仕様書 1 件名 ハードディスク複写装置の調達 2 品名 規格 ( 仕様 ) 数量 別紙のとおり 3 納入場所 警察庁 ( 東京都千代田区霞が関 2-1-2 中央合同庁舎第 2 号館 ) 4 納入期限 平成 29 年 12 月 22 日 ( 金 ) 5 検査 (1) 搬入に当たっては 警察庁担当官 ( 以下 担当官 という ) と事前に納入先 納入日等を十分に打合せの上 担当官の指示する場所に納入すること (2) 施設 人員 備品等に対し 損害を与えないように必要な措置を行うこと 請負業者の責めに帰すべき理由により 施設 物品等に損害を与えた場合は 請負業者の責任と負担において原状に復すること (3) 作業員の入退庁等に必要となる関係部署への申請を 納入業者において責任を持って行うこと (4) 搬入場所である合同庁舎 2 号館は 2tロングボディを超過する大きさの車両が接車できないため あらかじめ担当官と調整を図り 搬入の許可を得ること (5) 搬入作業に従事する作業員は 服装 名札 腕章等の着用などにより 当該者が請負業者の作業員であることを明らかに認識できるようにすること (6) 詳細については 担当官の指示に従うこと
複写装置規格書 別紙 1 適用範囲本仕様書は ハードディスク ( 以下 HDD という ) の複写物を作成する機器に適用する 2 品名及び略称品名及び略称は 表 -1のとおりとする 表 -1 品名及び略称品名略称ハードディスク複写装置複写装置 3 所要規格 3.1 使用条件 複写装置は 以下の使用条件で異常なく動作すること 温度 10~30 湿度 35~80%( 結露しない状態 ) 電源電圧 AC100~110V 50/60Hz 3.2 構成及び構造 複写装置の構成及び構造は 表 -2のとおりとする 表 -2 複写装置の構成及び構造 区 分 品 目 数量 記 事 本体 本体部 1 個 可搬型 (5kg 以下 ) であること 付属品 接続用品 1 式 機能及び性能を実現するために必要な 本体部とHDDを接続するためのケーブル及びアダプタを付属すること 収納ケース 1 個 本体部及び接続用品を収納できること 添付品 取扱説明書 1 式 日本語表記であること ( 電子データでも可とする ) 3.3 機能及び性能複写装置の機能及び性能は 表 -3のとおりとする 表 -3 複写装置の機能及び性能品目項目機能及び性能本体部基本機能 (1) Serial ATA( 以下 SATA という ) 接続方式及び Serial Attached SCSI( 以下 SAS という ) 接続方式のHDDに対して複写機能 データ消去機能 読込試験機能 イメージ作成機能及び情報表示機能を実 - 1 -
複写機能 行できること (2) USB3.0 接続方式のフラッシュメモリ ( 以下 USBメモリ という ) に対して複写機能を実行できること (3) 複写機能 データ消去機能 読込試験機能 イメージ作成機能及び情報表示機能の実行時において 次の情報を表示できること ア実行している機能イ接続しているHDD USBメモリの識別情報ウデータ処理量 (4) 複写機能 データ消去機能 読込試験機能 イメージ作成機能及び情報表示機能の処理終了及びエラー発生をブザー等により通知できること また 処理結果及びエラー内容を表示できること (5) 接続するHDDの性能に合わせて転送速度を自動で設定できること (6) 操作用及び表示用のインターフェースを有すること 各機能を実行するにあたって パソコン等の外部装置を要さずに実行できること (1) SATA 接続方式 HDDに対する複写機能ア複写の転送速度は4Gbit/s 以上であること イ複写元 HDDの接続方式は次の接続方式に対応すること ( ア ) SATA ( イ ) minisata ( ウ ) SAS ウ 1 個のSATA 接続方式 HDDを2 個以上の (1) イに示す接続方式 HDDに1 回の操作で同時に複写できること エ 2 個のSATA 接続方式 HDDをそれぞれ1 個以上の (1) イに示す接続方式 HDDに1 回の操作で同時に複写できること オ複写機能は次の複写方式から選択できること ( ア ) 全面複写複写元の全領域のデータを複写する方式 ( イ ) 部分複写複写元のファイルシステムを解析し 使用領域のデータのみを複写する方式 ( ウ ) HPA 複写 Host Protected Area( 以下 HPA という ) 機能を使用して 複写先を複写元と同じ容量に制限したうえで 複写する方式 - 2 -
( エ ) DCO 複写 Device Configuration Overlay( 以下 DCO という ) 機能を使用して 複写先を複写元と同じ容量に制限したうえで 複写する方式カ複写元のデータ読み込み時にエラーが発生した場合 エラー発生セクタのみをスキップして複写をできること また エラー発生セクタのデータは 特定のデータに置換し複写先に複写できること なお 複写開始前に エラー発生セクタをスキップするか否かを設定できること (2) SAS 接続方式 HDDに対する複写機能ア複写の転送速度は4Gbit/s 以上であること イ複写元 HDDの接続方式は SASに対応すること ウ 1 個のSAS 接続方式 HDDを2 個以上のSAS 接続方式 HDDに1 回の操作で同時に複写できること エ 2 個のSAS 接続方式 HDDをそれぞれ1 個以上のSAS 接続方式 HDDに1 回の操作で同時に複写できること オ複写機能は次の複写方式から選択できること ( ア ) 全面複写複写元の全領域のデータを複写する方式 ( イ ) 部分複写複写元のファイルシステムを解析し 使用領域のデータのみを複写する方式 ( ウ ) SF 複写 SCSI フォーマットコマンド ( 以下 SF という ) 機能を使用して 複写先を複写元と同じ容量に制限したうえで 複写する方式カ複写元のデータ読み込み時にエラーが発生した場合 エラー発生セクタのみをスキップして複写をできること また エラー発生セクタのデータは 特定のデータに置換し複写先に複写できること なお 複写開始前に エラー発生セクタをスキップするか否かを設定できること (3) USBメモリに対する複写機能ア複写の転送速度は3Gbit/s 以上であること イ複写元 USBメモリの接続方式は USB3.0に対応すること ウ 1 個のUSBメモリを2 個以上のUSBメモリに1 回の操作で同時に複写できること エ 2 個のUSBメモリをそれぞれ1 個以上のUSBメモリ - 3 -
に1 回の操作で同時に複写できること オ複写機能は次の複写方法から選択できること ( ア ) 全面複写複写元の全領域のデータを複写する方式 ( イ ) 部分複写複写元のファイルシステムを解析し 使用領域のデータのみを複写する方式 (4) 共通機能 (1)~(3) 号の共通機能は次のとおりとする ア複写終了後 複写元と複写先のデータの一致を比較照合できること イ複写時 複写元に対して書き込みが発生しないこと ウ (1) ウ又はエと (3) ウ又はエ 若しくは (2) ウ又はエと (3) ウ又はエを同時に実行できること データ消去機能 SATA 接続方式及びSAS 接続方式 HDDの全セクタのデータを 次の方式により消去できること (1) 特定データを特定の回数書込む方式 (2) アメリカ合衆国国防総省 DoD 規格 5220.22-Mに準拠した方式読込試験機能 SATA 接続方式及びSAS 接続方式 HDDの全セクタについて 読み込みエラーの有無を試験できること なお この際 HDDに対して書き込みが発生しないこと イメージ作成機 (1) イメージファイルの保存先となるHDD( 以下 保存能先 という ) をFAT32 及びNTFSでフォーマットできること (2) 複写元の全セクタのデータを保存先にddコマンドにより作成されるイメージファイルと同等の形式で保存し 複写元とイメージファイルの一致を比較照合できること (3) SHA-256を用いて (2) により保存したイメージファイルのハッシュ値を求め 保存先に保存できること (4) イメージファイル作成時 複写元に対して書き込みが発生しないこと (5) 複写元のデータ読み込み時にエラーが発生した場合 エラー発生セクタのみをスキップして複写をできること また エラー発生セクタのデータは 特定のデータに置換し保存先に保存できること なお 複写開始前に エラー発生セクタをスキップするか否かを設定できること - 4 -
情報表示機能 (1) SATA 接続方式及びSAS 接続方式 HDDに関する次のア~ オ号の情報を表示できること また SATA 接続方式 HD Dについては 次のカ及びキの情報も表示できること アモデル名イシリアル番号ウ容量エシリンダ数 ヘッド数及びセクタ数 (CHS 情報 ) オ LBA 情報カ ATAパスワードの設定の有無キ S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) 情報 (2) 情報取得時 HDDに対して書き込みが発生しないこと - 5 -