各 位 2018 年 9 月 19 日株式会社インプレス 本格導入が進む注目の最新技術を徹底解説! インプレス標準教科書シリーズ 5G 教科書 LTE/IoT から 5G まで を 9 月 21 日発売 https://book.impress.co.jp/books/1118101004 インプレスグループで IT 関連メディア事業を展開する株式会社インプレス ( 本社 : 東京都千代田区 代表取締役社長 : 小川亨 ) は 2018 年 6 月に仕様が確定した 5G の最新技術 ( 第 1 フェーズ ) と標準化動向をまとめた インプレス標準教科書シリーズ 5G 教科書 LTE/IoT から 5G まで を 2018 年 9 月 21 日 ( 金 ) に発売します 5G は 人間が利用するモバイル通信に加えて 工場の制御系や遠隔手術のように超低遅延が要求されるケース 多数の移動物体を画像から自動認識するような超高ビット レートが必要なケース 膨大な量のセンサーやメーターを利用するケースなど さまざまな産業界での利用が想定されている点で 大きく注目されています 最初の iphone が登場した 2007 年以降 主にスマートフォンが移動通信の発展 進化を牽引してきました SNS 写真撮影とシェアリング ナビゲーション 乗換え案内 ショッピングなど あらゆる場面にモバイル通信を利用するシーンが広がりました 特に動画像アプリケーションが手元で手軽に利用できるようにもなりました このような大きな利用の変化とともに 世界のモバイルトラフィックはこの 10 年間で約 400 倍も増加しました これらトラフィックの増大に対応する性能を確保するため LTE とその進化をベースとする 4G ネットワーク技術の確立がありました LTE は それまでの人と人との通信から モノとモノとの通信 (Internet of Things) へと役割が拡大しています このような IoT 時代を迎え 対象となる市場も飛躍的に拡大してきています この LTE(4G) に続くシステムとして 新たな無線通信方式 (NR:New Radio) を採用した 5G システムの標準化が検討され 2017 年 12 月のノンスタンドアロン (NSA) 方式に続いて 2018 年 6 月にスタンドアロン (NA) 方式の仕様が策定されて 5G フェーズ 1 の規格仕様が完了しました これによって 5G の全機能について第 1 段階の仕様が確定したことになります 第 1 フェーズの標準化の完了を受けて 通信事業者や通信機器メーカー 通信用半導体メーカーをはじめ コンテンツ制作やサービス提供者などの関連事業者では 5G を活用した新たなサービスの提供に向かって活発な開発が進められています 今後 5G が搭載された端末や関連機器 サービスが世界から提供されることになります 日本においても 2020 年に開催される東京オリンピック パラリンピックにおいて 5G による商用サービスが実施される予定となっており 本格的な導入が進んでいます 本書 5G 教科書 は 第一線で活躍されている著者陣によって執筆され LTE/IoT から 5G までの全貌が見える一冊となっています さらに 複雑かつ難解な技術について 豊富な図面を使ってわかりやすく解説されています
具体的には 以下のような構成となっています ( 目次詳細は参考資料を参照 ) 第 1 章 5G( 第 5 世代 ) に向けて発展するワイヤレス ブロードバンドの全体像第 2 章 Q&A で学ぶワイヤレス ブロードバンドの基礎知識第 3 章 LTE LTE-Advanced LTE-Advanced Pro の無線アクセス技術第 4 章 5G( 第 5 世代 ) の無線アクセス技術 NSA 方式と SA 方式との 2 種類のアーキテクチャを規定 第 5 章 4G( 第 4 世代 ) のアーキテクチャ EPS を支えるパケット コア基盤 EPC 第 6 章 4G の EPC から 5G コア (5GC) への進化 NFV/SDN 分散クラウド ネットワーク スライシングを導入へ 第 7 章 IP マルチメディア サブシステム (IMS) とその応用第 8 章高度化するスマートフォンの端末構成と特徴第 9 章 5G へ向かうスマートフォン時代のモバイル OS Google の Android や Apple の ios 第 10 章 5G 実現に向けた IoT 規格の標準化動向 セルラー LPWA 規格 LTE-M/NB-IoT 第 11 章第 5 世代移動通信システム (5G) に関する国際標準化の最新動向 本書は 5G の利用に関係する産業界の方々が 技術についての理解を深め 同時に新しいビジネスを創 出するうえでも 必読の一冊となっています << 本書の製品形態 および販売に関するご案内 >> インプレス標準教科書シリーズ 5G 教科書 LTE/IoT から 5G まで 服部武 藤岡雅宣 編著 << 製品形態 販売価格一覧 >> 発売日 :2018 年 9 月 21 日 ( 金 ) 価格 :5,500 円 + 税判型 :B5 判ページ数 :440ページ ISBN:978-4-295-00377-9 [ 電子書籍 ] 販売基準価格 5,500 円 + 税 詳細 ご注文は以下よりご覧ください https://book.impress.co.jp/books/1118101004 以上 株式会社インプレス https://www.impress.co.jp/ シリーズ累計 7,000 万部突破のパソコン解説書 できる シリーズ デジタルカメラマガジン 等の定期 雑誌 IT 関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス Impress Watch 等のコンシューマ向けメディア IT Leaders SmartGrid ニューズレター Web 担当者 Forum 等の企業向け IT 関連メディアブランドを総合的に展開 運営する事業会社です IT 関連出版メディア事業 及びデジタルメディア & サービス事業を幅広く展開しています インプレスグループ https://www.impressholdings.com/ 株式会社インプレスホールディングス ( 本社 : 東京都千代田区 代表取締役 : 唐島夏生 証券コード : 東証 1 部 9479) を持株会社とするメディアグループ IT 音楽 デザイン 山岳 自然 旅 鉄道 学術 理工学 を主要テーマに専門性の高いメデイア & サービスおよびソリューション事業を展開しています さらに コンテンツビジネスのプラットフォーム開発 運営も手がけています 本件に関するお問合せ先 株式会社インプレス広報担当 : 丸山 TEL:03-6837-5034 E-mail: pr-info@impress.co.jp URL: https://www.impress.co.jp/
インプレス標準教科書シリーズ 5G 教科書 LTE/IoT から 5G まで 目次 第 1 章 5G( 第 5 世代 ) に向けて発展するワイヤレス ブロードバンドの全体像 モバイル ブロードバンドと無線技術の進化 1 ワイヤレス ブロードバンドの基礎知識 1.1 電波特性と無線技術に関するイントロダクション 1.2 FDDとTDDの特徴と比較 1.3 移動通信で利用する周波数バンド 1.4 ライセンスバンドとアンライセンスバンド 1.5 回線交換方式とパケット交換方式の技術と歴史 2 ワイヤレス ブロードバンドと移動通信の進化 1.6 移動通信の歩み 1.7 5G( 第 5 世代 ) への進化 第 2 章 Q&Aで学ぶワイヤレス ブロードバンドの基礎知識 Q1 携帯電話の基地局やネットワークの仕組み Q2 携帯電話の位置登録の仕組み Q3 携帯電話の電波の強さ Q4 変調とは何か? Q5 移動通信の無線アクセス技術とは? Q6 MIMOとは? Q7 無線通信の基礎のまとめ Q8 移動通信端末の位置情報とは? Q9 国際ローミング サービスとは? Q10 MVNO( 仮想移動通信事業者 ) と移動通信事業者ネットワークの接続は? Q11 モバイル ( マルチアクセス ) エッジ コンピューティングとは? Q12 ネットワーク シェアリングとは? 第 3 章 LTE LTE-Advanced LTE-Advanced Proの無線アクセス技術 3.1 LTE LTE-Advanced LTE-Advanced Pro 3.2 LTE LTE 無線アクセス系の核となる移動通信システム無線アクセス方式 3.3 LTE-Advanced 第 4 世代移動通信システム無線アクセス方式 3.4 LTE-Advanced Pro 第 4 世代から第 5 世代への掛け橋 第 4 章 5G( 第 5 世代 ) の無線アクセス技術 NSA 方式と SA 方式との 2 種類のアーキテクチャを規定 1
4.1 5G( 第 5 世代 ) とは? 4.2 プロトコル構造と各チャネルの役割 4.3 5Gで利用が想定される周波数 4.4 フレーム構造 4.5 下りリンク無線アクセス 4.6 上りリンク無線アクセス 4.7 アクセス プロシージャと無線インタフェースプロトコル 4.8 5Gで使用されるマルチアンテナ技術 コラム 1 MIMO を数式的視点から理解しよう 第 5 章 4G( 第 4 世代 ) のアーキテクチャ EPS を支えるパケット コア基盤 EPC 5.1 3GPPで標準化された4Gシステム EPS とパケット コア EPC 5.2 EPCの基本アーキテクチャとその機能 5.3 ローミングの場合のEPCアーキテクチャ (GTPベースのS8インタフェース) 5.4 EPSのプロトコル構成 5.5 EPSにおけるベアラの概念とQoS 5.6 加入者情報管理機能 / ユーザー認証 許可機能とモビリティ管理機能 5.7 EPSにおけるセッション管理機能 5.8 EPSにおけるUEのIPアドレスの設定 5.9 3GPPアクセス内でのハンドオーバー (HO) 5.10 非 3GPPアクセス ネットワークとの相互接続 5.11 EPSとCDMA2000 HRPDアクセスの最適化相互接続アーキテクチャ 5.12 PCCアーキテクチャとEPSとの連携 5.13 EPCの進化 第 6 章 4GのEPCから5Gコア (5GC) への進化 NFV/SDN 分散クラウド ネットワーク スライシングを導入へ 6.1 5Gシステム ( コア ) の4つのキー技術 6.2 ネットワーク機能の仮想化 NFVとSDN 6.3 分散クラウド技術 : エッジ コンピューティング 6.4 ネットワーク スライシングの登場と特徴 6.5 5Gコアのアーキテクチャの概要 6.6 ネットワーク発展シナリオ 第 7 章 IP マルチメディア サブシステム (IMS) とその応用 7.1 IMS 導入の背景 2
7.2 IMSアーキテクチャの機能と特徴コラム2 SIPとは? 7.3 IMSの拡張機能 7.4 IMSのアプリケーションへの適応例 7.5 IMSにおける音声サービス (VoIP) 技術 7.6 VoLTE(Voice over LTE) とその発展 第 8 章高度化するスマートフォンの端末構成と特徴 8.1 スマートフォンの端末構成と機能 8.2 4G 通信方式における端末の基本動作 8.3 4Gスマートフォンで実現されるサービス 8.4 4G 高速端末の仕組みと5Gに向けた取り組み 第 9 章 5Gへ向かうスマートフォン時代のモバイルOS GoogleのAndroidやAppleのiOS 9.1 モバイル端末のプラットフォーム化 9.2 プラットフォームとスマートフォンOS 9.3 モバイルOS1:Android 9.4 モバイルOS2:iOS 9.5 モバイルOS3:Windows 10 Mobile 9.6 その他のモバイルOS 9.7 5G 時代のモバイルOS 第 10 章 5G 実現に向けたIoT 規格の標準化動向 セルラー LPWA 規格 LTE-M/NB-IoT 10.1 IoTのユースケースとその分類 10.2 LTEによるLPWA 向け無線アクセス技術 10.3 LTE-Mの概要 10.4 NB-IoTの概要 10.5 IoT 向けシグナリングの最適化 第 11 章第 5 世代移動通信システム (5G) に関する国際標準化の最新動向 11.1 5GのITUでの取り組み 11.2 世界無線通信会議 (WRC) における5Gの周波数の検討 11.3 5Gに向けた3GPPの取り組み 11.4 5Gに関する我が国の検討体制と取り組み状況 3