ADSL モデムユーザーズマニュアル (ATU-R32J ユーザ用 ) 第 1 版 R32PoA-H 1.0
ADSL モデムユーザーズマニュアル目次 第 1 章設定の準備... 1 1. 管理メニューを表示する... 1 2. ログインパスワードの設定... 3 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ... 4 第 3 章接続に必要な設定を行う... 6 1.LAN 側インタフェースの設定変更... 6 (1)LAN 側 IP アドレスの変更方法... 6 (2)LAN 側インタフェースの DHCP 設定の変更方法... 7 2.ADSL(WAN) 側インタフェースの設定変更... 8 第 4 章詳細機能... 10 1. スタティックルーティングの設定... 10 2.NAT 機能の設定... 11 (1)IP マスカレードの設定... 11 (2) ポートマッピングの設定... 12 (3) スタティック NAT の設定...13 3. フィルタの設定...14 4. 設定例...17 (1) ゲームの設定例...17 (2)IP フィルタ設定例...17 第 5 章各種情報の参照の方法... 18 1. バージョン情報... 18 2.ADSL 回線の状態... 19 3. インタフェース情報... 20 4. ルーティングテーブル... 21 5. パケットフィルタ情報... 22 6.DHCP 情報... 23 7.IPマスカレード情報... 24 8.ProxyDNS 情報... 25 9. ログ情報... 26 第 6 章保守機能... 27 1. 機器の再起動... 27 2. ファームウェア コンフィグファイルの管理... 28 (1) ファームウェアのバージョンアップ... 28 (2) コンフィグファイルの保存... 30 (3) コンフィグファイルのアップロード... 31 3.. 設定やパスワードがわからなくなった場合... 33-1 - R32PoA-H 1.0
第 1 章設定の準備 1. 管理メニューを表示する 設定を行うために ATU-R32J へログインします 1 本体底面 ( 裏面 ) のディップスイッチを確認してください 7 番のみ ON 注意ディップスイッチの操作はモデムの電源を OFF にしてから行ってください 2 機器の配線を確認してモデムの電源を入れます ( 詳しくはスタートアップマニュアルを参照してください ) 3 WWW ブラウザを起動してください 注意 WWW ブラウザの設定で JavaScript の使用を無効にしている場合は有効にしてください 4 ATU-R32J のアドレスを以下の通り指定してください Internet Explorer の場合 192.168.0.1 はデフォルト LAN 側 IP アドレスを変更している場合は 変更後の IP アドレス 5 ネットワークパスワードの入力ダイアログが表示されます 1 config config と入力します 2 何も入力しません 注意ユーザ名 config パスワード なし はデフォルト値です 3ユーザ名 パスワードを確認してクリック - 1 - R32PoA-H 1.0
運用開始時にはセキュリティの観点から ユーザ名とパスワードの設定をお勧めします 変更方法については 次ページ 2. ログインパスワードの設定 を参照してください 前回設定したIP アドレスやパスワードがわからなくなって ATU-R32Jにアクセスできない場合は 一旦電源をOFFにした後ディップスイッチ5 番をONにして電源をONにすることで 工場出荷時状態のIPアドレスおよびパスワードでアクセスすることができます ( 第 6 章保守機能 3. パスワードがわからなくなった場合 ) 工場出荷時設定の値 ユーザー名 :config パスワード : なし IP アドレス :192.168. 192.168.0.1 6 ATU-R32J 管理メニューが表示されます 管理メニュー画面 ここの項目をクリックするとそれぞれの項目にスキップします 注意お客様がご利用のサービスによって 操作メニュー に表示される項目が上記と異なります - 2 - R32PoA-H 1.0
2. ログインパスワードの設定 セキュリティの観点から 運用開始時にパスワードを変更することをお勧めします 1 操作メニューの 設定 ( 保守 ) から ユーザー用パスワード をクリックしてください [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 ログイン名 新しいパスワード (2 回 ) を入力し 設定をクリックしてください 1 ユーザ名を入力します 2 新パスワードを入力します 3 新パスワードを再度入力します 注意 32 文字以内の半角英数文字が使用できます <,>,,,?,&,%,=,,?,&,%,=, は使用できません なお 大文字と小文字は区別されます大文字と小文字は区別されます 注意異なったパスワードを入力した場合はエラーページが表示されます ブラウザの戻る戻るをクリックして操作をやり直してください - 3 - R32PoA-H 1.0
第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ あるメニュー内で必要項目に設定を入力したとします 設定が反映されるまでのプロセスは 下記のとおりです 1 必要な項目に設定を入力後 表示 / 設定画面の右上または右下にある設定をクリックします 設定入力前の表示に戻したい場合はクリアをクリックします 注意 設定 をクリックする前に他のメニューをクリックしてしまうと入力した設定が反映されませんのでご注意ください 2 設定をクリックすると 下記のような画面が表示されます 設定の反映方法を選択して実行をクリックします 1 どちらかを選択します 2 選択したら 注意現在どちらを選択しても必ずセーブをする仕様となってます 3 セーブ 画面で設定をセーブするをクリックします - 4 - R32PoA-H 1.0
4 少したつと 下記メッセージが表示されますので 設定を動作に反映させたい場合は リブート をクリックしてください 他に設定を続行したい場合は該当するメニューをクリックしてください 5 装置を再起動するをクリックします 6 下記のメッセージが表示されますので ATU-R32J の LAN LINK ランプが点灯になったことを確認してから ログインしなおしてください - 5 - R32PoA-H 1.0
第 3 章接続に必要な設定を行う 1. ATU-R32J の LAN 側インタフェースの設定変更 LAN 側インタフェースを変更する場合は必ず以下の順番で行ってください 間違うとインターネットへ接続できなくなります (1)LAN 側 IP アドレスの変更方法 1 操作メニューの LANインタフェース をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 LAN 側インタフェースの IP アドレスを変更後 設定をクリックします 1 ATU-R32J の LAN 側 IP アド レスとサブネットマスクを入 力します 2 入力した設定を 使用する場合 有効 削除する場合 削除 注意この章の説明で接続には十分なため 詳細設定詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 6 - R32PoA-H 1.0
(2)LAN 側インタフェースの DHCP 設定の変更方法 1 LANインタフェース 画面で LAN 側端末アドレスの自動設定 をクリックします ( (1)LAN 側 IPアドレスの変更方法 参照 ) 2 DHCP に関する設定を変更後 設定をクリックします 1DHCP サーバ機能を ON 使用する OFF 使用しない 2LAN 側端末に割り当てる IP アドレスの開始アドレス を設定します 4LAN 側に通知する DNS サー バの IP アドレスを設定します 5LAN 側に通知する デフォルトゲートウェイ IP アドレスを入力します 3IP アドレスを割り当てる 端末の台数を入力します ( 最大 253 台まで ) 注意 割り当て用 ( 開始 )IP ) アドレス DNS サーバ デフォルトゲートウェイ は それぞれ設定をする必要があります注意この章の説明で接続に関して十分なため 詳細設定 詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) (3)IP マスカレードの設定を行う LAN 側 IPアドレス に対応した プライベートIPアドレス を設定します ( 動作についての詳細は 第 4 章詳細機能 2-(1)IPマスカレードの設定 を参照 ) - 7 - R32PoA-H 1.0
2.ADSL(WAN) 側インタフェースの設定変更 (1) 接続するための設定 1 操作メニューの PPPoA インタフェース をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 接続に必要な情報を設定後 設定をクリックします 1 使用する WAN 側インタフェー スをクリックします 2PVC 情報を入力します VPI/VCI:0/35 3 カプセル化方式を入力します LLC にします 5 入力した設定を 使用する場合 有効 削除する場合 削除 4 プロバイダから配布された ID パスワードを入力します 注意 VPI/VCI と カプセル化 は指定された値以外だと接続できなくなります注意インタフェース poa0 のみを通信に使用します注意 PCR と DNS アドレス設定 は設定変更をしないでください設定変更をしないでください - 8 - R32PoA-H 1.0
注意この章の説明で接続には十分なため 詳細設定詳細設定 についてはこのマニュアルではサポートしません 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 9 - R32PoA-H 1.0
第 4 章詳細機能 1. スタティックルーティングの設定 (1) 設定方法 1 操作メニューの ルーティングテーブル をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定をクリックします 1 宛先の IP アドレスまたはネットワーク を入力します 0.0.0.0 はデフォルトルート設定時に 指定します 2 宛先のネットマスクを選択します 0.0.0.0 は デフォルトルートの場合使用します 3 宛先 IP アドレスまたはネットワークに対応す るゲートウェイ IP アドレスを入力します 設定済みのルーティングテーブル 入出力インタフェースの選択が可能です (poa0 ~poa7) 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 10 - R32PoA-H 1.0
2.NAT 機能の設定 (1)IP マスカレードの設定 ( ポート番号と IP アドレスを変換する ) 1 操作メニューの IP マスカレード をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定をクリックします 1IP マスカレード機能を 使用する または 使用しない 2 使用するインタフェースをチェック します 通常 poa0 にチェックします 3IP マスカレード機能を使用するプライベートネットワークの IP アドレスとサブネットマスクを入力します 通常 LAN 側インタフェースのネットワークを入力します 注意 LAN 側インタフェースの IP アドレスを変更した場合には プライベートネットワークの設定 との整合を取る必要があります 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) - 11 - R32PoA-H 1.0
(2) ポートマッピングの設定 ( 特定のポート番号宛てのパケットを特定の端末に中継 ) 1 操作メニューの ポートマッピング をクリックすると下記の画面が表示されます 注意 IP マスカレード 画面の ポートマッピングの設定ポートマッピングの設定 をクリックした場合も同じ表示になります [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定をクリックします 1 ポートマッピング機能を 使用する または 使用しない 2IP マスカレード機能を適用する インタフェースを選択します 通常 poa0 にチェックします 3 該当するプロトコルを選択します 4IP マスカレードで変換しな いポート番号を範囲指定でき 5 ポート番号を変換しない端 末の IP アドレスまたは MAC アドレスを入力します ポートマッピングのエントリ ( 設定済み一覧 ) - 12 - R32PoA-H 1.0
注意プライベートアドレスの MAC アドレス を設定するには DHCP 機能が ON になっている必要があります 3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) (3) スタティック NAT の設定注意操作メニューの スタティック NAT をクリックすると以下のような画面が表示されますがこの機能は利用できませんが (2) ポートマッピングの設定 を利用してください [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] この機能は利用できませんので (2) ポートマッピングの設定 を利用してください - 13 - R32PoA-H 1.0
3. フィルタの設定 (1) パケットフィルタの設定 1 操作メニューの パケットフィルタ をクリックすると下記の画面が表示されます [ 操作メニュー ] [ 表示 / 設定画面 ] 2 必要な情報を設定後 設定をクリックします [ フィルタ共通設定 ] 1パケットフィルタ機能の基本動作を決定します 機能 パケットフィルタ機能を 使用する または 使用しない 入力デフォルト 一覧に該当しない入力パケットを 通過 または 廃棄 出力デフォルト 一覧に該当しない出力パケットを 通過 または 廃棄 - 14 - R32PoA-H 1.0
[ フィルタ条件の追加設定 ] 2 パケットフィルタ機能を適用するインタフェースにチェックします 32で指定したインタフェースにおいてパケットフィルタの動作を決定します 適用するパケットの方向 入力 または 出力 動作 通過 または 破棄 該当するプロトコル any/icmp/igmp/tcp/udp/rsvp/ospf/raw のいずれか 4パケットフィルタ対象の送信元 IP アドレス ネットマスク ポート番号を入力してください 宛先 IP アドレス ネットマスク ポート番号を入力してください IP アドレス ネットマスクについて すべて を指定するには IP アドレス ネットマスク両方とも 0.0.0.0 にしますポート番号について すべて を指定するには 0~65535 にします TCP フラグ TCP のフラグ条件をチェックできます [ フィルタ条件一覧 ] パケットフィルタのエントリ ( 設定済み一覧 ) この例では poa0 インタフェースに対して 外部から ( 入力 ) のすべての 161 (SNMP) の UDP プロトコルを 破棄 しています - 15 - R32PoA-H 1.0
3 セーブします ( 動作についての詳細は 第 2 章設定が装置に反映されるまでの流れ を参照 ) 付録 -ADSL モデム設定ツール使用後のフィルタ設定 - 16 - R32PoA-H 1.0
4. 設定例 (1) ゲームの設定例 1 ディアブロ2( 設定例 ) 注意動作を確認済みではありますが 弊社で動作を保証できるものでは動作を保証できるものではありませんのであらかじめご了承ください (2)IP フィルタ設定例注意通常 IP マスカレード 機能使用時は 外部から LAN 側へのアクセスはできません 1 インターネットに接続できる端末を制限する ( 設定例 ) LAN 内の一部のパソコンからのインターネット接続を禁止することができます 例 ) パソコン (192.168.0.100) のインターネットへの接続を禁止する 2 LAN 内への外部からのアクセスを禁止する ( 設定例 ) 以下の値に設定してください - 17 - R32PoA-H 1.0
第 5 章各種情報の参照の方法 1. バージョン情報 現在の ATU-R32J のバージョン情報の一覧を参照できます 1 操作メニューから バージョン情報 をクリックしてください 2 現在設定されているファームウェアのバージョン情報画面が表示されます - 18 - R32PoA-H 1.0
2.ADSL 回線の状態 通信が途切れた時など 障害の有無を参照することができます また ログ内容により機器状態の変化を知ることができます 1 操作メニューから ADSL 情報 をクリックしてください 2 操作フレームに機器状態 ログ画面が表示されます ADSL 回線状態の情報例 ) UP ADSLリンクが確立している Down(Training) 回線のトレーニング中 ADSL 回線速度情報 Payload ADSL Line rate(down) 下りの回線速度 (kbps) - 19 - R32PoA-H 1.0
3. インタフェース情報 各インタフェースに関する情報 ( 設定または取得したIPアドレス情報等 ) が参照できます 1 操作メニューで インタフェース情報 をクリックしてください 2 インタフェース情報画面が表示されます Lan0(LAN 側インタフェース ) の情報 取得した IP アドレスの情報 - 20 - R32PoA-H 1.0
4. ルーティングテーブル 現在設定中のルーティングテーブルの内容が表示されます 1 操作メニューから ルーティングテーブル をクリックしてください 2 操作フレームにルーティングテーブル画面が表示されます 7-5 7-5 - 21 - R32PoA-H 1.0
5. パケットフィルタ情報 ATU-R32J に設定されているパケットフィルタテーブルを参照できます 1 操作メニューで パケットフィルタ情報をクリックしてください 2 パケットフィルタテーブルが表示されます パケットフィルタ統計情報 positive allows 条件に一致して許可されたパケット negative allows 条件に一致しないで許可されたパケット positive blocks 条件に一致して拒否されたパケット negative blocks 条件に一致しないで拒否されたパケット 設定されているパケットフィルタ - 22 - R32PoA-H 1.0
6.DHCP 情報 現在設定中の DHCP に関する情報の内容が表示されます 1 操作メニューから DHCP 情報 をクリックしてください 2 DHCP 情報画面が表示されます 7-5 5-23 - R32PoA-H 1.0
7. IP マスカレード情報 IP マスカレード機能を使用している場合にアドレス変換の情報を参照できます 1 操作メニューから IP マスカレード情報 をクリックしてください 2 IP マスカレード情報が表示されます - 24 - R32PoA-H 1.0
8.Proxy ProxyDNS 情報 現在 ATU-R32Jが取得しているDNS 情報が表示されます ATU-R32JはLAN 側には自身のIPアドレスをDNSサーバとして通知します 1 操作メニューから ProxyDNS 情報 をクリックしてください 2 ProxyDNS 情報画面が表示されます 7-5 ATU-R32J が取得した DNS サーバの IP アドレス - 25 - R32PoA-H 1.0
9. ログ情報 ATU-R32J の装置自身のログ情報を参照できます 1 操作メニューから ログ情報 をクリックしてください 2 ログ情報画面が表示されます - 26 - R32PoA-H 1.0
第 6 章保守機能 1. 機器の再起動 WWW ブラウザから機器の再起動を行うことができます 1 操作メニューから リブート をクリックしてください 2 装置を再起動するをクリックしてください 機器の再起動中の画面が表示され ATU-R32Jが再起動します 3 前面のランプで再起動を確認してください 注意再起動中には WWW ブラウザでの接続はできません - 27 - R32PoA-H 1.0
2. ファームウェア コンフィグファイルの管理 (1) ファームウェアのバージョンアップ ATU-R32Jは ファームウェアをバージョンアップすることにより 機能強化を図ることができます また プロバイダ等のサービス形態の変化にも対応できます 機能強化されたファームウェアは プロバイダあるいはインターネット上で提供されます 1 ファームウェアファイルをパソコン上の適当なフォルダに置いてください 2 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 3 ソフトウェアバージョンアップの参照をクリックしてください 4 ファイルの種類(T) 欄に すべてのファイル(*.*) を指定し ファームウェアファイルを置いたフォルダに移動してください (WWW ブラウザ OS により多少操作が異なります ) - 28 - R32PoA-H 1.0
5 ファームウェアファイルを選択し 開く (O) をクリックしてください 6 バージョンアップ をクリックしてください 機器へのファームウェア転送及びフラッシュメモリへの書き込みが行われ ファームウェア書き込み完了画面が表示されます 注意下記メッセージが表示されるまでは 機器の電源を切らないでください フラッシュメモリへの書き込み中に電源を切ると 機器が動作しなくなります 再起動を行ってください ( 第 6 章 1. 機器の再起動 参照 ) - 29 - R32PoA-H 1.0
(2) コンフィグファイルの保存これまでに設定した各種内容は すべてATU-R32Jのフラッシュメモリ内に ユーザ設定として保存されています ダウンロードを行うと ユーザ設定をファイルに保存する事が出来ます 1 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 2 コンフィグファイルをダウンロード をクリックしてください 3 このファイルをディスクに保存する を選択し OK をクリックしてください (WWWブラウザ OSにより多少操作が異なります ) ここをチェック 4 設定の保存 をクリックしてください - 30 - R32PoA-H 1.0
(3) コンフィグファイルのアップロードこれまでに保存したコンフィグファイルをATU-R32Jにアップロードすることができます 1 操作メニューから S/W 設定ファイル管理 をクリックしてください 操作フレームに設定のバックアップ リストアの選択画面が表示されます 2 ファイルの種類(T) 欄に すべてのファイル(*.*) を指定し コンフィグファイルを置いたフォルダに移動してください 3 コンフィグファイルを選択し 開く (O) をクリックしてしてください - 31 - R32PoA-H 1.0
4 アップロード をクリックしてください 機器へのコンフィグファイル転送及びフラッシュメモリへの書き込みが行われ コンフィグアップロード完了画面が表示されます 注意下記メッセージが表示されるまでは 機器の電源を切らないでください フラッシュメモリへの書き込み中に電源を切ると 機器が動作しなくなります 5 再起動を行ってください ( 第 6 章 1. 機器の再起動 参照 ) - 32 - R32PoA-H 1.0
3. 設定やパスワードがわからなくなった場合 ATU-R32Jに設定した内容を忘れてしまった場合や ATU-R32Jへのアクセスを拒否するような設定をしてしまった場合 工場出荷時設定を起動することにより設定内容の確認や修正を行うことができます 1 本体の電源をOFFにします ( 電源コンセントを抜きます ) 2 底面 ( 裏面 ) にあるディップスイッチを下図のように 5 7 番 をON にして下さい 5 7 番のみ ON 3 本体の電源をONにします ( 電源コンセントを挿します ) 4 ATU-R32J の LAN LINK ランプが点灯になったことを確認してから WWW ブラウザで設定メニューに入ります 工場出荷時設定の値 ユーザー名 :config パスワード : なし IP アドレス :192.168. 192.168.0.1 5 操作メニューの 設定初期化 をクリックします - 33 - R32PoA-H 1.0
6 設定を初期化するをクリックします 7 次の画面が表示されたら本体の電源コンセントを抜きます 8 底面 ( 裏面 ) にあるディップスイッチの 7 番 のみをONにして下さい 7 番のみ ON 9 本体の電源を ON( 電源コンセントを挿します ) にすると工場出荷時設定でアクセスできるようになります ADSLモデム設定ツールを使い 始めからセットアップを行う ( スタートアップマニュアル 参照 ) か もしくはコンフィグファイル ( 2-(2) コンフィグファイルの保存 参照 ) をアップロードしてください - 34 - R32PoA-H 1.0
ADSL モデムユーザーズマニュアル ATU-R32J PPPoA 作成日 : 平成 13 年 5 月作成者 : 株式会社アッカ ネットワークス * 本マニュアルの版権は株式会社アッカ ネットワークスに有ります 無断で複写 複製することを禁止します * 本マニュアルの内容は改善のため予告無く変更する可能性があります - 35 - R32PoA-H 1.0