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日立小型冷凍 冷蔵ユニット 据付点検要領書 空冷式セパレート型 (R404A) 本機はチャージレス機です 配管長 (10m) 分の冷媒を充てんしてあります 左記の配管長を超える場合は現地にて冷媒を追加する必要があります 追加充てん量は機種により異なりますので 詳しくは配管工事の項目をご参照ください 本機は三相 200V の配線工事が必要です 詳しくは配線工事の項目をご参照ください 型式 中温用ユニット 出 力 0.75kW 1.10kW 1.50kW システム型式 RU-R10SMT3 RU-R15SMT3 RU-R20SMT3 室内ユニット RU-R10SMCD3 RU-R15SMCD3 RU-R20SMCD3 室外ユニット RU-R10SMD3 RU-R13SMD3 RU-R20SMD3 低温用ユニット 出 力 0.75kW 1.10kW 1.50kW システム型式 RU-R10SLT3 RU-R15SLT3 RU-R20SLT3 室内ユニット RU-R10SLCD3 RU-R15SLCD3 RU-R20SLCD3 室外ユニット RU-R10SLD3 RU-R13SLD3 RU-R20SLD3 お願い : この書類は次の工事をされる方へ必ず引き継いでお客様に保管してもらってください ( 搬入据付工事 ) ( 配管工事 ) ( 配線工事 ) ( 試運転 ) ( お客様 ) はチェック用です 点検を完了したものからチェックマーク を記入してください 目次 1. はじめに 1 2. 安全のため必ずお守りください 1 3. 搬入据付工事 4 4. 配管工事 7 5. 配線工事 10 6. リモコンスイッチの据え付け 12 7. 試運転 引き渡し 13 8. 試運転モード 14 9. 設定値の変更について 15 10. 複数台同時制御について 16 11. その他の表示について 18 安全にお使いいただくためのご注意 この 安全にお使いいただくためのご注意 は 工事される方の据付方法とお客様の使用方法について 安全に関する重要な内容を掲載していますので必ずお守りください 据付工事の前によくお読みのうえ 据え付けてください 据付工事完了後 試運転を行い 異常がないことを確認するとともに 取扱説明書にそってお客様に使用方法 お手入れの方法を説明してください また この据付点検要領書は取扱説明書とともにお客様で保管頂くように依頼してください

1. はじめに この製品は日本国内向け一般冷凍 冷蔵用のセパレート型ユニットです 動植物 精密機器 血清 ワクチンなどの医薬品 貴重な学術資料および美術品の保存など 特殊用途には使わないでください 次のような場所へ設置しないでください ユニットが故障する原因になります 油 ( 機械油も含む ) の飛沫 蒸気の多い場所 温泉地など硫化ガスの多い場所 可燃性ガスの発生 流入などの恐れがある場所 高湿度蒸気の発生する恐れがある場所 次の食品類は特に強い腐食性ガスを発生させるため 腐食の原因となります 必ず密閉容器に入れるか 食品用ラップフィルム に包んでください また これ以外の食品等についても同様に密閉してから貯蔵してください 寿司米 パン生地などの酢酸やイースト菌を含んだ食品 鮮魚 ハム 燻製およびねり製品など 生ゴミなど 電磁波を発生する医療機器などを使用するときは ユニットの誤作動防止に注意してください 電磁波の発信面をユニットの電気品 箱に直接向かわない位置に据え付けてください 電磁波の空中伝播の影響を避けるため ラジオなどの電磁波を発信する機器は ユニット本体および電源線から少なくとも 3m 以上 離してください 据付工事 電気工事 試運転について 据付工事は お買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください ご自分で据付工事をされ不備があると 水漏れや感電および火災の原因になります 据付工事は 据付点検要領書 に従って確実に施工してください 据え付けに不備があると 水漏れ 感電および火災の原因になります 雨風が浸入するような場所 ( 屋内設置型の製品 ) 海岸地帯の塩分の多い場所 酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所 排熱ができない場所 ゆでたまご 玉子焼きなどのたまご加工食品 2. 安全のため必ずお守りください 納豆 豆腐 おからおよびあんこなどの豆類や加工品 ここに示した注意事項は 警告 注意 に区分していますが 誤った取り扱いをしたときに 死亡および重傷などの重大 な結果に結びつく可能性が大きいものを特に 警告 の欄にまとめて掲載しています しかし 注意 の欄に掲載したもので も 状況によっては重大な結果に結びつく可能性もあります いずれも安全に関する重大な内容を掲載していますので必ずお守りく ださい 警告 注意 留意事項 記号の意味 取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定できる場合を示します 取り扱いを誤ると 使用者が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生が想定できる場合を示します 警告 注意以外の注意事項を示します 禁止事項を示します 強制事項を示します 特定しない一般的な使用者の行為を指示する表示です 強制事項を示します 必ずアース線を接続するように指示する表示です 警告 据え付けは ユニット質量に十分耐えるところに確実に行ってください 強度不足や取り付けが不完全な場合はユニットの転倒および落下により ケガの原因になります 電気工事は 電気設備に関する技術基準 内線規程 および 据付点検要領書 に従って施工し 必ず専用回路を使用してください 電源回路容量不足や施工不備があると 感電および火災の原因になります 電源配線は 所定のケーブルを使用して確実に接続し 端子接続部にケーブルの外力が伝わらないように確実に固定してください 接続や固定が不完全な場合は 発熱および火災の原因になります アース工事を行ってください アース線は ガス管 水道管 避雷針および電話のアース線に接続しないでください また 電源配線を金属管で施工する場合は 金属管に必ずアース工事をしてください アースが不完全な場合は感電の原因になります ( 電気工事業者による D 種接地工事が必要です ) 電源は専用コンセントを使用し 電源コードは途中で接続したり 延長コードの使用やタコ足配線をしないでください 感電や発熱および火災の原因になります 1

据付工事 電気工事 試運転について 配管工事終了後 高圧ガス保安法 に基づいて気密試験を実施してください 冷媒が漏れると 酸素欠乏の原因になります サービスバルブは据付点検要領書の指示に従って開閉状態を確認してください サービスバルブを閉の状態で運転すると高圧圧力が異常上昇し 爆発の原因になります 本冷凍 冷蔵ユニットは 不燃性の冷媒 R404A 専用機です 据え付け 修理 移設の際に R404 A 以外の物質を絶対に混入させないでください 他の冷媒や空気 酸素 プロパン アルコールなどの可燃性物質が混入しますと 爆発 火災 ケガの原因になります 警告 気密試験では 必ず窒素ガスを使用してください 誤って酸素ガス アセチレンガス フルオロカーボンなどのガスを使用すると 爆発および中毒の原因になります 保護装置および安全装置の設定値変更はしないでください 設定値を変えると ユニットの破裂および発火の原因になります 漏電遮断器を必ず取り付けてください 漏電遮断器が取り付けられていないと感電や火災の原因になることがあります リモコンは 水のかかる恐れのある場所に据え付けないでください 水がかかると 漏電および感電の原因になります 定格電圧以外で使用しないでください 電源仕様以外の電圧で使用すると 感電や発熱および火災の原因になります 可燃性ガスの漏れる恐れのある場所への据え付けは行わないでください 万一ガスが漏れてユニットの周囲に溜まると 発火の原因になることがあります サービスバルブの開閉は換気をしながら行ってください サービスバルブを開けたとき 冷媒を浴びたり冷媒ガスを吸い込むと酸素欠乏など人体障害の原因になります 注意 風通しの悪い場所に据え付けないでください 万一冷媒が漏れると酸素欠乏の原因になることがあります ドレン配管は排水をよくするため必ず 10 ~25 の傾斜および外気の浸入を防ぐため U トラップを設けてください ドレンの逆流および凍結により 貯蔵物解凍につながります また 勾配が大きすぎても 除霜中に溶けた氷がドレン配管部に集中して溜まり ドレンの排水を妨げる場合があります 冷蔵庫外に露出するドレンホース部が凍結する恐れのある場合は 凍結防止を施してください ドレンホースが凍結すると 除霜水が漏れて周囲を濡らす原因になることがあります 冷蔵庫の扉近くに室内ユニット空気吸込口を設置しないでください 設置すると 結露水の落下および着霜過多による冷却性能の低下の原因になることがあります 運転中に ユニットのカバーやパネルを外したまま運転しないでください 内部に電気品があるため通電部分に触れると 感電および爆発する危険があります 空気の吹出口や吸込口の保護網は取り外さないでください 内部でファンが高速回転していますのでケガの原因になります 警告 冷媒漏れが発生した場合または停止操作をしてもユニットが停止しない場合は ただちにすべての電源を切ってください 感電 火災および爆発の原因になります このような場合は ただちにお買い上げの店または当社にご連絡ください 不燃性 非毒性 無臭性の安全冷媒 ( フルオロカーボン ) を使用していますが 万一フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有毒ガスが発生する原因になります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため 床面付近をおおい酸素欠乏の原因になります 万一フルオロカーボンが漏れたときには ストーブなどの火気を消して床面を掃くようにして換気したうえで お買い上げの店または当社にご連絡ください 異常時 ( こげ臭いなど ) は 運転を停止して ただちに元電源を切ってください 異常のまま運転を続けると故障 感電および火災などの原因になります お買い上げの店または当社にご連絡ください 保護装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は ただちに元電源を切ってください 漏電または過電流の可能性があるため 感電 火災および破裂の原因になります 2

運転中に 注意 機械部にものを載せたり 手を入れたりしないでください 内部でファンが高速回転していますので 発熱およびケガの原因になることがあります 可燃性のスプレーを近くで使用したり 可燃物を置かないようにしてください スイッチの火花などで引火し 発火の原因になることがあります 修理 移設 廃棄について 修理技術者および専門業者以外の人は 絶対に分解したり 修理 改造しないでください 分解および修理 改造に不備があると 異常動作によるケガ 感電および火災などの原因になります 警告 移設はお買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください 据え付けに不備があると 水漏れ 感電および火災の原因になります 冷媒であるフロン類をみだりに大気中に放出することは法律で禁止されています したがって ユニットを廃棄する場合は冷媒を回収する必要がありますので お買い上げの店または資格のある専門業者にご相談ください フロン類の種類と GWP 値 ( 地球温暖化係数 ) および充てん量は 製品の冷媒銘板に記載されています また 冷媒が漏れると 酸素欠乏の原因になります その他 警告 注意 電源コードを傷つけたり 加工したり 無理に曲げたり 引っ張ったり たばねたりしないでください また 重いものを載せたり 挟み込んだりすると 電源コードが破損し 火災および感電の原因になります 万一火災が発生した場合は すべての電源を切ってください 感電および爆発の原因になります 消火の際は 油 電気火災用消火器をご使用ください 定期的に据付台などが傷んでいないか点検してください 傷んだ状態で放置するとユニットの落下につながり ケガの原因になることがあります 据付や掃除および整備 点検のときは 必ず保護具を着用してください 凝縮器および蒸発器のフィンなどに直接触れると ケガの原因になることがあります 長期間ご使用にならない場合は 安全のため元電源を切ってください ほこりが溜まって発熱および発火の原因になることがあります 冷媒種類 冷媒充てん量 GWP 値 ( 地球温暖化係数 ) の表示 本ユニットはフロン排出抑制法の第一種特定製品です (1) フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています (2) この製品を廃棄 整備する場合には フロン類の回収が必要です (3) この製品には GWP 値 ( 地球温暖化係数 )3920 のフロン類が充てんされています フロン類の種類 数量は製品に貼り付けの銘板に記載されています (4) 廃棄 整備するときは 都道府県に登録された第一種フロン類充てん回収業者にフロン類の回収を依頼してください このときフロン類の回収処理費用を機器廃棄者に負担いただくことになっています 冷媒銘板についてのお願い室外ユニットには下図の 冷媒銘板 を貼り付けてあります 冷媒総充てん量 (kg) を記入 (= 出荷時の充てん量 (kg)+ 追加充てん量 (kg)) フロン排出抑制法 数 量 (kg) 種類冷媒番号 GWP 値出荷時設置時 HFC R404A 3920 2.0 冷媒を充填した事業者名 第一種特定製品 (1) フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています (2) この製品を廃棄 整備する場合には フロン類の回収が必要です (3) フロン類の種類 数量 GWP 値 ( 地球温暖化係数 ) は下表になります (1) 左図の通り 各項目を 冷媒銘板 に記入してください (2) 設置時の冷媒総充てん量は耐候性を考慮し 文字が容易に消えない方法で記入してください (3) 油性インクなどで記入した場合は 定期的に文字が消えていないかチェックして 上書き修正などしてください このため 冷媒総充てん量を別に控えておくことを推奨します (4) 冷媒を充てんした業者を明確にするため 事業者名を記載してください 冷媒総充てん量を上記 数量 (kg) 設置時 に記入してください ( 総充てん量 = 出荷時 + 現地充てん量 ) 冷媒を充てんした事業者名を記入 3

3. 搬入据付工事 セパレート型冷凍 冷蔵ユニット据付例 冷媒配管 ( 現地調達 ) 電源 (AC 三相 200V 50/60Hz) 接続コード ( 付属 ) プレハブ式業務用冷蔵庫 漏電遮断器 手元開閉器 ( 現地調達 ) 配管カバー ( 現地調達 ) リモコンスイッチ ( 付属 ) 室内ユニット ドレンホース ( 付属 ) 仕様銘板 ( バルブカバーに貼付 ) ドレン配管 ( 現地調達 ) ドレントラップ 室外ユニット 冷媒銘板 室内ユニットの搬入 1) 搬入は 極力据付位置まで梱包のまま行ってください 2) 平らに置いた際に 室内ユニットの上に物を乗せないでください 3) 室内ユニットは傷つき防止のため 据付時とは逆の向きに梱包しています 梱包を解き本体を設置するまでの過程で ドレンパンが下側となるように置くことは絶対に避けてください 室外ユニットの搬入 1) 搬入は 極力据付位置まで梱包のまま行ってください 2) 搬入方法は室外ユニット梱包の取手部に係止具を付けワイヤーまたはロープで吊ることにより行ってください 3) 開梱後吊り上げて搬入する場合は 安全のため次の点を必ず確認してください 室外ユニット本体は サービスバルブ側が重くなっていますのでユニットが傾かないよう注意し静かに吊り上げてください ワイヤーまたはロープとユニットとの当たり面には ダンボール板または布を当て 室外ユニット本体に傷が付かないようにしてください 吊り上げるワイヤーまたはロープは 必ず室外ユニット本体取付足の外側になるように掛けてください 据付工事の前に 1) 下記部品が室内ユニット本体および梱包内部に付属されていますので 据付工事前にご確認ください その他に固定用ボルトなどが必要です ( 現地調達 ) リモコンスイッチ (2 芯ケーブル付き ) 接続ケーブル 2 本 (4 芯ケーブル ) 中温用 ドレンホース 低温用 ホースヒータ 2 芯ケーブル (8m) 動力線 (10m) φ4 タッピングネジ 1 種 (5 本 ) バンド (1 個 ) 信号線 (10m) ゴムホース ホースバンド付き ステンレスホースフレキシブル管 ( 断熱付き ) ホースバンド付き ( 室内ユニット組込み ) 注 ) 付属の接続ケーブルで足りない場合には オプション部品をご使用ください ( はケーブル長さ ) オプション部品 :PRC- K : 信号線 ( リモコンスイッチ 室外ユニット間接続 ) ケーブル長さ :2,3,5,8,10,15,20,30,50,75,100 m オプション部品 :JC- H-B: 信号線 ( 室内ユニット 室外ユニット間接続 ) ケーブル長さ :15,20,30 m オプション部品 :JC- H-C: 動力線 ( 室内ユニット 室外ユニット間接続 ) ケーブル長さ :15,20,30 m 4

300 室内ユニットの据付 据付場所 1) サービススペースの十分とれる場所 室内ユニットのサービススペースを下図に示します 2) 背面の壁に配管 ドレンホースを通すための穴が開けられる場所 単位 :mm 3) 冷蔵庫内に冷風が行きわたる場所 4) 天井構造が丈夫で 天井面が水平な場所 5) 吸込空気 吹出空気の流れの邪魔となるものが近くにない場所 100 以上 300 以上 6) 冷媒配管や 電気配線が便利な場所 7) ドレン水が排水できる場所 空気吹出口 据付工事 天井への取り付けは次の要領で行ってください 空気吸込口 190~210 1) 天井の取付位置に取付穴 (φ10mm 4 箇所 ) を開けます 取付穴寸法を下図に示します 2-10U 切欠き穴 ( 吊りボルト取付穴 ) 2-10 25 長穴 ( 吊りボルト取付穴 ) 単位 :mm 電気品箱 空気吹出口 A 用途 型式 寸法 A mm 質量 kg RU-R10SMCD3 630 10 中温用 RU-R15SMCD3 850 13 RU-R20SMCD3 1210 16 RU-R10SLCD3 480 9 低温用 RU-R15SLCD3 760 10 RU-R20SLCD3 1210 16 2)M8 通しボルトを上部より通して本体の取付足をあてがい ナットでしっかり締め固定します ( 庫内天井が弱い場合 座金と天井の間に補強金具を入れてください ) 取付要領を下図に示します M8 通しボルト 補強金具 座金 天井 座金 M8 ナット 室内ユニット取付足 M8 通しボルト 座金 M8 ナット 座金 ナット 室内ユニット本体 5

A B C 200 以上 200 以上 400 以上 室外ユニットの据付 据付場所 1) 空気が再循環しない乾燥した風通しの良い場所 2) 日光や熱源から直接輻射熱を受けない場所 やむを得ず直射日光を受ける場合には日除けなどで日光が当たるのを防いでください 3) ユニットから発生する騒音が近隣に迷惑をかけない場所 4) 吹出空気が観葉植物や隣家の窓に吹き付けない場所 5) 強度が十分で安定した平らな場所 6) ほこりや紙くずなどが熱交換器に吸い込まれないような場所 7) 降雪地帯では雪除けの屋根および囲い 防雪フードなどを必ず取り付けてください 8) 出来るだけ逆風 ( プロペラファンに向かって吹く風 ) のない場所 屋外や周囲に建物などがなく 強い風がユニットに当たることが予想される場合には ユニットの吹出口に強い風が当たらないようにしてください サービススペース 1) 室外ユニットの周囲には 下図のサービススペースおよび通風スペースを確保してください ( 室外ユニットの周囲は 2 面以上開放して通風口を確保してください ) 天井 単位 :mm 空気吸込口 空気吸込口 500 以上 500 以上 空気吹出口 据付工事 室外ユニットが傾いたり 騒音が出たり あるいは突風や地震などで倒れないように基礎工事を十分に行い しっかり固定してください 1) アンカーボルトによる固定例 2) アンカーボルト取付寸法 ( 寸法 ) モルタル充てん ユニットベースナット アンカーボルト取付 U 切欠き (2 箇所 ) 単位 :mm 出力 kw 寸法 mm A B C D コンクリート アンカーボルト 0.75 320 340 10 146 (M8) 1.10 320 340 10 146 D 500 アンカーボルト取付穴 (2 箇所 ) 1.50 368 390 11 200 留意事項 据付台に樹脂ブロックは使用しないでください ビビリ音発生の原因になる場合があります 3) 取付用部材を使用したドレン水の排水設置例 ユニットのベースから 水が垂れる場合があります 水はけの良いところを選ぶか 排水溝を設けて排水してください ユニットのベースには 水を排出する穴が設けられておりドレンパイプを付けることができます 詳しくはお買い上げの店へお問合せください 100mm 以上 栓 外径 φ16mm 以上 水抜き穴 6

F E E F 30 40(1.50kW のみ ) 53 175 10 24 4. 配管工事 冷媒配管工事 冷媒配管施工時の注意事項 ( 事例 ) 下記に示す場合は 必ずキャップやビニール等で配管先端を覆ってください 壁を通す場合 ビニール 直接地面に置く恐れがある場合 ゴムバンド 直接水が入る恐れがある場合 ビニール ビニール ゴムバンド ゴムバンド 1) 冷媒配管は現地に合せて調達してください 2) 配管径 配管位置は 下表によります 室内ユニットの配管位置 410 単位 :mm 239 取付足 75 56 冷媒液配管接続口 ドレンパン 蒸発器 28 100 空気吸込口 ドレン口 (φ35) (B 銅管接続 ) 冷媒ガス配管接続口 (A 銅管接続 ) 室外ユニットの配管位置 0.75kW,1.10kW 液配管 B H 冷媒液配管接続口 (B 銅管接続 ) 冷媒ガス配管接続口 (A 銅管接続 ) 液配管 B D 単位 :mm 出力 kw 寸法 0.75 1.10 1.50 A φ12.7 φ15.88 空気の流れ B φ6.35 φ9.52 C 178 160 ガス配管 A G ガス配管 A C D 176 162 E 116 300 F 178 200 1.50kW G 162 197 ガス配管 A G 冷媒ガス配管接続口 (A 銅管接続 ) ガス配管 A C H 158 190 冷媒液配管接続口 (B 銅管接続 ) 空気の流れ 液配管 B H 液配管 B D 7

3) 冷媒配管長さは下表以内としてください 項目 出力 0.75kW 1.10kW 1.50kW 冷媒配管長さ 20m 以内 30m 以内 立上高さ 4) 冷媒配管は次の事項を厳守してください 上下 5m 以内 冷媒配管長さ 5m 以内 (1) 配管は次表に示す肉厚以上のものを使用してください 配管 ( 銅管 ) の最小肉厚 単位 :mm 外径 φ6.35 φ9.52 φ12.7 φ15.88 最小肉厚 0.7 0.8 1.0 1.0 (2) 配管内部を窒素ブローして ほこりなどを完全に除去してください (3) 配管の漏れ 耐圧を十分確認してください (4) 配管内に水分が残留しないよう注意してください 冷凍サイクルを開放しておくと 冷凍サイクル内に水分やほこりなどが混入し冷凍サイクルに支障をきたす場合がありますので 冷媒配管の接続は速やかに行ってください (5) 配管をロウ付けする場合は 配管内部に酸化スケールが発生しないよう必ず窒素置換してから行ってください (6) ガス配管は 保冷および結露防止のため必ず断熱材で覆ってください ( 右表に示す厚さ以上の断熱材を使用してください ) (7) 配管曲げは必ずパイプベンダーを使用してください ガス配管断熱材厚さ 中温用 低温用 断熱材厚さ 25mm 以上 35mm 以上 5) フレア接続の際は 必ずダブルスパナ作業にて締め付けてください ( 適正締付トルクで締付けてください ) 各部の適正締付トルク キャップ名称適正締付トルク N m フレアナットキャップ H23 24.52~34.32 室内ユニット接続用スピンドルスピンドル 6.35 12.75~16.67 バルブ本体にスパナを かけてください 室外ユニット 接続パイプ フレアナットサービスチャージ口バルブ本体サービスバルブの構造 フレアナット 1/4 12.26~15.69 3/8 24.52~34.32 1/2 39.22~44.13 5/8 49.03~53.93 ダブルスパナ作業 フレア接続作業 サービスバルブ締付作業 冷媒充てんについて 1) 室外ユニットには工場出荷時に冷媒が充てんされていますので 配管長 10mまでは冷媒充てん作業は不要です 配管長が10mを超える場合は 下記に示す量の冷媒を追加充てんしてください 製品の冷媒充てん量 型 式 出荷時の冷媒充てん量 (g) 配管長さによる冷媒充てん量 ( 追加量と合計量 ) g 10m 以下 10m を超えた場合 20m 30m RU-R10SMT3 RU-R10SLT3 1600g 追加 :0g 合計 :1600g 配管長さ 1m 当たり冷媒 20g を追加充てん 追加 :200g 合計 :1800g RU-R15SMT3 RU-R15SLT3 RU-R20SMT3 RU-R20SLT3 2000g 2500g 追加 :0g 合計 :2000g 追加 :0g 合計 :2500g 配管長さ 1m 当たり冷媒 50g を追加充てん 追加 :500g 合計 :2500g 追加 :500g 合計 :3000g 追加 :1000g 合計 :3500g 注 1) 冷媒充てん量公差は ±20g 以内にしてください 注 2) 冷媒充てん時は 必ず計量して行ってください 8

2) 作業手順 (1) 室外ユニットのサービスバルブは 全閉状態になっています ( 工場出荷時 ) このサービスバルブが閉じていること ( フロントシート ) を確認してください (2) 室内 室外冷媒配管を接続してください (3) サービスバルブのチャージ口より 指定冷媒と窒素ガスの混合ガスを封入し気密試験を実施してください この際 酸素やアセチレンなどの可燃性ガスを使用すると危険ですので 絶対に使用しないでください ( 気密試験圧力 : ゲージ圧で 3.1MPa 気密試験の必要な部分 : 冷媒配管 接続部および室内ユニット ) (4) 冷媒ガス配管側サービスバルブのチャージ口にチャージホース ( マニホールドバルブ Lo 側 ) を接続してください (5) マニホールドバルブのハンドル Hi を閉じ ハンドル Lo を開け真空ポンプを運転してください 真空引きを 10~15 分行い ハンドル Lo を閉じ真空ポンプを停止してください ( ゲージ圧で真空度 133Pa になるまで真空引きを行ってください ) (6) サービスバルブ (2 箇所共 ) のスピンドルを反時計方向に回し 冷媒回路を開けてください ( バックシートの状態 ) ( 力いっぱい回す必要はありません ) (7) チャージホースを外し フレアナットおよびキャップを元通り締め付けて完了です フロントシートの状態中間シートの状態バックシートの状態 工場出荷時の状態 サービスバルブ操作内容 真空引きは 連成計がゲージ圧で 133Pa になっていることを確認してください 連成計 閉 開 室内ユニット側のみの真空引き 室内ユニット側の気密試験など ドレン配管工事 閉 開 開 冷凍サイクル全体の真空引き 冷凍サイクル全体の冷媒回収 サービス時の圧力測定 サービス時の冷媒充てんなど 通常運転時のスピンドル状態 1) ドレン口より庫外へドレンホースを接続します 接続する際 次の点にご注意ください ドレンホースは必ず 10 ~25 の傾斜を設けてください ドレンホースからの外気の侵入を防ぐためドレントラップを必ず設けてください 開 開 開 開 閉 チャージホース マニホールドバルブ 真空ポンプ 冷媒ガス配管側サービスバルブ ドレン配管完了後 ドレンパンに水を注ぎ完全に排水されるか またドレン配管に水漏れがないか確認してください 接続方法 (1) 室内ユニット組込みのホースヒータをドレンホース内に挿入してください (2) ホースヒータの先端部がドレンホースの端より約 100mm の位置になるまで静かに引いてください 190mm~210mm ホースヒータの先端は冷蔵庫の壁面まで届く位置に室内ユニットを設置してください ホースヒータ ドレン口 ホースバンド ドレン口 ドレンホースはドレン口の根元まで挿入しホースバンドで固定してください ドレンホース ( 付属品 ) ホースヒータをドレンホース内に挿入してください ドレンパイプ ( 現地調達 ) 付属品ドレンホース寸法 単位 :mm 外気の侵入を防ぐためドレントラップを設けてください また 凍結の恐れのある場所では凍結防止を実施してください 中温用 低温用 外径 φ44 φ48 内径 φ34 留意事項 ドレンホースは付属品を使用してください また ドレンパイプの接続が冷蔵庫内になってしまう場合は 必ずドレンパイプに凍結防止を施してください 凍結し 水漏れの原因となります 9

5. 配線工事 電気工事は 電気設備に関する技術基準 内線規程 および事前に各電力会社の指導に従ってください 配線工事は 電気工事士の資格を持った業者の方が行ってください 1) 室外ユニットに三相 200Vの配線工事が必要です 下記を目安にして配線容量を決めてください 電気配線容量 セット型式 最小電源配線太さ (3 芯 F ケーブル ) 漏電遮断器 (ELB) 手元開閉器 定格電流スイッチ容量ヒューズ容量 アース線太さ 操作回路ヒューズ容量 RU-R10SMT3/SLT3 RU-R15SMT3/SLT3 1.6mm 20A 20A 20A 2.0mm 2 5A RU-R20SMT3/SLT3 2.0mm 30A ( 注 1) 配線容量はユニットの使用範囲を考慮して内線規程により決めたものです 長い配線の場合 電圧降下が大きくなりますので 上記に示した太さより太い配線を必要とする場合があります ( 注 2) 最小電源配線太さは 金属管 樹脂管 フロアダクト およびケーブル配線の場合を示します ( 注 3) 漏電遮断器 (ELB) の感度電流は 30mA としてください 2) 漏電遮断器を取り付けてください 万一の漏電による感電事故を防止するため 漏電遮断器を設置することが法規で義務づけられています ( 注 ) アース工事をしないと漏電遮断器は作動しないので必ず行ってください (D 種接地工事 ) 室内ユニットと室外ユニットの配線 1) 付属の接続ケーブルを使用して下図のように接続してください ( 注 ) 室内 室外ユニットの配線はハウジング方式です ハウジングをしっかり接続してください アース線接続 ( 現地調達 ) 室内ユニット 電気配線取出し口 固定バンドで接続ケーブルを 必ず固定してください 付属ケーブル : 動力線 ( ファンモータ接続 ) 付属ケーブル : 信号線 ( サーミスタ接続 ) リモコンスイッチ 室外ユニット バルブカバー (F ケーブル固定バンド ) 手元開閉器 ( 現地調達 ) アース線接続 ( 現地調達 ) 電源コード (F ケーブル ) ( 現地調達 ) 漏電遮断器 ( 現地調達 ) 留意事項 F ケーブルは 必ずケーブル固定バンドで固定してください 固定しないとバルブカバーが浮き上がり 雨水が電気品に入り感電の原因になります また F ケーブルの接続部に外力が加わり 発熱や火災などの原因になります 付属ケーブル : 動力線 ( ファンモータ接続 ) 室外ユニット側 付属ケーブル : 信号線 ( サーミスタ接続 ) 室内ユニット側 10

室内ユニットの配線 室内ユニット側面のカバーを開けると 接続コネクタが設置されています 側面のカバーを外し 下記のように接続しまとめてください ( 付属ケーブル :2 本 ) 1) 室内ファンモータ接続ケーブルを接続する 付属ケーブル : 動力線 電気品箱内のファンモータリード線 (4Pコネクタ) に接続してください 2) 庫内 除霜用サーミスタ接続ケーブルを接続する 付属ケーブル : 信号線 電気品箱内のサーミスタリード線 (2Pコネクタ:2 種類 ) に接続してください 3) 各ケーブルを固定する 電気品箱内の固定クリップを使用し まとめてください 側面カバーを取り付け 前項のように側面の固定バンドで固定してください 室外ユニットの配線 室外ユニット上部のカバーを開けると 電気品箱が設置されています コネクタ庫内用サーミスタ桃白桃赤除霜用サーミスタ白黒白緑側面カバー電気品箱固定バンド固定クリップ バルブカバー 電気品カバーを外し 下記のように接続しまとめてください ( 電源コード リモコンスイッチ接続ケーブル 付属ケーブル2 本の4 種類 ) 電源コードの接続 1) 電源コード (Fケーブル) を接続する 現地調達 :3 芯 Fケーブル 単線の平型 Fケーブルを使用して 電源端子台 R S Tに接続してください Fケーブルの芯線は18mm( 最小でも17mm 最大で21mm) むき出し 被覆が3~4mm 隠れるまで挿入し 各々の線を引っ張って抜けないことを確認してください 電源端子台 電源コード (F ケーブル ) 挿入不完全 18mm 3~4mm 芯線をまっすぐにする 芯線が曲がっている 2) 電源コード (Fケーブル) を固定する バルブカバー内側のFケーブル固定バンドに固定してください ケーブル類の接続 1) 室内ファンモータ接続ケーブルを接続する 付属ケーブル : 動力線 電気品箱内のファンモータリード線 (4Pコネクタ) に接続してください 2) 庫内 除霜用サーミスタ接続ケーブルを接続する 付属ケーブル : 信号線 電気品箱内のサーミスタリード線 (4Pコネクタ) に接続してください 3) リモコンスイッチのケーブルを接続する リモコン接続ケーブル : 信号線 本体基板 CN5に接続してください ( 右図による ) 締付トルク :0.4±0.05N m ケーブル類のまとめ 1) 各ケーブルを固定する 電気品箱には 固定クリップ 固定バンドがあります CN5 本体基板 DSW1 DSW2 RDS1 RDS2 0.75kW,1.10kW 1.50kW 固定クリップ固定クリップ固定バンド固定バンド ( 信号線用 ) ( 信号線用 ) 電源端子台 固定バンド ( 動力線用 ) 固定バンド ( 動力線用 ) 電源端子台 留意事項 各ケーブルの接続は確実に行い 抜けないことを確認してください 11

6. リモコンスイッチの据え付け 据付場所の選定 リモコンスイッチは必ず固定して使用してください 1) リモコンスイッチの据付場所は ユニットの運転操作に便利な場所を選び使用されるお客様のご了解を得て決めて ください ただし 次の場所には据え付けないでください (1) 子供の手がとどく所 (2) 高温または低温になる所 (3) 油の蒸気のある場所や油が飛び散る所 2) 病院などの電磁波を発生する医療機器を使用される場所に取り付ける場合には 下記の点にご注意ください (1) 電磁波放射器の発信面が直接ユニット本体の電気品箱およびリモコンスイッチのケーブルに対向しない位置に取り付けてください (2) 電磁波を発信する機器との距離は 3m 以上離してください (3) ユニットの電源にノイズが発生している場合には ノイズフィルタを取り付けるなどの処置が必要です 3) 可燃性ガスの発生 流入 滞留 漏れのある場所には据え付けないでください 据付要領 (4) 湿気の多い所 (5) 直接雨風がかかる所 1) リモコンスイッチは リモコンケースと取付ベースを分離した状態で梱包しています 取付作業の際 リモコンケースに取り付けているプリント基板を傷つけないよう注意してください 2) リモコンスイッチの据え付けは 下記手順により行ってください (1) 取付ベースを取り付けます この時 上 の表示が上側になるようにして固定してください (4 箇所 : 付属タッピングネジを使用 ) (2) 取付手順 手順 1 取付ベース上側の切欠き部にリモコンケース上側の突起部を上方から引っ掛けます 取付ベース 注意 ( 上 の表示有り ) 上 リモコンケース 手順 2 上側を引っ掛けておいてから下側を取付ベース側に押し込みます 付属タッピングネジ 配線が噛み込まないように注意 手順 4 ケーブルを付属のバンドで固定してください 手順 3 パチン と音がして完了です 印 6 箇所のツメ部が確実にはまっていることを確認してください 3) リモコンケースを取り外す場合は リモコンスイッチの下側にある切欠き部に マイナスドライバーを押し付けながら回転させて外します ( 右図による ) 切欠き部 取付ベース 約 10mm 幅マイナスドライバー 12

リモコンスイッチの各部の名称 リモコンスイッチ操作部の 表示 と 働き は下記の通りです 1 デジタル表示部 設定温度異常 警報コード等を表示します 2 運転ランプ 運転時に点灯 ( 赤色 ) し 異常時に点滅します 表示時は右下のドットが点灯します 運転 6 温度調節スイッチ 設定温度をあげるとき使用します 除霜 3 除霜ランプ 除霜時に点灯 ( 赤色 ) し 除霜準備中に点滅します あげる 運転停止 7 温度調節スイッチ 設定温度をさげるとき使用します 設定 4 運転 / 停止スイッチ ユニットを運転 停止するとき使用します さげる 除霜 8 設定切替スイッチ 設定温度を変更するとき使用します 5 除霜スイッチ 強制的に除霜するとき使用します 7. 試運転 引き渡し 据付作業が完了後 試運転を行ってください 1) 電源を入れる ( 現地接続の手元開閉器のスイッチを ON にする ) 電源投入時に リモコンスイッチとユニット間で接続確認を行います ( 接続確認中は右下のドットのみ点滅します ) 接続確認終了後 リモコンスイッチのデジタル表示部にが表示されることを確認してください このとき相検出異常 05 が点滅した場合は 手元開閉器のスイッチを OFF にし 電源接続の確認または 二相を入れ換え異常表示が点滅しないことを確認してください 接続確認中は点滅運転除霜表示になることを確認 2) を設定する 下記手順でを設定してください 手順操作スイッチデジタル表示部内容 運転 除霜 1 設定切替スイッチ (8) 設定温度 ( 点滅 ) 設定切替スイッチを押すことにより 設定温度 表示に切り替わる ( 設定温度を点滅表示 ) 2 温度調節スイッチ (6 7) 設定温度 ( 点滅 ) 温度調節スイッチを押すことにより 設定温度 を 1 づつ変化させる 3 設定切替スイッチ (8) 設定切替スイッチを押すことにより 表示に切り替わる ( 通常モード ) ( 注 ) 設定したはリモコンスイッチに記憶していますので 停電後の再設定は不要です 3) 運転の確認をする ( 運転 / 停止スイッチ (4) を 1 回押す ) 運転ランプが点灯し ユニットが運転するのを確認してください 4) 除霜運転の確認をする ( 除霜スイッチ (5) を 1 回押す ) 庫内が十分に冷えることを確認後 除霜スイッチ を押し除霜運転に入るか確認してください また デジタル表示部が df となり除霜ランプが点灯することを確認してください 点灯 運転 除霜 df 表示 点灯 運転 除霜 13

運転タイミングチャート 運転状態は下記の 運転タイミングチャート の通りです 運転/ 停止スイッチ 運転ランプ 圧縮機 インジェクション電磁弁 除霜開始 除霜周期時間に到達し除霜用サーミスタが 10 以下または 除霜スイッチを押したとき ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF 室外ユニットファン 室外ユニットファンは凝縮圧力が約 1.7MPa 以上でON 約 1.3MPa 以下でOFF 室内ユニットファン 3 分 ON OFF ON OFF 四方弁 1 分 3 分 ON OFF ホースヒータ ON OFF 除霜ランプ ON OFF df 表示 庫内用サーミスタオン 庫内用サーミスタオフ 庫内用サーミスタ オン 本除霜 水切り 冷却準備 ON OFF ファン遅延冷却運転除霜運転冷却運転 5) 停止する ( 運転 / 停止スイッチ (4) を 1 回押す ) 運転 / 停止スイッチ を押すと表示は表示のみとなります ( 運転 除霜 ランプは消灯し ユニットが停止します ) 再び 運転 / 停止スイッチ を押すと 冷却運転から開始されます 庫内用サーミスタオフ時に除霜スイッチを押すと 1 分間冷却運転 ( この間 除霜ランプ (3) が点滅 ) してから除霜運転に入ります 6) 取付部品の再点検を行う 各機器の取付状態 ネジ類などのゆるみ 配線類の確認 ユニット運転中での異常音および異常振動などがないか 冷媒量は適切であったか などの再点検を実施してください 留意事項 電気部品と大地間を DC500V メガーで図って 1MΩ 以上あることを確認してください 1MΩ 以下の場合は 電気充電部の絶縁不良ですので運転しないでください 電源配線の相が合っていないとき ( 欠相も含む ) は ユニットが運転されず リモコンスイッチ表示部に 05 が表示されますので 1 次側電源を確認してください 8. 試運転モード 据付後などで運転した直後 ( 運転してから3 時間 ) は警報 ( 高温 低温 ) が出ません 試運転モードは 警報出力の確認が必要な場合に 警報の無効条件 ( 運転開始から3 時間 ) を解除して運転するモードです 停止中に運転 / 停止スイッチ (4) を3 秒以上押すと試運転モードを開始します 試運転モードの運転中は 運転ランプ (2) が点滅します ( デジタル表示部 (1) にはを表示します ) 運転/ 停止スイッチ (4) による停止動作により終了します 14

室内ユニットの配線 9. 設定値の変更について 工場出荷時の初期設定値は右表の通りです 各設定値は下記により変更できます 工場出荷時の初期値 項目初期値項目初期値中温用 : 0 入切温度差 2 運転設定温度低温用 :-20 高温警報温度差 10deg 除霜周期時間 中温用 :2 時間 低温用 :4 時間 高温警報遅延時間 低温警報温度差 60 分 5deg 除霜運転時間 10 分低温警報遅延時間 60 分 1) オプション設定モードを起動する 停止中に除霜スイッチ (5) を押しながら温度調節スイッチ (6) を1 秒以上同時に押すことによりオプション設定モードとなります なお オプション設定モードの設定項目は下表の通りです オプション設定項目および設定範囲 設定項目 表示設定範囲 1 秒毎 1 秒毎最小値最大値ピッチ 入切温度差 F1 1deg 5deg 1deg 除霜周期時間 F2 0 時間 12 時間 1 時間 除霜運転時間 F3 5 分 60 分 5 分 高温警報温度差 F4 0deg 15deg 1deg 高温警報遅延時間 F5 ( 10 倍 ) 0 分 150 分 10 分 低温警報温度差 F6 0deg 15deg 1deg 低温警報遅延時間 F7 ( 10 倍 ) 0 分 150 分 10 分 停電後動作 F8 0( なし ) 1( あり ) 1 遠方発停 F9 0( レベル ) 1( パルス ) 1( パルス ) 予備 FA 使用していません ファン遅延時間 Fb 1 分 5 分 1 分 水切り時間 o1 3 分 30 分 1 分 除霜方式自動切替 o2 機能しません 補正 o3-5deg 5deg 1deg 設定温度拡大 o4 ±0 ±5 ±1 フィルター警報温度 o5 機能しません フィルター警報遅延時間 o6 機能しません 予備 o7 使用しません 外部手動除霜切替 o8 0( レベル ) 1( パルス ) 1 予備 o9 使用しません 外部除霜入力切替 oa 0( 同時 ) 1( 個別 ) 1 表中の は数値表示を示す 2) 設定項目 数値を変更する 温度調節スイッチ (6 7) を押して設定項目を変更します ( F1 ~ oa ) 次に 運転 / 停止スイッチ (4) で+ 方向へ 除霜スイッチ (5)- 方向へ数値を変更させます 3) オプション設定モードを終了する 除霜スイッチ (5) を押しながら温度調節スイッチ (6) を1 秒以上同時に押すことによりオプション設定モードが終了し 通常モードとなります ( 注 1) オプション設定項目の変更は 停止時のみ可能です ( 注 2) 変更した設定値はリモコンスイッチに記憶していますので 停電後の再設定は不要です 15

10. 複数台同時制御について 複数台同時制御の配線作業および本体基板のロータリースイッチ (RDS2) の設定方法を下記に示しますので 正しい順序で実施してください 複数台同時制御とは 0 号機に接続したリモコンスイッチ (1 個 ) で最大 16 台のユニットを同時に制御します すべてのユニットが同一の設定温度で冷却運転をします ( 同時制御 ) 設定した除霜周期に達した時点で すべてのユニットが同時に除霜を開始します ( 同時除霜運転制御 ) 手動除霜は ユニットごとに指定することができます 圧縮機のON/OFF 制御は 各ユニットで検出した庫内吸込空気温度により制御します は 接続しているユニットの庫内吸込空気温度の平均値を表示します 警報およびアラーム( 異常 ) は 各ユニットごとに表示します 配線のしかた 1) すべての電源を遮断する ( 電源がOFFになったことをテスターで確認してください ) 2) リモコンスイッチ 0 号機 1 号機 15 号機の順で配線する リモコンスイッチユニット (0 号機 ) ユニット (1 号機 ) ユニット (15 号機 ) 運転 本体基板 本体基板 本体基板 あげる 設定 除霜運転停止 CN5 A B CN5 A B CN5 A B 除霜 さげる リモコンスイッチケーブル 複数台制御時の伝送線 ( 注 1) 電源容量は設置台数分を確保してください ( 注 2) 漏電遮断器 (ELB) および手元開閉器は 必ず各ユニットごとに取り付けてください ( 注 3) 各ユニット間の伝送線は 別売の延長ケーブル (PRC- K) または 0.75mm 2 の 2 芯ツイストペアケーブル ( 型式 :KPEV,KPEV-S 相当品 ) を使用してください ( 総配線長 100m まで ) ( 注 4) 伝送線は 電源配線と 30cm 以上離して配線してください 30cm 以内に配線する場合は 鉄製の電線管に入れ電線管の方端をアースしてください 本処置をしない場合 電源ノイズの影響により誤動作や故障の原因になる場合があります ( 注 5) リモコンスイッチは 0 号機のみ取り付けてください 号機設定のしかた 本体基板のロータリースイッチ (RDS2) の設定により号機番号を指定します 1) ロータリースイッチ (RDS2) を下図の通り設定変更し 号機番号を決定する 工場出荷時 0 号機 1 号機 15 号機 0 0 1 F 2) 号機番号が重複していないことを確認する 留意事項 接続ユニット台数の確認を電源投入後 20 秒間行います 必ず 20 秒以内にすべての接続ユニットの電源を投入してください 16

運転操作 (1) 運転操作および設定温度変更のしかた ユニットの運転 停止および設定変更は 0 号機ユニットに接続したリモコンスイッチで操作してください (2) 除霜運転のしかた 自動除霜 各ユニットがそれぞれ圧縮機運転時間を積算し どれか1 台でも設定した除霜周期に達すると 自動的にすべてのユニットが除霜運転を開始します 除霜運転中は デジタル表示部(1) が df 表示に切り替わり 除霜ランプ(3) が点灯します 除霜終了時間は ユニットごとに異なる場合があります 除霜運転が終了すると 各ユニットは自動的に冷却運転を再開します 手動除霜 冷却運転中に強制的に除霜する場合に次の操作を行います [ 号機変更 ] 除霜スイッチ (5) を押す デジタル表示部 (1) が 号機番号 表示に切り替わります 運転除霜 号機番号が表示されます [ 号機設定 ] 温度調節スイッチ (6 7) で号機を設定する 運転 除霜 1 号機を設定した場合 5 秒以内に除霜スイッチ (5) を押すと 1 号機に 除霜 指令を送信します [ 手動除霜 ] 除霜ランプ (3) が点灯し 1 号機が除霜運転を 開始します 運転 除霜 交互表示 運転 除霜 除霜ランプが点灯 指定した号機以外は 除霜が終了するまで停止状態で待機します 除霜が終了すると すべてのユニットは自動的に冷却運転を再開します 異常 警報表示 異常表示 運転ランプ (2) が点滅し 当該号機のみ停止します 1 号機で 02 アラームが発生した場合 運転ランプ点滅 デジタル表示部 (1) に 号機 号機番号 アラームコード 運転 アラームコード を表示します 除霜 運転 / 停止スイッチ (4) または 温度調節スイッチ (7) でリセットすることができます 警報表示 デジタル表示部 (1) に 号機 警報コード を表示します 2 号機で 高温警報 が発生した場合 号機番号 警報コード 温度調節スイッチ (6) でリセットすることができます 17

11. その他の表示について アラーム ( 異常 ) コード表 アラームコードアラーム内容主な一次原因 保護装置作動 相検出異常 高圧遮断装置作動圧縮機異常 ( ロック 過負荷 過電流 ) 電源逆相接続または T 相欠相 庫内サーミスター異常 除霜サーミスター異常 サーミスター ( センサー ) 配線誤配線 未結線 断線およびショート 保護装置検出回路異常 ユニット保護回路異常 ( 注 ) 運転中にアラーム ( 異常 ) が発生すると ただちに運転を停止します 警報コード表 警報コード警報内容判定条件 高温警報 ( 設定温度 +10 ) の状態が 60 分以上経過 低温警報 ( 設定温度 -5 ) の状態が 60 分以上経過 ( 注 1) 警報発生中は運転を継続します ( 注 2) オプション設定により判定条件が変わります 以上で日立冷蔵ユニットの据え付けは完了ですが この 据付点検要領書 はお客様にお渡しして 保証書 取扱説明書 と共に大切に保管していただくようお願いしてください 18

お客様メモ 後日のために記入してお客様にお渡しください お客様がサービスを依頼されるときに お役に立ちます お買い上げ店名 : 電話 : お買い上げ年月日 : 年月日 北海道営業所 (011)717-5301 北日本支店 (022)266-1321 福島営業所 (024)921-5550 関東 広域支店 050-3154-3973 北陸支店 (076)429-4051 中部支店 (052)251-0373 関西支店 (06)6531-9205 中四国支店 (082)240-6154 四国営業所 (087)833-8701 九州支店 (092)561-4851 販売元 : 日立アプライアンス株式会社 105-8410 東京都港区西新橋二丁目 15 番 12 号 製造元 : 日立レフテクノ株式会社 329-4404 栃木県栃木市大平町富田 709 番地 2 CC0008567A B