( 別紙 4) 平成 27 年度 事業所概要( 事業所記入 ) 事業所番号 2795000195 法人名 社会福祉法人仁風会 事業所名 グループホーム慈温の郷 所在地 大阪府東大阪市新町 1-30 自己評価作成日 平成 27 年 11 月 30 日 評価結果市町村受理日平成 28 年 4 月 26 日 1 自己評価及び評価結果 事業所が特に力を入れている点 アピールしたい点( 事業所記入 ) 当事業所は 開設から5 年目を迎え御利用者様 御家族様 職員地域が一体となる認知症介護をめざし生活を行っております 進行する認知症に対していかに利用者様本人の居場所や自信を持ち進行を緩やかにするかを一番に考え日々 申し送り ケア会議などで検討を行っております 穏やかで認知症であってもすごしやすい我が家を目標にしております よく笑い助け合い時には喧嘩もし一緒に涙し御利用者様 御家族様 職員が大きな家族となり寄り添い認知症によって抱える不安などを軽減できるようなグループホームになれるように心がけています 事業所の基本情報は 公表センターページで閲覧してください ( このURLをクリック) 基本情報リンク先 評価機関概要( 評価機関記入 ) 評価機関名特定非営利活動法人ニッポン アクティブライフ クラブナルク福祉調査センター所在地大阪市中央区常盤町 2-1-8 FGビル大阪 4 階訪問調査日平成 28 年 1 月 27 日 評価で確認した事業所の優れている点 工夫点 ( 評価機関記入 ) 事業主体は東大阪市内で各種福祉事業を運営している社会福祉法人仁風会で 当事業所は平成 23 年 3 月に開設された 5 年目の 慈温の郷 である 近隣に社寺 スーパー 飲食店 消防署 病院等があり生活に便利な環境の中で利用者は穏かな暮らしを送っている 管理者と職員は 同じ目線で寄り添い 利用者様の言葉に耳を傾け 有難う と言い合える生活をします の事業所理念を共有し 利用者の心身の特性を踏まえ 食事や入浴 排泄 機能訓練などの日常生活の支援に力を注ぎ また季節の行事 レクリエーションなどの企画 実施は 常に利用者の立場に立ったサービス提供に努めている 今年になって管理者の交代があり 新しい管理者は利用者とのコミュニケーションを大切にし 介護の知識と技術のスキルアップに各種研修も実地して サービスの質の向上に努めたいと意欲的である Ⅴ. サービスの成果に関する ( アウトカム ) 1~55 で日頃の取り組みを自己点検したうえで 成果について自己評価します 56 57 58 59 60 61 62 職員は 利用者の思いや願い 暮らし方の意向を掴んでいる ( 参考 :23,24,25) 利用者と職員が 一緒にゆったりと過ごす場面がある ( 参考 :18,38) 利用者は 一人ひとりのペースで暮らしている ( 参考 :38) 利用者は 職員が支援することで生き生きした表情や姿がみられている ( 参考 :36,37) 利用者は 戸外の行きたいところへ出かけている ( 参考 :49) 利用者は 健康管理や医療面 安全面で不安なく過ごせている ( 参考 :30,31) 利用者は その時々の状況や要望に応じた柔軟な支援により 安心して暮らせている ( 参考 :28) 取り組みの成果 該当するものに 印 取り組みの成果 該当するものに 印 1. ほぼ全ての利用者の 職員は 家族が困っていること 不安なこと 求 1. ほぼ全ての家族と 2. 利用者の2/3くらいのめていることをよく聴いており 信頼関係ができ 2. 家族の2/3くらいと 63 3. 利用者の1/3くらいのている 3. 家族の1/3くらいと 4. ほとんど掴んでいない ( 参考 :9,10,19) 4. ほとんどできていない 1. 毎日ある 1. ほぼ毎日のように通いの場やグループホームに馴染みの人や地 2. 数日に1 回程度ある 2. 数日に1 回程度 64 域の人々が訪ねて来ている 3. たまにある 3. たまに ( 参考 :2,20) 4. ほとんどない 4. ほとんどない 運営推進会議を通して 地域住民や地元の関係 1. 大いに増えている 2. 利用者の2/3くらいが者とのつながりが拡がったり深まり 事業所の理 2. 少しずつ増えている 65 3. 利用者の1/3くらいが解者や応援者が増えている 3. あまり増えていない ( 参考 :4) 4. 全くいない 1. ほぼ全ての職員が 2. 利用者の2/3くらいが職員は 活き活きと働けている 2. 職員の2/3くらいが 66 3. 利用者の1/3くらいが ( 参考 :11,12) 3. 職員の1/3くらいが 職員から見て 利用者はサービスにおおむね満 2. 利用者の2/3くらいが 2. 利用者の2/3くらいが 67 足していると思う 3. 利用者の1/3くらいが 3. 利用者の1/3くらいが 1. ほぼ全ての家族等が職員から見て 利用者の家族等はサービスにお 2. 利用者の2/3くらいが 2. 家族等の2/3くらいが 68 おむね満足していると思う 3. 利用者の1/3くらいが 3. 家族等の1/3くらいが 4. ほとんどできていない 2. 利用者の2/3くらいが 3. 利用者の1/3くらいが
評価および評価結果 自己 Ⅰ. 理念に基づく運営 1 (1) 理念の共有と実践地域密着型サービスの意義をふまえた事業所理念をつくり 管理者と職員は その理念を共有して実践につなげている 2 (2) 事業所と地域とのつきあい利用者が地域とつながりながら暮らし続けられるよう 事業所自体が地域の一員として日常的に交流している 3 事業所の力を活かした地域貢献事業所は 実践を通じて積み上げている認知症の人の理解や支援の方法を 地域の人々に向けて活かしている 4 (3) 運営推進会議を活かした取り組み運営推進会議では 利用者やサービスの実際 評価への取り組み状況等について報告や話し合いを行い そこでの意見をサービス向上に活かしている 5 (4) 市町村との連携市町村担当者と日頃から連絡を密に取り 事業所の実情やケアサービスの取り組みを積極的に伝えながら 協力関係を築くように取り組んでいる 6 (5) 身体拘束をしないケアの実践代表者および全ての職員が 介指定基準における禁止の対象となる具体的な行為 を正しく理解しており 玄関の施錠を含めて身体拘束をしないケアに取り組んでいる 7 虐待の防止の徹底管理者や職員は 高齢者虐待防止関連法について学ぶ機会を持ち 利用者の自宅や事業所内での虐待が見過ごされることがないよう注意を払い 防止に努めている セル内の改行は (Alt キー )+(Enter キー ) です 理念を玄関に掲げている 今後 より高いレベルでの実践を行い御利用者様の生活と地域密着サービスを行うことが今後の課題です 地域自治会の行事など ( 盆踊り 敬老慰安会 秋祭り ) に出来る限り参加を行っている 地域の散髪屋さんなどに名前を憶えて頂いたりし少しずつ浸透をしています 地域貢献については現行何もできていない 本来の役目である認知症高齢者についての発信が出来ていない 利用者様家人が参加しやすい土曜日に日時を変更を行ったが意見交換などがなかなか行われていない現行である わからないことについては 質問をし協力関係を構築している 事業所理念を 同じ目線で寄り添い 利用者様の言葉に耳を傾けありがとうと言い合える生活をします とし 玄関に掲げている 利用者に寄り添い安心して過ごせる環境つくりを共有し理念を意識した支援を実践している 自治会に加入し 地域の盆踊り 秋祭りや敬老会他各種行事への誘いには参加している ホームの行事や遠出 ( 春秋の遠足 ) の際には地域のボランティアの協力も得ている 利用者が地域社会の中で当たり前の暮らしを続けられるようサービスを提供する上で何が大切かを話し合い 事業所の現状にあった地域密着型サービスの意義をふまえた理念を作り上げる事を求めたい 会議は地域の理解と支援を得るため運営推進会議は利用者 家族 自治会長 の貴重な機会である さらに地域の民地域包括支援センター 管理者の参加で2ヶ生委員 老人会 婦人会などに積極月に1 回開催して ホームの活動や運営状況的に呼びかけて多様な意見を得た活を報告している 今後は参加者の出席確保性化に向けて更なる工夫と努力を期の調整と要請が課題である 待したい 日頃から役所の担当者とは提出書類 手続き 事故の手続きなど困ったときは電話で説明を受けたり 出向いて相談をするなど協力関係を図っている エレベーターと玄関の自動ドアをロックセン建物の構造上 玄関の自動ドア エレベーサーの導入を行っている 施設内にとどまるターはロックしているが 職員は法人開催の事を出来る限り減らし 洗濯物を干しに行っ身体拘束委員会による研修で身体拘束の弊たり花に水やりや野菜の収穫など外に出害等に関する理解はしている 閉塞感をなくるように心がけているが 少しずつ難しくなっする為に出来るだけ屋外へ出て洗濯物を取てきている り入れや花の水遣りなど 心配りをしている 法人が行っている研修に参加し知識の向上が出来るようにしている 職員の人員不足からくる精神的な余裕がなくなってきている 2/9
8 権利擁護に関する制度の理解と活用管理者や職員は 日常生活自立支援事業や成年後見制度について学ぶ機会を持ち 個々の必要性を関係者と話し合い それらを活用できるよう支援している 9 契約に関する説明と納得契約の締結 解約又はや改定等の際は 利用者や家族等の不安や疑問点を尋ね 十分な説明を行い理解 納得を図っている 10 (6) 運営に関する利用者 家族等意見の反映利用者や家族等が意見 要望を管理者や職員ならびに者へ表せる機会を設け それらを運営に反映させている 11 (7) 運営に関する職員意見の反映代表者や管理者は 運営に関する職員の意見や提案を聞く機会を設け 反映させている 12 就業環境の整備代表者は 管理者や職員個々の努力や実人員不足 労働時間業界自体の給与水準績 勤務状況を把握し 給与水準 労働時間 など問題点が多い 一管理者では対処できやりがいなど 各自が向上心を持って働けるないことが多い よう職場環境 条件の整備に努めている 13 職員を育てる取り組み代表者は 管理者や職員一人ひとりのケアの実際と力量を把握し 法人内外の研修を受ける機会の確保や 働きながらトレーニングしていくことを進めている 14 同業者との交流を通じた向上代表者は 管理者や職員が同業者と交流する人員不足から同法人のグループホームの管機会を作り ネットワークづくりや勉強会 相互理者の連絡情報交換会議が滞っている 各訪問等の活動を通じて サービスの質を向上委員会や 研修会で他部署の職員と顔見知させていく取り組みをしているりになる機会が少しずつできている 現在 該当する御利用者様が不在の為 制度の活用を行っていない 今後 制度の活用が出来るように学びたいと思います 契約の際 紙面と口頭で出来る限り解りやすく説明するように心がけている もし わからないことがあれば後日に質問がしやすいよう家族様との関係作りを気を使っている 面会の来られた際には ケース記録の開示を行っており 職員と家族様と話をしやすい環境を作るようにしています 面会に来られない家族様についてはお話が出来ない為 計画書の連絡時に郵送し意見書を同封しています ケアカンファレンス時や毎日の朝 昼 夕の申し送りの終了前に質問を聞く時間を作っており意見や要望を言いやすい環境になるように心がけている 1 年の法人研修計画が出た時点で希望者を募っている 希望者については シフトを調整して出来る限り参加が出来るように調整している ほとんどの家族はよく訪問し 気軽に何でも話し合える環境と雰囲気つくりに留意している 家族会や運営推進会議などで出された意見 要望はその後のスタッフ会議で話し合い 運営に反映している 行事や遠出の際は家族が協力的である 毎日 3 回 ( 朝 昼 夕 ) の申し送り時と 2 週間に一回のケア会議時や 連絡ノート を活用し 職員からの意見 提案を聞く機会がある 利用者のケアについて意見 提案等が出されている 職員全員で話し合い必要な件については即対応し 反映させている 3/9
Ⅱ. 安心と信頼に向けた関係づくりと支援 15 初期に築く本人との信頼関係サービスを導入する段階で 本人が困っていること 不安なこと 要望等に耳を傾けながら 本人の安心を確保するための関係づくりに努めている 16 初期に築く家族等との信頼関係サービスを導入する段階で 家族等が困っていること 不安なこと 要望等に耳を傾けながら 関係づくりに努めている 17 初期対応の見極めと支援サービスを導入する段階で 本人と家族等が その時 まず必要としている支援を見極め 他のサービス利用も含めた対応に努めている 18 本人と共に過ごし支えあう関係職員は 本人を介護される一方の立場におかず 暮らしを共にする者同士の関係を築いている 19 本人を共に支えあう家族との関係面会に来られる家族様は 本人様と一緒に職員は 家族を支援される一方の立場におか居室で過していただき 御本人 御家族様 ず 本人と家族の絆を大切にしながら 共に本職員と共有した関係性が構築されている人を支えていく関係を築いているが 面会に一切来られない御家族様については今後の課題となります 20 (8) 馴染みの人や場との関係継続の支援本人がこれまで大切にしてきた馴染みの人や場所との関係が途切れないよう 支援に努めている 21 利用者同士の関係の支援利用者同士の関係を把握し 一人ひとりが孤立せずに利用者同士が関わり合い 支え合えるような支援に努めている 本人様が安心できる生活が出来るように声掛け 対応 1 つ 1 つケアカンファレンスや朝礼などで検討し本人様と関係作りの構築に努めています 初期だけでなく面会に来られた際には最近の様子やケース記録の開示など話をしやすい環境づくりを行い意見の収集が出来るように努めている 初期の対応としてセンター方式の情報を家族様に記入していただき本人様の生活歴などを参考にしながら 何を必要としているのか? を集約し支援できるように努めている 本人様の現在お持ちの能力 ( 力 ) によってそれぞれに家事作業を行っている 各利用者様の個性や家事作業の好き嫌いなども考慮に入れ認知症の進行なども考慮に入れている 御利用者様によっては関係が持続できている方 年数回に関係が取れている方 まったく関係性が途切れてしまったいる方と個人差が大きい 地域の集まりなどに参加するなども行っている 各利用者様の個性を生かしつつ共同作業時にはトラブルにならないように注意している 一人になりたい時間も大切にしその時その時に合わせた対応を臨機応変にしている 家族や知人の訪問がある また地域の盆踊りや敬老会などに参加した際 馴染みの人との出会いがあり 賑やかな挨拶を交わす姿が見られる 職員はこれまでの関係の継続が出来るよう支援に努めている 4/9
22 関係を断ち切らない取組みサービス利用 ( 契約 ) が終了しても これまでの関係性を大切にしながら 必要に応じて本人 家族の経過をフォローし 相談や支援に努めている Ⅲ. その人らしい暮らしを続けるためのケアマネジメント 23 (9) 思いや意向の把握一人ひとりの思いや暮らし方の希望 意向の把握に努めている 困難な場合は 本人本位に検討している 24 これまでの暮らしの把握一人ひとりの生活歴や馴染みの暮らし方 生活環境 これまでのサービス利用の経過等の把握に努めている サービス利用終了の状態により違いがあるが必要に応じ本人様 家族様の相談や支援に努めるようにしています 御本人様の生活歴や想いを出来る限り把握し個別支援などを実施し本人様のモチベーションを上げ QOL の向上を促すように努めようとしていますが 人員不足から実現が難しくなってきています 御家族様に情報を頂いたりセンター方式で集まった情報をもとに馴染みの暮らしの継続できるように努めます 職員は利用者個々とのコミニケーションを大切にし利用者個々の思いや意向を把握しようと努力している 把握が困難な場合には家族からの情報やアセスメントなどを参考に本人の希望 意向の把握に努めている 25 暮らしの現状の把握一人ひとりの一日の過ごし方 心身状態 有する力等の現状の把握に努めている 毎日 実施している申し送りにて最新の本人の状態を共有できるようにしております 26 (10) チームでつくる介護計画とモニタリング本人がより良く暮らすための課題とケアのあり方について 本人 家族 必要な関係者と話し合い それぞれの意見やアイディアを反映し 現状に即した介護計画を作成している 27 個別の記録と実践への反映日々の様子やケアの実践 結果 気づきや工夫を個別記録に記入し 職員間で情報を共有しながら実践や介護計画の見直しに活かしている 28 一人ひとりを支えるための事業所の多機能化本人や家族の状況 その時々に生まれるニーズに対応して 既存のサービスに捉われない 柔軟な支援やサービスの多機能化に取り組んでいる 御本人の想い 御家族の想い 職員の気づきなどケアカンファレンスやサービス担当者会議で話し合い連動した計画書を作成できるように努めている 毎日 実施している申し送りやケース記録にて最新の本人の状態を共有できるようにしております その方 その方にあった支援の個別化を今後も更に進めより高いレベルでの多機能化を目指しているが 少しずつ難しくなってきている 本人 家族から希望や要望を聞き カンファレンスやサービス担当者会議で話し合い 計画作成担当者が本人に必要な支援を盛り込んだ介護計画をつくっている モニタリングと評価を定期的に行い 利用者の必要に応じて介護計画の変更を行っている 5/9
29 地域資源との協働一人ひとりの暮らしを支えている地域資源を把握し 本人が心身の力を発揮しながら安全で豊かな暮らしを楽しむことができるよう支援している 30 (11) かかりつけ医の受診支援受診は 本人及び家族等の希望を大切にし 納得が得られたかかりつけ医と事業所の関係を築きながら 適切な医療を受けられるように支援している 31 看護職との協働介護職は 日常の関わりの中でとらえた情報日常の変化がみられた場合や緊急時など併や気づきを 職場内の看護職や訪問看護師等設のデイサービス看護師に助言を頂いたりに伝えて相談し 個々の利用者が適切な受診法人医務に相談を行っている や看護を受けられるように支援している 32 入退院時の医療機関との協働利用者が入院した際 安心して治療できるように 又 できるだけ早期に退院できるように 病院関係者との情報交換や相談に努めている あるいは そうした場合に備えて病院関係者との関係づくりを行っている 33 (12) 重度化や終末期に向けた方針の共有と支援重度化した場合や終末期のあり方について 早い段階から本人 家族等と話し合いを行い 事業所でできることを十分に説明しながら方針を共有し 地域の関係者と共にチームで支援に取り組んでいる 34 急変や事故発生時の備え利用者の急変や事故発生時に備えて 全ての東大阪消防局の緊急対応研修を全員参加職員は応急手当や初期対応の訓練を定期的で実施し事故や急変発生に備えるようにしてに行い 実践力を身に付けているいる 地域の折り紙教室などに参加を行ってきたが 人員不足から参加の見送りが多くなってきている 御本人様 御家族様の同意の元協力医の受診や助言などを頂き信頼関係の構築を行っています 入院時サマリーを提出し出来る限り細かい情報提供を出来るようにしています 退院時にも情報の交換や相談をし本人様の状態を把握できるように努めています 医療行為が持続的に必要になった際には対応が出来ない 基本 看取りを行っていない 入所時や入院時に説明を行っている かかりつけ医は利用者が適切な医療を受けられるよう本人 家族の希望を尊重し対応している 利用者の殆んどが同意の上で協力医療機関の受診を希望して 月 2 回の内科と週 1 回の歯科の往診を受けているが 従来のかかりつけ医へ受診している人もおられる 契約時に重度化や終末期の対応については常時 医療行為が必要な状況になった場合には 現状では難しいことを丁寧に説明し看取りは行わない同意を得ている しかし持続的な医療行為を必要とされていなかった利用者の看取りの事例はある 35 (13) 災害対策火災や地震 水害等の災害時に 昼夜を問わず利用者が避難できる方法を全職員が身につけるとともに 地域との協力体制を築いている 定期的に避難訓練を行っている 今後も行っていきたい 消防計画書を作成し 年 2 回以上夜間及び昼間を想定した地道な避難訓練をくり返し実施している 非情事態発生の際の自動火災通報装置 火災報知設備 スプリンクラーなどの設置をし 防災対策の充実化に努めている 地域自衛消防団の協力も得ている 6/9
Ⅳ. その人らしい暮らしを続けるための日々の支援 36 (14) 一人ひとりの尊重とプライバシーの確保一人ひとりの人格を尊重し 誇りやプライバシーを損ねない言葉かけや対応をしている 37 利用者の希望の表出や自己決定の支援日常生活の中で本人が思いや希望を表したり 自己決定できるように働きかけている 38 日々のその人らしい暮らし職員側の決まりや都合を優先するのではなく 一人ひとりのペースを大切にし その日をどのように過ごしたいか 希望にそって支援している 39 身だしなみやおしゃれの支援その人らしい身だしなみやおしゃれができるように支援している 声掛けや話しかけについては 家族的な話し方を意識するあまりにバランスが崩れてきている面がみられる ひとりひとりの人格の尊重とプライバシーの損なわない声掛けを行います 御本人様が日常生活の中で小さな事でも自己決定が出来るように声掛けを行っている 認知のレベルによりオープンドクエスチョンやクローズドクエスチョンなどを使いその方にあった自己決定を支援しています 日常の流れが出来ており最低限度のルールの中で生活を行っている 希望があれば出来うる限り支援できるように努めているが 人員不足から希望が添えないことも多くなってきている その方らしい身だしなみを自己選択できるように声掛けと見守りを支援しています 声かけ ( 言葉かけ ) や対応で相手に不快感を与えないように努めているが 馴れや親しさに油断した時は管理者自ら その都度 注意し接遇指導をしている 個人情報の取り扱いは鍵のかかる書庫に保管している 40 (15) 食事を楽しむことのできる支援食事が楽しみなものになるよう 一人ひとりの好みや力を活かしながら 利用者と職員が一緒に準備や食事 片付けをしている 41 栄養摂取や水分確保の支援食べる量や栄養バランス 水分量が一日を通じて確保できるよう 一人ひとりの状態や力 習慣に応じた支援をしている 42 口腔内の清潔保持口の中の汚れや臭いが生じないよう 毎食後 一人ひとりの口腔状態や本人の力に応じた口腔ケアをしている 昼食 夕食は配食サービスからの献立と食食事の準備から片づけまで本人様の持って事が届き ご飯 汁物はホームで調理していいる力に見合った役割を持っていただいてる 朝食は職員が提供している 利用者 職います 役割の中で少し競争意識もありそれ員は毎食一緒に和やかに食事をしている 利が各利用者様の活気につながっています 用者は盛り付け 下膳 食器の後片付け等 出来る力を活かしながら手伝っている 食事量 水分量共に管理を行い各利用者様の状態によって対応を行っています 毎食後 口腔ケアの声掛けや見守りを行っています 各利用者様の ADL に合わせ対応を変更しております 7/9
43 (16) 排泄の自立支援排泄の失敗やおむつの使用を減らし 一人ひとりの力や排泄のパターン 習慣を活かして トイレでの排泄や排泄の自立にむけた支援を行っている 44 便秘の予防と対応便秘の原因や及ぼす影響を理解し 飲食物の毎朝 牛乳を飲んでいただき便秘の予防を工夫や運動への働きかけ等 個々に応じた予行っている 年数がたってきており 効果が防に取り組んでいる低下傾向である あまりに便秘が継続する場合は医務に相談をしている おむつやリハビリパンツの使用は出来る限り減らすように努力は続けている 時間や状況を考慮して使い分けを行っている 職員は時系列に記録された排泄チェック表を基に 個々の排泄パターンを把握している トイレ誘導を促して トイレでの排泄の自立に向けた支援をしている 現在 布パンツは 4 名 リハビリパンツは 4 名で全員が布パンツ使用になれるように時間や状況把握しながら取り組んでいる 45 (17) 入浴を楽しむことができる支援一人ひとりの希望やタイミングに合わせて入浴を楽しめるように 職員の都合で曜日や時間帯を決めてしまわずに 個々にそった支援をしている 入浴の設備上すべての希望やタイミングを受け入れての支援は行えていない 拒否が強い場合は 翌日に変更することはある 46 安眠や休息の支援一人ひとりの生活習慣やその時々の状況に本人様が希望される場合や休息をしたい様応じて 休息したり 安心して気持ちよく眠れる子であれば声掛けを行い横になっていただよう支援しているいています 2 方向介助できる浴槽で週 2 回の入浴を支援している 入浴拒否の場合は無理強いせず 日時の変更や足浴 清拭 シャワー浴に切り換えるなど柔軟な支援をしている 季節によってユズ湯 しょうぶ湯などで楽しむ入浴支援もしている 47 服薬支援一人ひとりが使用している薬の目的や副作用 用法や用量について理解しており 服薬の支援と症状の変化の確認に努めている 職員には 今服薬している薬が何なのかがわかるようにファイルにファイリングを行い見れる状態にしている 服薬時には誤薬が無いようにチェック機能を強化している 48 役割 楽しみごとの支援張り合いや喜びのある日々を過ごせるように 各利用者様の力を活かした家事作業に参加一人ひとりの生活歴や力を活かした役割 嗜できるように支援を行っている 1 日の仕事好品 楽しみごと 気分転換等の支援をしていが終わった際には コーヒータイムを作り団るらんの時間を作っている 49 (18) 日常的な外出支援一人ひとりのその日の希望にそって 戸外に出かけられるよう支援に努めている 又 普段は行けないような場所でも 本人の希望を把握し 家族や地域の人々と協力しながら出かけられるように支援している 遠足として大阪城公園に行ったり 1 階駐車場にてカレーを作ったりしている 個別支援として外食なども実現していますが 人員不足が深刻で支援が出来なくなってきている 利用者個々の身体状況を見ながら天気のよい日は近隣の散歩や買い物 ドライブを楽しんだり 家族やボランティアの協力を得ながら花見や紅葉狩り 外食を楽しむなど五感刺激の機会を作っている 家族と近くの喫茶店や買い物へ出かける人もいる 8/9
50 お金の所持や使うことの支援職員は 本人がお金を持つことの大切さを理解しており 一人ひとりの希望や力に応じて お金を所持したり使えるように支援している 不安になられる方については御家族様と相談の上 財布を所持していただいております 使うことに対しては 外出機会が減少しているので支援が出来ていない 51 電話や手紙の支援家族や大切な人に本人自らが電話をしたり 手紙のやり取りができるように支援をしている 52 (19) 居心地のよい共用空間づくり共用の空間 ( 玄関 廊下 居間 台所 食堂 浴室 トイレ等 ) が 利用者にとって不快や混乱をまねくような刺激 ( 音 光 色 広さ 温度など ) がないように配慮し 生活感や季節感を採り入れて 居心地よく過ごせるような工夫をしている 53 共用空間における一人ひとりの居場所づくり共用空間の中で 独りになれたり 気の合った利用者同士で思い思いに過ごせるような居場所の工夫をしている 本人様が直接電話をされるようなことは現在ありません 家人から電話があった際には 替われるように今後は行っていきたいです 季節感が出るような OT 作業や塗り絵などを行い季節を感じていただけるように支援を行っております ベランダ前にソファーを設置しておりちょっとした居場所を作り一人で山を見たりできるおようにしています 共用空間の食堂兼居間は広くゆったりして採光もよく明るい 壁には季節をテーマとして決めた利用者と職員の協同で作業した塗り絵や貼り絵などが飾られている 長い廊下には 2,3 人で寛げるソファも設置されて癒しの空間となっている 54 (20) 居心地よく過ごせる居室の配慮居室あるいは泊まりの部屋は 本人や家族と相談しながら 使い慣れたものや好みのものを活かして 本人が居心地よく過ごせるような工夫をしている 55 一人ひとりの力を活かした安全な環境づくり建物内部は一人ひとりの できること わかること を活かして 安全かつできるだけ自立した生活が送れるように工夫している 各利用者様の個性を活かすために好みや使い慣れたものを置いたり本人様の OT 作品を飾っていたり本人様の写真などを飾っている 御本人様が出来ることが拡大できるように待つ介護を心がけ自立した生活が出来るように支援いたします 各居室入り口に利用者の名前が書かれた暖簾が掛けられて 居室には冷暖房 換気扇 クローゼット 洗面台 トイレ ナースコールが設置されている テレビ 椅子 家族写真など本人の馴染みの品物も持ち込まれて従来の生活が継続できるよう整えられている 9/9