豊橋市共用空間 GML 作成説明書 2013/03/14 有限会社ジオ コーチ システムズ http://www.geocoach.co.jp/ info@geocoach.co.jp 豊橋市共用空間 GML 作成 プログラムについての説明書です この説明書は次のバージョンに対応しています アプリケーション名バージョン日付 豊橋市共用空間 GML 作成 7.0.2 2013/03/14 プログラムのインストールについては GeoCoach3D シリーズ 7 インストール説明書 を参照してください http://www.geocoach.co.jp/download/geocoach3d-series-7-install.pdf 豊橋市共用空間 GML 作成 とフリーソフト JPGIS-XML ビュー F の表示などの機能は共通です 共通する機能につ いては JPGIS-XML ビュー F の説明書を参照してください アプリケーション名 バージョン 日付 JPGIS-XML ビュー F 7.0.2 2012/11/22 説明書 http://www.geocoach.co.jp/jpgis/geocoach3d-jpgis-f-7-0-2-manual.pdf フリーソフトダウンロードhttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se433427.html 目次 1. GML 変換メニュー... 1 1.1. シェープファイルからGMLへ変換... 1 1.1.1. 入力シェープファイル... 2 1.1.2. 豊橋市共用空間 GMLとシェープファイルの対応.csv... 2 1.1.3. 作成するGMLのXMLファイル... 3 2. ファイルメニュー... 7 2.1. 開く GML-XML... 7 2.2. 開くシェープファイル... 9 3. チェックメニュー... 10 3.1. シェープ連続する同一座標点... 10 4. その他... 12 4.1. 更新記録... 12 4.2. 索引... 12
1. GML 変換メニュー メニュー GML 変換 の説明です 1.1. シェープファイルから GML へ変換 シェープファイルから GML(Geography Markup Language) 形式の XML ファイルを作成します BdLGutter.shp BridgeFactor.shp BridgeName.shp *.shp 変換 BdLGutter.xml BridgeFactor.xml BridgeName.xml *.xml シェープファイルフォルダ ( 入力 ) 変換するシェープファイルのフォルダを指定します シェープファイルの座標は平面直角座標系です 豊橋市共用空間 GML とシェープファイルの対応.csv 変換の設定ファイルを指定します 豊橋市共用空間 GML とシェープファイルの対応.csv はアプリケーションのインストールフォルダにあります 豊橋市道路台帳 AppSchema-v1_0.xsd( 入力 ) 豊橋市道路台帳 AppSchema-v1_0.xsd を指定します 平面直角座標系作成する XML ファイルには平面直角座標系番号を記録します 7 を指定します GML-XML フォルダ ( 出力 ) 1
作成する XML ファイルのフォルダを指定します Dataset の属性作成する XML ファイルの Dataset タグに記録する属性の文字列を指定します description と title 作成する XML ファイルのタグ description と title の文字列を指定します Dataset の属性のデフォルトの文字列です xmlns:tsdi="http://www.city.toyohashi.aichi.jp/sdi/schema/1.0" xmlns:gml="http://www.opengis.net/gml/3.2" xmlns:sch="http://www.ascc.net/xml/schematron" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/xmlschema" xsd:schemalocation="http://www.city.toyohashi.aichi.jp/sdi/schema/1.0 AppSchema-v1_0.xsd" 豊橋市道路台帳 1.1.1. 入力シェープファイル 変換対象のシェープファイルのファイル名は XML の地物名と同じとします BdLGutter.shp BridgeFactor.shp BridgeName.shp *.shp 変換 BdLGutter.xml BridgeFactor.xml BridgeName.xml *.xml シェープファイルのタイプは XML の地物と同じになっている必要があります XML の地物のタイプ Point Curve Surface シェープファイルポイントポリラインポリゴン シェープファイルの座標は平面直角座標で記録されているものとします 1.1.2. 豊橋市共用空間 GML とシェープファイルの対応.csv シェープファイルと XML ファイルの情報の対応関係を定義します このファイルはインストールフォルダ (C: Program Files GeoCoachSystems 豊橋市共用空間 GML 作成 ) にあります シェープファイルから XML ファイルを作成する際に 1,2,3 列の XML の地物名 XML のタグ名 シェープのフィールド名 を参照します 4,5 列目は参照していません 1 列目が ' で始まる行はコメント行です 下図の例では 27 行までがコメント行で 28 行からが設定です 2
列 型 内容 1 文字列 XML ファイルの地物名次の行からは空白にしておきます 2 文字列 XML ファイルの地物のタグ名 XML のタグが複数のタグを含む場合は / でタグ名を分けます 3 文字列 シェープファイルのフィールド名フィールド名は 10 バイト ( 全角で 5 文字 ) までです 4 整数 シェープファイルのフィールドの型 C 文字列 N 数値空白の場合は C の文字列になります 5 整数 シェープファイルのフィールドのバイト数 1 以上 255 までです 空白の場合 実際のデータのバイト数から計算します 6 文字列 シェープファイルのフィールドの小数点以下桁数 数値の場合に指定します 空白の場合は 0 とします 1.1.3. 作成する GML の XML ファイル 下図は作成した XML ファイルを InternetExore で開いた例です 作成する XML の文字コードは Shift_JIS です タグ Dataset の属性の文字列はダイアログで指定された 5 行の文字列をそのまま記録します 最後の gml:id="dataset1" はプログラムが付加します gml:description と gml:title はダイアログで指定された文字列を記録します 3
地物の gml:id は 1 から順番に番号付します 図形の gml:id は地物の ID の _1-g を付加します もし シェ ープファイルがマルチパートで複数の図形を持つ場合は _2-g _3-g と付けていきます 各属性は シェープファイルのフィールドの文字列をそのまま記録します シェープファイルのフィールドが空白の場 合は そのタグは XML に記録しません 属性 srsname には ダイアログで指定された平面直角座標系番号を記録します 座標は シェープファイルの XY 座標をそのまま記録します シェープファイルの座標は平面直角座標系になっている ことを前提にしています 座標はメートル単位で 小数点以下 3 桁までです 座標値の順序は 測量 X 測量 Y ( 数学 Y 数学 X ) です 4
シェープファイルの以下のフィールドを XML の属性に変換します フィールド名 fukuin kukan kanriban kyoryo Rosen SLINKID text tonneru XML の属性 fukuin kukan kanriban kyoryo rosen SLIKID text tonneru シェープファイルのフィールド angledeg code F0.70 point_heig は変換しません シェープファイル名 ( 地物名 ) の定義が XSD ファイルにない場合 変換しません レコードがない ( 図形がない ) シェープファイルは変換しません 5
シェープファイルでの 長さが 0 のポリラインは変換しません 6
2. ファイルメニュー 2.1. 開く GML-XML 作成した GML の XML ファイルを開いて確認するためのメニューです 開く GML 1 と 開く GML 2 は同じ機 能ですが それぞれ直前に開いたフォルダや設定を記録しますので ひとつは作成した GML 用 ( 平面直角座標系 ) ひと つは国土地理院からダウンロードした基盤地図情報の GML 用 ( 緯度経度 ) と使い分けできます XML ファイルの座標は平面直角座標系で記録されているので 座標が緯度経度の場合 平面直角座標系で表示する を OFF にしてください 表示色の設定はインストールフォルダの JPGISColorTable.csv で設定しています このメニューは国土地理院の基盤地図情報の GML ファイルも開いて表示できます 国土地理院の GML の座標は緯度 経度で記録されているので 平面直角座標系を指定して開いてください すべての XML を開くには メモリ使用量が大 7
きくなるので 64bit の PC が必要です 8
2.2. 開くシェープファイル 変換元のシェープファイルを開いて 変換した GML との位置確認できます 9
3. チェックメニュー 3.1. シェープ連続する同一座標点 シェープファイルのポリラインの点列について 同じ座標が連続するケースを検出します メニュー [GML 変換 ]-[ シェープファイルから GML へ変換 ] では 変換元のシェープファイルのポリラインの長さが 0 の場合 その旨をレポートします 先に このメニュー シェープ連続する同一座標点 でチェックしておくことが可能です 最終的に 自動処理できないケースが残ることがあります これは ポリラインの 2 点の座標が微小な距離だけ異なっ ている場合です この場合は ポップアップメニュー [ 要素 ] 要素削除 で このシェープが削除できます 10
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4. その他 4.1. 更新記録 7.0.0 2012/05/31 最初のバージョン 7.0.1 2012/06/03 メニュー シェープファイルから GML へ変換 で 道路 歩道 分離帯 以外の地物の変換も追加しました 豊橋市共用空間 GML とシェープファイルの対応.csv に設定を追加しました ファイルメニューの 開く GML を 開く GML 1 と 開く GML 2 に増やしました 7.0.2 2012/06/03 メニュー シェープファイルから GML へ変換 で 追加 変更された地物と新しいスキーマに対応 4.2. 索引 緯度経度, 7 平面直角座標系, 1, 4, 7 12