データコレクタペアリング設定マニュアル OPN-2002i OPN-4000i ( 第 4 版 ) 株式会社エムダブルエス日高 システム室 第 1 版 2017/10/05 第 2 版 2017/12/21 第 3 版 2018/2/13 第 4 版 2018/7/30 内容 1. ペアリング準備の設定... - 1-2. ペアリングデバイス登録... - 3-3. ペアリング発信 COM 確認... - 5-4. ペアリング確認ツール... - 7-5. 着信 COM ポートを 30 にする... - 9-6.側の設定... - 12-7. 自動出力に設定する... - 12 - ペアリングが正常に行われない場合の対処法... - 13 - < 巻末資料 >データコレクタ本体と充電... - 14 -
で使用する データコレクタ OPN-2002i のペアリング設定マニュアルです 重要 はじめに 必ず以下の 3 点をご確認ください 初期セットアップ マニュアルの設定完了後に 行ってください *1 データコレクタ本体の充電が 充分に行われていることをご確認ください *2 充電しながらの設定は行わないでください *2 *1 初めての設定で 初期設定 と ペアリング を完了して正常に運用中 そのままの環境 (PC と周辺装置 ) でペアリングだけ やり直す場合は 本書のみ行っても結構です *2 充電についての詳細や データコレクタ本体から発する LED ランプの色 ブザー音については 巻末資料をご覧ください 1. ペアリング準備の設定 OPN-4000i をお使いの場合は OPN-2002i の部分を読み替えてください 1-1.Bluetooth 接続時 コレクトしたデータを自動的に出力しないようにします 右図の設定バーコード 手動出力設定 を上から順番にスキャンしてください 手動出力設定設定開始 本体メモリにデータがある場合 手動出力 に設定しないと 動作確認で接続した時に本体のデータが消えます 手動出力 データがない場合も 手順通りに行えば問題ありません 設定終了 1-2. ペアリングを行う PC(*1) で タスクバー通知領域の下図 A をクリックして表示される Bluetooth デバイス 下図 B のアイコンを クリックしてください B A *1 初期セットアップ で設定済みのデータコレクタ本体と Bluetooth アダプタが装着された PC と 必ずペアで設定します 1-3. 表示されたメニューから Bluetooth デバイスの表示 をクリックします - 1 -
1-4. 表示された Bluetooth とその他のデバイス 画面で その他のデバイス の中に 対象のデータコレクタ (*2) のデバイス名が有る場合 クリックします 表示される デバイスの削除 をクリックしてください このデバイスを削除しますか? の確認で はい をクリックします 対象のデータコレクタが一覧に無い場合は 手順 2-1 へ *2 対象のデータコレクタ : デバイス名は OPN-2002i [ 6 ケタの識別番号 ] と表示されます 6 ケタの識別番号 データコレクタ本体裏の下側に記載されています 1-5. PC を再起動してください - 2 -
2. ペアリングデバイス登録 2-1. タスクバー通知領域下図 A をクリックして表示される Bluetooth デバイス 下図 B のアイコンを クリックしてください B A 2-2. 表示されたメニューから Bluetooth デバイスの追加 をクリックしてください 2-3. 表示された Bluetooth デバイスの追加 の画面で 下図 C の Bluetooth スイッチが ON になっていることを 確認してください Bluetooth またはその他のデバイスを追加する をクリックしてください C になっていたら クリックして にしてください 2-4. デバイスを追加する 画面で Bluetooth マウス キーボード ペン またはその他の種類の Bluetooth デバイス をクリックします 2-5. データコレクタの ファンクションボタン を長押ししてください LED ランプから青い光が点滅したら 長押しをやめてください LED ランプファンクションボタン - 3 -
2-6. 対象のデータコレクタ (*2) が検索されると 画面に Bluetooth デバイス名が表示されます 対象のデータコレクタ OPN-2002i をクリックして ペアリング済みになるまでお待ちください OPN-4000i の場合のみ PIN コードの入力が必要です OPN-4000i の場合のみ PIN コードは本体同梱の クイックスタートガイド に記載されています 現時点では 1234 です 変更される場合がありますので最新の情報を確認してください ペアリングが成功すると ペアリング済み と表示されます *2 対象のデータコレクタ : デバイス名は OPN-2002i [ 6 ケタの識別番号 ] と表示されます 6 ケタの識別番号 データコレクタ本体裏の下側に記載されています LED ランプが赤に点灯し 音 D ピピピがしたら 接続失敗です 以下の項目を確認してください それでも接続失敗する場合 初期セットアップから設定し直して下さい データコレクタ本体の充電は十分にされていますか? Bluetooth アダプターは PC に認識されていますか? Bluetooth アダプターは SPP 通信に対応していますか? 2-7. Bluetooth 設定画面を閉じて PC を再起動してください - 4 -
3. ペアリング発信 COM 確認 3-1. タスクバー通知領域下図 A をクリックして表示される Bluetooth デバイス 下図 B のアイコンを クリックしてください B A 3-2. 表示されたメニューから 設定を開く をクリックしてください 3-3. 表示された Bluetooth とその他のデバイス の画面で その他の Bluetooth オプション をクリックしてください - 5 -
3-4. COM ポート番号を確認します 次項の確認ツールで使用します 表示された Bluetooth 設定 の画面で COM ポート タブをクリックしてください COM 番号のうち 方向が 発信 名前が OPN-2002i[6 ケタの識別番号 ] SPP Dev である ポート の COM 番号 を確認してください 確認後 書き留めておきます OK をクリックして全ての設定画面を閉じてください 上図の例では 発信の COM 番号は COM3 です - 6 -
4. ペアリング確認ツール 4-1. 前項で確認した COM ポート番号でデータコレクタ本体の動作確認を行います 下記 URL からフリーソフト TeraTerm の zip ファイルをダウンロードしてください https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/ 最新バージョンを推奨します 下記 URL から teraterm.zip を直接ダウンロードもできます バージョンが最新ではない可能性もあります http://msyspro.com/hardmanual.html 4-2 ダウンロードした teraterm.zip を解凍( 展開 ) してください 解凍後したフォルダ内にある ttermpro.exe を ダブルクリックで実行してください TeraTarm が起動します - 7 -
4-3. TeraTarm 起動時に表示された画面で シリアル のラジオボタンをクリックしてください ポート のコンボボックスから 前項で確認した 発信の COM ポート番号を選択してください シリアル Serial と ポート Port と 表示される場合もあります 4-4. データコレクタ本体の ファンクションボタン を長押ししてください 音 B ピッ と音がして LED ランプから青い光が点滅したら 長押しをやめてください LED ランプ TeraTarm の画面で OK をクリックしてください ファンクションボタン 4-5. データコレクタ本体から 音 C ピロリピロリ と音がすればペアリングは正常です TeraTerm を終了してください 音 C ピロリピロリ の音がしない場合 巻末 ペアリングが正常に行われない場合の対処法 のページをご覧ください 4-6. PC を再起動してください - 8 -
5. 着信 COM ポートを 30 にする 現在の着信の COM ポート番号を 30 にします まず 現在の着信の COM 番号を確認します 5-1.Windows デスクトップのタスクバー通知領域 ( 画面右下のΛ) をクリック 5-2.Bluetooth アイコンをクリック 5-3. 表示されたメニューから 設定を開く をクリック 5-4. その他の Bluetooth オプションをクリック 5-5. 表示された Bluetooth 設定 のウィンドウの COM ポート タブをクリック 5-6. 表示された COM 番号のうち 方向が 着信 名前が OPN-2002i の ポート の COM 番号 を確認してください 上図では COM 番号は COM4 です 確認後 書き留めておきます 5-7. Bluetooth 設定 Bluetooth とその他のデバイス の画面を閉じます - 9 -
確認した着信の COM 番号を 30 に変更します 5-8. デバイスマネージャー を開きます デスクトップ左下 のマークにマウスカーソルを当てて 右クリック 表示されたメニューから デバイスマネージャー をクリック 右クリック 5-9. デバイスマネージャーの画面から ポート (COM と LPT) を探し > をクリック 5-10. 操作 PC に割り当てられている COM ポート一覧が表示されます その中から Bluetooth リンク経由の標準シリアル (COMX) を探します X は 5-6 で確認した COM 番号です その COM 番号の項目で 右クリック 5-11. 表示されたメニューから プロパティ をクリック 右クリック 当マニュアルでは 5-6 で確認した COM4 を例に説明 5-12. 開いた画面の ポートの設定 タブをクリック 5-13. 詳細設定 のボタンをクリック - 10 -
5-14. 表示された詳細設定の画面下部 COM 番号ポート から COM30 を選択してください 選択後 OK ボタンをクリックで確定します COM4 COM30 へ 5-15. プロパティ画面を閉じてください 5-16. デバイスマネージャーにて Bluetooth リンク経由の標準シリアル (COMX) が Bluetooth リンク経由の標準シリアル (COM30) になっていることを確認してください 5-17. デバイスマネージャーを閉じて PC を再起動してください 重要データコレクタシステムのソフトウェア側では COM ポート 30 で データコレクタ 内のデータを受け取ります それ以外のポートを指定した場合は ソフトウェア側では受信できません リソースが競合してしまう場合は ソフトウェア側のカスタマイズが必要になります - 11 -
6.側の設定 6-1. ランチャーから データコレクタサブシステム を起動します 6-2. COM 設定 をクリックして COM 設定画面を開きます 6-3. COM30 を入力します 6-4. 保存 をクリックします 6-5. でシステムを終了します 6-6.PC を再起動してください 7. 自動出力に設定する データを自動出力 (用の設定 ) にします データコレクタ本体にて 右図の設定バーコード 自動出力設定 を上から順番にスキャンしてください 自動出力設定 設定開始 自動出力 設定終了 以上で データコレクタ OPN-2002i ペアリング設定の全手順が完了です - 12 -
ペアリングが正常に行われない場合の対処法 < COM* が開けません のエラーメッセージが表示されているケース > データコレクタ本体の ファンクションボタン を長押ししてください 音 D ピピピ の音がして 青い光の点滅が終わります OK をクリックしてエラーメッセージを閉じます ペアリング発信 COM 確認 を参照し COM ポート番号を再度確認してください TeraTerm のメニューバーから File New connection を選択して再度行ってください < 音 C ピロリピロリ の音が鳴らずに いつまでも青い光が点滅しているケース > データコレクタ 本体の ファンクションボタン を長押ししてください 音 D ピピピの音がして 青い光の点滅が終わります ペアリング発信 COM 確認 を参照し COM ポート番号を再度確認してください TeraTerm のメニューバーから File New connection を選択して再度行ってください < それでも正常終了しないケース > 以下の点をご確認ください それでも接続失敗する場合 初期セットアップから設定し直して下さい Bluetooth アダプターは SPP 通信に対応していますか? データコレクタ 本体の充電は十分にされていますか? 手順通り PC の再起動は行いましたか? - 13 -
< 巻末資料 > データコレクタ本体と充電 Ⅰ. データコレクタ本体の各種説明 各部の名称および 使用する付属品 データコレクタ本体 LED ランプ状況に応じて光ります スキャンボタンバーコードをスキャンする時に使用します 付属の USB ケーブル USB ケーブル差込口充電時に使用します ファンクションボタンペアリング時に使用 普段の業務 ( スキャンする時 ) は使いません 本体の充電や設定で使用 Ⅱ.LED ランプとブザー音本製品は LED ランプの色とブザー音にて 動作状態をお知らせします 詳細は以下表をご覧ください LED ランプ項番状態内容音色表示 1 バーコード読み取り橙点灯バーコードをスキャン 音 A ピロリ青点滅接続中 音 B ピッ Bluetooth 2 緑点灯接続完了 音 C ピロリピロリ接続赤点灯接続失敗 音 D ピピピ 3 Bluetooth 切断赤点灯切断 音 D ピピピ赤点灯充電中 4 充電緑点灯充電完了 LED ランプの色について 4 種類の色があります 橙青緑赤 音について 下記 web ページに 各種音源 ( 音 A~ 音 E) のデータを掲載しております ご確認ください URL: http://msyspro.com/hardmanual.html - 14 -
Ⅲ. データコレクタ本体の充電 データコレクタ本体の充電を行ってください 充電中は LED が点灯します PC の USB 差込口へ 付属の USB ケーブル 充電が完了すると LED ランプが緑色 ( LED ランプの色について 参照 ) になります 充電が完了したら USB ケーブルからデータコレクタ本体を取り外してください - 15 -