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平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

2007財政健全化判断比率を公表いたします

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健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

貝監第  号

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

田川市水道事業会計

山形県庄内町平成 28 年 11 月 ( 訂正版 ) 平成 26 年度決算に基づく健全化判断比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第 3 条第 1 項の規定により 健全化判断比率を公表 いたします 健全化判断比率は 自治体の財政が健全かどうかを表す指標です 地方公共団体の財政の健全化に関する法


~ わかりやすい決算報告をめざして ~ 市ではさまざまな事業を行っています どのような事業を行うのか 資金調達はどうするか どのように支出するかを 歳入 歳出 という形でお金で表し とりまとめた計画が 予算書 です その予算に沿って事業を行った一年間の結果を報告したものが 決算書 です 決算書 には

平成 28 年度決算に基づく福井市健全化 判断比率及び資金不足比率審査意見書 福井市監査委員

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

地方公共団体財政健全化法

地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に係る比率について 1 概要北海道夕張市のような地方自治体の財政破綻を未然に防ぐため 平成 20 年 4 月に 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 ( 以下 財政健全化法 といいます ) が施行されました 財政健全化法では 市の一般会計の決算だけでなく 市

Web用-広報4月号-Vol.169.indd

2 決算収支 実質収支は 59 億 63 百万円の黒字で 11 年連続で全団体黒字となった 単収支は 9 億 92 百万円の黒字となった また 赤字団体は35 団体中 15 団体となり 前と比べて8 団体減少した 実質単収支は 189 億 82 百万円の赤字となり 前と比べて41 億 47 百万円赤

さぬき市普通会計決算状況 普通会計決算状況及び財政指標等 1P 普通会計歳入決算状況 普通会計歳出決算状況 主な一般財源の推移 ( 市税及び地方交付税 ) 普通建設事業費と義務的経費の推移 基金 市債及び元利償還金等の状況 2P 3P 4P 5P 6~8P

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連結実質赤字比率 ) 実質赤字比率 =A/B*100が負一般会計等 2 会計名学童等災害共済学童等災害共済事業 数の場合における A/B*100の絶対 一般会計等 2 実質収支額 値 一般会計等 3 会計名 中小企業従業員中小企業従業員退職金等

01 H30記者発表資料

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57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

16 筑紫野市 22.91% 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

はじめにこの 釧路市の財政 は 釧路市の歳入 歳出等の状況をグラフを使って経年的に表すことにより 市民の皆様に釧路市の財政状況を出来るだけわかりやすくお知らせするために作成いたしました 本資料を通じて 釧路市の財政について 一人でも多くの市民の皆様にご理解をいただき ご意見をいただきながら今後の財政

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

平成17年度の決算状況

1. 財政状況の年度推移 ( 一般会計 ) (1) 決算概況 ( 単位 : 億円 ) グラフの解説 一般会計の歳入 歳出の規模は増加傾向にあり 平成 27 年度の決算規模は 歳入 歳出ともに過去最大規模となっています 実質収支は 黒字を継続しており 27 年度は約 49 億円 前年度と比べると約 1

地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に係る比率について 1 概要北海道夕張市のような地方自治体の財政破綻を未然に防ぐため 平成 20 年 4 月に 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 ( 以下 財政健全化法 といいます ) が施行されました 財政健全化法では 市の一般会計の決算だけでなく 市

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

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54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

鯖監査第  号

市税収入額(人口推移)

1★⑥H26決算概要公表

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2 決算規模及び収支 (1) 決算規模 特別の平成 26 年度普通会計決算は 歳入総額 3 兆 5,779 億 31 百万円 歳出総額 3 兆 4,423 億 40 百万円となった 決算規模は 前年度に比べて歳入は8.0% の増 歳出は8.3% の増となり 歳入 歳出ともに4 年連続の増となった (

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等

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29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

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各種財政分析指標の解説

目 次 1. 作成の目的 P2 2. 推計方法 P2 3. 歳入の推移 P4 4. 歳出の推移 P5 5. 歳入歳出の比較 P6 6. 基金の状況 P7 7. 地方債残高の状況 P8 8. 経常収支比率の状況 P9 9. 実質公債費比率の状況 P まとめ P11-1 -

Ⅱ 健全化判断比率の概要 1 健全化判断比率 財政健全化法の施行に伴い 地方公共団体は 平成 19 年度から 毎年度 次の健全化判断比率 (4 指標 ) を監査委員の審査に付した上で 議会に報告し 公表しなければならないことになっています 早期健全化基準を上回ると財政健全化計画の策定が義務付けられ

試算の前提条件 2018( 平成 30) 年度当初予算を基本に 収支等に大きく影響のあるもの (2018 年度の新規 拡充事業など ) や 2017 年度補正予算等による影響を反映 市税を 中長期の経済財政に関する試算 (2018 年 1 月内閣府 ) で示されたベースラインケースの指標により試算し

⑸ 老人保健拠出金については 平成 25 年度当初予算と同額の7 万 5 千円を計上した ⑹ 介護納付金については 平成 25 年度当初予算に比べ3.8% 減の1 億 8,4 03 万 9 千円を計上した ⑺ 共同事業拠出金については 平成 25 年度当初予算に比べ7.0% 増の3 億 7, 793

その 1 の財政状況は? 平成 28 年度一般会計決算からの財政状況を説明します 1 平成 28 年度の主なお金の使い道は? その他の経費 212 億 93 万円 扶助費 82 億 3,606 万円 16.7% 43.0% 義務的経費 219 億 7,332 万円 人件費 44.5% 79 億 8,

15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

doc

財政基礎講座

平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

決算報告 574 億 1,173 万円一般会計歳出決算内訳 ( 性質別 ) 歳出 歳出決算の特徴 平成 22 年度に比べ 2 億 5,161 万円増 (0.44% 増 ) となりました 増額となっている主なものは 社会福祉や医療助成の経費である扶助費 (10 億 1,310 万円増 ) 積立金 (1

財 政 の 現 状

平成20年度決算に基づく

第 1 部平成 28 年度決算にみる中野区の財政 平成 28 年度普通会計決算の概要 ( 歳入 歳出 ) 歳入歳出 実質収支の推移 歳入歳出実質収支 ( 実質収支 ) 1,4 1,2 1, ,324 1,333 1,23 1,265 1,95 1,43 1,52 1,89 1,14

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

の自主財源では 分担金 負担金 使用料 手数料 寄付金 繰入金が増加しましたが 財産収入や諸収入が大幅に減少したことにより 自主財源は前年より 6,952 万円の減 (3.8% 減 ) となっております 国や県などの制度に影響を受ける依存財源は 53 億 9,090 万円で 県支出金や町の借金である

2. 歳入の状況 ( 単位 : 億円 ) 1,8 1,6 1,4 1, 1, 1, 市債 国庫 県支出金 地方交付税 地方譲与税 交付金 市税以外の自主財源 市税 自主財源総額 比率 1,384 1,525 1,529 1,539 1, ,564

歳入総額 区分 平成 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263, % 265, % 529, % 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167

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Taro-中期計画(別紙)


平成27年度 決算の概要

繰出金 6 億 1585 万円 3.9%( 対前年度 100.4%) 農業集落排水特別会計繰出金等の増 積立金 68 億 3643 万円 43.1%( 対前年度 140.5%) ふるさと寄附金基金積立金等の増 維持補修費 1625 万円 0.1%( 対前年度 78.6%) 町営住宅等修繕費の減 補助

1-041 団体情報 -7 議員公務災害 一部事務組合 非常勤公務災害 加入の状況 退職手当 ( 加入 1) 事務機共同 税務事務 老人福祉

1-041 団体情報 -7 議員公務災害 一部事務組合 非常勤公務災害 加入の状況 退職手当 ( 加入 1) 事務機共同 税務事務 老人福祉

スライド 1

1-041 団体情報 -7 議員公務災害 一部事務組合 非常勤公務災害 加入の状況 退職手当 ( 加入 1) 事務機共同 税務事務 老人福祉

スライド 1

資料 3 平成 26 年度 神奈川県競輪組合 主要施策説明書 神奈川県

特集 年度 箕輪町の予算 活力あふれる 元気なまちづくりをめざす 夢を持った積極予算 平成 平成 年度の箕輪町当初予算が 町議会3月定例会で審議され成立しました 平成 年度箕輪町一般会計予算総額は 億7000万円となり 前年度に比べ1億円 増となりました これは子ども手当事

9 地方歳入中に占める地方税収入の割合の推移 ( その 1) 区 都道府県 分 昭和 2 年度昭和 5 年度昭和 10 年度昭和 15 年度 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 地方税

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1-041 団体情報 -7 議員公務災害 一部事務組合 非常勤公務災害 加入の状況 退職手当 ( 加入 1) 事務機共同 税務事務 老人福祉 伝染病 0 0

1-041 団体情報 -7 議員公務災害 一部事務組合 非常勤公務災害 加入の状況 退職手当 ( 加入 1) 事務機共同 税務事務 老人福祉 伝染病 0 0

(1) 市税 1 個人市民税 12,, 9, 1,, 75, 8,, 6, 6,, 45, 4,, 3, 2,, 15, 4,518,685 4,345,532 4,24,78 4,425,177 4,542,579 4,451,591 4,548,613 4,83,99 5,245,539 6,1

平成15年度小金井市一般会計決算概要

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Ⅳ 地方交付税

Ⅱ平成13年度上半期の財政状況

キャッシュ・フロー計算書について

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

外部監査

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⑵ 繰越金 5 億円を当初予算で措置市では 前決算の剰余金である繰越金が2 千万円を切る決算が平成 と続き ぎりぎりの財政運営を行っていました そのため 繰越金を当初予算で市民サービスに活用することができず 平成 19 当初予算まで科目存置 1 千円としていました しかしながら 平成 1

01_H28表紙

別紙様式 1-1( 平成 19 年度承認計画用 ) 西総財第 7 7 号 平成 23 年 8 月 26 日 静岡財務事務所長 殿 西伊豆町長藤井武彦印 財政健全化計画等執行状況報告書 以下の財政健全化計画等の執行状況について 別紙のとおり報告します 財政健全化計画 公営企業経営健全化計画上水道事業

Transcription:

平成 30 年 8 月 22 日行政経営部財政課 平成 29 年度決算の概要について 1 一般会計予算規模 当初予算額 1 2,015 億 1,211 万円 前年度からの繰越額 2 103 億 5,241 万円 補正予算額 3 61 億 4,575 万円 42 億 666 万円の増 最終予算額 (1+2+3) 2,057 億 1,666 万円 平成 29 年度の最終予算額は, 当初予算額に, 前年度からの繰越額 103 億 5,241 万円が加算されたほか, 減額補正により 61 億 4,575 万円が減額となったことにより, 当初予算額から 42 億 666 万円増加した 2 一般会計決算の概要 ⑴ 最終予算額と決算額 最終予算額決算額増減額増減率 歳入 2,057 億 666 万円 1,954 億 8,787 万円 102 億 1,879 万円 5.0% 歳出 2,057 億 666 万円 1,901 億 5,769 万円 155 億 4,897 万円 7.6% 歳入決算額は, 繰越事業に対する国 県補助金や地方債などが翌年度の収入へ繰り越されたことなどにより, 最終予算額から 102 億 1,879 万円減少した 歳出決算額は, 入札等により事業費が当初見込を下回ったことや, 事業を翌年度に繰り越したことなどにより最終予算額から 155 億 4,897 万円減少した ⑵ 決算規模 歳入決算額 1,954 億 8,787 万円 1,962 億 8,101 万円 7 億 9,314 万円 0.4% 歳出決算額 1,901 億 5,769 万円 1,929 億 288 万円 27 億 4,519 万円 1.4% 1

ア歳入の主な内容主な項目 平成 29 年度 平成 28 年度 増減額 増減率 市税 933 億 4,406 万円 928 億 8,962 万円 4 億 5,444 万円 0.5% うち個人市民税 330 億 1,294 万円 327 億 2,724 万円 2 億 7,570 万円 0.8% うち法人市民税 109 億 9,016 万円 112 億 6,099 万円 2 億 7,083 万円 2.4% うち固定資産税 357 億 5,493 万円 352 億 4,381 万円 5 億 1,111 万円 1.5% 地方消費税交付金 99 億 8,220 万円 93 億 2,058 万円 6 億 6,162 万円 7.1% 地方交付税 36 億 3,007 万円 36 億 5,921 万円 2,914 万円 0.8% 国庫支出金 344 億 5,173 万円 350 億 7,438 万円 6 億 2,265 万円 1.8% 県支出金 120 億 6,518 万円 115 億 5,273 万円 5 億 1,245 万円 4.4% 繰入金 21 億 4,434 万円 39 億 9,419 万円 18 億 4,985 万円 46.3% 市債 86 億 5,990 万円 102 億 6,040 万円 16 億 50 万円 15.6% うち臨時財政対策債 8 億 3,780 万円 7 億 7,860 万円 5,920 万円 7.6% 市税は, 家屋の新増築の増により固定資産税が増額となったことなどにより増加した 地方消費税交付金は, 景気の回復により個人消費等が高まったことにより増加した 国庫支出金は, 臨時福祉給付金等給付事業が前年度に完了したことに伴い減額となったことなどにより減少した 県支出金は, 保育所入所児童数の増に伴い保育給付費負担金が増額となったことなどにより増加した 繰入金は, 公共施設等整備基金からの繰入が減額となったことなどにより減少した 市債は, 文化会館大規模改修が前年度に完了したことなどにより減少した イ歳出 ( 性質別 ) の主な内容 主な項目 平成 29 年度 平成 28 年度 増減額 増減率 義務的経費 974 億 4,470 万円 954 億 8,799 万円 19 億 5,671 万円 2.0% うち公債費 136 億 9,109 万円 133 億 2,434 万円 3 億 6,675 万円 2.8% うち扶助費 540 億 1,995 万円 525 億 2,606 万円 14 億 9,389 万円 2.8% 投資的経費 250 億 4,960 万円 267 億 1,074 万円 16 億 6,114 万円 6.2% うち普通建設事業費 248 億 4,351 万円 258 億 5,560 万円 10 億 1,209 万円 3.9% その他の経費 676 億 6,339 万円 707 億 414 万円 30 億 4,075 万円 4.3% うち積立金 10 億 8,153 万円 6 億 4,007 万円 4 億 4,146 万円 69.0% うち貸付金 133 億 4,114 万円 164 億 0,196 万円 30 億 6,082 万円 18.7% 義務的経費は, 公債費が増加するとともに, 保育所入所児童数の増に伴い扶助費が増額となったことなどにより増加した 投資的経費は, 文化会館大規模改修が前年度に完了したことなどにより減少した その他の経費については, 公共施設等整備基金への積立金が増加したものの, 中小企業事業資金貸付金が減額となったことなどにより減少した 2

⑶ 決算収支 実質収支額 40 億 1,507 万円 11 億 8,585 万円 28 億 2,922 万円 238.6% 歳入歳出の差引額から, 平成 30 年度へ繰越すべき財源を差し引いた実質収支額は, 前年度から 28 億 2,922 万円増の 40 億 1,507 万円となった 3 特別会計決算の概要 ⑴ 決算規模 (13 特別会計の合計 ) 平成 29 年度 平成 28 年度 増減額 増減率 歳入決算額 1,165 億 8,789 万円 1,149 億 8,986 万円 16 億 7,803 万円 1.5% 歳出決算額 1,152 億 9,597 万円 1,139 億 8,686 万円 13 億 1,911 万円 1.1% 国民健康保険特別会計において, 被保険者数の減少などに伴い, 保険給付費が減額となったことなどにより減少した 介護保険特別会計において, 被保険者数の増加などに伴い, 保険給付費が増額となったことなどにより増加した 競輪特別会計において, ミッドナイト競輪の開催回数の増加に伴い, 車券発売収入が増額となったことなどにより増加した ⑵ 決算収支 実質収支額 11 億 43 万円 6 億 8,125 万円 4 億 1,918 万円 61.5% 歳入歳出の差引額から, 平成 30 年度へ繰越すべき財源を差し引いた実質収支額は, 前年度から 4 億 1,918 万円増の 11 億 43 万円となった 4 主な財政指標 ( 普通会計 ) 財政指標 平成 29 年度 平成 28 年度 増減比 増減額 本市の目標 経常収支比率 92.7 % 92.9 % 0.2 ポイント 80% 台 公債費負担比率 12.8 % 12.8 % 15% 以内 市債現在高 1,112 億 6,079 万円 1,160 億 6,798 万円 48 億 719 万円 1,000 億円以内 積立基金現在高 357 億 454 万円 358 億 6,504 万円 1 億 6,050 万円 うち財政調整基金 152 億 3,412 万円 146 億 2,740 万円 6 億 1,672 万円 100 億円程度 うち減債基金 59 億 1,223 万円 64 億 3,571 万円 5 億 2,348 万円 30 億円程度 うち公共施設等整備基金 68 億 1,735 万円 70 億 3,368 万円 2 億 2,633 万円 計画的な積立 経常収支比率は, 市税や地方消費税交付金等の一般財源が増加したことにより, 前年度から 0.2 ポイント向上した 公債費負担比率は, 公債費, 一般財源がともに増加したことにより, 前年度と同水準の 12.8% となった 市債現在高は, 元金償還額以内の市債発行額としたことにより, 前年度から 48 億 719 万円減少した 積立基金現在高は, 市場公募債 ( みや雷都債 ) の元金償還分 (5 年満期一括償還 ) へ減債基金を活用したことなどにより, 前年度から 1 億 6,050 万円減少した 3

普通会計 とは 地方公共団体の財政状況を統一的な基準で比較できるようにした統計上の会計区分である * 本市の普通会計は, 一般会計と, 母子父子寡婦福祉資金貸付事業や土地区画整理事業などの 8 の特別会計で構成 * 本市の普通会計 : 一般会計と特別会計 [ 母子父子寡婦福祉資金貸付事業, 都市開発資金事業, 土地区画整理事業 ( 鶴田第 2, 宇大東南部第 1, 宇大東南部第 2, 岡本駅西 ), 育英事業, 生活排水処理事業 ( 農業集落排水事業分を除く )] 経常収支比率 とは 財政の弾力性を示す指標 市税などの一般財源のうち, 人件費, 扶助費, 公債費などに使われる一般財源の割合 公債費負担比率 とは 財政の健全性を示す指標 一般財源に占める公債費の割合 5 健全化判断比率等の概要 ⑴ 健全化判断比率 項目内容平成 29 年度平成 28 年度早期健全化基準 1 実質赤字比率 2 連結実質赤字比率 3 実質公債費比率 一般会計等の実質赤字の標準財政規模 ( 2) に対する割合を表す指標企業会計等を含めた全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する割合を表す指標一般会計等が負担する実質的な公債費の標準財政規模を基本とした額に対する割合を表す指標 ( 1) - - 11.25 % - - 16.25 % 5.0 % 4.4 % 25.0 % 一般会計等における債務残 高など将来の財政負担の標 4 将来負担比率準財政規模を基本とした額 6.4 % 7.5 % 350.0 % に対する割合を表す指標 1 - は, 赤字を生じていないため当該数値については該当なしを表す 2 標準財政規模 は, 地方公共団体の一般財源の標準的な大きさを示すもので, 本市の平成 29 年度の標準財政 規模は約 1,023 億円である 1 実質赤字比率 及び 2 連結実質赤字比率 については, 全会計とも黒字または, 収支均衡で赤字が生じていないため, 指標については該当なしとなった 3 実質公債費比率 については, 公債費などの増加に伴い, 前年度から 0.6 ポイント上昇したものの, 引き続き早期健全化基準を大幅に下回っており, 健全な状況にある 4 将来負担比率 については, 市債現在高が減少したことに伴い, 前年度から 1.1 ポイント向上し, 引き続き早期健全化基準を大幅に下回っており, 健全な状況にある ⑵ 資金不足比率 項目内容会計名平成 29 年度平成 28 年度 資金不足比率 公営企業会計の各会計の資金不足額の事業の規模に対する割合を表す指標 水道事業 - - 下水道事業 - - 中央卸売市場事業 - - - は, 資金不足を生じていないため当該数値については該当なしを表す 経営健全化基準 20.0 % いずれの会計においても, 資金不足は生じていないため, 指標については該当なしとなった 4

健全化判断比率等 とは地方公共団体の財政の早期健全化 財政の再生並びに地方公営企業の経営健全化を目的とした 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に規定された4つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率, 連結実質赤字比率, 実質公債費比率, 将来負担比率 ) 及び資金不足比率をいう この指標が基準を超えた場合は, 財政健全化計画の策定が義務付けられている 各指標の対象 会計名称と分類 一般会計 特別会計 一般会計等一般会計母子父子寡婦福祉資金貸付事業生活排水処理事業都市開発資金事業各土地区画整理事業 鶴田第 2, 宇大東南部第 1 第 2, 岡本駅西 育英事業公営事業会計国民健康保険介護保険後期高齢者医療競輪駐車場公営企業会計 ( 法適用 ) 水道事業下水道事業中央卸売市場事業 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 資金不足比 1 一部事務組合, 広域連合栃木県後期高齢者医療広域連合栃木県市町村総合事務組合宇都宮市街地開発組合 1 公営企業会計ごとに算定 地方公社, 第三セクター土地開発公社栃木県信用保証協会 6 総括 平成 29 年度の決算については, 歳入においては, 地方消費税交付金が増加したものの, 公共施設等整備基金からの繰入が減額となったことなどによる繰入金の減少などにより, 前年度比 0.4% の減となった 歳出においては, 少子化対策等に伴い, 社会保障関係経費が増加した一方で, 文化会館大規模改修継続事業の終了などによる投資的経費の減少や, 中小企業事業資金貸付金が減少したことなどにより, 前年度比 1.4% の減となった 財政指標については, 地方消費税交付金等の一般財源の増加などに伴い経常収支比率は向上するとともに, 市債現在高は減少し, 財政調整基金は目標残高を確保している また, 健全化判断比率のうち実質公債費比率や将来負担比率は, 引き続き早期健全化基準を大幅に下回っており, 健全な状況にある 今後とも, 歳入の積極的な確保や内部努力の徹底による歳出の抑制, 目標残高を踏まえた基金の活用などにより, 財政の健全性 安定性の維持 向上に努めていく 5