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発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

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1 / 7 名古屋港管理組合共通仕様書 ( 設計 測量 調査等業務 ) 改定表平成 29 年 7 月 ( 新旧対比表 ) 頁 行又は項目 原 文 改 定 摘 要 10) 総括監督員 とは 主に受注者に対する指示 承諾又は協議及び契約書 設計図書の記載内容に関する確認 10) 総括監督員 とは 主に受

照査計画 その他 ( 特記事項 ) 第 8 条再委託等 1. 本業務請負契約書第 8 条第 1 項に規定する 主たる部分 とは 本業務における総合的企画 業務遂行管理 技術的判断 業務説明資料 報告書の作成方針決定 及び成果物の照査をいい 再委託等 ( 委任又は下請負 ) することはできない 2.

*17

Ⅴ.( 仮称 ) 登大路バスターミナル整備計画 3-3. 平面図 (1) 地上部 1 階平面図 33

(3) 類似施設調査 1) 類似施設を対象に ヒアリング調査を行い 施設整備に関する課題等を整理する (3 施設程度 ) (4) 憩い 交流拠点施設整備のコンセプト ( 案 ) および必要な機能 規模 ( 案 ) の検討 1) コンセプト ( 案 ) の検討前記 (2) (3) の調査結果 さらに

とともに, 高度な技術を要する部門については, 相当の経験を有する技術者を配置するものとする (2) 主任技術者は, 業務の全般に渡り, 技術的管理を行うために必要な能力を有するものとする (3) 主任技術者は, 業務が完了するまで原則として変更できない ただし, やむを得ない理由により変更する場合

Ⅵ 記録映像製作業務 1. 企画業務 2. 撮影業務 3. 編集業務

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05_特記仕様書(当初)

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第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

BIM/CIM 活用における 段階モデル確認書 作成マニュアル 試行版 ( 案 ) 平成 31 年 3 月 国土交通省 大臣官房技術調査課

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様式第19号

3-2 業務内容 (1) 奈良公園クイックガイド 平城宮跡クイックガイドの刷新及び多言語化サイトの作成以下 1~8に記載の内容に基づき 奈良公園クイックガイド及び平城宮跡クイックガイドの刷新及び多言語化を行うこと 1デザイン レイアウト奈良公園や平城宮跡及びその周辺の社寺 観光施設の周遊を誘発する視

の円滑な遂行を図るものとする 4 疑義 本仕様書に定める事項について疑義が発生した場合, または本仕様書に定めない事 項については, 市と作成事業者の協議により決定するものとする 5 機密の保持 ⑴ 作成事業者は, 本業務の遂行上知りえた事項について第三者に漏らしてはならない ⑵ 作成事業者は, 個

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A B) km 1 0 0km 50km 50km (A)(B) 2,600 13,100 11,800 2,600 13,100 11,800 ( 2,476) (12,476) (11,238) 9,190 8,260 7,3

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ごみ処理施設(建屋部)建設に係る設計施工監理業務委託共通仕様書

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再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

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用地補償総合技術業務 における入札参加条件等 2. 業務実績に関する要件 緩和 従来 企業予定主任担当者にもとめる業務実績要件の期間 過去 10 ヶ年 の業務実績 企業予定主任担当者にもとめる業務実績要件の期間 過去 15 ヶ年 の業務実績 したがって H29 契約案件は平成 14 年度以降に完了し

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4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

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の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

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法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

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おりとする (1) 基本構想中長期的な展望に立った 総合的かつ計画的な行政運営の指針とし 将来の都市像とまちづくりの基本理念及びまちづくりの基本目標 ( 政策目標 ) やその方向性を示すもの 平成 33 (2021) 年度から平成 42(2030) 年度までの 10 年間を計画期間とし 10 年間で

「歩く奈良」魅力を伝える紹介紀行文

いう 四 管理技術者 とは 担当技術者の中の 1 名を業務の履行をつかさどる者とし 受注者が発注者に届け出た者をいう 五 担当技術者 とは 社団法人日本補償コンサルタント協会が定める 補償業務管理士研修及び検定試験実施規定 ( 平成 3 年 3 月 28 日理事会決定 ) 第 3 条に掲げる総合補償

次のとおり一般競争入札に付しますので 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 1 6 号 ) 第 167 条の 6 第 1 項及び奈良市契約規則 ( 昭和 40 年奈良市規則第 43 号 ) 第 2 条の規定により公告します 平成 30 年 7 月 2 日 奈良市長仲川元庸 1 入札に付する事項

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき


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3. 現地工事実施にかかる許認可業務対象国にて現地工事を実施する場合 現地工事の対象となる土地の所有者の確認 使用の許可や現地工事を管轄する省庁からの許認可の必要の有無を受注者が必ず確認してください 許認可や利用許諾等が必要な場合は それらを取得してから下請負先と契約締結し 現地工事の発注を行うよう

Ⅰ 総則 1 業務委託の目的本市では 平成 20 年 7 月に策定した茅ヶ崎市景観計画に基づき 平成 27 年 7 月に茅ヶ崎公共サインガイドライン ( 以降 ガイドライン ) を策定した ガイドラインでは 歩きたい出掛けたいサイン を目標に ユニバーサルデザインに配慮しながら まちの魅力を伝えるサ

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

9 受託者は ポータルサイトの修正 更新 保守管理等を行うこと 10 寄附者の利便性向上のため クレジット決済以外に提供できる決済方法があれば提案すること (2) 寄附者への対応業務 1 寄附者からの問い合わせに対応するため 電話又は電子メール等により対応し 情報提供及び説明を行うこと ( 柏原市ま

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2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

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変更理由 備考 地区単価適用年月工期経費適用年月 ( 000 ) 県南 ( H3004 ) 平成 30 年 04 月自当初日数変更平成 30 年 04 月 至 至 当初金額 変更金額 設計 請負 業務価格消費税相当額業務価格消費税相当額 請負増減額 n0-00-V 狭山

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土木工事書類スリム化ガイドの発行にあたり 関東地方整備局では 平成 20 年度の 土木工事書類作成マニュアル 策定を契機に 工事書類の簡素化に努めています また 平成 27 年度より 工事書類の提出方法を事前協議で明確にすることで 紙媒体の提出に加えて電子データを提出する二重提出の防止に向けて取り組

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(6) 上記以外でふるさと納税に関するサービスで 本町制度に活用できるものを提案 業務の詳細については 別添五城目町ふるさと納税推進事業の一括代行業務仕様書のとおりとする 6 参加資格の要件本業務の企画提案に参加する者 ( 以下 参加希望者 という ) は 次に掲げる要件をすべて満たしているものとす

ただし 総合主任担当技術者と構造主任担当技術者 電気設備主任担当技術者と機械設備主任担当技術者は兼務してよいものとする なお 総合及び構造主任担当技術者のうち主たる業務の主任技術者は 受注した法人に所属する者を配置しなければならない 1) 氏名技術者の氏名を記載する 2) 生年月日技術者の生年月日及

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又は4 補償業務全般に関する指導監督的実務の経験 7 年以上を含む20 年以上の実務の経験を有する者で 契約書第 10 条により 受注者が発注者に届け出た者をいう 六 照査技術者 とは 発注者が 主任担当者 と同等の知識及び能力を有すると認めた者で 契約書第 11 条により 受注者が発注者に届け出た

( 対象工事等 ) 第 3 条 (1) 設計業務等は 全件実施とする ただし 建物調査及び工損調査 ( 以下 建物調査等とする ) や現場技術業務委託等については 試行とする (2) 土木工事の写真については 当初設計金額が1,000 万円以上のものは 実施とする また 当初設計金額が1,000 万

変更理由 備考 地区単価適用年月工期経費適用年月 ( 000 ) 県南 ( H3004 ) 平成 30 年 04 月自当初日数変更平成 30 年 04 月 至 至 当初金額 変更金額 設計 請負 業務価格消費税相当額業務価格消費税相当額 請負増減額 V 狭

神崎川橋梁および中島川橋梁耐震性能向上概略設計業務

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NO 質問内容該当資料名 ( 頁 ) 回答 1 今までの実績から勘案して 委託業者におけるPC 端末の台数はどれくらい必要か? また性能はどれくらいのもの業務委託仕様書が求められるか? 市では現在 ふるさと寄附推進室で業務を行っており 基本的な業務は管理職 1 名と職員 2 名 嘱託職員 2 名 臨


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平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

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管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

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Transcription:

業務説明書 奈良公園 ( 仮称 ) 登大路バスターミナル交通運用検討業務委託 ( 奈良公園移動円滑化支援事業 ( 主プロ )) 平成 29 年 10 月 奈良県奈良公園事務所

1. 業務の目的奈良県では現在 奈良公園への車両の流入を抑制し 周遊環境を向上させるため 奈良公園内での周遊バスなどの乗り継ぎ拠点や観光バスの乗降 駐機場所として 県庁舎東側に ( 仮称 ) 登大路バスターミナル ( 以下 バスターミナル ) を整備中である バスターミナルには 奈良公園に来訪する観光バス等のコントロールシステムを整備するほか これまで複数の関係機関に分散していた 奈良公園に関連した交通対策システムを集約し これらを一体的に運用するコントロールセンターの開設を予定している 本業務では 既往の検討業務の成果を参考にし 3-1. バスターミナル内に設置するコントロールセンターの運用検討 3-2. 交通情報システムの検討 3-3. コントロールセンターの実施設計を行い 渋滞対策としてバスターミナル内に設置するコントロールセンターの運用方法について決定することを目的とする ( 図 1 参照 ) なお 運用方法の検討にあたっては 下記の考え方を基本とする 運用方針 通常期乗降 : バスターミナル駐機 : 高畑駐車場 繁忙期乗降 : バスターミナル ( 必要に応じて大仏殿前駐車場を活用 ) 駐機 : 高畑駐車場 大仏殿前駐車場 その他 想定されるされる課題 繁忙期の渋滞時におけるバスの乗降場所の取り扱い バスターミナルのバス IN OUT の輻輳による周辺交差点への交通負荷の増加 乗降場所 ~ 駐機場所までのバス移動による周辺交通環境への交通負荷の増加 無予約バスの増加 団体バスや一般車への適切な交通情報の提供等 運用計画の作成作成にあたってのにあたっての視点視点 バスターミナル開業後において 奈良公園中心部への観光バスの流入を防ぐと ともに 大宮通等の主要道の交通渋滞を悪化させないことを目的とした バス ターミナル及び駐車場 ( 高畑 大仏殿前 登大路 ) 郊外の駐機スペース 交 通誘導員の配置等の運用手法についての考え方 奈良公園周辺の迷走車両を減少させることを目的とした 交通情報の効果的な 提供手法として 1 観光バスを対象とした駐車場案内システムの活用 2 一般 車を対象としたカーナビの活用 3 ライブカメラの利用についての考え方図 1 運用検討のフロー

2. 業務の概要 (1) 業務名称奈良公園 ( 仮称 ) 登大路バスターミナル交通運用検討業務委託 ( 奈良公園移動円滑化支援事業 ( 主プロ )) (2) 業務場所奈良市登大路町地内 ( 奈良公園及びその周辺 ) (3) 業務期間平成 29 年契約日から平成 30 年 3 月 23 日まで 3. 業務の内容 3-1. バスターミナル内に設置するコントロールセンターの運用検討バスターミナル及び バスターミナル開業後の団体バス駐車場 ( 大仏殿前自動車駐車場 高畑自動車駐車場等 ) 団体バス駐車場予約システムの運用について 周辺の渋滞状況 無予約バス対策 ( 全体の約 4-5 割 ) 郊外駐車場の活用等の現状の課題を踏まえた上で 次の観点等を参考に検討を行い 運用計画を作成する 1 繁忙期 ( 修学旅行等 ) のバスターミナル周辺を含めた渋滞対策 2 現行の交通形態 ( 一方通行等 ) の変更も含めたバスターミナル周辺の交通流動の検討 3 乗降場所 ~ 駐機場所へのバス移動による交通負荷の軽減のための動線検討 4 駐機場所 ( 近隣 郊外等 ) に応じた利用料金の設定 5 ノンストップ型自動料金収受システムの検討 6 車番認識システム等の活用による 駐機状況のリアルタイム管理 7 将来需要も含め 駐機台数の不足に応じた郊外駐車場の検討 8 予約バス到着 出庫時の交通誘導員の運用方法 ( 通常期 ピーク期 ) 9 無予約バス到着時の交通誘導員の運用方法 3-2. 交通情報システムの検討奈良公園周辺の交通情報 ( 駐車場の満空車 道路渋滞情報等 ) を効果的に提供する手法として 1 観光バス等を対象とした 団体バス駐車場案内システム の活用 2 一般乗用車を対象とした 道路交通情報通信システム (VICS) の活用 3ライブカメラの利用について 次の観点等を参考に設計検討を行う 1 団体バス駐車場案内システム については 既存の駐車場案内システムを利用するため 必要な利用検討を行う 2 VICS 等を活用し 一般車に対して 奈良公園周辺の交通情報をカーナビで提供する上で必要な設計検討を行う 3 既存 新規のライブカメラの設計検討を行う 3-3. コントロールセンターの実施設計 コントロールセンターに必要な機器 ( 種類 数量 ) 費用 ( 初期 運用コスト等 )

レイアウト図 システム構成図等をとりまとめ 実施設計を行う なお 作成する 図面等の縮尺は 1/300~1/500 程度を基本とする 3-4. 概算費用等の算出 上記にかかる概算費用等の算出にあたっては 単価根拠資料を作成するものとする なお 必要な見積徴収は受注者にて行うこと 3-5. 設計協議業務の実施における設計協議は 業務着手時 中間打合せ 3 回 成果品納入時の計 5 回行うものとする ただし 中間打合せは 監督職員と協議の上 打合せ回数を変更できるものとする なお 初回 ( 業務着手時 ) および終回 ( 成果品納入時 ) には 管理技術者が立ち会うものとする 重要な事項についての指示 承認または協議した内容を打合せ記録簿に記録し 監督職員 受注者の両者が確認の上 各々一部以上保管するものとする 3-6. 報告書作成前述した業務内容及び作成資料をとりまとめた報告書を作成するとともに 設計業務の成果として 設計内容の決定経緯と理由 留意事項 費用算定の根拠などの項目について解説し とりまとめて記載した設計概要書を作成するものとする なお 作成する報告書等は A4 または A3 サイズを基本とする 3-7. 参考資料技術提案書の作成にあたっては 以下の資料等を参照すること 1 奈良公園団体バス駐車場予約システム http://www.pref.nara.jp/5816.htm 2 第 11 回奈良公園地区整備検討委員会資料 (( 仮称 ) 登大路バスターミナルの整備 ) http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=30696 3-8. 貸与資料 (1) 参加表明書及び技術提案書の作成にあたり 必要に応じて下記の資料を貸与する 貸与資料は 技術提案書の提出期限までに返却すること (2) 業務実施にあたり 下記の資料を貸与するものとし 初回打合せ時に貸与する なお そのほかに受注者が必要と考える資料については その都度 監督職員と協議すること

(3) 貸与を受けた資料は 参加表明書及び技術提案書の作成 本業務の実施以外に使用してはならない また 貸与された調査 資料等を業務完了後 速やかに県に返還しなければならない (4) 貸与資料 1 平成 27 年度 第 16- 委 -1 他号 ( 仮称 ) 登大路ターミナルコントロール施設検討業務 報告書 CD-R 1 部 3-9. 照査技術者及び照査の実施 (1) 本業務は照査技術者により照査を行うものとする (2) 照査技術者は 下記に示す事項を標準として照査を行い 管理技術者に提出するものとする 1 基本条件の決定に際し 現地の状況のほか 基礎情報を収集 把握しているかの確認を行い その内容が適切であるかについて照査を行う 2 一般図を基に整合が適切にとれているかの照査を行う 3 設計方針及び設計手法が適切であるかの照査を行う 4 設計計算 設計図の適切性及び整合性に着目し照査を行う (3) 照査を実施する時期は次のとおりとする 1 業務計画書提出の際 2 基本方針の精査と修正の際 3 実施設計の検討の際 4 図面作成及び数量計算書作成の際 5 報告書作成の際 4. 電子納品について本業務は電子納品対象業務とする 電子納品とは設計 工事などの各業務段階の最終成果を電子データで納品することをいう ここでいう電子データとは 国土交通省が策定した 土木設計業務の電子納品要領 ( 案 ) ( 以下 両者を総称して 要領 という ) に示されたファイルフォーマットに基づいて作成されたものを指す なお 書面における署名又は押印の取り扱いについては 別途調査職員と協議すること 提出する成果品と数量は次のとおりとするが 要領 で特に記載のない項目については 調査 ( 監督 ) 職員との協議の上決定するものとする 1 CD-R に納めた電子データ 3 部 ( 正 副 控 ) 2 製本版 ( 報告書 ( 簡易製本等 )) 2 部 ( 正 副 )

5. 技術者の資格要件について管理技術者及び照査技術者は次に掲げる 1~4のいずれかの資格を有すること なお いずれの資格も 選択科目もしくは技術部門が1 2は 道路 または 都市及び地方計画 3 4は 道路 または 都市計画及び地方計画 であること 1 技術士 ( 総合技術監理部門 ( 建設 )) 2 技術士 ( 建設部門 ) 3 設コンサルタント登録規程第 3 条第 1 号ロに該当する者 4シビルコンサルティングマネージャ (RCCM) 6. 業務上の留意事項 (1) 本業務の履行にあたっては 特定された提案書と本業務説明書から作成される 特記仕様書によるほか 土木設計業務等共通仕様書 ( 平成 22 年 4 月奈良県土木部 ) によるものとする (2) 業務の履行に際し疑義が生じた場合は 調査職員と協議し その指示に従わな ければならない (3) 業務に用いる諸基準については 最近のものに準拠し 運用その他が改訂され ていないか十分注意を払うこと (4) 業務に伴う必要な経費は 本業務説明書に明記のないものであっても原則とし て請負者の負担とする (5) 委託契約の完了にかかわらず 成果品に誤りがあった場合は 請負者の責任に おいて速やかにその誤りを訂正しなければならない (6) 業務実施体制について 配置予定技術者は発注者と密に連絡できる体制を取ら なければならない (7) 請負者は 県から提供された情報 ( 文書 電磁的記録その他情報の形態を問わ ず その複製物及び提供された情報をもとに作成された資料を含む ) 及び業務上 知り得た秘密を絶対に他人に漏らしてはならない (8) 成果品及び作業工程において作成された資料等に対する一切の権利は 県に帰 属するものとする また これら成果品等の第三者への提供や内容の転載について は 県の承諾を必要とする 以 上