2 行事 1 市民体育大会 広く市民の間にスポーツを振興し その普及発展を図り 併せて市民の健康増進と文化生活の向上に資すること を目的として 昭和 35 年度から開催されている 毎年 5 月に恒例の総合開会式を行い 翌年 2 月までの間に競技種 目ごとに熱戦が繰り広げられる この大会の参加資格は 市民または市内に勤務している人であり 参加者数は競技種目とともに増加傾向にある 昭和 35 年度の 1 回大会は 15 種目 3,608 人の参加であったが 23 年度は 51 種目が実施され 33,695 人が参加し た 主催 : 札幌市 ( 一財 ) 札幌市体育協会 札幌市スポーツ推進委員会 ( 財 ) さっぽろ健康スポーツ財団 (1) 23 年度実施競技種目 1 軟式野球 18 山岳 35 アイスホッケー 2 卓球 19 体操 36 なぎなた 3 陸上 20 馬術 37 自転車 4 柔道 21 レスリング 38 パワーリフティング 5 剣道 22 ウェイトリフティング 39 ヨット 6 相撲 23 アーチェリー 40 少林寺拳法 7 弓道 24 銃剣道 41 ボウリング 8 テニス 25 ボート 42 綱引 9 水泳 26 空手道 43 ゲートボール 10 バスケットボール 27 クレー射撃 44 カーリング 11 バレーボール 28 ラグビーフットボール 45 グラウンド ゴルフ 12 ソフトボール 29 ボクシング 46 ミニバレー 13 ソフトテニス 30 スキー 47 パークゴルフ 14 サッカー 31 スケート 48 トライアスロン 15 ホッケー 32 ボブスレー スケルトン 49 武術太極拳 16 バドミントン 33 リュージュ 50 ソフトバレーボール 17 フェンシング 34 ハンドボール 51 ペタンク (2) 参加者数 年 度 21 年度 22 年度 23 年度 ( 第 50 回 ) 前年比 ( 第 51 回 ) 前年比 ( 第 52 回 ) 前年比 参加者数 33,483 人 101.3% 33,266 人 99.4% 33,695 人 101.3% 役員数 ( 種目別 ) 内 開会式参加者 2,895 人 (51 種目 ) 420 人 3,273 人 (51 種目 ) 175 人 3,327 人 (51 種目 ) 181 人 17
2 宮様スキー大会 この大会は 昭和 5 年 2 月 秩父宮 高松宮両殿下のご来道を記念して開催されたのがその始まりで 昭和 49 年第 45 回大会からは国際スキー連盟公認の国際競技会となる 平成 23 年度の第 83 回大会は 常陸宮同妃両殿下 彬子女王殿下 瑶子女王殿下のご来臨を得て 4 カ国 11 名の外国選手及び役員を含む延べ 812 名により盛大に行われた また 昭和 51 年度からは 宮様と市民が一体となる宮様スキーパレードが組み入れられ 毎年多くの市民が宮様とともに歩くスキーを楽しんでいる 大会の運営は 関係機関代表者で構成される実行委員会があたり 共催は 札幌市 ( 公財 ) 北海道体育協会 ( 一財 ) 札幌市体育協会 ( 財 ) さっぽろ健康スポーツ財団及び関係競技団体である (1) 参加者数 ( スキーパレードを含む ) 21 年度 22 年度 23 年度年度 ( 第 81 回 ) 前年比 ( 第 82 回 ) 前年比 ( 第 83 回 ) 前年比参加者数 1,473 人 86.2% 1,387 人 94.2% 1,040 人 75.0% 内スキーパレード 329 人 284 人 228 人 (2) 外国参加選手 ア国別人数 ( 役員 コーチを含む ) イ種目別人数 ( 選手のみ ) 年度年度 21 年度 22 年度 23 年度国名種目 21 年度 22 年度 23 年度 オーストリア 2 1 2 ア ル ペ ン - - - フィンランド 3 1 - ジ ャ ン プ 15 5 3 韓 国 - - 5 クロスカントリー 2-2 ノルウェー 2 1 2 バイアスロン - - - ア メ リ カ - - - 計 17 5 5 カ ナ ダ 2 - - スロベニア - - - ド イ ツ 4 1 2 ス イ ス - - - ポーランド 2 1 - 台 湾 - - - イ ン ド - - - エチオピア - - - ニュージーランド - - - スウェーデン - - - オランダ - - - オーストラリア 2 - - 計 17 5 11 18
3 市民歩く運動 市民の体力づくりの一環として 昭和 44 年度から市内の自然環境に恵まれたコースで実施していたが 昭和 53 年度から長距離 北海道を歩こう (33 km ) を実施している また 昭和 49 年度からは各区単位で区民歩く運動を実施しており 一定のキロ数 (100 km 500 km 1,000 km ) に達した参加者には 記念章を贈呈している (1) 北海道を歩こう主催 : 札幌市 ( 財 ) さっぽろ健康スポーツ財団 朝日新聞北海道支社 北海道ウオーキング協会 札幌歩こう会 札幌山岳倶楽部 北海道テレビ 北海道日刊スポーツ新聞社平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度年度 ( 第 32 回 ) 前年比 ( 第 33 回 ) 前年比 ( 第 34 回 ) 前年比参加者数 1,977 人 107.6% 1,987 100.5% 2,073 人 104.3% 4 札幌マラソン大会 市民の体力づくりと市民マラソンの普及を目的として昭和 51 年度から実施しており 昭和 54 年 10 月の第 4 回大会よりメイン会場を真駒内屋外競技場へ移し コースも新たに造成した豊平川右岸コースで実施し 昭和 62 年の第 12 回大会からは ハーフマラソンのコースの一部に都心部を走るコースが取り入れられ 平成 5 年の第 18 回大会より ハーフマラソンと 10 kmマラソンの両コースが日本陸上競技連盟の公認コースとなり さらに公道を走る距離もハーフが約 11 km 10 kmが約 3kmと大幅に延び 参加者に好評を得ている この大会は タイムを競うことよりも 自己の体力にあわせて完走することをねらいとしていることから 種目は最長のハーフマラソンから 10 km 5km 中学 3km 車イス 5km ファンペア 3km 2kmまである また 平成 5 年度からは サッポロペンタスロン ( 前述 ) の一種目となった 主催 : 札幌市 札幌陸上競技協会 札幌市スポーツ推進委員会 読売新聞北海道支社 報知新聞社 ( 財 ) 自治総合センター ( 財 ) さっぽろ健康スポーツ財団 (1) 参加者数平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度年度 ( 第 34 回 ) 前年比 ( 第 35 回 ) 前年比 ( 第 36 回 ) 前年比参加者数 11,603 人 98.5% 13,128 人 113.1% 12,003 人 91.4% 19
(2) 姉妹都市とのマラソン交流 札幌市と姉妹都市とのマラソン交流のため 役員 選手の派遣 受け入れを行っている 交流実績 年度区分 都市名 団長 選手数 54 受入ポートランド市 10 人 派遣ポートランド市 5 人 55 派遺ポートランド市 4 人 57 受入ポートランド市 ミュンヘン市 瀋陽市 12 人 58 派遺ミュンヘン市 2 人 59 受入ポートランド市 ミュンヘン市 瀋陽市 9 人 派遣ポートランド市 4 人 62 受入ミュンヘン市 瀋陽市 8 人 派遺ミュンヘン市 3 人 元受入ポートランド市 瀋陽市 7 人 4 受入ミュンヘン市 瀋陽市 ノボシビルスク市 12 人 6 受入ポートランド市 4 人 7 受入瀋陽市 4 人 11 受入ポートランド市 4 人 12 受入瀋陽市 4 人 13 受入ミュンヘン市 3 人 派遺ミュンヘン市 3 人 16 受入ポートランド市 2 人 17 受入瀋陽市 4 人 20 受入ノボシビルスク市 3 人 22 受入瀋陽市 4 人 23 受入大田市 4 人 5 札幌国際スキーマラソン大会 札幌ドーム周辺から西岡オリンピック記念距離競技場周辺を中心に 白旗山競技場にまで及ぶ 50 kmのスキーマラソンから 25 km 一般市民向きの歩くスキー 10 km 5kmとバラエティに富んだこの大会は 本市最大のクロスカントリースキーの祭典である 第 2 回大会からは FIS 公認を受け さらに第 6 回大会より世界的なクロスカントリースキー大会の連合体であるワールドロペット加盟大会となった この大会は 世界で現在 14 大会ありこのうち 10 大会を完走した人への表彰制度があることなどから 本大会も文字どおり国際的な大会となった また 平成 5 年度からは サッポロペンタスロンの 1 種目となった 主催 : 札幌市 ( 公財 ) 健康 体力づくり事業財団 ( 財 ) 全日本スキー連盟 ( 財 ) 札幌スキー連盟 北海道歩くスキー協会 朝日新聞社 ( 財 ) さっぽろ健康スポーツ財団 参加者数 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度年度 ( 第 30 回 ) 前年比 ( 第 31 回 ) 前年比 ( 第 32 回 ) 前年比参加者数 2,536 人 94.4% 2,479 人 97.8% 2,023 人 81.6% 20
6 クロスカントリー大会 市民マラソンの盛り上がりとともに 森や野原など起伏に富んだ自然地を走り抜けるクロスカントリーへの関心が高まったことから 本市でも本格的なクロスカントリー競技を普及させようと昭和 63 年度に第 1 回大会を開催した 平成 15 年度からは サッポロペンタスロン ( 前述 ) の1 種目として開催してきたが 平成 17 年度の第 18 回大会を最後に その役目を終えた 平成 18 年度からは この種目に関するサッポロペンタスロンの認定大会を 北海道森林マラソントレイル フェスティバル in 定山渓に引継ぎ 平成 19 年度の第 10 回記念大会から その名称が北海道森林スポーツフェスタ in 定山渓と改められた 北海道森林スポーツフェスタ in 定山渓主催 : 北海道森林スポーツフェスタ実行委員会 参加者数 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度年度 ( 第 12 回 ) 前年比 ( 第 13 回 ) 前年比 ( 第 14 回 ) 前年比参加者数 964 人 95.0% 1,070 人 111.0% 1,208 人 112.9% 7 スノーホッケー競技の普及 スノーホッケーは 昭和 57 年 2 月の第 1 回北方都市会議における討議で 快適な冬の過ごし方 が話題になったことにヒントを得て 札幌市教育委員会が 冬でも気軽にできるスポーツ として考案した札幌市オリジナルのウインタースポーツである この競技は 冬季間雪に埋もれた学校のグラウンドや公園等の広場を使い レッツ というプラスチック製のミニスキーで滑走しながら木製のスティックで ボールを相手ゴールに入れ 得点を争う競技である このルール作成に当たっては サッカーを主体にアイスホッケーやグランドホッケー等を参考にした 昭和 58 年にルールが完成してから普及に努め これまで各区役所 小学校や児童会館への用具配布 指導者講習会の実施 全市規模の大会開催を行っている 毎年 2 月には札幌市長杯争奪スノーホッケー大会の開催や 指導者育成のための講習会を開催するなど普及活動を行っている 主催 : 札幌市 北海道 札幌スノーホッケー協会 札幌市長杯争奪スノーホッケー大会参加者数 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度年度 ( 第 27 回 ) 前年比 ( 第 28 回 ) 前年比 ( 第 29 回 ) 前年比参加者数 655 人 105.5% 611 人 93.3% 586 人 95.9% チーム数 72 チーム 105.9% 70 チーム 97.2% 69 チーム 98.6% 8 札幌市長杯サマージャンプ大会 昭和 58 年 11 月 宮の森ジャンプ競技場が 日本で初の 70m 級プラスチックジャンプ台に改修されたことを記念して 本市主催のジャンプ大会として第 1 回大会を開催した 第 2 回大会から さっぽろ夏まつり行事の一環として 7 月下旬から 8 月上旬に開催し観光客の一層の誘致を図っている 平成 12 年度からは大倉山 平成 16 年度からは荒井山も加わり 3 会場で開催している 主催 : 札幌市 ( 財 ) 札幌スキー連盟 ( 財 ) 北海道スキー連盟 21
9 国際親善ジュニアスポーツ姉妹都市交流 昭和 59 年 6 月 24 日 瀋陽市において 札幌市 ポートランド市 瀋陽市の三市長の間で 経済 技術 文化の友好交流及び協力に関する確認書が交わされた これに基づいて ミュンヘン市も参加し 12 歳から 14 歳までのジュニアのスポーツ交流を昭和 60 年度以降 毎年開催することで確認を行った ( 昭和 59 年 10 月 6 日会議 ) その後 平成 2 年に姉妹都市提携を結んだノボシビルスク市も同年 8 月の交流から参加している 以後 交流開催都市については 5 都市により毎年持ち回りとしていたが 平成 7 年から姉妹都市提携の記念年に札幌市のみが当該都市に選手団を派遣し 5 年ごとに札幌市が 4 都市の選手団を受け入れることとしている 交流実績 昭和 60(1985) 年度瀋陽市開催 ( 男子サッカー ) 昭和 61(1986) 年度札幌市開催 ( 女子バレー ) 昭和 62(1987) 年度ミュンヘン市開催 ( 女子水泳 ) 昭和 63(1988) 年度札幌市開催 ( 男子バスケットボール ) 平成元 (1989) 年度ポートランド市開催 ( 女子陸上 ) 平成 2(1990) 年度瀋陽市開催 ( 男子柔道 ) 平成 3(1991) 年度札幌市開催 ( 女子バスケットボール ) 平成 4(1992) 年度ミュンヘン市開催 ( 男子バレーボール ) 平成 5(1993) 年度ノボシビルスク市で女子水泳を行う予定であったが 本市の就学期間中のため派遣は行わなかった 平成 6(1994) 年度ポートランド市開催 ( 女子水泳 ) 平成 7(1995) 年度瀋陽市で男子バドミントンを行う予定であったが 瀋陽市が大洪水となったため 派遣を中止した 平成 8(1996) 年度札幌市開催 ( 女子バレー ) 平成 9(1997) 年度ミュンヘン市開催 ( 男子サッカー ) 平成 10(1998) 年度ノボシビルスク市開催 ( 女子バスケットボール ) 平成 11(1999) 年度ポートランド市開催 ( 男子サッカー ) 平成 12(2000) 年度瀋陽市開催 ( 女子卓球 ) 平成 13(2001) 年度札幌市開催 ( 男子サッカー ) 平成 14(2002) 年度ミュンヘン市開催 ( 女子柔道 ) 平成 15(2003) 年度ノボシビルスク市開催 ( 男子サッカー ) 平成 16(2004) 年度ポートランド市開催 ( 女子ソフトボール ) 平成 17(2005) 年度瀋陽市開催 ( 男子バドミントン ) 平成 18(2006) 年度札幌市開催 ( 女子バスケットボール ) 平成 19(2007) 年度ミュンヘン市開催 ( 男子バスケットボール ) 平成 20(2008) 年度ノボシビルスク市開催 ( 男子バレーボール ) 平成 21(2009) 年度ポートランド市で交流事業を行う予定であったが 新型インフルエンザのため 派遣を中止した 平成 22(2010) 年度瀋陽市開催 ( 女子柔道 ) 平成 23(2011) 年度札幌市開催 ( 女子バレーボール ) 22