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一般会計負担の考え方

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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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平成18年度標準調査票

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

( 図表 1) 平成 28 年度医療法人の事業収益の分布 ( 図表 2) 平成 28 年度医療法人の従事者数の分布 25.4% 27.3% 15.8% 11.2% 5.9% n=961 n=961 n= % 18.6% 18.5% 18.9% 14.4% 11.6% 8.1% 資料出所

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地域医療構想の概要 1 地域医療構想の位置づけ 平成 25 年 3 月に 医療法に基づき 本県の疾病対策及び医療提供体制の基本方針である第 6 期岐阜県保健医療計画を策定した 平成 27 年 4 月に施行された改正医療法に基づき 保健医療計画の一部として 将来 (2025 年 ) あるべき医療提供体

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山梨県地域医療再生計画 ( 峡南医療圏 : 救急 在宅医療に重点化 ) 現状 社保鰍沢病院 (158 床 ) 常勤医 9 名 実施後 社保鰍沢病院 峡南病院 (40 床 ) 3 名 市川三郷町立病院 (100 床 ) 7 名 峡南病院 救急の重点化 県下で最も過疎 高齢化が進行 飯富病院 (87 床

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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平成17年8月24日市長交渉想定質問

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第3章 指導・監査等の実施

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

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平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

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07佐渡

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平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

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第 10 回 病院の経営課題等に関する調査結果報告 2014 年 3 月 株式会社日本能率協会総合研究所

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため 次世代医療機能評価のアジェンダ ( 以下 アジェンダ ) を取りまとめた アジェンダでは (1) 地域医療の質向上に寄与するための評価 の実現に向け 以下 2 点の施策について検討するこ

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脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

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( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179


されるなど 公営企業に対する環境や評価については 今後ますます厳しくなることが予想される こうした状況の変化にも対応できるだけの経営体力を醸成することはもちろんであるが 一方で採算性の面で課題のある分野についても 公立病院が引き続き担わざるを得ない分野があると考えられる 特に救急分野においては 和歌

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医療機能分化連携推進事業 1 対象事業者 病床を有する医療機関 2 支援対象 既存病床を回復期病床に転換する際に必要となる施設 設備整備費 設備整備 H27~ 継続対象リハビリを行うための治療機器や訓練機器等の導入経費 物理療法を実施するための 超音波治療器や温浴療法用装置の導入事業例 運動療法を実

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

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2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

平成 27 年度新潟県病院事業決算の概要 高度医療の提供 県民から信頼される県立病院づくり 災害に備えたトリアージ訓練 出向く医療 ~ 訪問看護 ~ 新潟県病院局

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1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

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改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

H I T A C H I 課題を解決する方策 高梁 新見及び真庭における課題を解決する方策 (1) 課題 : 圏域面積が県の 32% を占める広い圏域であるが 救命救急センターや周産期母子医療センターがなく 中小規模 の病院が救急医療を担っている また 救急搬送では 圏域外搬送の割

平成19年度 病院立入検査結果について

地域包括ケア病棟 緩和ケア病棟 これから迎える超高齢社会において需要が高まる 高齢者救急に重点を置き 地域包括ケア病棟と 緩和ケア病棟を開設いたしました! 社会福祉法人 恩賜財団済生会福岡県済生会八幡総合病院

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公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

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国民健康保険志雄病院経営健全化計画 ( 改革プラン ) 実施状況 平成 26 年 11 月 国民健康保険志雄病院

全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

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金融円滑化に対する当金庫の取組状況 平成 27 年 11 月 13 日 高岡信用金庫

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

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2 収支の状況 一般病院の収支の状況は次のとおりです 1 収益構造として 総収益に占めるの割合は96.0 に占める収入の割合は69.1 同収入の割合は26.7 でした 2 に対する費用の割合は 人件費率 52.4 前年度比 0.1ポイント増 医療材料費率 21.5 同 0.3ポイント増 給食材料費率

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

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3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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平成 20 年度 病院経営局運営方針 平成 20 年 5 月横浜市病院経営局

平成 20 年度の運営方針について 平成 20 年度の診療報酬改定は全体では4 回連続のマイナス改定となりました また 医師 看護師等については全国的な人材不足となっており 医療や病院経営を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております 病院経営局では 横浜市立病院経営改革計画 (17~20 年度 ) に基づき 市立病院の経営改革 改善に取り組んでいます 平成 20 年度は計画の最終年度として 目標達成に向け 総仕上げの段階になります また 総務省の 公立病院改革ガイドライン (19 年 12 月 ) により 公立病院改革プラン の策定が求められています そこで 計画に基づき推進してきた各市立病院の医療機能をより高めるとともに 地域医療全体の質の向上 と 徹底した経営改善 の両面で引き続き改革 改善に取り組み 併せて これまでの経営改革の取組を踏まえた新たな計画についても検討してまいります 組織運営につきましては 民間企業の多くで採用されている経営管理手法である バランス スコアカード (BSC) の活用により 多面的な視点での目標を設定し 組織目標の共有に努め 病院経営改革を推進します また 病院運営にふさわしい人材の育成に努め 職員の意欲や能力が十分に発揮される組織を目指します それらにより 市立病院として市民の信頼に応えるとともに 患者さんの満足度の向上を図ってまいります 横浜市病院経営局長 ( 病院事業管理者 ) 原正道 1

経営改革計画に基づく主な取組 市民病院 病院機能評価の認定取得 (17 年 5 月 ) 地域がん診療連携拠点病院の指定 (18 年 8 月 ) 地域医療支援病院の施設認定取得 (18 年 9 月 ) 等 脳血管医療センター 回復期リハビリテーション病棟の施設基準取得(17 年 11 月 19 年 10 月 ) 併設介護老人保健施設への指定管理者制度導入(19 年 4 月 ) リハビリテーションの土曜日実施 (19 年 7 月 ) 等 みなと赤十字病院 病院機能評価の認定取得 (19 年 3 月 ) アレルギー専門医療機関の指定 (19 年 4 月 ) 精神科医療( 合併症 救急 ) の実施 (19 年 6 月 10 月 ) 等 基本目標 市民 患者さんの視点に立った 安心 安全で満足 納得が得られる 良質な医療サービスの効率的な提供を目指します! 市立病院は すべての市民が良質な医療を安心して受けられるよう 政策的医療を提供する役割に加え 地域医療全体の質向上に資するための先導的な役割を果たしていく必要があります 一方 診療報酬のマイナス改定や全国的な医師 看護師不足など 医療を取り巻く環境が厳しさを増す中 このような経営環境に対応していくため 市立病院は引き続き徹底した経営改善に努め 自立した経営を目指していく必要があります こうした観点から 病院経営局では 医療の質の向上と経営改善の両面から経営改革を推進してまいります 2

重点推進課題 平成 20 年度は 次の重点推進課題に取り組みます 1 各病院の取組 (1) 市民病院 がん診療機能と救急医療の強化を図ります がんセンター を中心に院内の各部門の連携を強化し 診療体制の充実を図ります 緩和ケア病棟を整備し 療養環境の向上を図ります (21 年 3 月開床 ) PET-CT( 1) を活用し がん診断とがん検診の充実を図ります (4 月から検診でも活用 ) がん患者さんにわかりやすい診療科の標榜を行います (4 月 ) ICUの増床など 救急医療の充実を進め 新型救命救急センターの指定を目指します (ICU:6 床 4 月 8 床 20 年度中 10 床 ) ( 1)PET-CT : PET と CT を組み合わせ 1 回の検査でより正確な診断を可能にする検査機器 (2) 脳血管医療センター リハビリテーション医療と脳卒中予防事業を充実し 併せて脳卒中先進医療の推進を図ります 土曜日に加えて 日曜日にもリハビリテーションを実施します (7 月 ) 発症直後に有効なティーピーエー t -PA ( 2) の普及促進に向けて取り組みます 予防講座の拡充などを行い 脳卒中予防事業の充実を図ります ( 市民講演会 :8 月 10 月 21 年 3 月 ) 脳ドック実施回数の拡大により待ち期間を短縮し 市民ニーズに対応します ( 目標 : 申込後 1か月以内に受診 ) ( 2)t-PA : 脳梗塞の血栓を溶解する薬 発症後 3 時間以内に投与することにより 症状を 改善し後遺症を軽減させるとされている ( 市民病院においてもt-PAによる治療体制を整備しています ) (3) みなと赤十字病院 精神科医療 ( 救急 合併症等 ) アレルギー疾患医療などの政策的に必要な医療の提供を行います 神奈川県 川崎市と連携して実施する精神科救急医療体制の基幹病院として 精神科救急医療 精神科合併症医療等について 引き続き 積極的に患者さんを受け入れます アレルギー専門医療機関として 相談 啓発 情報提供活動 研究等に総合的に取り組みます 救急医療の充実を図り 新型救命救急センターの指定を目指します 3

2 病院事業全体の取組 (1) コンプライアンスの推進 患者さんの個人情報等について 適正管理を徹底します (2) 安全で良質な医療の提供 体制を拡充した 医療安全管理室 を中心に 医療安全に関する病院内のルール遵守の徹底 点検を行います (3) 患者満足度の向上 患者満足度調査を実施し その結果を踏まえ 満足度の向上に取り組みます また 患者満足度向上につながる職員満足度の向上を図ります (4) 必要な人材の確保 育成 医師の負担軽減を図るため 医師補助職員の配置などを行います 看護師を確保するため 採用試験の毎月実施や他都市での開催などにより 採用機会の拡充を図ります 職種ごとの専門性に応じた人材育成ビジョンに基づき 職員の知識 技術の向上やスキルアップを図るなど 人材育成を促進します (5) 情報化の推進 1 月から稼動した電子カルテを5 月から外来にも導入し 医療の安全確保と診療情報の共有に努めます (6) 公立病院改革プランの検討 総務省が各自治体に策定を求めている 公立病院改革プラン について 新たな計画と整合させながら検討していきます 4

* 平成 20 年度の主な取組項目 * 主な取組項目は 横浜市立病院経営改革計画 に掲げる項目を基本としています 1 市民病院重点 = 重点推進課題 取組項目 内容目標 重点 地域がん診療連携拠点病院としての がん診療機能の強化 がん治療体制の強化 緩和ケア病棟の整備 チーム医療の推進や相談機能の強化などにより がんセンター の機能を充実し がん治療体制を強化します 緩和ケア病棟を整備し がん患者さんなどの療養環境の向上を図ります 実施 21 年 3 月開床 がん検診機能の充実 PET-CT の活用によるがん検診の実施などにより 検診機能についても充実を図ります 4 月から検診でも活用 重点 地域に必要とされる救急医療の充実 ICU の増床など 救急医療の充実を進め 新型救命救急センターの指定を目指します 年度内に 10 床まで増床 指定 診療報酬包括評価の導入 DPC( 入院診療費の包括算定 ) の導入により 患者さんにとってわかりやすい医療費体系の整備及び収益の向上を図ります 7 月導入 新型インフルエンザ対策 県内唯一の第一種感染症指定医療機関として新型インフルエンザ発生に備えて 地域医療機関への研修や関係局との合同訓練の実施などの準備を行います 実施 地域医療連携の推進 地域医療支援病院として 地域医療連携連絡会の開催や 高額医療機器の共同利用の推進など 地域医療連携の推進を図ります 実施 医療環境にふさわしい質の高いサービスの提供 患者が疾病に関する情報や参考図書を閲覧することができる患者自己学習コーナー ( 仮称 ) の設置など 質の高いサービスを提供していきます 段階的実施 急性期病院としての機能の PR の強化 院内掲示の活用や病院パンフレット 入院のご案内 の更新などにより急性期病院としての機能などについて PR を強化します 実施 入院患者の在院日数の短縮 急性期病院として地域と連携しながら 在院日数の短縮を進めます 14.0 日未満に短縮 査定率の縮減 診療報酬の査定率 ( 診療報酬請求額に占める減額の割合 ) を縮減します 0.3% に縮減 未収金の縮減 患者の利便性を向上する多様な支払方法等により未収金の新規発生を抑えるとともに回収の徹底を図ります 新規発生分対前年度 10% 削減 5

取組項目 内容目標 柔軟で効率的な勤務体制の検討 執行体制の見直しや業務改善による効率化を進め 職員配置の適正化を図ります 実施 物品管理の適正化の推進 各種診療材料等について 購入から在庫管理 供給 使用までの一連の行為の適正化 効率化を進め 材料費等の縮減を図ります 実施 電気 ガス 水道の使用量の縮減 不使用時の消灯やパソコンの電源オフなどにより 電気 ガス 水道の使用量の縮減に努め 温室効果ガスの削減に取り組みます 前年度比 1.0% 削減 6

2 脳血管医療センター 取組項目 内 容 目標 重点 日曜リハビリテーションの実施 リハビリテーションの効果をより高めることにより 寝たきりの防止や早期社会復帰の一層の促進及び収益増を図るため 平日 土曜日に加え 日曜日のリハビリテーションを実施します 7 月実施 重点 24 時間 365 日の救急医療の充実 医師の確保や t-pa の普及などに努め 24 時間 365 日の救急医療を実施し 受入れ患者数の増を目指します 実施 重点 脳卒中予防の充実 従来から開催している市民講演会の開催回数を増やすとともに 予防講座の拡充や講師派遣など脳卒中予防の充実を図ります 市民講演会 (8 月 10 月 21 年 3 月予定 ) 重点 脳ドックの拡大 脳ドック利用者の要望に対応し より充実した診断と利用者満足度の向上を図るため 週 3 日実施している脳ドックを拡大し 待ち期間を短縮します 申込後 1 か月以内に受診 財団法人日本医療機能評価機構が実施する病院機能評価の受審及び認定の取得 医療に対する信頼と質の一層の向上を図るため ( 財 ) 日本医療機能評価機構が実施する病院機能評価を受審し 認定取得を目指します 受審 認定取得 地域医療連携の強化 専門病院としての機能を十分に発揮し 地域の医療機関等との連携を円滑に進めるため 引き続き地域医療連携の強化を図ります 実施 クリニカルパスの整備介護老人保健施設との円滑な連携特別室の利用率の向上査定率の縮減未収金の縮減柔軟で効率的な勤務体制の検討電気 ガス 水道の使用量の縮減 150 万本植樹行動 クリニカルパスの整備を進めることで 医療の標準化を進め インフォームドコンセントを推進するとともに 診療の質の向上等を図ります 指定管理者との定期的な連絡調整会議の実施などにより 併設介護老人保健施設との円滑な連携を図ります 特別室の運用の見直し等により 利用率向上を図ります 診療報酬の査定率 ( 診療報酬請求額に占める減額の割合 ) を縮減します 患者の利便性を向上する多様な支払方法等により未収金の新規発生を抑えるとともに回収の徹底を図ります 執行体制の見直しや業務改善による効率化を進め 職員配置の適正化を図ります 不使用時の消灯やパソコンの電源オフなどにより 電気 ガス 水道の使用量の縮減に努め 温室効果ガスの削減に取り組みます リハビリテーション治療の一環として植樹を取り入れるなどの取組を実施します 実施 実施 90% 0.3% に縮減 新規発生分対前年度 10% 削減 実施 前年度比 1.0% 削減 実施 7

3 みなと赤十字病院 取組項目 内 容 目標 重点 精神科救急 アレルギー疾患などの政策的医療の実施 市立病院として 引き続き精神科救急 アレルギー疾患などの政策的医療等の提供を行います 実施 重点地域に必要とされる救急医療の充実 救急医療の充実を進め 新型救命救急センターの指定を目指します 指定 指定管理業務に対する点検 評価とその結果の公表 指定管理者が質の高い医療を提供しているかや 病院運営を適正に行っているか等について点検 評価し その結果を公表します 実施 8

4 病院事業全体の取組 取組項目 内 容 目標 重点 コンプライアンスの推進 患者さんの個人情報の管理を徹底するなど 適正な病院運営の確保に努めます 実施 重点 安全で良質な医療の提供 医療安全管理室 を中心に医療安全に関連する病院内のルール遵守の徹底 点検を行い より安全な病院運営に取り組みます 実施 重点 各市立病院に共通の患者満足度調査の実施及び満足度の向上 患者満足度調査を実施し その結果を踏まえ 満足度の向上に取り組みます また 患者満足度向上につながる職員満足度の向上を図ります 実施 重点 医師 看護師確保の強化 医師補助職員の配置などにより 医師の負担軽減を図ります また 採用試験の毎月実施や他都市での開催などにより 必要な看護師を確保します 実施 重点 病院経営に必要な人材育成の促進 職種ごとの専門性に応じた人材育成ビジョンに基づき 職員の知識 技術の向上やスキルアップを図るなど 人材育成を促進します 実施 重点 電子カルテを中心とした診療情報システムの整備 ( 市民病院 脳血管医療センター ) 1 月から稼動した電子カルテを 5 月から外来にも導入し 医療の安全確保と診療情報の共有に努めます 5 月全面稼動 重点 公立病院改革プラン等の検討 総務省の 公立病院改革ガイドライン により策定を求められている 公立病院改革プラン について 新たな計画と整合させながら検討していきます 新規 実施 市民講座等の開催 保健行政との連携のもとでの疾病予防 健康づくり活動の展開 市民の健康増進に寄与するため 市民講座等を開催するとともに 各区福祉保健センターとの連携のもとで 疾病予防 健康づくり活動を展開します 実施 市立病院の運営を支援する 市民委員会 の運営 市立病院の運営状況を積極的に情報提供し 病院運営に市民の意見を反映させるため 各病院に設置した 市民委員会 を運営します 実施 人件費比率の逓減 市民病院 脳血管医療センター 医療機能の充実などにより収益の向上を図るとともに 職員配置の適正化を進め 人件費を抑制します 54.9% 88.3% バランス スコアカードによる経営管理の実施 患者の視点 経営効率の視点 業務改善の視点 人材育成の視点から目標を設定し 目標達成に向け行動し 行動結果を評価する経営管理手法を引き続き実施します 実施 9

横浜市立病院経営改革計画 ( 平成 17 年 3 月策定 ) 概要版 Ⅰ 基本的事項 1 計画策定の目的本市病院事業全体としての取組項目及び各市立病院の取組項目について 具体的な年次計画や数値目標を定め 経営改革の確実な実現を図ります 2 基本方針 (1) 地域に必要とされる政策的医療等の中心的な担い手としての役割に加え 地域医療全体の質向上に資するための先導的な役割を果たしていきます (2) 徹底した経営改善に取り組むとともに 一般会計負担の縮減を図ります 3 計画期間平成 17 年 4 月から平成 21 年 3 月までの 4 か年 ( 平成 17 年度から平成 20 年度まで ) Ⅱ 病院事業全体としての取組 1 市立病院が果たすべき役割 すべての市民が 質 量ともに充実した医療を安心して受けられるよう 市立病院は 地域に必要とされる政策的医療等の中心的な担い手としての役割に加え 地域医療全体の質向上に資するための先導的な役割を果たしていきます (1) 地域に必要とされる政策的医療等の提供 主な取組項目 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度地域がん診療拠地域がん診療拠点指定 - - - 点病院の指定な病院の指定ど がん診療機段階的な施設 設備の充実 能の強化 *1 施設の充実がん治療チームのがん治療検討 - ( 市民病院 ) 編成チーム編成緩和ケア病棟の検討整備開設 - 整備検討アレルギー疾患医療 緩和ケア医療実施 の実施 ( みなと赤十字病院 ) 精神科救急医療 精神科合併症医療準備 実施 の実施 ( みなと赤十字病院 ) *1 地域がん診療拠点病院 : 我が国に多いがん ( 肺がん 胃がん 大腸がん 肝がん 乳がん等 ) について 地域における診療連携を推進するため 継続的に質の高いがん医療を提供する体制を確保するとともに 地域の医療機関と密接な連携を図り 地域におけるがん診療に従事する医師等に対する研修の機会を提供し また 必要ながん医療に関する情報提供を行うことにより 地域全体におけるがん医療水準の向上を図る病院として厚生労働大臣が指定するもの - 1 -

(2) 地域医療全体の質向上のための取組 主な取組項目 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度電子カルテを中市民病院段階的検討準備 心とした診療情脳血管医療センター稼動報システムの整みなと赤十字病院稼動 備専門の患者総合相談窓口の設置検討設置 - - 地域医療支援病院の施設認定取得 *2 紹介率向上施設認定 - - ( 市民病院 ) 等の取組取得医師臨床研修後期研修の整備整備 実施 ( 市民病院 ) 実施 *2 地域医療支援病院 : 医療は患者の身近な地域で提供されることが望ましいとの観点から かかりつけ医を地域における第一線の医療機関と位置付け 紹介患者に対する医療提供 医療機器等の共同利用の実施等を通じて かかりつけ医を支援するとともに 他の医療機関との適切な役割分担と連携を図っていくことにより地域医療の充実を図る病院として 県知事が承認するもの 2 経営改善の取組 病院経営に関する権限と責任の明確化を図り 徹底した経営改善に取り組むとともに 一般会計負担の縮減を図ります 主な取組項目 全職員への人事 事務職員 医療技術 考課制度の導入 看護職員 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 実施 医療職員 技能職員試行実施 医師の多様な採公募制による医師の公募制の 用方法の実施採用導入研修医採用臨床研修医の採用検討 制度導入定期昇給制度 特別昇給制度 期末 検討準備実施 勤勉手当制度の運用の見直しバランス スコアカードの導入による試行実施 経営管理の実施 *3 *3 バランス スコアカード : 経営方針に基づき 患者の視点 経営効率の視点 業務改善の視点 人材育成の視点から各部署で目標を設定し 目標達成に向け行動し 行動結果を評価する経営管理の手法 - 2 -

Ⅲ 各市立病院の取組 1 市民病院 患者の視点の尊重 医療における安全管理 など 市立病院として担うべき役割に関する取組を積極的に進め その成果を地域医療機関等に提供するなど 地域医療全体の質向上に向けた中心的な役割を担うとともに 感染症医療やがん診療等の特徴やこれまでの経験を生かしつつ医療機能の充実を図ります 2 脳血管医療センターリハビリテーションの効果をより高めることにより 寝たきりの防止や早期社会復帰の一層の促進及び収益の向上を図るため 土 日曜 祝日を含めた365 日のリハビリテーション の実施や 回復期リハビリテーション病棟の施設基準取得 などに取り組みます また 介護老人保健施設について指定管理者制度の導入等を視野に入れた経営形態等の検討を行います 中期収支計画 市民病院の経営目標 繰入金の見直しにより一般会計負担の縮減を図りつつ 経常収支の均衡を維持します 市民病院では 平成 20 年度において 平成 16 年度と比較して約 9 億円の一般会計負担の縮減を図りながらも 実質的な収支改善額を示す 繰入金を除く医業収支 において 約 6 億円の改善を達成することで 経常収支の均衡を維持します 経常収支資金収支一般会計繰入金長期借入金計 ( 単位 : 百万円 ) H13 H14 H15 H16 改善額 H20 決算決算決算見込 H20 - H16 836 488 296 338 44 294 298 126 522 594 38 632 経常収支の均衡を維持 2,802 2,980 2,926 2,637 1,777 860 - - - - - - 2,802 2,980 2,926 2,637 1,777 860 ( 参考 ) 医業収支 繰入金を除く医業収支 一般会計負担の縮減 1,567 1,434 657 419 529 261 158 2,886 2,780 1,972 1,721 1,583 1,306 1,168 553 実質的な収支改善額 平成 20 年度の医業収支は 地方公営企業法の全部適用以降に発生する本部経費を除く 平成 20 年度の繰入金を除く医業収支は 本部経費及びがん検診委託料を除く - 3 -

脳血管医療センターの経営目標 長期借入金を含めた現在の一般会計負担額の範囲内で 資金収支の均衡を目指します 脳血管医療センターには 平成 16 年度において 繰入金と長期借入金を合わせて約 30 億円の一般会計負担が行われていますが 資金収支において なお約 6 億円の不足が発生しています 平成 20 年度までに約 12 億円の収支改善 ( 繰入金を除く医業収支 ) を図ることにより 一般会計負担を平成 16 年度水準に抑えつつ 資金収支の均衡を達成します ( 単年度資金収支の不足を解消します ) 経常収支 資金収支 ( 単位 : 百万円 ) H13 H14 H15 H16 改善額 H20 決算決算決算見込 H20 - H16 2,509 2,621 2,410 2,571 617 1,954 34 1,144 975 594 115 709 資金収支の均衡を達成 一般会計繰入金長期借入金計 ( 参考 ) 医業収支繰入金を除く医業収支 2,680 3,806 3,481 2,279 2,909 630 973 - - 686-686 3,653 3,806 3,481 2,965 2,909 56 一般会計負担を16 年度水準に抑制 3,712 3,916 3,792 3,698 529 2,408 1,290 3,912 4,150 4,003 3,876 3,587 3,010 2,721 1,155 実質的な収支改善額 平成 20 年度の医業収支及び繰入金を除く医業収支は 地方公営企業法の全部適用以降に発生する本部経費を除く みなと赤十字病院の経営目標 指定管理者制度導入の効果を最大限に活用して 一般会計負担の抑制を図ります 指定管理者制度のもとで 指定管理者の病院運営に関する知識経験を活用した効率的な病院運営を確保するとともに 病院運営のリスクの負担を求める仕組みを導入したことにより 一般会計負担の抑制を図っております ( 単位 : 百万円 ) H20 経常収支 資金収支 1,422 73 一般会計繰入金 長期借入金 計 1,700-1,700-4 -

< 病院事業会計用語説明 > 経常収支 通常の事業活動によって発生する収益 費用の差し引きであり 企業の経営状態を表します 資金収支 事業活動に必要な運転資金の増減を示す指標です 医業収支 経常収支のうち 医療活動に伴う収益 費用だけを抜き出して算定したものであり 病院の本来業務である医療活動における収支を表します 繰入金を除く医業収支 医業収支から繰入金を除くことによって実質的な収支の状況をとらえることができます - 5 -

H20 - H16 836 488 296 338 44 294 298 126 522 594 38 632 2,802 2,980 2,926 2,637 1,777 860 2,802 2,980 2,926 2,637 1,777 860 1,567 1,434 657 419 529 449 261 158 2,886 2,780 1,972 1,721 1,583 1,445 1,306 1,168 553

H20 - H16 2,509 2,621 2,410 2,571 617 1,954 34 1,144 975 594 115 709 2,680 3,806 3,481 2,279 2,909 630 686 3,653 3,806 3,481 2,965 2,909 56 3,712 3,916 3,792 3,698 2,408 1,290 3,912 4,150 4,003 3,876 3,587 3,299 3,010 2,721 1,155

1,422 73 1,700 1,700

H20 - H16 4,217 3,631 2,718 2,868 1,995 873 1,006 1,629 822 450 150 600 7,153 8,921 8,393 7,323 6,386 937 1,396 0 0 686 0 686 8,549 8,921 8,393 8,009 6,386 1,623