各位 平成 22 年 4 月 2 日 株式会社神奈川銀行 第 8 次中期 2 か年経営計画 かなぎん WING プラン の策定について 神奈川銀行 ( 頭取清水三省 ) は 今後 2 年間 ( 平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ) を計画期間とする中期経営計画を策定いたしましたので その内容についてお知らせいたします 記 1. 計画名称 かなぎんWINGプラン この名称は 全行員が計画に参画しているという意識付けを高めるため 行内公募を実施し 157 の案の中から決定したネーミングです このネーミングが目指すイメージは お客さま と 神奈川銀行 営業店 と 本部 をそれぞれ二枚の翼に見立て 停滞している経済環境下を乗り切るため 羽ばたきを共にして乗り越えていこうという想いを込めています 2. 計画期間平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 (2か年) 3. 私たちの理念神奈川銀行では 地域の皆さまから信頼され 支持され 地域とともに発展する銀行 を永続的な 私たちの理念 とし 地域に存在感のある銀行 を目指して 各種施策を実施してまいります 4. 将来像本中期経営計画では お客さまや地域社会との共存 共栄 経営管理態勢の確立 健全経営の堅持 活力ある組織と人材力の向上 の 4 項目を柱とした 地域に存在感のある銀行 を当行の将来像 目指すべき姿として掲げています 計画期間の 2 年間は この 4 項目に則ったそれぞれのテーマを実践し 理念としている 地域の皆さまから信頼され 支持され 地域とともに発展する銀行 となるべく 役職員全員が一丸となって計画達成に向けた取組みを行ってまいります
5. 将来像に向けた主なテーマ (1) お客さまや地域社会との共存 共栄 に向けて 金融仲介機能の充実 をテーマとして取組みます フェイスツーフェイスを徹底し お客さまとの接点を拡大することでメインバンクとしてご利用いただき 存在感を高められるよう努めてまいります さらに お客さまがご利用しやすい窓口 店舗体制作りを行い お客さま満足度向上につなげていきたいと考えています 中小企業のお客さまや住宅資金をご利用のお客さまからのご返済に関するご相談やご要望または新たなお借入について 適切な審査を実施し また 経営相談 経営改善 事業再生支援の強化を図り 金融の円滑化を推進します お客さまの事業価値を見極める 目利き能力 の向上や中小企業に適した資金供給など 地域密着型金融を推進してまいります (2) 経営管理態勢の確立 に向けて 内部管理態勢の強化 をテーマとして取組みます コンプライアンスの徹底 リスク管理の強化など 内部管理態勢のさらなる強化に努めてまいります お客さまのニーズに対応した 多様で良質な金融商品 サービスの提供 や システム環境の向上 (24 時間 365 日対応 バックアップセンター保有等 ) 効果的 効率的な事務の運営等を目的とした次期システムへの移行を確実に行うため 万全の態勢で準備を進めてまいります (3) 健全経営の堅持 に向けて 安定的な財務基盤の確立 をテーマとして取組みます 競争が一段と厳しさを増している金融業界において 安定的な財務基盤の確立は欠かすことのできない必須のテーマです そのために当行では収益力の強化を図り 効率的経営を確立し 不良債権の発生防止に努めてまいります とりわけ 融資量の増加は収益力強化の源泉であると考えています 地域金融機関として 地域に根差した資金を円滑に供給することにより 収益機会の拡大を図ってまいります (4) 活力ある組織と人材力の向上 に向けて 少数精鋭による組織力の強化 をテーマとして取組みます 事務部門や営業部門 その他管理部門など業務全般を通じて 人材力の向上こそがいま最も求められることと考えています また 当行全体で人材力の底上げを図ると同時に本支店一体となった組織作りを行い 組織的対応力の強化に努めることで お客さまにご満足いただけるような金融サービスを提供してまいります 6. 数値目標平成 23 年度 ( 末 ) 当期純利益 自己資本比率 Tier1 比率 3 億円以上 10% 以上 9% 以上 < 本件に関するお問合せ> 神奈川銀行総合企画部 045-261-2641 以上
第 8 次中期経営計画 かなぎん WING プラン 平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 (2 か年 )
神奈川銀行では第 8 次中期経営計画 かなぎん WING プラン を策定し 平成 22 年 4 月 1 日よりスタートしました 地域の皆さまから信頼され 支持され 地域とともに発展する銀行 を永続的な私たちの理念とし 地域に存在感のある銀行 を目指して 各種施策を実施してまいります 私たちの理念 地域の皆さまから信頼され 支持され 地域とともに発展する銀行 当行の将来像 目指すべき姿 1. お客さまや地域社会との共存 共栄 2. 経営管理態勢の確立 地域に存在感のある銀行を目指して 3. 健全経営の堅持 4. 活力ある組織と人材力の向上 計画期間 平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 2 か年計画
将来像 目指すべき姿に対する当行 4 つのテーマ 1. お客さまや地域社会との共存 共栄 2. 経営管理態勢の確立 テーマ 1 テーマ 2 金融仲介機能の充実 内部管理態勢の強化 お客さま満足度向上への取組み (CS の充実 ) コンプライアンスの徹底 金融円滑化の推進 地域密着型金融の推進 < 別紙資料 > リスク管理の強化 次期システムへの確実な移行 3. 健全経営の堅持 4. 活力ある組織と人材力の向上 テーマ3 テーマ4 安定的な財務基盤の確立 少数精鋭による組織力の強化 収益力の強化 現場重視の組織作り 効率的経営の確立 不良債権の発生防止 人材育成 計数目標 当期利益 3 億円以上自己資本比率 10% 台 Tier1 比率 9% 台
4 つのテーマにおける各種具体的施策 テーマ 1. 金融仲介機能の充実 お客さま満足度向上への取組み (CS の充実 ) 金融円滑化の推進 地域密着型金融の推進 < 別紙資料 > お客さまとの接点拡大によるメインバンク化への取組み強化 ( 存在感 密着度の向上 ) お客さまがご利用しやすい窓口 店舗体制作り ( 店頭営業体制の強化 ) お客さまの特性 状況に応じた適切な融資対応の徹底 ( 新規融資 条件変更 ) 経営相談 経営改善 事業再生支援の強化 事業価値を見極める 目利き能力 の向上および中小企業に適した資金供給の推進 地域の情報集積を活用した地域経済への持続的な貢献 テーマ 2. 内部管理態勢の強化 コンプライアンスの徹底 リスク管理の強化 法令遵守の企業風土の確立 お客さまへの適切かつ十分な説明および ご意見 ご要望 苦情等に対する真摯な対応の徹底 個人情報保護の徹底 市場環境の急激な変化や自然災害等への対応力強化 適時 適切な自己査定の実施 内部事務の堅確化 次期システムへの確実な移行 移行に向けた万全な準備 テーマ 3. 安定的な財務基盤の確立 収益力の強化 効率的経営の確立 不良債権の発生防止 融資量の増加 適正利ざやの確保 役務収益の増加 経費の適正配分 地域特性を踏まえた店舗役割の徹底 適正な融資審査 ご融資に関する相談体制の充実 テーマ 4. 少数精鋭による組織力の強化 現場重視の組織作り 行内コミュニケーションの活性化 ( 本部間 本支店間の意思疎通の徹底 ) 適材適所の人員配置 人材育成 行員一人ひとりの能力向上 階層別教育体制の確立
第 8 次中期経営計画 かなぎん WING プラン ( 平成 22 年 4 月 ~ 平成 24 年 3 月 ) 骨子 私たちの理念 地域の皆さまから信頼され 支持され 地域とともに発展する銀行 地域に存在感のある銀行を目指して 1. お客さまや地域社会との共存 共栄 当行の将来像当行の目指すべき姿 2. 経営管理態勢の確立 3. 健全経営の堅持 4. 活力ある組織と人材力の向上 4 つのテーマおよび各種具体的施策 テーマ 1. 金融仲介機能の充実 お客さま満足度向上への取組み (CS の充実 ) お客さまとの接点拡大によるメインバンク化への取組み強化 ( 存在感 密着度の向上 ) お客さまがご利用しやすい窓口 店舗体制作り ( 店頭営業体制の強化 ) 金融円滑化の推進地域密着型金融の推進 お客さまの特性 状況に応じた適切な融資対応の徹底 ( 新規融資 条件変更 ) 経営相談 経営改善 事業再生支援の強化 事業価値を見極める 目利き能力 の向上および中小企業に適した資金供給の推進 地域の情報集積を活用した地域経済への持続的な貢献 テーマ3. 安定的な財務基盤の確立収益力の強化 融資量の増加 適正利ざやの確保 役務収益の増加 効率的経営の確立 経費の適正配分 地域特性を踏まえた店舗役割の徹底 テーマ2. 内部管理態勢の強化コンプライアンスの徹底 法令遵守の企業風土の確立 お客さまへの適切かつ十分な説明および ご意見 ご要望 苦情等に対する真摯な対応の徹底 個人情報保護の徹底 リスク管理の強化 市場環境の急激な変化や自然災害等への対応力強化 適時 適切な自己査定の実施 内部事務の堅確化 次期システムへの確実な移行 移行に向けた万全な準備 テーマ4. 少数精鋭による組織力の強化現場重視の組織作り 行内コミュニケーションの活性化 ( 本部間 本支店間の意思疎通の徹底 ) 適材適所の人員配置 人材育成 行員一人ひとりの能力向上 階層別教育体制の確立 不良債権の発生防止 適正な融資審査 ご融資に関する相談体制の充実 計数目標自己資本比率 10% 台当期利益 3 億円以上 Tier1 比率 9% 台 < 経済 金融 > 景気停滞 ( 二番底への警戒 ) 金融円滑化 ( 条件変更対応 緊急保証制度等 ) IFRS 等新会計基準への対応など < 外部環境 > < 社会 県内 > 政権交代 少子高齢化 雇用不安 利用者保護 環境配慮社会 金融犯罪への対応など
< 別紙資料 > 地域密着型金融の推進 1. 事業価値を見極める 目利き能力 の向上および中小企業に適した資金供給の推進事業価値を見極める融資をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底に取組みます (1) 目利き機能の向上をはじめ事業価値を見極める融資 = 不動産担保 個人保証に過度に依存しない融資の徹底 無担保 第三者保証人不要の融資商品を 引き続き推進します 知的財産権担保融資 ABL の活用等 新形態の融資の導入の為に 外部機関や政府系金融機関等との交換会を実施し 早期の導入を目指します (2) 中小企業に適した資金供給手法の徹底 私募債引受け業務を積極的に推進します 地域金融機関 CLO への参加を推進します 中小企業に適した融資商品として プレミアムビジネスローンおよび プレミアムビジネスローン +( プラス ) を推進します 2. 経営相談 経営改善 事業再生支援の強化ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化として 事業再生 経営改善支援および創業 新事業支援に取組みます (1) 事業再生 本部企業支援室と営業店の連携により債務者とのコミュニケーションを密にし 財務状況 収益状況の実態を把握し 事業の再生を図ります 中小企業再生支援協議会や税理士等の専門家と連携して 事業再生に取組みます 外部研修 行内研修により 個々人のスキルアップを図り 事業再生に活用します (2) 創業 新事業支援 創業 新事業支援団体との交流により 情報収集及び営業店への情報発信の強化を図ります 神奈川産業振興センターや政府系金融機関等外部機関との情報交換により 協調融資等連携を推進します 当行独自の商品である 創業 新事業支援融資 [ 挑 ] の推進に向け 将来性のある企業の案件を発掘し 育成していく態勢を強化します (3) 経営改善支援 債務者とのコミュニケーションを密にし 改善計画の作成 提案にて代表者の意識改革や計画実行の支援を行います 中小企業再生支援協議会や税理士等の専門家と連携して 経営改善支援に取組みます 企業支援室担当者による行内研修の実施 営業店担当者への個別指導により個々人のスキルアップを図り 経営改善指導に活用します (4) 事業承継 事業承継に伴い発生する 経営 税務 法律等の相談に対応できるよう 外部の専門家による無料相談を活用し 事業承継を円滑に進められるように支援を行います ( 毎週 1 回の税務相談 法律相談の実施 ) 経営者を対象とした経営サポート情報等の最新経営情報を提供できるネットワークの整備を検討します 3. 地域の情報集積を活用した地域経済への持続的な貢献地域の面的再生 地域の活性化につながる多様なサービスの提供に取組みます (1) 地域の面的再生 地方公共団体や商工団体との連携強化 情報の共有化により地域の活性化を図ります PFI 事業のノウハウを習得し 事業への参加を推進します 日本政策投資銀行等との連携強化 再生スキームのノウハウの習得 蓄積を図り 地域の活性化に活かします (2) 地域の活性化につながる多様なサービスの提供 将来の地域経済社会の担い手となる 学生の職業意識を醸成する インターンシップ制度 や 産学連携による人材育成を目的とした 神奈川産学チャレンジプログラム に社会貢献の一環として参加します 行内ビジネスマッチングにより 地元企業のビジネスニーズに対応します 年金相談会を実施します AED の設置等 地域社会への貢献活動に努めます (3) 地域への適切なコミットメント 公共部門の規律付け 地方公共団体に対して 適正金利での融資対応を図ります