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本日お話しさせて頂くこと P. P.3 P.6 P.5 JAL コーポレートサイト受賞 旅客基幹システム刷新プロジェクト受賞 ( 注 ) 当資料における表中の値は 金額は億円未満を切り捨て 比率は小数点以下第 2 位を四捨五入して表示しております

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

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2017年度 決算説明会資料

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General Presentation

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

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( 参考 ) 個別業績の概要平成 29 年 9 月期第 1 四半期の個別業績 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 28 年 12 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高営業利益経常利益四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万

サマリー

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(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

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3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

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2018年度第1四半期 決算説明資料

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決算概況

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(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 1 四半期 27,832 10, , 年 6 月期第 1 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

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注記事項 (1) 当中間期における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無

目次 2011 年度業界需要動向 1 日経代販価格推移 2 主要原燃料価格の推移 年度連結業績概要 4 主要製品品種別売上実績 5 連結営業利益増減益内訳 (2010 年度対 2011 年度 ) 年度連結業績予想 7 連結営業利益増減益内訳 (2011 年度対 2012

注記事項 (1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 (2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無 (3) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 2 1 以外の会



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日本航空株式会社 2013 年 3 月期第 3 四半期決算説明会 2013 年 2 月 4 日

目次 2013 年 3 月期第 3 四半期業績サマリー 第 3 四半期決算業績概況 P.3 2013 年 3 月期通期業績見通しの変更 P.4 2013 年 3 月期配当方針について P.5 787 型機の運航見合わせについて P.6 2013 年 3 月期第 3 四半期業績詳細 連結経営成績 P.8 営業利益増減の推移 P.9 国際旅客事業 P.10-11 国内旅客事業 P.12-13 主要営業費用項目 P.14 財務状況 P.15 キャッシュフロー P.16 2013 年 3 月期通期業績予想 連結業績 P.18 予想連結営業利益の修正 P.19 連結貸借対照表 / キャッシュフロー P.20 参考資料 国際線収入大路別実績 P.22 2013 年 3 月期予想 ( 航空運送事業 ) P.23 航空機保有数の推移 P.24 路線 便数計画の更新情報 P.25 1

2013 年 3 月期第 3 四半期業績サマリー 常務執行役員財務経理本部長斉藤典和

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第 3 四半期決算業績概況 第 3 四半期累計の営業利益は 1,581 億円となり ( 前年同期比で 2.2%) 高い営業利益率を維持 自己資本比率は 44.8% となった ( 単位 : 億円 ) 10,000 営業収益 9,091 9,420 営業利益 ( 単位 : 億円 ) 営業利益率 2,000 17.8% 16.8% 20% 8,000 6,000 1,750 1,616 1,581 15% 4,000 2,000 +3.6% 1,500 1,250 2.2% 10% 5% 0 FY11 Q3 累計 FY12 Q3 累計 1,000 FY11 Q3 累計 FY12 Q3 累計 0% ( 単位 : 億円 ) 前年度末 2012/3/31 当四半期末 2012/12/31 前年度末差 自己資本比率 (%) 35.7% 44.8% +9.1pt 3

今第 3 四半期累計の営業収益は 9,420 億円 営業利益は 1,581 億円となりました 営業利益率は昨年より1% 減尐したものの 16.8% と引き続き高い水準を維持いたしました 資本は 順調に積み上がり 自己資本比率は前年度末 35.7% であったところ 当四半期末は 44.8% となりました 中期経営計画の目標値として掲げた50% に向けて 順調に進捗しております

2013 年 3 月期通期業績見通しの変更 ( 単位 : 億円 ) 営業利益の上方修正 営業利益率 13.6% +210 億円 (+12.7%) 営業利益率 15.1% 営業利益率 12.3% +150 億円 (+10.0%) 1,860 1,650 1,500 前々回予想期初予想前回予想今回予想 (9 月 19 日公表 ) (11 月 2 日公表 ) 今回予想 4

今年度は第 3 四半期まで 営業利益が堅調に推移したことや費用効率化が着実に進んでいる状況 を踏まえ この度 2013 年 3 月期通期の業績予想を上方修正することといたしました 営業利益は第 2 四半期決算発表にて公表した 1,650 億円から 210 億円増加の 1,860 億円 営業利益率については 1.5pt 増加の 15.1% になる見込みです

2013 年 3 月期配当方針について 配当性向の修正 株主の皆さまへ積極的に利益還元する基本方針に鑑み 今期配当性向を15% 程度から20% 程度へ修正 目標とする自己資本比率 50% 達成を控え 株主還元策を強化今期以降の配当性向 前回公表配当性向 連結当期純利益の 15% 程度 連結当期純利益の 20% 程度 配当金の見通し 2013/3/31 2013 年 3 月期当期純利益見通し 1,630 億円 発行済株式数 181,352,000 株 2013 年 3 月期配当金 180 円 00 銭 5

当社は株主の皆さまへの還元を経営の最大の目標の1つと位置づけており 安定的に収益を上げ 配当していくことを目指しております 従来 目安とすべき配当性向としまして 連結当期純利益の15% 程度を表明し 財務体質強化のため自己資本比率が50% に達した段階で見直しを検討する とお話させていただいておりました 上場以来 多くの投資家の皆さまから株主還元の充実を求めるお声をいただいてきました 当社経営としてこれを真摯に受け止め積極的にお答えしたいこと また今般 業績が堅調に推移し自己資本比率 50% の達成が視野に入ってきたことから 今期以降の配当性向の上方修正を決定いたしました 今期以降の配当性向は連結当期純利益の20% 程度とし 現状の利益見通しにおける一株当たり配当金は180 円 00 銭を見込んでおります 引き続き 収益性を重視した経営を行い 株主の皆さまと成長を分かち合えるよう取り組んでまいります

787 型機の運航見合わせについて 1 月 16 日より 787 型機 ( 保有 7 機 ) による運航を見合わせ 保有代替機材による運航を実施 至近の対応 一時的に運休 路線 運休期間 週間便数 成田 = サンディエゴ 2013 年 1 月 16 日 ~28 日 4 (2 月 4 日時点 ) 代替機材による運航 路線 代替機材 変更期間 週間便数 成田 = ボストン 777-200ER 2013 年 1 月 19 日 ~ 7 成田 = サンディエゴ 777-200ER 2013 年 1 月 30 日 ~ 4 成田 = モスクワ 777-200ER 2013 年 1 月 18 日 ~ 3 今後の対応について 既存 787 型機投入路線について 自社保有機材へ機材変更し運航を継続一部路線において運航日 スケジュール変更を実施 2/18-28 欠航 成田 = ボストン 4 便 成田 = サンディエゴ 2 便 ヘルシンキ路線について 2 月 25 日の開設を延期することを決定 新しい開設時期は確定次第改めてご案内 (2 月 4 日時点 ) 成田 = シンガポール 767-300ER 2013 年 1 月 19 日 ~ 14 羽田 = シンガポール 767-300ER 2013 年 1 月 19 日 ~ 7 羽田 = 北京 767-300ER 2013 年 1 月 17 日 ~ 7 1 月 16 日 ~2 月 28 日間の欠航 便数 影響旅客数 欠航 56 約 6,570 名 2 月 28 日までの期間 3 月 1 日以後の運航便状況については決定次第お知らせ 参考 機種別座席数 機材 座席数 787-8 186 (C (1) :42 Y (2) :144) 777-200ER (3) 245 (C:56 Y:189) 767-300ER (3) 227 (C:30 Y:197) 737-800 (3) 144 (C:12 Y:132) 注 : 1. C= ビジネスクラス 2. Y= エコノミークラス 3. 代表機材例 6

ボーイング787 型機の運航見合わせについてご説明いたします 当社はボーイング787 型機の運航を1 月 16 日から運航を見合わせており 1 月 31 日までに28 便が欠航いたしました また 今月 25 日に東京 = ヘルシンキ線を開設予定でありましたが 開設時期を見直すことといたしました 新しい開設時期につきましては準備ができ次第発表させていただきます ボーイング787 型機の運航見合わせによりお客さま 関係の皆さまにご迷惑 ご心配をおかけしておりますことを 心よりお詫び申し上げます

2013 年 3 月期第 3 四半期業績詳細

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連結経営成績 営業収益 9,420 億円 営業利益 1,581 億円 売上高営業利益率は 16.8% ( 単位 : 億円 ) 前年同期第 3 四半期累計前年同期比第 3 四半期 (1) 前年同期比 営業収益 9,091 9,420 +3.6% 3,078 0.5% 航空運送連結 8,169 8,430 +3.2% 2,753 0.8% 営業費用 7,474 7,838 +4.9% 2,618 +3.2% 航空運送連結 6,674 7,043 +5.5% 2,353 +3.8% 営業利益 1,616 1,581 2.2% 459 17.1% 航空運送連結 1,494 1,387 7.2% 400 21.4% 営業利益率 (%) 17.8% 16.8% 1.0pt 14.9% 3.0pt 経常利益 1,560 1,542 1.2% 431 18.4% 四半期純利益 1,460 1,406 3.7% 409 15.8% RPK( 百万人キロ ) 38,816 43,009 +10.8% 14,468 +6.6% ASK( 百万席キロ ) 58,532 61,075 +4.3% 20,279 +1.3% EBITDAマージン (%) (2) 24.7% 23.3% 1.3pt 21.7% 3.0pt EBITDARマージン (%) (3) 27.3% 25.8% 1.5pt 24.2% 3.2pt ユニットコスト ( 円 ) (4) 11.4 11.5 +0.1 11.6 +0.1 注 : 1. 第 3 四半期 (10-12 月 ) の実績は第 3 四半期累計実績 (4-12 月 ) から第 2 四半期 (4-9 月 ) の実績を差し引いて算出 2. EBITDAマージン =EBITDA/ 営業収益 EBITDA= 営業利益 + 減価償却費 3. EBITDARマージン =EBITDAR/ 営業収益 EBITDAR= 営業利益 + 減価償却費 + 航空機材賃借料 4. ユニットコスト = 航空運送連結費用 /ASK 8

当第 3 四半期の営業収益は内際における旅客数の増加を主な要因として前年同期対比で3.6% 増加し 9,420 億円となりました 商品サービス強化のための費用 航空機償却年数短縮による減価償却費の増加 燃油市況の上昇等により営業費用は 対前年同期比で4.9% 増の7,838 億円となっております 以上の結果 当社の営業利益は対前年比 2.2% 減尐し 1,581 億円となりました

営業利益増減の推移 第 3 四半期累計 ASK 前年同期比 : +4.3% RPK 前年同期比 :+10.8% ( 単位 : 億円 ) 1,616 前年同期 国際旅客 +6.7% +193 国内旅客 +62 国際貨物 +1.7% 6.0% 収入 +328 億円 24 その他収入 燃油費 +4.6% 7.6% +97 131 34 億円 ( 2.2%) 供給連動 5.1% 31 商品 サービス強化費用 減価償却費 ( 航空機償却年数短縮 ) 人件費 ( 賞与 ) など 収入連動 2.0% 6 費用 +363 億円 その他費用 4.0% 194 1,581 第 3 四半期累計 費用効率化の進捗状況 ( 航空運送事業 ) ( 単位 : 億円 ) 部門別採算制度の浸透による 費用削減 生産性向上による費用削減 30 45 第 2013 3 四半期年 3 月期第累計 3 四半期 100 2013 年 33 月期通期予想 9

収入面では旅客数増加による収入増 そして関連会社の収入増によって 合計 328 億円の収入増になりました 費用面では 燃油価格の上昇 供給量の増加により燃油費が増加したほか 商品 サービス強化のための費用 航空機償却年数短縮による減価償却費 賞与の引上げによる人件費が増加しました 以上 328 億円の収入増 363 億円の費用増の結果 営業利益は前年同期を34 億円下回りました また右のグラフにあります通り 2016 年度までの500 億円規模の費用効率化のうち 今年度は約 100 億円の効率化を目指しています 本四半期までに75 億円のコスト削減を達成し 順調に進捗しております ユニットコストは11.5 円と今年度の予想値と同水準を維持しております

国際旅客事業 ( 輸送実績 ) 国際線前年同期第 3 四半期累計前年同期比第 3 四半期前年同期比 旅客収入 ( 億円 ) 2,889 3,083 +6.7% 980 0.1% 有償旅客数 ( 千人 ) 4,971 5,618 +13.0% 1,840 +4.5% RPK( 百万人キロ ) 22,067 25,430 +15.2% 8,578 +11.8% ASK( 百万席キロ ) 32,059 33,387 +4.1% 11,260 +3.4% 座席利用率 (%) 68.8% 76.2% +7.3pt 76.2% +5.7pt ユニットレベニュー ( 円 ) (1) 9.0 9.2 +2.5% 8.7 3.4% イールド ( 円 ) (2) 13.1 12.1 7.4% 11.4 10.6% 単価 ( 円 ) (3) 58,132 54,878 5.6% 53,278 4.4% 注 : 1. ユニットレベニュー = 旅客収入 /ASK 2. イールド = 旅客収入 /RPK 3. 単価 = 旅客収入 / 有償旅客数 10

国際線においては 当第 3 四半期累計における有償旅客数が対前年比で13% 増加 RPKが 15.2% 増加と 需要の伸びが順調に進んでおります 一方 需要の増加に伴い 復調した観光や海外発の旅客数の大幅な増加に伴い需要構成が変動し 前年同期比で単価は5.6% イールドは7.4% 減尐いたしましたが 旅客収入は6.7% 程度増加しています

国際旅客事業 ( 旅客収入の推移 ) 旅客数の増加を主因として 第 3 四半期累計で前年同期比 193 億円の増収 第 3 四半期累計 2,889 +193 億円 (+6.7%) +268 3,083 欧米 東南アジア等の中長距離路 線好調 <L/F> 当年 ( 前年 ) 米州線 75.9%(74.4%) 欧州線 75.9%(71.8%) 東南アシ ア線 78.0%(68.2%) 74 成田 = ボストン / サンディエゴ線就航 需要構成等 199 その他 +125 ( 燃油サーチャージ 為替等 ) + 前年からの需要回復 + 欧米 東南アジア線好調 + その他施策等 尖閣 竹島影響 尖閣 竹島問題影響 9~12 月のマイナス影響額は約 45 億円 ( 国際旅客収入の 1.5% 程度 ) 前年同期 単価 旅客数 第 3 四半期累計実績 11

国際旅客事業では 第 2 四半期に引き続き 震災影響からの需要回復がみられ 特に欧米 東南アジア等の中長距離路線が好調に推移しました 一方 中国線は尖閣問題により需要が大きく減退しております 当社は需要減退による影響を最小限にとどめるべく 10 月から11 月にかけて一部運休を実施するなどいたしました 単価については 日本発観光需要 また海外発需要の回復が進んだことから 客体構成が変化し 単価は下落いたしました しかし震災からの回復に伴う需要増や 新規就航などの自社供給の増加 円高を背景とした観光需要の取り込みに加え きめ細やかな予約管理の徹底によるロードファクター ( 利用率 ) 向上施策等により 旅客数を大幅に増やし 当第 3 四半期累計では前年比で6.7% 増収し3,083 億円となりました

国内旅客事業 ( 輸送実績 ) 国内線前年同期第 3 四半期累計前年同期比第 3 四半期前年同期比 旅客収入 ( 億円 ) 3,672 3,734 +1.7% 1,230 0.7% 有償旅客数 ( 千人 ) 21,839 22,946 +5.1% 7,719 +0.7% RPK( 百万人キロ ) 16,748 17,579 +5.0% 5,889 0.1% ASK( 百万席キロ ) 26,472 27,687 +4.6% 9,019 1.1% 座席利用率 (%) 63.3% 63.5% +0.2pt 65.3% +0.7pt ユニットレベニュー ( 円 ) (1) 13.9 13.5 2.8% 13.6 +0.4% イールド ( 円 ) (2) 21.9 21.2 3.1% 20.9 0.6% 単価 ( 円 ) (3) 16,817 16,276 3.2% 15,935 1.4% 注 : 1. ユニットレベニュー = 旅客収入 /ASK 2. イールド = 旅客収入 /RPK 3. 単価 = 旅客収入 / 有償旅客数 12

国内旅客事業においても引き続き 昨年からの需要の回復が進んでおります 方面別では特に九州 沖縄路線が堅調に推移いたしました 国内旅客事業も 国際旅客同様 主に観光需要による旅客数の増加に伴い 需要構成が変動し 単価及びイールドはともに前年同期比 3% 程度減尐いたしましたが 旅客収入は1.7% 増加いたしました

国内旅客事業 ( 旅客収入の推移 ) 安定した国内旅客収入を維持し 第 3 四半期累計で前年同期比で 62 億円増 第 3 四半期累計 3,672 111 +62 億円 (+1.7%) +173 3,734 ファーストクラス設定便の増加 羽田 = 沖縄線への導入 クラス J の増席 福岡 = 花巻札幌 = 新潟線の再開 需要構成等 前年からの需要回復 機動的な需給調整 その他施策等 羽田 = 出雲 札幌 = 仙台 福岡 = 宮崎線の増便 年末年始期間に 先得 スーパー先得 を設定 前年実績 単価 旅客数 第 3 四半期累計実績 13

前年は震災の影響で観光需要が落ち込みましたが 当年はそれらの需要が大きく戻ってきたことに伴い 客体構成が変化したことから 単価については減収側に働きました しかしながら 年末年始期間に需要喚起系運賃を設定するなど お客さまの多様なニーズにお応えする運賃設定や 増便 運航機材の大型化実施により 個人 団体の多くのお客さまにご利用いただいた結果 当第 3 四半期累計では前年比で約 1.7% 増収の3,734 億円となりました

主要営業費用項目 営業費用内訳 ( 単位 : 億円 ) 前年同期 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 (1) 前年同期比 燃油費 1,724 1,856 +7.6% 614 +4.9% 運航施設利用費 534 566 +5.9% 186 +1.9% 整備費 183 236 +29.1% 87 +24.9% 販売手数料 169 153 9.1% 51 12.6% 航空機材減価償却費 419 457 +9.0% 154 +10.7% 航空機材賃借料 244 234 4.0% 76 3.0% 人件費 1,590 1,693 +6.5% 564 +3.9% その他 2,609 2,640 +1.2% 882 +0.5% 営業費用計 7,474 7,838 +4.9% 2,618 +3.2% ( 参考 )ASK 第 3 四半期累計前年同期比 :+4.3% 燃油 : シンガポールケロシン ( ドル /BBL) 前年同期 燃油 為替前提 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 前年同期比 128.2 126.5 1.3% 129.3 +3.5% 燃油 : 日本入着原油 ( ドル /BBL) 111.9 114.9 +2.7% 113.6 +3.0% 為替 :US ドル ( 円 / ドル ) 79.0 80.1 +1.4% 79.8 +3.9% 注 : 1. 第 3 四半期 (10-12 月 ) の実績は第 3 四半期累計実績 (4-12 月 ) から第 2 四半期累計 (4-9 月 ) の実績を差し引いて算出 燃油 為替の感応度 ( 営業利益ベース / ヘッジしない場合 ) ( 億円 ) FY11 FY12 原油 (1 ドル /BBL 変動 ) 為替 (1 円 / 米ドル ) 20 20 25 25 14

燃油市況上昇と供給量増加により燃油費が7.6% 増加 供給の増加により運航施設利用費は5.9% 増加 定期整備件数の増加により 整備費が29.1% 上昇 航空機材減価償却費については新造機の導入および償却期間の短縮を行ったことで9.0% 増加 人件費につきましては 賞与水準の回復に伴い 6.5% 増加 その他費用は 1.2% 増加しており その内訳としては 商品サービス強化策実施等による費用が増 加しておりますが 部門別採算浸透による各部門での経費削減の結果 共通経費は減尐しており 費用増加を抑制しています

財務状況 有利子負債残高は返済により 1,751 億円 自己資本比率は 9.1pt 増加の 44.8% ( 単位 : 億円 ) 前年度末 2012/3/31 当四半期末 2012/12/31 前年度末差 総資産 10,876 11,768 +892 現金及び預金 2,724 3,174 +450 有利子負債残高 (1) 2,084 1,751 333 オフバランス未経過リース料 2,294 2,085 209 自己資本 3,885 5,271 +1,385 自己資本比率 (%) 35.7% 44.8% +9.1pt D/Eレシオ ( 倍 ) (2) 0.5x 0.3x 0.2x ネットD/Eレシオ ( 倍 ) (3) 0.2x 0.3x 0.1x 注 : 1. 割賦未払金が含まれる 2. D/E レシオ =( オンバランス有利子負債 ) ( 自己資本 ) 3. ネット D/E レシオ =( オンバランス有利子負債 - 現預金 ) ( 自己資本 ) 小数第 2 位を四捨五入 ( 参考 ) オフバランス未経過リース料込みの D/E レシオ :0.7x ネット D/E レシオ :0.1x 15

次の頁では当社の財務状況についてご説明いたします 有利子負債は昨年度末と比較して 長期借入金やリース債務の返済が進み 有利子負債残高は1,751 億円となりました 自己資本比率は44.8% に達し 中計の目標値である50% に一層近づきました 今後も継続して資本を積み上げ 早期に50% の目標を超えたいと考えております

キャッシュフロー ( 単位 : 億円 ) 前年同期 第 3 四半期累計 前年同期差 税金等調整前四半期純利益 1,612 1,540 72 減価償却費 624 616 8 その他 330 167 163 営業キャッシュフロー合計 1,907 1,989 82 設備投資額 (1) 810 1,106 295 その他 306 10 317 投資キャッシュフロー合計 (2) 504 1,117 613 フリーキャッシュフロー (3) 1,403 872 530 有利子負債返済 (4) 2,517 349 2,168 その他 12 84 97 財務キャッシュフロー 2,504 434 2,070 キャッシュフロー合計 (5) 1,101 438 1,539 EBITDA 2,241 2,198 43 EBITDAR 2,485 2,432 52 注 : 1. 固定資産の取得による支出 2. 定期預金の入出金を除く 3. 営業キャッシュフロー + 投資キャッシュフロー 4. 長期借入金の返済 + リース債務の返済 5. 営業キャッシュフロー + 投資キャッシュフロー + 財務キャッシュフロー 16

Click to edit Master title style 2013 年 3 月期通期業績予想

2013 Click 年 to 3 edit 月期業績予想 Master title ( 連結業績 style ) ( 単位 : 億円 ) FY11 実績 FY12 今回予想 FY12 前回予想前回予想差 営業収益 12,048 12,280 12,150 +130 営業費用 9,998 10,420 10,500 80 営業利益 2,049 1,860 1,650 +210 経常利益 1,976 1,770 1,550 +220 当期純利益 1,866 1,630 1,400 +230 ( 単位 : 億円 ) FY12 今回予想 FY12 前回予想 FY12 今回予想 FY12 前回予想 営業収益 国際旅客収入 4,040 3,920 国内旅客収入 4,820 4,820 貨物郵便収入 840 840 その他の収入 2,580 2,570 燃油費 2,480 2,520 燃油費以外 7,940 7,980 ASK(FY11 実績を100として ) 103.9 104.6 国際線 104.6 105.7 国内線 103.1 103.3 RPK(FY11 実績を100として ) 107.7 106.5 国際線 111.0 109.9 国内線 103.1 102.8 ユニットコスト ( 円 ) 11.5 11.5 燃油前提 ( 米ドル /BBL) シンガポールケロシン日本入着原油 (CIFJ) 130 119 130 119 為替前提 ( ドル / 円 ) 85.0 85.0 18

2013 年 3 月期通期の営業収益予想は前回予想の1 兆 2,150 億円から130 億円増加し 1 兆 2,280 億円になると見込んでいます また 営業利益は前回予想より210 億円 経常利益は220 億円上方修正し 営業利益 1,860 億円 経常利益は1,770 億円となります 当期純利益に関しては1,400 億円から230 億円増加し 1,630 億円になる見込みです なお 為替 燃油前提は 1 ドル 85 円 シンガポールケロシン 130 ドル / バレル 日本入着原油 (CIFJ) は 119 ドル / バレルでおいており前回予想と変更はありません

2013 年 3 月期業績予想 ( 予想連結営業利益の修正 ) 前回公表業績予想より営業利益は 210 億円改善し 1,860 億円へ上方修正 営業収益は 130 億円増加 燃油費は 40 億円減尐し その他費用項目で 40 億円の削減の見込み ( 単位 : 億円 ) 収入 燃油費 +40 費用削減 +40 1,860 1,650 +130 210 億円収支改善 前回予想 収入 +130 億円 費用 +80 億円 FY12 今回予想 19

営業利益を 1,650 億円から 1,860 億円に上方修正しております 787 型機の運航を 年度末まで見合わせると仮定した場合の収支影響マイナス 7 億円は 今回 の修正予想には織り込み済みです 今回見通しでは営業収益で130 億円の増加 燃油費で40 億円の減尐 またその他のコストにおいて 40 億円の削減が実現できると想定しています 営業収益が130 億円回復する背景としては 欧米 東南アジア ホノルル線が好調に推移しているほか中国線の影響が 当初見通しと比べ限定的となる見通しとなったことによります また燃油費の減尐は 市況の上昇が想定以下だったことによるものです その他 40 億円のコスト削減に関しては 供給等諸元見直しに伴う費用減および 共通経費の削減等による成果です

2013 年 3 月期業績予想 ( 連結貸借対照表 / キャッシュフロー ) 連結貸借対照表 ( 億円 ) FY11 末実績 FY12 今回予想 FY12 前回予想前回予想差 総資産 10,876 11,900 11,740 +160 有利子負債残高 2,084 1,590 1,750 160 自己資本 3,885 5,440 5,210 +230 自己資本比率 (%) 35.7% 45.7% 44.4% +1.3pt ネット D/E レシオ ( 倍 ) (1) 0.4x 0.0x 0.0x 0.0x ROA (%) (2) 14.8% 15.2% 12.4% +2.8pt 連結キャッシュフロー ( 億円 ) FY11 実績 FY12 今回予想 FY12 前回予想前回予想差 営業キャッシュフロー 2,566 2,460 2,160 +300 投資キャッシュフロー (3) 624 1,310 1,110 200 フリーキャッシュフロー (3) 1,941 1,150 1,050 +100 財務キャッシュフロー 2,744 570 410 160 EBITDA 2,861 2,660 2,450 +210 EBITDAR 3,184 2,980 2,770 +210 注 : 1. ネット D/E レシオ =( オンバランス有利子負債 + オフバランス未経過リース料 - 現預金 )/( 自己資本 ) 予想値に関しては航空機未経過リース料予想値を用いる 2. ROA = 営業利益 /((( 期初総資産 + 期末総資産 )+( 期初オフバランス未経過リース料 + 期末オフバランス未経過リース料 ))/2) 予想値に関しては航空機未経過リース料予想値を用いる 3. 定期預金の入出金を除く 20

有利子負債は主にファイナンスリース債務の返済が進み 有利子負債残高は1,590 億円を見込んでおります 自己資本は連結純利益見通しの計上によって5,440 億円となり 自己資本比率を45.7% を見込んでおります キャッシュフローの見通しにつきましては 営業利益 1,860 億円見通しにおける営業キャッシュフローは 2,460 億円 投資キャッシュフローはオペレーティングリース機材の買取 航空機前払い金の支払時期の見直しを行ったこと等により 1,310 億円となる見込みです 以上の結果フリーキャッシュフローは1,150 億円を予定しております 財務キャッシュフローは 繰り上げ弁済を予定しており570 億円を見込んでおります

Click to edit Master title style 参考資料

参考 国際線収入大路別実績 ( 単位 :%) 前年同期 旅客収入 ( 対国際線全体比率 ) 第 3 四半期累計 前年同期差 第 3 四半期 前年同期差 太平洋線 32.5% 34.0% +1.5pt 34.5% +2.5pt 欧州線 19.0% 19.0% +0pt 17.0% 0.5pt アジア オセアニア 35.5% 36.0% +0.5pt 38.5% +1.0pt 中国線 13.0% 11.0% 2.0pt 10.0% 3.0pt ( 単位 : 千人 ) 前年同期 有償旅客数 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 前年同期比 太平洋線 1,144 1,271 +11.1% 428 +9.9% 欧州線 459 506 +10.4% 165 +6.7% アジア オセアニア 2,491 2,987 +19.9% 1,016 +11.0% 中国線 875 853 2.6% 229 23.4% ( 単位 : 百万席キロ ) 前年同期 ASK 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 前年同期比 太平洋線 11,189 11,955 +6.9% 4,094 +9.1% 欧州線 6,189 6,221 +0.5% 2,015 2.0% アジア オセアニア 12,193 12,712 +4.3% 4,324 +2.3% 中国線 2,486 2,498 +0.5% 825 3.7% ( 単位 :%) 前年同期 L/F 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 前年同期比 太平洋線 76.2% 81.2% +5.1pt 80.1% +2.7pt 欧州線 69.9% 76.9% +7.0pt 77.7% +6.2pt アジア オセアニア 62.1% 73.4% +11.3pt 76.4% +11.6pt 中国線 66.2% 64.0% 2.1pt 52.1% 13.7pt ( 単位 : 百万人キロ ) 前年同期 RPK 第 3 四半期累計 前年同期比 第 3 四半期 前年同期比 太平洋線 8,523 9,711 +13.9% 3,278 +12.9% 欧州線 4,326 4,781 +10.5% 1,566 +6.5% アジア オセアニア 7,572 9,336 +23.3% 3,303 +20.7% 中国線 1,645 1,599 2.8% 429 23.8% 22

参考 2013 年 3 月期業績予想 ( 航空運送事業 ) 国際旅客 国内旅客 ( 前年同期比 %) 上期 ( 実績 ) 下期 ( 予想 ) 2012 年度 ( 今回予想 ) 上期 ( 実績 ) 下期 ( 予想 ) 2012 年度 ( 予想 ) ASK +4.5% +4.7% +4.6% +7.6% 1.1% +3.1% RPK +17.1% +5.5% +11.0% +7.7% 1.3% +3.1% 有償旅客数 +17.7% +2.1% +9.4% +7.4% 0.4% +3.4% 座席利用率 (%) 76.2% (+8.2pt) 73.4% (+0.0pt) 74.8% (+4.4pt) 62.6% (0.1pt) 62.7% ( 0.1pt) 62.7% ( 0.0pt) ユニットレベニュー ( 円 ) (1) 9.5 (+5.4%) 8.5 ( 4.8%) 9.0 (+0.3%) 13.4 ( 4.3%) 12.9 ( 1.5%) 13.2 ( 2.9%) イールド ( 円 ) (2) 12.5 ( 5.9%) 11.5 ( 5.6%) 12.0 ( 5.6%) 21.4 ( 4.4%) 20.6 ( 1.3%) 21.0 ( 2.8%) 単価 ( 円 ) (3) 55,657 ( 6.4%) 52,184 ( 2.5%) 53,946 ( 4.2%) 16,449 ( 4.2%) 15,723 ( 2.2%) 16,090 ( 3.1%) 注 : 1. ユニットレベニュー = 旅客収入 /ASK 2. イールド = 旅客収入 /RPK 3. 単価 = 旅客収入 / 有償旅客数 23

参考 航空機保有数の推移 航空機数の推移 ( 連結ベース ) 大型機 中型機 小型機 リージョナル機 前年度末 2012/3/31 当四半期末 2012/12/31 増減 所有 リース 合計 所有 リース 合計 Boeing 777-200 15 0 15 15 0 15 -- Boeing 777-200ER 11 0 11 11 0 11 -- Boeing 777-300 7 0 7 7 0 7 -- Boeing 777-300ER 13 0 13 13 0 13 -- Boeing 787-8 2 0 2 7 0 7 +5 Boeing 767-300 17 0 17 16 0 16 1 Boeing 767-300ER 14 18 32 14 18 32 -- MD90 13 0 13 4 0 4 9 Boeing 737-400 16 2 18 14 2 16 2 Boeing 737-800 9 32 41 18 31 49 +8 Embraer 170 10 0 10 11 0 11 +1 Bombardier CRJ200 9 0 9 9 0 9 -- Bombardier D8-400 7 4 11 9 2 11 -- SAAB340B 9 2 11 9 2 11 -- Bombardier D8-300 1 0 1 1 0 1 -- Bombardier D8-100 4 0 4 4 0 4 -- 合計 157 58 215 162 55 217 +2 24

参考 路線 便数計画の更新情報 運休 路線 成田 = ヘルシンキ 減便 関西 = ソウル ( 金浦 ) 国際線 変更内容 ( 往復 ) 機材週間 4 便 週間 0 便 787-8 変更内容 ( 往復 ) 機材週間 14 便 週間 7 便 737-800 運休時期 2013 年 02 月 25 日 ~ 変更時期 2013 年 3 月 31 日 ~ 羽田 = 中部線開設に伴う羽田 中部乗り継ぎ便について 羽田 中部 羽田 出発 到着 出発 到着 08:10 09:10 20:45 21:45 羽田路線 羽田出発時間 羽田到着時間 羽田 = ホノルル 23:30 22:00 羽田 = サンフランシスコ 0:05 22:20 羽田 = パリ 0:40 6:30 羽田 = シンガポール 1:00 5:45 羽田 = バンコク 1:35 6:00 中部路線 中部出発時間 中部到着時間 天津 10:30 17:45 羽田 = 中部線の開設により 羽田空港の深夜早朝時間帯に運航している国際線 中部空港を発着する天津線が乗継可能となり 中部地区と羽田空港の接続性が向上 新規開設 路線変更内容 ( 往復 ) 開設時期 羽田 = 中部 1 日 0 便 1 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 開設 ( 再開 ) 国内線 路線変更内容 ( 往復 ) 増便時期 伊丹 = 松山 1 日 0 便 3 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 函館 1 日 0 便 1 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 三沢 1 日 0 便 1 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 主な増便 路線変更内容 ( 往復 ) 増便時期 羽田 = 札幌 1 日 17 便 18 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 羽田 = 那覇 1 日 13 便 14 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 札幌 1 日 2 便 3 便 2013 年 5 月 1 日 ~ 伊丹 = 福岡 1 日 2 便 5 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 仙台 1 日 6 便 7 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 花巻 1 日 3 便 4 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 新潟 1 日 3 便 4 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 大分 1 日 2 便 3 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 伊丹 = 宮崎 1 日 5 便 6 便 2013 年 3 月 31 日 ~ 本表は時刻表スケジュールに基づいております 787 型機運航見合わせに伴う代替機材は含んでおりません 25

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