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1. General Q1-1: モジュール 評価ボード (EVB) 評価キット (EVK) はどのように手に入れられますか A1-1: お客様の地域の営業所 代理店にお問合せください 太陽誘電の営業所はこちらをご覧下さい Japan: http://www.yuden.co.jp/jp/contact/ North America: http://www.t-yuden.com/salesoffice/ Europe: http://www.yuden.co.jp/eu/contact/ Asia Pacific: http://www.yuden.co.jp/ap/contact/ China: http://www.yuden.co.jp/cs/contact/ Korea: http://www.yuden.co.jp/kr/contact/ Other region: http://www.yuden.co.jp/or/contact/ 代理店はこちらをご覧下さい Japan: http://www.yuden.co.jp/jp/solutions/ble/buy/ North America: http://www.yuden.co.jp/ut/solutions/ble/buy/ Europe: http://www.yuden.co.jp/eu/solutions/ble/buy/ Asia Pacific: http://www.yuden.co.jp/ap/solutions/ble/buy/ China: http://www.yuden.co.jp/cs/solutions/ble/buy/ Korea: http://www.yuden.co.jp/kr/solutions/ble/buy/ Other region: http://www.yuden.co.jp/or/solutions/ble/buy/ Q1-2: Bluetooth low energy (BLE) とはどのようなものですか A1-2: 低消費電力を特徴とする無線によるパーソナルエリアネットワーク (WPAN) 技術の一つです 2010 年に Bluetooth Core Specification Version 4.0 の中で標準化されました Bluetooth low energy は クラシック Bluetooth と同じ 2.4GHz 帯を使用しますが 互換性はありません 通信速度の規格値は 1Mbps です Bluetooth low energy の主要な優位点は 低消費電力 ボタン電池で月単位 年単位の動作時間 小型形状 市場にある多くのスマートフォンやタブレット PC パソコンとの通信互換性が上げられます IoT デバイス ヘルスケア フィットネス ビーコン セキュリティ スマートホームなどに使用可能です Bluetooth SIG は 2013 年に Bluetooth Core Specification Version 4.1 を そして 2014 年に 4.2 を発行しました 最新のバージョンは Bluetooth v5 です Bluetooth v5 の詳細については次項をご覧下さい

Q1-3: Bluetooth v4.2 と v5 の違いは何ですか A1-3: Bluetooth SIG は 2016 年 12 月に Bluetooth v5 を発行しました Bluetooth v5 にはいくつかの重要な特徴があり v4.2 に対して 2 倍の転送速度 4 倍の通信距離 8 倍のブロードキャスト容量を持ちます 長距離通信は誤り訂正符号による制御によって受信感度を向上しているため その分通信速度が減少します 従って 4 倍の通信距離と 2 倍の通信速度は同時には実現できません アプリケーションは 要求性能を最適に満たすよう 実装する Bluetooth v5 機能を選ばなければなりません これらの Bluetooth v5 の主要機能は必須ではなく 対応していなくても その製品は Bluetooth v5 として認定されることができます よって モジュールメーカーへ どの機能に対応しているかをよく確認するすることが重要です 太陽誘電の Bluetooth v5 モジュールは 少なくとも複数の Bluetooth v5 機能に対応しています Bluetooth v5 の機能に関するそれ以上の情報は 次の当社記事をご参照ください https://www.allaboutcircuits.com/industry-articles/get-up-to-speed-on-bluetooth-5 Q1-4: クラシック Bluetooth と Bluetooth low energy の違いは何ですか A1-4: クラシック Bluetooth と比較すると Bluetooth low energy は より低消費電力を実現します それ以外の項目については 下記の比較表をご覧下さい 表 1 比較表 Items Classic Bluetooth Bluetooth Core Specification Bluetooth Core Specification technology Version 4.x Version 5.x Spectrum range 2.400 2.4835 GHz 2.400 2.4835 GHz 2.400 2.4835 GHz Channels 79 ch, BW 1MHz/ch 40 ch, BW 2MHz/ch 40 ch, BW 2MHz/ch Modulation GFSK/QPSK GFSK GFSK Over the air data rate 1 3Mbps 1Mbps 2Mbps, 1Mbps, 500kbps, 125kbps Active slaves 7 Not defined. Depends on Not defined. Depends on implementation. implementation. Voice capability Yes Yes for limited applications * Yes ** * アプリケーションで使用可能な音声帯域幅は V4.x の無線データレートによって制限される場合があります 音声アプリケーションは お客様にて独自のプロファイルを開発する必要があります ** 現時点で Bluetooth SIG によってリリースされた音声プロファイルはありません 音声アプリケーションは お客様にて独自のプロファイルで開発する必要があります 2. Module Q2-1: 太陽誘電製 BLE モジュール製品群の違いを教えてください どのようなタイプの BLE モジュールがあるでしょうか A2-1: 使用する半導体によって 大きく 2 種類の BLE モジュールがあります Nordic Semiconductor 社製の nrf51 シリーズを使用したもの 及び nrf52 シリーズを使用したものです また 内蔵ソフトウエアの観点では Basic タイプとソフト内蔵タイプがあります Basic モジュールはアプリケーションソフトウエアを持っておらず Nordic 社が供給する SoftDevice ( プロトコルスタック ) と ブートローダーが書かれています よって お客様のアプリケーションをモジュール内のプロセッサで動くように組み込めば 外付けのプロセッサを削減することができます Basic モジュールとしては異なる RAM と Flash のメモリサイズのものを用意しています ソフト内蔵モジュールは 太陽誘電製アプリケーションソフトウエアがあらかじめ書き込まれています お客様が BLE を ケーブルの無線化として使用したい場合 このモジュールは最適な選択枝となります このモジュールは簡易な ASCII ベースの API(Application Programming Interface) を持ち お客様の開発を加速し 短縮することができます ただし お客様のアプリケーションソフトは別に外付けしたプロセッサで動かす必要があります それ以上の詳細については下記をご覧下さい http://www.yuden.co.jp/or/product/category/module/lineup.html#bluetooth

Q2-2: 太陽誘電製 BLE モジュールの正式品名を教えてください A2-2: 正式品名のリストは以下をご参照ください http://www.yuden.co.jp/or/product/category/module/lineup.html#bluetooth Q2-3: 外付けのシステムクロックは必要ですか A2-3: 必要ではありません 全ての当社 BLE モジュールは 32MHz クロックを内蔵しています Nordic 製 nrf51 評価ボードとサンプルアプリケーションソフトは 16MHz システムクロックで動作するように設計されています 太陽誘電製モジュールは 32MHz クロックで動くため 太陽モジュールで動かすためには Nordic 社の nrf51 サンプルアプリケーションを修正する必要があります 修正方法については Data Report をご覧下さい Q2-4: 対応するインターフェースを教えてください A2-4: 全ての BLE モジュールは設定可能な GPIO を持っており その数はモジュールによって異なります GPIO にはアプリケーションソフトにより UART SPI I2C I2S PDM ADC に設定できるものがあります 詳細については Nordic 社の Web サイト 及び書類をご覧下さい Q2-5: モジュールにはあらかじめ何がプログラムされていますか A2-5: 全ての Basic タイプモジュールには Nordic 社 SoftDevice とブートローダーがプログラムされています SoftDevice のバージョンは モジュールにより異なります SoftDevice バージョンの決定に際しては BLE Module の Overview 書類 もしくは Data Report をご覧下さい その他のバージョンの SoftDevice についての情報は 下記の Nordic 社 Web サイトをご覧下さい ソフト内蔵タイプモジュールには 太陽誘電製アプリケーションソフトウエアがプログラムされています Q2-6: モジュール内部には どのようなタイプのプロセッサが組み込まれているでしょうか A2-6: nrf51 シリーズを使用のモジュールには ARM Cortex M0 が内蔵されています nrf52 シリーズを使用のモジュールには ARM Cortex M4F が内蔵されています. Q2-7: モジュール内蔵のメモリーサイズを教えてください A2-7: EYSGxNZXX シリーズは 256kB FLASH 16kB RAM を持ちます EYSGxNZWY シリーズと EYAGJNZXX は 256kB FLASH 32kB RAM を持ちます EYSHxNZWZ シリーズは 512kB FLASH 64kB RAM を持ちます Q2-8: BLE モジュールの電池持続時間を教えてください A2-8: 消費電力は用途や動作条件で全く異なります バッテリー消費を最小にできた場合 ボタン電池で年単位の持続時間が期待されます Q2-9: BLE モジュールでの出力電力と通信距離を教えてください A2-9: 出力電力は -20 ~+4dBm を 4dB ステップで切り替え可能です これは室内 もしくはオフィス内で使われるアプリケーションにて十分な通信距離を可能とします 実際の通信距離は モジュールが使用される周囲の電波環境によって大きく異なることに注意が必要です

Q2-10: モジュール外部に 32.768kHz クロックが必要ですか A2-10: EYSHCN シリーズ 及び EYSGCN シリーズは 32.768kHz クロックを内蔵しており 外部には必要ありません EYSHSN シリーズ EYSHJN シリーズ EY*GJN シリーズは 外部の 32.768kHz クロックを使うか nrf5 に内蔵の RC 発振器を使うかを選択できます 20ppm 精度の 32.768kHz 水晶を使った場合 内蔵 RC 発振器を使うよりも低消費電力を実現できます これは 内蔵 RC 発振器の使用時には プロセッサが定期的にウェークアップしてキャリブレーションを実行する必要があり わずかに消費電流が上がるためです RC 発振器を有効にする方法は Evaluation Board/Kit Manual をご覧下さい Q2-11: モジュールはどのような規制上の認可を取得していますか A2-11: 当社 BLE モジュールは Bluetooth 認証を Component として取得し また 日本電波法 FCC ISED に認定されています Bluetooth 認証は PHY 層のみ取得しており QDID を Data Report に記載しています お客様の最終製品での Bluetooth 認証に要求されることについては 認証テスト機関にお問い合せください モジュールでの Bluetooth 認証と電波法認証には あらかじめモジュールに書き込まれた SoftDevice を使用しました お客様にてその SoftDevice を任意のバージョンの SoftDevice( モジュール内の Nordic 社半導体に有効な SoftDevice である限り 新しくても古くても ) に書き換えることができます よって SoftDevice を書き換えても Bluetooth 認証と電波法認証は有効であり お客様にて新しい SoftDevice にアップグレードした場合でも PHY 層の再認証は不要です 唯一の例外は EYSHCNZXZ や EYSHJNZXZ の Bluetooth v4.2 対応モジュールに Bluetooth v5 対応 SoftDevice を書き込んだ場合です Bluetooth v5 では新規の変調レートが規定されていますが EYSHCNZXZ や EYSHJNZXZ はこの変調レートで認証されていません このため v5 に対応した SoftDevice をこれらのモジュールに書き込むと Bluetooth 認証と電波法認証が無効となり 再認証が必要となります お客様の製品上で Bluetooth v5 の機能が必要の場合 EYSHCNZWZ や EYSHJNZWZ の使用を推奨します これらのモジュールは EYSHCNZXZ や EYSHJNZXZ と同一のハードウエアの中に Bluetooth v5 の SoftDevice が書き込まれており 既に Bluetooth v5 認証と電波法認証を取得済みです CE 無線規格に対しては EN 300 328 Ver2.1.1 に準じた Conducted Test Report を用意しています その場合にも お客様は最終製品で CE 認証を取得する必要があります Q2-12: モジュールを使用する場合の回路図 基板レイアウト アンテナ特性を最大に引き出すための周囲レイアウトはどのように設計したら良いでしょうか A2-12: 回路設計については Data Report の "Reference Circuit" ページと Evaluation Board/Kit Manual の "Evaluation board circuit schematic" ページをご覧下さい 基板レイアウトについては Data Report の "Design guide" ページをご覧下さい アンテナ周辺設計については Data Report の "Antenna application note" ページをご覧下さい Q2-13: 太陽誘電は BLE モジュールについて どのようなサポートを提供しますか A2-13: ハードウエアについては太陽誘電がサポート致します Basic モジュールのソフトウエアサポートは Nordic 社が行います ソフトウエア内蔵モジュールのソフトウエアサポートについては太陽誘電が行います 3. EVB/EVK Q3-1: 評価ボード 及び評価キットの製品名を教えてください A3-1: 以下の太陽誘電の Web サイト もしくは BLE モジュールの Overview 書類をご覧下さい http://www.yuden.co.jp/or/product/category/module/lineup.html#bluetooth

Q3-2: 評価ボード 評価キットに付属しているものを教えてください A3-2: 評価ボードには モジュールが搭載された回路基板 ( 評価ボード ) 及び Data Report や Evaluation Manual などの技術書類をダウンロードする方法が書かれた書類が同梱されます 評価キットには 評価ボード Data Report や Evaluation Manual などの技術書類をダウンロードする方法が書かれた書類 及び J-Link Lite ボードが同梱されます J-Link Lite は 太陽誘電製 BLE モジュールに内蔵される Cortex-M コア用の JTAG/SWD (Serial Wire Debug) デバッグプローブで ソフトウエア開発やデバッグに使われます J-Link Lite の使い方の詳細は Evaluation Board/Kit Manual をご覧下さい Q3-3: 評価ボード 評価キットで何ができますか A3-3: 評価ボード 評価キットは 通信テストや消費電流テストなどの機能的 性能的なテストを行うのに使用できます Basic モジュールでは テスト用アプリケーションソフトウェアをプログラムするのに J-Link Lite が必要です 4. Software Q4-1: 太陽誘電の BLE モジュールにはどのプロファイルが用意されていますか A4-1: nrf51 の SoftDevice S120 でサポートするプロファイルについては 下記書類の Table 1 をご覧下さい http://infocenter.nordicsemi.com/pdf/s120_sds_v2.1.pdf nrf52 の SoftDevice S132 でサポートするプロファイルについては 下記の Web サイトをご覧下さい?topic=%2Fcom.nordic.infocenter.s132.sds%2Fdita% 2Fsoftdevices%2Fs130%2Fble_protocol_stack%2Fprofile_service_support.html 対応するプロファイルに関するそれ以上の詳細については 下記の Nordic 社の Web サイトをご覧下さい Q4-2: ソフトウエア開発やデバッグ用に どのようなツール類が用意されていますか A4-2: ARM プロセッサ用のソフトウエア開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) として MDK(Microcontroller Development Kit) が必要です 当社 BLE モジュールには 3 種類の IDE(Keil uvision IDE (MDK-ARM) GNU/GCC IAR) が使用できます IDE の詳細については Nordic 社の Web サイトをご覧下さい http://infocenter.nordicsemi.com/topic/com.nordic.infocenter.gs/dita/gs/nordic_tools.html? Q4-3: アプリケーション開発のための SDK(Software Development Kit) の入手方法について教えてください A4-3: SDK のダウンロードについては以下の Nordic 社 Web サイトをご覧下さい http://infocenter.nordicsemi.com/topic/com.nordic.infocenter.gs/dita/gs/develop_sw.html?cp=1_ 2 https://developer.nordicsemi.com

Q4-4: アプリケーション開発のため SDK 以外にどのようなものが用意されていますか A4-4: nrf51/52 SoftDevice nrfgo Studio Master Control Panel 等を含む多くのツール コンテンツ 書類が Nordic 社 Web サイトに用意されています Nordic 社 Web サイトをご覧下さい https://developer.nordicsemi.com/nrf5_sdk/doc/ Q4-5: 詳細なソフトウエア情報やサポートはどのように受けられますか A4-5: nrf51/52 用アプリケーション開発に関する多くの知識や情報が下記の Nordic 社 Web サイトに用意されています https://github.com/nordicsemiconductor https://devzone.nordicsemi.com/ https://www.nordicsemi.com/eng/support-community 太陽誘電のチュートリアルとサンプルコードが以下のリンクに用意されています 太陽誘電 YouTube チャンネル : https://www.youtube.com/channel/ucvhk64avlbpcntzeit74xbq 太陽誘電 GitHub ページ : https://github.com/taiyoyudenusa Q4-6: ソフトウエア開発をどのように始めたら良いでしょうか A4-6: ソフトウエア開発環境 SDK 必要ソフトウエア 基本手順が書かれた Quick Start Guide を 評価ボードを購入して頂いたお客様向けに用意しています