長期優良住宅化リフォーム推進事業 事前に公表した募集要領( 案 ) や講習会テキストでは住宅性能に係る評価基準を ( イ ) 基準 ( ロ ) 基準と記載しておりますが 公募時にはそれぞれ S 基準 A 基準としておりますのでご留意ください (1)
1. 劣化対策 ( 必須 ) 1-1. 木造 インスペクションで認められた劣化事象が補修され ( 又は維持保全計画に記載され ) かつ 小屋裏 一定以上の小屋裏換気措置 小屋裏点検口設置 外壁の軸組等 外壁が通気構造 土台 浴室及び脱衣室 過去に一定の防腐防蟻処理 耐久性の高い樹種又は一定以上の部材の径 可能な範囲 の防腐防蟻処理 定期点検強化 過去に一定の防腐防蟻処理 耐久性の高い樹種 可能な範囲 の防腐防蟻処理実施 定期点検強化 浴室ユニット 一定の防水仕上げ etc. リフォームや劣化部位の補修の際に可能な範囲及び床下から可能な範囲次ページにつづく (2) 1. 劣化対策 ( 必須 ) 1-1. 木造 インスペクションで認められた劣化事象が補修され ( 又は維持保全計画に記載され ) かつ 床下 防湿コンクリート 防湿フィルム 床下木部が湿潤状態にないこと 床下換気措置 ( 4m 毎に 300cm2) 前ページのつづき 基礎 地盤 床下換気措置 ( 5m 毎に 300cm2) 定期点検強化 基礎高さ 40cm 以上 布基礎 べた基礎 防蟻コンクリート 床下点検口設置 床ふところ 33cm 以上 基礎高さ 30cm 以上 雨はね防止措置 定期点検強化 土壌処理薬剤散布 各室に床下点検口設置 (3)
イプ(1) 断熱等性能で評価する場合 プBイいずれか2 種類タ 2. 耐震性 ( 必須 ) 2-1. 木造 次のいずれかに適合すること 新耐震建築物 建築確認日が S56.6.1 以降である検査済証 建築確認日がS56.6.1 以降である確認済証等 耐震診断 Iw 1.0 耐震診断報告書 耐震等級 ( 倒壊等防止 ) 等級 1 建設住宅性能評価書 (4) 3. 省エネルギー対策 次の (1)~(3) のいずれかに適合すること (3) 下記タイプに適合したリフォームを行う場合 全居室全窓屋根 ( 天井 ) のタ複層ガラス等一定の断熱仕様イ床 外壁 屋根 ( 天井 ) のいずれか 1 種類一定の断熱仕様 断熱等性能等級の等級 3 に適合 居室開口部がA断熱等性能等級の複層ガラス等 イ(2) 一次エネルギー消費量で評価する場合 主たる居室全窓以上いずれか種類タ複層ガラス等一定の高効率設備イ暖房 給湯 換気 その他のいずれか 1 種類一定の高効率設備 一次エネルギー消費量等級の 等級 4 に適合 一定の断熱措置プ一次エネルギー D等級 4 に適合 その他居室 1 室全窓以上複層ガラス等一定の高効率設備プ暖房 給湯 換気 その他のいずれか 2 種類一定の高効率設備 (5)
4. 維持管理 更新の容易性 4-1. 一戸建ての住宅 専用配管の構造 地中埋設管の上に給水管 排水管 コンクリートが打設給湯管がコンクされていないことリート内に埋め込 ( 床下から屋外へ接続まれていないことする部分で 基礎下に ( 貫通部を除く ) 配管されている部分を除く ) 将来的に上記に適合するよう更新すること ( その旨を維持保全計画に記載すること ) 排水管の内面が平滑で 清掃に支障ないように固定されていること ( 改修を行う部分及び厨房に限る ) (6) 7. 住戸面積の確保 ( 必須 ) 床面積の合計が 55 m2以上 1 の階の床面積が 40 m2以上 ( 階段部分を除く ) 8. 居住環境 ( 必須 ) 地区計画 景観計画等の区域内にある場合 新築時にこれらの内容と調和が図られたものであること ( 既存建物への遡及については当該地区計画等の規定に準じる ) 9. 維持保全計画の策定 ( 必須 ) 維持保全の期間 (30 年以上 ) について 次に掲げる事項を定めること 以下の点検の時期 内容イ ) 構造耐力上主要な部分ロ ) 雨水侵入を防止する部分ハ ) 給水 排水の設備インスペクションにより判明した劣化事象についてリフォーム時に補修を行わない場合は 当該部分の点検 補修等の時期 内容を記載すること 左記点検を少なくとも 10 年ごとに実施すること点検の強化等が評価基準適合の条件となる場合は その内容を記載すること etc. (7)
(8) 1. 劣化対策 ( 必須 ) 1-2. 鉄筋コンクリート造 (1) 新築時の性能を評価する場合 (= 劣化対策等級 3 を確認 ) 設計図書等 インスペクションで認められた劣化事象が補修され ( 又は維持保全計画に記載され ) かつ 部位の区分に応じ最小かぶり厚さが一定値以上例 ) 耐力壁 ( 屋内 ) 3cm その他の壁 ( 屋内 ) 2cm 直接土に接する壁 4cm 基礎 6cm など 部位の区分に応じ最小かぶり厚さが一定値以上例 ) 耐力壁 ( 屋内 ) 4cm その他の壁 ( 屋内 ) 3cm 直接土に接する壁 5cm 基礎 7cm など 水セメント比が 50% 以下 水セメント比が 55% 以下 (2) 現状の性能を評価する場合 (3) 共通 直近の大規模修繕時の測定結果 塩化物イオン量 0.6kg/m3 未満 サンプル調査 ( 最上階 最下階 中間階よりサンプルを採取し 測定 ) 建築確認日が昭和 62 年 10 月 1 日以降で特段の劣化事象がない場合は確認不要 中性化深さ築年数に応じた一定値以下 (9)
屋根 ( 天井 ) のタイ(1) 断熱等性能で評価する場合 一定の断熱仕様プA断熱等性能等級の いずれか種類タイ(2) 一次エネルギー消費量で評価する場合 Bイプ一次エネルギーいずれか2 種類タ 2. 耐震性 ( 必須 ) 2-2. 鉄筋コンクリート造 次のいずれかに適合すること 新耐震建築物 耐震診断 Is 0.6 q 1.0 P (Is 0.6 Z C TU S D 0.3 Z) 建築確認日が S56.6.1 以降である検査済証 建築確認日がS56.6.1 以降である確認済証等耐震診断報告書 耐震等級 ( 倒壊等防止 ) 等級 1 建設住宅性能評価書 構造計算書 (10) 3. 省エネルギー対策 次の (1)~(3) のいずれかに適合すること (3) 下記タイプに適合したリフォームを行う場合 全居室全窓複層ガラス等 床 外壁 屋根 ( 天井 ) のいずれか 1 種類一定の断熱仕様 断熱等性能等級の等級 3 に適合 居室開口部が複層ガラス等 主たる居室全窓以上複層ガラス等一定の高効率設備プ暖房 給湯 換気 その他のいずれか 1 種類一定の高効率設備 一次エネルギー消費量等級の 等級 4 に適合 一定の断熱措置 その他居室 4に適合一定の高効率設備D等級 1 室全窓以上複層ガラス等 暖房 給湯 換気 その他のいずれか 2 種類一定の高効率設備 (11)
4. 維持管理 更新の容易性 4-2. 共同住宅等 ( 専用配管 ) 4-3. 共同住宅等 ( 共用配管 ) a. 専用配管 共用配管の構造給水管 排水管 給湯管がコンク地中埋設管の上にリート内に埋め込コンクリートが打設まれていないことされていないこと ( 貫通部を除く ) 将来的に上記に適合するよう更新すること ( その旨を維持保全計画に記載すること ) 排水管の内面が平滑で 清掃に支障ないように固定されていること 専用配管が他住戸の専用部分を貫通しないこと ( 当該部分の点検 清掃を床面から行うことができ 管理者が立ち入れる場合はこの限りではない ) 共用排水管に一定間隔に掃除口が設置されていること 主要接合部等又は共用排水管の掃除口における点検又は清掃可能な開口が設置されていること (12) 4. 維持管理 更新の容易性 4-2. 共同住宅等 ( 専用配管 ) 4-3. 共同住宅等 ( 共用配管 ) b. 維持管理の計画等 浴室排水管がスラブ下に設置されている場合 共用の給排水管の更正 更新が 長期修繕計画に位置づけられ 修繕積立金が適切に積み立てられていること 浴室の床スラブ防水の定期的な改修が長期修繕計画 リフォーム準則等に位置づけられていること (13)
5. 高齢者等対策 共同住宅等に限る a. 共用廊下 b. 共用階段 1 幅員中廊下 1.6m 以上片廊下 1.2m 以上 危険な階段形状でないこと c. 共用階段 2( 2 対象住戸までエレベーターを利用できない場合のみ適用 ) 踏面 240mm 以上 蹴上げ 2+ 踏面 550~650mm 蹴込み 30mm 以内 幅員 900mm 以上 ( 対象住戸までエレベータを利用できない場合 ) (14) 7. 住戸面積の確保 ( 必須 ) 床面積の合計が 40 m2以上 1 の階の床面積が 40 m2以上 ( 階段部分を除く ) 8. 居住環境 ( 必須 ) 地区計画 景観計画等の区域内にある場合 新築時にこれらの内容と調和が図られたものであること ( 既存建物への遡及については当該地区計画等の規定に準じる ) 9. 維持保全計画の策定 ( 必須 ) 維持保全の期間 (30 年以上 ) について 次に掲げる事項を定めること 以下の点検の時期 内容イ ) 構造耐力上主要な部分ロ ) 雨水侵入を防止する部分ハ ) 給水 排水の設備インスペクションにより判明した劣化事象についてリフォーム時に補修を行わない場合は 当該部分の点検 補修等の時期 内容を記載すること 左記点検を少なくとも 10 年ごとに実施すること点検の強化等が評価基準適合の条件となる場合は その内容を記載すること etc. (15)