変化による動揺が大きく見られる場合がある [ 精神障がい者 ] 災害発生時には 精神的動揺が激しくなる場合がある 自分で危険を判断し 行動することができない場合がある 普段から服用している薬を携帯する必要がある [ 高次脳機能障がい者 ] 同時にいくつものことができない場合がある 複数の指示が出ると

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1

視覚障害 視覚の障害には 光を感じない全盲から眼鏡等の使用により文字が識別できる弱視 見える範囲が狭くなった視野狭窄 特定の色の識別が困難な色覚異常などがあり その障害の状態は多様である 生活環境が突然変わると 日常的な行動でさえも困難になる また 掲示物などでは情報提供ができない 全盲や弱視 視覚

1 こんな場所で こんな配慮 (1) 職場やサークルなどで 周りの人に 私は聴覚障害があります と伝えてあっても 話しかけられたときに気づかず返事をしないことなどから 周りの人に 社交性のない人だな と誤解される場合があります 1 対 1 の会話はできるのに 会議などで十分に聞き取れないと 本当は聞

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2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

Taro-別紙2

調査結果 対象 : 障害者 331 名調査期間 :2018 年 2 月 2 日 ~2018 年 2 月 8 日調査方法 : インターネット調査 避難時 避難所での生活において 過半数が 障害による支障がある と回答 震災が発生したと仮定し あなたが避難する際 障害による支障はあると思いますか? 19

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

参考 2 1. 災害に強い学校施設の在り方について ~ 津波対策及び避難所としての防災機能の強化 ~ ( 平成 26 年 3 月 ) 文部科学省において 学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議 の下に 災害に強い学校施設づくり検討部会 を設置し 学校施設の津波対策と避難所となる学校施設の在り方に

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

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Ⅰ 視覚障害 3 視覚障害の方に必要な配慮 視覚障害者に必要な配慮として 情報に対する配慮 と 移動に対する配慮 があげられます 情報に対する配慮 とは 文書を電子データ化 音声化 点字化する 拡大文字を用いて文書を作成するなど 必要な情報を視覚障害者が利用できるかたちにして提供することです 移動に

≪障がい者雇用について≫

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準


事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

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支援マニュアル No.10 発達障害者のためのリラクゼーション技能トレーニング ~ ストレス 疲労のセルフモニタリングと対処方法 ~ 別添 1 支援マニュアルの構成 1 トレーニングの概要 2 トレーニングの進め方 3 トレーニングの解説 資料集トレーニングのガイドブックアセスメントツール集講座用ス

A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

010国語の観点

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

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も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

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障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

兵庫大学短期大学部研究集録№49

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

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(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

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3) 自立支援医療制度 ( 育成医療 ) 身体に障がいのある児童に対し, 早い時期に治療を受けて, 将来, 生活していくために 必要な能力と機能を持たせるために必要な医療費の助成を行います 対象者費用必要書類等窓口 18 歳未満で下記の機能障害を有する児童 肢体不自由, 視覚, 聴覚, 平衡機能障害

Q1 診断書等がない子どもへの合理的配慮はどう考えたらよいのか A1 診断書や障がい者手帳等の有無が 合理的配慮の提供に関する判断の基準ではありません 教育支援資料 ( 文部科学省平成 25 年 10 月 ) において 各障がいは以下のように定義されています ( 参考 ) 教育支援資料における各障が

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

いろいろな治療の中で して欲しい事 して欲しくない事がありますか? どこで治療やケアを受けたいですか? Step2 あなたの健康について学びましょう 主治医 かかりつけ医や他の医療従事者にあなたの健康について相談する事も大切です 何らかの持病がある場合には あなたがその病気で将来どうなるか 今後どう

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事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

市報2016年3月号-10

SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

はじめに

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本調査では アトピー性皮膚炎治療における 医師 - 患者間コミュニケーションの改善が治療継続のモチベーションを上げ 治療の満足度向上に寄与することが示唆されています サノフィジェンザイムは アトピー性皮膚炎患者さんの QOL 向上に取り組むため アレルギーに関する情報サイト アレルギー i において

H25 港南区区民意識調査

P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ

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にちは です など自ら名乗る 4 説明するときには それ あれ こっち このくらいの 等の指差し表現や指示代名詞で表現せず あなたの正面 くらいの大きさ 等と具体的に説明する 5 普段から通路 ( 点字ブロックの上等 ) に通行の妨げになるものを置かない 日頃視覚障害者が使用しているものの位置を変え

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(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施

障害福祉アンケート調査結果 1. 調査実施期間 平成 26 年 6 月 ~7 月 2. 調査対象者 精神保健福祉手帳交付者 3. 調査方法 郵送によるアンケート送付 回収 無記名 4. 送付数と回収数 送付数 回収数 回収率 送付数 回収数 回収率 (%) 身体障がい者 2,732 1,499 54

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平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

の課題フェイズごとの食に関する問題 大規模な水害や地震が起きると ライフラインが寸断されたり家屋が倒壊 損傷したりして自宅で食事を摂ることができなくなります しばらくすると支援物資が運ばれてきますが 道路の寸断により時間がかかり食料が手に入りにくい状況も想定されます また 避難所や野外へ避難する人が

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その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

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目次 発刊のことば 事業の概要 () 事業名 () 事業の目的 () 事業の期間 聴覚障害者災害対策アンケート調査の概要 ~ () アンケート調査の目的 () 調査の内容 () 調査方法 () 調査期間 () 対象者とアンケートの回収 () 集計 分析方法 県内聴覚障害者の生活と災害対策の実態 ~ア

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

第2章 調査結果の概要 3 食生活

2) 各質問項目における留意点 導入質問 留意点 A B もの忘れが多いと感じますか 1 年前と比べてもの忘れが増えたと感じますか 導入の質問家族や介護者から見て, 対象者の もの忘れ が現在多いと感じるかどうか ( 目立つかどうか ), その程度を確認する. 対象者本人の回答で評価する. 導入の質

マニュアルの内容 マニュアルは 障害別に次の項目を記載しています 障害のある方が 1 普段から気をつけておくこと 2 緊急時に気をつけること そして 障害のある方を支援する時に ここが重要 1 大切なこと 2 緊急時の支援 3 障害について理解してほしいこと また 23 頁に 防災カード 24 頁に

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

対応すべき行動_0921

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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1.平成26年度神戸市ユーザー評価「神戸市:トップページ」報告書

Transcription:

( 別紙 1) 避難行動要支援者の特徴とニーズ等 避難行動要支援者の特性ごとの避難行動等の特徴 [ 視覚障がい者 ] 自ら被害の状況を知ることができない場合がある ( 視覚情報による緊急事態の察知が不可能な場合が多い ) 災害時には 住み慣れた地域でも状況が一変することに伴い 援助なしでは いつもどおりの行動ができなくなる場合がある 避難所等慣れない場所では 移動など行動することが難しくなる場合がある ( 単独では素早い行動ができない ) 視覚障がいのほかに 知的障がいや聴覚障がいなど重複障がいのある方がいることにも留意 [ 聴覚障がい者 ] 音声による情報が伝わりにくい場合や伝わらない場合がある ( 視覚外の異変 危険の察知が困難 音声による避難誘導の認識ができない場合がある ) 緊急時でも 言葉で人に知らせることが難しい 外見からは障がいのあることがわかりにくい 聴覚障がいのほかに 知的障がいや肢体障がいなどの他の障がいもある者もいることにも留意 [ 盲ろう者 ] 避難所等慣れない場所では 移動などが難しい( 単独での避難行動が難しい ) 障がいの状態( 全盲ろう 弱視ろう 盲難聴 弱視難聴 ) によって 情報収集の方法が異なり 状況判断が難しい [ 言語障がい者 ( 失語症等 )] 緊急時でも 言葉で人に知らせることが難しい 外見からは障がいのあることがわかりにくい [ 肢体不自由者 ] 自分の身体の安全を守ることが難しい とりわけ 下肢障がいがある者などは 自力で避難することが難しい [ 内部障がい者 ] 外見からは障がいのあることがわかりにくい 自力歩行や素早い避難行動が困難な場合がある 心臓 腎臓 呼吸器などの機能障がいのために 人工透析など医療的援助が必要な場合がある 医薬品を常時携帯する必要な方がいる 常時医療機材( 人工呼吸器 酸素ボンベ 吸たん器など ) を必要とする方がいる [ 知的障がい者 ] 急激な環境の変化に順応しにくい場合がある 一人では理解や判断することが難しく( 緊急事態等の認識が不十分な場合 ) 環境の

変化による動揺が大きく見られる場合がある [ 精神障がい者 ] 災害発生時には 精神的動揺が激しくなる場合がある 自分で危険を判断し 行動することができない場合がある 普段から服用している薬を携帯する必要がある [ 高次脳機能障がい者 ] 同時にいくつものことができない場合がある 複数の指示が出ると混乱する場合や 言葉の指示でどのように行動してよいかが分からない場合がある 少し前の記憶や行き先や場所を忘れてしまう場合がある 緊急時でも 自分の知りたいことやして欲しいことを言葉で人に知らせることや他の人の言葉の理解が難しい場合がある 自分で危険を判断し行動することができない場合があるため 危険な場所に行ってしまうことがある 一人では理解や判断することが難しく 環境の変化による動揺が見られ 考える前に行動してしまう場合や その都度指示されなければ行動できない場合や 直接指導等の支援が必要となる場合がある 外見からは障がいのあることがわかりにくい 受け答えはスムーズで 障がい認識ができていない場合もあり できる わかった などを自信を持って返答するが 実際には行動できない 突然興奮したり 怒り出したり 我慢できないことなどがある 自分の疲労に気付きにくいことがある [ 発達障がい者 ] 環境の変化( いつもと違うこと ) や見通しが立たないことが苦手なために 不安から落ち着きがなくなったり 精神的に不安定になってパニックを起こしたりする場合がある コミュニケーションが苦手であるために 一斉に伝えられた情報を理解しにくかったり 自分が困っていることを伝えられなかったりする場合がある 想像することが苦手なために 避難の必要性や危険な場所 行為が理解できない場合がある 聴覚 触覚などの感覚が過敏であるために 特定の音を嫌がって耳をふさぐ 怖がるなどの行動が見られたり 大勢の人がいる場所にいられないことがある 他に 特定の食べものしか食べられない ( 味覚 ) 特定の服しか着られない 体に触れられるのを嫌がる ( 触覚 ) といった場合もある 反対に 感覚が鈍感であるために 治療が必要なけがや体の不調に気づかないことがある 受け答えがスムーズで 周囲には障がいがあることが分かりにくいことがある [ 難病患者 ] 疾患によって 身体障がい者手帳を所持し 障がい状態にある場合もあることから それぞれの疾病特性に配慮した対応をとる必要がある

[ 認知症高齢者 ] 時間 場所 人に関する見当が混乱することがある 食事をしたことを忘れて要求するなど 最近の出来事をすっかり忘れることがある 言葉が出てこなかったり 意味を理解できないことがある 身の回りの物の用途がわからなくなることがある 急激な環境の変化への適合が難しい 服の着替えがうまくできないことがある 環境の変化にぜい弱である ( 以上の症状は環境の変化により大きく左右されやすい ) * 障がい者の特性等については 上記の他 以下にも詳しく掲載されているので参考にするとよい 障がいのある方への接遇マニュアル 出典 : 東京都心身障がい者福祉センター (http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/tosho/hakkou/) 防災マニュアル 出典 : 東京都心身障がい者福祉センター (http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/saigai/saigaimanual/index.html)

避難行動要支援者の特性ごとに必要な主な配慮等 [ 視覚障がい者 ] 視覚による緊急事態等の覚知が不可能な場合や瞬時に覚知が困難な場合が多いため 音声による情報伝達及び状況説明が必要である 日常の生活圏外では 介護者がいないと避難できない場合があるため 避難誘導等の援助が必要である なお 重複障がいがある者の場合には その障がい状況に応じた援助ニーズがあることに留意する [ 聴覚障がい者 ] 音声による避難 誘導の指示が認識できないため 手話 要約筆記 文字 絵図等を活用した情報伝達及び状況説明が必要である [ 盲ろう者 ] 視覚や音声による緊急事態等の覚知が困難であるため 指点字や触手話 指文字 手のひら書き 拡大文字等 個々の障がい状況に応じたコミュニケーション方法により情報伝達及び状況説明が必要である 日常の生活圏外では 介護者がいないと避難できない場合があるため 避難誘導等の援助が必要である 単独でいると全ての情報から閉ざされてしまうことを考慮する [ 言語障がい者 ( 失語症等 )] 自分の状況等を伝える際の音声による会話が困難であるため 手話 筆談等による状況把握が必要である [ 肢体不自由者 ] 自力歩行や素早い避難行動が困難な場合が多いため 車いす等の補助器具が必要 この場合 メンテナンスキット ( 空気入れ パンク修理 工具 ) も必需品である [ 内部障がい者 ] 自力歩行や素早い避難行動が困難な場合があるため 車いす等の補助器具が必要である 医薬品や医療機材を携帯する必要があるため 医療機関等による支援が必要である ストマ装用者にあってはストマ用装具が必要である [ 知的障がい者 ] 緊急事態等の認識が不十分な場合や環境の変化による精神的な動揺が見られる場合があるため 何が起こったかを短い言葉や文字 絵 写真などを用いてわかりやすく伝えて事態の理解を図るとともに 日常の支援者が同伴するなどして 気持ちを落ち着かせながら安全な場所へ誘導することが必要である [ 精神障がい者 ] 災害発生時には精神的動揺が激しくなる場合があるため 支援者は 気持ちを落ち着かせる配慮が必要である 服薬を継続することが必要な人が多いため 日ごろから自ら薬の種類を把握するよう指導するとともに 医療機関による支援が必要である [ 高次脳機能障がい者 ]

記憶障がい などがある場合があることから できる限り事前にその方の症状を把握し とるべき行動を記載したメモを渡す 現在の状況や今後の見通しなど何度も繰り返して説明を行うなど その方の症状にあった誘導方法をとることが必要である 緊急事態等の認識ができない場合があるため 何が起こったかを短い言葉や文字 絵 写真などを用いてわかりやすく伝えて事態の理解を図るとともに 日常の支援者が同伴するなどして 安全な場所へ誘導することが必要である 災害発生時には精神的動揺が激しくなる場合があるため 気持ちを落ち着かせることが必要である 食料や物資の配給を待てずに怒ったり騒いだりすることがあり 家族の代わりに列に並ぶ 別途配給するなどの対応で 家族の負担を軽減することが必要である [ 発達障がい者 ] 見通しを持ちやすいように スケジュールやこれから起こることについて できるだけ具体的に説明することが必要である 抽象的な言葉を避け 具体的で分かりやすい言葉を使って はっきりと伝える 耳で聞くよりも目で見たことを理解しやすい特徴があるので その人の理解度に応じて 実物 写真 絵や言葉など目に見える形にして伝えることが必要である 危険を回避するために してはいけないこと 行ってはいけない場所などがある場合は あらかじめそのことをはっきり伝えることが必要である 精神的に不安定になったりパニックを起こしたりした時は 気持ちを落ち着けられるように静かな場所を確保したり 個室が用意できない場合は テントやパーテーション 段ボールで周りの空間と区切るなどの工夫が必要である 聴覚過敏がある場合はヘッドフォンや耳栓を使うことや お気に入りのものを用意するといったことで 落ち着いて過ごせる場合もある 本人からけがや不調の訴えがなくても 身体状況を一通り確認したり また 食事( 食欲 ) や睡眠の状態にも注意を払っておくことが必要である [ 難病患者 ] 肢体が不自由な場合や 外見からは障がいがあることが分からない場合があるため それぞれの病態や症状に応じた避難誘導等の援助が必要である 人工呼吸器や人工透析などの医療的援助が必要な場合がある 慢性疾患患者が多く 医薬品の確保について医療的援助が必要な場合がある [ 認知症高齢者 ] 緊急事態等の認識が不十分な場合や 環境の変化による精神的な動揺が見られる場合があるため 日常の支援者が同伴するなど 気持ちを落ち着かせることが必要である * 障がい者の特性等については 上記の他 以下にも詳しく掲載されているので参考にするとよい 障がいのある方への接遇マニュアル 出典 : 東京都心身障がい者福祉センター (http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/tosho/hakkou/) 防災マニュアル 出典 : 東京都心身障がい者福祉センター ( http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/saigai/saigaimanual/index.html )

避難行動要支援者の特性ごとの情報伝達時の主な配慮事項 [ 視覚障がい者 ] 市町村の広報 その他生活に関する情報等が来た時には 必ず知らせる わかりやすい口調で伝える 音声情報で複数回繰り返す 点字や拡大文字のほか 指点字や触手話 指文字 手のひら書きなど 一つないし複数の組み合わせでコミュニケーションをとり情報提供に努める 盲ろう者通訳 介助員を避難所等に派遣する 重複した障がいがある者の場合には さらに別の障がいに応じた支援が必要になる [ 聴覚障がい者 ] 正面から口を大きく動かして話す 文字や絵を組み合わせた筆談で情報を伝える ( 常時筆記用具を用意しておく ) 盲ろう者通訳 介助員 手話通訳者及び要約筆記者を避難所等に派遣する 掲示板 ファクシミリ E メールを活用した情報提供を行うとともに 文字放送専用テレビを避難所に設置することに努める [ 盲ろう者 ] 生活環境や障がいの状況 障がい発生時期等により コミュニケーションの方法も一人ひとり異なる コミュニケーションの方法は 点字( 指点字 ) 手話( 触手話 ) 指文字 筆談 手のひら書き 音声 その他に分類でき 一つないしは複数の組み合わせでコミュニケーションを取る 市町村の広報 その他生活に関する情報等が来た時には 必ず知らせる 指点字や触手話 指文字 手のひら書き等の手段により状況を伝える 盲ろう者通訳 介助員を避難所等に派遣する [ 知的障がい者 ] 具体的に 短い言葉で わかりやすく情報を伝える 絵 図 文字などを組み合わせて 理解しやすい方法で情報を伝える 精神的に不安定になる場合があることに配慮する [ 精神障がい者 ] 具体的に わかりやすく簡単に情報を伝える 精神的に不安定になる場合 専門的知識のある人に連絡をとるなど配慮する [ 高次脳機能障がい者 ] とるべき行動や大切な説明や予定はメモを渡す 絵 図 文字などを組み合わせて 理解しやすい方法で情報を伝える 言葉が出ずに困っている時は 本人の状況を推測して選択肢をあげたり 絵や図を活用するなどして 表現のサポートを行う 精神的に不安定になる場合があることに配慮し イライラしている時は 静かな場所へ誘導し 落ち着くまで待つ 何度も同じことを聞く時は いつも見える場所にメモを貼ったり 繰り返しの説明を行う

[ 発達障がい者 ] 抽象的な言葉を避け 具体的で分かりやすい言葉を使って はっきりと伝える その人の理解度に応じて 実物や写真 絵 言葉など目に見える形にして伝える 予告できることは できるだけ事前に伝えておく 大きな声を怖がったりする場合があるので 穏やかな声で話しかける 一斉の説明では十分理解できない場合があるため 個別に声をかけ 理解できているかどうかを確認する してはいけないこと 行ってはいけない場所 触ってはいけないものなどがある場合は あらかじめそのことをはっきり伝える などの印やマークを使って はっきり分かるように示す [ 難病患者 ] 視覚 聴覚に障がいがある場合や 認知症をともなう場合は それぞれの状態を把握し 理解しやすい方法で情報を伝える [ 認知症高齢者 ] 具体的に 短い言葉で ゆっくりとわかりやすく理解しやすい方法で情報を伝える

避難行動要支援者の特性ごとの避難誘導時の主な配慮事項 [ 視覚障がい者 ] 安否確認及び避難所への避難誘導( 歩行支援 ) を誰が行うのか 予め取り決めておく 白杖等を確保する また 日常の生活圏であっても 災害時には周辺環境の変化から認知地図( 頭の中の地図 ) が使用不能となる場合があることに配慮する [ 聴覚障がい者 ] 手話や文字情報によって 状況説明を行い 避難所等へ誘導する ( 筆記用具等を用意しておく ) [ 盲ろう者 ] 安否確認及び避難所への避難誘導( 歩行支援 ) を誰がどのように行うのか 予め本人に伝え取り決めておく 指点字や触手話 指文字 手のひら書き等によって状況説明を行い 避難所等へ誘導する たとえ少しの距離であっても支援者の存在が確認できなければ 一人になっているのではないかと不安に感じてしまうので 近くにいることを伝え 少しでも安心できるように留意する [ 言語障がい者 ( 失語症等 )] 手話や文字情報によって 状況説明を行い 避難所等へ誘導する ( 筆記用具等を用意しておく ) [ 肢体不自由者 ] 自力で避難することが困難な場合には 車いすやストレッチャー等の移動用具等を確保することが望ましいが 移動用具等が確保できない場合には 担架やリヤカーの使用 おんぶなどにより避難する [ 内部障がい者 ] 常時使用している医療機材を確保するほか 医薬品を携帯するとともに 自力で避難することが困難な場合には 車いすやストレッチャー等の移動用具等を確保することが望ましい 移動用具等が確保できない場合には 担架やリヤカーの使用 おんぶなどにより避難する [ 知的障がい者 ] 一人でいる時に危険が迫った場合には 緊急に保護する 災害の状況や避難所等の位置を 短いことばや文字 絵 写真などを用いてわかりやすく説明するとともに 必要に応じて誘導する また 動揺している場合には 日常の支援者が同伴するなどして 気持ちが落ち着くよう支援することが大切である [ 精神障がい者 ] 災害の状況や避難所等の位置を伝えるとともに 必要に応じて無理のないやり方で誘導する また 動揺している場合には 時間をとり気持ちが落ち着くよう支援することが大

切である [ 高次脳機能障がい者 ] 災害の状況や避難所等の位置 とるべき行動や大切な説明や予定を記載したメモを渡し 絵 図 文字などを組み合わせて 誘導する また 動揺している場合には 日常の支援者が同伴するなどして 気持ちが落ち着くよう支援することが大切である 何度も同じことを聞く場合でも 繰り返しの説明を行う 道や建物の中で迷うことがあるので 目的地まで付き添うなど必要な誘導を行う けがをしているのに気付かないことがある 本人の主訴だけでなく 身体状況等周り方からも聴取する等よく確認する [ 発達障がい者 ] 事前に避難誘導が必要なことが分かっている場合には あらかじめ行き先 移動する時間 同行する人などについて説明しておく これから起こること( すること 行く場所など ) や取るべき行動について 具体的で分かりやすい言葉を使い はっきりと伝える 一斉の説明では十分理解できない場合があるため 個別に声をかける [ 難病患者 ] 肢体不自由者や 内部障がい者と同様に 車いすやストレッチャー等の移動用具を確保することが望ましい 常時使用している医療機材を確保するほか 医薬品を携帯するよう周知を徹底する [ 認知症高齢者 ] 動揺している場合は 日常の支援者が同伴するなどして 気持ちが落ち着くよう留意し 支援する 妊産婦の特徴等 [ 特徴 ] 自分で判断し行動できるが 素早い避難行動は困難な場合がある [ 避難誘導時の留意点 ] 行動機能は低下しているが 自分で判断し行動できる 避難中の生活を考慮し 適切な避難誘導が必要である [ 避難所での留意点 ] 保険医療サービスの提供や心のケア対策などが必要である 十分な栄養( 栄養食品等 ) が取れるように努める 居室の温度調整( 身体を冷やさないように ) ができるように努める