イ受注者又は受注関係者との請負の契約により公契約に係る業務に 従事する者 ⑸ 社会的価値公契約に係る施策の実施にあたり 確保されるべき公正労働基準その他規則で定めるものをいう ( 基本方針 ) 第 3 条市は 次に掲げる事項を公契約の実施に係る基本方針とする ⑴ 公契約における法令遵守の徹底を図り

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

Taro-議案第13号 行政手続条例の

個人情報の保護に関する規程(案)

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の



(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

労働者への周知 先進自治体の 公契約条例 比較表資料 1 1. 野田市 2. 川崎市 3. 相模原市 4. 多摩市 野田市公契約条例川崎市契約条例 ( 改正 ) 相模原市公契約条例多摩市公契約条例 受注者等は次に掲げる事項を公契約に係る業務が実施される作業場の見やすい場所に掲示し 若しくは備え付け

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

- 2 - ⑷ 保育所又は学童クラブにおいて 保育又は学童クラブの目的を達成するために 児童又はその保護者に対してされる行政指導 ⑸ 市の職員 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員に該当する職員をいう 以下同じ ) 又は市の職員であった者に対して

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(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

暴力団対策措置要綱

議案第4号

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

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1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

個人情報保護規程

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

様式第19号

PowerPoint プレゼンテーション

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条


9川総行推第29号

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

⑵ 街頭防犯カメラの設置は 補助金の交付申請を行った年度に着手し 当該年度内に完了できるものであること ⑶ 補助金の交付を受けようとする街頭防犯カメラに関し 他の法令等により 国 県又は市から同種の補助金の交付を受けていないこと ( 補助対象経費 ) 第 5 条補助の対象となる経費 ( 以下 補助対

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

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3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

吹田市告示第  号

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

大館市入札参加資格に関する要綱

第 4 条市は 助成対象者に係る医療費 ( 入院時食事療養費を除く ) のうち医療保険各法に定める一部負担金 ( 法令の規定に基づく国若しくは地方公共団体の負担による医療に関する給付又は保険者等の負担による高額療養費及び高額介護合算療養費の支給若しくは附加給付がある場合は その額を控除した額とする

個人情報の取り扱いに関する規程

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

パブリック・コメントが事後となった理由

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

弘前市告示第   号

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

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3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

交野市税条例の一部を改正する条例案 交野市税条例の一部を改正する条例 交野市税条例 ( 平成 15 年条例第 38 号 ) の一部を次のように改正する 第 69 条の次に次の1 条を加える ( 法第 349 条の3 第 28 項等の条例で定める割合 ) 第 69 条の2 法第 349 条の3 第 2

( 助成対象期間等 ) 第 4 条助成の対象となる期間 ( 以下 助成対象期間 という ) は 次の各号に掲げる対象者の区分に応じ 当該各号に定める期間とする (1) 平成 30 年 10 月 1 日より前に市の住民基本台帳に記録された者会員となった日の属する月から起算して 24 月間 (2) 平成

第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

を得ないと認めるときは 当該住宅に居住する世帯の世帯主であること ⑶ 補助金の申請時において 補助金の対象となる住宅の所有者 ( 所有者が2 人以上いるときは その全員 ) が市税 ( 所沢市税条例 ( 昭和 25 年告示第 7 6 号 ) 第 3 条に掲げる税目をいう 以下同じ ) を滞納していな

平成11年6月8日

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

法律第三十三号(平二一・五・一)

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

参考資料1 委員会規約

⑴ ⑵ ⑶ ⑵

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

第 5 条何人も 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法 ( 昭和 41 年法律第 1 号 ) 第 6 条第 1 項の歴史的風土特別保存地区においては 太陽光発電設備 ( 道路標識等と一体となっているものであって 国又は地方公共団体が設置するものを除く ) を設置してはならない ( 抑制区域

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

<4D F736F F D20819D96D491968E738BF382AB89C CC934B90B38AC7979D82C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A52E646F63>

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

01 契約書(案)

春日井市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する

第 3 4 条の9 第 1 項中 第 3 3 条第 4 項の申告書 を 第 3 3 条第 4 項に規定する特定配当等申告書 に 同条第 6 項の申告書 を 同条第 6 項に規定する特定株式等譲渡所得金額申告書 に 法第 2 章第 1 節第 6 款 を 同節第 6 款 に改める 第 4 8 条第 1

目 次 特定契約制度の概要 2 特定契約制度の運用 2 1 特定契約の範囲 2 2 対象労働者の範囲 2 3 労働報酬下限額 3 4 労働報酬 4 5 基準額の算定 6 6 労務台帳の作成 提出 8 7 対象労働者への周知 9 8 労働者の申出 9 9 報告及び立入調査 是正措置 10

Transcription:

越谷市公契約条例 平成 28 年 12 月 22 日 条例第 51 号 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 公平かつ公正な公契約及びそれに従事する労働者等の適正な労働条件の確保を図り もって公契約の適正な履行及び質の向上に資するとともに 地域経済の健全な発展及び市民福祉の増進に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる ⑴ 公契約次に掲げる契約をいう ア市が発注する工事 製造その他の請負の契約 イ 越谷市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例 ( 平成 17 年条例第 8 号 ) 第 4 条の規定により締結する協定 ( 以下 指定管理協定 という ) ⑵ 受注者市と公契約を締結する者をいう ⑶ 受注関係者次に掲げる者をいう ア公契約に係る業務の一部を請け負う者 ( 受注者を除く ) イ労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関 する法律 ( 昭和 60 年法律第 88 号 ) に基づき受注者又はアに掲げ る者へ公契約に係る業務に従事する労働者を派遣する者 ⑷ 労働者等次に掲げる者をいう ア受注者又は受注関係者に雇用され 専ら公契約に係る業務に従事 する労働基準法 ( 昭和 22 年法律第 49 号 ) 第 9 条に規定する労働 者 ( 同居の親族のみを使用する事業又は事務所に使用される者及び 家事使用人を除く )

イ受注者又は受注関係者との請負の契約により公契約に係る業務に 従事する者 ⑸ 社会的価値公契約に係る施策の実施にあたり 確保されるべき公正労働基準その他規則で定めるものをいう ( 基本方針 ) 第 3 条市は 次に掲げる事項を公契約の実施に係る基本方針とする ⑴ 公契約における法令遵守の徹底を図り 公契約の締結過程及び内容の透明性を確保するとともに 公平かつ公正な競争を促進し 市民の理解及び信頼を得るよう努めること ⑵ 公契約の品質 価格及び履行の適正を確保し 良質な市民サービスの提供に努めること ⑶ 労働者等の適正な労働条件の確保に配慮するとともに 本市における雇用の促進及び安定に努めること ⑷ 予算の適正な執行に留意しつつ 市内の中小企業の受注機会の増大を図るとともに 防災及び災害復旧活動をはじめとする地域社会の維持及び発展並びに社会的価値の向上に貢献する事業者を適正に評価し 将来にわたる公契約の担い手の育成及び確保に寄与すること ⑸ 談合その他の不正行為の排除を徹底すること ( 市の責務 ) 第 4 条市は この条例の目的を達成するため 前条に規定する基本方針にのっとり公契約に係る施策を講じなければならない 2 市は 公契約の品質 価格及び履行の適正を確保するため 取引の実例価格等を考慮した適正な積算根拠に基づき 契約金額を決定する基準となる予定価格の算出に努めなければならない ( 受注者の責務 ) 第 5 条受注者は 公契約を締結する社会的責任を自覚し 関係法令等を遵守するとともに 公契約を誠実かつ適正に履行しなければならない

2 受注者は 労働者等の適正な労働条件及び労働環境の確保に努めるとともに 社会的価値の向上に配慮しなければならない 3 受注者は 地域経済及び地域社会の活性化に寄与するため 業務の一部を第三者に発注する場合は 市内に事業所等を有する者を使用するよう努めるとともに 市内に住所を有する労働者等の雇用機会に配慮しなければならない 4 受注者は 継続性のある業務に関する公契約を締結する場合は 当該業務に従事する労働者の雇用の安定並びに当該業務の質の維持及び継続性の確保に配慮し 当該公契約の締結前から当該業務に従事していた労働者のうち希望する者については 特段の事情がない限り雇用するよう努めなければならない 5 受注者は 前条第 1 項の規定により市が講ずる施策に協力するよう努めなければならない ( 労働報酬下限額 ) 第 6 条市長は 毎年 次の各号に掲げる公契約の種類ごとに 当該各号に定める者 ( 規則で定める者を除く ) に対して支払われるべき1 時間当たりの労働の対価 ( 賃金又は請負代金のうち規則で定めるものをいう 以下同じ ) の下限の額 ( 以下 労働報酬下限額 という ) を定めるものとする ⑴ 市が発注する工事の請負の契約のうち規則で定めるもの ( 以下 対象請負契約 という ) 対象請負契約に係る業務に従事する労働者等 ( 農林水産省及び国土交通省が公共工事の積算に用いるため毎年度決定する公共工事設計労務単価 ( 以下 設計労務単価 という ) に掲げる職種の業務に従事する者に限る ) ⑵ 市が発注する業務の委託に関する契約及び指定管理協定のうち規則で定めるもの ( 以下 対象委託契約 という ) 対象委託契約に係る業務に従事する労働者等

2 労働報酬下限額は 対象請負契約及び対象委託契約 ( 以下 対象契約 という ) の種類又は内容に応じて 次に掲げる額等を勘案して定めるものとする ⑴ 設計労務単価 ⑵ 最低賃金法 ( 昭和 34 年法律第 137 号 ) 第 9 条第 1 項に規定する地域別最低賃金において定める最低賃金額 ⑶ 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) 第 8 条第 1 項に規定する厚生労働大臣の定める基準において本市に適用される額 ⑷ その他公的機関が定める労務単価の基準等 3 市長は 労働報酬下限額を定めようとする場合は 第 11 条第 1 項の越谷市労働報酬等審議会の意見を聴かなければならない 4 市長は 労働報酬下限額を定めた場合は これを告示するものとする ( 対象契約において定める事項 ) 第 7 条市長は 請負の契約にあっては市及び受注者が相互に対等平等な関係にあることを 指定管理協定にあっては市及び受注者が共同して公の施設の管理の責任を負うことを前提として 両者が協力し 及び共同してこの条例の目的を達成するため 対象契約において 次に掲げる事項を定めるものとする ⑴ 受注者は 労働者等のうち受注者に雇用される者に対し 労働報酬下限額以上の労働の対価を支払わなければならないこと ⑵ 受注者は 受注関係者が労働者等に支払った労働の対価が労働報酬下限額を下回った場合は その差額分が支払われるよう 必要な措置を講ずること ⑶ 受注者は 規則で定めるところにより 第 5 条及びこの条に関する事項の履行状況等を市長に報告すること ⑷ 受注者は 次に掲げる事項について記載した書面を 対象契約に係る業務が行われる作業場の見やすい場所に掲示し 又は交付すること

により 労働者等に適切に周知すること アこの条例が適用される労働者等の範囲イ労働報酬下限額ウ次号の申出をする場合の申出先エ次号の申出をしたことを理由に 解雇 請負の契約の解除その他 不利益な取扱いを受けないこと ⑸ 労働者等は 労働の対価が支払われるべき日において 支払われるべき当該労働の対価が支払われていない場合又は支払われた当該労働の対価の額が労働報酬下限額を下回る場合は 市長又は受注者にその事実の申出をすることができること ⑹ 受注者は 労働者等から前号の申出があった場合は 誠実に対応するとともに 当該労働者等が当該申出をしたことを理由に 解雇 請負の契約の解除その他不利益な取扱いをしてはならないこと ⑺ 受注者は 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に基づく健康保険 厚生年金法 ( 昭和 29 年法律第 115 号 ) に基づく厚生年金保険及び雇用保険法 ( 昭和 49 年法律第 116 号 ) に基づく雇用保険 ( 以下 社会保険 という ) 並びに労働者災害補償保険法 ( 昭和 22 年法律第 50 号 ) に基づく労働者災害補償保険に 事業主として加入していなければならないこと ただし 社会保険及び労働者災害補償保険の全部又は一部について法令で適用が除外されている場合は この限りでない ⑻ 受注者は 受注関係者の社会保険の加入状況を確認し 加入していない場合は その加入について指導又は助言を行うこと ただし 社会保険の全部又は一部について法令で適用が除外されている場合は この限りでない ⑼ 対象請負契約の受注者は 標準見積書の参照等により必要な法定福利費を把握し 受注関係者との適正な契約の締結に努めなければなら

ないこと ⑽ 受注者は 次条第 1 項の規定による報告若しくは資料の提出の求め又は立入調査に応じること ⑾ 受注者は 受注関係者との契約において 次に掲げる事項を定めること ア受注関係者は 受注者に準じて第 1 号及び第 6 号の規定を遵守す ること イ受注関係者は 次条第 2 項の規定による市長からの協力の求めに 応じるよう努めること ⑿ 受注者は 第 9 条第 1 項の規定による是正要求があった場合は 速やかに違反を是正するための措置を講ずるとともに 同条第 2 項の規定による是正報告を行うこと ⒀ 市長は 第 10 条の規定による公表ができること ⒁ その他市長が必要と認める事項 ( 立入調査等 ) 第 8 条市長は 労働者等から前条第 5 号の申出があったときその他この条例に定める事項の履行状況等を確認するために必要があると認めるときは 受注者に対し 必要な報告若しくは資料の提出を求め 又は当該職員に当該事業所に立入り 書類の閲覧その他必要な調査をさせることができる 2 市長は 前項の規定による報告若しくは資料の提出又は立入調査の結果 必要があると認めるときは 受注関係者に対し 必要な報告若しくは資料の提出を求め 又は当該職員に当該事業所に立入調査をさせることについて 協力を求めることができる 3 前 2 項の規定により立入調査をする当該職員は その身分を示す証明書を携帯し 関係者の請求があったときは これを提示しなければならない

4 第 1 項又は第 2 項の規定による立入調査の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない ( 是正要求及び是正報告 ) 第 9 条市長は 前条第 1 項又は第 2 項の規定による報告若しくは資料の提出又は立入調査の結果 受注者又は受注関係者が対象契約において定められた事項に違反していると認めるときは 当該違反を是正するための措置を講ずるよう受注者に求めるものとする 2 受注者は 前項の規定により是正するための措置を講ずるよう求められた場合は 速やかに当該措置を講ずるとともに その内容を市長が指定する期日までに市長に報告するものとする ( 公表 ) 第 10 条市長は 受注者が次の各号のいずれかに該当する場合は 規則で定めるところにより公表することができる ⑴ 第 8 条第 1 項若しくは第 2 項の規定による報告若しくは資料の提出をせず 虚偽の報告若しくは資料を提出し 又は同条第 1 項若しくは第 2 項の規定による立入調査を拒み 妨げ 若しくは忌避した場合 ⑵ 前条第 2 項の規定による是正の措置を講ぜず 若しくは報告をせず 又は虚偽の報告をした場合 ( 労働報酬等審議会 ) 第 11 条労働報酬下限額等について調査審議するため 市長の附属機関として 越谷市労働報酬等審議会 ( 以下 審議会 という ) を設置する 2 審議会は 委員 6 人以内で組織する 3 委員は 次に掲げる者のうちから 市長が委嘱する ⑴ 学識経験者 ⑵ 事業者 ⑶ 労働者

4 委員の任期は 2 年とし 再任を妨げない ただし 委員が欠けた場合における補欠委員の任期は 前任者の残任期間とする 5 前各項に定めるもののほか 審議会の組織及び運営に関し必要な事項は 規則で定める ( 委任 ) 第 12 条この条例の施行に関し必要な事項は 規則で定める 附則 ( 施行期日 ) 1 この条例は 平成 29 年 4 月 1 日から施行する ただし 第 6 条及び第 11 条並びに附則第 3 項の規定は 公布の日から施行する ( 経過措置 ) 2 この条例は この条例の施行の日以後に公告 通知等を行う契約又は指定管理者の選定に係る募集を行う指定管理協定について適用する ( 越谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 ) 3 越谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例 ( 昭和 36 年条例第 4 号 ) の一部を次のように改正する 別表公務災害補償等審査会の項の次に次のように加える 労働報酬等審議会委員日額 5,500 円 2,500 円