古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例及び施行規則の運用基準

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鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

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( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため


市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

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2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

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予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

宝塚市条例第 33 号宝塚市市街化調整区域における開発行為及び建築物の新築等に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章市街化調整区域において行うことができる開発行為及び建築物の新築等 ( 第 3 条 第 4 条 ) 第 3 章北部地域において行うことができる開発行為及

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第1章 開発許可制度の概要

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

(1) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 別表第 2( い ) 項第 1 号に規定する建築物のうち, 自己の居住の用に供する専用住宅 ( 以下 自己用住宅 という ) (2) 建築基準法別表第 2( い ) 項第 2 号に規定する建築物のうち, 自己の居住及び業務の用に供する兼用

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1 ヘクタール未満 1 ヘクタール以上 5 ヘクタール未満 5 ヘクタール以上 9 メートル 12 メートル 12 メートル 4 令第 25 条第 4 号に規定する車両の通行に支障がない道路は 開発区域の面積及び予定建築物等に応じて 4 メートルから 6 メートルまでの範囲内で規則で定める幅員以上の

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

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富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

建築基準法施行規則第10条の2第1号

第1号様式(第9条第1項関係)

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

新座市税条例の一部を改正する条例

第 2 章 許可を要しない開発行為 建築行為等 ( 事前に以下の条項のいずれに該当するかの判断資料の提出を求めること ) 第 1 農林漁業用建築物を目的とする開発行為 ( 法第 29 条第 1 項第 2 号 ) 又は建築行為 ( 法第 43 条第 1 項本文 ) 1 趣旨市街化調整区域内で農林漁業に

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に

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建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

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生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

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札幌市ワンルーム形式集合住宅に関する建築指導要綱 平成元年 6 月 15 日助役決裁 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は ワンルーム形式集合住宅の建築計画 管理等について必要な事項を定め 建築主等に協力を要請することにより その建築に伴う紛争の未然防止と良好な居住環境の確保を図ることを


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平成17年細則第12号_寒冷地手当の支給に関する細則

に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13

○H30条例19-1

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

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法第 34 条第 11 号市街化区域に隣接し 又は近接し かつ自然的社会的諸条件から市街化区域と一体的な日常生活圏を構成していると認められる地域であって 条例第 3 条 市街化区域 ( 工業専用地域を除く 以下同じ ) に隣接する土地の区域又は市街化区域に近接する土地の区域 ( 当該土地の区域と当該

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阪神間都市計画新住宅市街地開発事業の変更(兵庫県決定)

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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議案用 12P

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (


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Transcription:

古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例及び施行規則の運用基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例 ( 平成 20 年条例第 18 号 以下 条例 という ) 及び古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例施行規則 ( 平成 20 年規則第 33 号 以下 規則 という ) の施行に関し必要な事項を定めるものとする ( 自然的社会的条件の要件 ) 第 2 条条例第 2 条第 2 号中 自然的社会的条件から一体的な日常生活圏を構成している ことの要件は 次の各号によるものとする (1 ) 自然的条件については 河川 山林 高速道路等が存し かつ 明らかに日常生活圏が分断されていないこと (2 ) 社会的条件については 同一の字 町内会等の自治組織 小学校区等の生活圏単位のほか 住民の日常生活に密接に関連する次に掲げる施設の利用形態の共通性等に照らし総合的に判断すること ア日用品店舗 サービス店舗等の生活利便施設イ児童公園 地区集会所 郵便局等の公益施設ウ鉄道 バス 道路等の利用交通施設 ( おおむね 50 以上の建築物が連たんしている要件 ) 第 3 条条例第 2 条 2 号中 おおむね 50 以上の建築物が連たんしている 地域の要件は 次の各号によるものとする (1 ) おおむね 50 以上の建築物 については 原則として 50 以上要するものとするが 集落としての集積度が高い場合又はその他特にやむを得ない場合にあっては 40 以上の連たんをもって足りるものとする (2 ) 建築物の連たん距離については 建築物の敷地相互間の距離がおおむね 50 メートル以下 ( 最大で 70 メートル未満 ) とする (3 ) 市街化区域に隣接し 当該市街化区域と一体的な日常生活圏を有する地域にあっては 市街化調整区域内において 25 以上の建築物が連たんする場合に限り 市街化区域に存する建築物を含めることができる ただし 条例第 3 条第 1 号で規定する既存集落にあっては 市街化調整区域に連たんしている場合には 市街化調整区域内の建築物の連たん数にかかわらず当該市街化区域への連たんを認め

当該市街化区域内の住宅についても連たんの戸数に数えるものとする (4 ) 車庫 物置その他の附属建築物については 連たん数の対象としない (5 ) 他市町に存する建築物への連たんは原則として認めない ( 条例第 3 条第 1 号中 既存集落 の要件 ) 第 4 条条例第 3 条第 1 号に規定する既存集落にあっては 次の各号のいずれの要件も満たすものとする (1 ) 規則第 2 条第 1 項中 原則として 50 戸以上の住宅 とは 住宅の戸数 40 戸を下限とする なお 申請にあたっては 住宅戸数を確認するための住宅地図に住宅の戸数を明示したもの及び連たん距離を確認するための縮尺 2500 分の 1 の都市計画図を添付させるものとする (2 ) 同一敷地内に 2 戸の住宅がある場合には それぞれが専用住宅としての機能を有していれば2 戸と数え 寄宿舎 下宿 寮等で世帯を構成しない建築物は 戸数に含めることができない (3 ) 次に掲げる土地の区域は 連たんの対象としない アゴルフ場 ゴルフ練習場 野球場 陸上競技場 テニスコート サーキット場等の大規模工作物であって 管理施設 利用施設等が存する区域 ( 区域が明確でない場合には 原則として建築物の周囲 10 メートル以内 ) を除いた区域イ大学等の運動場 寺院等の駐車場及び墓地 農業高校の農場等ウ変電施設 ( 建築物がなくキュービクルのみ ) 簡易なポンプ小屋 簡易な資材置場及び仮設の現場小屋の存する土地の区域 ( 条例第 3 条第 1 号中 自己用住宅を必要とするやむを得ない理由 の該当要件 ) 第 5 条条例第 3 条第 1 号中 自己用住宅を必要とするやむを得ない理由 は 次の各号のいずれかに該当する場合とする (1 ) 婚姻により独立した世帯を構成する場合 (2 ) 退職又は転勤等により転居せざるを得ない場合 (3 ) 現に居住している住宅が過密 狭小 被災 立ち退き又は借家等の事情がある場合 なお 過密又は狭小の事情がある場合には 必要に応じて現に居住している住宅の写真等を添付させるものとす

る (4 ) 疾病等の理由により転地せざるを得ない場合 (5 ) 帰郷等により出身地に定住する場合 (6 ) 単身者が 両親若しくは兄弟姉妹の家族と同居している場合又 は兄弟姉妹の婚姻等により 独立した世帯となる必要がある場合 (7 ) 現に居住している住宅の存する土地が借地であって 当該住宅 の改築が不可能である場合 (8 ) 現に居住している住宅の存する土地が急傾斜地又はがけ等の危 険地帯にあって 危険であると判断される場合 (9 ) 現に居住している住宅の存する土地の環境が 日照不良 湿地 進入路狭あい等の理由により悪い場合 ただし 環境を改善するこ とが物理的に不可能なときは 当該住宅の除却又は物置等への合法 的な転用を条件とするものとする ( 条例第 3 条第 1 号中 自己用住宅 を必要とすることを証明するた めの申請書添付書類 ) 第 6 条条例第 3 条第 1 号中 自己用住宅 を必要とすることを証明す るための申請書添付書類は 次に掲げるものとする (1 ) 若年者 (30 歳未満の者をいう ) が婚約をもって自己用住宅を 必要とする場合には 媒酌人の婚約証明書又は当事者の申立書 な お 若年及び高齢の単身者については 必要性について十分審査す ること り (2 ) 被災 立ち退き 借家等の事情がある場合には それぞれ罹災 証明書 立ち退きを求められていることが確認できる書面 賃貸借 契約書等 (3 ) 現に居住している住宅が持家の場合には 当該住宅の処分につ いての売買契約書 専任媒介契約書等 (4 ) 疾病等の理由により転地せざるを得ない場合には 診断書等 (5 ) 転勤により転居せざるを得ない場合には 異動証明書等 (6 ) 帰郷により出身地に定住する場合には 退職証明書等 ( 規則第 2 条第 2 項第 1 号中 取得することが確実であると認められ る者 の要件 ) 第 7 条規則第 2 条第 2 項第 1 号中 取得することが確実であると認め られる者 の要件は 次の各号のいずれかによるものとする (1 ) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) 第 5 条の許可を申請している場

合には 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) の許可と同時に取得できる者とする (2 ) 相続により取得したが 所有権の移転が完了していない場合には すべての法定相続人からの当該土地を相続する旨の証明書等を取得している者とする ( 規則第 2 条第 2 項第 1 号中 線引日前に土地を所有 の定義 ) 第 8 条規則第 2 条第 2 項第 1 号中 線引日前に土地を所有 には 代々相続又は一括贈与 ( 農業委員会等からの証明が必要 ) により受け継いで 線引日以後に所有した場合も含む ( 規則第 2 条第 2 項第 1 号中 線引日前に土地を所有していた親族から当該線引日後に相続 贈与又は売買により取得した土地 ( 取得することが確実であると認められる土地 ) の定義) 第 9 条規則第 2 条第 2 項第 1 号中 線引日前に土地を所有していた親族から当該線引日以後に相続 贈与又は売買により取得した土地 ( 取得することが確実であると認められる土地 ) には 線引日以後に親族間で相続以外の所有権の移動があるものについても 他に適地がない場合にはこれに含むものとする ( 規則第 2 条第 2 項第 1 号において予定地とすることができる土地 ) 第 10 条規則第 2 条第 2 項第 1 号において予定地とすることができる土地は 次の各号のいずれかに該当するものとする ただし 第 2 号又は第 3 号が適用となる場合には 従前の土地がおおむね 50 戸以上 ( 40 戸を下限とする ) が連たんしている集落内に存していなければならない (1 ) 既存集落内に存しない場合であって 代替地として線引日前から所有していた者と交換した土地 (2 ) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) 等により建築することが事実上不可能であって 代替地として交換した土地 (3 ) 収用に係る事業等 ( 一般の公共事業を含む ) により建築することが事実上不可能となり 代替地として取得した土地 ( 規則第 2 条第 2 項第 2 号中 大字等の区域 の定義 ) 第 11 条規則第 2 条第 2 項第 2 号中 大字等の区域 とは 市町村合併等により大字等の区域の境界が変更となり 同一大字等の区域でなくなったが 現に自治会等が同じで実質的に同一集落である場合には

同一大字等の区域として扱うものとする ( 規則第 2 条第 2 項第 2 号イ中 相当期間居住していた者 の定義 ) 第 12 条規則第 2 条第 2 項第 2 号イ中 相当期間居住していた者 とは 法の規定に違反せず 10 年以上居住していた者とする ( 規則第 2 条第 3 項第 1 号中 勤務地に通勤が可能な区域 の定義 ) 第 13 条規則第 2 条第 3 項第 1 号中 勤務地に通勤が可能な区域 とは 電車 自動車等により 予定地から勤務地までの所要時間が 2 時間を超過しない区域とする ただし 次の各号のいずれかに掲げる場合は この限りでない (1 ) 現に所要時間が 2 時間以上の勤務をしている場合 (2 ) 現に当該土地付近 ( 実家等 ) に家族が居住しており その事実を子供の在学証明書 住民票の写し等で証明できる場合 ( 規則第 2 条第 3 項第 2 号中 おおむね 200 平方メートル以上 の定義等 ) 第 14 条規則第 2 条第 3 項第 2 号中 おおむね 200 平方メートル以上 とは 190 平方メートル以上とする 2 規則第 2 条第 3 項第 2 号中 やむを得ないと認めるとき とは 次の各号のいずれかに該当する場合とする (1 ) 予定地内に建築基準法第 42 条第 2 項の規定によるセットバックを行う土地が存する場合 (2 ) 予定地内にがけ地等宅地として利用できない土地が存する場合 (3 ) 予定地内に公共事業による買収予定の土地が存する場合 (4 ) 予定地周辺の土地が宅地化されている 又は予定地が一筆の土地である等の理由により 500 平方メートルを若干超える土地を残しても当該土地の利用が困難であると認められる場合 (5 ) 予定地内に路地状敷地に該当する土地が存しており 路地状敷地以外の部分が前各号に該当する部分を除いて 500 平方メートル以下の場合 ( 規則第 2 条第 3 項中 自己用住宅 の要件 ) 第 15 条規則第 2 条第 3 項中 自己用住宅 の要件は 次の各号によるものとする (1 ) 2 以上の玄関を有し 各々の家族が個別に生活できる複数世帯住宅は含めないものとする (2 ) 家族数又は世帯数の状況 高齢者 身体障害者等の同居等やむ

を得ない事情がある場合には 延べ面積は 220 平方メートルを限度とすることができるものとする (3 ) 周辺の環境に配慮したものであるものとする ( 条例第 3 条第 2 号中 自己用住宅を必要とするやむを得ない理由 の該当要件 ) 第 16 条条例第 3 条第 2 号中 自己用住宅を必要とするやむを得ない理由 については 第 5 条の規定を準用する ( 規則第 3 条第 3 項中 規則で定める要件 の定義等 ) 第 17 条規則第 3 条第 2 項中 規則で定める要件 による予定地の面積 自己用住宅等については 第 14 条及び第 15 条の規定を準用する ( 規則第 4 条第 1 号イ中 おおむね 200 平方メートル以上 の定義等 ) 第 18 条規則第 4 条第 1 号イ中 おおむね 200 平方メートル以上 については 第 14 条第 1 項の規定を準用する 2 規則第 4 条第 1 号イ中 やむを得ないと認めるとき については 第 14 条第 2 項の規定を準用する ( 規則第 4 条中 自己用住宅 の要件 ) 第 19 条規則第 4 条中 自己用住宅 の要件については 第 15 条の規定を準用する ( 条例第 3 条第 3 号中 専用住宅 の定義 ) 第 20 条条例第 3 条第 3 号中 専用住宅 には 法第 29 条第 1 項第 2 号に該当する専用住宅及び旧法第 43 条第 1 項第 6 号ロの既存宅地の確認による専用住宅のほか法の規定に違反せず建築された兼用住宅を含むものとする ( 条例第 3 条第 4 号中 敷地の拡張を伴う場合 の定義 ) 第 21 条条例第 3 条第 4 号中 敷地の拡張を伴う場合 とは 自己用住宅又は車庫若しくは物置等の附属建築物の建築等を計画するに当たり 従前の敷地が狭小なため駐車場の確保が困難である場合又は建築基準法その他法令に抵触する場合等をいう ( 規則第 5 条第 2 号中 やむを得ないと認めるとき の該当要件 ) 第 22 条規則第 5 条第 2 号中 やむを得ないと認めるとき については 第 14 条第 2 項の規定を準用する この場合において 予定地は 従前の敷地及び改築又は増築に伴い拡張する敷地とする ( 条例第 3 条第 4 号中 自己用住宅 の定義 ) 第 23 条条例第 3 条第 4 号中 自己用住宅 には 法第 29 条第 1 項第

2 号に該当する自己用住宅及び旧法第 43 条第 1 項第 6 号ロの既存宅地の確認による自己用住宅を含むものとする ( 条例第 3 条第 5 号中 道路の位置の指定を受けた区域 の定義 ) 第 24 条条例第 3 条第 5 号中 道路の位置の指定を受けた区域 とは 当該道路の位置の指定 ( 以下 道路位置指定 という ) に係る区域内に予定地が存することが当該道路位置指定の申請図により明らかとなっているものとする ただし 当該道路部分が明確に区画されていない場合には 許可の対象としないものとする ( 規則第 6 条第 1 項中 建築物 の定義 ) 第 25 条規則第 6 条第 1 項中 建築物 には 専用住宅以外の建築物を含めることができるものとする ただし 同一敷地内に存する付附属建築物については連たんの数に含めないものとする ( 規則第 6 条第 2 項第 1 号中 おおむね 200 平方メートル以上 の定義 ) 第 26 条規則第 6 条第 2 項第 1 号中 おおむね 200 平方メートル以上 については 第 14 条第 1 項の規定を準用する ( 規則第 7 条第 2 号のただし書の適用要件 ) 第 27 条規則第 7 条第 2 号ただし書を適用する場合には 市長の同意が得られた土地であるものとする ( 条例第 3 条第 6 号に規定する開発行為の許可の判断 ) 第 28 条条例第 3 条第 6 号に規定する開発行為の許可については 次により判断するものとする (1 ) 収用に係る事業の施行者と古河市都市計画部建築指導課の事前協議が整い 速やかに開発行為の許可の申請がなされるものとする (2 ) 条例第 3 条第 6 号に規定する開発行為の許可は 生活又は営業の補償であることから 申請者の営業又は居住の事実を要件とする (3 ) 次のいずれかに該当する場合には 許可の対象にしないものとする ア当該開発行為の申請者が借家人である場合 ただし 借地であっても建築物等の所有権を有している場合には対象とする イ他市町村で行われる収用に係る事業による移転の場合 ただし やむを得ない場合は この限りでない ウ収用に係る事業の施行者が 移転者に対して営業廃止で補償した場合

エ従前の建築物等が存しない場合又は建築物等の一部しか存しておらず営業又は居住の事実がない場合 ただし 貸家などの場合で 一時的に空家になっている場合は この限りでない オ従前の建築物等が廃屋 未完了建築物等である場合カ遊技場から他の遊技場への変更 事務所から住宅への変更その他の用途変更に該当する場合 (4 ) 移転及び除却の判断にあたっては 収用に係る事業の施行者と協議し 物件補償契約書の物件調査表 移転補償契約書 ( 原本を添付すること ) 等 ( 公共移転証明書は不可とする ) により補償内容を確認するものとする ただし 構外再築でなければ許可の対象としないものとする (5 ) 建築物等が収用の対象とはならないが 駐車場等が収用に係る事業の対象となり当該建築物等に重大な支障が出る等の理由により 収用に係る事業の施行者が構外再築で補償した場合は 許可の対象とするものとする (6 ) 集落性については 適宜判断するものとする (7 ) 従前の建築物等と新たに建築する建築物等に建築構造の違いがあっても許可の対象とするものとする (8 ) 新たに建築する建築物等の階数は 従前の階数かつ従前の高さまでとする ただし 当該建築物の高さが 10 メートル以下の場合は この限りでない (9 ) 複数の一戸建ての貸家を賃貸の共同住宅にすることは 許可の対象とするものとする この場合において 賃貸の共同住宅の規模は 次のいずれかに該当するものとする ア賃貸の共同住宅の戸数は 一戸建ての貸家の戸数の 1.5 倍の戸数を限度とし かつ 延べ面積は一戸建ての貸家の延べ面積の合計値を限度とする イ賃貸の共同住宅の戸数は 一戸建ての貸家の戸数を限度とし かつ 延べ面積は一戸建ての貸家の延べ面積の合計値の 1.5 倍の延べ面積を限度とする (10) 賃貸の共同住宅を複数の一戸建ての貸家にすることは 許可の対象としないものとする (11) 区分所有されている建築物が別々に移転する場合には 当該建築物の使用実態等に応じて判断する ただし 共用されている建築

物を個別に移転することは 許可の対象としないものとする (12) 従前の建築物等が複合用途の場合には 当該建築物等の使用実態等に応じて判断するものとする (13) 従前の建築物等が法に適合していない場合の取扱いは 当該建築物等の敷地面積及び延べ面積を限度として移転を認めるものとする ただし 建ぺい率違反となる場合にあっては 最小限の敷地の拡張を認めるものとする ( 規則第 7 条第 4 号中 自己の居住の用に供する住宅 の定義 ) 第 29 条規則第 7 条第 4 号中 自己の居住の用に供する住宅 には 併用住宅を含むものとする 附則 ( 施行期日 ) 1 この基準は 平成 24 年 2 月 1 日から施行する ( 古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例及び施行規則の運用基準の廃止 ) 2 古河市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例及び施行規則の運用基準 ( 平成 20 年 4 月 1 日施行 ) は 廃止する