4. 目次 1. 概要 特長 用途 目次 ブロック図 オーダリングガイド ピン配置と機能説明... 5 ピン配置... 5 機能説明 絶対最大定格 推奨動作条件... 7

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AP1150 出力電流 200mA, 高 PSRR, 低出力ノイズ LDO レギュレータ出力電圧固定タイプ 1. 概要 AP1150は 出力電流 200mAを安定に供給できるOn/Offコントロール付低飽和レギュレータICです 出力電圧は高精度にトリミングされ 1.3Vより9.5Vの間で0.1Vステップで設定できます このため使用されるセットに最適な電圧を選択することができます 出力側のコンデンサは 出力電圧が1.8V 以上では 0.1μFの小型セラミックコンデンサが使用可能です ICの保護回路として 過電流保護回路と過熱保護回路を内蔵しています パッケージは SOT23-5 (AP1150ADSXX) の他に放熱性の高いExposed Pad 付き小型 低背パッケージ PLP1822-6 (AP1150AEUXX) を採用しているため セットの小型化にも貢献します 2. 特長 動作周囲温度 入力電圧 出力電流 出力電圧の設定可能範囲 出力電圧精度 入出力電圧差 リップルリジェクション 低ノイズアプリケーション対応可 小型セラミックコンデンサ使用可能 出力 On/Offコントロール付 (High active) 過電流保護機能 過熱保護機能内蔵 パッケージ -40~85 C 2.1~14.0V 200mA 1.3~9.5V ±1.5% or ±50mV 120mV at Iout=100mA 80dB at 1kHz AP1150ADSXX : SOT23-5 AP1150AEUXX : PLP1822-6 (Exposed Pad 付き ) 3. 用途 RF 電源 低ノイズの撮像機器 高速 / 高精度の A-D D-A オペアンプ PLL VCO ミキサ LNA デジタルカメラ オーディオ機器 計測機器 高精度電源 スイッチング電源のポストレギュレーター 車載インフォテイメント 014011331-J-01-1 - 2017/03

4. 目次 1. 概要... 1 2. 特長... 1 3. 用途... 1 4. 目次... 2 5. ブロック図... 3 6. オーダリングガイド... 4 7. ピン配置と機能説明... 5 ピン配置... 5 機能説明... 5 8. 絶対最大定格... 7 9. 推奨動作条件... 7 10. 電気的特性... 8 電気的特性 (Ta=Tj=25 C)... 8 電気的特性 (Ta=-40~85 C)... 10 11. 動作説明... 12 11.1 DC 特性... 12 11.2 DC 温度特性... 14 11.3 AC 特性... 15 11.4 安定動作に関して... 20 11.5 On/Off コントロール... 21 11.6 ノイズパス端子... 22 11.7 出力端子 ( ) - GND 短絡評価時の注意点... 22 11.8 パッケージの熱抵抗と許容損失... 22 12. 用語の定義... 24 特性関連... 24 保護回路関連... 24 13. 外部接続回路例... 25 外部接続回路例... 25 レイアウト例... 25 14. パッケージ... 26 外形寸法図 マーキング... 26 SOT23-5... 26 PLP1822-6... 26 15. 改訂履歴... 27 重要な注意事項... 28 014011331-J-01-2 - 2017/03

5. ブロック図 V IN Protection Control Circuit OCL TSD V CONT 320k Bandgap Reference - + 500k NP GND Figure 1. ブロック図 014011331-J-01-3 - 2017/03

6. オーダリングガイド AP1150ADSXX Ta = -40 to 85 C SOT23-5 AP1150AEUXX Ta = -40 to 85 C PLP1822-6 出力電圧コード出力電圧コードについては Table 1 にて確認ください Table 1 の出力電圧ラインナップ以外のご検討については弊社販売代理店までご確認願います AP1150ADSXX AP1150AEUXX Output voltage code Output voltage code Table 1. 出力電圧コード XX XX XX XX 15 1.5 30 3.0 40 4.0 50 5.0 18 1.8 33 3.3 45 4.5 54 5.4 014011331-J-01-4 - 2017/03

ピン配置 SOT23-5 7. ピン配置と機能説明 PLP1822-6 V CONT 1 5 V IN NP 1 6 GND 2 N.C 2 Exposed -PAD 5 GND V CONT 3 4 V IN NP 3 4 (Top View) (Top View) 機能説明端子番号 SOT23 PLP1822-5 -6 名称等価回路説明 V CONT 1 3 V CONT 320kΩ 500kΩ On/Off コントロール端子プルダウン抵抗 (500kΩ) を内蔵しています 2 5 GND GND 接地端子 NP 3 1 NP ノイズパス端子容量を GND 端子間に接続して下さい 014011331-J-01-5 - 2017/03

SOT23-5 端子番号 PLP1822-6 名称等価回路説明 V IN Vin 4 6 出力端子 V REF 5 4 V IN 入力端子 - 2 N.C. ノンコネクション - Exposed Pad - GND 設置端子 放熱用パッド 放熱用パッドは必ず GND に接続してください 014011331-J-01-6 - 2017/03

8. 絶対最大定格 Parameter Symbol min max Unit Condition 電源電圧 V CC(MAX) -0.4 16 V 出力端子逆バイアス V REV(MAX) -0.4 6 V 2.0V -0.4 12 V 2.1V Np 端子電圧 V NP(MAX) -0.4 5 V Vcont 端子電圧 V CONT(MAX) -0.4 16 V 動作時最大接合温度 Tj - 150 C 保存温度範囲 T STG -55 150 C 許容消費電力 P D - 500 mw (Note 1) - 1500 mw (Note 1) Note 1. JEDEC51-3 準拠 4 層基板使用時のパッケージの熱抵抗 (θ JA ) SOT23-5 : θ JA =250 C /W PLP1822-6 : θ JA =83 C /W Ta=25 C 以上では Figure 2でディレーティングしてください 注意 : この値を超えた条件で使用した場合 デバイスを破壊することがあります また 通常の動作は保証されません Figure 2. ディレーティングカーブ 9. 推奨動作条件 Parameter Symbol min typ max Unit Condition 動作周囲温度 Ta -40-85 C 動作電圧範囲 V OP 2.1-14 V 出力電圧範囲 1.3-9.5 V 014011331-J-01-7 - 2017/03

10. 電気的特性 電気的特性 (Ta=Tj=25 C) 限界値の記載されている項目は Ta=Tj=25 C に対して適用されます (V IN =(TYP ) +1V,V CONT =1.8V,Ta=Tj=25 C) Parameter Symbol Condition min typ max Unit 出力電圧 =5mA (Table 2) V 入力安定度 LinReg V IN =5V - 0.0 5.0 mv 負荷安定度 入出力間電圧降下 (Note 2) LoaReg V DROP =5mA~100mA =5mA~200mA (Table 2) mv mv =50mA - 80 140 mv =100mA - 120 210 mv =180mA (2.1V 2.3V) =200mA (2.4V ) - 230 350 mv - 200 350 mv 最大出力電流 (Note 3) (MAX) =(TYP) 0.9 240 320 - ma 出力短絡電流 (Note 3) I SHORT - 360 - ma 消費電流 I Q =0mA - 63 100 μa スタンバイ電流 I STANDBY V CONT =0V - 0.0 0.1 μa 無効電流 I GND =50mA - 1.0 1.8 ma コントロール端子 (V CONT ) コントロール端子電流 I CONT V CONT =1.8V - 5.0 15.0 μa ON state 1.8 - - V コントロール端子電圧 V CONT OFF state - - 0.35 V Note 2. 出力電圧 2.0V 以下の製品は入出力間電圧降下項目の規格は有りません Note 3. 最大電流値は許容消費電力に制限されます 014011331-J-01-8 - 2017/03

Table 2. 出力電圧及び負荷安定度 Part Number AP1150ADS15 AP1150AEU15 AP1150ADS18 AP1150AEU18 AP1150ADS30 AP1150AEU30 AP1150ADS33 AP1150AEU33 AP1150ADS40 AP1150AEU40 AP1150ADS45 AP1150AEU45 AP1150ADS50 AP1150AEU50 AP1150ADS54 AP1150AEU54 Output Voltage = 100mA Load Regulation = 200mA min typ max typ max typ max V V V V V mv V 1.450 1.500 1.550 10 23 21 49 1.750 1.800 1.850 10 24 22 51 2.950 3.000 3.050 11 27 26 61 3.250 3.300 3.350 12 28 27 64 3.940 4.000 4.060 13 30 29 69 4.432 4.500 4.568 13 31 31 73 4.925 5.000 5.075 14 32 33 78 5.319 5.400 5.481 14 33 34 81 014011331-J-01-9 - 2017/03

電気的特性 (Ta=-40~85 C) 限界値の記載されている項目は Ta= -40~85 C に対して適用されます (V IN =(TYP ) +1V,V CONT =1.8V,Ta= -40~85 C) Parameter Symbol Condition min typ max Unit 出力電圧 =5mA (Table 3) V 入力安定度 LinReg V IN =5V - 0.0 8.0 mv 負荷安定度 入出力間電圧降下 (Note 4) LoaReg V DROP =5mA~100mA =5mA~200mA (Table 3) mv mv =50mA - 80 180 mv =100mA - 120 270 mv =180mA (2.2V 2.3V) =200mA (2.4V ) - 230 390 mv - 200 390 mv 最大出力電流 (Note 5) (MAX) =(TYP) 0.9 220 320 - ma 出力短絡電流 (Note 5) I SHORT - 360 - ma 消費電流 I Q =0mA - 63 120 μa スタンバイ電流 I STANDBY V CONT =0V - 0.0 0.5 μa 無効電流 I GND =50mA - 1.0 2.2 ma コントロール端子 (V CONT ) コントロール端子電流 I CONT V CONT =1.8V - 5.0 15.0 μa コントロール端子電圧 V CONT ON state 1.8 - - V OFF state - - 0.35 V Note 4. 出力電圧 2.1V 以下の製品は入出力間電圧降下項目の規格は有りません Note 5. 最大電流値は許容消費電力に制限されます 014011331-J-01-10 - 2017/03

Table 3. 出力電圧及び負荷安定度 Part Number AP1150ADS15 AP1150AEU15 AP1150ADS18 AP1150AEU18 AP1150ADS30 AP1150AEU30 AP1150ADS33 AP1150AEU33 AP1150ADS40 AP1150AEU40 AP1150ADS45 AP1150AEU45 AP1150ADS50 AP1150AEU50 AP1150ADS54 AP1150AEU54 Output Voltage = 100mA Load Regulation = 200mA min typ max typ max typ max V V V V V mv V 1.420 1.500 1.580 10 27 21 63 1.720 1.800 1.880 10 28 22 63 2.920 3.000 3.080 11 32 26 83 3.217 3.300 3.383 12 33 27 88 3.900 4.000 4.100 13 36 29 100 4.387 4.500 4.613 13 38 31 109 4.875 5.000 5.125 14 40 33 117 5.265 5.400 5.535 14 41 34 124 014011331-J-01-11 - 2017/03

11.1 DC 特性 入力安定度 11. 動作説明 負荷安定度 (mv) 15 10 5 ±0-5 -10-15 -20-25 -30-35 0 5 =1.5V 2.0V 3.0V 4.0V 5.0V 10 15 20 V IN (V) (mv) 10 5 ±0-5 -10-15 -20-25 -30-35 -40 0 50 =2.0V =3.0V =5.0V 100 150 200 (ma) Vin vs Vout レギュレーションポイント (2.1V (typ)) (mv) 20 =0mA ±0-20 -40-60 -80-100 =200mA -120-140 -160-180 in 50mA steps -200-100 0 100 200 300 V IN (mv) 入出力間電圧降下 V DROP (mv) ±0-20 -40-60 -80-100 -120-140 -160-180 -200 0 100 200 (ma) 出力短絡電流 逆バイアス電流 5.0 4.0 60 50 40 =2V =3V (V) 3.0 2.0 I REV (µa) 30 20 10 =5V 0.0 0 0 100 200 300 400 500 0 (ma) 2 4 6 8 10 V REV (V) 014011331-J-01-12 - 2017/03

コントロール端子電流 On/Off ポイント 無効電流 Ι CONT (µa) 20.0 18.0 16.0 14.0 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 0.0 1.0 Ι CONT 2.0 3.0 4.0 5.0 V CONT (V) I Q (ma) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 0 50 100 150 200 (ma) スタンバイ電流 (V CONT =0V) 1µ 100n 10n I S (A) 1n 100p 10p 1p 0 5 10 15 20 V IN (V) 014011331-J-01-13 - 2017/03

11.2 DC 温度特性 最大出力電流 消費電流 400 12.0 Ι OUT.MAX (ma) 380 360 340 320 300 280 260 240-50 =.TYP -0.3V -25 ±0 +25 +50 +75 +100 T A, Ambinet Temperature( C) Ι Q (ma) 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0-50 Ι OUT =200mA Ι OUT =150mA Ι OUT =100mA Ι OUT = 60mA 30mA -25 ±0 +25 +50 +75 +100 T A, Ambinet Temperature( C) 入出力間電圧降下 コントロール端子電流 V DROP (mv) 300 250 200 150 100 50 0-50 =200mA =150mA =100mA =60mA =30mA -25 ±0 +25 +50 +75 +100 T A, Ambinet Temperature( C) Ι CONT (µa) 18.0 16.0 14.0 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0-50 V CONT =4.0V V CONT =3.0V V CONT =2.0V V CONT =1.8V -25 ±0 +25 +50 +75 +100 T A, Aµbinet Teµperature( C) コントロール端子 On/Off ポイント V CONT (V) 1.6 1.5 1.4 1.3 1.2 V CONT (On point) 1.1 1.0 0.9 V CONT (Off point) 0.8 0.7 0.6-50 -25 ±0 +25 +50 +75 +100 T A, Ambinet Temperature( C) 014011331-J-01-14 - 2017/03

11.3 AC 特性 Ripple Rejection リップルリジェクション特性は出力側に接続されるコンデンサの特性 容量値に依存します また出力電圧設定値によって特性が異なります 50kHz 以上の RR 特性については出力側のコンデンサと PCB で大きく変わりますので 必要に応じて動作状態での確認をお願い致します C L =0.22µF, 1.0µF : MLCC 測定条件 ( 定数指定の無い場合 ) V IN =5.0V (V IN =(TYP) +2V) =3.0V =10mA V R =500mV P-P f=100hz to 1MHz C NP =0.01µF C L =1.0µF, 10µF: MLCC C NP =0.1µF, 0.01µF : MLCC C L =1.0µF(MLCC) C NP =0.1µF=0.01µF (MLCC) C L =10µF(MLCC) 014011331-J-01-15 - 2017/03

Output Noise 低ノイズを要求される時には C L を大きくするよりも C NP を大きくする方が効果的です C NP 容量は 0.01μF~0.1μF をお勧めします ノイズ量は高い出力電圧品ほど多くなります Output Noise vs. Noise Pass Capacitance =30mA Output Noise vs. Output Voltage =30mA, C NP =0.01µF, C L =1.0µF(Tantal) Noise(uVrms) 300 250 200 150 100 50 CL=MLCC CL=Tantal 0 1p 10p 100p 1000p 0.01u 0.1u C NP(F) CL=0.22uF CL=0.47uF CL=1.0uF CL=2.2uF CL=10uF Noise(uVrms) 65 60 55 50 45 40 35 30 25 20 15 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 (V) Output Noise vs. Output Current C L =Tantal, C NP =0.01µF Output Noise vs. Output Current C L =MLCC, C NP =0.01µF Noise(uVrms) 65 60 55 50 45 40 CL=0.22uF CL=0.47uF CL=1.0uF CL=2.2uF CL=10uF Noise(uVrms) 65 60 55 50 45 40 CL=0.22uF CL=0.47uF CL=1.0uF CL=2.2uF CL=10uF 35 35 30 30 25 0 50 100 150 200 25 0 50 100 150 200 (ma) (ma) Output Noise Level(1/f) vs. Frequency =10mA, C IN =10µF, C L =0.22µF(MLCC) 10 1 C NP=0.01uF C NP=0.1uF Noise(Uv/ Hz) 0.1 0.01 0.01 0.1 1 10 100 Frequency ( khz) 014011331-J-01-16 - 2017/03

On/Off Transient 立ち上がり時間は C L C NP が大きいと遅くなります 立ち上がり時間は C L C NP に依存し 立ち下り時間は CL に依存します Parameter: C L =0.22µF, 2.2µF, 10µF Fixed: C NP =0.001µF V CONT off on 0.22µF 2.2µF 10µF 測定条件 ( 定数指定の無い場合 ) V CONT =0V 2.0V@f=100Hz =30mA C IN =1.0µF C L =2.2µF C NP =0.001µF Vertical: 1.0V/div Horizontal: 10µsec/div Parameter: C NP =100pF, 0.001µF, 0.01µF Fixed: C L =2.2µF Parameter: C NP =0.001µF, 0.01µF, 0.1µF Fixed: C L =2.2µF on on V CONT off 100pF 0.001µF off 0.001µF 0.01µF 0.01µF 0.1µF Vertical: 1.0V/div Horizontal: 1.0msec/div 014011331-J-01-17 - 2017/03

Load Transient 負荷電流を多少流しておくことで負荷変動を改善できます 速く大きな電流変化がある時 負荷側コンデンサを大きくしてください 電圧変動を小さく出来ます =5mA 35 ma 35mA 5mA 測定条件 ( 定数指定の無い場合 ) V CONT =2.0V C IN =1.0µF C L =2.2µF C NP =0.001µF Vertical: 50mV/div Horizontal: 10µsec/div Parameter: C L =0.22µF, 2.2µF, 10µF Fixed: C NP =0.001µF Parameter: C L =0.22µF, 2.2µF, 10µF Fixed: C NP =0.001µF 35mA 35mA 5mA 5mA 0.22µF 2.2µF 10µF Vertical: 50mV/div Horizontal: 5.0µsec/div 10µF 2.2µF 0.22µF Vertical: 50mV/div Horizontal: 5.0µsec/div =30mA 0mA, 35mA 5mA =0mA 30mA, 5mA 35mA 30mA, 35mA 0mA, 5mA =30 to 0mA 30mA, 35mA 0mA, 5mA =0 to 30mA =35 to 5mA Vertical: 50mV/div Horizontal: 1msec/div Vertical: 100mV/div Horizontal: 10µsec/div =5 to 35mA 014011331-J-01-18 - 2017/03

Line Transient V IN =(TYP) +1.0V +2.0V =30mA,V CONT =1.8V,C IN =1.0µF,CL=2.2µF C NP =0.001µF C L =0.22µF, 2.2µF, 10µF C NP =0.001µF C L =0.22µF C L =2.2µF C L =10µF C NP =0.001µF, 0.01µF, 0.1µF C L =2.2µF,TYP +2.0V V IN,TYP +1.0V C NP =0.001µF C NP =0.01µF C NP =0.1µF 014011331-J-01-19 - 2017/03

11.4 安定動作に関して AP1150 は レギュレータのループ安定性を維持するために 入力コンデンサと出力コンデンサを必要とします 入力コンデンサ (C IN ) 入力コンデンサは電池が消耗し電源インピーダンスが増加した時 あるいは電源までの引き回しラインが長い場合必要です このコンデンサは複数のレギュレータ IC を使用しても 1 個で十分である場合あるいは IC 毎に必要な場合もあります 一概に言えません 実装状態で確認をお願いいたします アプリーケーションの推奨値は C IN =1.0uF です 出力コンデンサ (C L ) AP1150 は 0.1μF( 2.0V) の出力側コンデンサ (C L ) で安定動作します 全使用温度範囲において C L が 0.1μF 以上であれば ESR を考慮せずに セラミックコンデンサだけでなくタンタルコンデンサも使用できます 但し 容量部品にはばらつきが有りますので 出来るだけ容量は大きくしてご使用下さい 大きい容量値ほど出力ノイズとリップルノイズは減小し 更に さらに出力側負荷変動に対する応答性も向上します 容量を大きくすることで IC が破損することはありません 又 低出力電圧品は発振し易くなりますので CL 容量を大きくするかタンタルコンデンサをご使用ください タンタルコンデンサのほうがより小さい値で同じ安定性を得られます これはタンタルコンデンサの ESR がダンピング抵抗として働き IC がより安定な動作をすると考えられます アプリーケーションの推奨値は C L =1.0uF です Figure 3は少電流域を除き0.1uFのセラミックコンデンサで安定動作する事を意味します 低電圧及び少電流領域では容量を大きくしなければ安定動作しません 使用電圧 使用電流 により最適な出力コンデンサを選定してください 出力側コンデンサ (C L ) は大きいほど安定動作します ( 安定動作領域は広がります ) 出来るだけ大きい容量をご使用ください 150mA 以上は記載されていませんが150mAと同等以上の安定動作となります =1.5 to 1.9V =2.0V =3.0V =4.0V =5.0V 100 100 100 100 100 10 Stable area C L =0.1mF 10 Stable area C L =0.068mF 10 Stable area C L =0.068mF 10 Stable area C L =0.068mF 10 Stable area C L =0.068mF ESR(Ω) ESR(Ω) ESR(Ω) ESR(Ω) ESR(Ω) 1 1 1 1 1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.01 0 50 100 (ma) 150 0.01 0 50 100 (ma) 150 0.01 0 50 100 (ma) 150 0.01 0 50 100 (ma) 150 0.01 0 50 100 (ma) 150 All stable: CL 0.22µF All stable: CL 0.1µF Figure 3. 出力電圧 / 電流安定動作領域特性 014011331-J-01-20 - 2017/03

Note 6. 評価に使用したコンデンサ製品京セラ製 CM05B104K10AB CM05B224K10AB CM105B104K16A CM105B224K16A CM21B225K10A 村田製 GRM36B104K10 GRM42B104K10 GRM39B104K25 GRM39B224K10 GRM39B105K6.3 等 セラミックコンデンサの電圧 温度特性例一般的にセラミックコンデンサには温度特性 電圧特性があります 使用される電圧 温度を考慮し部品の選定をお願いします B 特性をお勧めいたします 容量値 vs. バイアス電圧特性 容量値 vs. 温度特性 100 % 100 % 90 B 特性 90 B 特性 Capacitance 80 70 60 F 特性 Capacitance 80 70 60 F 特性 50 50 0 2 4 6 8 10 Bias Voltage(V) -50-25 0 25 50 75 100 Ta( ) 11.5 On/Off コントロールレギュレータ以後の回路が非動作時に レギュレータは Off にしてください レギュレータの出力にハイサイド SW を使用せずにレギュレータの On/Off コントロールの使用をお勧めします 高精度な出力電圧と低ドロップ電圧を得られます 電力損失の少ない設計ができます Vcont 端子電流が少ない為 CMOS ロジックで直接コントロール可能です Vcont 端子には 500kΩ のプルダウン抵抗を内蔵しています Table 4. コントロール端子電圧と動作状態 コントロール端子電圧 (Vcont) 動作状態 V CONT > 1.8V ON V CONT < 0.35V OFF AP1150 を並列接続して On/Off コントロール制御する場合 低電圧側 IC(Figure 4 の AP1150ADS20) のパワーロスが大きいため 過熱する心配が有ります 必要に応じ Figure 4 のように抵抗 (R) を使用し電力損失の低減をして下さい V IN AP1150ADS50 5.0V R AP1150ADS33 AP1150ADS20 3.3V 2.0V On/Off cont. Figure 4. 並列接続時の On/Off コントロール制御 014011331-J-01-21 - 2017/03

11.6 ノイズパス端子ノイズとリップルリジェクション特性は NP 端子容量に拠り変わります C NP の容量が大きいほど低周波域のリップルリジェクション特性が良くなります 標準値は C NP =0.001μF です 出力ノイズやリップルリジェクションが重要な設計では C NP を大きくして下さい コンデンサを大きくしても IC は壊れません NP 端子容量により On/Off の切り替えスピードが変わります 切り替えスピードは容量が大きいと遅くなります 11.7 出力端子 ( ) - GND 短絡評価時の注意点出力端子に付く C L (C 成分 ) と短絡線 (L 成分 ) による共振現象で 出力端子がマイナス電位と成ります 出力端子がマイナス側に入ると IC 内で寄生トランジスタが動作し 最悪の場合 IC 内でラッチアップ現象が起きる為パッケージの焼損 ( 白煙 ) や破損に至ります 上記共振現象はコンデンサの ESR 値が小さいセラミックコンデンサ等に於いて顕著に現れます この現象の対策として 短絡線と直列に 2Ω 以上の抵抗を接続して短絡する事で共振現象の低減が行えます これにより IC 内でのラッチアップ現象が防止出来ます ESR の大きいタンタル及び電解コンデンサでは 一般的に ESR 値が 2Ω 以上有り共振現象の影響が少なくなります また お客様セット上の制約等で上記のような対策を行えない場合は GND 端子と出力端子の間にショットキーダイオードを挿入してください これにより IC 内部内の寄生トランジスタが動作しなくなります 結果 寄生トランジスタが動作しないのでラッチアップを回避できます 11.8 パッケージの熱抵抗と許容損失 PCB 実装時の熱抵抗の算出動作時のチップ接合温度は 次式で示されます Tj = θ JA PD + 25 AP1150の接合部温度 (T j ) は 過熱保護回路により約 150 で制限されています P D は過熱保護回路を動作させた時の値です 周囲温度を25 Cとすると熱抵抗 (θ JA ) は下記の式で求めることができます 150 = θ JA PD + 25 θ JA PD + 25 = 150 θ JA PD = 125 125 θ JA = ( C/W) P D 簡単にP D を求める方法 PCBにICを実装してください P D はICの出力側を短絡した時のV IN Iinと成ります 出力端子をGND と短絡して入力電圧を徐々に上げて行き入力電流を測定します 入力電圧を10V 位まで徐々に上げます 初期の入力電流値は瞬間最大出力電流値となりますが チップの温度上昇により徐々に減少し 最終的には熱的平衡状態 ( 自然空冷 ) となります 一定に成った時の入力電流値と入力電圧値を用いて計算します P D (mw) Vin(V) Iin(mA) 最高温度時の最大使用可能電流最高動作温度時に使用可能電流は Figure 5のグラフで求める事が出来ます Figure 5のグラフから求められたDP D 値より 最高温度時の最大使用可能電流は次式で求めることが出来ます Iout DP V Vout { ( )} D in, MAX 014011331-J-01-22 - 2017/03

P D (mw) P D DP D 2 5 0 25 50 (75) 100 4 3 150 C 1:P D を求める ( 出力短絡時の V IN I IN ) 2:P D を 25 C の線上にプロットする 3:P D と 150 C の線を直線で結ぶ ( 太実線 ) 4: 設計上の使用最高温度の点より ( 例えば 75 C とする ) 垂直に線を延ばす ( 破線 ) 5: ディレーティングカーブ ( 太実線 ) と破線の交点を左に延ばし Pd の値を読む (DP D とする ) 6:DP D (V IN(MAX) - )= at 75 C Figure 5. P D を求める手順 014011331-J-01-23 - 2017/03

12. 用語の定義 特性関連各特性の項目は接合部温度 (Tj) の影響が無いように短時間で測定されます 出力電圧 ( ) 入力電圧 (V IN ) を (TYP) +1V =5mA とし この時に得られた出力電圧です 出力電流 ( ) 通常使用できる出力電流 過熱保護が動作しない範囲とします 最大出力電流 ((MAX) ) 入力電圧を (TYP) +1V とし この時に得られた出力電圧が 負荷電流 ( ) を流すことにより 90% に低下したときの出力電流です 入出力間電圧降下 (V DROP ) 入力電圧の低下に伴って 回路が安定動作停止したときの 入出力電圧差です 入力電圧を 標準時より徐々に低下させていき 出力電圧が標準時より 100mV 低下したときの 入力と出力の電圧差です 入力安定度 (Line Regulation : LinReg) 入力電圧を変化させた時の出力電圧変動値です 負荷安定度 (Load Regulation : LoaReg) 入力電圧を (TYP) +1V とし 負荷電流を変化させた時の出力電圧変動値です リップル除去比 (Ripple Rejection : R.R) 入力電圧を (TYP) +1.5V とします これに交流波形を重畳させ この入力波形と出力に現れた出力波形との電圧比です スタンバイ電流 (I STANDBY ) コントロール端子電圧で出力電圧を OFF モードとした時に流れる入力電流です 保護回路関連 過電流保護 (Over Current Protection) 出力を誤って GND に接続した場合など 過大な電流が流れようとした時 出力電流を制限し IC を保護する機能です 過熱保護 (Thermal Protection) レギュレータの電力損失が多い時 許容消費電力を超えない様制限する機能です チップ温度が約 150 C に到達すると出力は OFF になります しかし チップの温度が低下すると 再び出力が ON になります 014011331-J-01-24 - 2017/03

外部接続回路例 AP1150ADSXX,SOT23-5 13. 外部接続回路例 AP1150AEUXX,PLP1822-6 1 2 3 4 5 Vin A Cin 5 4 Vin Vout B Vcont GND Np C 1 2 3 mber Revision Vcont Cnp 02/18 DO_AP1150.SchDoc D Sheet of Drawn By: 1 2 3 4 5 CL 6 Vout A B C D 6 1 Vcont Doc D 1 2 A AP1150AEU IC1 B Vin C Cin GND 2 VCONT 3 VIN 4 3 NC 2 GND 5 Sheet of Drawn By: 3 4 NP 1 7 Ex-PAD VOUT 6 Revision 4 CL 5 Cnp GND2 5 Vout 6 6 A B C D Figure 6. 外部接続回路例 Table 5. 推奨外付け部品例 Parts min typ max UNIT 備考 C IN - 1.0 - µf C L - 1.0 - µf C NP - 0.001 - µf Note 7. 上記は推奨例です お使いの際には事前にお客様のボードでご確認の上最適な値を適用下さい レイアウト例 AP1150ADSXX (SOT23-5) AP1150AEUXX (PLP1822-6) Figure 7. レイアウトパターン例 1 V IN 端子と GND 端子に可能な限り近くに入力コンデンサ C IN を配置してください 2 端子と GND 端子に可能な限り近くに出力コンデンサ C L を配置してください 3 帰還抵抗 R1, R2 は FB 端子に可能な限り近く配置してください 出力電圧 と帰還抵抗 R2 を接続する際は 出力コンデンサ C L の + 端子近傍から配線してください 4 端子と FB 端子に可能な限り近くに FB バイパスコンデンサ C FB を配置してください 5 PCB の配線は GND 領域を強化するようにしてください 6 PLP1822-6 の Exposed-Pad は IC のグランドと共有となっています 必ず PCB のグランドへ接続してください ビア ( 放熱穴 ) は PCB の各層への放熱に効果的です 014011331-J-01-25 - 2017/03

14. パッケージ 外形寸法図 マーキング SOT23-5 5 4 R33 UYY xxx (1) (2) (3) Mark U : Product code, YY : Output Voltage code Lot No. +0.2 0.1 1.6 (1)Year code(last 1 digit) (2)Monthly code (3)Management code 1 3 0.4 + 0.1 0.95 0.95 2.9 + 0.2 PLP1822-6 0 ~0.15 1.1 + 0.1 +0.10 0.05 0.125 +0.2 2.8 0.3 0.4 + 0.2 Unit:mm Unit:mm (1) (2) 50AXX YWWZZ (3) (4) (5) (1) 1pin Indication (2) Market No. (XX:Output Voltage code) (3) Year code (last 1 digit) (4) Week code (5) Management code 014011331-J-01-26 - 2017/03

15. 改訂履歴 Date (YY/MM/DD) Revision Page Contents 14/10/29 00 - 初版 17/3/24 01 - PLP1822-6パッケージ追加に伴い全面改訂 014011331-J-01-27 - 2017/03

重要な注意事項 0. 本書に記載された弊社製品 ( 以下 本製品 といいます ) および 本製品の仕様につきましては 本製品改善のために予告なく変更することがあります 従いまして ご使用を検討の際には 本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当 あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください 1. 本書に記載された情報は 本製品の動作例 応用例を説明するものであり その使用に際して弊社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を行うものではありません お客様の機器設計において当該情報を使用される場合は お客様の責任において行って頂くとともに 当該情報の使用に起因してお客様または第三者に生じた損害に対し 弊社はその責任を負うものではありません 2. 本製品は 医療機器 航空宇宙用機器 輸送機器 交通信号機器 燃焼機器 原子力制御用機器 各種安全装置など その装置 機器の故障や動作不良が 直接または間接を問わず 生命 身体 財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼性を要求される用途に使用されることを意図しておらず 保証もされていません そのため 別途弊社より書面で許諾された場合を除き これらの用途に本製品を使用しないでください 万が一 これらの用途に本製品を使用された場合 弊社は 当該使用から生ずる損害等の責任を一切負うものではありません 3. 弊社は品質 信頼性の向上に努めておりますが 電子製品は一般に誤作動または故障する場合があります 本製品をご使用頂く場合は 本製品の誤作動や故障により 生命 身体 財産等が侵害されることのないよう お客様の責任において 本製品を搭載されるお客様の製品に必要な安全設計を行うことをお願いします 4. 本製品および本書記載の技術情報を 大量破壊兵器の開発等の目的 軍事利用の目的 あるいはその他軍事用途の目的で使用しないでください 本製品および本書記載の技術情報を輸出または非居住者に提供する場合は 外国為替及び外国貿易法 その他の適用ある輸出関連法令を遵守し 必要な手続を行ってください 本製品および本書記載の技術情報を国内外の法令および規則により製造 使用 販売を禁止されている機器 システムに使用しないでください 5. 本製品の環境適合性等の詳細につきましては 製品個別に必ず弊社営業担当までお問合せください 本製品のご使用に際しては 特定の物質の含有 使用を規制する RoHS 指令等 適用される環境関連法令を十分調査のうえ かかる法令に適合するようにご使用ください お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して 弊社は一切の責任を負いかねます 6. お客様の転売等によりこの注意事項に反して本製品が使用され その使用から損害等が生じた場合はお客様にて当該損害をご負担または補償して頂きますのでご了承ください 7. 本書の全部または一部を 弊社の事前の書面による承諾なしに 転載または複製することを禁じます 014011331-J-01-28 - 2017/03