公立大学法人大阪府立大学 地域の大学からナノ科学 材料人材育成拠点 プログラム第 7 期テニュア トラック教員国際公募 21 世紀科学研究機構 平成 25 年 5 月公立大学法人大阪府立大学人事委員会 この度 公立大学法人大阪府立大学 21 世紀科学研究機構の特別講師 ( テニュア トラック講師 )2 名を募集することになりましたので 下記によりご応募くださいますようお願いいたします 記 大阪府立大学では 21 世紀科学研究機構 地域の大学からナノ科学 材料人材育成拠点 プログラム (http://www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/) の第 7 期特別講師 ( テニュア トラック講師 )2 名を下記の通り公募いたします 本拠点プログラムは 本学 21 世紀科学研究機構の中に ナノ科学 材料研究センター を設置し テニュア トラック制度によってナノ科学 材料研究における卓越した人材を養成することで 本学に広い意味でナノ科学 材料に関わる世界的研究拠点を形成することを目的として平成 20 年にスタートしました テニュア トラック教員制度は 任期付き雇用による若手研究者が自立した研究環境で研究 教育者としての経験を積み 最終審査によって専任教員となるキャリアパスを提供する制度です 大阪府立大学では 平成 20 年度から国際公募を開始し 第 1 フェーズの5 年間で 14 名の特別講師 ( テニュア トラック講師 ) が採用されました その間 本プログラムは 平成 22 年度の国による評価で総合評価 S 5 項目の個別評価もすべて S と 高く評価されました 本プログラムは第 2フェーズに移行し 高インセンティブ型テニュア トラック制度 として続けることを予定しております 採用にあたっては 女性研究者 20% 他機関出身者 50% 本学経歴所有者 30% の割合を目安として運用いたします 女性研究者の割合については 女性研究者からの積極的応募を期待して設けた優先枠であり 女性研究者の割合を制限するものではありません 3 年目の中間評価と5 年目の厳格な最終審査で適格と認められたテニュア トラック教員は 大阪府立大学の専任の准教授 ( 格段に優れた業績を挙げた場合は抜擢により専任の教授 ) として採用されます このとき 本人の希望の部局に所属して専門性を活かした教育 研究活動を行うことができます テニュア トラック教員にはスタートアップ資金として 初年度は研究室の整備や研究の立ち上げのために 1,000 万円を支給 2 年目以降は 500 万円を保障し ナノ科学 材料 1
研究センターで 各人に 100m 2 程度の個人研究スペースを確保します また ナノ科学 材料研究センターでは テニュア トラック教員の研究を強力にサポートするために電子線リソグラフィー装置 手動式フォトマスクアライナー ロードロック式 3 元スパッタリング装置 パルスレーザー成膜装置 多目的水平型 X 線回折装置 物理定数測定システム ゼータ電位粒径測定システム 触針式表面形状測定器 ダイシングソー 示差熱走査熱量計 精密電子天秤 落射蛍光顕微鏡 金属顕微鏡 デジタル顕微鏡 原子間力顕微鏡 レーザーラマン顕微鏡 小型 ECR イオンシャワー装置 ワイヤーボンダー クラスターコンピューターなど最先端の共通インフラストラクチャを系統的に整備しております 最先端設備群の詳細は拠点ホームページを参照し 必要に応じて 拠点における研究計画の立案や着任後の外部資金の獲得計画に役立ててください ナノ科学 材料研究センターでは 教員 技術スタッフ 事務スタッフ等が研究支援にあたります また メンター制度を設け テニュア トラック教員の状況に応じたサポートにあたります 1. 募集人員特別講師 ( テニュア トラック講師 ) 2 名 2. 教育 研究担当 21 世紀科学研究機構ナノ科学 材料研究センター 3. 担当授業科目研究分野に関連する大学院授業学部生を対象とする啓蒙的なオムニバス授業 ナノ科学のすすめ 4. 所属学術研究院第 4 学群戦略的研究部門 5. 応募資格 (1) 博士の学位を有し 平成 26 年 4 月 1 日時点で 大学における助教 博士研究員 あるいは同等職歴の経歴を3 年以上有し かつ ナノ科学 材料の分野で優れた研究成果を挙げており 学位取得後 10 年以内の者 (2) 平成 25 年 8 月 13 日時点で40 歳未満であること ( 文部科学省 平成 25 年度テニュアトラック普及 定着事業公募要領が規定する応募資格を充足する目的で設けられた項目です ) (3) 日本語能力が不充分なものは 主要な言語を英語として 拠点における教育 研究活動を行って頂くことができますが 本学の専任教員に登用されるためには 最小限の日本語による教育研究能力の習得が求められます (4) 学校教育法第 9 条に規定する欠格事項に該当しない者 6. 任用期間平成 26 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで平成 28 年度の中間評価で 格段に優れた業績を上げたと判断される教員は 平成 29 年 2
4 月より 特別准教授 ( テニュア トラック准教授 ) に昇任することができます 7. 研究分野広い意味のナノ科学とナノ材料を共通とするコンセプトのもと (1) 物理学 (2) 応用物理学 (3) 化学 (4) 応用化学 (5) 化学工学 (6) 電子工学 (7) 物理工学 (8) 材料工学 (9) 機械工学 (10) 数理科学 (11) 物質科学 (12) 分子科学 (13) バイオ科学 (14) エネルギー科学 (15) 環境科学などの幅広い研究分野から応募を期待しています また 研究手法は 実験研究 理論研究を問いません 採用にあたり 研究テーマのインパクト 研究計画の緻密性 研究者としての資質と将来性を考慮します 8. 職務 (1) 採用時に提出した研究計画書に基づく研究活動 (2) 研究分野に関連する大学院授業の一部を担当 (3) 大学院で英語による授業 (4) 大学院生 ( 留学生を含む ) の研究指導 論文指導 (5) 研究論文の執筆および公表 (6) 国際会議を含む学術講演会での発表 (7) 学会等での委員活動 ( 教員としての資質を磨くため ) (8) 外部資金の積極的な獲得活動 ( 本学のテニュア トラック教員は 雇用条件を変更することなく 競争的研究資金の研究実施にエフォートを割くことができます ) (9) ナノ科学 材料研究センターにおける運営への貢献 (10) ナノ科学 材料研究センターが主催または共催するシンポジウム等での発信 (11) その他 研究センター長が必要と認めた業務 9. 勤務条件 (1) 勤務場所は大阪府立大学の中百舌鳥キャンパスです (2) 海外在住の応募者については 必要に応じて居住の確保を支援します (3) 就業に関しては大阪府立大学の規則が準用されます なお 本学ではテニュア トラック教員に対しても裁量労働制が適用されます (4) 職務で発生した発明等については 公立大学法人大阪府立大学知的財産権取扱規定に従って知的財産権は本学所有になります 10. 給与特別講師 ( テニュア トラック講師 ) の場合 年俸で800 万円程度 中間評価で特別准教授 ( テニュア トラック准教授 ) に昇任の場合 年俸 850 万円程度 11. 研究支援等 (1) スタートアップ資金として初年度 1,000 万円を支給 2 年目以降は500 万円を保障 (2) 各人に100m 2 程度の個人研究スペースを確保 3
(3) ナノ科学 材料研究センターに共通研究設備を整備 ( 拠点ホームページに掲載 ) (4) メンター ( 学内兼任教員等 ) による支援 (5) 外部評価委員による研究遂行のための助言 (6) 女性研究者の受け入れ態勢の条件整備 (7) 教員 技術スタッフ 事務スタッフ ( 庶務事務 教務事務 拠点事務 広報事務 経理事務 イベント支援等を担当 ) 等の配置 12. 専任教員への登用今回採用されるテニュア トラック教員は 5 年目の最終審査で適格と認められた場合 平成 31 年 4 月より大阪府立大学の専任准教授 格段に優れた業績を挙げた場合は専任教授として採用されます このとき 専門の研究分野を活かすことのできる登用者の希望する本学の部局 専攻で教育 研究活動を行うことができます 13. 提出資料 (1) 履歴書 ( 生年月日 博士学位の取得年月 専門分野を明記してください ) (2) 研究業績 ( 著書 論文 国際会議論文等 解説 総説等 h 指数 ) のリスト 論文は査読を受けたものに限ります 各論文のインパクトファクタと被引用文献数を明記してください また 基調講演や招待講演を行っている場合は明示してください (3) 学会ならびに社会における活動 教育等に対する貢献 特許のリスト (4) 主要な論文 5 編の別刷 ( コピーでも可 ) (5) 主要な論文 5 編についての概要 ( 各 100ワード程度 ) (6) これまでの研究概要 :A4 2ページ程度 ( 図を含んでよい ) (7) 研究計画書 :A4 5ページ程度 ( 図を含んでよい ) (8) 研究計画の将来性について :A4 1ページ ( 図を含んでよい ) (9) 教育に関する方針について :A4 1ページ程度 ( 図を含んでよい ) (10) これまでの外部研究費取得のリスト ( 代表 分担の区別 本人予算配分額を記載してください ) (11) 今後の競争的研究資金の獲得計画 (12) 5 名からの推薦書または意見書 ( 推薦者から大阪府立大学へ直送されます 応募者は5 名の推薦者 ( 連絡先 住所付き ) のリストを提出してください ) (13) その他 審査の過程で追加の書類提出を求めることがあります (1)~(13) の様式は不問ですが すべて英語で作成してください ただし 発表や公表が日本語の場合は 日本語のままで結構です ( 例 : 国内学会発表や国内特許など ) 提出書類はA4またはレターサイズとし 各書類に氏名を記入してください 推薦書 意見書は推薦者 意見者より下記 16(2) の宛先に直接郵送してください 原則として 提出書類は返却しません 14. 提出期限平成 25 年 8 月 13 日 ( 火 )17 時 4
拠点ホームページから電子応募によって期限までに提出し 提出資料原本を別送してください なお 提出期限は日本時間での指定となっております 15. 選考 (1) 書類審査を行います (2) 必要に応じて英語による面接 プレゼンテーションを行います a. 特に自ら獲得した大型研究費による研究を実施している場合や 大型の研究費を申請中あるいは申請計画中の方は その研究計画もプレゼンテーションに盛り込んでください b. 事前に与えられた課題に関する英語による板書講義を課します c. 面接 プレゼンテーション等の詳細については 後日連絡します (3) 選考結果については 平成 25 年 12 月下旬までに郵送で通知する予定です 16. 応募書類提出方法 (1) Word またはPDF 形式で作成した応募資料を提出期限までに 地域の大学からナノ科学 材料人材育成拠点 プログラムのホームページ http://www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/ の電子応募欄より応募してください アップロードファイル全体の容量は12MB( メガバイト ) の制限があります (2) 別途 資料原本 ( 電子応募での申請と同一内容の紙媒体資料 ) を 書留 にて公立大学法人大阪府立大学総務部総務人事課 599-8531 大阪府堺市中区学園町 1 番 1 号まで 必ず郵送してください なお 封筒の表に 21 世紀科学研究機構ナノ科学 材料研究センター特別講師 ( テニュア トラック講師 ) 応募書類在中 と朱筆ください ( 平成 25 年 8 月 16 日消印有効 ) (3) 推薦書 あるいは意見書については 推薦者または意見者より上記の宛先に8 月下旬までに到着するよう直接郵送してください 17. お問い合わせ方法本公募に関して質問がある場合は 地域の大学からナノ科学 材料人材育成拠点 プログラムのホームページにお問い合わせ欄がありますので これをご利用ください また 同ホームページには公募に関するQ&Aも掲載されています あわせてご利用ください 18. 事務連絡先公立大学法人大阪府立大学総務部総務人事課 E-mail: jinji2014<at>21c.osakafu-u.ac.jp 5