2 普通会計決算で見る市財政の特徴 2-1 歳入 歳入構成の特徴市税, 歳総額分 ~ 市税は, 歳入総額のほぼ3 分の1~ ~ 他都市に比べて地方交付税に大きく依存 ~ 歳入内訳 ( 平成 2 年度決算 ) 府支出金 2 億円 市税地方交付税国庫支出金市債その他総額 2,664 億円 663 億円 917 億円 816 億円 2,99 億円 7,359 億円 市民一人当たり歳入内訳 ( 平成 2 年度決算 ) 府支出金 14, 円 市税 182, 円 地方交付税 45, 円 国庫支出金 62, 円 市債 56, 円 その他 142, 円 総額 51, 円 政令指定都市の自主財源比率 ( 平成 2 年度決算 ) 1 市債その他歳入その他自主財源市税 斜体の数字は, 自主財源比率 8 68.2 69.8 67.8 68.3 7. 65.7 63.6 63.1 6.4 61. 1 16.9 59.6 6 16.1 13.1 19.5 17.5 58. 56.4 57.1 57.1 54.6 19. 19.1 51.8 13. 22.6 11.8 24.2 1.2 21.9 19.9 18.1 15.2 24.5 4 64.9 24.9 2 36.2 44.6 44. 36.5 52.1 54.7 5.3 5.8 36.6 53.1 45.3 48. 43.1 44.44 37.7 39. 33.5 4. 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 自主財源比率は他都市の平均を下回っており, 財政基盤がぜい弱である 自主財源 市税, 使用料手数料など, 自主的に収入し得る財源依存財源 地方交付税, 国庫支出金など, 国等に依存した財源
市 税 市民一人当たり市税収入 ( 平成 2 年度決算 ) 市 市民税 86,147 固定資産税 68,382 その他 27,32 市税合計 181,561 円 差額 12,523 円 他政令指定 市民税 固定資産税 その他 市税合計 都市平均 91,77 74,424424 27,89 194,84 円 25, 5, 75, 1, 125, 15, 175, 2, 225, 円 市の市民一人当たり市税収入は市民, 他の指定都市の平均に比べ,12,5 円も少ない 市の人口は約 147 万人なので, 市税収入総額では, 約 18 億円もの減収となります 固定資産税が少ない要因 広大 (828k m2 うち旧京北町 218k m2 ) な市域面積も山林が多く, 宅地は少ない 課税対象面積が小さい 地目別土地面積比較 市 他の指定都市平均 非課税 498km2 (6.1) 総面積 828k m2 宅地田畑 8km2 24km2 (9.7) (2.9) 宅地 11k m2 (16.9) 課税対象 33km2山林 (39.9) 9) 193k m2 (23.3) 非課税 3km2 (5.1) 課税対象 299km2総面積 (49.9) 599km2 田畑 61k m2 (1.1) その他 33k m2 (4.) その他 39k m2 (6.5) 山林 98km2 (16.4) [ 資料 : 平成 19 年大都市比較統計年表 ]
政令指定都市の市民一人当たりの市税収入 ( 平成 2 年度 ) 3, 円 個人市民税法人市民税固定資産税その他市税 25, 2, 15, 1, 5, 229,699 211,311 32,453 194,84 199,773 144 28,48 181,561 184,471 188,144 25,653 183,187 27,89 175,492 25,388 168,366 23,636 27,32 25,19 25,453 148,62 149,482 2,252 84,132 78,92 24,675 72,37 21,366 74,424 64,283 69,657 68,382 65,78 76,719 66,293 57,2 26,224224 29,26 25,519 15,837 2,12 61,448 17,729 37,657 2,856 22,441 19,318 19,971 16,23 75,696 83,89 84,84 7,658 75,457 56,941 65,546 58,74 61,96 61,85 5,98 5,465 252,927 4,238 181,282 182,252 189,638 17,5 27,764 26,659 26,33 11,687 158,43 29,114 23,786 73,44 72,724 69,72 64,525 73,952 58,2 2,31 24,533 29,929 15,695 18,669 61,868 52,82 54,397 61,696 58,91 48,315 札幌 仙台 さいたま 千葉 川崎 横浜 新潟 市の市民一人当たり市税収入は, 指定都市の中で低い方から 7 番目となっています 一番多い大阪市とは, 市民一人当たりで約 71, 円もの差があります 静岡 浜松 名古屋 大阪 堺 神戸 広島 北九州 福岡 3, 百万円 市における市税の推移 個人市民税法人市民税固定資産税その他市税 注 : 斜体は市税合計を示す 25, 2, 259,66 45,852 251,653 252,61 44,448 43,272 239,86 42,478 234,163 4,994 229,824 4,841 242,59 4,493 249,737 39,595 26,938 39,576 266,47 39,664 15, 11,192 16,114 16,23 15,831 11,76 11,58 12,486 98,119 99,15 1,338 1, 27,186 29,111 32,716 22,96 26,134 24,139 32,185 38,625 4,88 42,855 5, 76,376 71,98 7,41 68,681 65,329 63,264 66,895 73,398 82,259 83,55 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 税源移譲の平年度化などの税制改正の影響に加え, 厳しい経済状況の中でも業績が堅調に推移する企業があったことなどにより2 年度は増収となりましたが,21 年度については, 急激な景気悪化の影響を本格的に受けるため, 大幅な減収を見込まざるを得ません
市税の徴収率, 滞納繰越額の推移 98 97 96 95 94 93 92 91 9 89 88 95.1 91.9 94.8 94.7 92.8 93.5 本市滞納繰越額 ( 百万円 ) 本市徴収率 () 指定都市平均徴収率 () 95.5 95.9 94.8 94.44 94.5 94.3 94.6 93.9 94.1 94.2 94. 93.9 93.9 94.1 94.2 96.66 94.9 97.11 97.18 97.21 95.5 95.6 95.6 6 年度 7 年度 8 年度 9 年度 1 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 2, 19, 18, 17, 16, 15, 14, 13, 12, 11, 1, 9, 8, 7, 6, 5, 市の市税徴収率は, 平成 6 年度には指定都市最下位の水準にありましたが, 市民の皆様の納税へのご理解と滞納市税等特別対策本部による重点的な取組により, 年々向上し, 平成 14 年度以降, 指定都市 2 位となっています また, 滞納繰越額も大幅に減少してきました 地方交付税 7, 6, 13. 政令指定都市の市民一人当たりの地方交付税の収入額 ( 平成 2 年度決算 ) 円地方交付税歳入に占める地方交付税の割合 5, 45,128 4, 9. 53,15 57,386 14.1 8.2 53,829 11.2 8.3 6,51 11.9 15 1 3, 2, 4.7 2,461 24,514 6.2 3.8 6.6 23,15 29,424 38,739 27,858 5.9 5 1, 15,422 6,373.7.2.1.1 2,492 596 336 32 256.1 1.1 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市は, 市税収入が少ない分, 地方交付税に多くを依存しており, 市民一人当たりの地方交付税収入は, 他の指定都市平均の 2 倍以上となっています
政令指定都市の財政力指数 ( 平成 2 年度決算 ) 1.2 1.8.751.851 1.33 1.22 1.8 1..919.932.692.713.72.76 1.5.96.814.83.842.6.4.2 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 財政力指数は政令指定都市中 5 番目に低い 財源に余裕がない 財政力指数 = 基準財政収入額 基準財政需要額 市の地方交付税及び臨時財政対策債の推移 百万円 14, 臨時財政対策債 地方交付税 13,682 斜字体は, 地方交付税及び臨時財政対策債の合計 12, 1, 121,435 112,391 111,784 18,489 33,49 8,69 23,854 114,239 18,436 96,543 8, 16,292 82,695 8,63 14,782 13,846 6, 4, 19,25 114,798 14,322 12,946 97,273 87,93 95,83 8,251 67,913 66,217 2, 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 地方交付税収入は, 三位一体改革の影響等により, 近年, 大幅に減少しており, 地方交付税に多くを依存する市の財政運営は極めて深刻な状況となっています
需要額を加算するための補係数 地方交付税算定の仕組み 各地方公共団体の合理的かつ妥当な水準における財政需要として算定されるもの 平成 13 年度以降, その一部が臨時財政対策債 ( 赤字地方債 ) に振り替えられている 平成 19 年版地方財政白書ビジュアル版 普通交付税算定方法の見直し ( 例 ) 都市化の度合いに応じて基準財政需要額を加算するための補正係数 ( 態容補正係数 ) の見直し (18~) ( 割増しが多い ) 補( 態容補正係数 ) の正係数補正係数 イメージ図 大都市 ( 指定都市 ) への影響が大きい見直し ( 割増しが少ない ) 標準団体 都市化の度合 ( 人口 ) ( 割増しが多い ) ( 人口 1 万人 ) イメージ図補正小規模な自治体の基準財政需要額を加算するための補正係数 ( 段階補正係数 ) の見直し (14~16) ( 割増しが少ない ) 人口 標準団体 ( 人口 1 万人 ) 小規模な自治体の合併が促進
2-2 歳出 歳出構成の特徴 ( 目的別分析 ) ~ 社会福祉に最も多くの経費が使われています ~ 目的別歳出 ( 平成 2 年度決算 ) 社会福祉 2,225 億円 道路整備等 1,114 億円 市債 ( 借金 ) の返済 784 億円 教育 564 億円 その他 2,655 億円 総額 7,342 億円 市民一人当たり目的別歳出 ( 平成 2 年度決算 ) 社会福祉 152, 円 道路整備等 76, 円 市債 ( 借金 ) の返済 53, 円 教育 38, 円 その他 181, 円 総額 5, 円 その他 = 保健 清掃等, 産業振興, 消防, 総務管理など 政令指定都市の歳出の行政目的別比率 ( 平成 2 年度決算 ) 1 その他教育市債の返済道路整備等社会福祉 9 8 36.1 28.6 29.5 29.3 29.4 29.6 27.5 26.6 29.8 28.4 26.3 24.7 24.8 31.2 31.3 28.3 28.6 33.4 7 6 5 4 3 9.1 7.9 7.7 14.5 13.2 1.7 14.7 15.2 18.4 11.3 16.4 16.3 8.4 7.4 9.6 9.6 1.8 1.3 8.1 1.6 8 9.3 12.3 84 8.4 13.8 13.9 1.8 13.9 11. 18.2 1.7 15.9 18.3 13.5 14. 15. 13.3 15.8 17. 2.9 23. 26.7 17.2 16.9 16.4 24.6 18.3 22.1 19.2 8.1 14.7 17.9 8.3 16.2 15.9 2 1 3.3 29.4 34.7 24.8 26.2 27.5 27.6 29.3 25.1 22.8 23.2 27. 35.4 39.1 3.2 25.4 28.6 26.2 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 行政目的別比率は, 大規模な施設整備の有無等によって年度間で増減があるため, 特定の年度の構成比が必ずしも普遍的なものとはいえませんが, 市は, 指定都市の中では, 社会福祉費の比率が高い傾向にあり, 平成 2 年度では,4 番目に高くなっています
歳出構成の特徴 ( 性質別分析 ) ~ 義務的な経費の割合が高くなっています ~ 性質別歳出 ( 平成 2 年度決算 ) 人件費 1,37 億円 扶助費 1,445 億円 公債費 777 億円 投資的経費 77 億円 物件費等 3,43 億円 総額 7,342 億円 市民一人当たり性質別歳出 ( 平成 2 年度決算 ) 人件費扶助費公債費投資的経費物件費等総額 89, 円 98, 円 53, 円 52, 円 28, 円 5, 円 義務的経費 = 人件費 + 扶助費 + 公債費 政令指定都市の義務的経費比率 ( 平成 2 年度決算 ) 6 48. 49.8 5.3 46.3 43.8 51.9 52.9 46.7 42.5 44. 44.5 5.8 55.1 56.8 54.2 49.9 46.6 46.2 4 2 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 義務的経費の割合が高いほど, 財政の硬直化の度合いが高いといえます 2 年度の本市の義務的経費比率はを下回っていますが, これは臨時的な経費の増により歳出額全体が増加したため, 相対的に比率が低下したものです 義務的経費そのものは年々増加傾向にあり, 財政は依然として硬直した状態にあります
人件費 円 15, 政令指定都市の市民一人当たりの人件費 ( 平成 2 年度決算 ) 市民一人当たりの人件費 歳出に占める割合 25 1, 19.9 18.9 18.4 19.2 2 17.8 19.6 17.5 17.7 16.6 16.5 18.2 17.8 15.9 96,724 89,99 14.5 14.5 16.2 82,56 83,63 15 15.2 75,766 73,627 7,853 7,519 71,193 7,72 72,779 11.8 63,84 67,272 59,111 62,436 56,64 6,323 55,412 1 5, 5 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市の市民一人当たり人件費は, 指定都市の中で,2 番目に高くなっています 1 11.6 1.1 12.7 11.3 政令指定都市のラスパイレス指数 ( 平成 2 年度 ) 14.3 13.6 13.1 12.3 12.3 11.8 1.5 12.6 12.6 11.4 98.1 98.6 98.3 9 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 地方公務員の給与の水準を国家公務員との比較で見るラスパイレス指数では, 市は, 指定都市 (17 市 ) の中で高い方から1 番目であり, 中位の水準にあります
人 12 政令指定都市の市民千人当たりの職員数 ( 平成 21 年 4 月 1 日現在 ) 斜体の数字は, 職員数合計 消防職員教育公務員技能労務員一般職員 11 1 9.9 9 8 7 6 5 4 7.98 1.3.7 1.3 7. 1..4 1.2 5.8 1..3 1. 6.3 6.4 1. 1.1.4.3.8.9 6.7 1..2.8 1.3 8..8 7.99 7.5 7.4 7.3 1.1 1. 7. 1. 6.8 6.6 1.1.5 6.5.7 1.1.3 2.8 1..3 1.1 1.1 1.1.7.1 5.5 5.5 1.5 1..4 1.5 1.9.8.5.3 1..7.7.8.4.7.2.2.7.9 3 2 4.7 4.4 3.5 4.1 4.2 4.7 4.7 3.4 5. 4.5 4.3 4.9 5. 4.7 4.4 4.8 5.1 3.9 1 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市の市民千人当たり職員数は, 指定都市の中で 4 番目に高くなっています 扶助費 円 15, 政令指定都市の市民一人当たりの扶助費 ( 平成 2 年度決算 ) 市民一人当たりの扶助費の額 145,116 26.1 22.6 24.8 歳出に占める割合 25 1, 5, 19.6 18.7 98,479 8,38 91,728 14.3 17.7 16.5 16.3 14. 16.66 12.7 71,724 13.7 67,289 65,86 12.3 54,291 56,593 56,428 47,28 48,174 43,16 2.8 2 18.3 17.4 18.2 96,5 92,176 86,581 87,314 85,157 15 1 5 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市は, これまでから福祉に力を入れてきたことなどから, 市民一人当たり扶助費は, 指定都市の中で 2 番目に高くなっています
政令指定都市の高齢化率と生活保護率 高齢化率 ( 平成 17 年度国勢調査 ) 生活保護比率 ( 平成 19 年度平均 ) 25. 5. 22.2 4.29 45 4.5 2. 15. 19.9 2.66 18.1 17.3 15.8 15.9 16.5 14.6 2.78 2.4 21. 19.9 18.4 2.1 18.6 2. 16.9 16.9 2.64 2.44 15.2 4. 35 3.5 3. 25 2.5 1. 5. 1.69 1.12.91 1.33 1.4 1.78.99.77 1.26 1.6 1.37 1.91 2. 15 1.5 1..45.5. 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市は, 指定都市の中で, 高齢化率は6 番目に高くなっています また, 生活保護率は3 番目に高くなっています. 百万円 16, 市の扶助費の推移 扶助費の額 歳出に占める割合 21.1 22 14, 19.6 2 12, 18.9 19.6 2. 19.9 18 1, 17.3 16 8, 15.7 14.9 14.9 14 6, 4, 12 2, 1 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 平成 12 年 4 月から介護保険制度実施 景気の低迷や少子長寿化の進展などにより, 扶助費は年々増加しています 8
公債費 政令指定都市の市民一人当たりの公債費 ( 平成 2 年度決算 ) 円 市民一人当たりの公債費の額 歳出に占める割合 1, 18.2 18.2 16.4 85,93 15.8 8,616 16.2 75,127 15. 73,466 75,679 14.5 13.2 13.8 14. 13.8 13.5 64,69 64,615 13.2 14.7 61,835 61,58 1.6 11. 54,73 52,966 53,586 1.6 1.8 51,556 52,73 5, 47,417 44,285 2 15 1 35,29 37,975 5 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市は, 適正な市債管理に努めてきており, 市民一人当たり公債費は, を下回る水準 ( 低い方から 7 番目 ) にあります 25 政令指定都市の実質公債費比率 ( 平成 2 年度決算 ) 2 2.1 19.2 17.8 15 12. 13.1 1.9 12.2 15.6 11.2 12.2 12.8 13.5 1.7 15.1 15.6 1 7.9 6.9 8. 5 他都市札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡平均 平成 18 年度から新たに導入された実質公債費比率は, 地下鉄や下水道などの公営企業の元利償還に対する繰出金も公債費に準じたものとして算定するため, 指定都市では総じて高い数値となっています 市は, よりも低位の水準にあります
市債残高 百万円 1,2, 1,, 市の市債残高の推移 ( 一般会計 ) 臨時財政対策債の残高臨時財政対策債を除く市債残高 1,128,54 1,75,452 1,91,344 1,19,933 1,3,792 1,26,29 1,51,589 984,448 8,69 26,558 59,757 83,499 12,62 118,785 133,82 145,353 8, 914,53 958,618 6, 4, 976,379 977,234 966,272 968,9 972,832 972,559 976,851 983,151 2, 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 一般会計の市債残高は, 元利償還の全額が後年度に地方交付税で措置される臨時財政対策債を除くと, 近年横ばいで推移していますが, 総額では増加傾向が続いています 市の市債残高の推移 ( 全会計 ) 百万円 2,2, 2,, 8,69 26,558 59,757 83,499 臨時財政対策債の残高 12,62 118,785 臨時財政対策債を除く全会計残高 2,122,211 2,127,144 2,134,31 2,138,715 2,136,46 2,13,199 2,123,47 2,124,1 133,82 145,353 1,8, 2,72,845 2,92,835 2,95,13 2,95,653 2,67,387 2,5,82 2,36,95 95 1,6, 2,17,261 1,99,325 1,978,648 1,4, 1,2, 1,, 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 全会計の市債残高は, 臨時財政対策債を除くと, 平成 15 年度以降減少傾向にあります
政令指定都市の市民一人当たりの市債残高 ( 平成 2 年度決算 ) 1,2 1,61 1, 864 92 8 769 778 767 791 768 6 682 677 497 65 611 456 55 4 35 355 33 2 札幌仙台さいたま千葉川崎横浜新潟静岡浜松名古屋大阪堺神戸広島北九州福岡 市の市民一人当たり市債残高は, 指定都市で中位となっています なお, 新たに指定都市となった都市はた都市は, 市債残高が少ないため, 指定都市が増えるほど平均が下がる傾向にあります 指定都市には, 他の市町村にはない国道, 道府県道の整備, 維持に係る仕事があります