懸垂前振り上がり開脚抜きかつ水平位で懸垂 の技術につい て 学籍番号 13A0079 学生氏名神本雄也 <はじめに> 体操競技は 難易度 美しさ 安定性などを基準とし 採点を行いその得点を競う競技である 男子は 床 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒の6 種目 女子は 跳馬 段違い平行棒 平均台 床の

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2. 跳馬以外の5 種目において次の技数を要求する 7 技 (1 技につき =1.40) 技不足に対する減点は 1 技につき 0.20 である ただし 採点規則改訂の過程で難度表から削除された技についても 体操競技の歴史的観点で1 技として数える事ができる 例えば ゆかの側方倒立回転やロ

Taro-2017ジュニアニュース№

モデルプラン11(器械運動 マット運動 回転技)

で優勝し 史上初となる 5 つの 4 回転ジャンプに成功した Nathan Chen 選手も体操競技経験者であり ジャンプの回転技術において体操競技と類似する技術があると考えたことや 同じ採点競技であることからフィギュアスケートに着目することにした 体操競技では 後方伸身宙返り 3 回ひねり が主流

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体力トレーニング 3 ると 短時間で強度の高いトレーニングを行うことができます ただし 運動のポイントをよく理解して行うことが重要です がむしゃらにこなすだけでは十分な効果を得ることができません どこをどう使っているのかを意識しながら行うようにと指導しましょう 部 位 運動形態 上半身 押す運動引く

アンカー TRX サスペンショントレーナーの設置箇所 フットクレードル ハンドルの下のわっかの部分 かかとやつま先をいれるときなどに使う 5 TRXフロントスクワット 45 7 TRXクロスバランスランジ アンカー に向かって立ち 肘を肩の真下に位 置して 腕を曲げ る ストラップを ぴんと張る 左

ゆか上山廉太郎 ( 市立船橋 )14.70 あん馬長﨑柊人 ( 暁 ) つり輪山本泰己 ( 名城大附属 )14.60 跳馬浦木崚輔 ( 秀英 ) 平行棒三輪鉄平 ( 清風 ) 鉄棒前田楓丞 ( 自由ケ丘 )15.15 団体予選通過 16 位の得点は

コンセントレーションカール 腕を鍛える筋トレメニュー 鍛えられる筋肉 : 上腕二頭筋 前腕屈筋 1. ベンチに座り 片手でダンベルを持ち 上腕を太ももの内側に固定します 2. ゆっくりとひじを曲げてダンベルを上げ ゆっくりと戻します フレンチプレス 鍛えられる筋肉 : 上腕三頭筋 1. 片手にダンベ


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第57回全国七大学総合体育大会体操競技

Gatlin(8) 図 1 ガトリン選手のランニングフォーム Gatlin(7) 解析の特殊な事情このビデオ画像からフレームごとの静止画像を取り出して保存してあるハードディスクから 今回解析するための小画像を切り出し ランニングフォーム解析ソフト runa.exe に取り込んで 座標を読み込み この

姿勢分析 姿勢分析 お名前 北原有希様 体重 45.0 kg 運動レベル 中 生年月日 1977 年 9 月 18 日 身長 cm オレンジ色の項目は 優先度の高い項目です 最適な状態にするための姿勢矯正プログラムが提供されます 頭が前に 18.3 出ています / 前に 2.9 cm 傾

1 体幹が安定すると早くなる? お腹まわりを安定させ 体幹が安定していると 泳いでいる時に 抵抗の少ない良い姿勢をキープできるようになり 速く泳げるようになる可能性があります体幹が安定せず 抵抗が大きい姿勢となれば 早く泳ぐことができない可能性があります また 脚が左右にぶれてしまうため 抵抗が大き

平行棒における 前振り片腕支持3/4ひねり単棒倒立経過 軸腕を換えて3/4ひねり背面支持 のコツに関する一考察 遠 藤 正 紘 A Study About the Personal Technique of 3/4 Diamidov & 3/4 Healy on the Other Hand to

腰痛多発業種における 作業姿勢特性調査 独立行政法人労働者健康福祉機構所長酒井國男 大阪産業保健推進センター 相談員久保田昌詞 特別相談員浅田史成 大阪労災病院勤労者予防医療センター所 長大橋誠 関東労災病院リハビリテーション科 技師長田上光男 日本産業衛生学会産業医部会 部会長岡田章

健康的な姿勢を目指そう

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Taro13-有料第81号PDF.jtd

り得る : その他のふさわしくない行為 -D1 審判によって決定点から 0.30 減点 8. 演技の開始 30 秒以内に演技を開始できなかった場合 0.30 のニュートラルディダクションが適用される 60 秒以内に演技を開始しない場合 演技を開始する権利を失う 条.9 に関して : い

最高 9 個 ( 選択による ) 最高 1 個 最低 4 個 最低 4 個 最低 4 個 価値 0.30 基礎価値 0.20 価値 0.1~ ジャンプ / リープ - 基本価値 0.2~ 最低 8 秒 最低 2 回の身体の回転 連係動作 ( 群 ) には バランス - 最低 1 つの基礎技術要素 異

ここで, 力の向きに動いた距離 とあることに注意しよう 仮にみかんを支えながら, 手を水平に 1 m 移動させる場合, 手がした仕事は 0 である 手がみかんに加える力の向きは鉛直上向き ( つまり真上 ) で, みかんが移動した向きはこれに垂直 みかんは力の向きに動いていないからである 解説 1

SICE東北支部研究集会資料(2011年)

日体大ハンドボール部女子における平成 26 年度春季 秋季リーグ ハンドボール研究室 の勝ち試合と負け試合のシュートレンジについての考察 指導教員 辻 昇一准教授 ~DS のシュート成功率 平均シュート数 平均得点に着目して~ 学籍番号 11A A A A0746

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最高球速における投球動作の意識の違いについて 学籍番号 11A456 学生氏名佐藤滉治黒木貴良竹田竣太朗 Ⅰ. 目的野球は日本においてメジャーなスポーツであり 特に投手は野手以上に勝敗が成績に関わるポジションである そこで投手に着目し 投球速度が速い投手に共通した意識の部位やポイントがあるのではない

物体の自由落下の跳ね返りの高さ 要約 物体の自由落下に対する物体の跳ね返りの高さを測定した 自由落下させる始点を高くするにつれ 跳ね返りの高さはただ単に始点の高さに比例するわけではなく 跳ね返る直前の速度に比例することがわかった

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12 Ⅰ. はじめに 体操競技では個性的表現や独創的演技が期待される 34).2015 年に開催された第 46 回世界体操競技選手権大会 ( 以下, グラスゴー世界選手権と表記する.) の男子団体決勝上位 6 チーム 18 演技の内, 過半数を超える 10 演技が同じ 側転とび技群 であった (1

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論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お

20 の前脚が下がったら 18 の 0.1 の難度にダウングレードする は膝が下がり頭と足が離れたらノーカウントとなる 21 20とは違う形となる 22 2 と 3 は同じ形となる どちらかひとつしか使えない 3 の場合 手具操作 この場合は全てノーカウント フォーム 手具操作 フォーム この場合は

平成 28,29 年度スポーツ庁委託事業女性アスリートの育成 支援プロジェクト 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 女性アスリートにおける 競技力向上要因としての 体格変化と内分泌変化の検討 女性アスリートの育成 強化の現場で活用していただくために 2016 年に開催されたリオデジャネイロ

動作法の基本の姿勢づくり ( モデルパターン動作 ) 躯幹のひねり 腰回りの力を抜く 自分で緩める感覚をつける ひねる方向 ( 後ろの方向に肩を倒して 足の方向に腕を伸ばしながら ) や膝でブロックする箇所 ( 背中 肩 腰 ) によって 緩まる箇所が違う あぐら座 座位や立位は 骨盤で姿勢の調整を

腹筋運動 1 鞍馬のポメルに足先をかけた腹筋です 下まで充分下ろし 力強く顔を膝に付けるところまで持ち上げよう 出来るだけ早いリズムでやれればいいですね (50 回は挑戦してみよう ) 腹筋運動 2 V 字腹筋というものです 仰向けの姿勢から一気に脚と上半身を持ち上げ V 字を作ります ( 膝と顔が

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がります ) 手は頭より後ろにある状態となります ( 手のひらは自然に開いたままです ) ( 同写真 3) ヒジが低いと手が顔の前で止まってしまい キレのあるジェスチャーができません 3 ストライク のコールとともに ヒジを肩の高さに下しながら ヒジを基点に腕を振り下ろします ( 写真 4) このと

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モデルプラン16(浮く・泳ぐ運動)

目次 筋力トレーニングを実施する上での注意事項 2 こんなときにやってみましょう 3 基礎編 4 体幹編 17 ストレッチを実施する上での注意事項 21 ストレッチ 22 ちょこっと筋トレの効果 29 1

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GM アフ タ クター & アタ クター どの年代でも目的に合わせたトレーニングができる機器です 油圧式で負荷を安全に調節できます 中殿筋と内転筋を正確に鍛えることで 骨盤が安定し 立位や歩行時のバランス筋力を向上させます 強化される動き 骨盤 膝の安定性 トリフ ル エクステンサー ニー エクステ

数学の学び方のヒント

服部塾 ~ 飛ばしのフタを外す 12 ステップ ~ ステップ 1 書き起こし PDF ファイル こんにちは 服部公翼です 服部塾飛ばしのフタを外す 12 ステップステップ1 をご覧いただき 誠にありがとうございます このDVDでは メールではお届け出来なかった 12 個の飛ばしのフタを確実に外してい

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31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

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鉄棒における 懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 ( 伸身トカチェフ ) の研究について 学籍番号 13A0078 学生氏名神本達也 1. はじめに近年 日本の体操はリオデジャネイロ五輪において団体 個人で金メダルを獲得するなど世界トップレベルの活躍をみせている そこで 本研究テーマである 懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 ( 伸身トカチェフ ) ( 以下伸身トカチェフとする ) は鉄棒の手放し技であり これからのルールにおいて発展性が高く 連続技につなげることによって加点ももらえるため 鉄棒の演技構成において D スコアの底上げにつながると考えられる そこで本研究テーマに伸身トカチェフを取り上げた 本研究を通して伸身トカチェフを技術的に分析し 様々な視点から考察していく 2. 研究方法実験は 日本体育大学において 伸身トカチェフ を行っている選手の中で 未熟練者 1 名 熟練者 1 名の体に 5 箇所に印 ( 肘 肩 腰 膝 足首 ) をつけて撮影をし それを分解写真にして 動作を3つの局面に分け比較 分析した 熟練者 ( 第 1 局面 1~5)( 第 2 局面 6~10) に乗せて姿勢を作ることによりバーを押した際にスムーズな抜きへと繋げられていることが考えられる 未熟練者は形を作った際に倒立から経過しているため 体重がバーにかかっておらず 上手く抜きにいく力がもらえていないことが分かった 第 2 局面において熟練者は 第 1 局面でもらった力を利用して 鉄棒の真下で抜ききることによって上手くあふりに繋げられることができる その結果 あふりを行った際に肩が下がり胸をふくめられていることが考えられる 未熟練者は 第 1 局面が正確に行えていないため抜きを行った際に力をもらうことができず 肩 腰と順番に抜きが行えていない そのため 足先が先行してしまい胸をふくめる事ができずあふりを行った際 既に身体が伸びきった状態になることが分かった 第 3 局面において熟練者は第 2 局面で胸がふくめていることにより腕に体重がかかり しっかりとバーを弾く事ができる そのため綺麗な姿勢で肩が止まり伸身姿勢で足を抜くことが考えられる 未熟練者は 第 2 局面で既に身体が伸び きっているため腕に体重がかからずバーを弾くことが困難となる そのため肩を弾くのではなく 肩でバーを引っ張って実施するため身体が入れ替えることが出来ていない そのため伸身姿勢を保てず腰を引いてバーから足を抜いているということが分かった 4. まとめ 鉄棒での伸身トカチェフを正しい技術で行うことにより 発展技となるモズニク (E 難度 ) やリューキン (F 難度 ) ( 第 3 局面 11~19) トカチェフからの連続技などに繋げることが可能となる こ れらの高い技術に繋げるためには 第 1 局面から第 3 局面の大事な部分を確実に実施する必要がある 伸身トカチェフの前段階である おし 抜き あふりを正確に行うことができなければ理想的な実施が困難となる そのため 基本動作を繰り返し練習し安定させることが 伸身トカチェフを完成させるために重要なことである 基本動作を安定させることに 11 12 13 14 15 16 17 18 19 3. 結果及び考察 熟練者は 第 1 局面において倒立経過の際に体重をバー よって 演技構成に取り入れた際に単発技と演技での感覚の 違いを軽減することができるため 基本動作の安定は演技の 安定にも繋がる

懸垂前振り上がり開脚抜きかつ水平位で懸垂 の技術につい て 学籍番号 13A0079 学生氏名神本雄也 <はじめに> 体操競技は 難易度 美しさ 安定性などを基準とし 採点を行いその得点を競う競技である 男子は 床 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒の6 種目 女子は 跳馬 段違い平行棒 平均台 床の4 種目の合計点数で競われる 日本は 1960 年から1976 年までに オリンピック 世界選手権などで男子団体総合で10 連覇を成し遂げ 多くのメダルを獲得した 本研究テーマである懸垂前振り上がり開脚抜きかつ水平位で懸垂 ( 以後バブサーとする ) は 単棒 両棒での長懸垂振動技の中でも高難度に値する技であることから近年実施する選手が多くみられる 今後も取り組む選手が増える技として考えられているため 本研究テーマにバブサーを取り上げた < 測定方法 > 平行棒から距離 10m 高さ2mの位置から ipad で撮影体の関節部に6つ ( 手首 肘 肩 腰 膝 くるぶし ) にテーピングの目印をつける 体の位置が未熟練者に比べて熟練者のほうが下にあるという違いがみられた これは体の位置が早い段階でより下にある熟練者のほうが強くぬけていると考えられる 第一局面はあてで高さをだすための勢いをもらう局面だと考えると 未熟練者より熟練者のほうが強くぬけているため勢いがもらえると考えられる 第二局面では未熟練者は早い段階で体が上昇し始めているのに比べて熟練者はまだ体は上昇しはじめていなかった 高さをだすためには第一局面でのぬきの勢いを下方向にためて 一気に上方向へと上昇する力に変えることが重要である また 未熟練者に比べて熟練者のほうが早い段階で足先を下方向に移動させ あての動作に入っているという違いがみられた 第三局面では未熟練者は空中姿勢で大きく腰が曲がり バーを取りに行く姿勢が反った姿勢であるのに比べて熟練者は空中姿勢が未熟練者に比べ腰の曲がりが少なく バーを取りに行く姿勢はバーに水平であることがわかる この違い 場所 日付 日本体育大学体操競技館 平成 29 年 1 月 7 日 は 未熟練者は第一局面での勢いを第二局面で効率よく高さ に変えることができず さらに体を切り返す動作へとスムー 対象者日本体育大学体操競技部男子部員 2 名 バブサーを撮影し 分解写真にして 第 1 局面から第 3 局面の 3 つの局面に分けて比較 分析した 11 第 1 局面 第 2 局面 ズに繋げることができなかったため 十分な高さと切り返す力がもらえずに窮屈な姿勢になったのに対し 熟練者は第一局面で得た勢いを第二局面で効率よく高さに変え 体の切り返しに繋げたことにより余裕のある姿勢になったと考えられる また熟練者は未熟練者に比べて体が高い位置で技を行 えている これはやはり熟練者は未熟練者に比べて第一局面 第二局面で高さをだすための勢い得て それを効率よく高さに変えることができたためだと考えられる <まとめ> 平行棒におけるバブサーを減点の少ない実施で行うためには 第二局面でのあてが重要になることがわかった 第二局面は第三局面で余裕のある技の実施をするために高さ 体を切り返すための勢いを得る局面である 第二局面でのあてで高さと体を切り返す勢いを得られないと 第三局面で余裕のない窮屈な技の捌き方になり減点の大きい実施になる ま < 結果および考察 > 第一局面の未熟練者と熟練者では ぬき姿勢の状態での た 第二局面でのあてでより効率よく高さをだすために第一 局面のぬきで勢いを得ることも重要だとわかった

平行棒における 片腕支持 1 回ひねり支持 ( ヒーリー ) について 学籍番号 13A0096 学生氏名木村涼眞 Ⅰ はじめに本研究をテーマにした理由として まず2017 年からルール改正が行われグループが5つから4つに変更され グループⅠ: 両棒での支持技 グループⅡ: 腕支持振動技 グループⅢ: 両棒 単棒での長 逆懸垂振動技 グループ Ⅳ: 終末技となった そのため D スコア での点数に差が付きにくくなり E スコア である美しさ 完成度が要求されていることがあげられる 平行棒の 片腕支持 1 回ひねり支持 ( 以下ヒーリーとする ) は グループⅠの D 難度の技であり 近年実施する選手が増加傾向にある 前振り片腕支持 3/4ひねり単棒倒立経過 軸手をかえて3/ 4ひねり支持 ( 以下マクーツとする ) への発展性を持っている技である マクーツ は E 難度であり 実施減点されにくい技とされているため 上にあげた E スコア での向上に繋がるのではないかと考え 研究を進めることにした Ⅱ 方法被験者 : 日本体育大学学友会体操競技部男子部員 2 名熟練者非熟練者実施日時 : 平成 28 年 12 月 1 日 20:45~ 実施場所 : 日本体育大学体操競技館撮影器具 :Apple ipad mini 平行棒からマットの高さ 1m80cm平行棒からカメラの距離 10m30cmカメラの高さ 2m30cm撮影結果熟練者非熟練者 Ⅲ 結果及び考察第一局面の1 2では 熟練者と非熟練者の頭の位置 肩角度から非熟練者は熟練者に比べ 平行棒を押せておらず 頭がひねり始めのきっかけになっている ひねり始めでは 右手を軸に左肩できっかけを作り 足先までひねりが体全体にかかるように行うことが重要である 4では非熟練者は手首から腰までが繋がっておらず 肩が後方に倒れ始めている そのため5 10にかけて非熟練者は肩の倒れ方が大きくなり 熟練者よりも足先が下がるのが早く 窮屈な着手になっていると考えられる 非熟練者は平行棒を垂直方向に押せていないため4の時点で肩に角度がついている 熟練者のように手首から腰を一直線に保つことが重要である また 7から腰が曲がり始めている理由としては 2 3のように非熟練者は頭の垂直線上に足首があり ひねりが進むにつれて進行方向への推進力をつける事が出来ていないため肩を倒して足先を前方へ送っている その結果 ひねりの後半につれて体全体の降下するスピードが上昇するため 足先を高い位置に残すために腰を曲げるという点が挙げられる 第二局面では 熟練者は着手後から胸を軸に足先を降ろしているのに対し 非熟練者は腰の曲がりによって胸を軸に足先を降ろす事が出来ず 上半身と下半身のバランスを取るために自ら肩を前方に動かしている 14 20では 熟練者は徐々に腰よりも足先が先行し 反りながら倒立へと上げていくが 非熟練者は腰が先行して倒立へと上げている 非熟練者は 軸が腰にあるため反り上げるためには さらに肩を前方へ動かす必要がある 第二局面の安定性の向上には 第一局面での肩 足先の動かし方が重要であると考察する Ⅴ まとめ以上のことにより ヒーリー を実施するにあたり 第二局面時の安定した倒立への持ち込みを行うには 第一局面でのひねりへの持ち込みの際に平行棒を肩から押し 着手までの進行方向への勢いを作ることが重要であると分かった 練習法として平行棒を使わず 手を床につき 肩の高さほどに積み上げたマットに向かって ヒーリー と同じ動きを行う方法がある この方法は着手時には肩と同じ高さで腰の位置をとどめることができる 本研究をもとに 高い D スコア E スコア の実施になるよう今後の指導に活かしていきたい

懸垂前振り上がり開脚抜きかつ水平位で懸垂 の技術につい て 学籍番号 13A0181 学生氏名鈴木湧 <はじめに> 体操競技は 難易度 美しさ 安定性などを基準とし 採点を行いその得点を競う競技である 男子は 床 鞍馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒の6 種目 女子は 跳馬 段違い平行棒 平均台 床の4 種目の合計点数で競われる 日本は 1960 年から1976 年までに オリンピック 世界選手権などで男子団体総合で10 連覇を成し遂げ 多くのメダルを獲得した 本研究テーマである懸垂前振り上がり開脚抜きかつ水平位で懸垂 ( 以後バブサーとする ) は 単棒 両棒での長懸垂振動技の中でも高難度に値する技であることから近年実施する選手が多くみられる 今後も取り組む選手が増える技として考えられているため 本研究テーマにバブサーを取り上げた < 測定方法 > 平行棒から距離 10m 高さ2mの位置から ipad で撮影体の関節部に6つ ( 手首 肘 肩 腰 膝 くるぶし ) にテーピングの目印をつける 体の位置が未熟練者に比べて熟練者のほうが下にあるという違いがみられた これは体の位置が早い段階でより下にある熟練者のほうが強くぬけていると考えられる 第一局面はあてで高さをだすための勢いをもらう局面だと考えると 未熟練者より熟練者のほうが強くぬけているため勢いがもらえると考えられる 第二局面では未熟練者は早い段階で体が上昇し始めているのに比べて熟練者はまだ体は上昇しはじめていなかった 高さをだすためには第一局面でのぬきの勢いを下方向にためて 一気に上方向へと上昇する力に変えることが重要である また 未熟練者に比べて熟練者のほうが早い段階で足先を下方向に移動させ あての動作に入っているという違いがみられた 第三局面では未熟練者は空中姿勢で大きく腰が曲がり バーを取りに行く姿勢が反った姿勢であるのに比べて熟練者は空中姿勢が未熟練者に比べ腰の曲がりが少なく バーを取りに行く姿勢はバーに水平であることがわかる この違い 場所 日付 日本体育大学体操競技館 平成 29 年 1 月 7 日 は 未熟練者は第一局面での勢いを第二局面で効率よく高さ に変えることができず さらに体を切り返す動作へとスムー 対象者日本体育大学体操競技部男子部員 2 名 バブサーを撮影し 分解写真にして 第 1 局面から第 3 局面の 3 つの局面に分けて比較 分析した 11 第 1 局面 第 2 局面 ズに繋げることができなかったため 十分な高さと切り返す力がもらえずに窮屈な姿勢になったのに対し 熟練者は第一局面で得た勢いを第二局面で効率よく高さに変え 体の切り返しに繋げたことにより余裕のある姿勢になったと考えられる また熟練者は未熟練者に比べて体が高い位置で技を行 えている これはやはり熟練者は未熟練者に比べて第一局面 第二局面で高さをだすための勢い得て それを効率よく高さに変えることができたためだと考えられる <まとめ> 平行棒におけるバブサーを減点の少ない実施で行うためには 第二局面でのあてが重要になることがわかった 第二局面は第三局面で余裕のある技の実施をするために高さ 体を切り返すための勢いを得る局面である 第二局面でのあてで高さと体を切り返す勢いを得られないと 第三局面で余裕のない窮屈な技の捌き方になり減点の大きい実施になる ま < 結果および考察 > 第一局面の未熟練者と熟練者では ぬき姿勢の状態での た 第二局面でのあてでより効率よく高さをだすために第一 局面のぬきで勢いを得ることも重要だとわかった

あん馬における 逆交差 1/4 ひねり一把手上倒立経過 下して開脚 支持 の技術について 学籍番号 13A0186 学生氏名瀬立憲翔 Ⅰ. はじめに日本の体操競技は1960 年ローマ五輪から 1976 年モントリオール五輪まで金メダルを獲得し お家芸へと発展を遂げた 2016 年にブラジルで行われたリオ デジャネイロ五輪では アテネ五輪以来 3 大会ぶりの団体金メダルを獲得した 現在 国内外のさまざまな試合であん馬の交差技である 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を行う選手が非常に多くみられる そこで どのような技術を身に付ければ 逆交差 1 /4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 の倒立に上がるまでを 減点の少ない実施で行うことができるかを今回のテーマとして取り上げ 研究することにした Ⅱ. 研究方法 撮影日時 : 平成 28 年 11 月 22 日 撮影場所 : 日本体育大学体操競技館 被験者 :3 人 撮影器材 :Apple ipad mini カメラからあん馬までの距離 :6m10cm カメラの高さ :1m45cm 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を撮影し 分解写真にして 3つの局面に分け 比較 分析した 熟練者 (1~8)(9~14)(15~24) 未熟練者は熟練者に比べて腰が曲がり 腰が高い位置まで上がっておらず 重心が十分に左の把手の方に乗っていないことが分かった < 第 2 局面 > 第 2 局面では 第 1 局面で得た 倒立に上げるための勢いを失うことなく 効率よく使うことが重要だと考えた 未熟練者は第 1 局面で倒立に上げる勢いをもらえなかったため 足の振りをうまく使えず 腕の力だけで倒立に上げようとしているが 熟練者は第 1 局面で高い位置から振り下ろしている分 足の振りをしっかりともらえ 第 1 局面での勢いを使って倒立に上げようとしていることがわかった < 第 3 局面 > 第 3 局面では 第 1 局面 第 2 局面で得た倒立に上げるための勢いを使い 把手の真上に重心を乗せながら効率よく倒立まで上げきることが重要だと考えた 未熟練者は第 1 局面 第 2 局面で倒立に上げるための勢いを得ることができず 腕の力だけで倒立に上げようとしているため 把手の真上に重心が乗らず 倒立に上がりきった姿勢が反ってしまっており 熟練者は第 1 局面で得た倒立に上げるための勢いを 第 2 局面で失わず 把手の真上に重心を乗せながら効率よく倒立に上げる動作ができているので 倒立に上がりきった姿勢も綺麗に一直線になっていること 第 1 局面 第 2 局面 がわかった Ⅳ. まとめあん馬における 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を減点の少ない実施で倒立に上げるためには 第 1 局面が非常に重要になってくることがわかった 第 1 局面は 効率よく倒立に上げるための勢いを得る局面である 第 1 局面で足を振り上げた時に腰を高い位置まで上げ 倒立に上げるための勢いを得ることができないと 第 2 局面 第 3 局面では腰の曲がり 第 3 局面 Ⅲ. 結果および考察 < 第 1 局面 > 第 1 局面では 身体を高い位置まで振り上げ 倒立に上げるための勢いをもらうこと 重心の入れ替えの為にあらかじ が大きくなり 腕の力だけで倒立に上げてしまい 減点の大きい実施になってしまう 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 は各局面ごとの練習も大切だが 各局面のつなぎの部分も重要になってくるため 足を振り上げたところから倒立までを1つの流れとして 足を振り上げたところから倒立に上げる練習を繰り返し行うことが非常に重要である め左の把手の方に重心を移動しておくことが重要だと考えた

あん馬における 逆交差 1/4 ひねり一把手上倒立経過 下して開脚 支持 の技術について 学籍番号 13A0205 学生氏名竹澤周造 Ⅰ. はじめに日本の体操競技は1960 年ローマ五輪から 1976 年モントリオール五輪まで金メダルを獲得し お家芸へと発展を遂げた 2016 年にブラジルで行われたリオ デジャネイロ五輪では アテネ五輪以来 3 大会ぶりの団体金メダルを獲得した 現在 国内外のさまざまな試合であん馬の交差技である 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を行う選手が非常に多くみられる そこで どのような技術を身に付ければ 逆交差 1 /4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 の倒立に上がるまでを 減点の少ない実施で行うことができるかを今回のテーマとして取り上げ 研究することにした Ⅱ. 研究方法 撮影日時 : 平成 28 年 11 月 22 日 撮影場所 : 日本体育大学体操競技館 被験者 :3 人 撮影器材 :Apple ipad mini カメラからあん馬までの距離 :6m10cm カメラの高さ :1m45cm 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を撮影し 分解写真にして 3つの局面に分け 比較 分析した 熟練者 (1~8)(9~14)(15~24) 未熟練者は熟練者に比べて腰が曲がり 腰が高い位置まで上がっておらず 重心が十分に左の把手の方に乗っていないことが分かった < 第 2 局面 > 第 2 局面では 第 1 局面で得た 倒立に上げるための勢いを失うことなく 効率よく使うことが重要だと考えた 未熟練者は第 1 局面で倒立に上げる勢いをもらえなかったため 足の振りをうまく使えず 腕の力だけで倒立に上げようとしているが 熟練者は第 1 局面で高い位置から振り下ろしている分 足の振りをしっかりともらえ 第 1 局面での勢いを使って倒立に上げようとしていることがわかった < 第 3 局面 > 第 3 局面では 第 1 局面 第 2 局面で得た倒立に上げるための勢いを使い 把手の真上に重心を乗せながら効率よく倒立まで上げきることが重要だと考えた 未熟練者は第 1 局面 第 2 局面で倒立に上げるための勢いを得ることができず 腕の力だけで倒立に上げようとしているため 把手の真上に重心が乗らず 倒立に上がりきった姿勢が反ってしまっており 熟練者は第 1 局面で得た倒立に上げるための勢いを 第 2 局面で失わず 把手の真上に重心を乗せながら効率よく倒立に上げる動作ができているので 倒立に上がりきった姿勢も綺麗に一直線になっていること 第 1 局面 第 2 局面 がわかった Ⅳ. まとめあん馬における 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 を減点の少ない実施で倒立に上げるためには 第 1 局面が非常に重要になってくることがわかった 第 1 局面は 効率よく倒立に上げるための勢いを得る局面である 第 1 局面で足を振り上げた時に腰を高い位置まで上げ 倒立に上げるための勢いを得ることができないと 第 2 局面 第 3 局面では腰の曲がり 第 3 局面 Ⅲ. 結果および考察 < 第 1 局面 > 第 1 局面では 身体を高い位置まで振り上げ 倒立に上げるための勢いをもらうこと 重心の入れ替えの為にあらかじ が大きくなり 腕の力だけで倒立に上げてしまい 減点の大きい実施になってしまう 逆交差 1/4ひねり一把手上倒立経過 下して開脚支持 は各局面ごとの練習も大切だが 各局面のつなぎの部分も重要になってくるため 足を振り上げたところから倒立までを1つの流れとして 足を振り上げたところから倒立に上げる練習を繰り返し行うことが非常に重要である め左の把手の方に重心を移動しておくことが重要だと考えた

跳馬の技術向上における 前転とび前方屈身宙返り の必要性 学籍番号 13A0218 学生氏名塚元貴士 Ⅰ. はじめにるので 力が分散することなく助走の勢いをロイター板現在 オリンピックや世界選手権などの国際大会ではに伝えることが出来ている したがって 助走の勢い D スコア 6.0 の伸身カサマツとび 2 回ひねり ( ロペス ) を上昇力につながることができたと考えられる この局や前転とび前方かかえ込み 2 回宙返りひねり ( ドラグレ面で助走の勢いをロイター板に伝えることが跳馬におスク ) を個人総合で実施する選手が多くみられる しかける一番のポイントであり 動作を確実に行うことで高し国内大会では個人総合において 6.0 の跳躍を実施する難易度の跳躍技に発展させることができる 選手が少ない そこで熟練者と非熟練者の 前転とび前第 2 局面 ( 踏み切りから着手 ) では助走の勢いを落方屈身宙返り を比較し 6.0 の跳躍を実施するポインとすことなく着手することが重要である 熟練者は肩をトを明確にしたいと思い研究を進めることにした 支点に腰と足が一直線に振りあがっており 着手時の肩 Ⅱ. 研究方法の屈曲角度が 180 に近く足先の方向に突き放してい実験は 日本体育大学において 前転とび前方屈身宙ることが分かる この局面では上半身と下半身を連動さ返り を行っている選手の中から熟練者 1 名 非熟練者せて着手しにいくことで高さのある跳躍になる 1 名の体に 5 箇所の印 ( 肘 肩 腰 膝 足首 ) を付け第 3 局面 ( 着手から上半身の起き上がり ) では跳馬 ipad を使用して撮影した を突き放しその後 上半身の起き上がり動作が重要であ ( 撮影時の高さ 距離 ) 高さ 135cm 距離 700cm る 熟練者は跳馬を突き放してから伸びあがる姿勢があ ( 撮影機材 ) ipad 三脚 メジャーり その後すぐに抱え込み上半身を起き上がらせてい 熟練者の 前転とび前方屈身宙返り る また突き放した後 跳馬の真上に上がりしっかりと折りたたんだ屈身姿勢になっている 高い位置で回転することでひねりや回転につなげることができる 第 4 局面 ( 空中局面 ) ではこれまでの局面において熟練者は助走の勢いを無駄なく伝えてきたため高い位置を維持したまま回転につなげることができている そのため着地の準備姿勢も明確であり着地にも余裕があ〇非熟練者の 前転とび前方屈身宙返り った Ⅳ. まとめ今回の研究で熟練者と非熟練者を比較した結果 4 つの中で最も重要な局面は第 1 局面の助走から踏み切りの部分であった 第 1 局面での助走の勢いが踏み切りで失速することにより 第 2 局面の踏み切りから着手 第 3 局面の突き放しから上半身の起き上がり 第 4 局 Ⅲ. 結果及び考察面の空中局面でも勢いが失われ上昇力や回転につなが第 1 局面 ( 助走から踏み切り ) では助走の勢いをロイらないことがわかった その為高難易度の跳躍に発展さター板に無駄なく伝えることが重要である 熟練者はロせることが難しい 熟練者のような失速することのないイター板を踏む直前にやや前傾姿勢でロイター板を踏踏み切り方の改善と第 2 3 4 局面の練習を行うことむ際に腰 膝 足先が一直線になり 進行方向に力を伝によって国内大会でも D スコア 6.0 以上の跳躍を積極えることができている さらに体が伸びきった状態で踏的に取り入れてくる選手が増えてくるであろう み切れてい

跳馬の技術向上における 前転とび前方屈身宙返り の必要性 学籍番号 13A0232 学生氏名中川達貴 Ⅰ. はじめにるので 力が分散することなく助走の勢いをロイター板現在 オリンピックや世界選手権などの国際大会ではに伝えることが出来ている したがって 助走の勢い D スコア 6.0 の伸身カサマツとび 2 回ひねり ( ロペス ) を上昇力につながることができたと考えられる この局や前転とび前方かかえ込み 2 回宙返りひねり ( ドラグレ面で助走の勢いをロイター板に伝えることが跳馬におスク ) を個人総合で実施する選手が多くみられる しかける一番のポイントであり 動作を確実に行うことで高し国内大会では個人総合において 6.0 の跳躍を実施する難易度の跳躍技に発展させることができる 選手が少ない そこで熟練者と非熟練者の 前転とび前第 2 局面 ( 踏み切りから着手 ) では助走の勢いを落方屈身宙返り を比較し 6.0 の跳躍を実施するポインとすことなく着手することが重要である 熟練者は肩をトを明確にしたいと思い研究を進めることにした 支点に腰と足が一直線に振りあがっており 着手時の肩 Ⅱ. 研究方法の屈曲角度が 180 に近く足先の方向に突き放してい実験は 日本体育大学において 前転とび前方屈身宙ることが分かる この局面では上半身と下半身を連動さ返り を行っている選手の中から熟練者 1 名 非熟練者せて着手しにいくことで高さのある跳躍になる 1 名の体に 5 箇所の印 ( 肘 肩 腰 膝 足首 ) を付け第 3 局面 ( 着手から上半身の起き上がり ) では跳馬 ipad を使用して撮影した を突き放しその後 上半身の起き上がり動作が重要であ ( 撮影時の高さ 距離 ) 高さ 135cm 距離 700cm る 熟練者は跳馬を突き放してから伸びあがる姿勢があ ( 撮影機材 ) ipad 三脚 メジャーり その後すぐに抱え込み上半身を起き上がらせてい 熟練者の 前転とび前方屈身宙返り る また突き放した後 跳馬の真上に上がりしっかりと折りたたんだ屈身姿勢になっている 高い位置で回転することでひねりや回転につなげることができる 第 4 局面 ( 空中局面 ) ではこれまでの局面において熟練者は助走の勢いを無駄なく伝えてきたため高い位置を維持したまま回転につなげることができている そのため着地の準備姿勢も明確であり着地にも余裕があ〇非熟練者の 前転とび前方屈身宙返り った Ⅳ. まとめ今回の研究で熟練者と非熟練者を比較した結果 4 つの中で最も重要な局面は第 1 局面の助走から踏み切りの部分であった 第 1 局面での助走の勢いが踏み切りで失速することにより 第 2 局面の踏み切りから着手 第 3 局面の突き放しから上半身の起き上がり 第 4 局 Ⅲ. 結果及び考察面の空中局面でも勢いが失われ上昇力や回転につなが第 1 局面 ( 助走から踏み切り ) では助走の勢いをロイらないことがわかった その為高難易度の跳躍に発展さター板に無駄なく伝えることが重要である 熟練者はロせることが難しい 熟練者のような失速することのないイター板を踏む直前にやや前傾姿勢でロイター板を踏踏み切り方の改善と第 2 3 4 局面の練習を行うことむ際に腰 膝 足先が一直線になり 進行方向に力を伝によって国内大会でも D スコア 6.0 以上の跳躍を積極えることができている さらに体が伸びきった状態で踏的に取り入れてくる選手が増えてくるであろう み切れてい

鉄棒における 懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 ( 伸身トカチェフ ) の研究について 学籍番号 13A0283 学生氏名堀野真志 1. はじめに近年 日本の体操はリオデジャネイロ五輪において団体 個人で金メダルを獲得するなど世界トップレベルの活躍をみせている そこで 本研究テーマである 懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 ( 伸身トカチェフ ) ( 以下伸身トカチェフとする ) は鉄棒の手放し技であり これからのルールにおいて発展性が高く 連続技につなげることによって加点ももらえるため 鉄棒の演技構成において D スコアの底上げにつながると考えられる そこで本研究テーマに伸身トカチェフを取り上げた 本研究を通して伸身トカチェフを技術的に分析し 様々な視点から考察していく 2. 研究方法実験は 日本体育大学において 伸身トカチェフ を行っている選手の中で 未熟練者 1 名 熟練者 1 名の体に 5 箇所の印 ( 肘 肩 腰 膝 足首 ) をつけて撮影をし それを分解写真にして 動作を3つの局面に分け比較 分析した 熟練者 ( 第 1 局面 1~5)( 第 2 局面 6~10) に乗せて姿勢を作ることによりバーを押した際にスムーズな抜きへと繋げられていることが考えられる 未熟練者は形を作った際に倒立から経過しているため 体重がバーにかかっておらず 上手く抜きにいく力がもらえていないことが分かった 第 2 局面において熟練者は 第 1 局面でもらった力を利用して 鉄棒の真下で抜ききることによって上手くあふりに繋げられることができる その結果 あふりを行った際に肩が下がり胸をふくめられていることが考えられる 未熟練者は 第 1 局面が正確に行えていないため抜きを行った際に力をもらうことができず 肩 腰と順番に抜きが行えていない そのため 足先が先行してしまい胸をふくめる事ができずあふりを行った際 既に身体が伸びきった状態になることが分かった 第 3 局面において熟練者は第 2 局面で胸がふくめていることにより腕に体重がかかり しっかりとバーを弾く事ができる そのため綺麗な姿勢で肩が止まり伸身姿勢で足を抜くことが可能となる 対して未熟練者は 第 2 局面で既に身体 が伸びきっているため腕に体重がかからずバーを弾くことが困難となる そのため肩を弾くのではなく 肩でバーを引っ張って実施するため身体が入れ替えることが出来ていない そのため伸身姿勢を保てず腰を引いてバーから足を抜いているということが分かった 4. まとめ 鉄棒での伸身トカチェフを正しい技術で行うことにより 発展技となるモズニク (E 難度 ) やリューキン (F 難度 ) ( 第 3 局面 11~19) トカチェフからの連続技などに繋げることが可能となる こ れらの高い技術に繋げるためには 第 1 局面から第 3 局面の大事な部分を確実に実施する必要がある 伸身トカチェフの前段階である おし 抜き あふりを正確に行うことができなければ理想的な実施が困難となる そのため 基本動作を繰り返し練習し安定させることが 伸身トカチェフを完成させるために重要なことである 基本動作を安定させることに 11 12 13 14 15 16 17 18 19 3. 結果及び考察 熟練者は 第 1 局面において倒立経過の際に体重をバー よって 演技構成に取り入れた際に単発技と演技での感覚の 違いを軽減することができるため 基本動作の安定は演技の 安定にも繋がる

平行棒における 片腕支持 1 回ひねり支持 ( ヒーリー ) について 学籍番号 13A0337 学生氏名芳本玲央 Ⅰ はじめに本研究をテーマにした理由として まず2017 年からルール改正が行われグループが5つから4つに変更され グループⅠ: 両棒での支持技 グループⅡ: 腕支持振動技 グループⅢ: 両棒 単棒での長 逆懸垂振動技 グループ Ⅳ: 終末技となった そのため D スコア での点数に差が付きにくくなり E スコア である美しさ 完成度が要求されていることがあげられる 平行棒の 片腕支持 1 回ひねり支持 ( 以下ヒーリーとする ) は グループⅠの D 難度の技であり 近年実施する選手が増加傾向にある 前振り片腕支持 3/4ひねり単棒倒立経過 軸手をかえて3/ 4ひねり支持 ( 以下マクーツとする ) への発展性を持っている技である マクーツ は E 難度であり 実施減点されにくい技とされているため 上にあげた E スコア での向上に繋がるのではないかと考え 研究を進めることにした Ⅱ 方法被験者 : 日本体育大学学友会体操競技部男子部員 2 名熟練者非熟練者実施日時 : 平成 28 年 12 月 1 日 20:45~ 実施場所 : 日本体育大学体操競技館撮影器具 :Apple ipad mini 平行棒からマットの高さ 1m80cm平行棒からカメラの距離 10m30cmカメラの高さ 2m30cm撮影結果熟練者非熟練者 Ⅲ 結果及び考察第一局面の1 2では 熟練者と非熟練者の頭の位置 肩角度から非熟練者は熟練者に比べ 平行棒を押せておらず 頭がひねり始めのきっかけになっている ひねり始めでは 右手を軸に左肩できっかけを作り 足先までひねりが体全体にかかるように行うことが重要である 4では非熟練者は手首から腰までが繋がっておらず 肩が後方に倒れ始めている そのため5 10にかけて非熟練者は肩の倒れ方が大きくなり 熟練者よりも足先が下がるのが早く 窮屈な着手になっていると考えられる 非熟練者は平行棒を垂直方向に押せていないため4の時点で肩に角度がついている 熟練者のように手首から腰を一直線に保つことが重要である また 7から腰が曲がり始めている理由としては 2 3のように非熟練者は頭の垂直線上に足首があり ひねりが進むにつれて進行方向への推進力をつける事が出来ていないため肩を倒して足先を前方へ送っている その結果 ひねりの後半につれて体全体の降下するスピードが上昇するため 足先を高い位置に残すために腰を曲げるという点が挙げられる 第二局面では 熟練者は着手後から胸を軸に足先を降ろしているのに対し 非熟練者は腰の曲がりによって胸を軸に足先を降ろす事が出来ず 上半身と下半身のバランスを取るために自ら肩を前方に動かしている 14 20では 熟練者は徐々に腰よりも足先が先行し 反りながら倒立へと上げていくが 非熟練者は腰が先行して倒立へと上げている 非熟練者は 軸が腰にあるため反り上げるためには さらに肩を前方へ動かす必要がある 第二局面の安定性の向上には 第一局面での肩 足先の動かし方が重要であると考察する Ⅴ まとめ以上のことにより ヒーリー を実施するにあたり 第二局面時の安定した倒立への持ち込みを行うには 第一局面でのひねりへの持ち込みの際に平行棒を肩から押し 着手までの進行方向への勢いを作ることが重要であると分かった 練習法として平行棒を使わず 手を床につき 肩の高さほどに積み上げたマットに向かって ヒーリー と同じ動きを行う方法がある この方法は着手時には肩と同じ高さで腰の位置をとどめることができる 本研究をもとに 高い D スコア E スコア の実施になるよう今後の指導に活かしていきたい

後方倒立回転とびにおける理想の形 学籍番号 13B0045 学生氏名佐藤凌祐 はじめに筆者たちは 後方倒立回転とびにおける理想の形 について研究することにした そのきっかけは筆者たちが体操部に所属しており 部員のほとんどが後方倒立回転とびを習得しているにもかかわらず 熟練しているものは非常に少ない その為 後方倒立回転とびの動作中における怪我がとても多い そこで体操競技選手の中でも多くの選手が実施している 後方倒立回転とび に着目してどのように実施すべきなのか どのような動きが最も綺麗と言えるのか また理想の後方倒立回転とびに近づけるための効果的な練習方法などを研究テーマとして進めていくこととする Ⅰ. 研究方法 使用機材 ipad 撮影場所世田谷キャンパス体操場 被験者 4 人 被験者撮影時 服装半袖 ハーフパンツ ( 手首 肘 肩 腰 膝 足首にテーピングで印をつけ撮影した動画を分解画像にし 共通点や相違点をわかりやすくする ) 距離 8m 高さ 1.3m Ⅱ. 結果および考察熟練者非熟練者 第三局面 第二局面 第一局面 第一局面 ( 直立から飛びだしまで ) この局面は後方倒立回転跳びにおける準備段階であり この局面が上手く行えないと第二局面 第三局面への影響は大きいと考える 熟練者は腰を落とした時膝がつま先より後ろにあるため重心を後ろにもっていくことができ 腕の振り 膝の伸ばしをタイミングよく行っているため 無駄のない大きく綺麗な後方回転跳びの第一局面ができている 一方 非熟練者は首が先に返ってしまうことにより 跳ぶときに腕の振りを最大限活かすことができていない 第二局面 ( 飛びだしから着手まで ) 熟練者は第一局面が良い形になっているため この局面の跳びだしの部分で後ろに水平に跳ぶことができており 蹴り足から着手の幅が広く なめらかで雄大な伸びができている 一方 非熟練者は第一局面の影響でやや斜め方向に跳んでしまっており膝も曲がっているため蹴り足から着手の幅が狭くなり小さく縮こまっている また 踏切直後から膝 足首が曲がってしまうことにより力が分散して逃げてしまっている 第三局面 ( 着手から着地まで ) 後方倒立回転とびは正しい倒立姿勢を経由するのが理想であるが 非熟練者は倒立姿勢のとき肩が出て胸が落ちてしまっている このため 地面をしっかり押し返すことができず あふりの際にも上半身が起き上がってこないで腰の位置で折れ曲がってしまっている そのため 体が遠くへ行かず手と足の距離が近くなってしまっていることがわかる Ⅲ. 今後の課題筆者たちの考える一番重要なポイントは第一局面の蹴りだしの瞬間である 蹴りだしの瞬間に膝が足首より前に出てしまうと後方に十分な力が伝わらず 空回りの後方倒立回転とびになってしまう 非熟練者は蹴りだしの瞬間に顎が上がり膝が足首より前に出てしまっているため 腕の振り上げの力が十分に使えていないため後方に力が伝わっていない そのため その後の運動に関しても膝が曲がり着手の位置が近く空回りしてしまっていることがわかる 研究の結果これらのポイントを踏まえ さらに蹴りだしの瞬間に 膝が伸びきるタイミングと腕の振り上げのタイミングを合わせることに重点を置き練習することによって熟練した後方倒立回転とびを習得することが可能である

後方倒立回転とびにおける理想の形 学籍番号 13B0091 学生氏名森川弘章 はじめに筆者たちは 後方倒立回転とびにおける理想の形 について研究することにした そのきっかけは筆者たちが体操部に所属しており 部員のほとんどが後方倒立回転とびを習得しているにもかかわらず 熟練しているものは非常に少ない その為 後方倒立回転とびの動作中における怪我がとても多い そこで体操競技選手の中でも多くの選手が実施している 後方倒立回転とび に着目してどのように実施すべきなのか どのような動きが最も綺麗と言えるのか また理想の後方倒立回転とびに近づけるための効果的な練習方法などを研究テーマとして進めていくこととする Ⅰ. 研究方法 使用機材 ipad 撮影場所世田谷キャンパス体操場 被験者 4 人 被験者撮影時 服装半袖 ハーフパンツ ( 手首 肘 肩 腰 膝 足首にテーピングで印をつけ撮影した動画を分解画像にし 共通点や相違点をわかりやすくする ) 距離 8m 高さ 1.3m Ⅱ. 結果および考察熟練者非熟練者 第三局面 第二局面 第一局面 第一局面 ( 直立から飛びだしまで ) この局面は後方倒立回転跳びにおける準備段階であり この局面が上手く行えないと第二局面 第三局面への影響は大きいと考える 熟練者は腰を落とした時膝がつま先より後ろにあるため重心を後ろにもっていくことができ 腕の振り 膝の伸ばしをタイミングよく行っているため 無駄のない大きく綺麗な後方回転跳びの第一局面ができている 一方 非熟練者は首が先に返ってしまうことにより 跳ぶときに腕の振りを最大限活かすことができていない 第二局面 ( 飛びだしから着手まで ) 熟練者は第一局面が良い形になっているため この局面の跳びだしの部分で後ろに水平に跳ぶことができており 蹴り足から着手の幅が広く なめらかで雄大な伸びができている 一方 非熟練者は第一局面の影響でやや斜め方向に跳んでしまっており膝も曲がっているため蹴り足から着手の幅が狭くなり小さく縮こまっている また 踏切直後から膝 足首が曲がってしまうことにより力が分散して逃げてしまっている 第三局面 ( 着手から着地まで ) 後方倒立回転とびは正しい倒立姿勢を経由するのが理想であるが 非熟練者は倒立姿勢のとき肩が出て胸が落ちてしまっている このため 地面をしっかり押し返すことができず あふりの際にも上半身が起き上がってこないで腰の位置で折れ曲がってしまっている そのため 体が遠くへ行かず手と足の距離が近くなってしまっていることがわかる Ⅲ. 今後の課題筆者たちの考える一番重要なポイントは第一局面の蹴りだしの瞬間である 蹴りだしの瞬間に膝が足首より前に出てしまうと後方に十分な力が伝わらず 空回りの後方倒立回転とびになってしまう 非熟練者は蹴りだしの瞬間に顎が上がり膝が足首より前に出てしまっているため 腕の振り上げの力が十分に使えていないため後方に力が伝わっていない そのため その後の運動に関しても膝が曲がり着手の位置が近く空回りしてしまっていることがわかる 研究の結果これらのポイントを踏まえ さらに蹴りだしの瞬間に 膝が伸びきるタイミングと腕の振り上げのタイミングを合わせることに重点を置き練習することによって熟練した後方倒立回転とびを習得することが可能である

研究テーマ 体操競技におけるクラシックバレエの技術の有用性 運動方法 ( 体操競技 ) 研究室 学籍番号 13D0056 学生氏名佐野貴飛 1はじめに筆者はこれまで男子新体操競技とクラシックバレエを行ってきた 男子新体操競技において 体操競技で行われるような床運動の要素がある点から その床運動での最も基本となる倒立姿勢について着目した そして筆者達はクラシックバレエを始めて間もないが クラシックバレエにおける正しい姿勢と体操の基本となる正しい倒立姿勢との両者の間には類似する点が多くあると感じ またクラシックバレエのバーレッスンが競技力向上に繋がるのではないかと考えた この様な理由から この両者の関係性に興味を持ち この両者の背景にはどのような歴史があり クラシックバレエの要素が競技力向上に役立てられるのか またこの両者の関係性の真理はどこにあるのかを探ることを目的に 本研究のテーマとした 2 歴史的背景について時代は旧ソ連が崩壊した時代にまで遡る ソ連の崩壊により 各種目のコーチ陣が一斉に海外へ飛び出した これにより旧ソ連のスポーツ科学が世界中に広まった ソ連崩壊でバレエのコーチも世界に散った そして様々なことが輸入されたのである 日本体操協会は 1993 年に低迷する体操界の復活を試みて 旧ソ連からコーチを呼び寄せた コーチの第一声は あなたたちは姿勢からなっていない というものであった こうして 日本体操界の復活の一歩は普段の姿勢直しから始まったのである そして コーチはある一つのポーズを彼らに伝えた それは ロシアのクラシックバレエの人たちも周知している ベリョースカ というものであった ベリョースカ 日本体操界では 白樺のポーズ と呼ばれる姿勢である 3クラシックバレエと倒立による姿勢の関係性これら両者の姿勢は 特に体幹に関係する骨の使い方 がほとんど同じである これは 序章でも触れた ベリョースカ が大きなカギを握っている つまり 白樺のポーズ のことである このポーズの特性は 手から足先までまっすぐになることによって 力が胸や腰 お尻などで分散せず 身体を自由にコントロールできる 優れた基本姿勢と考えられてきた 具体的には 地面に対して前傾している骨盤をなるべく垂直に近づけることでこの3つの彎曲が減少する その代表的な効用として 反発力の有効利用が挙げられる この彎曲は地面からの衝撃を吸収するためのものであるが パワーが緩衡されてしまうということでもある この彎曲が減少すればエネルギーをより効率的に利用できる可能性が生まれるという考えである そしてこの姿勢は 力を左右に逃がさないため 床運動での応用も効くのではないかと考えた 4 競技力向上におけるバーレッスンの有効性バレエの練習で用いられるバーレッスンには競技力向上に有効な部分があると考える このバーレッスンで体操競技に活かせる部分は足の動かし方である バーを持つことにより補助代わりとなって体をしっかりと支えることができ より細部まで意識をすることができる よって膝やつま先をしっかりと伸ばすことを意識できる このバレエにおけるバーレッスンの目的は体操競技の演技中に膝やつま先を伸ばす事への意識に繋がる事や 床をしっかり押し体を引き上げることの練習になり 競技力向上に有効と言える 5 結論第一に この理論的根拠は 体操競技やクラシックバレエの基本姿勢としての役割だけではなく 他のスポーツにおいても様々な面での応用の可能性がある 第二に 体操競技もバレエも観客に不快感を与えないといった点において 膝 つま先の伸ばし方や演技中に体から生み出される曲線やラインの美しさはバーレッスンで鍛えることができる この二つの結果からクラシックバレエと体操競技には あらゆる面で共通点があることが分かり このことからクラシックバレエの要素は体操競技の競技力向上に役立てることが大いに期待できる

研究テーマ 体操競技におけるクラシックバレエの技術の有用性 運動方法 ( 体操競技 ) 研究室 学籍番号 13D0067 学生氏名高光隼人 1はじめに筆者はこれまで男子新体操競技とクラシックバレエを行ってきた 男子新体操競技において 体操競技で行われるような床運動の要素がある点から その床運動での最も基本となる倒立姿勢について着目した そして筆者達はクラシックバレエを始めて間もないが クラシックバレエにおける正しい姿勢と体操の基本となる正しい倒立姿勢との両者の間には類似する点が多くあると感じ またクラシックバレエのバーレッスンが競技力向上に繋がるのではないかと考えた この様な理由から この両者の関係性に興味を持ち この両者の背景にはどのような歴史があり クラシックバレエの要素が競技力向上に役立てられるのか またこの両者の関係性の真理はどこにあるのかを探ることを目的に 本研究のテーマとした 2 歴史的背景について時代は旧ソ連が崩壊した時代にまで遡る ソ連の崩壊により 各種目のコーチ陣が一斉に海外へ飛び出した これにより旧ソ連のスポーツ科学が世界中に広まった ソ連崩壊でバレエのコーチも世界に散った そして様々なことが輸入されたのである 日本体操協会は 1993 年に低迷する体操界の復活を試みて 旧ソ連からコーチを呼び寄せた コーチの第一声は あなたたちは姿勢からなっていない というものであった こうして 日本体操界の復活の一歩は普段の姿勢直しから始まったのである そして コーチはある一つのポーズを彼らに伝えた それは ロシアのクラシックバレエの人たちも周知している ベリョースカ というものであった ベリョースカ 日本体操界では 白樺のポーズ と呼ばれる姿勢である 3クラシックバレエと倒立による姿勢の関係性これら両者の姿勢は 特に体幹に関係する骨の使い方 がほとんど同じである これは 序章でも触れた ベリョースカ が大きなカギを握っている つまり 白樺のポーズ のことである このポーズの特性は 手から足先までまっすぐになることによって 力が胸や腰 お尻などで分散せず 身体を自由にコントロールできる 優れた基本姿勢と考えられてきた 具体的には 地面に対して前傾している骨盤をなるべく垂直に近づけることでこの3つの彎曲が減少する その代表的な効用として 反発力の有効利用が挙げられる この彎曲は地面からの衝撃を吸収するためのものであるが パワーが緩衡されてしまうということでもある この彎曲が減少すればエネルギーをより効率的に利用できる可能性が生まれるという考えである そしてこの姿勢は 力を左右に逃がさないため 床運動での応用も効くのではないかと考えた 4 競技力向上におけるバーレッスンの有効性バレエの練習で用いられるバーレッスンには競技力向上に有効な部分があると考える このバーレッスンで体操競技に活かせる部分は足の動かし方である バーを持つことにより補助代わりとなって体をしっかりと支えることができ より細部まで意識をすることができる よって膝やつま先をしっかりと伸ばすことを意識できる このバレエにおけるバーレッスンの目的は体操競技の演技中に膝やつま先を伸ばす事への意識に繋がる事や 床をしっかり押し体を引き上げることの練習になり 競技力向上に有効と言える 5 結論第一に この理論的根拠は 体操競技やクラシックバレエの基本姿勢としての役割だけではなく 他のスポーツにおいても様々な面での応用の可能性がある 第二に 体操競技もバレエも観客に不快感を与えないといった点において 膝 つま先の伸ばし方や演技中に体から生み出される曲線やラインの美しさはバーレッスンで鍛えることができる この二つの結果からクラシックバレエと体操競技には あらゆる面で共通点があることが分かり このことからクラシックバレエの要素は体操競技の競技力向上に役立てることが大いに期待できる

前方倒立回転とびの動作分析 学籍番号 13G0032 学生氏名坂本成道 Ⅰ はじめに 著者たちは床運動における前方倒立回転とびについて研究することにした 理由として 著者たちが体操部に所属しており未熟練者から経験者まで幅広く所属しており 実施演技の中で必ず取り入られている床運動の技のひとつである これらの実施の出来ばえが演技全体の出来ばえに関わる重要な技のひとつである そのなかでも大きく 美しい前方倒立回転とびを行う為にはどこがポイントなのかを理解することで指導方法を見直すことができ 美しい技の実施が行う事を目的とする Ⅱ 研究方法 < 撮影日 > 平成 28 年 12 月 10 日 < 場所 > 日本体育大学 世田谷キャンパス体育館 < 被験者 > 日本体育大学体操部部員男子部員 4 名 < 選手撮影時 > 高さ 1.3m( 床からカメラレンズの中心まで ) 距離マットからカメラレンズまで 5m < 使用器具 >Ipad マット ホワイトテープ手首 肘 肩 腰 膝 足首の 6 か所にマーキングをしている Ⅲ 結果および考察熟練者 第一局面 第二局面 未熟練者 第一局面 第二局面 第一局面 1~4 ( 助走から着手まで ) この局面は前方倒立回転とびにおける準備段階であり 助走から着手を行う動作は 前方へ勢いをつけるための動作と考える 研究理由で述べた大きく美しい前方倒立回転とびを行ううえで重要な動作である 熟練者は助走から目線は前を向いており腕が床と平行にあるため前足を大きく踏み込むことができ その勢いで踏み込んだ足が上がり手を遠くにつくことができているため 助走を最大限に活かして着手が行えている それに対し 未熟練者は目線が下を向いており腕が頭の位置にあるため前足の踏み込みが浅く 勢い良く足が振り上がらずに踏み込み足が上がらず手をついている そのため助走を最大限に活かせていない 第二局面 5~10 ( 着手から着地まで ) 前方倒立回転とびは真っ直ぐな正しい倒立姿勢を経由することが理想である 熟練者は前方への勢いがあるため 着手後に両足とも曲がらずに大きい軌道で足が通り着地が行えている それに対し未熟練者は両足が曲がっている そのため 振り上げた足の勢いが活かせずに体が浮き上がっていなく 小さな軌道で前方倒立回転とびを行っていることが分かる Ⅳ まとめおよび今後の課題筆者たちの考える一番重要なポイントは 第一局面の足の振りあげの部分である 踏み込んだ足の振りあげが着手よりも遅いと 勢いが活かせず腰が折れて後ろに体重が残ってしまう 熟練者は踏み込み足の振りあげが着手より早く振りあげられ上に跳ねる力が生まれる 一方未熟練者のように足の振り上げが遅いと 体重が後ろに残り肩 腰が手首より前に出てしまい 横だけの力になり浮き上がることができない そのため 背中が反れずに大きな回転にならないことがわかる 研究の結果これらのポイントを踏まえ 着手のタイミングより早く足を振り上げることに重点を置き練習することにより 熟練した大きく美しい前方倒立回転とびを習得することができる

鉄棒における 前方浮腰回転振り出しひねり倒立 ( アドラーひねり倒 立 ) の技術について 学籍番号 13G0070 学生氏名茂木智広 1. はじめに日本の男子選手がオリンピックに出場したのは 193 2 年のロサンゼルスオリンピックが最初である 1960 年ローマオリンピックから1976 年モントリオールオリンピックまで5 連覇を達成し 2004 年アテネオリンピックにて28 年ぶりに団体優勝を果たした さらに 20 16 年のリオデジャネイロオリンピックでは 男子団体が 3 大会ぶり 7 度目の金メダルを獲得した 本研究テーマである 前方浮腰回転振り出しひねり倒立 ( 以下 アドラーひねり倒立とする ) は組み合わせ技の1つ目としてよく使われており アドラーひねり倒立を練習していく選手の少しでも手助けになれば良いと思い研究することにした 2. 研究方法研究方法は 日本体育大学の体操競技選手において アドラーひねり倒立を行っている選手の中で熟練者 1 名と 非熟練者 1 名に技を実施してもらい 選手の体 ( 肩 肘 腰 膝 足首の五か所 ) にテーピングで目印を付け撮影し 分解写真にして3つの局面に分け比較 分析した 熟練者 第 1 局面 (1~6) 第 2 局面 (7~14) 第 3 局面 (15~20) 3. 結果及び考察第 1 局面の1 3の非熟練者の腰を見てみると 2の段階で腰の位置が鉄棒の真上を越していることが分かる この時の熟練者は鉄棒の後方に腰は位置していて 非熟練者は 3で肩や腰の回転が始まっている さらに熟練者は4, 5で肩に角度がついているが非熟練者には見られない 第 1 局面で最も重要なのは前方車輪の勢いを止め 肩や腰を回転させないで足を両腕の間に入れることだと考える 第 2 局面では 7の局面を見ると熟練者は肩や腰はまだ回転していないが 非熟練者はこの段階で回転が始まっている 11 の局面は足先の方向が大きく違い 熟練者は足先を鉄棒より後方へ出そうとしているが 非熟練者はまだこの段階では前屈姿勢が強く 足先が回転している 13,14 局面の腰の位置に注目して見ると熟練者は腰が鉄棒より前にあるが 非熟練者は鉄棒とほぼ垂直線上に腰の位置がきている 第 2 局面では前屈をしている時間を短くし 肘関節を屈曲させバーの真上に向かって足先を伸ばすことが重要と考 える 第 3 局面は 16 で非熟練者の方が肩の位置が上にあり 肘 の屈曲が少ないことが分かる 19 では 熟練者は肘が伸び ていて体重が軸手に乗っているが 非熟練者は 肘が曲がっ ており体重が軸手に乗っていない 第 3 局面では股関節の伸 展と合わせて肘関節の屈曲することが重要なことだと考え る 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 非熟練者 4. まとめ アドラーひねり倒立を倒立局面で終わり 組合せ技の 1 つ 目として演技に取り入れ高得点に繋げるには 第 1 局面から 第 3 局面までの重要なポイントを確実に行うことが必要と なってくる 第 1 局面で 肩や腰が回転してしまうと次の動 作のタイミングが遅れていまい倒立局面にいくことが難し くなる 腰や肩が回らないように抑制しながら両腕の間に足 を入れ前屈姿勢の時間を短くし バーの真上方向に向かって 肘で体を引っ張りながら足先を出すことが重要と分かった 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

前方倒立回転とびの動作分析 学籍番号 13G0089 学生氏名今井菜津美 Ⅰ はじめに 著者たちは床運動における前方倒立回転とびについて研究することにした 理由として 著者たちが体操部に所属しており未熟練者から経験者まで幅広く所属しており 実施演技の中で必ず取り入られている床運動の技のひとつである これらの実施の出来ばえが演技全体の出来ばえに関わる重要な技のひとつである そのなかでも大きく 美しい前方倒立回転とびを行う為にはどこがポイントなのかを理解することで指導方法を見直すことができ 美しい技の実施が行う事を目的とする Ⅱ 研究方法 < 撮影日 > 平成 28 年 12 月 10 日 < 場所 > 日本体育大学 世田谷キャンパス体育館 < 被験者 > 日本体育大学体操部部員男子部員 4 名 < 選手撮影時 > 高さ 1.3m( 床からカメラレンズの中心まで ) 距離マットからカメラレンズまで 5m < 使用器具 >Ipad マット ホワイトテープ手首 肘 肩 腰 膝 足首の 6 か所にマーキングをしている Ⅲ 結果および考察熟練者 第一局面 第二局面 未熟練者 第一局面 第二局面 第一局面 1~4 ( 助走から着手まで ) この局面は前方倒立回転とびにおける準備段階であり 助走から着手を行う動作は 前方へ勢いをつけるための動作と考える 研究理由で述べた大きく美しい前方倒立回転とびを行ううえで重要な動作である 熟練者は助走から目線は前を向いており腕が床と平行にあるため前足を大きく踏み込むことができ その勢いで踏み込んだ足が上がり手を遠くにつくことができているため 助走を最大限に活かして着手が行えている それに対し 未熟練者は目線が下を向いており腕が頭の位置にあるため前足の踏み込みが浅く 勢い良く足が振り上がらずに踏み込み足が上がらず手をついている そのため助走を最大限に活かせていない 第二局面 5~10 ( 着手から着地まで ) 前方倒立回転とびは真っ直ぐな正しい倒立姿勢を経由することが理想である 熟練者は前方への勢いがあるため 着手後に両足とも曲がらずに大きい軌道で足が通り着地が行えている それに対し未熟練者は両足が曲がっている そのため 振り上げた足の勢いが活かせずに体が浮き上がっていなく 小さな軌道で前方倒立回転とびを行っていることが分かる Ⅳ まとめおよび今後の課題筆者たちの考える一番重要なポイントは 第一局面の足の振りあげの部分である 踏み込んだ足の振りあげが着手よりも遅いと 勢いが活かせず腰が折れて後ろに体重が残ってしまう 熟練者は踏み込み足の振りあげが着手より早く振りあげられ上に跳ねる力が生まれる 一方未熟練者のように足の振り上げが遅いと 体重が後ろに残り肩 腰が手首より前に出てしまい 横だけの力になり浮き上がることができない そのため 背中が反れずに大きな回転にならないことがわかる 研究の結果これらのポイントを踏まえ 着手のタイミングより早く足を振り上げることに重点を置き練習することにより 熟練した大きく美しい前方倒立回転とびを習得することができる

鉄棒における 前方浮腰回転振り出しひねり倒立 ( アドラーひねり倒 立 ) の技術について 学籍番号 13G0506 学生氏名和田祐哉 1. はじめに日本の男子選手がオリンピックに出場したのは 193 2 年のロサンゼルスオリンピックが最初である 1960 年ローマオリンピックから1976 年モントリオールオリンピックまで5 連覇を達成し 2004 年アテネオリンピックにて28 年ぶりに団体優勝を果たした さらに 20 16 年のリオデジャネイロオリンピックでは 男子団体が 3 大会ぶり 7 度目の金メダルを獲得した 本研究テーマである 前方浮腰回転振り出しひねり倒立 ( 以下 アドラーひねり倒立とする ) は組み合わせ技の1つ目としてよく使われており アドラーひねり倒立を練習していく選手の少しでも手助けになれば良いと思い研究することにした 2. 研究方法研究方法は 日本体育大学の体操競技選手において アドラーひねり倒立を行っている選手の中で熟練者 1 名と 非熟練者 1 名に技を実施してもらい 選手の体 ( 肩 肘 腰 膝 足首の五か所 ) にテーピングで目印を付け撮影し 分解写真にして3つの局面に分け比較 分析した 熟練者 第 1 局面 (1~6) 第 2 局面 (7~14) 第 3 局面 (15~20) 3. 結果及び考察第 1 局面の1 3の非熟練者の腰を見てみると 2の段階で腰の位置が鉄棒の真上を越していることが分かる この時の熟練者は鉄棒の後方に腰は位置していて 非熟練者は 3で肩や腰の回転が始まっている さらに熟練者は4, 5で肩に角度がついているが非熟練者には見られない 第 1 局面で最も重要なのは前方車輪の勢いを止め 肩や腰を回転させないで足を両腕の間に入れることだと考える 第 2 局面では 7の局面を見ると熟練者は肩や腰はまだ回転していないが 非熟練者はこの段階で回転が始まっている 11 の局面は足先の方向が大きく違い 熟練者は足先を鉄棒より後方へ出そうとしているが 非熟練者はまだこの段階では前屈姿勢が強く 足先が回転している 13,14 局面の腰の位置に注目して見ると熟練者は腰が鉄棒より前にあるが 非熟練者は鉄棒とほぼ垂直線上に腰の位置がきている 第 2 局面では前屈をしている時間を短くし 肘関節を屈曲させバーの真上に向かって足先を伸ばすことが重要と考 える 第 3 局面は 16 で非熟練者の方が肩の位置が上にあり 肘 の屈曲が少ないことが分かる 19 では 熟練者は肘が伸び ていて体重が軸手に乗っているが 非熟練者は 肘が曲がっ ており体重が軸手に乗っていない 第 3 局面では股関節の伸 展と合わせて肘関節の屈曲することが重要なことだと考え る 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 非熟練者 4. まとめ アドラーひねり倒立を倒立局面で終わり 組合せ技の 1 つ 目として演技に取り入れ高得点に繋げるには 第 1 局面から 第 3 局面までの重要なポイントを確実に行うことが必要と なってくる 第 1 局面で 肩や腰が回転してしまうと次の動 作のタイミングが遅れていまい倒立局面にいくことが難し くなる 腰や肩が回らないように抑制しながら両腕の間に足 を入れ前屈姿勢の時間を短くし バーの真上方向に向かって 肘で体を引っ張りながら足先を出すことが重要と分かった 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20