1 育児休業 および育児短時間勤務等に関する規程および育児短時間勤務等に関する規程についてについて 1 育児休業対象者の要件要件変更改正前は 有期契約労働者が育児休業を取得するための要件として 育児休業申し出時に 1 当該事業主に引き続き雇用された期間が1 年以上であること 2 子が1 歳になった後

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

育児 介護休業法の 改正について 平成 28 年 10 月 12 日 厚生労働省雇用均等 児童家庭局 職業家庭両立課

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

改正育児・介護休業法等について

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

第1章  目的

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

社団法人今治地方国立公園協会

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4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

育児・介護休業規程

育児休業及び育児短時間勤務に関する規則

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児のための所定外労働の免除 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2

育児・介護休業等に関する規程

育児・介護休業規程

第2号議案 平成12年度事業計画と収支予算について

題名

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

目 次 第 1 章目的 第 1 条 目的 第 2 章育児休業制度 第 2 条 育児休業の対象者 第 3 条 育児休業の申出の手続等 第 4 条 育児休業の申出の撤回等 第 5 条 育児休業の回数 第 6 条 育児休業の期間等 第 3 章介護休業 第 7 条 介護休業の対象者 第 8 条 介護休業の申

賃金規程1

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育児・介護休業等に関する規則

就業規則への記載はもうお済みですか

目 次 目的 1 育児休業制度 1 介護休業制度 3 子の看護休暇 4 介護休暇 4 所定外労働の制限 5 時間外労働の制限 6 深夜業の制限 7 所定労働時間の短縮措置等 8 育児休業等に関するハラスメントの防止 9 その他の事項 10 平成 21 年 1 月作成平成 22 年 6 月一部改正平成

( 育児休業の期間 ) 第 5 条育児休業の期間は 原則として 子が 1 歳に達するまでを限度として育児休業申出書 ( 様式 1) に記載された期間とする 2 前項にかかわらず 会社は 育児休業 介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ( 以下 育児 介護休業法 という ) の定

独立行政法人総合病院国保旭中央病院職員の育児

別紙 1 妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントとなり得る具体的言動例 1. 制度等の利用への嫌がらせ型 教職員が産休や育児業 介護休業等の制度の利用を請求したり 制度を利用したことに関して 上 司が解雇等の不利益な取扱いを示唆したり 上司 同僚が 繰り返し又は継続的に嫌がらせ等を行い

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顧問規程

ただし 平成 22 年 6 月 30 日時点で 常時 100 人以下の労働者を雇用する事業主については 公布日から3 年後に当たる平成 24 年 6 月 30 日 ( 予定 ) までの間 < 短時間勤務制度の義務化 >< 所定外労働の免除の義務化 >< 介護休暇 >について 改正規定の適用が猶予され

下この章において 申出者 という ) に対し 育児休業取扱通知書 ( 社内様式 2) を交付する 5 申出の日後に申出に係る子が出生したときは 申出者は 出生後 2 週間以内に人事部労務課に育児休業対象児出生届 ( 社内様式 3) を提出しなければならない ( 育児休業の申出の撤回等 ) 第 4 条

育児のための両立支援制度 制度の概要 ( イメージ ) 出生 1 歳 1 歳 6か月 3 歳就学 パパ ママ育休プラス 1 歳 6 か月延長 ( 子の年齢 ) ⑴ 育児休業 Ⅰ Ⅱ 努力義務 ⑵ 短時間勤務制度 ⑶ 所定外労働の免除 努力義務 努力義務 ⑷ 子の看護休暇 ⑸ 法定時間外労働の制限 ⑹

派遣スタッフ就業規則

出書 ( 園内様式 1) を園に提出することにより申し出るものとする なお 育児休業中の有期契約職員が労働契約を更新するに当たり 引き続き休業を希望する場合には 更新された労働契約期間の初日を育児休業開始予定日として 育児休業申出書により再度の申出を行うものとする 2 申出は 特別の事情がない限り

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

社会福祉法人 燦祥会 育児 介護休業等に関する規則の規定 第 1 章目的 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児 介護のための所定外労働の免除 時間外労働及び深夜業の制限並びに短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章育児休業制度

社員 就業規則

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3 育児 介護 112

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就業規則への記載はもうお済みですか

⑴ 子の死亡 離縁 養子縁組の解消等の理由により 子を養育しなくなった場合 ⑵ 休業申し出をした教職員が傷病又は心身の障害のため 子を養育できない状態になった場合 ⑶ 次の子の産前産後休暇 介護休業又は新たな育児休業が始まった場合 2 下記のいずれにも該当する教職員については 子が1 歳 6 箇月に

業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ( 平成 3 年法律第 76 号 以下 育児 介護休業法 という ) 及びその他の関係法令等の定めるところによる 第 2 章育児休業 育児部分休業 ( 育児休業の対象者 ) 第 3 条本部等職員就業規則第 26 条第 1 項 附属病院職員就業規則第

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仕事と家庭の両立支援宣言 子育て応援宣言 仕事と家庭の両立支援宣言 職場風土改革促進事業実施事業主 として 21 世紀職業財団より 指定を受けました * 職場風土改革促進事業 の 2 年目取り組みについて * 財団法人小倉地区医療協会三萩野病院 理事長安部 隆二 当院は 平成 22 年 6 月から財

育児、介護休業規程

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社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

( 育児休業することができない職員 ) 第 4 条前条の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する職員は 育児休業をすることができない (1) 期間を定めて雇用される職員 ただし 申出時点において 次に該当する職員を除く ア子が1 歳 6 月に達する日までに 契約期間 ( 労働契約が更新される場

育児休業申出書式例

育児休業制度の概要

場合には 当該育児休業の承認を取り消するものとする ( 育児休業職員の期末手当等の支給 ) 第 7 条職員の給与に関する規程 ( 以下 給与規程 という ) 第 21 条第 1 項に規定するそれぞれの基準日に育児休業している職員のうち 基準日以前 6 月以内の期間において在職した期間がある職員には

千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

2004syuki020

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

育児 介護休業等に関する規則の規定例 ~ 福井労働局版 ~ 赤字部分は 平成 29 年 1 月 1 日施行の改正事項 青字部分は 平成 22 年 6 月 30 日施行の改正事項 緑字部分は 削除事項 第 1 章目的 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63>

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社会福祉法人やまゆり福祉会常用職員就業規則

○財団法人足利市体育・文化振興会職員育

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

Microsoft Word 第二弾【公開版】改正育介法Q&A

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

育児介護休業法のあらまし表紙.indd

目 次 Ⅰ 子育てのサポート 1 妊娠前 妊娠中のサポート 1 生理休暇 2 不妊治療の受診 3 妊娠障害 ( つわり ) 休暇 4 健康診査及び保健指導に係る休暇 5 危険有害業務の就業制限 6 深夜勤務及び時間外勤務の制限 7 通勤緩和措置 8 職員の休息等 2 出産前後のサポート 1 産前 産

1.2_議案目録(追加)

パートタイマー就業規則

Microsoft PowerPoint - 雇用保険法等の一部を改正する法律案 改正内容


支給開始日以前に カ月の標準報酬月額がある場合 06 年 月 日まで 06 年 4 月 日以降 休んだ日の標準報酬月額 0 日 / 支給開始日以前の継続した カ月間の各月の標準報酬月額の平均額 0 日 / ( 例 ) 支給開始日以前の継続した カ月間に 標準報酬月額が 6 万円の月が カ月 0 万円

第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

無期契約職員就業規則

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

育児休業等が取得できる有期契約労働者の範囲変更等 育児 介護休業法情報 いよいよ改正育児 介護休業法の施行が来年 1 月に迫ってきました 今回の改正では 介護休業の分割取得や 子の看護休暇および介護休暇の半日単位での取得等が注目を集めていますが その他にも育児休業や介護休業 ( 以下 育児休業等 と

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める


会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

改正労働基準法

国家公務員 非常勤職員の勤務条件はいま 4. 経済的支援について育児休業期間中は無給ですが 国家公務員共済組合法が適用される場合には 育児休業手当金が支給され 申出により共済掛金が免除されます また 雇用保険法が適用される場合には 一定の要件を満たすとき育児休業給付金が支給され 健康保険 厚生年金保

に該当する者に支給されるものに限る ) 移転費及び 3の求職活動支援費の支給対象とすることとされた ( 第 56 条の3 第 1 項第 2 号及び同条第 2 項関係 ) 3 高年齢被保険者 ( 教育訓練を開始した日が高年齢被保険者でなくなった日から1 年以内にある者を含む ) について 教育訓練給付

妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントの防止措置等について

必要とされる対応その 2- 育児休業等規則の規定整備 ( 短時間勤務関係 ) ( 育児短時間勤務 ) 第 10 条 1 3 歳に満たない子を養育する職員は 申し出ることにより 就業規則第 条の所定労働時間について 以下のように変更することができる 所定労働時間を午前 9 時から午後 4 時まで (

育児・介護休業等に関する規則

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社員給与規程

める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

2 育児短時間勤務の申出は 育児短時間勤務をしようとする期間 (1 月以上 1 年以下の期間に限る ) の初日及び末日並びにその勤務の形態における勤務の日及び時間帯を明らかにして 当該育児短時間勤務開始予定日の前日から起算して 1 月前の日までに 育児短時間勤務申出書により行うものとする 3 第 5

Transcription:

平成 29 年 1 月 1 日から 改正育児介護休業法 と 改正男女雇用機会均等法 が施行さ れます この度の改正は 妊娠 出産 育児期や家族の介護が必要な時期に 男女ともに離職する ことなく働き続けることができるよう 仕事と家庭が両立できる社会の実現を目指して行 われました 今回は主な改正点と 改正に伴い変更が必要となる就業規則 および労使協定のに ついてご説明します 目次 1 育児休業 および育児短時間勤務等に関する規程について... 2 1 育児休業対象者の要件変更... 2 2 看護休暇取得単位の変更... 3 2 介護休業 および介護短時間勤務等に関する規程について... 4 1 対象家族の変更... 4 2 常時介護を必要とする状態に関する判断基準の変更... 4 3 介護休業対象者の要件変更... 6 4 介護休業の分割取得について... 7 5 介護休業の申し出の撤回について... 8 6 介護短時間勤務制度の変更... 9 7 介護休暇取得単位の変更... 10 8 介護のための所定外労働の免除の新設... 11 3 服務規律 懲戒規定について... 13 4 労使協定について... 15 1

1 育児休業 および育児短時間勤務等に関する規程および育児短時間勤務等に関する規程についてについて 1 育児休業対象者の要件要件変更改正前は 有期契約労働者が育児休業を取得するための要件として 育児休業申し出時に 1 当該事業主に引き続き雇用された期間が1 年以上であること 2 子が1 歳になった後も雇用継続の見込みがあること 32 歳までの間に更新されないことが明らかでないことのいずれも満たすことが必要でした 改正後は 1 は変更ありませんが 2 3 が廃止され 子が 1 歳 6 ヶ月になるまでの 間に その労働契約が満了することが明らかでないこと に変更されました ( 育児休業の対象者 ) 第〇条就業規則第〇条 ( 従業員の定義 ) に定める従業員 ( 日々雇い入れられる者を除く ) であって 1 歳に満たない子と同居しており かつその子を養育している者は この規程の定めるところにより 育児休業をすることができる 2 前項にかかわらず 期間を定めて雇用される従業員については 育児休業申し出時において 次の各号のいずれにも該当する場合にのみ育児休業をすることができる 1 勤続 1 年以上であること 2 子が 1 歳 6 ヶ月に達する日までに労働契約期間が満了し 更新されないことが明らかでないこと 2

2 看護休暇取得単位の取得単位の変更改正前は 1 日単位でしか取得できなかった子の看護休暇が 半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位で取得可能となりました ただし 1 日の所定労働時間が 4 時間以下の労働者は除外することが可能です 所定労働時間に 1 時間未満の端数がある場合には 端数を切り上げた時間を 2 分の 1 と します また 労使協定で 1 日の所定労働時間の 2 分の 1 以外の時間数を 半日 とすることも 可能です ( 看護休暇制度 ) 第〇条従業員が養育する子が 負傷し あるいは疾病にかかり当該従業員による世話を必要としている状態にある場合 または当該子に予防接種や健康診断を受けさせる場合 当該子を養育する従業員の請求により 当該子が 1 人の場合は 1 年間につき 5 日 2 人以上の場合は 1 年間につき 10 日を限度として看護休暇を与える 2 看護休暇は 就業規則に定める有給休暇とは別に与えるものであり 有給休暇への振り替え等は行わないものとする 3 1 日の所定労働時間数が 4 時間を超える従業員は 看護休暇を半日単位で取得することができる この場合 半日とは 1 日の所定労働時間数の 2 分の 1 とし 1 日の所定労働時間数に 1 時間未満の端数がある場合は 1 時間に切り上げる ( 賃金 ) 第〇条原則として看護休暇制度を利用した日 および半日取得の場合の不就労時間に ついての賃金は支給しない 3

2 介護休業 および介護短時間勤務等に関する規程および介護短時間勤務等に関する規程についてについて 1 対象家族の変更介護休業等の対象となる家族のうち 祖 兄弟姉妹 孫について 同居 扶養の要件が外れました ( 対象となる家族 ) 第〇条本規程の対象となる家族の範囲は 次の各号の通りとする 1 配偶者 2 3 子 4 配偶者の 5 祖父母 兄弟姉妹 または孫 2 常時介護を必要とする状態に関する判断基準の変更判断基準が変更になったため 要介護状態の区分を就業規則に規定している場合は変更する必要があります ( 要介護状態の定義 ) 第〇条要介護状態とは 負傷 病気あるいは 身体上もしくは精神上の障害のいずれかにより 2 週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある者をいう 2 前項にいう常時介護を必要とする状態とは次の状態をいう 1 介護保険制度の要介護状態区分において要介護 2 以上であること 2 ( 別表 1) の状態 1~12うち 状態 2 が 2 つ以上 または状態 3 が 1 つ以上該当し かつその状態が継続すると認められること 4

( 別表 1) 項目 状態 1 ( 注 1) 2 ( 注 2) 3 1 座位保持 (10 分間一人で座っていること ができる ) 自分で可 支えてもらえればできる ( 注 3) できない 2 歩行 ( 立ち止まらず 座り込まずに5m 程度 3 移乗 ( ベッドと車いす 車いすと便座の間を移るなどの乗り移りの動作 ) つかまらないでできる何かにつかまればできるできない 自分で可一部介助 見守り等が必要全面的介助が必要 4 水分 食事摂取 ( 注 4) 自分で可 一部介助 見守り等が必要 全面的介助が必要 5 排泄 自分で可 一部介助 見守り等が必要 全面的介助が必要 6 衣類の着脱 自分で可 一部介助 見守り等が必要 全面的介助が必要 7 意思の伝達 できる ときどきできない できない 8 外出すると戻れない ない ときどきある ほとんど毎回ある 9 物を壊したり衣類を破くことがある ない ときどきある ほとんど毎日ある ( 注 5) 10 周囲の者が何らかの対応をとらなければな らないほどの物忘れがある ないときどきあるほとんど毎日ある 11 薬の内服自分で可一部介助 見守り等が必要全面的介助が必要 12 日常の意思決定 ( 注 6) できる 本人に関する重要な意思決 定はできない ( 注 7) ほとんどできない ( 注 1) 各項目の1の状態中 自分で可 には 福祉用具を使ったり 自分の手で支えて自分でできる場合も含む ( 注 2) 各項目の2の状態中 見守り等 とは 常時の付き添いの必要がある 見守り や 認知症高齢者等の場合に必要な行為の 確認 指示 声かけ 等のことである ( 注 3) 1 座位保持 の 支えてもらえればできる には背もたれがあれば一人で座っていることができる場合も含む ( 注 4) 4 水分 食事摂取 の 見守り等 には動作を見守ることや 摂取する量の過小 過多の判断を支援する声かけを含む ( 注 5) 93の状態 ( 物を壊したり衣類を破くことがほとんど毎日ある ) には 自分や他人を傷つけることがときどきある 状態を含む ( 注 6) 12 日常の意思決定 とは毎日の暮らしにおける活動に関して意思決定ができる能力をいう ( 注 7) 慣れ親しんだ日常生活に関する事項 ( 見たいテレビ番組やその日の献立等 ) に関する意思決定はできるが 本人に関する重要な決定への合意等 ( ケアプランの作成への参加 治療方針への合意等 ) には 指示や支援を必要とすることをいう 5

3 介護休業対象者の要件変更改正前は 有期契約労働者が介護休業を取得するための要件として 介護休業申し出時に 1 当該事業主に引き続き雇用された期間が1 年以上であること 2 休業開始予定日から93 日を経過する日以降も雇用継続の見込みがあること 393 日経過日から1 年経過する日までの間に更新されないことが明らかでないこと のいずれも満たすことが必要でした 改正後は 1 は変更ありませんが 2 3 が廃止され 93 日経過日から 6 ヶ月を経過 する日までの間に その労働契約が満了することが明らかでないこと に変更されまし た ( 介護休業の対象者 ) 第〇条就業規則第〇条 ( 従業員の定義 ) に定める従業員 ( 日々雇い入れられる者を除く ) であって 要介護状態にある家族を介護する者は この規程の定めるところにより 介護休業をすることができる 2 前項にかかわらず 期間を定めて雇用される従業員については 介護休業申し出時において 次の各号のいずれにも該当する場合にのみ介護休業をすることができる 1 勤続 1 年以上であること 2 93 日経過日から 6 ヶ月を経過する日までに労働契約期間が満了し 更新されないことが明らかでないこと 6

4 介護休業の分割取得について改正前は 原則 1 回限り 93 日までの取得でした 改正後は 介護の始期 終期 その間の期間にそれぞれ対応するという観点から 対象家 族 1 人につき通算 93 日まで 3 回を上限として 介護休業の分割取得が可能となりました ( 介護休業の申し出の手続き ) 第〇条介護休業を利用することを希望する従業員は 原則として開始しようとする日 ( 以下 介護休業開始予定日 という ) の 2 週間前までに 会社所定の申出書を会社に提出することにより申し出るものとし 当該申出書が提出された日をもって 申し出の日とする なお 介護休業中である 期間を定めて雇用される従業員が労働契約を更新するにあたり 引き続き休業を希望する場合には 更新された労働契約期間の初日を介護休業開始予定日として 会社所定の申出書により再度の申し出を行うものとする 2 申し出は 対象家族一人につき 3 回までとする ただし 前項の後段の申し出をしようとする場合にあっては この限りではない ( 介護休業の期間 ) 第〇条介護休業の期間は 原則として 対象家族一人につき 3 回まで 通算 93 日の範 囲内で 従業員が申し出た期間とする 7

5 介護休業の申し出の撤回について改正により 申し出の撤回についても変更となりました 介護休業の申し出が 2 回連続して撤回された場合には 事業主はそれ以降の介護休業申 し出について拒むことができます つまり 労働者は 1 回目の申し出を撤回した後 2 回目の申し出による介護休業を取得す れば (1 回目の介護休業取得 ) 3 回目の申し出も事業主から拒まれることはありません ( 介護休業の申し出の撤回等 ) 第〇条既に申し出た介護休業の撤回をする場合は 介護休業開始予定日の前日までに会社に申し出なければならない 2 介護休業の申し出を 2 回連続で撤回した者は それ以降についての申し出はできないものとする 3 介護休業開始予定日の前日までに 申し出にかかわる家族の死亡等により申し出者が 家族を介護しなくなった場合には 介護休業の申し出はされなかったものとみなす この場合 申し出者は 原則として当該事由が発生した日に 会社にその旨申し出なければならない 8

6 介護短時間勤務制度の変更改正前は 介護のための所定労働時間の短縮措置等は介護休業と通算して93 日が上限でしたが 改正後は 介護休業とは別に 利用開始から3 年以上の期間で2 回以上の利用が可能となりました ( 介護短時間勤務制度を利用できる期間 ) 第〇条介護短時間勤務制度は 対象家族一人当たり 利用開始の日から 3 年の間で 2 回を限度として利用することができるものとする 9

7 介護休暇取得単位の変更改正前は 1 日単位でしか取得できなかった介護休暇が半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位で取得可能となりました ただし 1 日の所定労働時間が 4 時間以下の労働者は除外することが可能です 所定労働時間に 1 時間未満の端数がある場合には 端数を切り上げた時間を 2 分の 1 と します また 労使協定で 1 日の所定労働時間の 2 分の 1 以外の時間数を 半日 とすることも 可能です ( 介護休暇制度 ) 第〇条会社は 要介護状態にある対象家族の介護 その他の世話をする従業員の請求により 当該対象家族が 1 人の場合は 1 年間につき 5 日 2 人以上の場合は 1 年間につき 10 日を限度として介護休暇を与える 2 介護休暇は 就業規則に定める有給休暇とは別に与えるものであり 有給休暇への振り替え等は行わないものとする 3 1 日の所定労働時間数が 4 時間を超える従業員は 介護休暇を半日単位で取得することができる この場合 半日とは 1 日の所定労働時間数の 2 分の 1 とし 1 日の所定労働時間数に 1 時間未満の端数がある場合は 1 時間に切り上げる ( 賃金 ) 第〇条原則として介護休暇制度を利用した日 および半日取得の場合の不就労時間に ついての賃金は支給しない 10

8 介護のための所定外労働の免除の新設対象家族 1 人につき介護終了までの期間について 所定外労働の免除を請求することが可能となりました ( 所定外労働の免除 ) 第〇条就業規則第〇条 ( 従業員の定義 ) に定める従業員 ( 日々雇い入れられる者を除く ) であって 要介護状態にある対象家族を介護する者が請求した場合は 事業の正常な運営に支障がない範囲で所定労働時間を超えて労働させることはない ( 適用除外 ) 第〇条前条の規定にかかわらず 会社と従業員代表との間で締結された 育児 介護休業等に関する協定 に基づき 従業員が次のいずれかに該当する場合には 特に定める場合を除き適用除外とする 1 所定外労働の免除を申し出た日において 勤続年数が 1 年に満たない従業員 2 1 週間の所定労働日数が 2 日以内の従業員 11

( 所定外労働の免除の請求 ) 第〇条所定外労働の免除の請求をしようとする従業員は 1 回につき 1 ヶ月以上 1 年以内の期間 ( 以下 免除期間 という ) について 免除を開始しようとする日 ( 以下 免除開始予定日 という ) および免除を終了しようとする日を明らかにして 原則として免除開始予定日の 1 ヶ月前までに 書面にて会社に請求しなければならない この場合において 免除期間は 第〇条 ( 法定時間外労働の制限の請求 ) 〇項に規定する制限期間と重複しないようにしなければならない 2 会社は 所定外労働の免除の請求を受けるにあたり 各種証明書を求めることがある 3 免除開始予定日の前日までに 請求にかかわる要介護状態にある対象家族の死亡等により請求者が要介護状態にある対象家族の介護をしないこととなった場合には 請求はされなかったものとみなす この場合において 請求者は 原則として 当該事由が発生した日に 会社にその旨を通知しなければならない 4 次の各号に掲げるいずれかの事由が生じた場合には 免除期間は終了するものとし 当該免除期間の終了日は当該各号に掲げる日とする 1 要介護状態にある対象家族の死亡等免除にかかわる対象家族を介護しないこととなった場合当該事由が発生した日 2 請求者について 産前産後休業 育児休業 または介護休業が始まった場合産前産後休業 育児休業 または介護休業の開始日の前日 5 前項 1 号の事由が生じた場合には 請求者は原則として当該事由が生じた日に 会社にその旨を通知しなければならない 12

3 服務規律 懲戒規定について育児介護休業法とあわせて 男女雇用機会均等法も改正となります 改正により 事業主は上司 同僚による妊娠 出産 育児 または介護 ならびにこれら を理由とする休業 または措置の利用に関する言動により就業環境が害されることを防止 するための 雇用管理上必要な措置が義務付けられました 指針により以下の1) および2) の措置を講ずる必要があるとされています これらの措置を講ずる方法としては 就業規則上の服務規律や懲戒事由に妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントについて定めて周知 啓発の措置を講ずることが考えられます 1) 職場における妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントの内容 および職場における妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントがあってはならない旨の方針を明確化し 管理 監督者を含む労働者に周知 啓発すること 2) 職場における妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントに係る言動を行った者については 厳正に対処する旨の指針 および対処の内容を就業規則その他の職場における服務規律等に定めた文書に規定し 管理 監督者を含む労働者に周知 啓発すること 13

服務規律服務規律 ( 妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントの禁止 ) 第〇条社員は 職場において 他の従業員の妊娠 出産 育児 または介護 ならびにこれらを理由とする休業 または措置の利用等の妨げとなるような言動を行い 当該従業員の職業環境を害してはならない 2 社員は 前項の言動 または類似する形態の行為により 他の従業員の有する具体的職務遂行能力の発揮を阻害 ないしその恐れを発生させてはならない 3 会社は 人事担当責任者を妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントに関する相談 苦情処理担当者として任命し 職場における妊娠 出産 育児 または介護 ならびにこれらを理由とする休業 または措置の利用等の妨げとなるような言動に起因する問題の管理にあたらせるものとする 懲戒懲戒 ( 譴責 減給 および出勤停止 ) 第〇条社員のうち 次の各号のいずれかの行為を行った者は その情状に応じ 譴責 減給 あるいは出勤停止とする 業務 または身上に関し 事実を秘し または偽り もしくは所定の手続きを怠ったとき セクシャルハラスメント パワーハラスメント あるいは妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントと認められる行為があったとき 14

4 労使協定について改正により 育児 介護休業等に関する協定書 が一部変更となります 次の例をご参照ください 15

育児 介護休業等に関する協定書 株式会社 ( 以下 会社 とする ) と従業員代表 の通り協定する は 会社における育児 介護休業等に関し 次 ( 育児休業等の申し出を拒むことができる従業員 ) 第 1 条会社は 次の従業員から育児休業の申し出があったときは その申し出を拒むことができるものとする ただし 勤務時間の短縮等の措置 および 所定外労働の免除 の申し出があった従業員については 会社は 2 号に該当した場合であっても 申し出を拒まないものとし 1 号 および 3 号を除外とする 1 利用を申し出た日において 勤続年数が 1 年に満たない従業員 2 申し出の日から 1 年以内 (1 歳から 1 歳 6 ヶ月までの育児休業の場合は 6 ヶ月以内 ) に雇用関係が終了することが明らかな従業員 3 1 週間の所定労働日数が 2 日以下の従業員 ( 介護休業等の申し出を拒むことができる従業員 ) 第 2 条会社は 次の従業員から介護休業の申し出があったときは その申し出を拒むことができるものとする ただし 勤務時間の短縮等の措置 および 所定外労働の免除 の申し出があった従業員については 会社は 2 号に該当した場合であっても 申し出を拒まないものとし 1 号 および 3 号を除外とする 1 利用を申し出た日において 勤続年数が 1 年に満たない従業員 2 申し出の日から 93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 3 1 週間の所定労働日数が 2 日以下の従業員 ( 子の看護休暇 または介護休暇の申し出を拒むことができる従業員 ) 第 3 条会社は 次の従業員から子の看護休暇 または介護休暇の申し出があったときは その申し出を拒むことができるものとする 1 看護休暇 または介護休暇の利用を申し出た日において 勤続年数が 6 ヶ月に満たない従業員 2 1 週間の所定労働日数が 2 日以下の従業員 ( 従業員の通知 ) 第 4 条会社は 第 1 条 第 2 条 および第 3 条のうち いずれかの規定により従業員の申し出を拒むときは その旨を従業員に通知するものとする ( 有効期間 ) 第 5 条本協定は平成年月日から 1 年間有効とする 有効期間満了の 30 日前までに会社 従業員代表者い ずれかからも解除の申し込みがない場合は 更に 1 年間有効とし 以降も同様とする 平成年月日 株式会社 代表取締役 印 株式会社 従業員代表 印 16