体制整備事業 地域医療構想の達成に向け 医療機関の病床機能の分化 連携を推進! 病床機能分化 連携促進基盤整備事業 150,000 千円 医療機関の施設等整備を支援! 回復期への病床機能の転換等による病床機能の分化 連携を推進するための施設等の整備を支援する 担当 : 医療政策課 11

病床機能分化 連携推進体制整備事業 目的県内に所在する医療機関が行う病床機能の分化 連携に資する施設又は設備の整備を支援することにより 高度急性期から 急性期 回復期 慢性期 在宅医療に至るまで 一連のサービスを地域において総合的に確保することを目的とする 補助対象経費 ( 補助率 1/2) (1) 施設整備費 : 地域医療構想の達成に向けた病床機能の転換等を進めるため必要な新築 増改築及び改修に要する工事費 工事請負費 委託料及び施工管理費等 基準額 1 地域医療構想の達成に向け 不足する病床機能への転換を伴うもの転換等を伴う病床 1 床あたり 4,175 千円 2 地域医療構想の達成に向け 病床機能の分化 連携を推進すると認められるもの ( 一般分 ) 転換等を伴う病床 1 床あたり 6,680 千円 3 地域医療構想の達成に向け 病床機能の分化 連携を推進すると認められるもの ( 特別分 ) 転換等を伴う病床 1 床あたり 8,350 千円 (2) 設備整備費 : 地域医療構想の達成に向けた病床機能の転換等を進めるため必要な新築 増改築及び改修に伴う医療機器等の備品購入費 基準額 1 施設あたり 10,800 千円 12

病床機能分化 連携推進体制整備事業 提案依頼 平成 29 年 10 月中旬 提出期限 平成 29 年 11 月中旬 スケジュール ( 予定 ) 平成 29 年 12 月事業内容についてヒアリング平成 29 年 12 月第 2 回地域医療構想調整会議審議平成 30 年 3 月第 2 回地域医療総合対策協議会審議 13