~ MEMO ~

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2 低入札対策の拡充

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

平成 24 年度公共 事品質確保技術者更新講習 岡山県の品質確保に向けた取り組みについて 平成 24 年 11 2 岡山県土木部技術管理課杉原誠 郎 1 目次 1. 一般競争入札の拡大等入札契約適正化法施行後の取り組み 2. 総合評価方式の本格導入等品確法に基づく取り組み 3. 低入札価格調査制度及

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

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Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

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宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

Microsoft PowerPoint - 【資料6】業務取り組み

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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PowerPoint プレゼンテーション

財営第   号

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Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

Microsoft Word - QandA-tyougai

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一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

技術者等及び現場代理人の適正配置について

Microsoft Word - H30.06

工事名 : 工事工事番号 : 第 - 号工事場所 : 市 町 工事落札者決定基準 落札者決定基準 高度技術提案型 (PC 橋 ) 農林部 分類 評価 ( 審査 ) 項目 評価 ( 審査 ) 内容 評価 ( 審査 ) 基準 配点 技 術 提 案 書 技術提案に係る項目 総合的なコストの縮減に関する項目

建設コンサルタント等の業務入札契約情報公表要領 ( 平成 14 年 3 月 8 日 13 監第 428 号 ) ( 最終改正平成 29 年 3 月 29 日 28 契検第 150 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 県の発注する建設工事に係る測量 調査 設計及び工事監理の業務 ( 以下 建設コンサルタント

管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

(別記2)

Microsoft PowerPoint - 【資料-2】(用地部)H30発注版_総合技術説明資料

Q_3 現場代理人の兼務の取扱いは? A_3 下記のケースに該当する場合は現場代理人の兼務を申請することができます ケースⅠ( 次の (1)~(4) をすべて満たす場合 ) (1) 兼務するすべてが福井市発注の工事であること (2) 兼務できる工事は 2 件以内であること ( 近接工事は合わせて 1

該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

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(別記2)

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働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

重要 建設工事の標準請負契約約款の改正について ( 社会保険への加入の促進 ) 平成 31 年 2 月 6 日 総務部財政課 須坂市では 建設工事等入札参加資格者に社会保険の加入を義務付けており 未加入の下請け企業についても元請企業から加入指導するよう求めています 平成 29 年 7 月 中央建設業

東京都におけるJCIS(コリンズ)の活用について

用地補償総合技術業務 における入札参加条件等 2. 業務実績に関する要件 緩和 従来 企業予定主任担当者にもとめる業務実績要件の期間 過去 10 ヶ年 の業務実績 企業予定主任担当者にもとめる業務実績要件の期間 過去 15 ヶ年 の業務実績 したがって H29 契約案件は平成 14 年度以降に完了し

Microsoft PowerPoint - 【資料-2】(用地部)H31総合技術説明資料

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

現場代理人及び配置技術者の取扱いについて 1 現場代理人の兼任について 現在 同一現場の工事など一部の工事間についてのみ現場代理人の兼任を認めておりますが 中津市公共工事請負契約約款第 10 条第 3 項の規定により 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者 ( 監督員

監督職員用 社会保険等未加入対応マニュアル 1 目的これまで県土整備部においては 県営建設工事入札参加資格審査における社会保険等未加入業者の排除や 建設業許可申請時等における加入指導等の社会保険等加入促進に向けた取組を行ってきたところであるが 国の直轄工事においては 平成 29 年度からすべての下請

第2章 材    料

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

Microsoft Word - ★01H26試行工事.doc

プレゼンテーションタイトル

Microsoft Word 標準型実施手引.doc

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建設工事入札参加業者等指名停止要領について

平成20年度における物品調達等制限付一般競争入札試行の概要

令和 2 3 年度入札参加資格審査の改正について 1 建設工事における令和 2 3 年度入札参加資格審査主観的評価項目の改正 平成 年度 令和 2 3 年度 ア工事成績評点 ( 算定式 ) 最大 点 イ工事件数評点 ( 算定式 ) (H30 業種別最大 - 値 ) ウ優

現場代理人及び主任技術者等の資格要件について 平成 30 年 9 月 18 日 本市では この度銚子市建設工事請負契約約款 ( 工事約款 ) を一部改正し 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 工事約款第 12 条第 4 項 ) を追加しました これを受け 下記のとおり取り扱うこととしますので

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

名取市工事成績調書作成要領 ( 目的 ) 第 1 この要領は 名取市工事検査規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 4 号 以下 規程 という ) 第 13 条第 5 項及び名取市請負工事監督規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 6 号 ) 第 23 条第 1 項の規定に基づき 工事成績調書の作成に関

(4) 業務履行体制計画書 (5) 手持ち業務の状況及び従事技術者 ( 様式第 2 号 ) (6) 配置予定技術者名簿 ( 様式第 3 号 ) (7) 技術者の専任配置誓約書 ( 様式第 4 号 ) (8) 照査技術者名簿 ( 様式第 5 号 ) (9) 手持機械の状況 ( 測量 に限る )( 様式

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資料 - 3 流山市浄水場運転及び維持管理等業務委託 落札者決定基準 平成 30 年 10 月 流山市上下水道局

様式 3 社会保険等一括管理届 ( 一括適用 継続事業一括 ) 11 ページ 本社や支社等ごとに適用されている適用事業所について 本社で人事 給与等が集中的に管理されており 事業主が同一である等 一定の基準を満たすときは 本社において支社等を含めた一つの適用事業所とされる場合があります ( 健康保険

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目次 Ⅰ 本書の位置づけ... 1 Ⅱ 受託者選定の手順... Ⅲ 参加資格審査... 3 Ⅳ 一次審査 ( 基礎審査 )... 3 Ⅴ 二次審査 ( 技術審査 ) 二次審査の考え方... 4 二次審査の審査項目及び配点 入札価格以外の審査項目の得点化方法... Ⅵ 入札

社会保険等加入及び法定福利費を内訳明示した見積書に関する実態調査について 1. 調査の目的 これまでに実施してきた各施策に関する各建設企業における取組状況および施策の現場への浸透状況等を総合的に把握し 社会保険等未加入対策の目標達成を見据えた加入徹底方策を検討することを目的とする 2. 調査の概要


現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

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添付 A02 筑波大学附属病院病棟 B 改修事業にかかる技術提案 交渉方式 ( 設計交渉 施工タイプ ) による公募型プロポーザル優先交渉権者決定基準 2019 年 1 月 15 日 国立大学法人筑波大学

目 次 第 1 審査概要 本書の位置づけ 審査方式 審査体制... 1 第 2 優先交渉権者決定の手順 参加資格審査 基礎審査 加点審査 優先交渉権者の決定... 6 別紙 1 提案内容の審査項目及び評

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

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事務連絡 平成 30 年 11 月 9 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 公共工事の円滑な施工確保について 公共工事の適正な入札及び契約を通じて建設業の健全な発達を図るとともに 平成 30 年 7 月豪雨や平成 30 年北海道胆振東部地震等の大規模災害からの復旧 復興の加速

神崎川橋梁および中島川橋梁耐震性能向上概略設計業務

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社会保険等未加入者及び相指名業者による下請負について(通知)

Microsoft PowerPoint - (※HP用) 005【済】【資料2】H31計画-0304


建築積算士更新講習

について < 一般競争入札の導入について > 及びにおいては すべての団体で導入済み においては 1, 25 団体 (7.%) から 1,239 団体 (72.%) に増加 < 総合評価方式の導入について > 及びにおいては すべての団体で導入済み においては 1, 77 団体 (62.5%) から

Microsoft Word - 工事現場における施工体制点検マニュアル

Microsoft Word - 200_★島根県建設工事関連業務委託低入札対策実施要領(H25.4.1改正)

Microsoft Word - 150_島根県建設工事関連業務委託低入札対策実施要領(H 改正)溶込版Ver3

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適正化法に係る書類 ( 様式目次 ) 下記書類は( 甲 ) 第 23 号に添付の上提出のこと 名 称 様 式 備 考 頁 請負工事において 元 施工体制台帳 請が下請契約を締結し工事適正化推進要領様式第 1 号た場合に提出する 110 再下請負通知書工事適正化推進要領様式第 2 号 112 施工体系

社会体育施設整備事業 ( 仮称 ) 新市民センター整備工事 ( 武道館解体工事 ) に係る 入札参加資格について 次のとおりお知らせしますので 入札参加希望者は申請してく ださい なお この工事の入札は電子入札による条件付一般競争入札とします 平成 31 年 4 月 3 日 綾部市長山崎善也 1 工

2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

国土入企第 5 4 号 平成 31 年 2 月 22 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 技能労働者への適切な賃金水準の確保について 技能労働者の確保 育成のためには 適切な賃金水準の確保等による処遇改善が極めて重要です 国土交通省においては これまでの 6 度にわたる公共工事設計労

Microsoft Word - (改正後全文)島根県建設工事関連業務委託低入札対策実施要領(H 施行)

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PowerPoint プレゼンテーション

四国地方整備局

( 別紙 ) 施工体制台帳に係る書類の提出に関する実施要領 1 目的公共の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 及び建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) に基づく適正な施工体制の確保等を図るため 発注者から直接建設を請け負った建設業者は 施工

掲 示 黒部河川事務所直轄砂防区域 ( 欅平地区 ) の 災害時等支援業務に係る技術資料の公募について 標記について 下記により技術資料を公募する なお 技術資料が提出されても 記 2. の 技術資料の提出を求める対象者 以外の者及び記 3.(3)-1) の 欠格要件 のある者については 協定締結の

令和元年度沖縄県工業技術センター建物診断及び中長期整備計画作成業務 公募型プロポーザル応募説明書 1 業務の概要 1) 業務の内容本業務は 沖縄県工業技術センター建物診断及び診断結果に基づく沖縄県工業技術センター施設に係る中長期の整備計画を作成するものであり その他の与条件については 別添の委託仕様

Transcription:

平成 29 年度第 2 回建設工事等における入札 契約制度の改正説明会 平成 30 年 4 月 1 日施行 日時 : 平成 30 年 2 月 26 日 ( 月 )10:30~ 行政庁舎 2 階講堂 2 月 27 日 ( 火 )10:30~ 行政庁舎 2 階講堂 3 月 2 日 ( 金 )10:30~ 登米合庁 5 階大会議室 3 月 6 日 ( 火 )10:30~ 大崎合庁 1 階大会議室 次 第 1 開会 2 あいさつ 3 説明事項 (1) 建設工事における入札契約制度の改正について 総合評価落札方式の改正について 専任補助者配置による若手技術者の育成対策について 社会保険の加入促進に向けた工事請負契約書の改正について (2) 建設関連業務における入札契約制度の改正について 一般競争入札及び総合評価落札方式の適用拡大について 総合評価落札方式の改正について (3) その他 4 質疑応答 5 閉会

~ MEMO ~

[ 平成 30 年 4 月 1 日施行 ] 目次 1. 建設 事における 札契約制度の改正について (1) 総合評価落札 式の改正について (2) 専任補助者配置による若 技術者の育成対策について (3) 社会保険の加 促進に向けた 事請負契約書の改正について 2. 建設関連業務における 札契約制度の改正について (1) 般競争 札及び総合評価落札 式の適 拡 について (2) 総合評価落札 式の改正について

1. 建設工事における入札契約制度の改正について (1) 建設工事における総合評価落札方式の改正について 1. 総合評価落札方式について 供給される工事の品質と価格を総合的に評価し 最も優れた工事を施工できる者と契約総合評価点の最も高いものが落札候補者となる 2. 総合評価落札方式の評価点 総合評価点 = 価格評価点 + ( 改正 ) 価格以外の評価点 ( 改正 ) 価格評価点の改正は, 全ての型式に適用させるとともに, 価格以外の評価項目の改正については, 標準型 ( 技術提案型 ) 及び高度型を除き適用するものです 1

(1) 建設工事における総合評価落札方式の改正について 改正が必要となる背景改正内容 1 < 価格評価点 直 > 総合評価落札 式, 価格評価点満点 札率 85% に固定して運 してきたが, 平成 29 価格評価点については, 平成 29 年 10 月からの調査基準価格及び失格判断基準額の引年 10 調査基準価格及失格判断基準額引上, 対策強化, 平成き上げにあわせ, ダンピング対策を強化するため, 価格評価点が満点となる入札率を現 30 行の年 485% 1 から,,2 価格評価点ポイント程度引き上げを行うものです 満点 札率現 85%,2 程度引上 算定式 現 満点 札率 = 85%( 固定 ) 改正満点 札率 A(%)= ( 設計純 事費 0.97+ 設計現場管理費 0.7+ 設計 般管理費 0.6) 設計額 100 価格評価点 (y) (A%< 札率 100%) y=(b 2 (1-x 2 /a 2 )) 1/2 価格評価点 (A% 札率 ) 価格評価点 ( 区間 ) y= 簡易型 80 点, 標準型 70 点, 度型 60 点 x: 札率 -A a:105-a b: 簡易型場合 80 点標準型の場合 70 点 度型場合 60 点 2 (1) 建設工事における総合評価落札方式の改正について 改正内容 2 < 価格以外の評価項 の拡充 > 然災害の増加や激甚化, さらには インフルエンザの発 など, 災害の多様化に伴い, 多様な防災協定を締 結企業災害時迅速対応備企業適切評価, 地域貢献評価項, 防災協定の有無の評価を拡充するとともに, 災害の応急対応等に備えた訓練についても評価を拡充する 標準型の場合 技術力 社会性 地域性 施工計画等 評価の視点 企業評価 配置技術者評価 労働福祉 地域 貢献 震災貢献 施工計画等 評価項目 現行 H30.4 改正評価点評価点 6 点 6 点 8 点 8 点 2 点 2 点 県内企業の活用計画割合 1.000 1.000 宮城県または県内市町村の管理する道路の除融雪業務の実績 ( 過去 5 年間 ) 1.000 1.000 宮城県または県内市町村の施設管理業務の実績 ( 過去 5 年間 ) 1.000 1.000 宮城県のスマイルサポーターとしての実績 ( 過去 5 年間 ) 0.250 0.250 防災協定締結の有無 7 点 1.500 9.5 点 2.000 災害対策基本法に基づく指定地方公共機関等の有無 2.000 訓練実施の有無 ( 過去 1 年間 ) - 1.000 県内での災害における地域貢献の実績の有無 ( 過去 5 年間 ) 1.000 1.000 県内での企業の社会的責任等 (CSR) の実績 ( 過去 2 年間 ) 0.750 0.750 東日本大震災での対応実績 2 点 2 点 15 点 15 点 合計 40.00 42.50 備考 評価項目の分割 多様な防災協定を適正に評価するため 防災協定締結の有無 の評価を拡充 評価項目の追加 災害の応急対応等に資する 訓練実施の有無 の評価項目を追加 3

(2) 専任補助者配置による若手技術者の育成対策について 若手技術者の確保 育成に向けた評価方法を導入します 導入する背景 1. 本県では, 建設業就業者の高齢化や新規学卒者の就職者数の減少が進んでいることから, 新 みやぎ建設産業振興プラン において, 将来のみやぎの建設産業を担う人材の確保 育成 という基本目標の下に 若手の早期活躍の推進 に関する施策を展開することとしている 2. 総合評価落札方式では, 配置技術者としての経験の有無が直接加点につながるため, 企業は, 経験の少ない若手技術者より経験豊富なベテランの技術者を配置して入札に参加している そのため, 若手技術者が経験を積む機会が失われている 総合評価落札方式において若手技術者 (35 歳未満 ) の早期活躍を推進するため 専任補助者制度を導入 ( 平成 30 年 4 月改正 ) 4 (2) 専任補助者配置による若手技術者の育成対策について 総合評価落札方式における若手技術者の確保 育成に向けた評価方法を導入 若 監理 ( 主任 ) 技術者 (35 歳未満 ) を配置し, 専任補助者を配置する場合は, 総合評価の配置予定技術者の評価について, 当該専任補助者の成績, 実績等を評価することとする 専任補助者配置 事完了場合, 監理 ( 主任 ) 技術者及び専任補助者の両 の実績と認める 10km 圏内であれば, 同 の専任補助者が 2 つの建設 事を兼務することが出来る 現在は, 配置技術者のみが評価対象 5

(3) 社会保険の加入促進に向けた工事請負契約書の改正について社会保険加入は, 法令上の義務です ここでいう社会保険とは, 健康保険, 厚生年金保険, 雇用保険の 3 保険です すべての下請企業を社会保険加入企業に限定します ( 一人親方及び常用労働者が 4 人以下の個人事業主を除く ) 建設工事請負契約書の改正 ( 平成 30 年 4 月改正 ) 建設工事元請 下請け適正化要綱の改正 ( 平成 30 年 4 月改正 ) 改正が必要となる背景 平成 29 年 7 月に中央建設業審議会から, 公共工事標準請負契約約款に, 下請を社会保険加入企業に限定する規定が示されました 宮城県においても建設業における社会保険加入の徹底を図るため, 建設工事請負契約書を改正し, すべての下請企業を社会保険加入企業に限定するものです 6 (3) 社会保険の加入促進に向けた工事請負契約書の改正について 例外として下請負人とすることができる場合 ( 一次下請 ) 次の 1 と 2 の両方に該当する場合には, 社会保険未加入企業でも下請負人とすることができます 1 その者を下請負人としなければ, 工事の施工が困難となるなど特別の事情があると発注者が認める場合 2 発注者の指定する期間内に社会保険の加入手続を行い, 発注者にその確認書類を提出した場合 例外として下請負人とすることができる場合 ( 二次下請以下 ) 次の 1 と 2 のいずれかに該当する場合には, 社会保険未加入企業でも下請負人とすることができます 1 その者を下請負人としなければ, 工事の施工が困難となるなど特別の事情があると発注者が認める場合 2 発注者が通知をした日から30 日以内に受注者が社会保険加入手続きを行った確認書類を提出した場合 7

2. 建設関連業務における入札契約制度の改正について (1) 建設関連業務の一般競争入札及び総合評価落札方式の適用拡大について 一般競争入札及び総合評価落札方式を段階的に適用拡大します 適用を拡大する背景 1. 建設関連業務において, より透明性, 公平性及び競争性を高めるため, 一般競争入札の適用拡大が求められていること 2. 過度な価格競争を防止するとともに, 震災復興後の事業環境を見据え, 技術力 専門力に優れた, 地域を支える優良企業の受注機会の確保を図る必要があること 総合評価落札方式の適用拡大 平成 30 年 4 月改正 一般競争入札 現行改正 金額 : 設計額 ( 税込 ) 測量業務 1 千万円以上 5 百万円以上 うち総合評価落札方式 1 千万円以上 1 千万円以上 5 百万円以上 1 千万円未満 (50% ( 半数以上 )) 建設コンサルタント業務等 - 1 千万円以上 うち総合評価落札方式 - 2 千万円以上 上記表の建設コンサルタント業務等には, 地質調査業務, 補償コンサルタント業務及び建築設計業務を含みます 8

(2) 建設関連業務における総合評価落札方式の改正について 改正が必要となる背景改正内容 1 < 価格評価点 直 > 総合評価落札 式, 価格評価点満点 札率 60% 固定運, 平成 29 年価格評価点については, 平成 29 年 10 月からの調査基準価格及び失格判断基準額の引 10 からの調査基準価格及び失格判断基準額の引き上げにあわせ, ダンピング対策を強化するため, 平成 30 き上げにあわせ, ダンピング対策を強化するため, 価格評価点が満点となる入札率を現 年行の 4 85% 1 から, 価格評価点,2ポイント程度引き上げを行うものです 満点 札率現 60%,10 程度引上 算定式 現 満点 札率 = 60%( 固定 ) 改正満点 札率 = 業務毎算定調査基準価格 0.9 設計額 100 価格評価点 (y) 50 入札価格 Y= (1.1- ) 調査基準価格 0.9 予定価格 1.1- 予定価格 価格評価点が50 点以上となった場合は 50 点に置き換える 標準型 簡易型 ( 実施方針型及び実績重視型 ) の全ての型式に適用 9 (2) 建設関連業務における総合評価落札方式の改正について 改正内容 2 < 価格以外の評価項 の拡充 > 総合評価落札 式段階的拡 当, 過度価格競争防, 技術 専 優地域 優良企業育成及受注機会確保図, 建設関連業務優良表彰実績災害時地域貢献の実績など, 価格以外の評価点を拡充する 企業評価 評価の視点 評価項目 現行評価点 H30.4 改正評価点 備考 過去 5 年間の同種業務の実績 4 4 資格 実績等 専門技術力 過去 2 年間の担当した同種業務の成績 ( 最高点 ) 4 4 過去 5 年間の業務表彰の実績 - 2 新規追加項目 企業評価 業務の品質 社会的責任 業務実施体制 品質管理 ISO9001 認証の取得 2 2 情報収集力 過去 5 年間の当該業務箇所, 周辺での業務実績 4 4 過去 2 年間の会社としてのボランティア活動の実績 2 2 地域貢献 過去 2 年間の県内での災害時における地域貢献の実績 - 2 新規追加項目 環境対策 ISO14001 又は, みちのくEMS 認証の取得 2 2 労働福祉 障害者雇用条件 2 2 再委託状況 (-6) (-6) 事故及び不誠実な行為 指名停止または文書警告 (-6) (-6) 小計 20 24 10

(2) 建設関連業務における総合評価落札方式の改正について 技術者評価 技術者評資格 実績等価(管理技術専任性者)技術者資格等 2 2 資格要件 技術者の継続的学習状況 4 4 過去 5 年間の同種業務の実績 4 4 専門技術力 過去 2 年間に担当した同種業務の成績 ( 最高点 ) 2 4 点数拡充 過去 5 年間に担当した業務の表彰の実績 - 2 新規追加項目 情報収集力 過去 5 年間の当該業務箇所, 周辺での業務実績 4 4 手持ち業務数 4 4 小計 20 24 実施 針 実施方針 業務理解度 業務の目的 設計条件 業務の目的と設計条件の理解度 4 4 実施手順業務実施手順業務実施手順の妥当性等 1 2 業務提案 業務の手法照査における具体の手法 工夫等 4 2 その他有益な代替案や重要事項の指摘等 1 2 配点変更 東北地方整備局の評価の着目点及び判断基準等に準拠 小計 10 10 技術提案 変更無 技術提案 全体 各課題の整合性 25 25 業務提案 1~3 各課題に対する回答の的確性, 実現性, 独創性 25 25 小計 50 50 合計 ( 標準型 ) 価格以外の評価点合計 100 108 標準型 簡易型 ( 実施方針型及び実績重視型 ) の全ての型式に適用 11 施行日について 平成 30 年 4 月 1 日以降に公告又は通知する案件から適用します 12