大阪ガス暗号化 / 復号化ツール (Release 0.C.0.0) ユーザーズマニュアル 1
目次 1. 暗号化ツールの使用方法... 3 1.1 暗号化ツールの概要... 3 1.2 暗号化ツールを起動する... 3 1.2.1 デスクトップアイコンを開いて起動する... 3 1.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する... 3 1.2.3 スタートメニューから起動する... 4 1.2.4 エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する... 5 1.3 暗号化ツールを操作する... 6 1.3.1 暗号化するファイル名 を指定する... 6 1.3.2 保存ファイル名 を指定する... 9 1.3.3 パスワード を指定する... 9 1.3.4 暗号化を実行する... 10 2. 復号化ツールの使用方法... 11 2.1 暗号化ツールの概要... 11 2.2 復号化ツールを起動する... 11 2.2.1 デスクトップアイコンを開いて起動する... 11 2.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する... 11 2.2.3 スタートメニューから起動する... 12 2.2.4 エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する... 13 2.3 復号化ツールを操作する... 14 2.3.1 暗号化するファイル名 を指定する... 14 2.3.2 保存ファイル名 を指定する... 15 2.3.3 パスワード を指定する... 17 2.3.4 復号化後の処理 を指定する... 17 2.3.5 復号化を実行する... 17 3. 付録... 19 3.1 復号化時に 保存して開く 及び 保存しないで開く で警告無しに表示できる拡張子... 19 2
1. 暗号化ツールの使用方法 1.1 暗号化ツールの概要暗号化ツールは ユーザのドキュメントや各種ファイルを暗号化するために使用します 暗号化する際には それを元に戻す ( 復号化する ) ためのパスワードを指定します 暗号化する対象はひとつのファイルでも構わないし 複数のファイルやフォルダごとでも可能です 対象が単一のファイルでない場合は 指定された対象を一つの書庫 (zip ファイル ) に自動的に圧縮し それを暗号化して出力します 1.2 暗号化ツールを起動するファイルを暗号化する為には 暗号化ツールを起動します 以下の方法で暗号化ツールを起動する事ができます デスクトップアイコンを開いて起動する デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する スタートメニューから起動する エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する 1.2.1 デスクトップアイコンを開いて起動する 1 デスクトップ上の 暗号化ツール アイコンをダブルクリックするか あるいはアイコンを右クリックしてメニューから 開く を実行します 2 暗号化ツールが起動します 1.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する 1 デスクトップ上の 暗号化ツール アイコンの上へ デスクトップやエクスプローラからファイルやフォルダをドラッグ & ドロップします 複数のファイルやフォルダもまとめてドラッグ & ドロップすることができます 3
暗号化したいファイル上でマウスの左ボタンを押したまま暗号化ツールアイコンまでマウスを移動します 複数のファイルを選択する場合は Ctrl キーを押しながら選択します 暗号化したいファイルを暗号化ツールアイコンの上に重ねマウスの左ボタンを放します ( ひとつのファイルまたはフォルダをドラッグ & ドロップした場合 ) ( 複数のファイルまたはフォルダをドラッグ & ドロップした場合 ) この場合は 暗号化するファイル名 は変更できない状態で画面が開きます また 保存ファイル名 には 既定の名称が自動設定されます 保存ファイル名 の付け方 1) 暗号化するファイル名がひとつで 通常のファイルの場合 暗号化するファイル名の後ろに拡張子.asc を付加したものになります 2) 暗号化するファイル名がひとつで フォルダの場合 暗号化するファイル名から拡張子を除き その後ろに拡張子.asc を付加したものになります 3) 暗号化するファイル名が複数指定された場合 指定された名称の一つ ( どれが選択されるかは不定 ) に対して 上記の 1) または 2) が適用されます 1.2.3 スタートメニューから起動する 1 スタートメニューの すべてのプログラム から 大阪ガス暗号化ツール 暗号化ツール を選択すると暗号化ツール画面が表示されます 4
1.2.4 エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する 1 デスクトップや Windows エクスプローラ上で 暗号化したいファイル (.asc という拡張子を持つファイルを除く ) やフォルダを選択して右クリックすると メニューが現れます Ctrl キーを押しながら複数のファイルやフォルダを選択することも可能です 5
2 暗号化して保存 をクリックすると 暗号化ツールの画面を表示します ( ひとつのファイルまたはフォルダを選択した場合 ) ( 複数のファイルまたはフォルダを選択した場合 ) 1.3 暗号化ツールを操作する開いた暗号化ツールに対して 暗号化するファイル名 と 保存ファイル名 そしてパスワードを入力して暗号化を実行します 1.3.1 暗号化するファイル名 を指定するアイコンやメニューから直接開いた場合には 暗号化するファイル名 を後から指定することができます 指定する方法には次の 3 通りがあります ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 暗号化ツールの画面に対して ファイルをドラッグ & ドロップする 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 1 ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 暗号化するファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンす をクリックして 選択画面を開きま 6
暗号化したいファイルを選択し 開く をクリックします Ctrl キーを押しながら複数のファイルを選択することができます 但し ここではフォルダは選択できません ( ひとつのファイルを選択した場合 ) ( 複数のファイルを選択した場合 ) この時 保存ファイル名 には自動生成した出力ファイルの名称が表示されます 2 暗号化ツールの画面に対して ファイルをドラッグ & ドロップする 暗号化するファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンが使用可能な状態の時に 暗号化ツールの画面上にファイルをドロップします ドラッグ & ドロップの方法は 1.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する を参考にしてください 7
この場合は 複数のファイルやフォルダをドラッグ & ドロップすることができます ( ひとつのファイルまたはフォルダをドラッグ & ドロップした場合 ) ( 複数のファイルまたはフォルダをドラッグ & ドロップした場合 ) この時 保存ファイル名 には自動生成した出力ファイルの名称が表示されます 3 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 暗号化するファイル名 の入力フィールドが入力可能な状態の時に 暗号化したいファイルまたはフォルダのフルパス名称を直接入力することもできます この場合は ひとつのファイルまたはフォルダしか指定することはできません この方法は通常ではあまりお勧めできません 8
1.3.2 保存ファイル名 を指定する 保存ファイル名 には 暗号化されたファイルの出力先を指定します これまでの説明のように 保存ファイル名 は自動的に表示されることが多いですが 変更することもできます 方法は次の 2 通りあります ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 1 ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 保存ファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンをクリックして 選択画面を開きます 既にある暗号化ファイルを上書きしたい場合や 既存のフォルダを選択したい場合に便利です 既にあるファイルを上書きしたい場合は ファイルを選択します 選択したあとで ファイル名を修正することもできます ( もちろん存在しないファイル名を指定することができます ) 出力ファイル名がきまったら 保存 ボタンをクリックします 2 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 保存ファイル名 の入力フィールドに 暗号化ファイルのフルパス名称を直接入力することもできます 自動表示されたファイル名を変更する場合などに使用します 拡張子.asc は原則として変更しないでください 1.3.3 パスワード を指定する パスワード は必須です 入力ミスを防ぐために 2 回入力するようになっています 画面上の入力項目 パスワード パスワード再入力 へ同じパスワードを入力してください 9
ご注意 4) パスワードは英数字 8 文字以上で 大文字小文字が区別されます パスワードを忘れた場合 ファイルを元に戻すことはできませんので パスワードの管理には十分注意して下さい 5) パスワードは 電話等で確実にファイルを送りたい人に伝えて下さい 暗号化したファイルをメールに添付する場合 本文中にパスワードを記載しないで下さい 1.3.4 暗号化を実行するすべての項目の入力が完了したら 実行 ボタンをクリックしてください 保存ファイル名 で指定した場所に暗号化したファイルが作成されます 作成された暗号化ファイル (.asc ファイル ) には 鍵マークのアイコンが表示されます 10
2. 復号化ツールの使用方法 2.1 復号化ツールの概要復号化ツールは 本暗号化ツールで暗号化されたドキュメントを元の形式に戻すために使用します 復号化するためには暗号化する際には指定したパスワードが必要になります 2.2 復号化ツールを起動する暗号化されたファイルを復号化する為には 復号化ツールを起動します 暗号化ツールと同様 以下の方法で復号化ツールを起動する事ができます デスクトップアイコンを開いて起動する デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する スタートメニューから起動する エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する 2.2.1 デスクトップアイコンを開いて起動する 1 デスクトップ上の 復号化ツール アイコンをダブルクリックするか あるいはアイコンを右クリックしてメニューから 開く を実行します 2 復号化ツールが起動します 2.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する 1 デスクトップ上の 復号化ツール アイコンの上へ デスクトップやエクスプローラから暗号化されたファイルをドラッグ & ドロップします ドラッグ & ドロップできるファイルはひとつだけです 11
暗号化ファイル上でマウスの左ボタンを押したまま復号化ツールアイコンまでマウスを移動します 暗号化ファイルを復号化ツールアイコンの上に重ねマウスの左ボタンを放します この場合は 復号化するファイル名 は変更できない状態で画面が開きます また 保存ファイル名 には 既定の名称が自動設定されます 保存ファイル名 の付け方 1) 復号化するファイル名から 最後の拡張子 ( 通常は.asc ) を省いたものになります 2.2.3 スタートメニューから起動する 1 スタートメニューの すべてのプログラム から 大阪ガス暗号化ツール 復号化ツール を選択すると復号化ツール画面が表示されます 12
2.2.4 エクスプローラ上に表示されているファイル上で右クリックメニューから起動する 1 デスクトップや Windows エクスプローラ上で 暗号化ファイル (.asc ファイル ) を選択して右クリックすると メニューが現れます 2 復号化する をクリックすると 復号化ツールの画面を表示します 13
2.3 復号化ツールを操作する開いた復号化ツールに対して 復号化するファイル名 と 保存ファイル名 そしてパスワードを入力して復号化を実行します 2.3.1 復号化するファイル名 を指定するアイコンやメニューから直接開いた場合には 復号化するファイル名 を後から指定することができます 指定する方法には次の 3 通りがあります ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 復号化ツールの画面に対して ファイルをドラッグ & ドロップする 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 1 ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 復号化するファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンす をクリックして 選択画面を開きま 復号化したいファイル (.asc ファイル ) を選択し 開く をクリックします この時 保存するファイル名 には自動生成した出力ファイルの名称が表示されます 2 復号化ツールの画面に対して ファイルをドラッグ & ドロップする 14
復号化するファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンが使用可能な状態の時に 復号化ツールの画面上にファイルをドロップします ドラッグ & ドロップの方法は 2.2.2 デスクトップアイコンにファイルをドラッグ & ドロップして起動する を参考にしてください この時 保存ファイル名 には自動生成した出力ファイルの名称が表示されます 3 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 復号化するファイル名 の入力フィールドが入力可能な状態の時に 復号化したいファイルのフルパス名称を直接入力することもできます この方法は通常ではあまりお勧めできません 2.3.2 保存ファイル名 を指定する 保存ファイル名 には 復号化されたファイルの出力先を指定します 保存ファイル名 は 画面の 復号化後の処理 で 保存しないで開く が選ばれている場合は指定できません 15
これまでの説明のように 保存ファイル名 は自動的に表示されることが多いですが 変更することもできます 方法は次の 2 通りあります ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 1 ファイル選択画面を開いて ファイルを選択する 保存ファイル名 の入力フィールドの右にある選択ボタンをクリックして 選択画面を開きます 既にある復号化済のファイルを上書きしたい場合や 既存のフォルダを選択したい場合に便利です 既にあるファイルを上書きしたい場合は ファイルを選択します 選択したあとで ファイル名を修正することもできます ( もちろん存在しないファイル名を指定することができます ) 出力ファイル名がきまったら 保存 ボタンをクリックします 2 入力フィールドに直接 ファイルのフルパス名称を入力する 出力ファイル名 の入力フィールドに 復号化されたファイルのフルパス名称を直接入力することもできます 自動表示されたファイル名を変更する場合などに使用します 拡張子は原則として変更しないでください 16
2.3.3 パスワード を指定する パスワード は必須です 暗号化時に指定したものと同じパスワードを入力しないと復号化できません 2.3.4 復号化後の処理 を指定する復号化ツールでは 復号化して出力したファイルを その拡張子に関連付けられたアプリケーションによって自動的に開く機能を持っています 1 復号化したファイルを保存する必要はないが 内容を開いて見たい場合 保存しないで開く を選択します 復号化したファイルは一時ファイルとして作成され アプリケーションによって開かれた後 使われなくなった時点で自動的に削除されます この動作は既定の動作です 但し 次の条件の場合に限り 保存しないで開く は選択できません 復号化してできるファイルが zip ファイルである場合 且つ zip ファイルを扱うアプリケーションがインストールされていない場合 ( つまり zip ファイルが Windows のデフォルトの動作で開かれる場合です ) 2 復号化したファイルを保存し 且つ内容を開いて見たい場合 保存して開く を選択します 復号化したファイルは指定された 保存ファイル名 で作成され さらに関連付けられたアプリケーションによって開かれます 3 復号化したファイルを保存するだけの場合 保存のみ を選択します 復号化したファイルが 指定された 保存ファイル名 で作成されるだけです 2.3.5 復号化を実行するすべての項目の入力が完了したら 実行 ボタンをクリックしてください 復号化処理が実行され 復号化後の処理 の指定に基づいて後処理が実行されます 17
保存して開く 及び 保存しないで開く を選択時の拡張子制限について復号化後の処理で 保存して開く 及び 保存しないで開く を選択した時に予め登録されている拡張子以外の拡張子が生成される場合 以下のメッセージが表示されます これは ファイルタイプで登録されている拡張子で exe ファイルやスクリプトが自動実行されるのを防ぐ為に表示されるもので ご自身の判断により強制的に実行する事も可能ですが ウイルスやスパイウエアに感染する恐れがある為 予め判っている拡張子以外は開かないで下さい 18
3. 付録 3.1 復号化時に 保存して開く 及び 保存しないで開く で警告無しに表示できる拡張子復号化時に 保存して開く 及び 保存しないで開く を選択した場合に 警告無しで表示できる拡張子は 現在以下の拡張子が登録されています 今後この拡張子は追加 削除される事があります 登録されている拡張子 ".mdb" "ACCESS MDBファイル " ".accdb" "ACCESS ACCDBファイル " ".xls" "EXCEL XLSファイル " ".xlsx" "EXCEL XLSXファイル " ".ppt" "POWERPOINT PPTファイル " ".pptx" "POWERPOINT PPTXファイル " ".htm" "HTMLファイル" ".html" "HTMLファイル" ".mht" "WEBページアーカイブファイル" ".pdf" "ADOBE PDFファイル " ".txt" " テキストファイル " ".csv" "CSVファイル" ".zip" "ZIP 圧縮ファイル " ".lzh" "LHA 圧縮ファイル " ".jpg" "JPEG 画像ファイル " ".jpeg" "JPEG 画像ファイル " ".gif" "GIF 画像ファイル " ".bmp" "BITMAP 画像ファイル " ".png" "PNG 画像ファイル " ".doc" "WORD ドキュメントファイル " ".docx" "WORD DOCXドキュメントファイル " ".xml" "XMLファイル" 19