事務連絡平成 28 年 3 月 17 日 各小中学校給与事務担当者 様 徳島県教育委員会教職員課給与担当 臨時教職員の厚生年金保険及び健康保険の被保険者資格に係る事務処理について 臨時教職員の厚生年金保険及び健康保険 ( 以下 社会保険 という ) の被保険者資格の取扱いについては, 平成 28 年 3 月 1 日付け教教課第 997 号で通知しているところですが, 具体的な事務処理につきましては次のとおり行ってください 1 社会保険被保険者資格の継続について (1) 取扱い臨時教職員の任用が 1 日ないし数日の間を空けて再度行われる場合において, 任用終了時にあらかじめ次の任用予定が明らかであるような事実が認められるなど, 事実上の使用関係が継続しているとみなされる場合は, 社会保険の被保険者資格を継続させるものとして取扱う < 例 > 旧所属 空白期間 新所属 社会保険被保険者資格 (2) 該当者の通知該当者については, 教職員課から旧所属に対して, 被保険者資格の継続に係る通知を送付します 通知例については, ( 別紙 1) 被保険者資格の継続に係る通知例 参照
2 被保険者資格に係る事務処理被保険者資格の継続に該当する教職員については, 次のとおり処理してください (1) 新所属における任用が 市町村立小中学校の臨時教職員 である場合旧所属は, 対象教職員のが終了する際, 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 ( 別紙様式 ) を作成の上, 以下の書類を新所属へ送付してください ( 旧所属と新所属が同一の所属である場合は不要 ) 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 被保険者資格の継続に係る通知の写し 標準報酬月額は, 旧所属での任用終了時点における額が, 新所属においてもそのまま適用されることとなります その他, 社会保険に係る各種の取扱いについては次のとおりです 健康保険被保険者証 返却不要です 標準報酬月額 旧所属での標準報酬月額が新所属へ引き継がれます ( 旧所属 ) 健康保険 厚生年金保 提出不要です 険の資格喪失に係る書類 1 ( 新所属 ) 健康保険 厚生年金保 提出不要です 険の資格取得に係る書類 2 1 健康保険厚生年金保険資格喪失申立書, 健康保険厚生年金保険資格喪失届 2 健康保険厚生年金保険資格取得申立書, 健康保険厚生年金保険資格取得届, 年金手帳の写し等 (2) 新所属における任用が 正規採用 である場合社会保険の被保険者資格は, 正規採用日の前日まで継続します 正規採用後は新たに共済組合に加入することとなりますので, 標準報酬月額は引き継がれません 旧所属から新所属への 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 等の送付は不要です その他, 社会保険に係る各種の取扱いについては次のとおりです 健康保険被保険者証 資格喪失日から3 日以内に教職員課へ返却してください 標準報酬月額 引き継がれません 資格喪失日から3 日以内に教職員課へ提出してください ( 旧所属 ) 健康保険 厚生年金保 このとき, 健康保険厚生年金保険資格喪失届の記入にあ 険の資格喪失に係る書類 たっては, 資格喪失年月日 = 正規採用日, 退職 日 = 資格喪失年月日の前日の日付 としてください
(3) 新所属における任用が 県立学校の臨時教員 である場合旧所属における社会保険の被保険者資格は, 新所属での任用開始日の前日まで継続します 標準報酬月額は引き継がれませんので, 旧所属から新所属への 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 等の送付は不要です その他, 社会保険に係る各種の取扱いについては次のとおりです 健康保険被保険者証資格喪失日から3 日以内に教職員課へ返却してください 標準報酬月額引き継がれません 資格喪失日から3 日以内に教職員課へ提出してください ( 旧所属 ) 健康保険 厚生年金保このとき, 健康保険厚生年金保険資格喪失届の記入にあた険の資格喪失に係る書類っては, 資格喪失年月日 = 新所属での任用開始日, 退職日 = 資格喪失年月日の前日の日付 としてください 3 社会保険料について (1) 空白期間に係る月の社会保険料について被保険者資格の継続に該当する教職員について, 任用と任用の間の空白期間に月の末日が含まれている場合, 空白期間に係る月の保険料 ( 新所属における任用開始月の前月分にあたる保険料 ) が新たに発生します < 空白期間に係る月の保険料が発生する例 > 任用終了日 :H28.3.30 空白期間 : H28.3.31 ~ H28.3.31 3 月の末日が含まれるため, 3 月分の保険料が発生する 任用終了日 :H28.3.17 空白期間 : H28.3.18 ~ H28.3.31 3 月の末日が含まれるため, 3 月分の保険料が発生する 10 月 11 月 任用終了日 :H28.10.25 任用開始日 :H28.11.4 空白期間 : H28.10.26 ~ H28.11.3 10 月の末日が含まれるため, 10 月分の保険料が発生する < 空白期間に係る月の保険料が発生しない例 > 空白期間 : H28.4.1 ~ H28.4.14 月の末日が含まれないため, 空白期間に係る月の保険料は 任用終了日 :H28.3.31 5 発生しない 9 月 10 月 空白期間 : H28.9.19 ~ H28.9.27 月の末日が含まれないため, 任用終了日 :H28.9.18 任用開始日 :H28.9.28 空白期間に係る月の保険料は発生しない
(2) 空白期間に係る月の保険料の徴収方法空白期間に係る月の保険料が発生した場合, 以下の方法により保険料を徴収します ア新所属における任用が 市町村立小中学校の臨時教職員 ( 手計算対象 ) である場合新所属において最初に支給される給与から, 任用開始月の前月分の保険料を併せて控除してください < 例 > 助教諭等 旧所属 新所属 任用終了日 :H28.3.30 新所属において支給する 4 月分給与から 3 月分保険料 ( 及び 4 月分保険料 ) を控除する 臨時補助員 (22 条 ) 旧所属 新所属 任用終了日 :H28.3.17 新所属において支給する 4 月 1 日 ~4 月 10 日分給与から 3 月分保険料を控除する 臨時補助員 (22 条 ) について, 新所属での任用開始月中に支給される給与がない場合や, 支 給額が少額のため保険料が控除できない場合については, 別途納入通知書で保険料を納入す る必要がありますので, 教職員課給与担当までご連絡ください イ新所属における任用が 市町村立小中学校の臨時教職員 ( 電算定欠 ) である場合新所属において最初に支給される給与 (4 月分給与 ) から, 任用開始月の前月 (3 月 ) 分の保険料を併せて控除します 控除の処理については, 教職員課が行います ウ新所属における任用が 正規採用 又は 県立学校の臨時教員 である場合給与から保険料を控除することができませんので, 空白期間に係る月の保険料は教職員本人が別途納入通知書で納付することとなります 納入通知書は教職員課が作成し, 新所属へ送付します 納入通知書の送付を受けた所属は, 対象教職員に納入通知書を配付してください 4 その他 今回の取扱いの変更は, 厚生年金保険及び健康保険の被保険者資格のみが対象となります 雇用保険の被保険者資格については, すべて従来のとおりの取扱いとなりますので, 注意してください 3 月にが終了する臨時教職員については, 平成 28 年 2 月 23 日付け事務連絡 平成 28 年 3 月中にが満了する臨時職員の社会保険の資格喪失に係る事務処理について ( 通知 ) の内容に基づき, 資格喪失に係る書類を既に提出していただいておりますが, 今後教職員が被保険者資格の継続に該当したことにより提出書類の記載内容に変更が生じた場合においても, 再提出の必要はありません ( 教職員課で適宜修正します )
定( 別紙 1) 被保険者資格の継続に係る通知例 教教課第 号平成 年 月 日 小 ( 中 ) 学校長 殿 徳島県教育委員会教職員課長 臨時教職員の厚生年金保険及び健康保険の被保険者資格の取扱いについて ( 通知 ) 次の教職員については, 現在の終了後においても, 厚生年金保険及び健康保険の被保険者資格を喪失させることなく取扱うこととしますので, 被保険者資格に係る事務について適切に処理してくださいますようお願いします なお, 対象となる教職員に被保険者資格が継続される旨を御周知ください 対象者氏名 回任用予所属 小 ( 中 ) 学校 任用開始予定日 平成 年 月 日 備考臨時教職員 備考欄には, 正規採用 臨時教職員 等の別が記載されます 次
( 別紙様式 ) 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 1 教職員氏名 2 現所属におけるの終了日 平成年月日 3 の終了日における標準報酬月額 円 上記のとおり相違ないことを証明します 平成年月日 学校長
作成例 健康保険 厚生年金保険標準報酬月額等証明書 1 教職員氏名 2 現所属におけるの終了日 平成 28 年 3 月 30 日 3 の終了日における標準報酬月額 260,000 円 任用の途中で標準報酬月額が 改定されている場合がありますので, 注意してください 上記のとおり相違ないことを証明します 平成 28 年 3 月 30 日 中学校長 印