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個人情報の保護に関する規程(案)

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青少年条例と憲法 曽我部真裕 ( 京都大学 ) 1

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

個人情報保護規程

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

特定個人情報の取扱いの対応について

Taro-議案第13号 行政手続条例の

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

個人情報の取り扱いに関する規程

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町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

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個人情報保護方針

目次 1. 目的と適用範囲 定義 原則 使用機器 審査資料交付システム タブレット端末 管理運用体制 電磁的記録管理運用責任者の役割 電磁的記録管理運用担当者の役割

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

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目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

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1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

Ⅱ. 防犯カメラの設置及び運用に当たっての留意事項 1 設置の目的防犯カメラの設置者は 犯罪 又は事故を防止するなどの目的を明確にし その目的を逸脱した運用を行わないようにしてください 2 撮影の範囲と設置場所防犯カメラで撮影された映像は その取扱いによっては 撮影された個人のプライバシーを侵害する

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

が及ぶおそれがあるもの イ当該個人データの存否が明らかになることにより 違法又は不当な行為を助長し 又は誘発する おそれがあるもの ウ当該個人データの存否が明らかになることにより 国の安全が害されるおそれ 他国若しくは国 際機関との交渉上不利益を被るおそれがあるもの エ当該個人データの存否が明らかに

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

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1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

個人情報の保護に関する

個人情報保護規定

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個人情報保護規程例 本文

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

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外部通報処理要領(ホームページ登載分)

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個人情報の取扱いに関する規則 平成 12 年 9 月 29 日 奈良県規則第 2 2 号 改正 平成 13 年 3 月 30 日 規則第 68 号 改正 平成 17 年 3 月 29 日 規則第 30 号 改正 平成 18 年 3 月 31 日 規則第 38 号 改正 平成 27 年 9 月 25

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ブロック塀撤去補要綱

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

防犯カメラの設置及び管理運用に関するガイドライン Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的防犯カメラは 犯罪の抑止に役立ち 安全で安心して暮らせるまちづくりに 効果があると認められる また 自主防犯活動団体等による防犯活動を補完することで犯罪抑止効果の高まりや地域住民の防犯意識の向上 自主防犯活

- 2 - 第二編第二十二章の章名中 姦淫 を 強制性交等 に改める かんいん第百七十六条中 男女に を 者に に改める 第百七十七条の見出しを (強制性交等) に改め 同条中 暴行 を 十三歳以上の者に対し 暴行 に 十三歳以上の女子を姦淫した者は 強姦の罪とし 三年 を 性交 肛門性交又は口腔性

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

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個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 岩手県建設業厚生年金基金 ( 以下 当厚生年金基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本

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議案第4号

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Transcription:

京都府児童ポルノの規制に関する条例 ( 仮称 )( 案 ) について 1 条例制定の理念 目的 児童ポルノは 児童の性的虐待の記録であり 児童に対する人権侵害です いったん児童ポルノが流通すれば その回収は事実上不可能であり 被害児童等の苦しみは 親しい者を巻き込み将来にわたって続くことになります 現在 児童ポルノの提供を目的とする所持等が法律で禁止されていますが 京都府を含め全国で児童ポルノ事犯が増加傾向にあり 極めて憂慮すべき状況にあります また 京都は 日本を代表する国際的な文化都市として 外国人観光客や修 学旅行生をはじめ多くの人々が訪れる場所であり 京都の思いやりを基本としたこころ豊かな文化を守り 何よりも日本の歴史と文化の中心地としての責任を果たすためにも 率先して 児童ポルノを絶対に許さない という決意を示していく必要があります こうした状況を踏まえ 府においては 児童ポルノによる児童の権利の侵害を決して許さない京都づくり を理念 目的とした 児童ポルノの規制に関する条例 ( 仮称 ) を制定することとしました 条例においては この理念 目的を踏まえ 府 府民及び関係事業者の責務 児童ポルノにより被害を受けた児童に対する支援並びに児童ポルノの被害から児童を守るための規制を定めることとしております 2 児童 及び 児童ポルノ の定義 この条例においては 児童 及び 児童ポルノ の定義は 児童買春 児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 ( 以下 法 といいます ) と同様とします

児童買春 児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 ( 抜粋 ) ( 定義 ) 第二条この法律において 児童 とは 十八歳に満たない者をいう 2 ( 略 ) 3 この法律において 児童ポルノ とは 写真 電磁的記録 ( 電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によって認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ ) に係る記録媒体その他の物であって 次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう 一児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態二他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの三衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの 3 条例の適用に当たり留意すべき事項 この条例の適用に当たっては 府民の権利を不当に侵害しないように留意し その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあってはならない旨を規定することとします 4 条例に盛り込むべき内容 1 関係者の責務 (1) 府の責務府は 児童ポルノの根絶に向けた気運を高め その流通及び拡散を防止するための広報その他の啓発活動に努めるとともに 児童ポルノによる児童の被害を防止するために必要な教育の推進に努めることとします (2) 府民の責務 1 府民は 児童ポルノが根絶され 児童ポルノによる被害を生まない社会の実現に向け協力するよう努めることとします 2 インターネット上で児童ポルノを発見したときは その旨を速やかに通報するよう努めるものとします (3) 関係事業者の責務インターネット関係事業者は 自ら管理するウェブサイトにおいて児童ポルノを発見したときは自主的に削除するなど 府民が児童ポルノの閲覧をする機会をできる限り少なくするための措置を講じるとともに 児童ポルノの根絶に向けた府の施策への協力に努めることとします

2 被害児童に対する支援 府は 児童ポルノに描写されたこと等により心身に有害な影響を受けた児童に対し その受けた影響から身体的 心理的に回復し 個人の尊厳を保って成長し 生活することができるよう 必要な支援に努めることとします 3 児童ポルノの被害から児童を守るための規制 (1) 児童ポルノの所持等の禁止何人も 正当な理由なく 児童ポルノを所持したり 児童ポルノに係る情報を記録した電磁的記録を保管してはならないこととします (2) 児童ポルノの廃棄命令等 1 知事は 児童ポルノ ( 法第 2 条第 3 項第 1 号及び第 2 号の児童ポルノ並びに同項第 3 号の児童ポルノのうち衣服の全部を着けないもの又は性器若しくは肛門を写したものに限ります ) を所持したり 当該児童ポルノに係る情報を記録した電磁的記録を保管する者に対して 当該児童ポルノの廃棄又は当該電磁的記録の消去を命じることができることとします 2 知事は 1の児童ポルノ又は電磁的記録を所持 保管していると認められる者に対し 立入調査を行うことや資料の提出を求めることができることとします (3) 罰則 1 対償を供与し 又はその供与の約束をすることにより児童ポルノ ( 法第 2 条第 3 項第 1 号及び第 2 号の児童ポルノのうち13 歳未満の児童が被写体であるものに限ります ) の提供を受けた者に罰則を科すこととします 当該児童ポルノの情報を記録した電磁的記録の提供を受けた者についても同様に罰則を科すこととします 2 (2) の1の廃棄命令等に違反した者に対して 罰則を科することとします (4) 努力義務府民は 児童ポルノ以外の物であっても 児童に対するわいせつ行為が写 っている物の製造 提供 所持 保管等をしないように努めることとします

児童ポルノの規制に関する条例 ( 仮称 )( 案 ) に係るQA Q1 条例における児童ポルノの定義は 児童ポルノ法の定義と違うのですか? A1 児童ポルノの規制に関する条例 ( 仮称 )( 以下 条例 といいます ) の 児童ポルノ は 児童売春 児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 ( 以下 児童ポルノ規制法 といいます ) 第 2 条に定義された 児童ポルノ と同様としております ただし 罰則を科す場合は 全ての 児童ポルノ ではなく 3 児童ポルノの被害から児童を守るための規制 の ( 2) 児童ポルノの廃棄命令等 及び ( 3) 罰則 に記載したとおり 限定することとしております また この 児童ポルノ に当たらないものであっても 児童に対する性的虐待の防止という観点から 例えば 衣服を着ている児童の顔や体に精液をかける行為が写った画像など 児童に対するわいせつ行為が写っている画像等については 罰則や禁止規定を設けることはいたしませんが 児童の権利を侵害するものとして所持 保管等しないよう努力義務を課すこととしております Q2 漫画やアニメは規制の対象にはしないのですか? A2 この条例は 児童に対する性的虐待等が児童の権利を著しく侵害することの重大性に鑑み 児童の権利を擁護することを目的に 児童ポルノによる児童の権利の侵害を決して許さない京都づくり を目指し制定しようとするものです そのため 条例に規定する 児童ポルノ は 児童ポルノ規制法第 2 条に定義された 児童ポルノ と同義としており 実在の児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものとしております したがいまして 実在しない児童の姿態を描いた漫画やアニメ等の二次元の表現物は児童ポルノに当たらず 条例の規制は及ばない ( 規制の対象外となる) ものです

Q3 児童ポルノの所持等の禁止の対象外とされている 正当な理由 とは どのような場合ですか? A3 児童ポルノに該当するものを 学術研究 医療行為 犯罪捜査 弁護活動等の正当な業務のために取得 所持する場合や 幼児期の記録として本人や家族が所持する場合等 取得 所持をすることに正当な理由がある場合をいいます Q4 罰則が適用される児童ポルノ ( 電磁的記録を含む ) について その対象児童の年齢を 13 歳未満 に限定したのはなぜですか? A4 13 歳未満の児童 ( 幼児 小学生 ) に限定したのは 判断能力が未熟であること また 社会通念上も保護者の全面的な保護監督下にあることから 性的対象として扱われることを防止する必要性が高いからです また 13 歳未満の児童との性交は 刑法上 合意があっても 強姦 とみなされるなど 既に法律による規制対象となっていることから 違法性が高い 13 歳未満の児童が写っている児童ポルノについては 条例において直接罰則を科すこととするものです Q5 過去に入手した児童ポルノについても規制の対象となるのですか? A5 規制の対象となる 13 歳未満の児童が写っている児童ポルノを 取得 した場合は 条例の施行前に行われた行為をこの条例で罰することはできないため 条例の施行日以後に 取得 した場合のみが条例の規制の対象となります また 18 歳未満の児童が写っている児童ポルノを 所持 している場合は 条例施行日から所持が禁止されることとなり 以前に取得したものであっても条例の規制対象となります ( したがって 現在児童ポルノを持っている方は 条例が施行される日までに 自ら 廃棄 する必要があります )