長期家族介護者援護金 2 補償の内容 (1) 療養補償負傷又は疾病が治ゆするまでの間 必要な治療を行い 又は療養の費用を支給します 療養の範囲は次に掲げるもので 認定された傷病又は疾病の療養上相当と認められるものに限ります ア診察イ薬剤又は治療材料の支給ウ処置 手術その他治療エ居宅における療養上の管

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1 年分の年金額を超えることとなること ( 別紙 1 の 2 参照 )( 第 2 次改正 一部 ) (4) 障害補償年金に係る平均給与額の改定により年金額が改定された場合には 改定後の年金額によって支給停止期間の再算定を行うものであること ( 第 2 次改正 一部 ) 3 支給の停止が終了する月に係


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障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

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1 どこに相談すればよいのでしょう?

4 遺族補償年金支給停止期間算定調書の作成遺族補償年金の支給停止期間の算定については 別紙 2の様式又はこれに準ずる様式による調書を作成し 算定過程等を明確にしておくこと 別紙 1 遺族補償年金前払一時金の支給事務に関する具体例 ( 第 1 次改正 全部 第 3 次改正 全部 第 6 次改正 全部)

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はじめに 近年 安全技術の向上と現場教育の成果により 労働災害による被災労働者数は減少傾向にあります しかしそれでも 毎年約 11 万人にも及ぶ労働者が いまだ労働災害によって生命や身体を侵害されている実情があります 考えたくはありませんが 万一 従業員が業務上の被災をした場合 法律上 その従業員が

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(3) 障害共済年金 退職老齢年金給付 給料との調整ア障害共済年金との支給の調整傷病手当金は 同一の傷病について障害共済年金の支給を受けることができるときは 支給されません ただし その支給を受けることができる障害共済年金の額 ( 当該障害共済年金と同一の給付事由に基づき国民年金法による障害基礎年金

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

補償金テーブル表について

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

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個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づく個人番号の利用及び法第 19 条第 9

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和光市保育の必要性の認定に関する条例施行規則 ( 制定準備資料 ) 資料 2 1 条例第 3 条第 1 項関係 ( 保育の必要性の基準 ) 市長は 小学校就学前子どものうちその保護者のいずれもが次の各号のいずれかの事由 ( 以下 保育の必要性の基準 という ) に該当するものを法第 19 条第 1

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10 生活保護の医療扶助について 生活保護制度では 困窮のため最低限度の生活を維持することのできない者に対して 医療扶助として医療を提供 医療扶助の対象者 生活保護受給者は 国民健康保険の被保険者から除外されているため ほとんどの生活保護受給者の医療費はその全額全額を医療扶助で負担医療扶助で負担 た

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表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

Taro-103一人親方労災保険につ

社会福祉協議会 公営住宅法第二条第十六号に規定する事業主体である又は 番号法別表第二の 27 の項 番号法別表第二の 30 の項 番号法別表第二の 31 の項 地方税法その他の地方税に関する法律及びこれらの法律に基づく条例による地方税の賦課徴収に関する事務であって主務省令で定めるもの 社会福祉法によ

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

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( 注 1) 被保険者の標準報酬月額は 健康保険では第 1 級 58,000 円から第 50 級 1,39 0,000 円までの等級に区分され 実際に支給される報酬月額をこの等級のいずれかに当てはめて決定される そして 傷病手当金の支給額は 平成 27 年度以前は 休業した日における標準報酬月額の

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3 他の法令による給付との調整ア同一の事由によって傷病補償年金と厚生年金保険法等 他の法令の規定による給付が併給される場合の傷病補償年金の額は 端数処理を行わない所定の傷病補償年金の額に他の法令の規定により併給される年金の種類に応じ 第 3-2 表に掲げる率を乗じて得た額を端数処理した額に調整されま

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 )

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

第14章 国民年金 

(3) 権利か 時効により消滅していることはありますか (4) 今回の追加給付はいつまて に手続を行えは 良いて しょうか Q11 なせ 支払いまて にそれほと の時間を要するのて しょうか 2 < 個人向け Q&A> 毎月勤労統計において全数調査をするとしていたところを一部抽出調査て 行って Q1

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

議案第 20 号小松島市消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例 改正の趣旨 非常勤消防団員等の損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が平成 28 年 4 月 1 日から施行されることに伴い 非常勤消防団員等の公務上の災害に対する損害補償に関し 同一の事由により他の法律による

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に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

3 育児 介護 112

第 7 章 年金 福祉 1 年金 日本の公的年金制度は, 予測できない将来へ備えるため, 社会全体で支える仕組みを基本としたものです 世代を超えて社会全体で支え合うことで給付を実現し, 生涯を通じた保障を実現するために必要です 働いている世代が支払った保険料を高齢者などの年金給付に充てるという方式で

2 返還額の算定方法 (1) 前記 1の (1) (2) (5) 及び (6) の退職一時金に係る返還額 退職一時金の額に利子に相当する額を加えた額とされており この利子に相当する 額は当該一時金の支給を受けた日の属する月の翌月から退職共済年金等を受ける権利 を有することとなった日の属する月までの期

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Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

 

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第 8 条年俸制適用職員の特殊勤務手当は, 給与規程第 18 条の規定に準じて支給する ( 超過勤務手当 ) 第 9 条年俸制適用職員の超過勤務手当は, 給与規程第 21 条の規定に準じて支給する ( 休日給 ) 第 10 条年俸制適用職員の休日給は, 給与規程第 22 条の規定に準じて支給する (

別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

第 3 条海陽町は 海陽町の区域内に居住地を有する重度心身障害者等の疾病又は負傷について医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付 ( 前条第 1 項第 3 号に該当する者 ( 以下 ひとり親家庭の父母等 という ) のうち母子家庭の母又は父子家庭の父にに係るものにあ

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からだの不自由な人たちのために

6 この条例において 医療保険各法 とは, 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192 号 ), 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) 及び規則で定める社会保険各法をいう 7 この条例において 医療に関する給付 とは, 次の各号のいずれかに該当するものをいう

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52 (2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業 無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職再就職老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 3 年金決定請求 ( 一部又は全額支給停止 ) 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありま

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

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- 1 - 全国知事会事務局職員等の服務に関する規則の一部改正について全国知事会事務局職員等の服務に関する規則の一部を次のように改正する (第四条 第六条 第十五条 及び別表一の一部改正)第四条第五項の次に 次の一項を加える (週休日及び一週間の勤務時間等)第四条6事務総長は 職員が小学校就学の始期

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

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年管管発 0928 第 6 号平成 27 年 9 月 28 日 日本年金機構年金給付業務部門担当理事殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 2

由積立型 ) において退職時に医療保険や一時払退職後終身保険に移行した場合は 疾病 災害入院給付金 手術給付金 高度先進医療給付金 特定疾患給付金 死亡 高度障害保険金 災害死亡 高度障害保険金をお支払いします 第 11 条 ( 脱退一時金 ) 脱退一時金額は 当該加入者の払込実質保険料累計額と積立

(2) 福島県療育手帳制度要綱 ( 昭和 49 年児第 15 号福島県厚生部長通知 ) の規定により交付を受けた療育手帳に知的障害者として記載されている者 ( 第 4 号及び第 5 条第 4 項において 知的障害者 という ) で当該手帳に記載されている障害の程度の表示がAのもの (3) 精神保健及

労働保険制度について 1 労働保険とは 労働者災害補償保険 ( 労災保険 ) と 雇用保険 をまとめた総称です 保険給付は両保険で個別に行われますが 保険料の徴収は原則として一体で行います 2 労災保険 労働者又は特別加入者が 業務上の災害や通勤災害で負傷し疾病に罹患した場合に 必要な保 険給付を行

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

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( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

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Transcription:

補償と福祉事業の内容 職員の公務災害又は通勤災害に対しては 被災職員又はその遺族からの請求に基づき 基金が補償及び福祉事業を実施することになります 1 補償と福祉事業の種類 (1) 療養中の場合補償療養補償休業補償傷病補償年金介護補償 福祉事業休業援護金傷病特別支給金傷病特別給付金在宅介護を行う介護人の派遣に関する事業 (2) 障害が残った場合補償障害補償年金又は障害補償一時金障害補償年金差額一時金障害補償年金前払一時金介護補償 福祉事業障害特別支給金障害特別援護金障害差額特別給付金外科後処置に関する事業補装具に関する事業リハビリテーションに関する事業アフターケアに関する事業在宅介護を行う介護人の派遣に関する事業 (3) 死亡した場合補償遺族補償年金遺族補償一時金遺族補償年金前払一時金葬祭補償 福祉事業遺族特別支給金遺族特別援護金遺族特別給付金 (4) その他 補償 - 奨学援護金 就労保育援護金 福祉事業

長期家族介護者援護金 2 補償の内容 (1) 療養補償負傷又は疾病が治ゆするまでの間 必要な治療を行い 又は療養の費用を支給します 療養の範囲は次に掲げるもので 認定された傷病又は疾病の療養上相当と認められるものに限ります ア診察イ薬剤又は治療材料の支給ウ処置 手術その他治療エ居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護オ病院又は診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護カ移送 (2) 休業補償 休業補償 療養のため勤務できない場合で 給与を受けないとき支給します 勤務できない期間について 1 日当たり平均給与額の 100 分の 60 に相当する額を支給します 休業援護金 休業補償を受ける者に対して 1 日当たり平均給与額の 100 分の 20 に相当する額を支給します (3) 傷病補償 傷病補償年金 療養の開始後 1 年 6か月を経過しても治ゆせず 障害の程度が地方公務員災害補償法施行規則別表第 2に定める傷病等級に該当する場合に 傷病等級に応じて年金を支給します 傷病特別支給金 傷病補償年金の受給権者に対し 傷病等級に応じて一時金として支給します 傷病特別給付金 傷病補償年金の受給権者に対し 原則として傷病補償年金の額に 100 分の 20 を乗じた額を年金として支給します ( 上限額あり ) (4) 介護補償 介護補償 傷病等級第 2 級以上又は障害等級第 2 級以上の年金受給権者が その障害により常時又は臨時介護を要する状態 ( 要件あり ) で 現に介護を受けている場合に 介護に要する費用を支給します 病院等に入院している場合には 支給されません

在宅介護を行う介護人の派遣に関する事業 傷病補償年金の受給権者又は障害の程度が第 3 級以上の障害補償年金の受給権者に対し 介護人 ( ホームヘルパー ) を派遣し 又はそれに必要な費用を支給します ( 一部負担金を求めます ) (5) 障害補償 障害補償年金又は障害補償年金一時金 治ゆ ( 症状固定 したとき 地方公務員災害補償法施行規則別表第 3に定める障害が残った場合 障害等級に応じて年金 ( 第 1 級 ~ 第 7 級 ) 又は一時金 ( 第 8 級 ~ 第 14 級 ) を支給します 障害補償年金差額一時金 障害補償年金の受給権者が死亡した場合には 既に支給された年金と障害補償年金前払一時金の額の合計額が 別に定める額に満たない場合 遺族に対してその差額を支給します 障害補償年金前払一時金 障害補償年金の受給権者が申し出た場合 障害補償年金差額一時金で定める支給額 ( 限度額 ) を限度として 前払いで一時金を支給します 障害特別支給金 障害補償の受給権者に対し 障害等級に応じて一時金として支給します 障害特別援護金 障害補償の受給権者に対し 障害等級に応じて一時金として支給します 障害特別給付金 障害補償の受給権者に対し 原則として障害補償 ( 年金又は一時金 ) の額に 100 分の 20 を乗じた額を年金又は一時金として支給します ( 上限額あり ) 障害差額特別給付金 障害補償年金差額一時金を受ける権利を有することとなった遺族等に対し 障害等級に応じて定率で支給されます (6) 遺族補償 遺族補償年金 被災職員が公務又は通勤により死亡した場合 死亡時に被災職員の収入によって生計を維持していた受給資格者たる遺族に年金が支給されます 年金額は 受給資格者の人数の区分に応じた額となっており 受給資格者のうち最優先順位にある遺族 ( 受給権者 ) に対してのみ支給されます 遺族補償一時金 被災職員が公務又は通勤により死亡した場合で 次のときには一時金が支給されます (1) 職員の死亡の当時 遺族補償年金の受給資格者がいないとき 年齢制限により受給資格者になれない場合

被災職員と生計維持関係にあった遺族がいない場合など (2) 遺族補償年金の支給開始後に受給資格者が失権し 他に受給資格者がなく しかも既に支給された遺族補償年金 ( 遺族補償年金前払一時金を含む ) の額が (1) により算定した一時金の額に満たないとき ( 差額が支給されます ) 遺族補償年金前払一時金 遺族補償年金の受給権者が申し出た場合 前払いで一時金を支給します 遺族特別支給金 遺族補償の受給権者に対し 受給権者の区分に応じて一時金として支給します 遺族特別援護金 遺族補償の受給権者に対し 受給権者の区分に応じて一時金として支給します (7) 葬祭補償葬儀を行うものに対し 315,000 円に平均給与の 30 日分に相当する額を加えた金額 ( その金額が平均給与額の 60 日分に満たないときは 平均給与額の 60 日分に相当する額 ) を支給します (8) アフターケア 外科後処置 外科後処置に関する事業 障害補償の対象となる程度の障害が残る者のうち 義肢装着のための断端部の再手術 義眼の装かん 局部神経症状の軽減のための処置 醜状軽減のための処置などが必要と認められる者に対し 指定する施設で現物給付の形で行い 又は処置に必要な費用を支給します 補装具に関する事業 障害補償の対象となる程度の障害が残る者に対し 義肢 装具その他基金が必要と認める補装具を支給します リハビリテーションに関する事業 障害補償の対象となる程度の障害が残る者のうち 社会復帰のために身体的機能の回復などの措置が必要であると認められるものに対し 原則として指定する施設で機能訓練などの訓練を行います アフターケアに関する事業 障害補償の対象となる程度の障害が残る者のうち 外傷による脳の器質的損傷を受けた者 その他特定の傷病を有する者に対し 療養補償に準じた措置を行います なお 傷病ごとに措置の期間 診察 薬剤等の回数 種類などが定められています (9) 就学 保育の援護 奨学援護金 遺族補償年金等などの年金受給権者で 平均給与額が 16,000 円以下の者のうち 次の (1)~(4) のいずれかに該当する者に対し 月額として支給します (1) 遺族補償年金の受給権者のうち 学校等に在学する者 ( 以下 在学者等 と

いう ) であって学資等の支弁が困難と認められるもの (2) 遺族補償年金の受給権者のうち 被災職員の収入によって生計を維持していた子 ( 婚姻をしているものなどを除く ) である在学者等と生計を同じくしている者で その在学者に係る学資等の支弁が困難と認められるもの (3) 障害等級が第 1 級から第 3 級までの障害補償年金の受給権者のうち 在学者等であって学資等の支弁が困難と認められるもの (4) 傷病補償年金又は障害等級が第 1 級から第 3 級までの障害補償年金の受給権者のうち 在学者等である子 ( 婚姻をしているものなどを除く ) と生計を同じくしている者で その在学者等に係る学資等の支弁が困難と認められるもの 就労保育援護金 遺族補償年金等などの年金受給権者で 平均給与額が 16,000 円以下の者のうち 就労のための保育所 幼稚園等に預けられている未就学の児童の保育に係る費用を援護する必要があると認められる者に対して支給されます ( 支給対象者の範囲は 奨学援護金の支給対象者と同様です ) 長期家族介護者援護金 傷病補償年金又は障害補償年金の第 1 級の受給権者のうち 脊髄その他神経系統の機能や精神の著しい障害又は胸腹部臓器の機能の著しい障害により常時介護を要する者が 年金の支給開始事由が生じた日の翌日から 10 年経過した後に死亡した場合 一定の要件を満たす遺族に対し 100 万円を支給します ただし 死亡原因が遺族補償の対象となる場合には支給されません