2009年度 連結業績概要

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2008年度 第1四半期連結業績概要

2010年度 連結業績概要

連結業績 (LC*) 売上高および営業収入 +6% 82,957 88, % 営業利益 ** 718 3, % +264% 税引前利益 1,020 4,663 持分法による投資利益 ( 純額 ) 787 1,008 当期純利益 1,263 3, %

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FY00 ソニー連結業績概要

2012年度 連結業績概要

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

2014年度 連結業績概要

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

2017年度 連結業績概要

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2015年度連結業績概要

業績ハイライト & トピックス 05.3Q 業績ハイライト 連結売上高は 10% 増収 営業利益 当期純利益はそれぞれ同 47% 同 18% 増加 年末商戦におけるエレクトロニクス ゲームビジネスの好調と 金融分野の拡大により 売上高と当期純利益は四半期ベースで過去最高を記録 2005 年度業績見通

2007年度 ソニー・エリクソン決算発表文 第2四半期

2017年度 第2四半期連結業績概要

2016年度連結業績概要

2017年度 第1四半期連結業績概要

決算サマリー 2019 年 3 月期第 1 四半期業績概要 売上高 596 億円 ( 前四半期比横ばい ) 営業利益 60 億円 ( 同 34% 増 ) 自動車向けの需要が コンデンサ中心に堅調 2019 年 3 月期業績予想 上期の業績予想を上方修正 自動車 産業機器の電子化やスマートフォンの高機

決算概要

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

<4D F736F F F696E74202D E328C8E8AFA2091E6338E6C94BC8AFA8C888E5A90E096BE89EF>

2017年度 決算説明会資料

決算概要

2017年度第1四半期決算説明会

2019年3月期第2四半期決算説明資料

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

2018年度第2四半期 決算概要

プレゼン

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

決算発表資料

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2018 年度 第 2 四半期決算説明会資料 2018 年 11 月 6 日 当資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは 発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣の判断による将来の業績に関する見通しであり 当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません 実際の業績は 経済動向

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第 1 四半期の売上収益は 1,677 億円となり 前年からプラス 6.5% 102 億円の増収となりました 売上収益における為替の影響は 前年 で約マイナス 9 億円でしたので ほぼ影響はありませんでした 事業セグメント利益は 175 億円となり 前年から 26 億円の減益となりました 在庫未実現

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平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

2017年3月期第1四半期 決算説明会

2017年度 第2四半期 決算概要

本日の説明内容 総括 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期通期見通し 主要施策の進捗 1

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平成21年3月期 決算補足説明資料

連結損益計算書(四半期)

Q8: 為替変動が売上収益に与えたインパクトはどの程度か? A: 為替変動により 当第 4 四半期における売上収益は前年同期比で 49 億円増加しました また 通期では 為替変動により 売上収益は前年同期比で 565 億円増加しました HR テクノロジー事業 Q9:( 通期 ) 売上収益が米ドルベー

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2015年3月期 決算説明会

2014年3月期決算説明会

目次 212 年の実績 P3~5 213 年の見通し P6~9 事業別詳細 (212 年 4Q 年間実績 /213 年最新見通し ) 財務状況参考資料 P1~15 P16~18 P19~24 2

2017 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 29 年 12 月期第 2 四半期決算 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2017 年 8 月 7 日 目次 2017 年 12 月期 ( 平成 29 年 12 月期 ) 第 2 四半期決算

2016年1月期 第1四半期 決算概要

通期 連結の売上高 営業利益 経常利益としては 過去最高 のれん及び固定資産に係る減損損失を特別損失として 517 億円計上 当期純利益が 3 月 30 日付での予想数値より増加したのは 予想数値公表時の見込み額と比べ 最終決算数値により確定した減損損失額が 53 億円 減少したことによる 事業環境

連結財政状態計算書分析 資産 3,832 億円増 6 兆 2,638 億円 その他 +23 6,264 有形固定資産が減少したものの ビッグローブな どの連結子会社化に伴う資産の増加 au WALLET クレジットカード事業の拡大やau 携帯電話端末の 営業債権及びその他の債権 +16 割賦販売によ

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2018年度(2019年3月期)第3四半期決算説明資料


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2018年度 第3四半期累計 1-9月 実績 2017年 19月期 2018年 19月期 増減 () 9,302 9, % +4.1% 営業利益 % 0.0% % +9.7% 親会社の所有者に 帰属する四半期利

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2018 年 12 月期 決算補足資料 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 2019 年 2 月 14 日 JASDAQ コード : 6425 JASDAQ コード :6425

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2013年3月期 決算説明会

目次 2016 年度第 1 四半期トピックス 2016 年度第 1 四半期連結決算概要 2016 年度連結業績見通し 配当 2

2019 年 3 月期第 3 四半期連結業績概要 2019 年 3 月期通期見通しについて 常務執行役員山西哲司 2019 年 3 月期第 3 四半期決算説明会 TDK 株式会社 2019 広報グループ 2019/1/30 3

2018 年 12 月期第 3 四半期決算説明資料 2018 年 11 月 14 日 株式会社ツバキ ナカシマ ( 東証一部 6464) Copyright 2018 Tsubaki Nakashima Co, Ltd. All rights reserved.

平成 30 年 3 月期第 1 四半期決算短信 IFRS ( 連結 ) 平成 29 年 7 月 28 日上場会社名株式会社デンソー上場取引所東 名コード番号 6902 URL 代表者 ( 役職名 ) 取締役社長 ( 氏名 ) 有馬浩二問合せ先責任者

目次 トピックス 217 年度第 1 四半期連結決算概要 217 年度連結業績見通し 配当 2

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

キヤノン株式会社 2017 年第 3 四半期決算説明会 2017 年 10 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の

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2009 2010 3 31 1 ) Sony Corporation 1 318 3,000 2010 2009 3D 3D Sony Corporation 2

連結業績 前年度比前年度比 (LC*) 売上高および営業収入 77,300 72,140-6.7% -1% 営業利益 - 2,278 318 - - 税引前利益 - 1,750 269 - 当社株主に帰属する当期純利益 - 989-408 - 普通株式 1 株当たり当社株主に帰属する当期純利益 ( 希薄化後 ) - 98.59 円 - 40.66 円 - 営業利益 - 2,278 318 - - 控除 : 持分法による投資利益 - 251-302 - 戻し入れ : 構造改革費用 754 1,243 + 64.9% 戻し入れ : 液晶テレビ関連資産の減損 - 271 - 上記調整後営業利益 - 1,273 2,134 - ソニーの経営陣は営業利益に加え 持分法による投資利益 構造改革費用および液晶テレビ関連資産の減損による影響を除いた調整後営業利益を用いて業績を評価しています この開示は 米国会計原則に則っていませんが 投資家の皆様にソニーの営業概況の現状および見通しを理解いただくための有益な情報を提供することによって ソニーの営業利益に関する理解を深めていただくために表示しているものです 為替変動による業績への影響額 平均レート 売上高および営業収入 : 約 - 4,400 億円 1ドル 99.5 円 91.8 円 営業利益 約 - 1,090 億円 1ユーロ 142.0 円 129.7 円 その他通貨 7% 円高 * LCベース : 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース (Local Currency Basis) 3 セグメント情報 前年度比前年度比 (LC*) 為替影響額 ** CPD 売上高 40,315 32,277-19.9 % -14% - 2,360 億円 営業利益 - 1,151-465 + 686 億円 + 1,370 億円 - 690 NPS 売上高 17,556 15,758-10.2 % -5% - 880 営業利益 - 874-831 + 44 億円 + 310 億円 - 270 B2B& ディスク製造 売上高 5,600 5,042-10.0 % -2% - 450 営業利益 65-72 - 137 億円 + 50 億円 - 180 映画売上高 7,175 7,052-1.7 % + 7 % 営業利益 299 428 + 129 億円 音楽売上高 3,871 5,226 + 35.0 % 営業利益 278 365 + 87 億円 金融金融ビジネス収入 5,382 8,514 + 58.2 % 営業利益 - 312 1,625 + 1,936 億円 ソニー エリクソン *** 持分法投資利益 - 303-345 - 43 億円 その他 **** 売上高 3,184 2,619-17.8 % 営業利益 -42-48 -6 億円 * LC ベース : 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース (Local Currency Basis) 映画については米ドルベース ** 米ドル ユーロに対する平均円レートは はそれぞれ 99.5 円 142.0 円 はそれぞれ 91.8 円 129.7 円 *** ソニー エリクソンはエリクソン社との間で ソニーが 50% の株式を保有する持分法適用会社です **** その他分野には ソニーイーエムシーエス ( 株 ) が製造委託されている一部の事業 ソネットエンタテインメント ( 株 ) 広告代理店事業などが含まれます 4

トランスフォーメーション ターゲット 費用削減 3,300 億円削減 * 3,300 億円以上削減 調達コスト削減 20% 削減 * ほぼ達成 製造事業所の統廃合 57 拠点 10% 減少 (2008 年 12 月時点 ) (2009 年度末まで ) 予定以上に進捗 46 拠点 43 拠点 (2009 年度末時点 ) (2010 年 9 月末まで ) * 前年度比 5 FY10 連結業績見通し FY10 見通し前年度比 売上高および営業収入 72,140 76,000 + 5% 営業利益 318 1,600 + 404% 税引前利益 269 1,400 + 420% 当社株主に帰属する当期純利益 - 408 500 - 営業利益 318 1,600 + 404% 控除 : 持分法による投資利益 - 302 100 - 戻し入れ : 構造改革費用 1,243 800-36% 戻し入れ : 液晶テレビ関連資産の減損 271 - - 上記調整後営業利益 2,134 2,300 + 8% 設備投資額 1,927 2,200 + 14% 減価償却費 * 3,710 3,400-8% 研究開発費 4,320 4,500 +4% 為替レート 実績レート FY10 前提レート 1 ドル 91.8 円 90 円前後 1 ユーロ 129.7 円 125 円前後 * 減価償却費は 無形固定資産と繰延保険契約費の償却費を含む 6

FY10 連結業績見通し FY10 見通し前年度比 売上高および営業収入 72,140 76,000 + 5% 営業利益 318 1,600 + 404% 税引前利益 269 1,400 + 420% 当社株主に帰属する当期純利益 - 408 500 - 営業利益 318 1,600 + 404% 控除 : 持分法による投資利益 - 302 100 - 戻し入れ : 構造改革費用 1,243 800-36% 戻し入れ : 液晶テレビ関連資産の減損 271 - - 上記調整後営業利益 2,134 2,300 + 8% CPD 為替の悪影響はあるものの テレビ事業における販売台数の大幅な増加 および継続的な事業構造の改革を通じたコスト削減による損益改善などにより 分野全体で大幅な増収を見込んでおり 損益についてはの損失に対し FY10は利益の計上を見込んでいます NPS PC VAIO ネットワークサービスおよび電子書籍端末 リーダー などの売上の増加により増収を見込んでいます 営業損益についても ゲーム事業およびPCなどの損益改善により 分野全体でも大幅な損失縮小を見込んでいます B2B& ディスク製造主にB2B 事業の売上増加により若干の増収を見込んでいるものの 為替の悪影響などにより 営業損失は前年度比ほぼ横ばいを見込んでいます 映画 SPEの米国外のチャンネル事業でテレビ広告収入や視聴料収入の増加を見込んでいるものの 全世界における劇場興行収入および映像ソフト収入の減少を見込むことなどにより減収を見込んでいます また に資産売却益を計上したこと および上述の減収 要因により減益を見込んでいます 音楽パッケージメディアの音楽市場が引き続き縮小すると見込まれることに加え にはマイケル ジャクソンのカタログ作品の貢献があったことなどにより FY10 は減収 若干の減益を見込んでいます 金融 は ソニー生命において日本の株式相場の上昇による増益効果が約 300 億円あったこと また同じく相場の上昇を背景にポートフォリオの入れ替えを活発に行なったことから 大幅な損益改善を達成しました 一方 FY10 については 従来と同様に相場変動の影響を織り込んでいないこと ソニー生命の一般勘定の運用益の減少のほか 事業費や支払保険金などの増加が見込まれることから 減収減益を見込んでいます 7 コンスーマープロダクツ & デバイス 売上高および営業利益 業績 40,315 32,277 売上高 : 19.9% 減少 ( 外部顧客向け売上 :18.8% 減少 ) 減収 : 為替の影響液晶テレビ BRAVIA ビデオカメラ ハンディカム コンパクトデジタルカメラ サイバーショット - 1,151-465 前年度比 (LC) 売上高 - 19.9% - 14% 営業利益 - - 営業利益 : 前年度比 686 億円改善 465 億円の損失を計上 (+) 要因 : 売上原価率の改善 販売費 一般管理費の減少 (-) 要因 : 減収による売上総利益の減少 為替の影響 構造改革費用の増加製品別 ( 構造改革費用を除くベース ): 増益 : 液晶テレビ コンパクトデジタルカメラ イメージセンサー 減益 : ゲーム向けシステムLSI セグメント間取引を含む / LC: 現地通貨試算ベースの伸び率 8

コンスーマープロダクツ & デバイス : 営業利益増減要因 持分法による投資損益の悪化 在庫未実現 販売費 一般管理費の減少 -65-163 固定資産の減損 除売却損 ( 純額 ) の増加 * + 1,304-222 構造改革費用の増加 - 227 為替 原価率の改善 - 682 減収による売上総利益の減少 + 1,786-1,045-465 - 1,151 * 液晶テレビ関連資産の減損 271 億円を含む 9 ネットワークプロダクツ & サービス 売上高および営業利益 業績 17,556 15,758 売上高 : 10.2% 減少 ゲーム事業 PC VAIO などの減収による ゲーム :PS3のソフトウェアの売上数量が増加したものの 為替の悪影響に加え PSPのハードウェア PS2のソフトウェアの売上数量が減少したことなどにより減収 - 874-831 営業利益 : 前年度比 44 億円改善 831 億円の損失を計上 ゲーム事業の損益が悪化したものの デジタルミュージックプレーヤー ウォークマン などの損益改善により 損失が縮小 前年度比 (LC) ゲーム : PS3ハードウェアのコスト改善 PS3ソフトウェアの売上数量の増加があったものの PS2ソフトウェア PSPハードウェアの売上数量が減少したことなどにより損益悪化 売上高 - 10.2% - 5% 営業利益 - - セグメント間取引を含む / LC: 現地通貨試算ベースの伸び率 10

B2B& ディスク製造 売上高および営業利益 業績 5,600 5,042 売上高 : 10.0% 減少 ( 外部顧客向け売上 :13.0% 減少 ) 為替の悪影響に加え 放送 業務用機器の売上が先進諸国における事業環境の悪化により減少したこと およびディスク製造事業において単価下落の影響を受けたことなどにより減収 営業利益 : 72 億円の損失を計上 65 (1.2%) -72 上述の要因により 放送 業務用機器およびディスク製造事業の損益が悪化したことによる 前年度比 (LC) 売上高 - 10.0% - 2% 営業利益 - - セグメント間取引を含む / LC: 現地通貨試算ベースの伸び率 / 営業利益下の (%) は営業利益率 11 CPD NPS B2B& ディスク製造 : セグメント合計棚卸資産 ( 地域別 ) ( 億円 日 ) 78 65 60 7,443 7,450 7,790 38 45 その他 欧州 5,607 5,700 北米 日本.4Q.1Q 2Q 3Q 4Q 5,700 億円 ( 前年度末比 1,743 億円の減少 2009 年 12 月末比では 93 億円の増加 ) 棒グラフ : 棚卸資産 ( 億円単位 ) 折れ線グラフ : 棚卸資産回転日数 ( 四半期期首期末平均棚卸資産 四半期期中平均日次売上 ) 12

映画 売上高および営業利益 業績 売上高 : 1.7% 減少 米ドルベース * で 7% 増加 主に 米ドルに対する円高による 7,175 7,052 299 (4.2%) 428 (6.1%) 米ドルベースでは 2012 天使と悪魔 および マイケル ジャクソン THIS IS IT などの当年度に公開された映画作品の劇場興行収入および映像ソフト収入が全世界で好調だったことなどにより増収 前年度に公開された映画作品の映像ソフト収入は減少 テレビ番組の収入も SPE の保有する米国外のテレビネットワークにおける広告収入が増加したことにより増収 前年度比 (US$*) 売上高 -1.7% + 7% 営業利益 + 43.1% - 営業利益 : 43.1% 増加 上述の映像ソフト収入の減少 および繰延映画製作費の一部の一括償却があったものの 主に SPEが保有していた中南米のプレミアム有料テレビ事業および米国のケーブルネットワーク会社の持分の一部 ならびに中欧のプレミアム有料テレビ事業の全持分を売却し 合計 303 億円の売却益を計上したことにより増益 セグメント間取引を含む / * SPE の米ドルベースの伸び率 / 営業利益下の (%) は営業利益率 13 音楽 売上高および営業利益 業績 3,871 278 (7.2%) 5,226 365 (7.0%) 売上高 : 35.0% 増加 LCベース * で42% 増加 主に 前年度は2008 年 10 月 1 日以降 SMEがソニーの100% 子会社として連結されたことに対し 当年度は1 年間連結されていたことにより増収 前年度に1 年間 SMEを100% 連結していたと仮定すると 5% の減収 当年度に発売されたいくつかの作品やマイケル ジャクソンのカタログ作品の売上は好調だったものの 米ドルに対する円高の影響およびパッケージメディアの音楽市場の縮小が継続していることにより減収 売上に貢献した作品 : マイケル ジャクソンのカタログ作品 スーザン ボイルの I Dreamed A Dream/ 夢やぶれて 映画 マイケル ジャクソン THIS IS IT のサウンドトラック アリシア キーズの エレメント オブ フリーダム および米国のテレビ番組で使用された楽曲を集めた Glee the Music Vol.1 & 2 など 日本では マイケル ジャクソンのカタログ作品のほか いきものがかりの ハジマリノウタ など 前年度比 (LC) 売上高 + 35.0% + 42% 営業利益 + 31.1% - 営業利益 : 31.1% 1% 増加 前年度に1 年間 SMEを100% 連結していたと仮定すると 72% の増加 主に SMEおよびSMEJにおいて ヒット作品やマイケル ジャクソンのカタログ作品の貢献があったこと および構造改革費用が前年度に比べ減少したことなどにより増益 * 米国子会社の米ドルベースの売上を前年度の為替レートで円換算した場合 / セグメント間取引を含む / 営業利益下の (%) は営業利益率 14

金融 金融ビジネス収入および営業利益 業績 5,382 8,514 1,625 (19.1%) 金融ビジネス収入 : 主にソニー生命の増収により 58.2% 増加 ソニー生命の収入 :72.0% 増加の 7,404 億円 前年度は世界的な金融危機の影響により日本の株式相場が大幅に下落したのに対し 当年度は大幅に上昇したことから 特別勘定における運用損益の改善 一般勘定における新株予約権付社債の評価損益の改善 ならびに一般勘定における株式の減損の大幅な減少があったことなどによる 保険料収入は 保有契約高の堅調な推移により増加 - 312 前年度比 営業利益 : 主にソニー生命の営業損益の改善により 1,625 億円の利益計上 ソニー生命 : 前年度の 298 億円の損失に対し 1,666 億円の利益計上 上述の日本の株式相場の大幅な上昇にともない 新株予約権付社債の評価損益の改善 変額保険にかかる責任準備金繰入額の減少 ならびに株式の減損の大幅な減少があったことなどによる 金融ビジネス収入 + 58.2% 営業利益 - ソニー生命の業績 前年度比 金融ビジネス収入 4,305 7,404 +72.0% セグメント間取引を含む / 営業利益下の (%) は営業利益率 15 営業利益 - 298 1,666-09 年 4 月 10 年 3 月期ソニー エリクソン モバイルコミュニケーションズ ( 持分法適用会社 ) 売上高および税引前利益 ( 百万ユーロ ) 09 年 4 月 10 年 3 月期業績 売上高 : 37.2% の減少 10,278 主に全地域において厳しい市場環境が続き 販売台数が大幅に減少したことが影響 販売台数は前年度比 40% 減少の 5,300 万台 6,457 税引前利益 : 6 億 5,400 万ユーロの損失を計上 大幅な減収があったものの 研究開発費 ならびに販売費および一般管理費が減少したことにより 前年に比べて若干の損益悪化 - 633-654 ソニーへの影響額 : 持分法による投資損失 345 億円を計上 08 年 4 月 -09 年 3 月期 09 年 4 月期 -10 年 3 月期 前年比 売上高 - 37.2% 税引前利益 - ソニー持分への影響額 08/04 09/03 09/04 10/03 前年比当期純利益 ( 百万ユーロ ) -489-522 - ソニー持分への影響額 -303-345 - 16

FY10 設備投資額 減価償却費および償却費 研究開発費見通し 設備投資額 減価償却費 * 研究開発費 4,141 3,357 3,321 4,000 4,280 4,054 3,710 (- 8%) 3,400 (- 8%) 5,439 5,206 4,973 4,500 4,320 (+ 4%) (- 13%) 2,200 1,927 (+ 14%) (- 42%) 17 FY06 FY07 FY10 見通し * 減価償却費は 無形固定資産と繰延保険契約費の償却費を含む 増減率は全て前年度実績との比較 FY06 FY07 FY10 見通し FY10 減価償却費見通しのうち 有形固定資産分は 2,300 億円 ( は 2,602 億円 ) FY06 FY07 FY10 見通し.4Q 連結業績.4Q.4Q 前年同期比前年同期比 (LC*) 売上高および営業収入 15,241 17,151 + 12.5% + 12% 営業利益 - 2,943-560 - - 税引前利益 - 3,116-470 - 当社株主に帰属する四半期純利益 - 1,651-566 - 普通株式 1 株当たり当社株主に帰属する四半期純利益 ( 希薄化後 ) - 164.56 円 - 56.37 円 - 営業利益 - 2,943-560 - - 控除 : 持分法による投資利益 - 177 31 - 戻し入れ : 構造改革費用 619 441-28.7% 戻し入れ : 液晶テレビ関連資産の減損 - 271 - 上記調整後営業利益 - 2,147 121 - ソニーの経営陣は営業利益に加え 持分法による投資利益 構造改革費用および液晶テレビ関連資産の減損による影響を除いた調整後営業利益を用いて業績を評価しています この開示は 米国会計原則に則っていませんが 投資家の皆様にソニーの営業概況の現状および見通しを理解いただくための有益な情報を提供することによって ソニーの営業利益に関する理解を深めていただくために表示しているものです 為替変動による業績への影響額 平均レート.4Q.4Q 売上高および営業収入 : 約 + 10 億円 1ドル 92.6 円 89.7 円 営業利益 約 + 230 億円 1ユーロ 120.3 円 124.1 円 その他通貨 10% 円安 * LCベース : 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース (Local Currency Basis) 18

.4Q セグメント情報.4Q.4Q 前年同期比前年同期比 (LC*) 為替影響額 ** CPD 売上高 6,209 6,847 + 10.3 % + 9 % + 100 億円 営業利益 - 2,051-1,008 + 1,043 億円 + 890 億円 + 150 NPS 売上高 3,011 3,702 + 22.9 % + 23 % + 10 営業利益 - 408-70 + 338 億円 + 290 億円 + 50 B2B& ディスク製造売上高 1,224 1,371 + 12.0 % + 12 % + 0 営業利益 - 214-16 + 198 億円 + 180 億円 + 20 映画売上高 1,867 1,956 + 4.8 % + 8 % 営業利益 142 333 + 190 億円 音楽売上高 1,209 1,258 + 4.1 % 営業利益 7-6 - 14 億円 金融金融ビジネス収入 1,514 2,161 + 42.8 % 営業利益 9 464 + 455 億円 ソニー エリクソン *** 持分法投資利益 - 178 11 + 189 億円 その他 **** 売上高 778 605-22.3 % 営業利益 - 96-61 + 35 億円 * LC ベース : 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース (Local Currency Basis) 映画については米ドルベース ** 米ドル ユーロに対する平均円レートは.4Q はそれぞれ 92.6 円 120.3 円.4Q はそれぞれ 89.7 円 124.1 円 *** ソニー エリクソンはエリクソン社との間で ソニーが 50% の株式を保有する持分法適用会社です **** その他分野には ソニーイーエムシーエス ( 株 ) が製造委託されている一部の事業 ソネットエンタテインメント ( 株 ) 広告代理店事業などが含まれます 19 主要コンスーマーエレクトロニクス製品およびゲーム製品売上台数 本数 ( 四半期 年度 ) ( 万台 万本 ) FY10 1Q 2Q 3Q 4Q FY 1Q 2Q 3Q 4Q FY FY 見通し コンスーマーエレクトロニクス製品 液晶テレビ 310 370 500 330 1,520 320 330 540 370 1,560 2,500 ビデオカメラ 180 150 170 120 620 140 130 150 110 530 530 コンパクトデジタルカメラ 610 570 640 380 2,200 500 520 650 430 2,100 2,300 PC 120 160 170 130 580 110 140 230 200 680 880 ゲーム ハードウェア PlayStation 3 160 240 450 160 1,010 110 320 650 220 1,300 1,500 PlayStation Portable 370 320 510 210 1,410 130 300 420 140 990 800 PlayStation 2 150 250 250 140 790 160 190 210 170 730 600 パッケージソフトウェア PlayStation 3 2,280 2,120 4,080 1,890 10,370 1,480 2,390 4,760 2,930 11,560 PlayStation Portable 1,180 1,180 1,550 1,120 5,030 830 1,300 1,500 810 4,440 全体で前年度並 PlayStation 2 1,930 2,320 2,970 1,130 8,350 850 1,140 1,120 460 3,570 20

主要コンスーマーエレクトロニクス製品およびゲーム製品売上台数 本数 ( 年度 ) ( 万台 万本 ) FY10 2 月時点実績見通し 公称数値 ( 台数 本数 ) 液晶テレビ 1,500 1,560 2,500 ビデオカメラ 530 530 530 コンパクトデジタルカメラ 2,100 2,100 2,300 ブルーレイディスクレコーダー 70 70 80 ブルーレイディスクプレーヤー 350 330 550 DVDプレーヤー 1,100 1,150 1,100 PC 680 680 880 デジタルミュージックプレーヤー 730 800 730 PlayStation 3 ハードウェア 1,300 1,300 1,500 PSP (PlayStation Portable) ハードウェア 1,000 990 800 PlayStation 2 ハードウェア 700 730 600 PlayStationパッケージソフトウェア ( 全体 ) 20,000 19,570 前年度並み 21 半導体 液晶売上高および設備投資額 FY06 FY07 FY10 2 月時点実績見通し 半導体 売上高 7,800 8,500 5,800 4,900 4,900 4,700 設備投資額 1,500 900 800 300 270 350 液晶 売上高 1,400 1,300 900 700 900 1,500 設備投資額 180 50 50 30 30 70 22

為替レート推移 米ドル 1Q 2Q 3Q 4Q FY 1Q 2Q 3Q 4Q FY 市場レート ( 単純平均 ) 104 107 95 93 100 96 93 95 90 92 ユーロ 市場レート ( 加重平均 )* 103 107 96 93 103 96 91 89 90 93 予約レート 104 102 115 93 104 95 95 92 89 93 市場レート ( 単純平均 ) 162 160 125 120 142 131 132 125 124 130 市場レート ( 加重平均 )* 162 159 126 120 145 131 132 132 124 130 予約レート 158 163 146 122 152 126 133 133 132 132 ( 円 ) * 各月のネット輸出金額にもとづき市場レートを加重平均したもの 23 このスライドに記載されている ソニーの現在の計画 見通し 戦略 確信などのうち 歴史的事実でないものは 将来の業績に関する見通しです 将来の業績に関する見通しは 将来の営業活動や業績 出来事 状況に関する説明における 確信 期待 計画 戦略 見込み 想定 予測 予想 目的 意図 可能性 やその類義語を用いたものには限定されません 口頭または書面による見通し情報は 広く一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります これらの情報は 現在入手可能な情報から得られたソニーの経営者の仮定および判断にもとづいています 実際の業績は 多くの重要なリスクや不確実な要素により これら業績見通しと大きく異なる結果となりうるため これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願いします また 新たな情報 将来の事象 その他の結果にかかわらず 常にソニーが将来の見通しを見直して改訂するとは限りません ソニーはそのような義務を負いません 実際の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素には 以下のようなものが含まれます (1) ソニーの事業領域を取り巻くグローバルな経済情勢 特に消費動向 (2) 為替レート 特にソニーが極めて大きな売上 生産コスト または資産 負債を有する米ドル ユーロまたはその他の通貨と円との為替レート (3) 継続的な新製品導入と急速な技術革新や 顕著な主観的で変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい競争の中で 充分なコスト削減を達成しつつ顧客に受け入れられる製品やサービス ( ゲーム事業のプラットフォームを含む ) をソニーが設計 開発し続けていく能力 (4) 技術開発や生産能力増強のために行う多額の投資を回収できる能力およびその時期 (5) ソニーが事業構造の改革 移行を成功させられること (6) ソニーがハードウェア ソフトウェアおよびコンテンツの融合戦略を成功させられること インターネットやその他の技術開発を考慮に入れた販売戦略を立案し遂行できること (7) ソニーが継続的に 研究開発に十分な資源を投入し 設備投資については正しく投資の優先順位をつけて行うことができること (8) ソニーが製品品質を維持できること (9) 現状の国際資本市場において 事業構造の改革および設備投資のために 充分な資金を調達する能力 (10) ソニーと他社との合弁 協業 提携の成否 (11) 係争中の法的手続きまたは行政手続きの結果 (12) 生命保険など金融商品における顧客需要の変化 および金融分野における適切なアセット ライアビリティー マネージメント遂行の成否 および (13)( 市場の変動またはボラティリティを含む ) 日本の株式市場における好ましくない状況や動向が金融分野の収入および営業利益に与える悪影響などです ただし 業績に不利な影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません Sony Corporation 24