の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

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平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

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Microsoft Word 建議と要綱の対応表

Press Release 参考配布 平成 30 年 10 月 5 日 照会先 職業安定局需給調整事業課課長 牛島 聡 主任中央需給調整事業指導官新田峰雄 課長補佐 冨田英晴 ( 代表電話 )03(5253)1111( 内線 ) ( 直通電話 )03(3502)5227 常時雇用す

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

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株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

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子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

二の徹底等1派遣元事業主は 第七条第一項第一号の厚生労働省令で定める場合を除き 各事業年度(その期間が一年を超える場合には当該期間をその開始の日以後一年ごとに区分した各期間 事業年度が設けられていない場合には各年)において 労働者派遣の役務について厚生労働省令で定めるところにより計算した量に関し 一

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

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一労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案要綱第一労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の一部改正一題名の改正題名を 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 に改めるものとす

厚生労働省 大阪労働局 Press Release 大阪労働局需給調整事業部担大阪労働局発表需給調整事業第二課長菊池みゆき平成 30 年 3 月 29 日当主任需給調整指導官浅田雅彦電話 いわゆる違法な 二重派遣 を行っていた派遣元事業主に対する行政処分について ~ 大阪労

Microsoft Word - 【頭紙】プレス発表資料(大阪局0924).doc

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

労働基準法等の一部を改正する法律案要綱

要領統一型紙

派遣先の皆さまへ 派遣社員を受け入れるときの主なポイント 労働者派遣の流れ 労働者 派遣元事業主 派遣先 派遣登録 ( 登録型派遣の場合 ) 適切な事業運営 派遣依頼 抵触日通知 1 期間制限チェック事業所単位 個人単位の期間制限を理解している労働契約申込みみなし制度を理解している 2 派遣契約の締

法律第三十三号(平二一・五・一)

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町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

目次 Ⅰ 労働者派遣事業の許可制への一本化 2 Ⅱ 労働者派遣の期間制限の見直し 4 Ⅲ キャリアアップ措置 14 Ⅳ 均衡待遇の推進 17 Ⅴ 労働契約申込みみなし制度 19 Ⅵ その他の内容

要領統一型紙

1市町村の選挙管理委員会は 政令で定めるところにより 登録月の一日現在により 当該市町村の選挙人名簿に登録される資格を有する者を同日(同日が地方公共団体の休日に当たる場合(登録月の一日が選挙の期日の公示又は告示の日から当該選挙の期日の前日までの間にある場合を除く )には 登録月の一日又は同日の直後の

二頁労働時間を延長し 又は休日に労働させることができる場合( 三 ) 対象期間における一日 一箇月及び一年のそれぞれの期間について 労働時間を延長して労働さ( 四 ) せることができる時間又は労働させることができる休日の日数労働時間の延長及び休日の労働を適正なものとするために必要な事項として厚生労働

個人情報の保護に関する規程(案)

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個人情報保護規程

神奈川労働局 担職業安定部需給調整事業課厚生労働省課長柳田進一神奈川労働局発表課長補佐児玉満平成 30 年 4 月 26 日当主任需給調整指導官寶和代電話 F A X 派遣元事業主に対する労働者派遣事業停止命令及び労働者派遣事業改善命令について神奈

労働基準法の一部を改正する法律案要綱

第 7 派遣元事業主の講ずべき措置等 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針 ( 平成 11 年労働省告示第 137 号 ) ( 最終改正平成 29 年厚生労働省告示第 210 号 ) 第 1 趣旨この指針は 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 ( 以下 労働者派遣法

二第一章中第三条の次に次の一条を加える (均等な待遇の確保)第三条の二労働者派遣をし 又は労働者派遣の役務の提供を受ける場合においては 労働者の就業形態にかかわらず 就業の実態に応じ 均等な待遇の確保が図られるべきものとする 第四条第一項第三号中 第三項 の下に 第二十三条の二 を加える 第六条第四

中央教育審議会(第119回)配付資料

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アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

労働者派遣とは て その他人のために労働に従事させることをいいます 正社員 契約社員 アルバイトの場合 ( 直接雇用の場合 ) 賃金の支払い仕事上の指揮命令 派遣の場合派遣契約 A 社派遣先 A 社約労働者派遣とは 自己の雇用する労働者を その雇用関係の下に 他人の指揮命令を受け 働契勤務労労働者

内閣府令本文

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

四住宅の貸与 ( 昭六三労令三三 一部改正 平一〇労令七 旧第二条繰上 一部改正 平一二 労令四一 平一八厚労令一八三 一部改正 ) ( 実質的に性別を理由とする差別となるおそれがある措置 ) 第二条法第七条の厚生労働省令で定める措置は 次のとおりとする 一労働者の募集又は採用に関する措置であつて

雇用政策の現状・課題と労働者派遣制度

労働者派遣制度の概要 1

に該当する者に支給されるものに限る ) 移転費及び 3の求職活動支援費の支給対象とすることとされた ( 第 56 条の3 第 1 項第 2 号及び同条第 2 項関係 ) 3 高年齢被保険者 ( 教育訓練を開始した日が高年齢被保険者でなくなった日から1 年以内にある者を含む ) について 教育訓練給付

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

改正労働者派遣法 平成24年10月1日施行

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

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第 3 処分理由別添の一覧表に記載する職業紹介事業者は 職業安定法第 32 条の16 第 1 項 ( 同法第 33 条第 4 項又は同法第 33 条の3 第 2 項において準用する場合を含む 以下同じ ) において 事業報告を提出しなければならないとされているのに 平成 28 年 4 月 1 日から

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

2 正社員 契約社員 アルバイトの場合 ( 直接雇用の場合 ) 賃金の支払い仕事上の指揮命令 直接雇用の場合 労働者と労働契約を結ぶのは ( 雇用主は ) 労働者派遣とは 自己の雇用する労働者を その雇用関係の下に 他人の指揮命令を受けて その他人のために労働に従事させることをいいます 直接雇用の場

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一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

Ⅰ 事業規制の強化

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

Microsoft Word - 公布通知(医政発0725第10号)

厚 生 労 働 省 発 表

Taro-(番号入り)案文・理由

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

個人情報管理規程

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

Taro-別紙2

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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審査結果 認可基準チェックシート参照 意見を求める事項 本件申請について審査した結果 児童福祉法に基づく認可基準に適合していること 設置者の基準に適合していると判断できることから 児童福祉法第 34 条の 15 第 5 項の規定に基づき 平成 29 年 4 月 1 日付で認可することについて意見を伺

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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施行規則 という ) 第 18 条の2 第 1 項 ) ウ待遇に関する事項等の説明派遣労働者として就業しようとする労働者が安心 納得して働くことができるようにするためには 実際に就労した際の賃金額の見込み等を事前に把握することが必要である そのため 派遣元事業主に対し 派遣労働者として雇用しようとす

この冊子を手に取っている皆さんへ

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

大阪労働局発表

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

14個人情報の取扱いに関する規程

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2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

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附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

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目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

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Transcription:

平成 27 年 3 月 13 日 国会提出法案要綱 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の 一部を改正する法律案要綱 第一 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法 律の一部改正 ( 第一条による改正関係 ) 一特定労働者派遣事業の廃止一般労働者派遣事業と特定労働者派遣事業の区別を廃止し 労働者派遣事業を全て許可制とすること ( 第二条 第二章第二節関係 ) 二労働者派遣事業の許可の基準労働者派遣事業の許可の基準として 申請者が当該事業の派遣労働者に係る雇用管理を適正に行うに足りる能力を有するものとして厚生労働省令で定める基準に適合するものであることを追加するものとすること ( 第七条第一項関係 ) 三運用上の配慮厚生労働大臣は 労働者派遣事業に係る労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 ( 以下 労働者派遣法 という ) の規定の運用に当たり 派遣就業は臨時的かつ一時的なものであることを原則とするとの考え方を考慮しなければならないものとすること ( 第二十五条関係 ) 四労働者派遣契約の内容労働者派遣契約の当事者は 当該労働者派遣契約の締結に際し 派遣労働者が労働者派遣に係る労働に従事する事業所の名称及び所在地その他派遣就業の場所に加え 組織単位 ( 労働者の配置の区分であって 配置された労働者の業務の遂行を指揮命令する職務上の地位にある者が当該労働者の業務の配分に関して直接の権限を有するものとして厚生労働省令で定めるものをいう 以下同じ ) についても定めなければならないものとすること ( 第二十六条第一項関係 ) 五就業条件等の明示派遣元事業主は 労働者派遣をしようとするとき ( 九の1の ( 一 ) から ( 四 ) までのいずれかに該当する場合を除く ) は あらかじめ 当該労働者派遣に係る派遣労働者に対し 次の事項についても明示しなければならないものとすること ( 第三十四条第一項関係 ) ( 一 ) 当該派遣労働者が労働者派遣に係る労働に従事する事業所その他派遣就業の場所における組織単位の業務について派遣元事業主が七の2に抵触することとなる最初の日 ( 二 ) 当該派遣労働者が労働者派遣に係る労働に従事する事業所その他派遣就業の場所

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係 ) 2 派遣元事業主は 派遣先に通知をした後に当該労働者派遣に係る派遣労働者に関する健康保険法第三十九条第一項の規定による被保険者の資格の取得の確認の有無に関する事項等に変更があったときについても 遅滞なく その旨を当該派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第二項関係 ) 七労働者派遣の期間 1 派遣元事業主が 労働者派遣の期間制限に抵触することとなる最初の日以降継続して労働者派遣を行わない旨を派遣先及び派遣労働者に対し通知しなければならないこととしている規定を削除すること ( 第三十五条の二関係 ) 2 派遣元事業主は 派遣先の事業所その他派遣就業の場所における組織単位ごとの業務について 三年を超える期間継続して同一の派遣労働者に係る労働者派遣 ( 九の1の ( 一 ) から ( 四 ) までのいずれかに該当するものを除く ) を行ってはならないものとすること ( 第三十五条の三関係 ) 八特定有期雇用派遣労働者等の雇用の安定等 1 派遣元事業主は その雇用する有期雇用派遣労働者であって派遣先の事業所その他派遣就業の場所における同一の組織単位の業務について継続して一年以上の期間当該労働者派遣に係る労働に従事する見込みがあるものとして厚生労働省令で定めるもの ( 以下 特定有期雇用派遣労働者 という ) その他雇用の安定を図る必要性が高いと認められる者として厚生労働省令で定めるもの又は派遣労働者として期間を定めて雇用しようとする労働者であった者であって雇用の安定を図る必要性が高いと認められるものとして厚生労働省令で定めるもの ( 以下 特定有期雇用派遣労働者等 という ) に対し 厚生労働省令で定めるところにより 次の措置を講ずるように努めなければならないものとすること ( 第三十条第一項関係 ) ( 一 ) 派遣先に対し 特定有期雇用派遣労働者に対して労働契約の申込みをすることを求めること ( 二 ) 派遣労働者として就業させることができるように就業 ( その条件が 特定有期雇用派遣労働者等の能力 経験その他厚生労働省令で定める事項に照らして合理的なものに限る ) の機会を確保するとともに その機会を特定有期雇用派遣労働者等に提供すること

( 三 ) 派遣労働者以外の労働者として期間を定めないで雇用することができるように雇 用の機会を確保するとともに その機会を特定有期雇用派遣労働者等に提供する こと ( 四 ) ( 一 ) から ( 三 ) までのほか 特定有期雇用派遣労働者等を対象とした教育訓練であって雇用の安定に特に資すると認められるものとして厚生労働省令で定めるものその他の雇用の安定を図るために必要な措置として厚生労働省令で定めるものを講ずること 2 派遣元事業主は 派遣先の事業所その他派遣就業の場所における同一の組織単位の業務について継続して三年間当該労働者派遣に係る労働に従事する見込みがある特定有期雇用派遣労働者に対し 1の措置を講じなければならないものとすること ( 第三十条第二項関係 ) 3 厚生労働大臣は 2 に違反した派遣元事業主に対し 指導又は助言をした場合におい て 当該派遣元事業主がなお 2 に違反したときは 当該派遣元事業主に対し 必要な 措置をとるべきことを指示することができるものとすること ( 第四十八条第三項関係 ) 4 労働者派遣事業の許可の取消し事由として 3 の指示を受けたにもかかわらず なお 2 に違反したときを追加するものとすること ( 第十四条第一項関係 ) 九労働者派遣の役務の提供を受ける期間 1 派遣先は 当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所ごとの業務について 派遣元事業主から派遣可能期間を超える期間継続して労働者派遣の役務の提供を受けてはならないものとすること ただし 当該労働者派遣が次のいずれかに該当するものであるときは この限りでないものとすること ( 第四十条の二第一項関係 ) ( 一 ) 無期雇用派遣労働者に係る労働者派遣 ( 二 ) 雇用の機会の確保が特に困難である派遣労働者であってその雇用の継続等を図る 必要があると認められるものとして厚生労働省令で定める者に係る労働者派遣 ( 三 ) 事業の開始等のための業務であって一定の期間内に完了することが予定されてい る業務等に係る労働者派遣 ( 四 ) 当該派遣先に雇用される労働者が労働基準法第六十五条第一項及び第二項の規定 により休業する場合等における当該労働者の業務に係る労働者派遣 2 1 の派遣可能期間は 三年とするものとすること ( 第四十条の二第二項関係 ) 3 派遣先は 当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所ごとの業務について 派遣元事 業主から三年を超える期間継続して労働者派遣 (1 の ( 一 ) から ( 四 ) までのいずれ

かに該当するものを除く ) の役務の提供を受けようとするときは 当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所ごとの業務に係る労働者派遣の役務の提供が開始された日以後当該事業所その他派遣就業の場所ごとの業務について1に抵触することとなる最初の日の一月前の日までの間 (4において 意見聴取期間 という ) に 三年を限り 派遣可能期間を延長することができるものとすること 当該延長に係る期間が経過した場合において これを更に延長しようとするときも 同様とするものとすること ( 第四十条の二第三項関係 ) 4 派遣先は 派遣可能期間を延長しようとするときは 意見聴取期間に 厚生労働省令で定めるところにより 過半数労働組合等 ( 当該派遣先の事業所に 労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合 当該過半数組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者をいう 以下同じ ) の意見を聴かなければならないものとすること ( 第四十条の二第四項関係 ) 5 派遣先は 4により意見を聴かれた過半数労働組合等が異議を述べたときは 当該事業所その他派遣就業の場所ごとの業務について 延長前の派遣可能期間が経過することとなる日の前日までに 当該過半数労働組合等に対し 派遣可能期間の延長の理由その他の厚生労働省令で定める事項について説明しなければならないものとすること ( 第四十条の二第五項関係 ) 6 派遣先は 派遣可能期間を延長したときは 速やかに 派遣元事業主に対し 当該事 業所その他派遣就業の場所ごとの業務について 1 に抵触することとなる最初の日を通 知しなければならないものとすること ( 第四十条の二第六項関係 ) 7 厚生労働大臣は 1 の ( 二 ) の厚生労働省令の制定又は改廃をしようとするときも あらかじめ 労働政策審議会の意見を聴かなければならないものとすること ( 第四十 条の二第七項関係 ) 8 派遣先は 派遣可能期間が延長された場合において 当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所における組織単位ごとの業務について 派遣元事業主から三年を超える期間継続して同一の派遣労働者に係る労働者派遣 (1の( 一 ) から ( 四 ) までのいずれかに該当するものを除く ) の役務の提供を受けてはならないものとすること ( 第四十条の三関係 ) 9 厚生労働大臣は 派遣先が1 4 5 若しくは8に違反しているとき 又はこれらに違反して指導若しくは助言を受けたにもかかわらずなおこれらに違反するおそれがあると認めるときについても 当該派遣先に対し 必要な措置等をとるべきことを勧告することができるものとすること ( 第四十九条の二第一項関係 ) 10 厚生労働大臣は 9 の勧告をした場合において その勧告を受けた者がこれに従

わなかったときはその旨を公表することができるものとすること ( 第四十九条の二第 二項関係 ) 十特定有期雇用派遣労働者の雇用の推進派遣先は 当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所における組織単位ごとの同一の業務について派遣元事業主から継続して一年以上の期間同一の特定有期雇用派遣労働者に係る労働者派遣 ( 九の1の ( 一 ) から ( 四 ) までのいずれかに該当するものを除く ) の役務の提供を受けた場合において 引き続き当該業務に労働者を従事させるため労働者を雇い入れようとするときは 当該業務に従事した特定有期雇用派遣労働者 ( 継続して就業することを希望する者として厚生労働省令で定めるものに限る ) を 遅滞なく 雇い入れるように努めなければならないものとすること ( 第四十条の四関係 ) 十一派遣先に雇用される労働者の募集に係る事項の周知 1 派遣先は 当該派遣先の同一の事業所その他派遣就業の場所において派遣元事業主から一年以上の期間継続して同一の派遣労働者に係る労働者派遣の役務の提供を受けている場合において 当該事業所その他派遣就業の場所において労働に従事する通常の労働者の募集を行うときは 当該募集する労働者が従事すべき業務の内容等を当該派遣労働者に周知しなければならないものとすること ( 第四十条の五第一項関係 ) 2 派遣先は 当該派遣先の同一の事業所その他派遣就業の場所において労働に従事する労働者の募集を行うときは 当該事業所その他派遣就業の場所における同一の組織単位の業務について継続して三年間当該労働者派遣に係る労働に従事する見込みがある特定有期雇用派遣労働者 ( 継続して就業することを希望する者として厚生労働省令で定めるものに限る ) に対し 当該募集する労働者が従事すべき業務の内容等を当該派遣労働者に周知しなければならないものとすること ( 第四十条の五第二項関係 ) 十二段階的かつ体系的な教育訓練等 1 派遣元事業主は その雇用する派遣労働者が段階的かつ体系的に派遣就業に必要な技能及び知識を習得することができるように教育訓練を実施しなければならないものとすること この場合において 当該派遣労働者が無期雇用派遣労働者であるときは 当該無期雇用派遣労働者がその職業生活の全期間を通じてその有する能力を有効に発揮できるように配慮しなければならないものとすること ( 第三十条の二第一項関係 ) 2 派遣元事業主は その雇用する派遣労働者の求めに応じ 当該派遣労働者の職業生活 の設計に関し 相談の機会の確保その他の援助を行わなければならないものとするこ と ( 第三十条の二第二項関係 ) 十三直接雇用の推進派遣元事業主がその雇用する派遣労働者等の雇用の安定を図るために講ずるよう努めることとされている措置として 派遣労働者以外の労働者としての就業の機会を確保すること

が含まれることを明記するものとすること ( 第三十条の四関係 ) 十四待遇に関する事項等の説明派遣元事業主は その雇用する派遣労働者から求めがあったときは 均衡を考慮した待遇の確保のため配慮すべきこととされている事項に関する決定をするに当たって考慮した事項について 当該派遣労働者に説明しなければならないものとすること ( 第三十一条の二第二項関係 ) 十五派遣先における適正な派遣就業の確保等 1 派遣先は その指揮命令の下に労働させる派遣労働者について 当該派遣労働者を雇用する派遣元事業主からの求めに応じ 当該派遣労働者が従事する業務と同種の業務に従事する労働者が従事する業務の遂行に必要な能力を付与するための教育訓練については 厚生労働省令で定める場合を除き 派遣労働者に対しても実施するよう配慮しなければならないものとすること ( 第四十条第二項関係 ) 2 派遣先は 当該派遣先に雇用される労働者に対して利用の機会を与える福利厚生施設であって 業務の円滑な遂行に資するものとして厚生労働省令で定めるものについては その指揮命令の下に労働させる派遣労働者に対しても 利用の機会を与えるように配慮しなければならないものとすること ( 第四十条第三項関係 ) 3 派遣先は 派遣元事業主により派遣労働者の賃金が適切に決定されるようにするため 派遣元事業主の求めに応じ その指揮命令の下に労働させる派遣労働者が従事する業務と同種の業務に従事する当該派遣先の労働者の賃金水準に関する情報を提供することその他の厚生労働省令で定める措置を講ずるように配慮しなければならないものとすること ( 第四十条第五項関係 ) 4 3のほか 派遣先は 十二の措置等が適切に講じられるようにするため 派遣元事業主の求めに応じ その指揮命令の下に労働させる派遣労働者の業務の遂行の状況その他の情報であって当該措置に必要なものを提供する等必要な協力をするように努めなければならないものとすること ( 第四十条第六項関係 ) 十六派遣元責任者 ( 第三十六条関係 ) 1 派遣元責任者の要件に 派遣労働者に係る雇用管理を適正に行うに足りる能力を有する者として厚生労働省令で定める基準に適合するものであることを追加するものとすること 2 派遣元責任者の職務に 派遣労働者についての教育訓練の実施及び職業生活の設計に 関する相談の機会の確保に関することを行うことを追加するものとすること

十七 派遣元管理台帳及び派遣先管理台帳 ( 第三十七条及び第四十二条関係 ) 次の事項を 派遣元管理台帳及び派遣先管理台帳の記載事項に追加するものとすること ( 一 ) 無期雇用派遣労働者であるか有期雇用派遣労働者であるかの別 ( 二 ) 九の1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別 ( 三 ) 教育訓練 ( 厚生労働省令で定めるものに限る ) を行った日時及び内容 十八事業主団体等の責務 1 派遣元事業主を直接又は間接の構成員とする団体は 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等が図られるよう 構成員に対し 必要な助言 協力その他の援助を行うように努めなければならないものとすること ( 第四十七条の三第一項関係 ) 2 国は 事業主団体に対し 派遣元事業主の労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派 遣労働者の保護等に関し必要な助言及び協力を行うように努めるものとすること ( 第 四十七条の三第二項関係 ) 十九その他七の2に違反した者に対し所要の罰則を科すこと 労働者派遣の役務の提供を受けようとする者は あらかじめ 派遣元事業主に対し派遣先の事業所その他派遣就業の場所の業務について九の1に抵触することとなる最初の日を通知することその他所要の規定の整備を行うものとすること 第二 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等 に関する法律等の一部を改正する法律の一部改正 ( 第二条による改正関係 ) 一労働契約申込みみなし制度労働者派遣の役務の提供を受ける者が次のいずれかに該当する行為を行った場合についても 労働契約の申込みをしたものとみなすものとすること ( 一 ) 第一の九の1に違反して労働者派遣の役務の提供を受けること ( 同九の4の意見の聴取の手続のうち厚生労働省令で定めるものが行われないことにより同九の1に違反することとなったときを除く ) ( 二 ) 第一の九の 8 に違反して労働者派遣の役務の提供を受けること 二 その他所要の規定の整備を行うこと

第三その他一施行期日この法律は 一部の規定を除き 平成二十七年九月一日から施行するものとすること ( 附則第一条関係 ) 二検討 1 政府は この法律の施行後三年を目途として 改正後の労働者派遣法の施行の状況を勘案し 改正後の労働者派遣法の規定について検討を加え 必要があると認めるときは その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとすること ( 附則第二条第一項関係 ) 2 政府は 1にかかわらず 通常の労働者及び派遣労働者の数の動向等の労働市場の状況を踏まえ この法律の施行により労働者の職業生活の全期間にわたるその能力の有効な発揮及びその雇用の安定に資すると認められる雇用慣行が損なわれるおそれがあると認められるときは 改正後の労働者派遣法の規定について速やかに検討を行うものとすること ( 附則第二条第二項関係 ) 3 政府は 派遣労働者と派遣労働者の従事する業務と同種の業務に従事する派遣先に雇用される労働者との均等な待遇及び均衡のとれた待遇の確保の在り方について検討するため 調査研究その他の必要な措置を講ずるものとすること ( 附則第二条第三項関係 ) 三特定労働者派遣事業に関する経過措置この法律の施行の際現に特定労働者派遣事業を行っている者は 施行日から起算して三年を経過する日までの間は 第一の一にかかわらず 引き続きその事業の派遣労働者 ( 業として行われる労働者派遣の対象となるものに限る ) が常時雇用される労働者のみである労働者派遣事業を行うことができるものとすること ( 附則第六条関係 ) 四同一の派遣労働者に係る労働者派遣期間の制限に関する経過措置第一の七の2 及び九の8は 施行日以後に締結される労働者派遣契約に基づき行われる労働者派遣について適用するものとすること ( 附則第七条関係 ) 五同一の派遣先の事業所その他派遣就業の場所に係る派遣可能期間の制限に関する経過措置第一の九の1は 施行日以後に締結される労働者派遣契約に基づき行われる労働者派遣について適用し 施行日前に締結された労働者派遣契約に基づき行われる労働者派遣については なお従前の例によるものとすること ( 附則第九条関係 ) 六経過措置等三から五までのほか この法律の施行に関し必要な経過措置を定めるとともに 関係法律について所要の規定の整備を行うこと