4-(1)-ウ①-11世界水準の大規模MICE施設の整備

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4-(1)-ウ①

2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

平成20年度内部評価実施結果報告書《本編》

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-2-

5-(4)-ウ①-2 県立芸術大学運営・施設整備

2-(6)-イ①-2ICT活用環境整備

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

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磐田市水道事業ビジョン

CONTENTS

Microsoft PowerPoint - 04-検討プロセス及び検討体制

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

統4-(5)総括_情報通信関連ビジネス環境の整備

東京都江戸東京博物館

第1章フランチャイズビジネスの基礎知識

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

平成18年度標準調査票

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

3-(2)-イ①-1 観光誘致対策事業

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Microsoft PowerPoint - 【150105】02-2検討プロセス及び検討体制

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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ームが 将来 Jリーグの上位で活躍した時の成長の可能性を見極めつつ 適切な規模を設定する また 諸室 各設備等についても 類似事例の利用状況を参考に適切な施設規模を算定し 過不足のない規模を算定する d. 施設配置計画の策定上記で検討された各施設について 計画地に合わせ 利便性や効率性 安全性 土地

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

内部統制ガイドラインについて 資料

手法 という ) を検討するものとする この場合において 唯一の手法を選択することが困難であるときは 複数の手法を選択できるものとする なお 本規程の対象とする PPP/PFI 手法は次に掲げるものとする イ民間事業者が公共施設等の運営等を担う手法ロ民間事業者が公共施設等の設計 建設又は製造及び運営

技術流出防止指針公表用.PDF


0ミ0、0・タ

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

スライド 1

0-1表紙


4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

計画書

三鷹市指定管理者制度導入の基本方針(仮称)検討試案

01 【北海道】

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

事務事業調書平成 27 年度 事業 No 647 課 総務課 係 施設係 起案者 石原久仁夫 決裁者早川雅己 事務事業名 小学校施設耐震補強事業 事業種別 施設整備 1 事業概要 総合計画体系 根拠法令 法定受託事務 公約 議会答弁 陳情 市民要望実施方法実施期間 求める成果 ( 目的 ) 4 個性

[ 2 / ] 平成 26 年 0 月 05 日 19 時 08 分 2 秒作成 ( 連絡先 ) 事務事業名 イマリンビーチ管理運営事業 事 業 群 0 観光客受け入れ体制の整備 事 業 イマリンビーチ管理運営事業 事業の計画 2 年度計画目標年度 計画

国費投入の必要性 事業の効率性 事業の有効性 関連事業 事業所管部局による点検 改善 項目 評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 被災者の資力やニーズを踏まえた効率的 効果的な住まいの確保策に関する調査等を行っている 地方自治体 民間等に委ねることができない事

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

PowerPoint プレゼンテーション

奥武山公園駅 J リーグ規格スタジアム 2万人収容スタジアムとする 現陸上競技場に配置する サッカー ラグビー等のフットボール 全般に活用する イベント等の多目的利用を図る 沖縄セルラースタジアム那覇 水泳プール 県立武道館 立体駐車場 スタジアムには多くの運営関係者 VIP が 訪れるため 十分な

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Taro-全員協議会【高エネ研南】

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事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

北海道MICE戦略(仮称)

資料3

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

2017年度 決算説明会資料

本日のテーマ

( ( 政策評価 経済 財政再生アクション プログラムとの関係 政策評価 アクシ経ョ済ン 財プ政ロ再グ生ラム 政策 施策 改革項目 第 K 一 P 階 I 層 ) 測定指標 第 K 二 P 階 I 層 ) 分野 : 定量的指標 定性的指標 KPI ( 第一階層 ) KPI ( 第二階層 ) 項目 中

PowerPoint プレゼンテーション

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

1 1,200m ,482,620m 1 323,825m 1 205,988m 114,988m 60,000m 31,000m ,837m ,158,795m ,340m 1 48,006m 1 33,016m 1,125m

観光で稼ぐ! ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして ~ データに基づき観光施策を作り上げる 7 つのステップ ~ 北海道経済部観光局 平成 31 年 4 月

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

Microsoft PowerPoint - 沖縄鉄軌道の計画案検討プロセスと体制のあり方

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4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施


三沢市行政経営推進プラン

平成 26 年度公共事業事後評価調書 1. 事業説明シート (1) ( 区分 ) 国補 県単 事業名道路事業 [ 国道橋りょう改築事業 ( 国補 )] 事業箇所南巨摩郡身延町波高島 ~ 下山地区名国道 300 号 ( 波高島バイパス ) 事業主体山梨県 (1) 事業着手年度 H12 年度 (2) 事

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2

参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

資料1 現地視察について(事務局資料)

1.UR 都市機構における再開発共同事業者エントリー制度の概要 1 参考資料 1

PowerPoint プレゼンテーション

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

Ⅴ.( 仮称 ) 登大路バスターミナル整備計画 3-3. 平面図 (1) 地上部 1 階平面図 33

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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資料 5 自治体クラウド推進 業務改革について 平成 27 年 9 月 14 日

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

スライド 1

Transcription:

施策展開 主な取組 検証票 4-(1)- ウ国際交流拠点の形成に向けた基盤の整備 J リーグ規格スタジアム整備事業 施策 1 国際交流拠点形成に向けた受入機能の強化 ( 施策の小項目 ) 交流拠点施設等の整備 主な取組 J リーグ規格スタジアム整備事業 実施計画記載頁 346 対応する主な課題 国内外の各地域において MICE 誘致競争は年々拡大している中 既存施設では収容が不可能な 1 万人規模の会議開催案件も発生しており 国際的な交流拠点施設の整備が必要である 加えて 案内板の多言語表示化をはじめとした外国人の受入環境整備にも取り組む必要がある 1 取組の概要 (Plan) 取組内容 J リーグ規格のサッカースタジアムを整備し 沖縄県のスポーツ及び観光振興に寄与する 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 年度別計画 基本構想基本計画実施計画基本設計実施設計 平成 32 年供用予定 県市町村 担当部課文化観光スポーツ部スポーツ振興課 2 取組の状況 (Do) (1) 取組の推進状況平成 25 年度実績 ( 単位 : 千円 ) 事業名予算決算見込活動内容主な財源 基本計画策定を予定していたが 平成 25 年 2 月に 那覇市が奥武山陸上競技場をJリーグ規格のサッ カー専用スタジアムへ建て替える方針を表明したため 調整等を要する状況となったことでやや遅 れとなった 整備のあり方について 那覇市と意見 交換を行った 活動指標名 計画値 実績値 推進状況 平成 25 年度取組の効果 やや遅れ 那覇市における整備計画等を確認し 意見交換を行い 沖縄県のスポーツ及び観光振興に寄与する施設をいかに整備していくか 整備の主体及び方法等について那覇市と連携し検討を進めた

J リーグ規格スタジアム整備事業 (2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 平成 26 年度計画 事業名 当初予算 活動内容 主な財源 那覇市の計画が先行していることから 実施計画に代わり那覇市と連携し 施設整備が行われるよう支援のあり方等についての検討を行う (3) これまでの改善案の反映状況 那覇市の整備計画を確認するとともに 沖縄県のスポーツ及び観光振興に寄与する施設をいかに整備していくか那覇市と意見交換を行った (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 状況説明 平成 25 年度以降の事業については 那覇市において J1 公式戦が可能なスタジアムの整備を表明していることから 施設の効率的な整備等について引き続き那覇市と調整を図っていく必要がある 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境など ) 狭い県域に 2 つのスタジアムが立地するという状況は避けることが望ましいと考えるため 整備のあり方について 那覇市の整備の方向性 県の役割について意見交換を行う (2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) 那覇市の考える具体的整備計画等を確認し 県による支援のあり方等を検討する 4 取組の改善案 (Action) 那覇市の考える具体的整備計画等について調整し沖縄県のスポーツ及び観光振興に寄与する施設をいかに整備していくか検討する

主な取組 検証票 空手道会館 ( 仮称 ) の整備 施策展開 施策 4-(1)- ウ国際交流拠点の形成に向けた基盤の整備 1 国際交流拠点形成に向けた受入機能の強化 ( 施策の小項目 ) 交流拠点施設等の整備 主な取組 対応する主な課題 1 取組の概要 (Plan) 空手道会館 ( 仮称 ) の整備 実施計画記載頁 国内外の各地域において MICE 誘致競争が年々拡大している中 既存施設では収容が不可能な 1 万人規模の会議開催案件も発生しており 国際的な交流拠点施設の整備が必要である 加えて 案内板の多言語表示化をはじめとした外国人の受入環境整備にも取り組む必要がある 346 取組内容 沖縄伝統空手を独自の文化遺産として保存 継承 発展させるとともに 国際大会等の開催や空手研修生の受入体制の強化を図り 空手発祥の地 沖縄 を国内外に発信するための拠点として 空手道会館 ( 仮称 ) を建設する 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 基本計画 年度別計画 測量 土質調査 基本設計 実施設計 建設工事等 供用開始 県 担当部課 2 取組の状況 (Do) 文化観光スポーツ部文化振興課 (1) 取組の推進状況 ( 単位 : 千円 ) 事業名 空手道会館 ( 仮称 ) 基本計画等策定事業 予算決算見込活動内容主な財源 2,252,960 38,387 活動指標名 平成 25 年度実績 空手道会館に係る用地取得にかかる不動産鑑定および 現存する建築物等の物件補償調査などを行った 加えて当該会館の管理運営に係る調査についても実施した 計画値 実績値 推進状況 やや遅れ 平成 25 年度取組の効果 空手道会館 ( 仮称 ) 建設にあたり用地取得などの課題に対して 地元の豊見城市とも連携を図りながら 用地取得に向けた不動産鑑定および 現存する建築物等の物件補償調査などを行った 加えて当該会館の管理運営に係る調査についても実施したが 空手道会館 ( 仮称 ) 建設予定地の用地取得が難航したためやや遅れとなった (2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 平成 26 年度計画 事業名 当初予算 活動内容 主な財源 空手道会館 ( 仮称 ) 建設事業 1,408,000 (2,198,157) 空手道会館建設予定地の用地購入 建設工事の着工公共施設の運営権導入の検討 展示品調査収集検討指定管理者管理条例の制定等

空手道会館 ( 仮称 ) の整備 (3) これまでの改善案の反映状況 空手道会館建設にあたり用地取得などにかかる課題について 地元の豊見城市とも連携しながら 諸問題の解決に取り組んできたところである 同会館の運営にあたり 管理運営体制及び収支計画等の検討も行ったところである (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 県外 海外からの空手関係者来訪数 調査予定 増加 状況説明 平成 26 年度中に用地取得 工事の着工を行い 平成 28 年度 4 月に供用開始を目指している 供用開始により 空手道会館 ( 仮称 ) を拠点として 空手発祥の地 沖縄 を世界に発信するとともに 国際大会等の開催や空手研修生の受入体制の強化を図ることにより 世界中の空手愛好家の来訪を促進できると考えている 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境など ) 平成 25 年度中に空手道会館管理運営及び展示計画策定の調査委託を実施や 用地購入にかかる不動産鑑定 物件補償など行った 建設用地の買収を行うにあたり 取得予定地の一部が 8 名の共有地となっており 一部の名義人に相続が発生したことなどの不測の事態により用地購入 物件補償は次年度へ繰越となった (2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) 平成 27 年度末の供用開始までタイトなスケジュールのため 随時 進捗を確認し 会館完成までのスケジュール管理を密に行う必要がある 4 取組の改善案 (Action) 平成 26 年は前年度からの繰越予算で用地購入 物件補償契約を 9 月までに完了させ 空手道会館建設の 11 月工事着工を目指す それと平行して 空手道会館の展示設計を 12 月までに完了させ 空手道会館の管理運営 展示品調査収集業務についても推進し 利用者に良好なサービスが提供できるよう取り組んでいく

施策展開 主な取組 検証票 4-(1)- ウ国際交流拠点の形成に向けた基盤の整備 世界水準の大規模 MICE 施設の整備 施策 1 国際交流拠点形成に向けた受入機能の強化 ( 施策の小項目 ) 交流拠点施設等の整備 主な取組 世界水準の大規模 MICE 施設の整備 実施計画記載頁 346 対応する主な課題 国内外の各地域において MICE 誘致競争が年々拡大している中 既存施設では収容が不可能な 1 万人規模の会議開催案件も発生しており 国際的な交流拠点施設の整備が必要である 加えて 案内板の多言語表示化をはじめとした外国人の受入環境整備にも取り組む必要がある 1 取組の概要 (Plan) 取組内容 これまで 施設規模が原因で誘致が実現していなかった中 ~ 大型の国内 海外の MICE 及びその参加者について 沖縄への誘致を促進するため 大型 MICE 施設を整備する 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 年度別計画調査 検討基本設計実施設計工事 H29 年供用予定 県 担当部課文化観光スポーツ部観光振興課 2 取組の状況 (Do) (1) 取組の推進状況平成 25 年度実績 ( 単位 : 千円 ) 事業名予算決算見込活動内容主な財源 戦略的 MICE 誘致促進事業 353,963 316,916 大型 MICE 施設についてさらに詳細な需要推計等を実施し 有識者の意見を踏まえて基本構想を策定した 活動指標名 計画値 実績値 推進状況 やや遅れ 平成 25 年度取組の効果 整備費用の圧縮を図ることを目的に効率的な整備 運営手法を検討した また 建設地の選定に当たり 県内の要望等も踏まえ精査を行った これらの検討を加えることで 今後の整備方針の指針となる基本構想の策定を行った 基本構想策定により沖縄の特性を活かした MICE の誘致 開催を可能とする大型 MICE 施設の整備に向け 新規 MICE 施設に想定される需要推計や施設整備や周辺の街づくりの基本的方針等をとりまとめた 平成 25 年度有識者委員会で候補地市町村の街づくりに対する考え方を確認すべきとのことで 建設地の選定がやや遅れている

世界水準の大規模 MICE 施設の整備 (2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 平成 26 年度計画 事業名 当初予算 活動内容 主な財源 大型 MICE 受入環境整備事業 30,903 既存施設では対応できない大規模 MICE の誘致を促進するため 基本構想を踏まえ 施設整備方式や整備条件等の調査を行うため 実施設計 は平成 28 年度となる (3) これまでの改善案の反映状況 大型 MICE 施設についてさらに詳細な需要推計等を実施し 有識者の意見を踏まえて基本構想を策定した 大型 MICE 施設については 展示会 コンサート等多様なイベントに対応できる展示場 企業の報奨旅行のディナー等に対応可能な多目的ホール 学会開催時の分科会等に対応できる中小会議室を建設する (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 MICE 開催件数 MICE 参加者数 486 件 66,195 人 (23 年度 ) 557 件 89,831 人 (25 年度 ) 786 件 136,195 人 (28 年 ) 2,337 件 156,914 人 (24 年度 ) 状況説明 当初計画から 3 年遅れとなる平成 32 年度に大型 MICE 施設共用開始を目指す 平成 24 年度より MICE 開催件数は 26 件の増 (531 件 557 件 ) MICE 参加者数は 3,878 人の増 (85,953 人 89,831 人 ) となった 大型 MICE 施設の供用開始により 開催件数約 150 件増 参加者数 : 約 77 万人増の見込みである 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境など ) MICE の開催ニーズは年々多種多様化してきており 今後も変化を続けていくものと見込まれるが 主催者 参加者の観点から MICE 施設へのアクセシビリティについては 今後も変わらず利便性が求められる 県内業者や県民における MICE 受入体制が整備されていない 大型 MICE 施設整備に向け利用者満足を得られる施設水準の実現と整備費用最適化を図る 地域が一体となり周辺エリアでのホテル 商業施設の集積 交通渋滞の緩和策を講じる必要がある (2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) 施設の規模や形態は第一の重要事項であるが 施設単体でなく MICE エリアとして都市計画等の面からも利便性や機能性を検討することが必要である PPP 等民間活用の導入可能性等の調査を行い 整備運営手法を決定する 4 取組の改善案 (Action) 建設地のある自治体との協働体制を構築するとともに MICE 施設整備民活導入可能性検討調査を委託し 利用者満足を得られる施設水準の実現と整備費用最適化に向け詳細に検討していく