居宅介護支援費Ⅰの算定上限(40件)の範囲

Similar documents

3 保育の必要性の認定の対象とはならない場合 ( 例 : 専業主婦家庭等 ) どのような施設の利用が無償化の対象になりますか 3 歳から5 歳までの子供について 幼稚園 認定こども園 (4 時間相当分 ) は無償化の対象となります なお この場合 預かり保育は無償化の対象となりません このほか 就学

幼児教育 保育の無償化の実施について 1 子ども 子育て支援新制度の趣旨に沿った無償化の実施を! 子ども 子育て支援新制度 では 一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる社会 子どもの最善の利益が実現される社会を目指しています まずこの目指すべき姿に沿った幼児教育 保育の無償化を図るべきです

 

3歳未満児3歳以上児教育標準時間 2 保育の必要量の認定 の導入 新制度では パートタイマーなど短時間就労の保護者のお子さんも 公的保育が利用できるように 保育の必要量の認定 が導入されます 保護者の就労状況等に応じて 保育標準時間 保育短時間 の認定がされます 保育短時間 保育標準時間 3 号認定

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

流山市子ども・子育て会議

教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

Microsoft Word - 【第4章】無償化実施計画 修正.docx

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

幼保無償化PJ参考資料

資料 1 子ども 子育て支援新制度における利用者負担について 1 設定が必要な利用者負担額 1 号認定 認定区分対象該当施設 事業 3 歳以上保育が必要ない 2 号認定 ( 標準時間 ) 3 歳以上 2 号認定 ( 短時間 ) 保育が必要 3 号認定 ( 標準時間 ) 0~2 歳 3 号認定 ( 短

はじめに 平成 29 年 12 月 8 日に閣議決定された 新しい経済政策パッケージ では 広く国民が利用している3 歳から5 歳までの全ての子供たちの幼稚園 保育所 認定こども園の費用を無償化することとし 幼稚園 保育所 認定こども園以外の無償化措置の対象範囲等については 専門家の声も反映する検討

目次 1 幼稚園とは つに分類される 幼稚園 支給認定 支給認定期間 幼稚園等入園申込期間 保育所等併願申込み 申込みから入所までの流れ 利用者負担金 市内幼稚園等一覧... 5

2 就学前の教育 保育施設の認可について旧制度では 保育所 幼稚園等の設置について 各根拠法令に基づき 県知事による認可等の手続きがありましたが 新制度においては 地域型保育事業 ( 小規模保育事業 家庭的保育事業等 ) について 新たに認可制度が設けられ 市が定める設備および運営の基準 ( 彦根市

新制度における私立幼稚園の選択肢

公務員保育士に期待される役割

PowerPoint プレゼンテーション

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

Microsoft PowerPoint - 資料10_平成26年度予算・税制改正について(税制)

2019年度 文部科学省税制改正の概要

平成27年度税制改正要望結果について

Microsoft Word - ㆤㆥ㆓.doc

幼児教育無償化による家計への影響試算

平成30年度 子ども家庭局 保育課 予算概算要求の概要

教育 保育の量の見込み及びその提供体制 1 号認定及び 2 号認定 (3~5 歳児 ) について 利用児童数は 1 号及び 2 号認定の利用児童数と私学助成を受ける私立幼稚園の園児数より算出 1 号認定の利用児童数は 施設型給付費等の基礎資料に関する調査 による ( 時点は各年 4 月 1 日 )

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

趣旨 : すべての子どもに良質な成育環境を保障する等のため 子ども及び子育ての支援のための給付の創設並びにこれに必要な財源に関する包括的かつ一元的な制度の構築等の所要の措置を講ずる (1) 総則 子ども 子育て支援法の目的 基本理念 責務規定 ( 市町村 都道府県 国 事業主 国民の責務 ) 定義規

子育て支援事業要件事業例就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行規則(内閣府 文部科学省 厚生労働省令)第2条第1号に掲げる事業第2号に掲げる事業第3号に掲げる事業第4号に掲げる事業第5号に掲げる事業取扱基準別表 ( 第 7 条関係 ) 地域の子ども及びその保護者が相互

幼児教育の効果に関する代表的な研究成果 ~ ペリー就学前計画 ~ ペリー就学前計画は 1960 年代のアメリカ ミシガン州において 質の高い幼児教育プログラムに参加したグループ と 参加しなかったグループ を対象に その後長期にわたり追跡調査を実施しているもの 質の高い幼児教育プログラムへの参加は

2 市町村別 保育所等利用待機児童数の推移 市町村名 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 (A) 30 年度 (B) ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 ) 対前年比 (B-A) 保留児童数 横浜市 1,

3. 量の見込み 算出の手順 (1) 量の見込みの算出方法量の見込みの算出にあたっては 利用希望把握調査の結果を基礎データとして用います 算出方法は 国が平成 26 年 1 月に提示した 市町村子ども 子育て支援事業計画における 量の見込み の算出等のための手引き を基本としつつ 子育て安心プラン

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

子ども・子育て支援新制度の解説資料 2.利用者負担 その1

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

市町村子ども・子育て支援事業計画における「量の見込み」(平成26年4月時点)に関する調査結果について

Microsoft Word - (溶込)④教育支援体制整備事業費交付金実施要領(日付入り)

加須市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

各委員提出資料

<4D F736F F D A8EB388BE8E738E7182C782E08A C52D38702DB6D7B0>

甲府市私立幼稚園就園奨励費補助金交付規則について

事業者向けFAQ(よくある質問)【第6版】 3

子ども・子育て関連3法について8

_2

1 需給計画策定に関する基本方針等 教育 保育提供区域の設定 教育 保育提供区域 とは 地域の実情に応じて 保護者や子どもが居宅より容易に移動することが可能な区域として市町村が定める区域のことですが 札幌市においては原則として 行政区単位の設定 とし 一部の事業についてのみ 札幌市全域 とします 量

防府市一時預かり事業実施要綱

齢別人口等の推移と結婚等に対する住民意識 ( 人 ) 齢 ( 3 区分 ) 別人口の推移 2,000,000 推計値 1,800,000 1,600,000 1,400,000 1,200,000 1,000, , , , ,

子ども 子育て支援新制度市民説明会質問票でのご質問 (10/1 3 6)< 回答集 > 分類 質問 回答 全体で7000 億から1 兆円の予算が新制度のために確保で 新制度における質的向上 量的拡充のために 消費税増税 きる見込みとのことだが 大阪市のために割り当てられる予による増収分の一部が充てら

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会 潜在待機児童数に関する考察 1. はじめに希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会 ( 以降 本会 と記す ) では 待機児童が概ねゼロになる状況をめざす上で 保育園を増やしても待機児童問題が解消されない原因を把握し その原因を

仙台市基礎データ

広域利用の実態が異なる場合の考え方 保育整備計画との関係項目内容 6) 広域利用の実態が異なる場地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判合の考え方断基準となること等から 学校就学前子どもの区分 ( 認定区分 ) ごと 地域子ども 子育て支援事業の事業ごとに教育 保育施設等及び地域子ども 子育て

第2節 茨木市の現況

平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」報告書

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

改正要点マニュアル

【資料2-2】公定価格単価表(案)

地域子育て支援拠点事業について

資料4 幼児教育無償化に係る食材料費の取扱いについて

もうすぐ市長選 # 子育て政策聞いてみた 候補者政策アンケート 市長選挙に際し 待機児童解をはじめとする子育て政策について ご意見をお聞かせくださ い いただいたご回答は 1) 回答全文 2) 候補者回答一覧まとめ * 各項目に目安文字数を記載しています 各回答文頭から目安文字数分を抜粋し ま とめ

Ⅰ. 子ども 子育て支援新制度について 1 子ども 子育て支援新制度の概要 子ども 子育てを取り巻く課題 急速な少子化の進行 結婚 出産 子育ての希望がかなわない現状 ( 独身男女の約 9 割が 結婚し 子ども 2 人以上 を希望 ) 親の働く状況の違いによる幼児期の教育や保育の提供体制の違い 子育

Microsoft Word - 30年度入所案内.docx

○福岡市待機児童支援事業補助金交付要綱

新潟市延長保育事業実施要綱の一部改正について

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法


改正法律一覧 (15 法律 ) 2 法律重複 A 地方公共団体への事務 権限の移譲 (3 法律 ) 毒物及び劇物取締法 1 毒物又は劇物の原体の事業者の登録等に係る事務 権限を国から都道府県へ移譲 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律 子ども 子育て支援法 2 幼保連携

Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)

子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK(平成26年9月改訂版)

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

資料2:修正一覧

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074>

1 認可保育所への入所と費用の流れ ( 日本保育協会 HP より抜粋 ) 保育所への入所と費用の流れの全体像 6 徴収 7 負担金 補助金 保護者 1 入所申し込み 市区町村 国 2 入所決定 保育に欠ける児童 4 保育 2 保育委託 5 保育費用の支払い 7 負担金 補助金 3 入所 保育所 都道


茨木市待機児童解消保育所等整備計画 ( 平成 30~32(2020) 年度 ) 平成 30 年 12 月 茨木市

多様な関係機関を巻き込んだ 包括的な質向上システムの構築が必要 長野県幼児教育振興基本方針 ( 仮称 ) の策定 幼児教育の質向上推進の中心的機能を担うセンターの立ち上げを視野に入れる センターの機能 ( 想定 ) 〇幼児教育関係課 団体 大学等をつなぐ 既存の枠組みを超え 幼児教育に関わる教育 行

意見聴取の目的 教育 保育施設 地域型保育事業 の運営開始の申請がなされた場合 佐賀市は 佐賀市子ども 子育て会議 で意見を聴取し を設定しなければなりません 新規設定のみ意見聴取 定員の変更については 会議の意見聴取は不要 事業開始までの流れ 1 都道府県 市町村による施設の認可 2 市町村による

( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 私立幼稚園 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) に基づいて設置された幼稚園で私立の幼稚園をいう 以下同じ ) の設置者が保護者から徴収する保育料及び入園料 ( 以下 保育料等 という ) を減額又は免除 ( 以下 減免 という ) する場合に

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

3 今後の取組み 本県では 認可保育所等に対する潜在的ニーズも根強いことから 引き続き市町村と連携して 保育所等の整備を進め 定員の拡充に努めてまいります あわせて保育所の整備に伴って顕在化している保育士不足への対応として 潜在保育士の職場復帰支援や 全国共通の保育士試験の年 2 回実施などによる保

2. 小規模保育等改修費支援 ( 一部推進枠 ) 18,540 百万円 (19,952 百万円 ) 保育対策総合支援事業費補助金 待機児童解消加速化プランに基づき 意欲のある自治体の取組を強力に支援するため 補助率の嵩上げ (1/2 2/3)( ) による小規模保育等の設置を促進する 賃貸物件による

物価指数研究会(第2回) 2015年基準 モデル式の検討「授業料」・「保育料」

<4D F736F F D A28E738E8497A F FA797E394EF95E28F958BE08CF095748B4B91A52E727466>

平成 27 年 3 月 田川市

平成26年11月4日

2 時間外保育 ( 延長保育 ) 事業 < 幼保運営課 > 単位 : 人 実施年度 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度 平成 27 年度 施設数 166 か所延利用児童数 55,983 人 ( 参考平成 26 年度 ) 施設数 129 か所延利用児童数

保育料に関する 基本的な考え方と課題について

目次 第 1 章再編計画策定の趣旨 2 第 2 章就学前の子育てを取り巻く状況の変化 3 第 3 章再編計画の基本的な考え方 7 第 4 章公立幼稚園再編 ( 認定こども園整備 ) 計画 9 2

稚園型 ) は 利用者数に応じた事業担当職員の配置 (4 5 歳児は30:1 3 歳児は20:1) や職員資格 ( 幼稚園教諭 保育士 市町村の研修を受けた者 ) などの基準を守ることが必要です なお 一時預かり事業では 園児以外の地域の子ども (2 歳以下の子どもも含まれます ) の預かりについて

06-4 平成26年度概算要求説明資料4

栃木市幼稚園等第三子以降就園する園 第三子以降就園する園 第 3 項に規定 私立幼稚園 私立幼保 第三子以降支援児の保育料軽減による 児の保育料に要する経 する就園する 連携型認定こども園又 保護者負担の緩和 費 園児と生計を は私立幼稚園型認定こ 一にする者の ども園の設置者 市町村民税の 課税状

1 一時預かりの形態について Q: 一時預かり事業にはどのような形態があるのか A: 千葉市では 一般型 ( 基幹型 ) 余裕活用型 幼稚園型の3 形態に分かれます (1) 一般型通常保育の定員数とは別に 一時預かり専用の定員を設けて頂くものであり 例えば 通常保育が定員 50 人であれば その50

( 補助金の交付の条件 ) 第 6 条補助金の交付を受けた補助事業者は 経理の状況を常に明確にし 補助事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿を備え 当該収入及び支出について証拠書類を整理し かつ当該帳簿及び証拠書類を10 年間保存しなければならない 2 規則第 6 条第 2 項の規定に付する条件は

(0830時点)PR版

1. 平成 7 年度保育料の概要 1 保育所保育料について 国の保育所保育料の徴収基準額に対して 平成 7 年度は % 程度の水準とし 県内で中位の水準とすることを目標とする 目標を設定している多くの市町が 70% としており 高い市では 7% としている 階層の区分の仕方が 30 年前の国の徴収基

1. 子育て短期支援事業の概要 根拠法 子育て短期支援事業 は 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 以下 法 という ) 第 6 条の 3 第 3 項に規定する市町村が実施する事業 用語の意味 児童 児童福祉法第 4 条に規定する者をいう 保護者 児童福祉法第 6 条に規定する者をいう

子ども 子育て支援法以外の事業 私立認可保育所( 現行の制度のまま 市町村が保育所に委託費を支払い 利用者からの料金の徴収も市町村が行います ) 新制度へ移行しない私立の幼稚園( 現行制度のまま 事業者は私学助成 幼稚園就園奨励費の補助を受けます ) (1) 施設型給付 (2) 地域型保育給付は 保

<88EA8E9E95DB88E797768D6A816989FC90B38CE3816A5F5F2D5F2E786477>

Transcription:

資料 2 平成 3 年度第 3 回 船橋市行財政改革推進会議 幼児教育 保育の無償化について 平成 3 年 1 月 22 日 子育て支援部学校教育部 保育認定課 地域子育て支援課 療育支援課学務課

幼児教育無償化の経緯 幼児教育無償化の経緯 ( 新しい経済政策パッケージ等より抜粋) 幼児教育無償化は 少子化問題の一因となっている子育て世代への負担軽減措置の一環として 平成 26 年度以降 段階的に実施されてきた H29.12.8に閣議決定された 新しい経済政策パッケージ においては 広く国民が利用している3 歳から 歳までのすべての子どもたちの幼稚園 保育所 認定こども園の費用に加え 住民税非課税世帯の 歳から2 歳児についても無償化することとされた その後の国の動向 認可外保育施設等の無償化内容取りまとめ ( 幼稚園 保育所 認定こども園以外の無償化措置の対象範囲等に関する検討会報告書 ( 座長 : 増田寛也 )(H3.)) 骨太公表 ( 経済財政運営と改革の基本方針 2(H3.6.1 閣議決定 )) 幼児教育の無償化に関するFAQ 公表 ( 最新 :H3.9.26 版 ( 未定稿 )) 詳細は徐々に明らかになってきているものの 財源や事務手続きの詳細は未だ不明 ( 資料 ) 新しい経済政策パッケージ等 保育認定課 2

無償化の実施時期 対象者等 実施時期 219(H31) 年 1 月からの全面的な無償化措置の実施を目指す 対象者 幼稚園 保育所 認定こども園等を利用する 3 歳から 歳の全ての子どもたちの利用料を無償化 歳から 2 歳児の子どもの利用料については 住民税非課税世帯を対象として無償化 無償化となる利用料 新制度の幼稚園 保育所等については 利用料の全額を無償化 ( ただし 延長保育料や行事費などの実費については対象外 ) 幼稚園 ( 新制度未移行 ) は 月額 2,7 円を上限に無償化 認可外保育施設等は 月額 37, 円 ( 歳から 2 歳の住民税非課税世帯は月額 42, 円 ) までを無償化 無償化の対象となる施設 次ページ参照 ( 資料 ) 保育認定課作成 保育認定課 3

無償化の対象となる施設 対象施設 ( 施設数 H3.4.1) 3 歳未満 保育料 ( 無償化となる利用料は後述 ) 3 歳 4 歳以上 認可 保育園 ( 私立 )(76) 保育園 ( 市立 )(27) 認定こども園 (2 3 号 )(6) 地域型保育 (27)( 小規模保育 (21) 家庭的保育 (6) 居宅訪問型保育 () 事業所内保育 ()) 幼稚園 ( 新制度移行園 )(1) 認定こども園 (1 号 )(4) 円 ~6, 円 円 ~28,8 円 円 ~26,9 円 3 歳未満児平均 42, 円 3 歳以上児平均 37, 円 円 ~22,2 円 幼稚園 ( 新制度未移行園 )(42) 幼稚園ごとに設定 企業主導型保育 () 1-2 歳 37, 円 歳 37,1 円 31,1 円 27,6 円 認可外等 障害 認可外保育施設 (2) 認証保育施設 (7) 居宅訪問型保育 ( 認可外 )() 事業所内保育 ( 認可外 )() 一時預かり ( 一般型 26 幼稚園型 21) 病児保育 (6) ファミリー サポート センター (1) 幼稚園預かり保育 ( 私学助成 )(17) 障害児発達支援施設 () ( 資料 ) 保育認定課作成 園ごとに設定 3 歳未満児平均 66, 円 3 歳以上児平均 6, 円 一時預かり (3 歳以上児 1 日利用 1, 円 3 歳未満児 2, 円 ) 病児(1 日 2, 円 ) ファミサポ( 平日 1 時間 7 円 ) 幼稚園ごとに設定 非課税 円 課税 ( 一般 1)4,6 円 ( 一般 2)37,2 円 ( 一割の方が安い場合は一割 ) 保育認定課 4

主な施設数の比較 ( 対中核市 ) 保育所 ( 市立 ) 保育所 ( 私立 ) 認定こ ( 市立 ) 認定こ ( 私立 ) 地域型保育 幼稚園 ( 市立 ) 幼稚園 ( 私立 ) 11 27 16 1 22 1 16 8 21 4149 11 2 12 6 33 38 4 12 21 3 142 6 7 2 31 9 12 16 32 12 17 3 3 31 31 32 42 77 8 9 38 16 4 21 36 27 41 43 39 41 42 2 19 33 2 43 46 27 2 62 49 47 8 7 6 1 27 64 9 28 43 83 14 86 87 86 8 32 1 6 1 11 1 12 3 17 2 26 4 3 17 28 3 1 11 2226 43 27 9 1 49 7 8 7 11 14 9 9 1929 2 1 12 22 4 21 37 9 12 36 14 2 32 38 49 9 1 3 1 4 6 7 11 8 3 19 27 16 19 21 7 14 2 17 1 12 3 2 12 2 27 39 17 2 41 61 4 1 1 912 2 2 7 2 8 22 34 1 3 26 4 22 2 9 21 28 29 36 49 31 3843 7 29 38 4 14 14 21 11 4 19 26 7 6 1 36 22 22 1 192 7 17 34 22 29 16 33 3 14 33 7 142 17 21 26-4 1 6 11-4 1 6 11-4 1 6 11-4 1 6 11-4 1 6 11 2 4 6-4 1 6 11 本市の施設数は 保育所 ( 市立 ) が 8 位 幼稚園 ( 私立 ) が 1 位と大きく上回っている ( 資料 ) 都市要覧 ( 平成 29 年度版 )(H3.3 中核市市長会 ) H29.4.1 時点 保育認定課

財源 ( 現時点での国の説明 ) 地方の財政負担について 財政負担のあり方については 年末にかけての予算編成過程において決定される 施設型給付 ( 私立 : 市 1/4 負担 公立 : 市 1/1) 就園奨励費補助金( 市 2/3 負担 ) については 既存の財政負担割合を前提に検討している模様 その他 その他 以下の経費について予算編成過程で調整中 市町村の事務に係る経費 ( 相談窓口設置 広報など ) 地方交付税要望 ( 無償化実施に伴う指導監査 申請書審査業務など ) また 無償化等を行うためのシステム改修経費について19 億円を計上しているとのこと ( 平成 3 年度予算で 子ども 子育て支援事業費補助金 ( 繰越明許費 )) 財源については 年末の財務省内示までは不明である見込みであるが 既存の財源割合等からある程度財政への影響を想定 ( 資料 )H3.9.21 中核市市長会プロジェクト会議資料等 保育認定課 6

財政等への影響 ( 主な施設の影響額の試算 ) 〇現時点で想定される市の負担割合をもとに影響額を試算すると 1 億円以上の負担増が 見込まれる 保育園 ( 市立 ) や幼稚園 ( 新制度未移行 ) が多い自治体は影響が大きくなる見込み 施設影響額 ( 年ベース ) 要因 ( 市の負担割合は現時点での見込み ) 保育園 ( 私立 ) 等 保育園 ( 私立 ) 認定こども園 地域型保育 ( 小規模保育 家庭的保育 居宅訪問型保育 事業所内保育 ) 幼稚園 ( 新制度移行園 ) 保育園 ( 市立 ) 認可外保育施設等 認可外保育施設 認証保育施設 事業所内保育 ( 認可外 ) 居宅訪問型保育 ( 認可外 ) 幼稚園 ( 新制度未移行園 ) 私立保育園等 公立保育園については H28 決算ベース 幼稚園 ( 新制度未移行園 ) については H29 決算ベース 3.11 億円の市の負担減.93 億円の市の負担増 市の負担軽減 ( 歳出減 ) の見込み 12.6 億円の市の負担増 〇保育料の一部 (4 分の 1) が市の負担となり 歳入が減少 ( 約 2.22 億円 ) 〇これまで市が独自に軽減をしていた部分の 4 分の 3 が国県負担となり 歳出が減少 ( 約.33 億円 ) 〇保育料が全て (1 分の 1) 市の負担となり 歳入が減少 ( 約.93 億円 ) 〇これまで市が独自に補助していたが 新たに国県からの歳入が増加し 市の歳出が減少する見込み ( ただし補助基準額は増加 ) 既存の枠組みがないため負担割合は不明 〇これまで保護者が負担していた保育料の一部を市が補助することで 歳出が増加 ( 約 12.6 億円 ) このほか 一時預かり事業 病児保育事業 ファミリー サポート センター事業 幼稚園の預かり保育 就学前の障害児発達支援事業などが 無償化の対象として示されており さらに負担の増加が見込まれる ( 資料 ) 保育認定課 各課作成 保育認定課 7

参考 財源構成のイメージ ( 主なもの ) 既存財源割合によることは確定していない 保育園 ( 市立 ) 幼稚園 ( 新制度未移行園 ) 現行 無償化後 現行 無償化後 全額保護者負担 全額市負担 所得等の条件あり 条件なし 国負担 1/3 保護者負担 市負担 保育料 保護者負担 保育料 市負担 1/1 保育料 保育料 2/3 国負担 1/3 国負担 1/3 市負担 2/3 市負担 2/3 保育認定課 8

財政等への影響事務負担の増大 無償化に伴い増加が見込まれる業務 支給認定事務 預かり保育を利用するための保育の必要性の認定 ( 幼稚園 認定こども園 (1 号 ) 利用者 ) 認可外保育施設 一時預かり 病児保育 ファミサポ等を利用するための保育の必要性の認定 補助金の支給事務 認可外保育施設等の利用者への補助金の支給事務 ( 償還払いとなることが有力 ) 認可外保育施設の届出 指導監督事務 無償化の対象となるための新規届出事務の増大 ( 事業所内保育事業 ( 認可外 ) についてはすべて新規届出となる ) 認可外保育施設への指導監督事務の増大等 ( 資料 ) 中核市市長会プロジェクト会議資料等より 保育認定課 9

国への要望状況 中核市市長会を通じた要請 幼児教育 保育の無償化等に関する共同緊急要請 (H3.1.19 指定都市市長会 中 核市市長会 全国施行時特例市市長会 ) 幼稚園 保育所 認定こども園以外の無償化措置等に関する緊急提言 (H3.8.16 中核市市長会 ) 無償化の実施に当たっては 地方自治体に負担を生じさせることなく 国の 責任において着実に推進するよう要請 また 煩雑な手続を強いることがな いような制度設計とすること等を求めた その他 全国市長会においても 自治体に新たな財政負担が生じないよう 緊急ア ピールを行っている (H3.7.1 子どもたちのための無償化実現に向けた緊急アピール ) ( 資料 ) 中核市市長会資料等より 保育認定課 1

今後の対応 ( 無償化開始まで ) 予算要求 年末の財務省内示後 歳入予算額等を算定 システム改修 平成 31 年度予算において 1 無償化に伴う保育料改定 2 幼稚園預かり保育利用者への支給認定 3 認可外保育施設等への補助金の支給等に係るシステム改修を予定 認可外等 病児や幼稚園預かり利用者に対する支給認定 新たに届出対象となる事業所内保育事業所の受付事務等 3.12 31.1 2 3 4 6 7 8 9 1 財務省内示 H3.12 無償化開始 H31.1~ システム システム改修 認可外等 支給認定事務 ( 病児 幼稚園預かり利用者等 ) 届出 ( 事業所内保育事業所等 ) H31.4 入所内定通知発送 保育料通知発送 ( 新年度分 ) H31.4 保育料通知発送 ( 切替分 ) H31.9 ( 資料 ) 保育認定課作成 保育認定課 11