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バックアップおよび復元ユーザガイド

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証は 当該製品およびサービスに付属の保証規定に明示的に記載されているものに限られます 本書のいかなる内容も 当該保証に新たに保証を追加するものではありません 本書に記載されている製品情報は 日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書の技術的あるいは校正上の誤り 省略に対して責任を負いかねますのでご了承ください 改訂第 3 版 :2008 年 7 月 初版 :2007 年 3 月 製品番号 :441307-293

製品についての注意事項 このユーザガイドでは ほとんどのモデルに共通の機能について説明します 機能によっては お使いのコンピュータでは使用できない場合があります iii

iv 製品についての注意事項

目次 1 リカバリディスクの作成 2 情報のバックアップバックアップが必要な時... 3 バックアップの方法... 4 特定のファイルまたはフォルダのバックアップ... 5 ハードドライブ全体のバックアップ... 6 復元ポイントの作成... 7 バックアップスケジュールの設定... 8 3 復元の実行リカバリディスクからの復元の実行... 10 ハードドライブからの復元の実行... 11 Windows からの復元の開始... 12 ハードドライブ上の復元用パーティションからの復元の開始... 13 索引... 14 v

vi

1 リカバリディスクの作成 コンピュータを最初にセットアップした後 工場出荷時のイメージ全体のリカバリディスクセットを作成するようにしてください システムの動作が不安定になった場合や障害が発生した場合は リカバリディスクを使用してコンピュータを起動 ( ブート ) し オペレーティングシステムとソフトウェアを工場出荷時の設定に復元します リカバリディスクを作成する前に 次のガイドラインを確認してください 高品質の CD-R DVD-R または DVD+R メディアを別途購入する必要があります 注記 : [HP Backup & Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) は CD-RW や DVD±RW などの読み取り / 書き込み可能ディスクには対応していません このプロセスでは コンピュータを AC 電源に接続する必要があります リカバリディスクは 1 台のコンピュータに対して 1 セットだけ作成できます コンピュータのオプティカルドライブにディスクを挿入する前に 各ディスクに番号を付けてください 必要であれば リカバリディスクの作成が完了する前に ディスクの作成を取り消すことができます 次回 [Create factory software recovery CDs or DVDs to recover the system (Highly recommended)]( システムの復元用に 工場出荷時にインストールされていたソフトウェアのリカバリ CD または DVD を作成する ( 強く推奨 )) を選択すると ディスクの作成を続行するかどうかを尋ねられます リカバリディスクセットを作成するには 以下の手順で操作します 1. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) の順に選択します 2. [ 次へ ] をクリックします 3. [Create factory software recovery CDs or DVDs to recover the system (highly recommended)]( システムの復元用に 工場出荷時にインストールされていたソフトウェアのリカバリ CD または DVD を作成する ( 強く推奨 )) をクリックして [ 次へ ] をクリックします 4. 画面に表示される説明に沿って操作します 1

2 情報のバックアップ 注記 : 復元が可能なファイルは 以前にバックアップしたファイルだけです コンピュータをセットアップしたらすぐに [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用して ドライブ全体のバックアップを作成することをおすすめします [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用すると 次のことが可能になります 重要なシステムファイルを保護するための 情報の定期的なバックアップ コンピュータを以前の状態に復元することによってシステムに対する不要な変更を破棄できる システムの復元ポイントの作成 特定の間隔またはイベントに合わせたバックアップスケジュールの設定 2 第 2 章情報のバックアップ

バックアップが必要な時 スケジュールに従って定期的に 注記 : 定期的に情報をバックアップするための確認メモを設定してください コンピュータを修理または復元する前 ソフトウェアまたはハードウェアを追加または変更する前 バックアップが必要な時 3

バックアップの方法 [HP Backup and Recovery Manager] を使用して リカバリディスクのセットを作成します [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用してシステムの復元ポイントを作成し それをディスクに定期的にコピーします 個人用ファイルを [ マイドキュメント ] フォルダに保存し これらのファイルを定期的にバックアップします 関連付けられたプログラムに保存されているテンプレートをバックアップします カスタマイズされているウィンドウ ツールバー またはメニューバーの設定のスクリーンショット ( 画面のコピー ) を撮って保存します 設定値や内容をリセットする必要がある場合 スクリーンショットを撮っておくと時間を節約できます 画面をコピーしてワープロ文書などに貼り付けるには 以下の手順で操作します a. 画面を表示します b. 画面をコピーします アクティブなウィンドウのみをコピーするには [alt + fn + prt sc] キーを押します 画面全体をコピーするには [fn + prt sc] キーを押します c. ワープロ文書などを開き [ 編集 ] [ 貼り付け ] の順に選択します 注記 : バックアップおよび復元作業を行う前に コンピュータを外部電源に接続しておく必要があります 注記 : [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用して インストールされている HP のドライバ ユーティリティ およびアプリケーションを CD や DVD にコピーできます 4 第 2 章情報のバックアップ

特定のファイルまたはフォルダのバックアップ 特定のファイルやフォルダを ハードドライブのリカバリパーティション 外付けハードドライブ またはオプティカルディスク (CD や DVD) にバックアップできます 注記 : ます コンピュータの処理速度と保存するデータの量に応じて この処理は数分かかることがあり 特定のファイルまたはフォルダをバックアップするには 以下の手順で操作します 1. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) の順に選択します 2. [ 次へ ] をクリックします 3. [Back up to protect user system settings and important data files]( ユーザのシステム設定情報と重要なデータファイルを保護するためのバックアップを行う ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 4. [Back up individual files and folders]( 個別のファイルおよびフォルダのバックアップを行う ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 5. 画面に表示される説明に沿って操作します 特定のファイルまたはフォルダのバックアップ 5

ハードドライブ全体のバックアップ ハードドライブ全体のバックアップを実行すると Windows オペレーティングシステム ソフトウェアアプリケーション およびすべての個人用ファイルとフォルダを含む工場出荷時のイメージ全体が保存されます 注記 : ハードドライブのイメージ全体のコピーを別のハードドライブ ネットワークドライブ または作成したリカバリディスクに保存できます 注記 : コンピュータの処理速度と保存するデータの量に応じて この処理は 1 時間以上かかることがあります ハードドライブ全体をバックアップするには 以下の手順で操作します 1. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) の順に選択します 2. [ 次へ ] をクリックします 3. [Back up to protect user system settings and important data files]( ユーザのシステム設定情報と重要なデータファイルを保護するためのバックアップを行う ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 4. [Back up entire hard drive]( ハードドライブ全体をバックアップする ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 5. 画面に表示される説明に沿って操作します 6 第 2 章情報のバックアップ

復元ポイントの作成 最後のバックアップ以降の変更をバックアップすると システムの復元ポイントが作成されます これにより 特定の時点でのハードディスクのスナップショットを保存できます 後でシステムに対する変更を破棄する場合 そのポイントまで戻ってシステムを回復できます 注記 : 最初のシステムの復元ポイント つまりイメージ全体のスナップショットは バックアップを初めて実行したときに自動的に作成されます その後の復元ポイントでは その後に適用された変更のコピーが作成されます 次の場合に 復元ポイントを作成することをおすすめします ソフトウェアまたはハードウェアを追加する前 または大きな変更を行う前 システムが最適な状態で動作しているときに定期的に 注記 : 以前の復元ポイントに復元しても その復元ポイントの設定後に作成されたデータファイルや電子メールには影響を与えません システムの復元ポイントを作成するには 以下の手順で操作します 1. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) の順に選択します 2. [ 次へ ] をクリックします 3. [Back up to protect user system settings and important data files]( ユーザーシステム設定と重要なデータファイルをバックアップして保護する ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 4. [ リカバリポイントを作成して管理する ]( 復元ポイントを作成または管理します ) をクリックしてから [ 次へ ] をクリックします 5. 画面に表示される説明に沿って操作します 復元ポイントの作成 7

バックアップスケジュールの設定 [HP Backup Scheduler](HP バックアップスケジューラ ) を使用して システム全体 復元ポイント または特定のファイルやフォルダに対するバックアップスケジュールを設定します このツールでは 特定の間隔 ( 毎日 毎週 毎月 ) またはシステムの再起動や別売のドッキングステーション ( 一部のモデルのみ ) への接続などの特定のイベントに合わせてバックアップのスケジュールを設定できます バックアップスケジュールを設定するには 以下の手順で操作します 1. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup Scheduler] の順に選択します 2. 画面に表示される説明に沿って操作します 8 第 2 章情報のバックアップ

3 復元の実行 注記 : 復元が可能なファイルは 以前にバックアップしたファイルだけです コンピュータをセットアップしたらすぐに [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用して ドライブ全体のバックアップを作成することをおすすめします [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用すると システムに障害が発生した場合に情報を保護して復元するための以下の作業を容易に行うことができます 重要なファイルの復元 : この機能を使用すると 完全なシステムリカバリを実行しなくても 重要なファイルを再インストールできます システム全体の復元の実行 :[HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) を使用すると システムに障害が発生した場合や動作が不安定になった場合に 工場出荷時のイメージ全体を復元できます HP バックアップおよびリカバリマネージャは ハードドライブ上の専用のリカバリパーティション またはユーザが作成したリカバリディスクから実行できます 9

リカバリディスクからの復元の実行 リカバリディスクから復元を実行するには 以下の手順で操作します 1. すべての個人用ファイルをバックアップします 2. 1 枚目のリカバリディスクをオプティカルドライブに挿入し コンピュータを再起動します 3. 画面に表示される説明に沿って操作します 10 第 3 章復元の実行

ハードドライブからの復元の実行 ハードドライブから復元を開始するには 以下の 2 つの方法があります Windows から実行 復元用パーティションから実行 ハードドライブからの復元の実行 11

Windows からの復元の開始 Windows から復元を開始するには 以下の手順で操作します 1. すべての個人用ファイルをバックアップします 2. [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [HP Backup & Recovery] [HP Backup and Recovery Manager](HP バックアップおよびリカバリマネージャ ) の順に選択します 3. [ 次へ ] をクリックします 4. [Recover important files or the entire system]( 重要ファイルまたはシステム全体をリカバリ ) をクリックし [ 次へ ] をクリックします 5. 画面に表示される説明に沿って操作します 12 第 3 章復元の実行

ハードドライブ上の復元用パーティションからの復元の開始 ハードドライブ上の復元用パーティションから復元を開始するには 以下の手順で操作します 1. すべての個人用ファイルをバックアップします 2. コンピュータを再起動し Windows オペレーティングシステムがロードされる前に f8 キーを押します 3. 復元オプションをクリックして [ 次へ ] をクリックします 4. 画面に表示される説明に沿って操作します ハードドライブからの復元の実行 13

索引 しシステムの復元ポイント 7 システムバックアップ 6 はハードドライブからの復元 11 ハードドライブ全体のバックアップ 6 ハードドライブのバックアップ 6 バックアップスケジュールの設定 8 バックアップシステムの変更 7 スケジュール 8 ハードドライブ 6 ファイルやフォルダ 5 ふ復元ポイントの作成 7 復元ポイント 7 復元用パーティション 13 りリカバリディスク使用 10 14 索引