(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

Similar documents
東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

越谷市手話言語条例の逐条解説 前文言語は お互いの意思や感情を伝え 理解し合い 知識を蓄え 文化を創造し 継承する上で必要不可欠なものです 日本手話をはじめとする日本の手話 ( 以下 手話 という ) は 手や指の動き 表情を使い視覚的に表現するものであり 音声言語である日本語と同様に一つの言語です

Taro-議案第13号 行政手続条例の

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

個人情報の保護に関する規程(案)

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

横浜市市民活動推進条例の全部改正

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成


第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

(1) 公の秩序を乱し 又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき (2) 長期間にわたる継続使用により 他の使用を妨げるおそれがあると認められるとき (3) 施設 設備等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき (4) この条例又は条例に基づく規則に違反したとき (5) 使用許可の条

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

解説 誰にでも 得意なものがあれば 苦手なものがある どのような苦手なことがあっても 誰もが かけがえのない大切な存在である これまで 障害 は 個人の問題として捉えられ 病気 外傷その他の健康上から直接に生じるものであって 個別的な治療の対象と考えられてきた ( このような考え方は 医学モデル と

個人情報保護規程

14個人情報の取扱いに関する規程

綾瀬市障害者施設通所交通費助成実施要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 社会福祉施設等に通所する身体障害者 知的障害者及び精神障害者 ( 以下 障害者 という ) の交通費の助成について必要な事項を定めるものとする ( 対象者 ) 第 2 条この要綱により交通費の助成を受けることができる者 (

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

Microsoft Word gyouseitetuduki.doc

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

平成11年6月8日

○登米市空き家等の適正管理に関する条例 (素々案)

<4D F736F F D2092B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A B95B6816A2E646F63>

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

個人情報保護規程例 本文

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

とする (1) 土地改良区の名称が 土地改良法 ( 昭和 24 年法律第 195 条 以下 法 という ) 第 16 条第 1 項又は法第 79 条第 1 項の規定に基づく定款 ( 以下 定款 という ) に記載した名称と一致すること (2) 土地改良区の主たる事務所の所在地が 定款に記載した事務所

個人情報の保護に関する

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

PARTNERSHIP_KAWASAKI_cs3.indd

パブリック・コメントが事後となった理由

宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

個人情報保護方針

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 空き家等本市の区域内に所在する建物その他の工作物で 正当な権限を有する者の用に現に継続して供されていないもの及びその敷地並びに空き地 ( 原則として農林業用地を除く 以下同じ ) を

<4D F736F F D2081A181798E9197BF82572D32817A92B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A C4816A89FC2E646F63>

特定個人情報の取扱いの対応について

包括規定 案

ÿþ

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

( 受給資格証の再交付 ) 第 5 条条例第 6 条の規定により交付を受けた受給資格証を破損し 又は亡失したことにより受給資格証の再交付を受けようとするときは 重度心身障害者等医療費受給資格証再交付申請書 ( 様式第 4) を市長に提出しなければならない ( 受給資格の確認 ) 第 6 条条例第 6

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

弘前市告示第   号

個人情報の取り扱いに関する規程

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

(4) 予算 決算について適正な会計処理が行われていること 2 前項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当するものは対象外とする (1) 市が事務局に参加している団体 (2) 営利を目的としている団体 (3) 宗教の教義を広め 儀式行事を行い 及び信者を教化育成することを主たる目的とする団体

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

処分に関する規則(案)

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

議案用 12P

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

日商協規程集

日付:平成22年6月15日

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

sannomaruriyou

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

( 無償貸与の期間等 ) 第 5 条防災ラジオの無償貸与の期間は, 無償貸与を開始した日から市長が貸与を必要と認めなくなるまでの期間とする ただし, 市長が, 防災ラジオの管理上特に支障があり, 又は公益上特に必要があると認めるときは, 当該期間内であっても, 市長は, 無償貸与を受けた者に対し,

イ受注者又は受注関係者との請負の契約により公契約に係る業務に 従事する者 ⑸ 社会的価値公契約に係る施策の実施にあたり 確保されるべき公正労働基準その他規則で定めるものをいう ( 基本方針 ) 第 3 条市は 次に掲げる事項を公契約の実施に係る基本方針とする ⑴ 公契約における法令遵守の徹底を図り

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

その額に老人扶養親族 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき ) 60,000 円を加算した額 ) (3) 条例第 3 条第 2 項第 4 号に規定する心身障害者に 扶養親族等がないときは 3,604,000

Transcription:

三田市障害を理由とする差別をなくしすべての人が共に生きるまち条例平成 30 年 3 月 23 日条例第 8 号全ての人は かけがえのない個人として尊重されるものであり 一人ひとりが 互いに尊重し 支え合い 生きがいを持って 安心した生活を送ることができる社会を実現すること それは私たち市民共通の願いであります しかしながら 障害者は 教育 医療 住居 移動 就労 生活環境 防災等 社会生活における様々な面で 障害に対する誤解や偏見により不利益な取扱いを受けたり 配慮が不足したりすることにより 地域での安心した生活が妨げられている状況があります 加えて 障害者に対する性別 年齢 民族等を理由とする複合的な差別も多く存在し 地域におけるあたりまえの生活を妨げています このような状況を踏まえ 私たちは 幼少期から全ての人が障害の有無によって分け隔てられることなく 共に地域社会で生きるという意識を育み 障害を理由とする差別の解消を推進しなくてはなりません ここに 市民 事業者及び行政が共に知恵と力を出し合い 障害を理由とする差別の解消に取り組むことを宣言し 障害のある人もない人も自分らしく 自立と社会参加ができる共生のまち三田市を実現するため この条例を制定します ( 目的 ) 第 1 条この条例は 本市における障害を理由とする差別の解消に関し 基本理念を定め 市 事業者及び市民等の責務を明らかにするとともに 障害を理由とする差別の解消を推進するための基本的な事項を定めることにより 障害を理由とする差別解消の取組みを推進し 相互に尊重し合う共生社会の実現に寄与することを目的とします ( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによります (1) 障害者身体障害 知的障害 精神障害 ( 発達障害を含みます ) その他の心身の機能の障害 ( 以下 障害 といいます ) がある者であって 障害及び社会的障壁により継続的又は断続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいいます (2) 社会的障壁障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物 制度 慣行 観念その他一切のものをいいます 1/6

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない者にはつけない条件をつけることその他の不利益な取扱いをいいます (5) 合理的配慮の提供障害者が現に日常生活又は社会生活において 社会的障壁の除去を必要とすることが認識される場合において 当該障害者が障害者でない者と同等の権利を行使するため その実施が相当と認められる範囲を超えた過重な負担を課すこととなるものを除き 当該障害者の意向を尊重しながら その性別 年齢及び障害の状態に応じて 必要かつ適切な変更 調整等を行うことをいいます (6) 行政機関等障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律 ( 平成 25 年法律第 65 号 以下 法 といいます ) 第 2 条第 3 号に規定する行政機関等をいいます (7) 事業者市内において商業その他の事業を行う者 ( 行政機関等を除きます ) をいいます (8) 市民等市内に居住し 通勤し若しくは通学する者又は市内で活動する自治組織若しくはボランティア組織等の任意団体をいいます ( 基本理念 ) 第 3 条障害を理由とする差別の解消の推進は 次に掲げる基本理念 ( 以下 基本理念 といいます ) の下行われなければなりません (1) 全ての障害者が 障害者でない者と等しく 基本的人権を享有する個人としてその尊厳が重んぜられ その尊厳にふさわしい生活を保障される権利を有すること (2) 何人も 障害を理由とする不当な差別的取扱いにより 障害者の権利利益を侵害してはならないこと (3) 社会的障壁の除去のためには 合理的配慮の提供が促進される必要があること (4) 全ての障害者は 言語その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに 情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会が拡大される必要があること (5) 障害を理由とする差別は 障害者に関する理解の不足又は偏見から生じ得ることから 全ての人が障害及び障害者に関する理解を深める必要があること ( 差別の禁止 ) 2/6

第 4 条何人も 障害者に対し 障害を理由とする差別をしてはなりません ( 市の責務 ) 第 5 条市は 基本理念にのっとり 障害を理由とする差別を解消するために 次に掲げる施策を推進しなくてはなりません (1) 合理的配慮の提供のあり方について積極的に調査及び研究を行い 事業者及び市民等に対して普及を図るとともに 率先して合理的配慮の提供を行うこと (2) 障害を理由とする差別の解消に関する相談を受け 必要な支援を行うこと (3) 事業者及び市民等が障害及び障害者に対する理解を深めるための周知及び啓発に関する取組みを行うこと (4) 障害者同士又は障害者と障害者でない者が交流するための機会提供に関し 支援を行うこと (5) 全ての職員が障害及び障害者に対する理解を深め 障害者に対する支援を適切に行うための研修等を実施すること 2 市は 前項の施策を推進するため 予算の範囲内において 必要な財政上の措置を講じます 3 市長は 施策に対する評価を行い 施策の実施方法の改善や見直しに反映するものとします 4 市長は 市が受けた相談及び第 10 条の三田市障害者差別紛争調整委員会が取り扱った事案等について 障害を理由とする差別を解消する目的のために 法第 17 条に規定する障害者差別解消支援地域協議会へ情報提供をします ( 事業者及び市民等の責務 ) 第 6 条事業者及び市民等は 基本理念にのっとり 障害及び障害者に対する知識及び理解を深めるとともに 市が実施する障害を理由とする差別を解消するための施策に協力するよう努めなければなりません ( 幼少期からの理解促進 ) 第 7 条家庭 地域社会及び学校等が主体的に 幼少期からの子どもたちに対し 体験型の学習及び障害者との交流の機会を提供すること等により 障害及び障害者に対する理解促進に努めることとします 2 市は 家庭 地域社会及び学校等が行う理解促進の取組みに対して 必要な支援を行います ( 相談 ) 3/6

第 8 条障害者である市民 当該障害者の家族若しくは支援者又は事業者 ( 以下 相談者 といいます ) は 市に対し 障害を理由とする差別に該当すると思われる事案 ( 以下 差別事案 という ) に関する相談をすることができます 2 市は 差別事案に関する相談があったときは 相談者又は当該相談内容に関わる者に対し 必要に応じて次に掲げる対応をするものとします (1) 相談を受けた事案に係る事実の確認及び調査を行うこと (2) 必要な情報の提供を行うこと (3) 関係者間の調整を行うこと (4) 関係行政機関への連絡調整を行うこと ( あっせんの申立て ) 第 9 条障害者である市民 当該障害者の家族又は支援者は 市長に対し 差別事案 ( 行政機関等又は事業者が市内で行う事業に限ります ) を解決するために必要なあっせんの申立て ( 以下 あっせんの申立て といいます ) をすることができます 2 前項の規定にかかわらず あっせんの申立てをすることが当該あっせんの申立てに係る障害者の意に反することが認められるときは 当該障害者の家族又は支援者は あっせんの申立てをすることができません 3 あっせんの申立ては 次の各号に該当するときは することができません (1) 障害者の雇用の促進等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 123 号 ) に基づく紛争の解決の手続をすることができるもの (2) 行政不服審査法 ( 平成 26 年法律第 68 号 ) その他の法令に基づく不服申立ての手続をすることができるもの 4 あっせんの申立ては 前条第 2 項に規定する相談に対する対応を経た後でなければ することができません ただし あっせんの申立てをすることについて緊急の必要性があると市長が認める場合は この限りではありません ( あっせん ) 第 10 条市長は あっせんの申立てがあったときは 三田市附属機関の設置に関する条例 ( 平成 21 年三田市条例第 2 号 ) 第 2 条に規定する三田市障害者差別紛争調整委員会 ( 以下 調整委員会 といいます ) にあっせんを行うよう求めるものとします 2 調整委員会は 前項の規定による求めがあったときは 次に掲げる場合を除き あっせんの手続を開始するものとします (1) あっせんの必要がないと認めるとき 4/6

(2) 当該差別事案がその性質上あっせんをするのに適当でないと認めるとき 3 調整委員会は あっせんのために必要があると認めるときは 当該差別事案の関係者に調整委員会への出席を求め 意見若しくは説明を聴き 又は資料の提出を求めることができます 4 調整委員会は あっせんの手続の開始後においても 第 2 項各号のいずれかに該当することが明らかになったときは 当該手続を中止することができます 5 調整委員会は 第 1 項の規定による求めによりあっせんを行ったとき又は第 2 項各号のいずれかに該当するとしてあっせんを行わない若しくはあっせんの手続を中止したときは 市長に対して その旨を報告するものとします ( 勧告及び公表の措置 ) 第 11 条調整委員会は 障害を理由とする差別を行ったとされる者が あっせん案を受諾せず 又はこれを受諾したにもかかわらずあっせんに従わないときは その旨を市長へ報告するものとします 2 市長は 前項の規定による報告があった場合であって 必要があると認めるときは 障害を理由とする差別を行った者に対して 障害を理由とする差別を解消するために必要な対応をするように勧告することができます 3 市長は 前項の規定による勧告をしようとするときは あらかじめ 当該勧告の相手方に対してその旨を通知し かつ その者に対して意見を述べる機会を与えなければなりません 4 市長は 第 2 項の規定による勧告を受けた者が 正当な理由なく当該勧告に従わなかった場合は その旨を公表することができます 5 市長は 前項の規定による公表をしようとするときは 三田市行政手続条例 ( 平成 9 年三田市条例第 3 号 ) に基づき あらかじめ 当該公表の相手方に対してその旨を通知し かつ その者に対して意見を述べる機会を与えなければなりません ( 委任 ) 第 12 条この条例に定めるもののほか この条例の施行に関し必要な事項は 規則で定めます 付則抄 ( 施行期日 ) 1 この条例は 平成 30 年 7 月 1 日から施行する ( 特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 ) 5/6

2 特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例 ( 昭和 37 年三田市条例第 5 号 ) の一部を次のように改正する 次のよう 略 ( 三田市附属機関の設置に関する条例の一部改正 ) 3 三田市附属機関の設置に関する条例 ( 平成 21 年三田市条例第 2 号 ) の一部を次のように改正する 次のよう 略 4 三田市附属機関の設置に関する条例の一部を次のように改正する 次のよう 略 6/6