レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名 バージョン HULFT BB クライアント for Windows Type BB1 6.3.0 HULFT BB クライアント for Windows Type BB2 6.3.0 < 対応 OS> Windows2000, WindowsXP, WindowsServer2003 < 追加機能一覧 > HULFT BB クライアント 管理番号 内容 説明書参照章 88 ホスト単位の多重度設定 1.2(22) 89 HULFT Manager ディレクトリ参照機能 1.2(23) < 改善一覧 > HULFT BB クライアント 管理番号 内容 対象バージョン説明書参照章 90 集配信ファイル名の長さ拡張 2.2(17) 91 漢字コード KEIS の全角スペースコードの変換規則拡張 (Type BB1 のみ ) 2.2(18) 92 再配信待ちの改善 2.2(19) 93 配信受付日時の表示 2.2(20) 94 ソケットバッファサイズの設定拡張 2.2(21) 98 管理画面セキュリティの強化 2.2(25) < 障害一覧 > HULFT BB クライアント 集配信機能 管理番号 内容 対象バージョン 213 PPP 接続継続を電話回線を切断しないに設定した状態で電話接続のリトライを行ったとき 集配信が正常に開始されない場合がある 304 集信後ジョブ起動時に E121009 のエラーが発生し ジョブが起動されないことがある 307 CSV 形式受信を行なったとき 項目タイプが F( 浮動小数点タイプ ) のデータが規定桁数を超えて CSV ファイルに出力されることがある 309 集信完了通知を正常時ジョブ完了に設定した集信で 正常時ジョブが異常終了しても PPP 再集配信待ちファイルに出力されない 1/9
ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組み合わせが 1 万パターン以上の集計を行なうと集信 LAN 転送の集計結果が正し 6.1.0~6.2.1C く出力されないことがある 269 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) で 開始位置が 9999 を超える不正なフォーマット情報がエラーにならない 275 履歴検索 API(utlrlog)/ 履歴検索拡張 API(utlrlogex) で メモリアクセス違反が発生し プロセスが異常終了することがある 6.1.0~6.2.1C 管理画面 管理番号 内容 対象バージョン 341 配信状況一覧画面 / 集信状況一覧画面で選択した履歴と異なった履歴が配信詳細情報照会画面 / 集信詳細情報照会画面に表示されることがある その他 管理番号 内容 対象バージョン 314 システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾に改行が存在しない場合 不正な動作を行う 説明書参照章 詳細につきましては HULFT Ver.6 新機能 非互換説明書第 12 版 の該当章を参照してください 対象バージョン 対象バージョン に Ver.5 を含んでいる場合 Ver.5 のリビジョンアップで既に改善 障害対応が完了している場合があります また 今後対応する可能性もあります 障害内容の詳細は 下記の障害報告を参照してください 2/9
< 障害報告 > HULFT BB クライアント 集配信機能 PPP 接続継続を電話回線を切断しないに設定した状態で電話接続のリトライを行ったと 213 き 集配信が正常に開始されない場合がある 1 現象システム動作環境設定の PPP 接続継続を電話回線を切断しない (telconnect=yes) に設定した状態で電話接続のリトライを行ったとき リトライが発生した転送の次の転送が正常に開始されない場合があります Ver.6.2.0 未満では 実際は転送が行なわれていないにもかかわらず正常の履歴が出力されます Ver.6.2.0 以上では PPP 無応答時電話切断時間 (pppmaxtime) 経過後に電話が切断され 再度電話接続を行ないます この場合は 次の転送は正常に行なわれます 3 発生条件以下の条件をすべて満たした場合に発生します システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) で PPP 電話接続を電話接続する (PppTelExe c=yes) に設定している (Ver.6.1.0 以上のみ ) システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) で PPP 接続継続を電話回線を切断しない (t elconnect=yes) に設定している システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) で 回線接続失敗時のリトライ回数 (ppptelr etry) を 1 以上に設定している 電話接続エラーが発生したあと 電話接続リトライ中に電話接続が成功する 次の転送の接続先が同一である 5 修正後集配信が正常に開始するようになります 3/9
304 集信後ジョブ起動時に E121009 のエラーが発生し ジョブが起動されないことがある 1 現象集信後ジョブ起動時に以下のエラーが発生し ジョブが起動されないことがあります E121009 集信後ジョブ実行処理で例外が発生しました 3 発生条件 HULFT の環境変数とその他の環境変数を足した長さが 4,095 または 4,096 バイトの場合に発生することがあります 1 つの環境変数の長さは以下の計算式で求めた値となります 環境変数名の長さ+ 値の長さ+2 例 $FILEID=TEST の場合環境変数名の長さ :7 値の長さ :4 環境変数の長さ=7+4+2=13 5 修正後集信後ジョブが正常に起動されるようになります CSV 形式受信を行なったとき 項目タイプが F( 浮動小数点タイプ ) のデータが規定桁数を 307 超えて CSV ファイルに出力されることがある 1 現象フォーマットまたはマルチフォーマット転送で CSV 形式受信を行なったとき 項目タイプが F( 浮動小数点タイプ ) のデータが規定桁数である 30 桁を超えて CSV ファイルに出力されることがあります 3 発生条件 CSV 変換情報の設定でゼロサプレスありで 30 桁を超える F タイプのデータを CSV 出力した場合に発生します 5 修正後先頭 30 桁が出力されるようになります 4/9
集信完了通知を正常時ジョブ完了に設定した集信で 正常時ジョブが異常終了しても PPP 309 再集配信待ちファイルに出力されない 1 現象集信完了通知を正常時ジョブ完了に設定した集信で 正常時ジョブが異常終了しても PPP 再集配信待ちファイルに出力されません 3 発生条件以下の条件をすべて満たした場合に発生します HULFT BB クライアントが集信側である 集信管理情報の集信完了通知を正常時ジョブ完了に設定している 集信後の正常時ジョブが異常終了した 5 修正後 PPP 再集配信待ちファイルに出力されるようになります 5/9
ユーティリティ 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパ 157 イプを使用すると メッセージが途中までしか出力されないことがある 1 現象管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出力されないことがあります 3 発生条件メッセージ出力に対しリダイレクトまたはパイプを使用した場合に発生します 5 修正後リダイレクトまたはパイプを使用した場合でもすべてのメッセージが出力されるようになります 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組み合わせが 1 万パターン以上 267 の集計を行なうと集信 LAN 転送の集計結果が正しく出力されないことがある 1 現象転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組み合わせが 1 万パターン以上の集計を行なうと集信 LAN 転送の集計結果が正しく出力されないことがあります 転送集計コマンドは以下の順で履歴ファイルを読み込みます 配信履歴配信履歴 ( スイッチ ) 集信履歴集信履歴 ( スイッチ ) また それぞれの履歴ファイルは古い履歴のレコードから読み込みます 順次レコードを読み込み ファイル ID とホスト名の組み合わせが 1 万パターン以上になると それ以降は その 1 万パターンに一致するレコードの集計が以下のように行なわれるため 正しく集計されません 配信 LAN 転送の集計データを配信 LAN 転送と集信 LAN 転送の集計データとして加算 集信 LAN 転送の集計データを集計しない Ver.6.1.0~Ver.6.2.1C 3 発生条件以下の条件をすべて満たした場合に発生します 転送集計コマンド (utllogcnt) のパラメータに-d( 詳細表示で出力 ) を指定している 集計した結果 ファイル ID とホスト名の組み合わせが 1 万パターン以上ある 1 万パターンの読み込みの後に その 1 万パターンに一致するレコードが存在する 5 修正後正しく集計されるようになります 6/9
管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) で 開始位置が 9999 を超える不正なフォーマッ 269 ト情報がエラーにならない 1 現象管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) で 開始位置が 9999 を超える不正なフォーマット情報がエラーになりません 3 発生条件開始位置に自動計算 * を指定し バイト数の合計が 9999 バイトを超える定義カードで登録した場合に発生します 例 # # ID=TEST # FMT=TEST FORMAT DEF A 1 9999 X 0 B * 5555 X 0 DEFEND END 5 修正後 開始位置が 9999 を超える場合はエラーになります 履歴検索 API(utlrlog)/ 履歴検索拡張 API(utlrlogex) で メモリアクセス違反が発生し 275 プロセスが異常終了することがある 1 現象履歴検索 API(utlrlog)/ 履歴検索拡張 API(utlrlogex) で メモリアクセス違反が発生し プロセスが異常終了することがあります Ver.6.1.0~Ver.6.2.1C 3 発生条件以下の引数のいずれかに NULL ポインタまたは空のリテラル文字列 ("") を渡した場合に発生します lpszfileid lpszhostname lpstartdate lpstarttime lpenddate lpendtime 4 代替方法空の文字列を格納したバッファを確保し そのアドレスを各引数に渡してください 5 修正後正常に関数から処理が戻るようになります 7/9
管理画面 配信状況一覧画面 / 集信状況一覧画面で選択した履歴と異なった履歴が配信詳細情報照会 341 画面 / 集信詳細情報照会画面に表示されることがある 1 現象配信状況一覧画面 / 集信状況一覧画面で選択した履歴と異なった履歴が配信詳細情報照会画面 / 集信詳細情報照会画面に表示されることがあります 3 発生条件選択した履歴と下記で示した項目がすべて同一の履歴が存在する場合に 配信詳細情報照会画面 / 集信詳細情報照会画面を表示すると発生することがあります ファイル ID ホスト名 開始日付 開始時刻 終了日付 終了時刻 接続形態 5 修正後正しい履歴が表示されるようになります 8/9
その他 システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾に改行が存在しない場合 不正な動作 314 を行う 1 現象システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾 (EOF) の前に改行 (0x0D0A) が存在しないと 末尾 (EOF) の 1 つ前の文字が正しく読み込まれません 3 発生条件システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾 (EOF) の前に改行 (0x0D0A) が存在しない場合 例 myhostname = ABCDE[EOF] とした場合 自ホスト名は ABCD として処理されます 4 代替方法システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾 (EOF) の前に改行 (0x0D0A) を入れてください 5 修正後システム動作環境設定ファイル (hulenv.cnf) の末尾 (EOF) の前に改行 (0x0D0A) が存在しない場合でも 値が正しく読み込まれます 以上 9/9