中部電 の ICT 活 に関する取り組み 2017 年 9 15 中部電 株式会社
電 グリッドの将来像 ( ローカルグリッドの 度化 ) 規模電源 遠距離送電 お客さまのより近くで電 を 産 供給 分散電源 蓄電 地産地消 + スマートメーター IoT 系統安定化装置等の技術を構築 154kV 以下のグリッド ( イメージ ) 275kV 系統 ローカルグリッド (154kV 以下 ) グリッド 1 グリッド 2 スマートメーター 太陽光発電 500kV 送電線 275kV 送電線変電所 発電所 発電コジェネ蓄電池 ローカルグリッドの 度化 2
ローカルグリッドの 度化 : 配電系統の例 [1/2] 従来の配電系統 配電線の電流は 基本的に 変電所からお客さままで変電所からお客さままで 向 配電線の電圧は 配電 変電所の送り出し電圧の監視 制御と 配電線の途中に設置する電圧調整器 (SVR ) で調整 Step Voltage Regulator の略 電圧 適正電圧範囲 変電所 SVR 配電線亘 監視 制御 配電 変電所 動開閉器計量器 ヒートポンプ給湯機 家電 電圧調整器 (SVR) : 配電線 : 通信 : 電気の流れ : センサ 3
ローカルグリッドの 度化 : 配電系統の例 [2/2] 将来の配電系統 1 再エネや蓄電池の普及拡 に伴い 様々に変化する電圧 電流を調整するために配電系統運 を 度化電流を調整するために配電系統運 を 度化 2 蓄電池や家電など需要機器の IoT 化の進展に伴い 各家庭のエネルギーマネジメントを 度化 3 1 と 2 が連携した 層 度なエネルギーマネジメントを実現 新たなビジネス サービスの提供 電圧 変電所 SVR 配電線亘 適正電圧範囲 配電系統の電圧 電流が様々に変化 ICT によるグリッド全体の える化 きめ細かな制御 1 配電系統運 の 度化 ヒートポンプ 配電 動開閉器 給湯機 新型 SVR 変電所スマート家電 [ 開発 ] メーター HEMS 等蓄電池 2 各家庭の需要機器のIoT 化がエネルギーマネジメント進展サービスの 度化 ヒートポンプ給湯機や家電の制御蓄電池の充放電 etc AI 活 スマートメーター AI 活 蓄電池 発電 太陽光発電 : 配電線 : 電気の流れ AI 活 3 配電系統を活 した更なるエネルギーマネジメントの 度化 : 通信 : センサ 4
中部電 が 指すもの 事業環境の変化 ( 技術の変化 ) IoT ビッグデータ 知能 (AI) の進展が ビジネスや社会のあり そのものを根底から変えていく可能性 再 可能エネルギー 蓄電池など分散型エネルギー資源の普及が エネルギー供給のあり を変えていく可能性 社会や最新技術の動向を幅広く注視して将来を洞察し 技術を活 発展させて 中部電 グループの 事業基盤の強化 度化 新たなビジネス サービスの創出 新たなビジネスビスの創出 の実現を 指しています 5
事業基盤強化 新ビジネス創出に向けた体制 最新技術を活 した事業基盤の強化 度化や 新たなビジネス サービス創出の取り組みを加速するために グループ経営戦略本部に デジタルイノベーショングループ を設置 (2017 年 4 ) デジタルイノベーショングループのミッション 1 各カンパニー 技術開発本部 情報システム部 グループ会社の連携を強化し 中部電 グループ全体としてのシナジー効果を発揮 2 外部の知 を積極的に取り れ 新サービスや事業基盤強化に関するアイデア創出を推進 3 グループ全体にまたがる新たなビジネスモデルの構築 新サービス等の検証の推進新サビス等の検証の推進 連携強化 HD 技術開発本部 グループ経営戦略本部デジタルイノベーション G 情報システム部 発電 CP 電 NWCP 販売 CP 外部からの新技術に関する知 等 2 アイデア創出を推進 3 新たなビジネスモデルの構築新サービス等の検証を推進 グループ会社 1 中電グループ全体としてのシナジー効果の発揮 6
ICT 活 に関する取り組み 保有する設備インフラ電 インフラ スマートメーター等の通信インフラなど 保有するビッグデータ設備の保守データ スマートメーターデータ エネルギー事業を軸としたサービス電 供給サービス ガス供給サービスなど など 技術 新の著しいICT センサー等の IoT ビッグデータ AI など地域に存在する分散型エネルギー資源再 可能エネルギー バッテリー デマンドレスポンス PHV EV など 事業基盤の強化 度化新たなビジネス サービスの創出 < ICT 活 に関する主な取り組み > 4 最適運転 援 系統 蓄電池 5 電柱 IoT 化による地域サービス エネルギーと ICT の融合 スマートメーター 3 家庭向けエネルギーマネジメントサービス 空調 規模電源 1 配電系統運 の 度化 太陽光コジェネ 2 再エネの有効利 地産地消 規模電源と 規模分散電源の併 *154kV 以下の送配電網 PHV EV 家庭 蓄電池 ヒートポンプ給湯機 : 電 : 情報 制御 7
取り組み 1 配電系統運 の 度化取り組み 2 再 可能エネルギーの有効利 地産地消 家庭のエネルギーマネジメントサービスの 度化 配電系統運 の 度化の実現に向け 豊 市で実証実験を実施予定 A) 全館空調 ヒートポンプ給湯機の直接制御によるエネルギーマネジメントサービス検証 2018 年 1 予定 B) 再エネ地産地消モデルにおけるバーチャルパワープラント活 検証 ( 分散型エネルギー資源の統合制御 ) 2018 年 1 予定 C) 配電系統運 の 度化検証 ( 蓄電池の制御による配電系統の電圧 潮流調整等 ) 2019 年度予定 供給 豊 市バーチャルパワープラントプロジェクト ( 豊 市 デンソー トヨタ 動 トヨタタービンアンドシステムと共同実施 ) 再 可能エネルギーの地産地消 電 グリッド 需要 豊 市施設 太陽光バイオマス 調整 等の提供 A) 各家庭のエネルギーマネジメント B) バーチャルパワープラント活 電圧 潮流の調整 C) 配電系統 度化 kw t 天候等により変化 全館空調 ヒートポンプ給湯機 PHV 業務 蓄電池 産業 蓄電池 アグリゲーター コジェネ 家庭 蓄電池 系統 蓄電池 kw t VPPを活 して 供給余剰時に貯蔵 供給不 時に供出 8
取り組み 3 家庭向けエネルギーマネジメントサービス コネクテッドホーム実現に向けた実証 家の中のモノや暮らしぶりをネットワークにつなげ 暮らしの利便性を めた家 コネクテッドホーム の実現に向けて コンセント型情報集約端末 (IoT タップ ) 等の ICT 機器を活 した実証を 2017 年 12 より開始予定 電 使 データだけでなく 室内の温度 湿度 気象予測 エアコン能 等のデータも収集 分析し エアコンを最適に制御 (UR 都市公団の住居約 100 のモニター宅で実施 ) コネクテッドホーム 共同研究プラットフォーム ( データ収集クラウド ) エアコン最適運 の提案 エアコン適正制御 IoTタップ ( エアコン電 計測 ) Bルート機器 ( スマートメータテ ータ取得タ取得 ) 分析 評価気象データ 環境エネルギー総合研究所 遠隔 外線コントローラ 室温センサー等 ( エアコン制御 室内環境の監視 ) UR 居住者宅居室 9
取り組み 3 家庭向けエネルギーマネジメントサービス AI を活 した電気使 量の分析技術の検証 電気使 データの分析にAIを活 することで 家電ごとに計測器を取り付けることなく簡単に各家電の使 状況を把握することが可能 お客さまに合った省エネ 法や家電の使い をご提案するサービスや 離れて暮らすご家族の 守りをご 援するサービスなどの AIを活 した家庭向けエネルギーマネジメントサービスの開発を 指す (2017 年 8 よりモニターによる検証を実施中 現在 モニター募集は終了 ) 電 使 データ 家電ごとの使 状況 AIによる える化 家電製品ごとの電気使 量 ( 電気料 の内訳 ) 毎年や季節ごとの電気の使い の変化 える化により 家電製品ごとの省エネ効果 ご利 状況 および省エネ機器の更新 安の把握が可能 実証パートナー 中部電 Bidgely( ビジェリ : 国 ) 中部電 ABEJA( アベジャ : 本 ) 10
取り組み 4 最適運転 援システムの導 ビッグデータ分析をコアエンジンとした 最適運転 援システムを開発 (NEC との共同開発 ) 量のプラントデータから状態変化 異常等の予兆を捉え 最適運転の維持および故障の未然防 を図る 将来的には 本システムを活 した予兆監視と運転管理を 社 設備だけでなく 国内外の 発電事業者等にソリューションサービスとして提供し 新たな収益基盤の確 を 指す 運転データを解析し 予兆を把握することにより 設備異常を早期に発 システム導 によるメリット 故障の早期発 異常の予兆を 運転データから早期に検知することが可能 運転保守の 度化従来の運転員による監視監視に加え 網羅的かつ効率的な運転 保守が可能 設備の 効率 稼働運転を維持効率の低下要因などを網羅的に分析し 影響要因を検知することが可能 11
オープンイノベーションの取り組み ベンチャー企業や 学 研究機関など外部との連携を強化し ICTを活 した魅 あるお客さまサービスや地域サービス 業務の効率化 度化をスピーディに実現するために オープンイノベーション専 ン専 Web サイト COE( ( 声 ) ICTを活 した新たなサービス検証 開発の場 CoLab( コラボ ) を開設 (2017 年 6 ) COE(Web サイト ) Chuden Open Innovation Environment アイデアベンチャー企業 学 研究機関等 Chuden Open Innovation Laboratory C O E 事業化プログラム スマートポールプロジェクト COE Business factory 2017 COE 技術 ソリューション提案公募 2017 URL:http://coe.chuden.jp h 付加価値サービス COLab( 検証 開発ラボ ) 最新のICT 技術 オープンソースソフトウェアの検証所在地 : 名古屋市東区東桜 2-13-1 1 お客さま 社会 12
取り組み 5 電柱 IoT 化による地域サービス オープンイノベーションプログラム事例 : プロジェクト 電柱にセンサーや通信装置などの ICT 機器を設置し 街中の 々なデータを収集 分析 得られたデータを活 し 新たな地域サービスを創出することで地域に貢献 中部電 がサービスプラットフォームを提供し オープンイノベーションでサービス開発 < に設置する ICT 機器とデータ活 の例 > 中部電 のサービスプラットフォーム データ格納 アプリ開発環境分析 データ蓄積 コンテンツ配信 つながる 電 ペーパー通信装置 知らせる 供 守り 防災 通信スポット等 公 物情報通信 NW 広告等 検知する 気象観測 環境測定 防災等 カメラセンサーマイク電柱 ( 中部電 エリア : 約 280 万本 ) える 防犯 マーケティング 都市計画等 13
データ活 によりさらに 度なサービスを提供 エネルギーに関するあらゆるサービスのご提供はもちろんのこと 他のサービスプラットホームとデータを共有して新たなサービスを創出し 個々のお客さまのニーズ と 社会全体のニーズ にお応えしていく 中部電 グループエネルギーサービスプラットホーム 他のサービスプラットホーム 交通 動 運 輸 融 保険 電気 ガス 通 信 ヘルスケア福祉 道 データを共有し 体となって新たなサービスを創出 個々のお客さまのニーズ 社会全体のニーズ 家庭のエネルギー最適利 快適 健康な暮らし 利便性の向上 供や の 守り等 少 齢化 労働 の減少 地 経済の低迷 経済格差の拡 等 14
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